JP7149148B2 - シートディスペンサー及びシートディスペンサー用アタッチメント - Google Patents
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Description
試験体として、シートディスペンサー100を用意した。シートディスペンサー100の寸法は、左右方向(X方向)の長さを約233mm、前後方向(Y方向)の長さを約87mm、上下方向(Z方向)の高さを約147mmとした。また、取出部20の寸法は、左右方向(X方向)の長さを約185mm、上下方向(Z方向)の幅を約18mmとした。さらに、取出部20と底面12との間隔P1を約55mmとし、取出部20と天面11との間隔P2を約92mmとした。
シートディスペンサー100に1個のシート積層体SLを収容した。シート積層体SLは、200枚のシートST(シートSTがダブルタイプの場合は200組)が交互に折り畳まれてポップアップ式に1枚ずつ(または1組ずつ)引き出せるように積層されたシート積層体SLを用いた。また、シート積層体SLは、シート積層体SL(複数枚のシートST)の積層方向SDがシートディスペンサー100の前後方向(Y方向)になるようにシートディスペンサー100の本体部10に収容した。またシート積層体SLを構成するシートSTには、シングルタイプ(硬め)のペーパータオルとダブルタイプ(柔らかめ)のペーパータオルを用いた。また、シングルタイプのペーパータオルには、寸法が異なる2種類のペーパータオルとしてペーパータオル(商品名「エコドライ(中判)」、大王製紙株式会社製、1プライ、寸法:縦約230mm、横220mm、坪量33g/m2、紙厚180μm、クラーク剛度縦10.3、横12.3)とペーパータオル(商品名「エコドライ(小判)」、寸法:縦約230mm、横220mm以外の条件は中判と同じ)を用いた。さらに、ダブルタイプのペーパータオルには、寸法が異なる2種類のペーパータオルとしてペーパータオル(商品名「スマートタイプダブル(中判)」、大王製紙株式会社製、2プライ、寸法:縦約230mm、横210mm、坪量16g/m2(1プライあたりの坪量)、紙厚132μm(2プライの紙厚)、クラーク剛度縦2.27、横1.72)とペーパータオル(商品名「スマートタイプダブル(小判)」、寸法:縦約230mm、横210mm以外の条件は中判と同じ)を用いた。なお、坪量はJIS P8124に準拠し、紙厚はJIS P81218に準拠し、クラーク剛度はJIS P8143に準拠している。ここで、クラーク剛度は、数値が高いほどペーパータオルが硬めであることを示す。
シートディスペンサー100の正面13の取出部20からシートSTを引き出したときシートSTが落ち込むか(非落ち込み性)を確認した。非落ち込み性の確認は、シングルタイプのペーパータオルは200枚を、ダブルタイプのペーパータオルは200組を、乾いた手で1枚ずつ(または1組ずつ)引き出した。評価基準は、以下の○△×とした。また、非落ち込み性の確認は、実施例、比較例につき各3回実施し、○を2点、△を1点、×を0点として、3回の合計点から評価した。
○:落ち込みは確認されなかった
△:落ち込みを1~2回確認した
×:落ち込みを3回以上確認した
5~6点:良好
3~4点:やや不良
0~2点:不良
シートディスペンサー100内に収容されたペーパータオル(シートST)を最後まで1枚ずつ(または1組ずつ)引き出せるか(引出し性)を確認した。引出し性の確認は、乾いた手で1枚ずつ(または1組ずつ)引き出した。評価基準は、以下の○△×とした。また、引出し性の確認は、実施例、比較例につき各3回実施し、○を2点、△を1点、×を0点として、3回の合計点から評価した。
〇:最後にまとまって出てこない、または、1~3枚または1~3組まとまって出てきた△:最後に4~5枚または4~5組まとまって出てきた
×:最後に6枚または6組以上まとまって出てきた、または、途中で3枚または3組以上まとまって出てきた。
5~6点:良好
3~4点:やや不良
0~2点:不良
試験体として、本体部10内にシートディスペンサー用アタッチメント(押圧部材50)を配置したシートディスペンサー100を用いた(図1~図5参照)。押圧部材50は、基部51、接続部52、屈曲部53、係止部54を有する押圧部材50(重さ約200g)を用いた。シート積層体SLとして、シングルタイプのペーパータオル(中判)をシートディスペンサー100の本体部10に収容した。この試験体について、引出し性および保持性を評価した。結果を表1に示す。
シート積層体SLとして、ダブルタイプのペーパータオル(中判)をシートディスペンサー100の本体部10に収容した以外は、実施例1と同様にシートディスペンサー100を用意し、評価した。結果を表1に示す。
シート積層体SLとして、シングルタイプのペーパータオル(小判)をシートディスペンサー100の本体部10に収容した以外は、実施例1と同様にシートディスペンサー100を用意し、評価した。結果を表1に示す。
