JP7211777B2 - 工作機械 - Google Patents

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本明細書は、素材を切削加工する切削機構を備えた工作機械を開示する。
切削機構を有した工作機械、いわゆる切削加工機では、素材を切削加工することで製品を製造する。ここで、こうした切削加工に用いられる素材の中には、内部欠陥を有するものがある。例えば、大型製品では、鋳物を素材として用いる場合が多いが、かかる鋳物では、その内部に鋳巣と呼ばれる空洞が生じやすいことが知られている。
鋳巣は、鋳物の内部に発生するため、外部から視認できない。そのため、鋳巣に気づかないまま切削加工してしまった後、加工面に鋳巣が現れて、鋳巣の存在に気づくことがあった。この場合、切削加工で得られた加工物は、製品としての基準を満たさないため、せっかくの切削加工が無駄となる。
そこで、加工前に素材の内部欠陥を非破壊検査器等を用いて検査することが考えられる。しかし、この場合、素材の検査装置への搬送、検査装置での素材の検査、素材の検査装置から工作機械への搬送といった作業が必要となり、余計な工程、手間が生じていた。特に、鋳物は、大型製品で用いられることが多いが、かかる大型製品用の素材を、搬送することは、作業者にとって大きな負担であった。
そこで、一部では、工作機械に、素材の内部欠陥を検出する検出装置を設けることが提案されている。例えば、特許文献1には、工作機械の一種である旋盤に、チルドロール(素材)における鋳造欠陥(鋳巣)の有無を検査する超音波探傷手段を設けることが開示されている。この旋盤では、超音波探傷手段により鋳造欠陥が検出されれば、当該鋳造欠陥の外壁にチョークでマーキングを施していた。かかる特許文献1の技術によれば、機械加工ライン上にて鋳造欠陥の検査が行なわれるので、加工と検査が簡単に切り替えられる。
特開昭61-175563号公報 特開平6-710号公報 特開2008-151710号公報
しかしながら、特許文献1では、内部欠陥の検出については、検討されているものの、検出された内部欠陥の修復については、十分に検討されていない。そのため、特許文献1の技術では、素材に内部欠陥が検出された場合には、当該素材を廃棄したり、当該欠陥を修復できる他の装置に搬送したりする必要があった。結果として、特許文献1では、鋳物のように内部欠陥が生じる可能性がある素材を切削加工して製品を製造する際の効率を十分に向上できなかった。
なお、特許文献2には、カップ型カッタを用いる工作機械に、ワークを非接触で測定する非接触測定装置を設けることで、ワークをチャックから外すことなく検査できるようにし、検査結果によっては、そのまま、カップ型カッタで修正加工を行う技術が開示されている。しかし、この特許文献2の技術は、あくまで、加工後のワーク表面の状態を検査して修正する技術であり、素材の内部欠陥に対応できる技術ではない。
また、特許文献3には、完成した鋳造製品を切削する工程と、切削した平面を非接触で三次元に計測する構成と、を繰り返し行なうことで鋳造製品の肉厚を検査する方法が開示されている。しかし、この特許文献3は、完成した製品を切削(破壊)して肉厚を検査するものであり、鋳造製品の内部欠陥を修復することはもちろんのこと、内部欠陥を検出することについてすら、開示されていない。
以上の通り、従来は、素材の内部欠陥の検出と修復を行なえる工作機械はなかった。結果として、内部欠陥が生じやすい素材を用いる場合の、製品製造効率を十分に向上できなかった。
そこで、本明細書では、内部欠陥が生じやすい素材を用いる場合において、製品製造効率を向上できる工作機械を開示する。
本明細書で開示する工作機械は、素材から製品を製造するために前記素材を切削加工する切削機構を備えた工作機械であって、前記素材の内部欠陥を、当該素材を破壊することなく検出する非破壊検査器と、前記素材を保持するワーク保持装置と、前記素材を切削加工する工具を保持する工具保持装置と、を有する前記切削機構であって、前記非破壊検査器で検出された内部欠陥の修復のために前記素材の少なくとも一部を切削除去する切削機構と、前記素材のうち前記切削除去された箇所に材料を補填または前記切削除去された箇所周辺の材料を攪拌することで修復する欠陥修復器と、前記非破壊検査器と、前記切削機構と、前記欠陥修復器と、の駆動を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、検出された前記内部欠陥のうち、前記製品の外表面と重複する内部欠陥、および、前記製品の内部に埋没するとともに製品の強度を低下させると判断される内部欠陥のみを、前記切削機構および前記欠陥修復器を用いて修復させ、前記製品と重複しない内部欠陥、および、前記製品の内部に埋没するとともに製品の強度を低下させないと判断される小さな内部欠陥は、修復させない、ことを特徴とする。
