JP7212514B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、吸収性物品に関する。
近年、着用者に対する当接部位の保護やフィット性に配慮した使い捨ておむつ等の吸収性物品が種々提案されている。例えば特許文献1には、前胴回り域内で、前記製品幅方向の中心付近で且つ製品長手方向の端部を含み、少なくとも2枚以上の不織布シートが配置されている領域に切り欠き部を有する使い捨ておむつが開示されている。このおむつは、乳児のへそ部分を保護できることも同文献に開示されている。
また特許文献2には、吸収体の他の部位よりも目付けが低いか、または吸収性コアが存在しない低剛性領域と、製品幅方向において非伸縮である非伸縮領域とを有する吸収体を備える使い捨ておむつが開示されている。このおむつは、背中側の腰周りにズレや隙間を生じにくくして、フィット性を向上できることも同文献に開示されている。
特開2013-146611号公報 特開2013-230255号公報
しかし、特許文献1及び2に記載のおむつは、腹部に位置するおむつの長手方向端部が着用者の呼吸等に起因する腹部の動きによって外方に折れてしまったり、めくれてしまったりするので、着用時の見た目及びフィット性が悪いものとなっていた。また、端部のめくれ等のおむつの見た目の悪化に起因して、着用者の腹部の冷えが発生してしまうのではないかという乳児の育児者及び高齢者等の介護者の不安が生じていた。特に、着用者の腰回りに弾性部材が存在していないおむつの場合、着用者側への押し付けが弱く、おむつの端部がめくれやすかった。
したがって、本発明の課題は、おむつの端部のめくれが改善された吸収性物品を提供することにある。
本発明は、着用者の前後方向に対応する長手方向とこれに直交する幅方向とを有し、前記長手方向に沿って位置する腹側領域及び背側領域と、該腹側領域及び該背側領域の間に位置する股下領域とを備える吸収性物品であって、
前記腹側領域は、平面視において該腹側領域の前記長手方向の端部域を構成する複数のシート部材と、該シート部材の該長手方向の端縁よりも内方に位置する構成部材とを備え、
平面視において、前記腹側領域側に位置する前記シート部材の前記長手方向の端縁が、該長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第1凹凸形状をなし、且つ
前記構成部材の前記腹側領域側に位置する前記長手方向の端縁が、該長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第2凹凸形状をなしている、吸収性物品を提供するものである。
本発明によれば、着用時に着用者の腹部に位置する端部の折れやめくれが生じにくく、フィット性が高い吸収性物品が提供される。
図1は、本発明の吸収性物品の一実施形態において、その展開且つ伸長状態における肌対向面側(内面側)を模式的に示す展開平面図である。 図2は、図1に示す吸収性物品のV-V線での断面図である。 図3(a)は、本発明の吸収性物品の別の実施形態において、その展開且つ伸長状態における肌対向面側(内面側)を模式的に示す展開平面図である。 図4は、第1凹凸形状及び第2凹凸形状の一実施形態を示す模式図である。 図5(a)ないし(c)は、第1凹凸形状及び第2凹凸形状の別の実施形態を示す模式図である。 図6は、本発明の吸収性物品の更に別の実施形態において、その展開且つ伸長状態における肌対向面側(内面側)を模式的に示す展開平面図である。 図7は、図6に示す吸収性物品を、その肌対向面側が対向するように幅方向に沿って二つ折りしたときの第1凹凸形状及び第3凹凸形状の重なりを示す模式図である。
以下、本発明の吸収性物品を、その好ましい実施形態に基づき説明する。図1及び図2には、本発明の吸収性物品の好ましい実施形態である展開型の使い捨ておむつ(以下、これを単に「おむつ」ともいう。)が示されている。図1に示すおむつ1は、その展開且つ伸長状態において、着用者の前後方向に対応し、着用者の腹側から股間部を介して背側に延びる長手方向Xと、これに直交する幅方向Yとを有している。おむつ1は、その着用時に着用者の腹側に配される腹側領域F及び背側に配される背側領域Rと、腹側領域F及び背側領域Rの間に位置する股下領域Mと有する。各領域は、おむつ1の長手方向Xの全長を三等分した領域であり、着用者の前後方向に連続して延びている。
