JP7213321B2 - サーバ、および、家電機器システム - Google Patents
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Description
ところで、ユーザが機器、例えば冷蔵庫などの家電製品が故障しているとの疑義を抱いた場合、実際に機器が故障していればサービスパーソンを呼び出して特許文献1の掲げるような故障診断を行うことが効果的である。しかしその前に、それがそもそも故障なのか正常なのかをユーザが区別することは必ずしも容易ではないところ、その判断を行えるような構成は、特許文献1には記載も示唆もされていない。
本発明は、ネットワークを介して家電機器に関するユーザからの問合せを取得し、該問合せに対応して家電機器の故障、擬故障及び正常を判定した判定結果を生成又は出力するサーバであって、
ネットワークを介して、前記家電機器から該家電機器の自律制御に供されるセンサデータに基づく動作履歴を取得する記憶部を有し、
該記憶部に記憶された過去の動作履歴を用いて、前記判定を行い、
故障には該当しないと判定した場合、前記問合せに含まれる問合せ項目に対応する擬故障の原因及び/又は解決案を出力することを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
図1は、本実施例における家電製品システムの一例である冷蔵庫システムの構成を示す図である。冷蔵庫システムは、家電製品としての冷蔵庫1、インターネット等の広域ネットワーク2、サーバ3、記憶部31、端末5を有する。
図2は本実施例の冷蔵庫1の側面断面図である。冷蔵庫1は、後述する各センサ検知値を受信したり、冷凍サイクルや電気品への制御信号を出力したり、入力部101を通じたユーザの入力信号を検知したり、広域ネットワーク2を介した通信を行ったりする制御基板10を有し、これにより自律的な制御が行われている。入力部101の配される場所は特に制限されないが、例えば本実施例のように冷蔵室扉111に設けても良いし何れかの貯蔵室内に配しても良い。
冷蔵庫1は、貯蔵室として、冷蔵温度帯の温度を維持するように制御される冷蔵室11、冷凍温度帯の温度を維持するように制御される冷凍室12及び製氷室13、冷蔵温度帯のうち比較的高温に維持するように制御される野菜室14、チルド温度帯の温度を維持しかつ大気圧未満の圧力に減圧可能な減圧室15を有する。減圧室15は冷蔵室11内に設置されている。
冷蔵室11、冷凍室12、製氷室13、野菜室14、減圧室15には、それぞれの貯蔵室の開口を開閉可能な扉として、冷蔵室扉111、冷凍室扉121、製氷室扉131、野菜室扉141、減圧室扉151が設けられている。
冷蔵庫1は、冷気を生成する冷凍サイクルを構成するものとして、冷媒を圧縮する圧縮機161、圧縮された冷媒を外気に向けて放熱させる放熱器(不図示)、冷媒を減圧させる減圧器(不図示)、冷媒を蒸発させる蒸発器としての第1蒸発器162及び第2蒸発器163、を配管で環状で接続して有している。
また、第2ファン165により昇圧される冷気は冷凍室12及び製氷室13に送られて、第2蒸発器163に連通する第2戻り風路(不図示)を通って循環する。
例えば貯蔵室や蒸発器162,163は、何らかの原因又は物理的に不可避に冷えすぎたり着霜したりすることがある。このような場合、その冷え過ぎの領域や着霜した領域を熱して冷え過ぎや着霜を解消することが望まれる。本実施例では、貯蔵室のうち減圧室15の下方、蒸発器162,163近傍それぞれに、電気品の一例としての減圧室ヒータ153、第1蒸発器ヒータ166、第2蒸発器ヒータ167を配している。これらヒータは、通電して発熱する通電型でもよいし、冷凍サイクルの流路を切替えることで冷媒が流れ、この冷媒が放熱するものでもよいが、通電量の調整を通じて細やかな制御がし易い点で通電型の方が好ましい。また、その他の貯蔵室にヒータを配しても良い。冷え過ぎや着霜は、後述するセンサや貯蔵室の目標温度設定の参照を利用して区別又は推定することができる。