工作機械が、非破壊検査器と欠陥修復器とを備えるため、素材の内部欠陥の検査および修復と、切削機構を用いた製品加工と、が連続して行える。また、内部欠陥の修復に際しては、素材の付与箇所の切削除去が必要になるが、この切削除去に工作機械の切削機構を用いることができるため、効率的に内部欠陥を修復できる。結果として、内部欠陥が生じやすい素材を用いる場合において、製品製造効率を向上できる。また、不要な内部欠陥については、除去、修復の作業が不要となるため、全体としての作業時間を短縮できる。
この場合、前記制御装置は、前記非破壊検査器による欠陥検出結果と、欠陥検出時における前記非破壊検査器の位置および姿勢と、を関連付けて欠陥情報として記憶してもよい。
かかる構成とすることで、内部欠陥の位置およびサイズを把握でき、内部欠陥周辺の除去および内部欠陥の修復を効率的に行なうことができる。
また、この場合、前記制御装置は、センサを用いて前記素材を測定した測定結果または予め記憶された前記素材のCADデータに基づいて前記素材の外形情報を取得し、前記外形情報と前記欠陥情報とに基づいて欠陥修復のための前記切削機構および前記欠陥修復器の駆動プログラムを生成してもよい。
制御装置において、欠陥修復のための切削機構および欠陥修復器の駆動プログラムを生成することで、内部欠陥の修復等をより効率的に行なえる。
また、前記制御装置は、前記素材に対する製品形状の相対位置をずらすことで前記内部欠陥が製品表面に露出することが防止できる場合は、当該内部欠陥を補修することなく、前記素材に対する前記製品形状の相対位置をずらして前記切削機構に製品加工を実行させてもよい。
かかる構成とすることで、修復対象の内部欠陥を低減でき、除去、修復に要する時間を短縮でき、全体としての作業時間を短縮できる。
また、さらに、加工室内に設けられ、関節接合された複数のアームを有するロボットを備え、前記非破壊検査器は、前記ロボットのエンドエフェクタとして前記ロボットに取り付けられていてもよい。
かかる構成とすることで、より多様な位置から素材を検査できるため、内部欠陥をより確実に検出できる。
また、前記非破壊検査器は、超音波探傷機または放射線透過試験機であってもよい。かかる構成とすることで、素材に悪影響を与えることなく、内部欠陥を検出できる。
また、前記欠陥修復器は、積層造形機、溶接機、摩擦攪拌改質機の少なくとも一つを含んでもよい。かかる構成とすることで、除去箇所を確実に補修できる。
また、前記工具保持装置は、転削用工具を回転保持する工具主軸を含み、前記欠陥修復器は、前記転削用工具の代わりに、前記工具主軸に取り付けられた攪拌用工具で、前記素材の摩擦攪拌改質を行なう摩擦攪拌改質機を含んでもよい。
かかる構成とすることで、攪拌用工具を回転保持する装置を別途設ける必要がないため、工作機械全体の小型化、低コスト化が可能となる。
本明細書で開示する工作機械によれば、内部欠陥が生じやすい素材を用いる場合において、製品製造効率を向上できる。
工作機械の概略的な正面図である。 工作機械の概略的な構成を示すブロック図である。 素材の一例を示す図である。 図3Aの素材の切削除去する様子を示す図である。 図3Cの素材を修復する様子を示す図である。 素材の一例を示す図である。 図4Aの素材の切削除去する様子を示す図である。 図4Cの素材を修復する様子を示す図である。 素材の一例を示す図である。 図5Aの素材の切削除去する様子を示す図である。 図5Cの素材を修復する様子を示す図である。 素材を検査、除去、修復する流れを示すフローチャートである。 内部欠陥の評価の流れを示すフローチャートである。 素材の一例を示す図である。 図8Aの素材において製品形状の基準点をずらした様子を示す図である。