図1及び図2に示すおむつ1は、その平面視において、長手方向Xの端部域を構成する複数のシート部材と、長手方向端縁がシート部材の長手方向端縁よりも内方に位置する構成部材(以下、これを「おむつ形成部材」ともいう。)とを備えている。詳細には、図1及び図2に示すように、おむつ1は、肌対向面を形成する液透過性の表面シート2と、非肌対向面を形成する液難透過性(撥水性も含む)の裏面シート3とを備えており、少なくともこれらのシート2,3が複数のシート部材となって、おむつ1の長手方向Xの両端部域1J,1Kを構成している。本実施形態における表面シート2及び裏面シート3は、腹側領域Fにおけるおむつ1の長手方向Xの端縁1Sを含むおむつの輪郭を構成している。以下の説明では、表面シート2及び裏面シート3を総称して、「シート部材2,3」ともいう。
図1に示すように、おむつ1は、長手方向端縁がシート部材の長手方向端縁よりも内方に位置するおむつ形成部材として、液保持性の吸収体4を備えている。図1に示すように、吸収体4は略長方形状であり、その長手方向とおむつの長手方向Xとが一致するように配されている。図1に示す吸収体4は、その長手方向の長さがおむつ1の長手方向全長よりも短く、これによって、おむつ形成部材の長手方向Xの端縁Sとして、吸収体4の長手方向の端縁4Sがシート部材2,3の長手方向端縁1Sよりも内方に位置するようになっている。本実施形態における吸収体4は、股下領域Mにおいて、幅方向Yに括れた部位を有している。
図2に示すように、おむつ1における吸収体4は、吸収性能を有する吸収性コア41が液透過性のコアラップシート42に被覆されて形成されており、該吸収体4は、表面シート2と裏面シート3との間に配されている。つまり、図2に示す吸収体4は、シート部材2,3の間に配されている。
また、本実施形態のおむつ1は、そのおむつ形成部材として、ランディングテープ6を腹側領域Fにおけるおむつ1の非肌対向面に備えている。ランディングテープ6は、背側領域Rの幅方向Yの両側縁部に設けられたファスニングテープ7,7を止着可能に構成されている。図1に示すランディングテープ6は略長方形状であり、該テープ6の長手方向とおむつ1の幅方向Yとが一致するように、おむつの腹側領域Fに配されている。
本明細書において、おむつ1の「展開且つ伸長状態」とは、おむつ1を展開状態とし、その展開状態のおむつ1を各部の弾性部材を伸長させて設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態をいう。また、「肌対向面」は、おむつ又はその構成部材(例えば吸収体)に着目したときに、おむつの着用時に着用者の肌に向けられる面であり、「非肌対向面」は、おむつの着用時に着用者の肌とは反対側に向けられる面である。つまり、肌対向面は、着用者の肌に相対的に近い側の面であり、非肌対向面は、着用者の肌から相対的に遠い側の面である。「着用時」は、おむつの適正な着用位置が維持された状態を指す。
図1に示すおむつ1は、少なくとも腹側領域Fにおいて、シート部材2,3で形成されるおむつ1の長手方向端縁1Sが、第1凹凸形状D1となっている。第1凹凸形状D1は、長手方向Xの内方に向けて凹んだ複数の凹部1bと、該凹部1b間に位置する凸部1pとによって形成されている。本実施形態における第1凹凸形状D1は、一本の曲線からなる周期的な波形形状となっているが、この形態に限られず、例えば直線の稜線を複数組み合わせた三角形状、四角形状等の波形形状等が挙げられる。これらの波形形状は、周期的でなくてもよい。
また、おむつ1は、腹側領域F側に位置するおむつ形成部材の長手方向Xの端縁Sが、第2凹凸形状D2となっている。第2凹凸形状D2は、第1凹凸形状D1と同様に、長手方向Xの内方に向けて凹んだ複数の凹部2bと、該凹部2b間に位置する凸部2pとを有する。図1に示すおむつ1は、おむつ形成部材である吸収体4の長手方向Xの端縁4Sに第2凹凸形状D2が形成されている。本実施形態における第2凹凸形状D2は、一本の曲線からなる周期的な波形形状となっているが、この形態に限られず、例えば直線の稜線を複数組み合わせた三角形状、四角形状等の波形形状等が挙げられる。これらの波形形状は、周期的でなくてもよい。
図1及び図2に示すように、おむつ1の肌対向面における長手方向Xに沿う両側部には、撥水性且つ通気性のシートから構成された一対の防漏カフ8,8が設けられていてもよい。各防漏カフ8の自由端部の近傍には糸状の防漏カフ形成用弾性部材81が長手方向Xに伸長状態で一本以上配されている。防漏カフ8は、伸長状態で配された弾性部材81がおむつ1の着用時に収縮することによって少なくとも股下領域Mで起立し、それによって尿等の排泄物の幅方向Yの外方への流出を阻止する。
図1に示すように、おむつ1の長手方向Xに沿う両側部それぞれには、レッグギャザー形成用の複数本のレッグ弾性部材82が長手方向Xに沿って伸長状態に配されており、レッグ弾性部材82の収縮によりレッグギャザーが形成できるようになっている。本実施形態では、おむつ1の腹側領域F及び背側領域Rにおける各長手方向端部域1J,1Kには弾性部材が存在していないが、本発明の効果が奏される限りにおいて、例えば弾性部材を幅方向Yに伸長状態に更に配して、弾性部材の収縮によりウエストギャザーが形成できるようになっていてもよい。