冷蔵室11は、電気品の一例として、庫内を照明可能な冷蔵室照明119が設けられている。冷蔵室照明119は、例えば後述する冷蔵室扉センサが開を検知している場合に点灯することができる。その他の貯蔵室にも照明を設けても良い。
給水器は、例えば冷蔵室11に設けられることができ、汲み上げモータにより水を汲み上げて、給水路を通じて製氷容器に給水できる。汲み上げモータと製氷容器モータには、通電したときの電流量を検知する汲み上げモータ電流センサと製氷容器モータ電流センサを有する。汲み上げモータ電流センサの電流量が低い場合、給水器に貯留された水が不足していることを検知できる。給水器内に水がない又は少ないと判断すると、その旨を制御基板10に送信することができる。また、汲み上げモータ電流センサや製氷容器モータ電流センサの電流量が高い場合、これらの故障を推定できる。
冷蔵庫1は、種々のセンサを利用して庫外及び庫内の情報、並びに冷凍サイクルや電気品の駆動状態を検知することができる。
冷蔵庫1は、冷蔵室11に設けた冷蔵室温度センサ114、冷凍室12に設けた冷凍室温度センサ114、製氷室13に設けた製氷室温度センサ134、野菜室14に設けた野菜室温度センサ144を有する。これら温度センサに加えて、湿度を検知する湿度センサを配しても良い。
各貯蔵室の目標温度は、所定値又は入力部101若しくは端末5によって変更可能にされている。変更可能にされている場合、例えば、具体的な温度値をユーザが細やかに指定可能にしても良いし、「弱」「中」「強」のように概ねの指定が可能にしても良い。本実施例では、「弱」「中」「強」のような指定を受付可能にしている。
図3は、冷蔵庫1のサーバ3への情報送信の流れを示すフローチャート、図11は冷蔵庫システム1のシーケンス図である。冷蔵庫1は、サーバ3に向けて、種々のセンサ検知値、電気品や冷凍サイクルの情報を送信する。
冷蔵庫1は、電源の供給を受けると、本明細書に掲げる各種のセンサ値が検知する温度、湿度、扉の開閉、若しくは圧力、電気品や冷凍サイクル中の構成要素の通電量、照明の点灯や消灯、モータ回転数、水の不足といった各種の状態をメモリ(不図示)に記憶する(ステップS101)。冷蔵庫1は経過時間のカウントが可能であり、例えば所定時間(常に一定である必要はない)が経過すると(ステップS110,Yes)サーバ3へ記憶した情報を送信する(ステップS120)。また、冷蔵庫1は、冷蔵庫1の型番や個体ごとに付された固有の識別番号を併せて送信することができる。
図4は、ユーザからの問合せを受領したサーバ3の処理を示すフローチャートである。問合せの受領は、入力部101又は端末5を介してサーバ3が受け取ることができる。
サーバ3は、入力部101又は端末5からの問合せを受領すると(ステップS200)、サーバ3はまず、冷蔵庫1の故障診断を実行する(ステップS300)。本実施例では、圧縮機161、蒸発器162,163、製氷室(汲み上げモータや製氷容器モータ)、ダンパモータ、及び第1ファンや第2ファン、それぞれの故障診断をする。
図5はユーザが選択可能な問合せ項目と、問合せ項目に対応した評価に使用するログ等を出力するセンサ等、問合せ項目に対応して想定される原因を集めた原因群、原因群に属する各原因に対応する解決案とを示す表である。
列「原因群」、「影響度」、及び「解決案」に記載されている各行の項目は対応している。例えば、問合せ項目「冷蔵室が冷えない」における原因群に属する原因「熱い食品が入った」の影響度は「大」であり、解決案は「しばらく扉を開けずに待つ」である。
(問合せ項目)
図6(a)は、問合せを行うに際してユーザが指定可能な問合せ項目の一覧、図6(b)はこの一覧を選択可能に表示する端末5又は入力部101を示す図である。