以下、図面を参照して工作機械10の構成について説明する。図1は、工作機械10の構成を示す概略正面図である。また、図2は、工作機械10の構成を示すブロック図である。この工作機械10は、素材102を、指定の製品形状に切削加工して、製品を製造する切削加工機である。以下では、工作機械10を、転削加工を行うマシニングセンタ、特に、大型製品の加工に適した門形マシニングセンタとして説明する。ただし、本明細書で開示する技術は、切削機構を有するのであれば、マシニングセンタに限らず他の工作機械に適用されてもよい。したがって、本明細書で開示する技術は、マシニングセンタの他、旋削加工を行う旋盤や、研削加工を行う研削盤、およびこれらを組み合わせた複合加工機などに適用されてもよい。
工作機械10には、素材102を切削加工する切削機構12が設けられている。切削機構12は、素材102を保持するテーブル16と、工具100を保持する工具主軸14と、を有している。工具主軸14は、工具保持装置として機能するもので、転削用工具100を回転保持する。この工具主軸14は、ラム18により昇降自在に保持されており、ラム18は、サドル20により保持されている。サドル20は、水平方向(Y方向)に延びるクロスレール22に沿って移動可能であり、クロスレール22は、コラム23に沿って昇降自在となっている。テーブル16は、ワーク保持装置として機能するもので、素材102が載置、固定される。このテーブル16は、地面に固定設置されたベッド17で支えられており、水平方向(X方向)に移動可能となっている。
製品を加工する際には、工具100を高速回転させながら、素材102に対して相対移動させることで、素材102を切削加工する。ここで、素材102、特に、大型製品で用いる素材102の中には、内部欠陥を有するものが知られている。例えば、大型製品では、鋳物を素材102として用いることが多い。しかし、この鋳物は、その製造過程で、内部に空洞、いわゆる、鋳巣が生じることがある。かかる鋳巣は、外部からは視認できないため、製品加工前に認識できないことが多い。そのため、鋳巣に気づかないまま切削加工してしまった後、加工面に鋳巣が現れて、鋳巣の存在に気づくことがあった。この場合、加工されたものは製品としての基準を満たさないため、せっかくの切削加工が無駄となる。
そこで、従来から、加工前に素材102の内部欠陥を検査することが考えられる。しかし、従来、内部欠陥を検出する欠陥検査装置(例えば非破壊検査器)は、工作機械10の外部に設けられていたため、内部欠陥の有無を検査するためには、素材102の欠陥検査装置への搬送、欠陥検査装置での素材102の検査、素材102の欠陥検査装置から工作機械10への搬送といった作業が必要となり、余計な工程、手間が生じていた。特に、鋳物は、大型製品で用いられることが多いが、かかる大型製品用の素材102を、搬送することは、作業者にとって大きな負担であった。そのため、従来は、複数の素材102全てについて欠陥検査を行なわず、一部だけを抜き取り検査することが多かった。しかし、内部欠陥(鋳巣)の発生箇所や形状は、固体によって違うため、抜き取り検査では、上述したような問題を防止できなかった。また、従来では、検査によって、無視できない内部欠陥が見つかった場合には、その素材102を廃棄するしかなく、素材102の無駄が生じていた。結果として、従来では、内部欠陥が生じる可能性がある素材(例えば鋳物等)を用いて製品を製造する際の生産効率が低かった。
そこで、本明細書で開示する工作機械10では、製品の生産効率をより向上するために、切削機構12に加えて、更に、内部欠陥を検出する非破壊検査器28と、内部欠陥を修復する欠陥修復器30と、を設けている。
非破壊検査器28は、素材102の内部にある欠陥、例えば、鋳巣を検出するものである。かかる非破壊検査器28としては、例えば、超音波探傷機や放射線透過試験機を用いることができる。こうした非破壊検査器28は、移動機構24に取り付けられている。移動機構24は、非破壊検査器28の位置および姿勢を変更するもので、本例では、互いに関節接合された複数のアームを有した多関節型のロボット26である。非破壊検査器28は、このロボット26のエンドエフェクタとして、アームの端部に取り付けられている。このように、非破壊検査器28をロボット26に取り付けることで、非破壊検査器28の位置および姿勢を自由に変更でき、素材102を様々な位置および向きから検査することができる。さらに、本例では、このロボット26を、工具主軸14に設置している。かかる構成とすることで、ロボット26、ひいては、非破壊検査器28の可動範囲を広げることができ、より様々な位置から欠陥を検出できる。