表面シート2、裏面シート3及び吸収体4としてはそれぞれ、吸収性物品に従来用いられているものを特に制限なく用いることができる。表面シート2としては例えば、液透過性の不織布及び開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート22としては、液難透過性の樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布等とのラミネート等を用いることができる。吸収体4は、吸収性コア41として、木材パルプ、親水化処理された合成繊維等の親水性繊維の集合体や、該集合体に吸水性ポリマーを保持させたものを用いることができる。また、コアラップシート42としては、表面シート21と同様のものを用いることができる。また、防漏カフ形成用のシートとしては、撥水性の不織布を用いることができる。
以上の構成を有する本発明の吸収性物品によれば、吸収性物品の腹側領域における複数のシート部材の長手方向端縁と、おむつ形成部材の長手方向端縁とに凹凸形状がそれぞれ形成されているので、各部材の端縁に凹凸形状が形成されていない吸収性物品と比較して、おむつ形成部材の長手方向端縁が幅方向に延びる可撓軸になりづらく、おむつ外方へのシート部材の折れやめくれを低減することができる。詳細には、腹側領域における各部材の長手方向端縁に凹凸形状が形成されることによって、シート部材2,3とおむつ形成部材である吸収体4との境界である長手方向端縁Sに形成される可撓軸が一直線状にならず、形成された凹凸形状の稜線に沿って複数の可撓軸が形成されることになるので、長手方向端部域1Jのシート部材2,3がおむつ外方に折れ曲がりづらくなる。その結果、本発明の吸収性物品は、その着用時に、着用者の呼吸等に伴って動きが大きい腹部に追従しやすく、フィット性が高いものとなり、腹側領域Fの長手方向端部域1Jに配されるシート部材の折れやめくれが抑制されるものとなる。
おむつの着用時において、腹側領域F側の長手方向端部域1Jに位置するシート部材が折れたりめくれたりすることを抑制する観点から、おむつ形成部材が位置する部位における吸収性物品の剛性が、複数のシート部材の剛性よりも高いことが好ましい。
本明細書における剛性とは、JIS L 1913に規定されるハンドルオメーター法によって測定された剛軟度を示すものである。おむつ形成部材が位置する部位における吸収性物品の剛性をN1とし、複数のシート部材の剛性をN2としたときに、おむつ形成部材が位置する部位における吸収性物品の剛性N1に対する複数のシート部材の剛性N2の比(N2/N1)は、0.12以上であることが好ましく、0.16以上であることが更に好ましく、また、0.46以下であることが好ましく、0.26以下であることが更に好ましい。
おむつ形成部材を含む吸収性物品の剛性N1は、29mN以上であることが好ましく、42mN以上であることが更に好ましく、また、75mN以下であることが好ましく、68mN以下であることが更に好ましい。複数のシート部材の剛性N2は、9mN以上であることが好ましく、11mN以上であることが更に好ましく、また、15mN以下であることが好ましく、13mN以下であることが更に好ましい。
吸収性物品の排泄物の高い吸収性を維持しつつ、シート部材の端部域1Jの折れやめくれを更に抑制して、フィット性が高い吸収性物品とする観点から、おむつ形成部材は、シート部材2,3よりも剛性の高い部材である吸収体4であることが好ましい。つまり、図1及び図2に示す実施形態では、おむつ形成部材である吸収体4が位置する部位におけるおむつ1の剛性が、腹側領域Fの長手方向端部域1Jに位置する両シート部材2,3の剛性よりも高いことが好ましい。
図1及び図2と異なる別の実施形態として、図3に示す実施形態が挙げられる。図3に示す実施形態では、第2凹凸形状D2が形成されているおむつ形成部材がランディングテープ6である。同図に示すように、ランディングテープ6におけるおむつ1の腹側領域F側且つおむつ1の長手方向Xの外方に位置する端縁6Sがおむつ形成部材の長手方向Xの端縁Sとなっており、該端縁6Sが第2凹凸形状D2をなしている。ランディングテープ6における腹側領域F側の長手方向端縁6Sは、シート部材2,3の長手方向端縁1Sよりも長手方向Xの内方に位置している。同図に示すように、吸収体4の長手方向端縁4Sは、ランディングテープ6における長手方向端縁6Sよりも長手方向Xの内方に位置している。このような構成であっても、排泄物の高い吸収性を維持しつつ、シート部材の端部域1Jの折れやめくれを更に抑制して、フィット性が高い吸収性物品となる。