ユーザは、入力部101又は端末5を通じて、「冷蔵室11が冷えない」、「冷凍室12が冷えない」、「製氷室13に氷ができない」、「野菜室14が冷えない」、「冷蔵室11が冷え過ぎている」、「野菜室14が冷え過ぎている」の何れか一つまたは二つ以上を選択して、その原因をサーバ3に問合せることができる。
図7乃至図10(b)は、「原因群」に属する原因のそれぞれへの該当可能性を、「評価に使うログ」を利用して評価していくステップS500の処理の詳細フローチャートである。
原因それぞれへの該当可能性の評価(ステップS500)を行うには、まず、ユーザからの問合せ項目を判定する(ステップS501)。本実施例では、問合せ項目として6種類を用意しているため、この何れに該当するのかを判定して処理を続行する。なお、複数の問合せ項目が選択されていた場合は、そのそれぞれについて順次処理を行えばよい。
図5に示すように、「冷蔵室が冷えない」についての原因としては、「熱い食品が入った」、「冷蔵室扉の開き時間が長かった」、「外気温度が高かった」、「冷蔵室温度目標値高又は節電モードだった」、「半ドア(パッキンに汚れ又は隙間がある)だった」、が用意されている。これらそれぞれに対応する判定処理の流れが予め用意されており、これに沿って判定を行う。原因群に属する原因の何れから順番に原因可能性を評価していくかは特に制限されないが、本実施例では図5に示す表の上から順に評価していくとする。
図8(a)は、問合せ項目「冷蔵室が冷えない」を受領した場合に原因「熱い食品が入った」の評価を行うフローチャートである。
本原因に関する処理の流れとして、冷蔵室11について記載するが、同様の処理を冷凍室12、野菜室14にも適用できる。
また、本原因に対応する解決案としてユーザに出力する内容は「正常です。しばらく扉を開けずに待ってください」等とすることができる。
図8(b)は、問合せ項目「冷蔵室が冷えない」を受領した場合に原因「冷蔵室扉の開き時間長/開き頻度高かった」の評価を行うフローチャートである。
本原因に関する処理の流れとして、冷蔵室11について記載するが、同様の処理を冷凍室12、野菜室14にも適用できる。
また、本原因に対応する解決案としてユーザに出力する内容は「正常です。しばらく扉を開けずに待ってください」等とすることができる。
図8(c)は、問合せ項目「冷蔵室が冷えない」を受領した場合に原因「外気温度が高かった」の評価を行うフローチャートである。
本原因に関する処理の流れとして、冷蔵室11について記載するが、同様の処理を野菜室14にも適用できる。
また、本原因に対応する解決案としてユーザに出力する内容は「正常です。好みで目標温度を下げてください」等とすることができる。
図8(d)は、問合せ項目「冷蔵室が冷えない」を受領した場合に原因「冷蔵室温度目標値高又は節電モードだった」の評価を行うフローチャートである。
本原因に関する処理の流れとして、冷蔵室11について記載するが、同様の処理を冷凍室12、野菜室14にも適用できる。
また、本原因に対応する解決案としてユーザに出力する内容は「正常です。好みで目標温度を下げてください」等とすることができる。
図8(e)は、問合せ項目「冷蔵室が冷えない」を受領した場合に原因「半ドア(パッキンに汚れ又は隙間有)だった」の評価を行うフローチャートである。
本原因に関する処理の流れとして、冷蔵室11について記載するが、同様の処理を冷凍室12、製氷室13、野菜室14にも適用できる。
また、本原因に対応する解決案としてユーザに出力する内容は「正常です。パッキンを掃除又は交換してください」等とすることができる。
図8(f)は、問合せ項目「冷蔵室が冷えない」を受領した場合に原因「蒸発器除霜していた」の評価を行うフローチャートである。
本原因に関する処理の流れとして、冷蔵室11及び第1蒸発器162について記載するが、同様の処理を冷凍室12又は製氷室13及び第2蒸発器163と、野菜室14及び第1蒸発器162にも適用できる。