なお、ロボット26に取り付けられるエンドエフェクタは、適宜、交換されてもよい。したがって、素材102の内部欠陥を検査する際には、ロボット26にエンドエフェクタとして非破壊検査器28を装着し、素材102の外形形状を測定する際には、ロボット26にエンドエフェクタとして、接触式または非接触式の三次元測定器を装着するようにしてもよい。
また、本例では、非破壊検査器28を、移動機構24、具体的には、ロボット26に取り付けているが、素材102の内部欠陥を検出できるのであれば、非破壊検査器28は、位置および姿勢が固定でもよい。
欠陥修復器30は、切削機構12を協働して、内部欠陥箇所を修復する。すなわち、後に詳説するが、制御装置32は、非破壊検査器28により素材102の内部に看過できない欠陥が見つかった場合、内部欠陥の発生箇所周辺を、切削機構12により切削除去する。欠陥修復器30は、この切削除去された箇所に材料を補填、または、切削除去された箇所周辺の材料を攪拌することで修復する。かかる欠陥修復器30としては、例えば、材料を層状に積み重ねて成形する積層造形機、材料を溶融して接合させる溶接機、母材に高速回転させた攪拌用ツールを押し付けることで周辺の材料を攪拌する摩擦攪拌改質器などを用いることができる。
欠陥修復器30は、素材102に対して移動可能に設けられている。例えば、欠陥修復器30は、工具主軸14とは独立して移動できる移動体29に取り付けられてもよい。また、別の形態として、欠陥修復器30は、工具100に代わって工具主軸14に取り付けられてもよい。
制御装置32は、各種演算を行なうCPUと、各種プログラムやデータを記憶するメモリ36と、を有したコンピュータである。この制御装置32は、さらに、通信機能を有しており、他の装置との間で各種データ、例えば、加工プログラム(NCプログラム)等を授受できる。この制御装置32は、例えば、工具100や素材102の位置を随時演算する数値制御装置を含んでもよい。また、制御装置32は、単一の装置でもよいし、複数の演算装置を組み合わせて構成されてもよい。
制御装置32は、製品形状を得るために、切削機構12で素材102を切削加工する際に、テーブル16や工具主軸14の駆動を制御する。また、制御装置32は、後述するように、素材102の内部欠陥の検出、除去、修復を行なうために、非破壊検査器28、切削機構12、欠陥修復器30の駆動制御も行なう。この欠陥の検出、除去、修復に関わるデータの授受について図2を参照して説明する。なお、以下では、切削機構12による切削加工のうち、素材102から内部欠陥を除去するための切削加工を「除去加工」と呼び、素材102から製品形状を生成するための切削加工を「製品加工」と呼び、両者を区別する。
制御装置32には、予め、製品加工プログラムが入力される。製品加工プログラムは、製品加工を行う際の工具100および素材102の移動軌跡等を含むNCプログラムである。また、制御装置32には、製品形状を示す製品CADデータも予め入力される。この製品加工プログラムや製品CADデータは、外部機器で予め生成され、制御装置32に入力される。
また、制御装置32は、内部欠陥の検出に先立って、素材102の外形を示す外形情報40を取得する。制御装置32は、この外形情報40を、例えば、素材102の形状を示すCADデータを読み込むことで取得してもよい。また、別の形態として、制御装置32は、工作機械10に設けられた外形センサ38での検出結果に基づいて、外形情報40を取得してもよい。外形センサ38は、素材102の外形を検出できるのであれば特に限定されない。したがって、外形センサ38は、接触して物体の外形を計測するタッチプローブ式の三次元測定機でもよいし、レーザや超音波を利用して非接触で物体の外形を計測する非接触式の三次元測定機でもよい。
制御装置32は、得られた外形情報40に基づいて、非破壊検査器28の移動ルートを決定する。すなわち、素材102の内部欠陥を検出するためには、移動機構24を駆動して、非破壊検査器28を様々な位置および姿勢に変化させる必要がある。制御装置32は、非破壊検査器28やロボット26が素材102と干渉することなく、非破壊検査器28が素材102の全範囲について欠陥検出でき得る、移動ルートを外形情報40に基づいて算出する。