シート部材の長手方向端縁1Sと、おむつ形成部材の長手方向端縁Sとの配置関係について、図4を用いて説明する。図4には、シート部材の長手方向端縁1Sにおける第1凹凸形状D1と、おむつ形成部材の長手方向端縁Sにおける第2凹凸形状D2とが模式的に示されている。図4に示すように、以下の仮想点及び仮想直線を考える。すなわち、第1凹凸形状D1の凸部1pにおける最上部を極大点G1とし、凹部1bにおける最下部を極小点H1とする。次いで、極大点G1と極小点H1とを結んだ線分を形成し、その線分の中点I1を通り且つ幅方向Yと平行に延びる直線を第1仮想直線L1とする。同様に、第2凹凸形状D2において、極大点G2と極小点H2とを結んだ線分を形成し、その線分の中点I2を通り且つ幅方向Yと平行に延びる直線を第2仮想直線L2とする。各凹凸形状D1,D2の振幅が不均一である場合は、各凹凸形状D1,D2の最大の振幅の部位における極大点及び極小点を結んだ中点を通り且つ幅方向Yと平行に延びる直線を仮想直線L1,L2とする。
図4に示すように、第1仮想直線L1と第2仮想直線L2との間の距離を仮想線間距離W1とし、シート部材2,3の長手方向端縁1Sとおむつ形成部材の長手方向端縁Sとの間の長手方向Xに沿う距離を端縁間距離Wsとしたときに、仮想線間距離W1に対する端縁間距離Wsの割合(Ws/W1)が、百分率として、18%以上であることが好ましく、20%以上であることが更に好ましく、100%以下であることが好ましく、50%以下であることが更に好ましい。端縁間距離Wsにおけるおむつ形成部材の長手方向端縁Sは、腹側領域F側において第2凹凸形状D2が形成されているおむつ形成部材の長手方向端縁を指し、該端縁Sは、好ましくはシート部材2,3の長手方向端縁1Sと最も近接し、且つおむつ1の長手方向Xの外方に位置するおむつ形成部材の端縁であり、具体的には、好ましくは吸収体4の長手方向端縁4S、又はランディングテープ6の長手方向端縁6Sである。このような構成となっていることによって、おむつの腹側端部のシートの折れやめくれを効果的に低減することができるとともに、フィット性が一層高い吸収性物品となる。
仮想線間距離W1は、20mm以上であることが好ましく、35mm以上であることが更に好ましく、また、60mm以下であることが好ましく、50mm以下であることが更に好ましい。同様に、端縁間距離Wsは、5mm以上であることが好ましく、10mm以上であることが更に好ましく、また、40mm以下であることが好ましく、20mm以下であることが更に好ましい。端縁間距離Wsは、長手方向Xに沿う最も距離の長い端縁間の距離とする。
図5(a)ないし(c)には、図4と異なる形状を有する各凹凸形状D1,D2の配置形態が示されている。図5(a)に示すように、図4と同様の仮想点及び仮想直線に加えて、以下の仮想直線を考える。すなわち、第1凹凸形状D1における極大点G1を通り且つ幅方向Yと平行に延びる直線を第3仮想直線L3とし、第2凹凸形状D2における極小点H2を通り且つ幅方向Yと平行に延びる直線を第4仮想直線L4とする。また、第1凹凸形状D1における極小点H1を通り且つ幅方向Yと平行に延びる直線を第5仮想直線L5とし、第2凹凸形状D2における極大点G2を通り且つ幅方向Yと平行に延びる第6仮想直線L6とする。このとき、第3仮想直線L3と第4仮想直線L4との間の長手方向Xに沿う第1距離W2が、第5仮想直線L5と第6仮想直線L6との間の長手方向Xに沿う第2距離W3よりも大きいことが好ましい。このような構成としては例えば、図5(a)に示すように、互いに同一の振幅を有し、且つ位相が異なる凹凸形状としたり、また図5(b)及び(c)に示すように、互いに異なる振幅を有し且つ位相が異なる凹凸形状とすることができる。このような構成となっていることによって、着用者の腹側に配されるシート部材の折れやめくれを効果的に低減することができるとともに、フィット性が一層高い吸収性物品となる。各凹凸形状D1,D2の振幅が不均一である場合は、各凹凸形状D1,D2の最大の振幅の部位における極大点又は極小点を通り且つ幅方向Yと平行に延びる直線を仮想直線L3,L4,L5,L6とする。
第1距離W2は、20mm以上であることが好ましく、30mm以上であることが更に好ましく、また、60mm以下であることが好ましく、40mm以下であることが更に好ましい。同様に、第2距離W3は、第1距離W2よりも短いことを条件として、10mm以上であることが好ましく、15mm以上であることが更に好ましく、また、40mm以下であることが好ましく、20mm以下であることが更に好ましい。