また、本原因に対応する解決案としてユーザに出力する内容は「正常です。しばらく扉を開けずに待ってください」等とすることができる。
本問合せ項目に係る原因群に属する原因のそれぞれの評価の方法は、上述の「(1)問合せ項目「冷蔵室が冷えない」を受領した場合」と同様にできる。
図5に示すように、「氷ができない」についての原因としては、「製氷室扉の開き時間長/開き頻度高かった」、「給水されたばかり(製氷時間不足)」、「給水器に水が足りなかった)」、「半ドア(パッキンに汚れ又は隙間がある)だった」、が用意されている。このうち、「製氷室扉の開き時間長/開き頻度高かった」、「半ドア(パッキンに汚れ又は隙間がある)だった」、については上述したものと同様の処理で評価できる。
図9(a)は、問合せ項目「氷ができない」を受領した場合に原因「給水されたばかり(製氷時間不足)」の評価を行うフローチャートである。
また、本原因に対応する解決案としてユーザに出力する内容は「正常です。しばらく待ってください」等とすることができる。同時に製氷室温度センサ134の検知値が正常かを判断し、正常な場合にYesと判定すると好ましい。
図9(b)は、問合せ項目「氷ができない」を受領した場合に原因「給水器に水が足りなかった)」の評価を行うフローチャートである。
また、本原因に対応する解決案としてユーザに出力する内容は「正常です。給水器の水量を確認してください」等とすることができる。
図5に示すように、「冷蔵室が冷え過ぎ」についての原因としては、「急冷モードにされていた」、「冷気吹出し口近くに食品が置かれていた」、が用意されている。
図10(a)は、問合せ項目「冷蔵室が冷え過ぎ」を受領した場合に原因「急冷モードにされていた」の評価を行うフローチャートである。
本原因に関する処理の流れとして、冷蔵室11について記載するが、同様の処理を野菜室14にも適用できる。
また、本原因に対応する解決案としてユーザに出力する内容は「正常です。しばらく待ってください」等とすることができる。
図10(b)は、問合せ項目「冷蔵室が冷え過ぎ」を受領した場合に原因「冷気吹出し口近くに食品が置かれていた」の評価を行うフローチャートである。
本原因に関する処理の流れとして、冷蔵室11について記載するが、同様の処理を野菜室14にも適用できる。
また、本原因に対応する解決案としてユーザに出力する内容は「正常です。吹出し口から食品を離してください」等とすることができる。
しかし、本推定の確度は他の推定よりも信頼性が低いと思われるため、併せて「吹き出し口から遠かった場合は原因不明ですので、サービスパーソンを呼ぶかサービスセンタにご相談ください」といった故障時又は原因不明時の通知を行うことが好ましい。
サーバ3から故障判定結果を受領した冷蔵庫1や端末5は、故障の有無と、故障が有る場合には故障した部材(機器)の名称とサービスパーソンを呼ぶかサービスセンタに相談してほしい旨とを出力する。
同一の原因群に属する原因について、複数の原因の評価が高かった場合、それらを同等にユーザに通知すると、ユーザはどの原因が尤もらしいのか一見して判定できない虞がある。しかし、それぞれの原因が問合せ項目を生じさせる影響度の大きさは必ずしも同一ではないものであるから、複数段階の影響度を定義して各原因に割り当ててもよい。
それぞれの問合せ項目に対応する原因群に属する原因すべての評価が低かったときは、現在用意されている評価項目では原因を推定できないことを示す。このときは、「故障か否か不明である」旨を出力する及び/又は、サービスパーソンを呼ぶかサービスセンタに相談してほしい旨を出力することができる。