ロボット26(移動機構24)には、各アームの移動量(回転量)を検出するセンサ39が設けられている。このセンサ39の検出値は、随時、制御装置32に送られる。制御装置32は、これらの検出値に基づいて、現時点での非破壊検査器28の位置および姿勢を算出する。
また、非破壊検査器28での検出結果も、制御装置32に送られる。制御装置32は、この欠陥検出結果と、欠陥検出時の非破壊検査器28の位置および姿勢と、を関連付けて欠陥情報42として記憶する。
内部欠陥を除去および修復する際、制御装置32は、得られた欠陥情報42および外形情報40に基づいて、除去用加工プログラムP1および修復用加工プログラムP2を生成する。除去用加工プログラムP1は、内部欠陥周辺を除去するために必要な切削機構12の駆動プログラム(NCプログラム)である。また、修復用加工プログラムP2は、除去箇所を修復するために必要な欠陥修復器30の駆動プログラムである。切削機構12および欠陥修復器30が、これらのプログラムP1,P2に従い駆動することで、素材102の内部欠陥が除去、修復される。
次に、素材102の内部欠陥104の検査、除去、修復の様子について図3~図5を参照して説明する。図3Aは、内部に、四つの内部欠陥104a~104dを有した素材102のイメージ図である。図3Aにおいて二点鎖線は、製品外形を示している。図3Aの例では、素材102の内部には、製品と重複しない位置にある内部欠陥104aと、製品表面と重複する位置にある内部欠陥104bと、製品の内部に位置する小さな内部欠陥104cと、製品の内部に位置する大きな内部欠陥104dと、が存在する。
こうした内部欠陥のうち、製品と重複しない位置にある内部欠陥104aは、放置しておいても、製品加工の過程で除去されるため、問題ない。また、製品の内部に位置する欠陥のうち、小さな内部欠陥104cも、製品の品質に大きな悪影響を及ぼさないため、放置しておいても問題ない。一方、製品表面と重複する内部欠陥104bは、製品が形成されると外部に露出し、製品としての価値を著しく低下させる。また、製品の内部であっても、大きな内部欠陥104dは、製品の強度を低下させるおそれがある。
ただし、こうした内部欠陥104a~104dは、いずれも、素材102の内部に隠れているため、目視できない。そこで、本例では、製品加工に先立って、こうした内部欠陥104の有無を、検出し、必要に応じて修復する。具体的には、制御装置32は、ロボット26および非破壊検査器28を駆動して、内部欠陥104の位置およびサイズを検出する。続いて、制御装置32は、検出された内部欠陥104を評価し、修復の要否を判断する。この判断基準としては、種々考えられるが、例えば、製品の外表面と重複する内部欠陥104b、および、製品の内部かつ基準以上の大きさの内部欠陥104dを、修復対象として判断するようにしてもよい。
修復対象の内部欠陥104が特定できれば、制御装置32は、切削機構12を駆動して、当該修復対象の内部欠陥104を切削除去する。本例では、内部欠陥104bと内部欠陥104dとが修復対象となるため、図3Bに示すように、内部欠陥104b,104dを除去できる高さ位置まで素材102を切削除去する。
修復対象の内部欠陥104b,104dが除去できれば、続いて、制御装置32は、欠陥修復器30を駆動して、切削除去した箇所を修復する。図3の例では、欠陥修復器30として積層造形機50を用いる。積層造形機50は、切削除去した箇所に材料を積層していくことで、除去箇所を修復する。なお、このとき、切削除去した箇所全てに材料を補填する必要はなく、図3Cに示すように、製品形成に必要な箇所にのみ、材料を補填すればよい。
また、上述の説明では、修復対象の内部欠陥104と同じ高さ位置の材料を全て切削除去しているが、内部欠陥104の周辺箇所のみを切削除去してもよい。すなわち、図4Aに示すように、製品表面に内部欠陥104が存在する場合、図4Bに示すように、当該内部欠陥104の周辺のみを切削除去してもよい。また、欠陥修復器30として、溶接機52を用いてもよい。この場合、図4Cに示すように、切削除去された箇所は、溶接機52により肉盛り溶接されることで修復される。