図5(a)ないし(c)に示すように、第1凹凸形状D1と第2凹凸形状D2とはともに曲線からなる連続波形形状であり、且つ第1凹凸形状D1と第2凹凸形状D2との位相が互いに異なっていることも好ましい。特に、同図に示すように、第1凹凸形状D1と第2凹凸形状D2との周期が同一であることが更に好ましく、また、第1凹凸形状D1と第2凹凸形状D2との位相が半ピッチずれていることも更に好ましい。このような構成となっていることによって、着用者の腹側に配されるシート部材の折れやめくれを一層効果的に抑制することができるとともに、フィット性がより一層高い吸収性物品となる。
また、図5(a)に示すように、第1凹凸形状D1と第2凹凸形状D2とが互いに同じ凹凸形状となっていることが好ましい。「互いに同じ凹凸形状」とは、振幅及び周期が互いに一致している凹凸形状を指し、位相が一致しているか否かは問わない趣旨である。このような構成となっていることによって、着用者の腹側に配されるシート部材の折れやめくれを一層効果的に抑制することができるとともに、フィット性がより一層高く、外観が良好な吸収性物品となる。
特に、着用者の腹側に配されるシート部材の折れやめくれをより一層効果的に抑制するとともに、フィット性及び外観を高いレベルで兼ね備えた吸収性物品とする観点から、第1凹凸形状D1と第2凹凸形状D2との凹凸形状の組み合わせとして、図4に示す凹凸形状の組み合わせを採用することが好ましく、図5(b)及び(c)に示す凹凸形状の組み合わせを採用することが更に好ましく、図5(a)に示す凹凸形状の組み合わせを採用することが一層好ましい。
図1ないし図5と異なる更に別の実施形態として、図6及び図7に示す実施形態が挙げられる。以下の実施形態では、上述した実施形態と異なる点についてのみ説明し、上述した実施形態と同様の点については同じ符号を付して説明を省略する。
図6に示す吸収性物品1は、図1に示す実施形態と同様に、腹側領域Fにおけるシート部材の長手方向端縁1Sが第1凹凸形状D1をなしており、また、おむつ形成部材としての吸収体4の長手方向端縁4Sが第2凹凸形状D2をなしている。これに加えて、背側領域Rにおいても、平面視において背側領域Rの長手方向Xの端部域1Kを構成する複数のシート部材2,3を備えている。背側領域R側に位置するシート部材2,3の長手方向端縁1Tは、長手方向Xの内方に向けて凹んだ複数の凹部3bと、該凹部3b間に位置する凸部3pとを有する第3凹凸形状D3をなしている。同図に示すように、おむつ形成部材としての吸収体4は、その背側領域R側に位置する長手方向端縁4Tが、長手方向Xの内方に向けて凹んだ複数の凹部4bと、該凹部間に位置する凸部4pとを有する第4凹凸形状D4をなしていてもよい。このような構成を有していることによって、着用者の腹側に配されるシートに加えて、背側に配されるシートの折れやめくれを防ぐことができ、その結果、着用者の動きに一層追従しやすくなり、フィット性が更に向上した吸収性物品となる。
腹側領域Fの長手方向端部に第1凹凸形状D1を有し、背側領域Rの長手方向端部に第3凹凸形状D3を有するおむつ1は、これを肌対向面側が対向するように幅方向に延びる折り線に沿って二つ折りしたときに、凹部と凸部とが所定の配置となるように第1凹凸形状D1及び第3凹凸形状D3が形成されていることが好ましい。詳細には、図7に示すように、第1凹凸形状D1及び第3凹凸形状D3は、腹側領域Fにおける凹部1bと背側領域Rにおける凸部3pとが一致し、且つ腹側領域Fにおける凸部1pと背側領域Rにおける凹部3bとが一致するように形成されていることが好ましい。このような構成を有していることによって、着用者の動きに一層追従しやすくなり、フィット性が更に向上した吸収性物品となる。これに加えて、本実施形態のおむつを複数個収容した包装体の形態としたときに、包装体からおむつを取り出す際のシート部材の折れ曲がりを防ぐことができ、その結果、着用前及び着用時のおむつの外観をより一層高めることができるという利点も奏される。図7に示す実施形態では、第1凹凸形状D1及び第3凹凸形状D3は互いに同じ凹凸形状であり、これに加えて、おむつ1を二つ折りしたときに各凹凸形状D1,D3の位相が異なるように形成されている。
図6及び図7に示すように、第1凹凸形状D1と第3凹凸形状D3とはともに曲線からなる連続波形形状であり、且つ第1凹凸形状D1と第3凹凸形状D3との位相が互いに異なっていることも好ましい。特に、同図に示すように、第1凹凸形状D1と第3凹凸形状D3との周期が同一であることが更に好ましく、また、第1凹凸形状D1と第3凹凸形状D3との位相が半ピッチずれていることも更に好ましい。また同図に示すように、第1凹凸形状D1と第3凹凸形状D3とが互いに同じ凹凸形状となっていることが一層好ましい。