特開2015-28760号公報は、パーソナルコンピュータ1が表示するキー28~30が操作された場合に、パーソナルコンピュータ1は、冷蔵庫7の制御通信回路23に対して、冷蔵庫7の現在の状態に応じた情報に相当する「第1運転情報」を判断し、サーバ5を経由してパーソナルコンピュータ1に送信するよう要求する(0025)。例えば、キー28「冷えない・冷えが悪い」が操作されると、通信制御回路23は、冷蔵庫7の現在の「電源情報(電源供給の有無を示すもの)」を判断し、その結果としての「第1運転情報」をパーソナルコンピュータ1に送信する(0024,0025)。
その他の第1運転情報としては、電源供給開始からの時間経過有無を示す「時間情報」、また、「弱運転情報」、「節電情報」、「強運転情報」などの、冷蔵庫7の現在の状態に応じた情報が挙げられている(0021)。上記「電源情報」が第1運転情報とされなかった場合、これらを順々に判断していく(0026-0028)。
また、選択されたキー28-30及び第1運転情報に応じて決定される「独自アドバイス」がパーソナルコンピュータ1に表示されることが開示されている(0031,0033、図6)。
10 制御基板
101 入力部
11 冷蔵室
111 冷蔵室扉
114 冷蔵室温度センサ
119 冷蔵室照明
12 冷凍室
121 冷凍室扉
124 冷凍室温度センサ
13 製氷室
131 製氷室扉
134 製氷室温度センサ
14 野菜室
141 野菜室扉
144 野菜室温度センサ
15 減圧室
151 減圧室扉
152 ロック機構
153 減圧室ヒータ
154 減圧室温度センサ
155 圧力センサ
161 圧縮機
162 第1蒸発器162
163 第2蒸発器163
164 第1ファン164
165 第2ファン165
166 第1蒸発器ヒータ166
167 第2蒸発器ヒータ167
171 庫外温度センサ
172 庫外湿度センサ
2 広域公衆ネットワーク
3 サーバ
31 記憶部
5 端末
91 原因調査内容表示領域
92 結果表示領域
93 原因表示領域
94 解決案表示領域
Claims (3)
- ネットワークを介して家電機器に関するユーザからの問合せを取得し、該問合せに対応して家電機器の故障、擬故障及び正常を判定した判定結果を生成又は出力するサーバであって、
ネットワークを介して、前記家電機器から該家電機器の自律制御に供されるセンサデータに基づく動作履歴を取得する記憶部を有し、
該記憶部に記憶された過去の動作履歴を用いて、前記判定結果の判定を行い、
故障には該当しないと判定した場合、前記問合せに含まれる問合せ項目に対応する擬故障の原因及び/又は解決案を出力することを特徴とするサーバ。 - 前記原因及び/又は前記解決案のうち、前記ユーザに作為を求めるものを優先して表示する請求項1に記載のサーバ。
- サーバ、家電機器及び端末を有する家電機器システムであって、
前記サーバは、
ネットワークを介して前記家電機器の過去の動作履歴を取得する記憶部を有し又は該記憶部と通信し、
ネットワークを介して前記家電機器に関するユーザからの問合せを取得し、
該問合せに含まれる問合せ項目に対応する前記家電機器の故障、擬故障及び正常を判定した判定結果を生成又は出力し、さらに、前記判定結果として故障には該当しないと判定した場合、擬故障の原因及び/又は擬故障の解決案を生成又は出力し、
前記家電機器又は前記端末は、
前記家電機器に関する問合せを送信し、
該問合せに応じて出力される前記判定結果を受信し、さらに、前記判定結果として故障には該当しないと判定した場合、擬故障の原因及び/又は擬故障の解決案を受信するものであり、
擬故障の前記原因、擬故障の前記解決案及び前記判定結果は、
前記家電機器から出力した該家電機器の自律制御に供されるセンサデータに基づく動作履歴であって、前記記憶部に記憶された前記家電機器の過去の動作履歴を利用して出力され、
前記問合せ項目に対応するものであることを特徴とする家電機器システム。
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