また、欠陥修復器30として、図5に示すように、摩擦攪拌改質器54を用いてもよい。摩擦攪拌改質器54は、素材の表面材料を、攪拌して改質するものである。具体的には、摩擦攪拌改質器54は、先端にプローブ55aと呼ばれる小突起を有する円柱状の攪拌用工具55を、高速回転させながら素材表面に押し付け、プローブ55aを材料中に圧入する。素材102は、プローブ55aの側面および攪拌用工具55の肩部下面との摩擦熱により加熱されて塑性変形抵抗を失い、攪拌用工具55の回転に引きずられる形で材料流動を起こし、攪拌される。摩擦攪拌改質で内部欠陥104を修復する場合には、図5Bに示すように、プローブ55aが内部欠陥104箇所に到達できるように、内部欠陥104の真上まで材料を切削除去する。その後、図5Cに示すように、攪拌用工具55を高速回転させつつ、内部欠陥104周辺に攪拌用工具55を押し当てて、内部欠陥104周辺の材料を攪拌する。
なお、摩擦攪拌改質器54は、工具主軸14と独立して設けられてもよいが、工具主軸14を利用するものでもよい。すなわち、上述の説明から明らかな通り、攪拌用工具55の保持装置は、当該攪拌用工具55を高速回転できるとともに、素材材料の塑性変形抵抗に耐えられる程度の高い剛性を有することが求められる。このような保持装置は、大型で高価になりやすいが、工具主軸14は、こうした条件を満たしている。そのため、工具主軸14に、転削用工具100に替えて、攪拌用工具55を取り付けて、摩擦攪拌改質を行なうようにすれば、摩擦攪拌改質用の工具保持装置を別途設ける必要がなく、スペースやコストを低減できる。
次に、内部欠陥104の修復の流れについて図6、図7を参照して説明する。図6は、内部欠陥104の修復の流れを示すフローチャートであり、図7は、欠陥の評価処理の流れを示すフローチャートである。
制御装置32は、製品加工の開始前に、図6に示す処理を実行する。具体的には、制御装置32は、まず、製品加工前の素材102の外形を示す外形情報40を取得する(S10)。この外形情報40は、予めCADデータとして取得してもよいし、外形センサでの検出結果に基づいて算出してもよい。
次に、制御装置32は、得られた外形情報40に基づいて、非破壊検査器28の移動ルートを算出する(S12)。すなわち、非破壊検査器28およびロボット26を、素材102に干渉させることなく、素材102全体を非破壊検査器28で検査できる移動ルートを求める。移動ルートが得られれば、内部欠陥104の検査を行なう(S14)。具体的には、制御装置32は、非破壊検査器28を、移動ルートに従い移動させて、素材102表面に近接させつつ、非破壊検査器28から検出信号(超音波、放射線、レーダーなど)を送受させる。非破壊検査器28による検出結果は、随時、制御装置32に送られる。制御装置32は、この検出の際、ロボット26から送られる移動量(各アームの回転量)に基づいて、非破壊検査器28の位置(検出位置)を随時、算出する。制御装置32は、この得られた検出結果と、検出位置と、を対応付けた情報を欠陥情報として記憶する(S16)。
欠陥情報が得られれば、続いて、制御装置32は、各内部欠陥104について、修復が必要か否か、評価する(S18)。この内部欠陥104の評価のために、制御装置32は、まず、製品CADデータと、外形情報40と、欠陥情報42と、を読み込む(図7、S30)。そして、欠陥情報42から内部欠陥104の位置およびサイズを求める。素材102に欠陥がある場合、制御装置32は、一つの内部欠陥104が、製品と重複する位置にあるか否かを判断する(S34)。すなわち、制御装置32は、外形情報40と製品CADデータとに基づいて、素材102のうち製品となる範囲を特定する。また、制御装置32は、外形情報と欠陥情報42とに基づいて、内部欠陥104の素材102に対する位置を特定する。制御装置32は、この特定された位置が、製品となる範囲と重複しているか否かを判断する。
判断の結果、内部欠陥104が、製品と重複している場合には、修復不要と判断する(S42)。一方、内部欠陥104が、製品と重複している場合、制御装置32は、続いて、当該内部欠陥104が、製品表面と重複しているか否かを判断する(S36)。製品表面と重複している場合には、当該内部欠陥104は、製品加工することで、外部に露出することになる。そのため、内部欠陥104の大きさに関わらず、修復必要と判断する(S40)。一方、内部欠陥104が、製品と重複しているものの、製品表面とは重複していない場合、すなわち、内部欠陥104が製品の内部に位置する場合、制御装置32は、当該内部欠陥104のサイズを、予め規定された許容値と比較する(S38)。この許容値は、製品に求められる強度基準や重量基準等に基づいて決定することができる。