このような構成となっていることによって、着用者の腹側及び背側に配されるシート部材の折れやめくれを一層効果的に抑制することができるとともに、フィット性がより一層高く、外観が一層良好な吸収性物品となる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されない。例えば、図3に示す実施形態では、吸収性物品のおむつ形成部材として、ランディングテープ6の長手方向端縁6Sのみに凹凸形状が形成されていたが、この形態に限られない。詳細には、吸収性物品1は、ランディングテープ6の長手方向端縁6Sに加えて、吸収性物品1のおむつ形成部材である吸収体4の腹側領域F側に位置する長手方向端縁4Sが、長手方向内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する凹凸形状をなしていてもよい。この場合、シート部材2,3及び吸収体4に形成された凹凸形状はそれぞれ同一の位相となっていることが好ましく、ランディングテープ6に形成された凹凸形状は、その位相がシート部材2,3及び吸収体4に形成された凹凸形状と半ピッチずれていることが好ましい。また、前記の場合におけるシート部材2,3、吸収体4及びランディングテープ6に形成された各凹凸形状は、振幅が同一であることも好ましい。
上述した本発明の実施形態に関し、更に以下の吸収性物品を開示する。
<1>
着用者の前後方向に対応する長手方向とこれに直交する幅方向とを有し、前記長手方向に沿って位置する腹側領域及び背側領域と、該腹側領域及び該背側領域の間に位置する股下領域とを備える吸収性物品であって、
前記腹側領域は、平面視において該腹側領域の前記長手方向の端部域を構成する複数のシート部材と、該シート部材の前記長手方向の端縁よりも内方に位置する構成部材とを備え、
平面視において、前記腹側領域側に位置する前記シート部材の前記長手方向の端縁が、前記長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第1凹凸形状をなし、且つ
前記構成部材の前記腹側領域側に位置する前記長手方向の端縁が、前記長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第2凹凸形状をなしている、吸収性物品。
<2>
前記構成部材が位置する部位における吸収性物品の剛性が、前記複数のシート部材の剛性よりも高い、前記<1>に記載の吸収性物品。
<3>
前記複数のシート部材の剛性が、前記構成部材が位置する吸収性物品の剛性の0.12以上0.46以下、好ましくは0.16以上0.26以下である、前記<2>に記載の吸収性物品。
<4>
前記構成部材が位置する吸収性物品の剛性が29mN以上75mN以下、好ましくは42mN以上68mN以下である、前記<2>又は<3>に記載の吸収性物品。
<5>
前記複数のシート部材の剛性が9mN以上15mN以下、好ましくは11mN以上13mN以下である、前記<2>~<4>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<6>
複数の前記シート部材間に配された吸収体を備え、
前記構成部材が吸収体である、前記<1>~<5>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<7>
前記背側領域に位置するファスニングテープと、前記腹側領域に位置し且つ該ファスニングテープを止着可能なランディングテープとを備え、
前記構成部材がランディングテープである、前記<1>~<5>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<8>
前記凸部における最上部を極大点とし、前記凹部における最下部を極小点とし、前記第1凹凸形状における極大点と極小点とを結んだ線分の中点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第1仮想直線と、前記第2凹凸形状における極大点と極小点とを結んだ線分の中点を通り且つ幅方向と平行に延びる第2仮想直線とをひいたときに、
前記第1仮想直線と前記第2仮想直線との距離に対する前記シート部材の前記長手方向の端縁と前記構成部材の前記長手方向の端縁との距離の割合が、18%以上100%以下であり、好ましくは20%以上50%以下である、前記<6>又は<7>に記載の吸収性物品。
<9>
前記第1仮想直線と前記第2仮想直線との距離が、20mm以上60mm以下であり、好ましくは35mm以上50mm以下である、前記<8>に記載の吸収性物品。
<10>
前記シート部材の前記長手方向の端縁と前記構成部材の前記長手方向の端縁との距離が、5mm以上40mm以下であり、好ましくは10mm以上20mm以下である、前記<8>又は<9>に記載の吸収性物品。
<11>
