JP7213051B2 - シートディスペンサー及びシートディスペンサー用アタッチメント - Google Patents
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Description
試験体として、シートディスペンサー100を用意した(図1、図2参照)。シートディスペンサー100の材質は、ABS樹脂を用いた。シートディスペンサー100の本体部10の寸法は、左右方向(X方向)の長さを約150mm、前後方向(Y方向)の長さを約120mm、上下方向(Z方向)の高さを約70mmとした。また、取出部20の寸法は、左右方向(X方向)の長さを約100mm、前後方向(Y方向)の幅を約30mmとした。
シートディスペンサー100に収容するシート包装体40として、複数枚のシート42が積層されたシート積層体43が包装袋41に包装されたものを用意した(図3参照)。シート包装体40の寸法は、左右方向(X方向)の長さを約130mm、前後方向(Y方向)の長さを約110mm、上下方向(Z方向)の高さを約50mmとした。また、包装袋41の取出口44(ミシン目)の寸法は、左右方向(X方向)の長さを約90mmとした。包装袋41の材質は、ポリエチレン(PE)を用いた。包装態様は、シート包装体40の両端部をピロー包装で封止した(シール部45、46を形成した)。シート積層体43は、シート42が交互に折り畳まれてポップアップ式に1枚ずつ引き出せるように積層された産業用ワイプ(商品名「エリエール プロワイプ ソフトマイクロワイパー ポリ包装タイプ」、大王製紙株式会社製、1プライ、200枚、寸法:縦約200mm、横約130mm、高さ約50mm、坪量21g/m2、紙厚130μm、箱なし)を用いた。また、シート包装体40は、シート積層体43の積層方向SDが上下方向(Z方向)となるように本体部10に収容した(図3、図6参照)。
シートディスペンサー100の収容性を確認した。収容性の確認では、シートディスペンサー100の本体部10にシート包装体40を収容したときの収容のし易さ(収容性)を評価した。収容性の評価は、以下の基準で行った。
○強い力を要せずに収容できた
△収容できたが強い力を要した
×収容できなかった
シートディスペンサー100に収容されたシート包装体40の非落ち込み性を確認した。非落ち込み性の確認では、シートディスペンサー100の取出部20を通してシート包装体40(シート積層体43)からシート42を引き出したときに、シート42が本体部10内に落ち込まないか(非落ち込み性)を評価した。非落ち込み性の評価は、以下の基準で行った。
○:落ち込みは確認されなかった
△:落ち込みを1~2回確認した
×:落ち込みを3回以上確認した
シートディスペンサー100に収容されたシート包装体40の非持ち上がり性を確認した。非持ち上がり性の確認では、シートディスペンサー100の取出部20を通してシート包装体40(シート積層体43)からシート42を引き出したときに、包装袋41が持ち上がらないか(非持ち上がり性)を評価した。非持ち上がり性の評価は、以下の基準で行った。
○:持ち上がりは確認されなかった
△:持ち上がりを1~2回確認した
×:持ち上がりを3回以上確認した
試験体として、シートディスペンサー用アタッチメント(弾性部材50)を設けたシートディスペンサー100を用いた(図1参照)。弾性部材50は、基板51に3つ以上(12個)の弾性突起52を形成し、本体部10の底面12に配置した(図1、図4参照)。弾性部材50は、その材質にシリコーン樹脂を用い、基板51と弾性突起52を一体に成形した(図4参照)。基板51の寸法は、左右方向(X方向)の長さを約145mm、前後方向(Y方向)の長さを約110mm、上下方向(Z方向)の厚み約3mmとした。弾性突起52は、約5.7個/100cm2となるように本体部10の底面12全体に対して均等に配置した。弾性部材50を装着したシートディスペンサー100にシート包装体40を収容し、取出部20からシート42を取り出した(図6、図8~図10参照)。この試験体について、収容性、非落ち込み性、および非持ち上がり性を評価した。結果を表1に示す。
シートディスペンサー100を用いずに、シート包装体40の取出口44からシート42を引き出した以外は、実施例1と同様に評価した(図3参照)。結果を表1に示す。
シートディスペンサー100の本体部10内にシートディスペンサー用アタッチメント(弾性突起52を有する弾性部材50)を配置しなかった以外は、実施例1と同様にシートディスペンサー100を用意し、評価した(図11、図12参照)。結果を表1に示す。
シートディスペンサー用アタッチメントとして、弾性突起52を有する弾性部材50の代わりにコイルばねを備える押し上げ機構60を配置した以外は、実施例1と同様にシートディスペンサー100を用意し、評価した(図13参照)。結果を表1に示す。
10 本体部
11 天面
12 底面
13 正面
14 背面
15 側面
16 側面
20 取出部
30 開口部
40 シート包装体
40a 底面
41 包装袋
41a 上面
42 シート(産業用ワイプ)
42a 上面シート
43 シート積層体(ウエブ)
43a 上面
44 取出口(ミシン目)
45 シール部
46 シール部
50 弾性部材(シートディスペンサー用アタッチメント)
51 基板
52 弾性突起
52a 基部
52b 先端
SD 積層方向
ID 挿入方向
Claims (6)
- 複数枚のシートが積層されたシート積層体から前記シートがポップアップ式に引き出せるように前記シート積層体を収容するシートディスペンサーであって、
前記シート積層体が収容される本体部と、
前記シート積層体から引き出された前記シートを取り出す取出部とを有し、
前記本体部は、前記取出部が形成された天面と、前記天面と上下方向に対向して前記シート積層体が載置される底面と、前記天面および前記底面に接続する側面とを有し、
前記本体部の前記側面には、前記シート積層体が前記本体部内に挿入可能に開口する開口部が形成され、
前記シート積層体は、前記シート積層体の積層方向が前記上下方向となるように前記本体部に収容され、
前記本体部の前記底面に、少なくとも1つの弾性突起が形成されており、
前記弾性突起は、前記シート積層体が前記開口部から前記本体部内に挿入される方向に倒れる、シートディスペンサー。 - 前記シート積層体は、前記シートがスリット状の取出口を通して引き出せるように前記取出口を有する包装袋に包装されている、請求項1に記載のシートディスペンサー。
- 前記弾性突起の先端は、凸状に湾曲する、請求項1または2に記載のシートディスペンサー。
- 前記弾性突起は、前記天面に向かって延びる、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシートディスペンサー。
- 前記弾性突起は、前記底面に載置可能な基板に形成されている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシートディスペンサー。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシートディスペンサーに着脱可能に取り付けられて、前記弾性突起を有する、シートディスペンサー用アタッチメント。
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JP2018185703A JP7213051B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | シートディスペンサー及びシートディスペンサー用アタッチメント |
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Publication Number | Publication Date |
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-
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