比較の結果、内部欠陥104のサイズが許容値を超えている場合、制御装置32は、当該内部欠陥104が、製品の内部であっても、修復が必要と判断する(S40)。一方、内部欠陥104のサイズが許容値以下の場合には、当該内部欠陥104は、製品の外部に露出しないため、修復不要と判断する(S42)。一つの内部欠陥104についての評価が完了すれば、次の内部欠陥104を同様の手順で評価する。全ての内部欠陥104についての評価が完了すれば、ステップS20(図6)に進む。
ステップS20において、制御装置32は、除去用加工プログラムP1と修復用加工プログラムP2を生成する。除去用加工プログラムP1は、修復が必要な内部欠陥104を除去するために必要な切削機構の加工プログラム(NCプログラム)である。また、修復用加工プログラムP2は、除去箇所を修復するために必要な欠陥修復器30の駆動プログラムである。
二つの加工プログラムP1,P2が生成できれば、制御装置32は、除去用加工プログラムP1に基づいて切削機構を駆動し、内部欠陥104の周辺を切削除去させる(S22)。続いて、制御装置32は、修復用プログラムP2に基づいて欠陥修復器30を駆動し、除去箇所に材料を補填、または、除去箇所周辺を攪拌して内部欠陥104を修復する(S24)。
以上の手順で内部欠陥104の修復処理は、完了となる。そして、一つの素材102について内部欠陥104の修復ができれば、制御装置32は、そのまま、当該素材102に対して製品加工を施して、製品を製造する。
つまり、本例によれば、素材102の内部欠陥104の検出、除去、修復と、製品加工と、を同じ工作機械10内で連続して行える。その結果、素材102を途中で搬送する必要がなく、作業を簡易化できる。また、本例によれば、無視できない内部欠陥104が存在する場合には、その場で、内部欠陥104を除去、修復する。その結果、内部欠陥104が存在した素材102も、有効に利用でき、素材102の廃棄を効果的に抑制できる。
なお、これまで説明した構成は、一例であり、少なくとも、素材の内部欠陥の箇所を検出する非破壊検査器と、内部欠陥の少なくとも周辺を切削除去する切削機構と、切削除去された箇所を修復する欠陥修復器と、を有するのであれば、その他の構成は、適宜、変更されてもよい。例えば、上述載の例では、非破壊検査器28を移動可能としているが、一箇所で素材102全体を検査できるのであれば、非破壊検査器28を移動させる移動機構24はなくてもよい。また、移動機構24は、ロボット26に限らず、他の機構、例えば、直動移動機構などでもよい。
また、本例では、検出された内部欠陥104の修復の要否を、内部欠陥104のサイズおよび製品に対する位置に基づいて決定しているが、他の基準に基づいて判断してもよい。例えば、内部欠陥104のサイズに関わらず、製品と重複する内部欠陥104は、全て、修復対象と判断してもよい。また、別の形態として、一定以上のサイズの内部欠陥104は、その位置に関わらず、全て修復対象と判断してもよい。
また、別の形態として、内部欠陥104を製品の基準点変更で対処できるか否かに基づいて、修復の要否を判断してもよい。すなわち、図8Aに示すように、製品表面に内部欠陥104が存在する場合でも、図8Bに示すように、製品形状の素材102に対する基準点を変更すれば、当該内部欠陥104を、製品の外側に位置させることが出来る場合がある。かかる場合には、内部欠陥104を除去、修復するのではなく、製品形状の素材102に対する基準点を変更するようにしてもよい。すなわち、素材102に修復されることなく残存した内部欠陥104がある場合には、製品表面に、残存した内部欠陥104が露出しないように、製品形状の基準点を変更してもよい。かかる構成とすることで、内部欠陥104を除去、修復が不要となるため、これらの時間分だけリードタイムを短縮できる。
また、上述の説明では、切削機構12として、転削加工を行う機構のみを例示したが、切削機構12は、素材102の一部を除去できるのであれば、旋削加工や研削加工用の切削機構でもよい。また、欠陥修復器30は、欠陥を修復できるのであれば、積層造形機や、溶接機、摩擦攪拌改質器以外の形態でもよい。