前記第1凹凸形状における極大点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第3仮想直線と、前記第2凹凸形状における極小点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第4仮想直線と、前記第1凹凸形状における極小点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第5仮想直線と、前記第2凹凸形状における極大点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第6仮想直線とをそれぞれひいたときに、
前記第3仮想直線と前記第4仮想直線との距離が、前記第5仮想直線と前記第6仮想直線との距離よりも大きい、前記<8>ないし<10>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<12>
前記第3仮想直線と前記第4仮想直線との距離が、20mm以上60mm以下であり、好ましくは30mm以上40mm以下である、前記<11>に記載の吸収性物品。
<13>
前記第5仮想直線と前記第6仮想直線との距離が、10mm以上40mm以下であり、好ましくは15mm以上20mm以下である、前記<11>又は<12>に記載の吸収性物品。
<14>
前記第1凹凸形状と前記第2凹凸形状とはともに連続波形形状であり、
前記第1凹凸形状と前記第2凹凸形状との位相が異なっている、前記<1>ないし<13>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<15>
前記第1凹凸形状と前記第2凹凸形状とが互いに同じ形状である、前記<1>ないし<14>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<16>
前記背側領域は、その平面視において該背側領域の前記長手方向の端部域を構成する複数のシート部材を備え、
平面視において、前記背側領域側に位置する前記シート部材の前記長手方向の端縁が、前記長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第3凹凸形状をなし、
前記吸収性物品を肌対向面側が対向するように前記幅方向に延びる折り線に沿って二つ折りしたときに、前記腹側領域における凹部と前記背側領域における凸部とが一致し、且つ前記腹側領域における凸部と前記背側領域における凹部とが一致するように前記第1凹凸形状及び前記第3凹凸形状が形成されている、前記<1>ないし<15>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<17>
前記腹側領域及び前記背側領域における前記長手方向のそれぞれの端部域に、弾性部材が存在していない、前記<1>ないし<16>のいずれか一に記載の吸収性物品。
1 吸収性物品(使い捨ておむつ)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
6 ランディングテープ
D1,D2,D3 凹凸形状
F 腹側領域
M 股下領域
R 背側領域
S 構成部材の長手方向端縁
X 長手方向
Y 幅方向

Claims (10)

  1. 着用者の前後方向に対応する長手方向とこれに直交する幅方向とを有し、前記長手方向に沿って位置する腹側領域及び背側領域と、該腹側領域及び該背側領域の間に位置する股下領域とを備える吸収性物品であって、
    前記背側領域に位置するファスニングテープと、前記腹側領域に位置し且つ該ファスニングテープを止着可能なランディングテープとを備え、
    前記腹側領域は、平面視において該腹側領域の前記長手方向の端部域を構成する複数のシート部材と、該シート部材の該長手方向の端縁よりも内方に位置する構成部材とを備え、
    平面視において、前記腹側領域側に位置する前記シート部材の前記長手方向の端縁が、該長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第1凹凸形状をなし、且つ
    前記構成部材の前記腹側領域側に位置する前記長手方向の端縁が、該長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第2凹凸形状をなしており、
    前記構成部材がランディングテープである、吸収性物品。
  2. 前記構成部材が位置する部位における吸収性物品の剛性が、複数の前記シート部材の剛性よりも高い、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 複数の前記シート部材間に配された吸収体を備え、