シート積層体SLとして、ダブルタイプのペーパータオル(小判)をシートディスペンサー100の本体部10に収容した以外は、実施例1と同様にシートディスペンサー100を用意し、評価した。結果を表1に示す。
本体部10内にシートディスペンサー用アタッチメント(押圧部材50)を配置しなかった以外は、実施例1と同様にシートディスペンサー100を用意し、評価した。結果を表1に示す。
本体部10内にシートディスペンサー用アタッチメント(押圧部材50)を配置しなかった以外は、実施例2と同様にシートディスペンサー100を用意し、評価した。結果を表1に示す。
本体部10内にシートディスペンサー用アタッチメント(押圧部材50)を配置しなかった以外は、実施例3と同様にシートディスペンサー100を用意し、評価した。結果を表1に示す。
本体部10内にシートディスペンサー用アタッチメント(押圧部材50)を配置しなかった以外は、実施例4と同様にシートディスペンサー100を用意し、評価した。結果を表1に示す。
10 本体部
11 天面
12 底面
13 正面
14 背面
15 側面
16 側面
20 取出部
30 支持棒(支点)
40 係合部
50 押圧部材(シートディスペンサー用アタッチメント)
50a 表面
50b 裏面
51 基部
52 接続部
53 屈曲部
54 係止部(フック)
60 重り
ST シート
SL シート積層体
SD 積層方向
D1 正面との距離
D2 背面との距離
E1 天面側の端部
E2 底面側の端部
L1 基部の長さ
L2 接続部の長さ
P1 底面との間隔
P2 天面との間隔
Claims (8)
- 複数枚のシートが折り畳まれてポップアップ式に引き出せるように積層されたシート積層体を収容する本体部と、
前記本体部に形成され、前記シートが取り出される取出部とを有するシートディスペンサーであって、
前記本体部は、前記シート積層体が載置される底面と、前記底面と上下方向に対向する天面と、前記取出部が形成された正面と、前記正面と前後方向に対向する背面とを有し、
前記シート積層体の積層方向が、前記前後方向であり、
前記正面側に前記シート積層体を押圧する押圧部材が、前記本体部内に吊り下げられており、
前記本体部内の天面寄りに、前記押圧部材を回転可能に支持する支点を有し、
前記押圧部材の前記天面側の端部が、前記支点に支持されている、シートディスペンサー。 - 前記支点が、前記前後方向における前記正面寄りに設けられている、請求項1に記載のシートディスペンサー。
- 前記押圧部材が、
前記正面側に前記シート積層体を押さえる基部と、
前記基部と前記支点とを接続する接続部と、
前記基部と前記接続部との間に形成され、前記前後方向の前記背面側に向かって凸状に曲がる屈曲部とを有する、請求項1または2に記載のシートディスペンサー。 - 前記押圧部材は、長手方向における前記基部の長さが前記接続部の長さより長い、請求項3に記載のシートディスペンサー。
- 前記押圧部材に重りが設けられている、請求項3または4に記載のシートディスペンサー。
- 前記押圧部材が前記シート積層体を押圧する押圧力は、前記シート積層体の重量の20%以上である、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシートディスペンサー。
- 前記取出部が、前記正面の前記底面寄りに設けられている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシートディスペンサー。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシートディスペンサーに着脱可能に取り付けられて、前記押圧部材を構成する、シートディスペンサー用アタッチメント。
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JP2018183554A JP7149148B2 (ja) | 2018-09-28 | 2018-09-28 | シートディスペンサー及びシートディスペンサー用アタッチメント |
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JPS53156745U (ja) * | 1977-05-13 | 1978-12-08 |
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2018
- 2018-09-28 JP JP2018183554A patent/JP7149148B2/ja active Active
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WO2014141320A1 (ja) | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Yamada Kikuo | ウェットティッシュ包装体 |
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