10 工作機械、12 切削機構、14 工具主軸、16 テーブル、17 ベッド、18 ラム、20 サドル、22 クロスレール、23 コラム、24 移動機構、26 ロボット、28 非破壊検査器、29 移動体、30 欠陥修復器、32 制御装置、36 メモリ、38 外形センサ、40 外形情報、42 欠陥情報、50 積層造形機、52 溶接機、54 摩擦攪拌改質器、55 攪拌用工具、55a プローブ、100 転削用工具、102 素材、104 内部欠陥。

Claims (8)

  1. 素材から製品を製造するために前記素材を切削加工する切削機構を備えた工作機械であって、
    前記素材の内部欠陥を、当該素材を破壊することなく検出する非破壊検査器と、
    前記素材を保持するワーク保持装置と、前記素材を切削加工する工具を保持する工具保持装置と、を有する前記切削機構であって、前記非破壊検査器で検出された内部欠陥の修復のために前記素材の少なくとも一部を切削除去する切削機構と、
    前記素材のうち前記切削除去された箇所に材料を補填または前記切削除去された箇所周辺の材料を攪拌することで修復する欠陥修復器と、
    前記非破壊検査器と、前記切削機構と、前記欠陥修復器と、の駆動を制御する制御装置と、
    を備え、前記制御装置は、検出された前記内部欠陥のうち、前記製品の外表面と重複する内部欠陥、および、前記製品の内部に埋没するとともに製品の強度を低下させると判断される内部欠陥のみを、前記切削機構および前記欠陥修復器を用いて修復させ、前記製品と重複しない内部欠陥、および、前記製品の内部に埋没するとともに製品の強度を低下させないと判断される小さな内部欠陥は、修復させない、ことを特徴とする工作機械。
  2. 請求項1に記載の工作機械であって、
    前記制御装置は、前記非破壊検査器による欠陥検出結果と、欠陥検出時における前記非破壊検査器の位置および姿勢と、を関連付けて欠陥情報として記憶する、
    ことを特徴とする工作機械。
  3. 請求項2に記載の工作機械であって、
    前記制御装置は、センサを用いて前記素材を測定した測定結果または予め記憶された前記素材のCADデータに基づいて前記素材の外形情報を取得し、前記外形情報と前記欠陥情報とに基づいて欠陥修復のための前記切削機構および前記欠陥修復器の駆動プログラムを生成する、
    ことを特徴とする工作機械。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の工作機械であって、
    前記制御装置は、前記素材に対する製品形状の相対位置をずらすことで前記内部欠陥が製品表面に露出することが防止できる場合は、当該内部欠陥を補修することなく、前記素材に対する前記製品形状の相対位置をずらして前記切削機構に製品加工を実行させる、ことを特徴とする工作機械。
  5. 請求項2からのいずれか1項に記載の工作機械であって、さらに、
    加工室内に設けられ、関節接合された複数のアームを有するロボットを備え、
    前記非破壊検査器は、前記ロボットのエンドエフェクタとして前記ロボットに取り付けられている、
    ことを特徴とする工作機械。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の工作機械であって、
    前記非破壊検査器は、超音波探傷機または放射線透過試験機である、ことを特徴とする工作機械。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の工作機械であって、
    前記欠陥修復器は、積層造形機、溶接機、摩擦攪拌改質機の少なくとも一つを含む、ことを特徴とする工作機械。
  8. 請求項に記載の工作機械であって、
    前記工具保持装置は、転削用工具を回転保持する工具主軸を含み、
    前記欠陥修復器は、前記転削用工具の代わりに、前記工具主軸に取り付けられた攪拌用工具で、前記素材の摩擦攪拌改質を行なう摩擦攪拌改質機を含む、
    ことを特徴とする工作機械。
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