    前記構成部材が吸収体である、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記凸部における最上部を極大点とし、前記凹部における最下部を極小点とし、前記第1凹凸形状における極大点と極小点とを結んだ線分の中点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第1仮想直線と、前記第2凹凸形状における極大点と極小点とを結んだ線分の中点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第2仮想直線とをひいたときに、
    前記第1仮想直線と前記第2仮想直線との距離に対する前記シート部材の前記長手方向の端縁と前記構成部材の前記長手方向の端縁との距離の割合が、18%以上100%以下である、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記第1凹凸形状における極大点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第3仮想直線と、前記第2凹凸形状における極小点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第4仮想直線と、前記第1凹凸形状における極小点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第5仮想直線と、前記第2凹凸形状における極大点を通り且つ前記幅方向と平行に延びる第6仮想直線とをそれぞれひいたときに、
    前記第3仮想直線と前記第4仮想直線との距離が、前記第5仮想直線と前記第6仮想直線との距離よりも大きい、請求項に記載の吸収性物品。
  6. 前記第1凹凸形状と前記第2凹凸形状とはともに連続波形形状であり、
    前記第1凹凸形状と前記第2凹凸形状との位相が異なっている、請求項1ないしのいずれか一項に記載の吸収性物品。
  7. 前記第1凹凸形状と前記第2凹凸形状とが互いに同じ形状である、請求項1ないしのいずれか一項に記載の吸収性物品。
  8. 前記背側領域は、その平面視において該背側領域の前記長手方向の端部域を構成する複数のシート部材を備え、
    平面視において、前記背側領域側に位置する前記シート部材の前記長手方向の端縁が、前記長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第3凹凸形状をなし、
    前記吸収性物品を肌対向面側が対向するように前記幅方向に延びる折り線に沿って二つ折りしたときに、前記腹側領域における凹部と前記背側領域における凸部とが一致し、且つ前記腹側領域における凸部と前記背側領域における凹部とが一致するように前記第1凹凸形状及び前記第3凹凸形状が形成されている、請求項1ないしのいずれか一項に記載の吸収性物品。
  9. 前記腹側領域及び前記背側領域における前記長手方向のそれぞれの端部域に、弾性部材が存在していない、請求項1ないしのいずれか一項に記載の吸収性物品。
  10. 着用者の前後方向に対応する長手方向とこれに直交する幅方向とを有し、前記長手方向に沿って位置する腹側領域及び背側領域と、該腹側領域及び該背側領域の間に位置する股下領域とを備える吸収性物品であって、
    前記腹側領域は、平面視において該腹側領域の前記長手方向の端部域を構成する複数のシート部材と、該シート部材の該長手方向の端縁よりも内方に位置する構成部材とを備え、
    平面視において、前記腹側領域側に位置する前記シート部材の前記長手方向の端縁が、該長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第1凹凸形状をなし、且つ
    前記構成部材の前記腹側領域側に位置する前記長手方向の端縁が、該長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第2凹凸形状をなしており、
    前記背側領域は、その平面視において該背側領域の前記長手方向の端部域を構成する複数のシート部材を備え、
    平面視において、前記背側領域側に位置する前記シート部材の前記長手方向の端縁が、前記長手方向の内方に向けて凹んだ複数の凹部と、該凹部間に位置する凸部とを有する第3凹凸形状をなし、
    前記吸収性物品を肌対向面側が対向するように前記幅方向に延びる折り線に沿って二つ折りしたときに、前記腹側領域における凹部と前記背側領域における凸部とが一致し、且つ前記腹側領域における凸部と前記背側領域における凹部とが一致するように前記第1凹凸形状及び前記第3凹凸形状が形成されている、吸収性物品。
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