JP7210056B2 - 作業用動力機械の回転動力遮断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作業用動力機械の原動機が発生させた回転動力の作動部への伝達を遮断する回転動力遮断装置に関する。
エンジンや電気モータ、空気エンジン等の原動機を有するチェーンソー、動力カッター、刈払機、トリマ等の作業用動力機械が広く使用されている。これらの作業用動力機械は、各々原動機によって作動するチェーン、切刃等の作動部を有する。そして作動部は作業者の近傍に位置することが多いため、作動部と作業者の接触や作業中のキックバックによる怪我の危険性が存在する。この危険性を低減させる技術として、起動の際に原動機に供給される燃料を制限して、原動機の回転数を閾値以下に制御する発明(特許文献1)が開示されている。
特表2017-538894号公報
しかし、特許文献1の発明では、始動時の原動機の回転数は設定された閾値以下に制御されるものの、作業中の回転数の異常な上昇には対応できないという問題があった。
そこで、本発明は、作業用動力機械の作動部の回転数が所定の回転数を超えないように制限する機能を有する作業用動力機械の回転動力遮断装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の作業用動力機械の回転動力遮断装置は、原動機と作動部との間に設けられ、回転動力が所定の回転数に達すると機械的に動力の伝達を遮断する機能を有することを主な特徴とする。
すなわち、第一の本発明に係る作業用動力機械の回転動力遮断装置は、原動機の回転動力により作動する作動部を有する作業用動力機械の原動機の回転動力が伝達される出力シャフトと作動部を駆動させる駆動シャフトとの間に設けられる回転動力遮断装置であって、円筒状の入力ドラム周壁と入力ドラム周壁の一端を閉じる入力ドラム底板とを有する入力ドラムと、入力ドラムの内側に揺動自在に設けられるとともにバネにより内側に付勢された複数のクラッチシューと、複数のクラッチシューの内側に接するように入力ドラムと回転中心を一致させて設けられた円筒状の出力ドラム周壁と出力ドラム周壁の一端を閉じる出力ドラム底板とを有する出力ドラムとから構成され、入力ドラム底板が出力シャフトに連繋され、出力ドラム底板が駆動シャフトに連繋され、出力シャフトの回転数が所定の遮断回転数(S)以上になると、複数のクラッチシューが遠心力によって出力ドラムから乖離することを特徴とする。
第一の本発明によれば、出力シャフトの回転数が遮断回転数(S)に達した場合には、原動機からの回転動力を遮断して作動部の回転数の上限を制御することができる。回転動力遮断装置は、汎用の遠心クラッチの入力ドラムと出力ドラムの構造を逆転させることで実現できる。入力ドラムが出力ドラムの外周を覆うような構造とし、入力ドラム側にクラッチシューを揺動可能に設け、クラッチシューをバネにより出力ドラムに外側から押圧する。出力シャフトの回転数、すなわち入力ドラムの回転数が、バネの押圧力とクラッチシューの質量との相関により予め設定された遮断回転数(S)を超えると、遠心力がバネの押圧に打ち勝って、クラッチシューが出力ドラムから離れることで、駆動シャフトへの回転動力の伝達が遮断される。
遮断回転数(S)は、本発明の回転動力遮断装置が導入される作業用動力機械の特性に応じて安全性を考慮して設定される。例えば、作業用動力機械がエンジン式の刈払機であれば、遮断回転数は10000rpm程度が望ましい。刈刃の回転数が10000rpmを超えると、作業上危険になるからである。なお、原動機はエンジン、電気モータ、空気エンジン等の回転動力を発生させることができるものが全て対象となる。
さらに第二の本発明は、第一の本発明の回転動力遮断装置を備えることを特徴とするチェーンソー、動力カッター、ポールソー、刈払機、ヘッジトリマ又はトリマである。
これらの作業用動力機械に第一の本発明の回転動力遮断装置を装備することで、作業者の安全性が向上する。
さらに第三の本発明は、原動機と作動部との間に遠心クラッチと第一の本発明の回転動力遮断装置とを備えることを特徴とするチェーンソー、動力カッター、ポールソー、刈払機、ヘッジトリマ又はトリマである。
作業用動力機械に、回転動力遮断装置に加えて汎用の遠心クラッチを備えることで、これらの機械の始動時の安全性が更に向上する。なお、遮断回転数(S)は、遠心クラッチの接続回転数(C)よりも大きいことはいうまでもない。
さらに第四の本発明の回転動力遮断装置は、第一の本発明の回転動力遮断装置において、出力ドラム底板が中心部に開口部を有し、 開口部に出力シャフトが挿入され、かつ、出力シャフトの先端にベアリングが設けられ、出力ドラムが、ベアリングを介して出力シャフトに回転自在に設けられていることを特徴とする。
第四の本発明の回転動力遮断装置は、出力ドラムがベアリングを介して出力シャフトに取り付けられている。そのため、出力シャフトの回転動力が出力ドラムに直接伝達されることない。クラッチシューと出力ドラムとの作用は、第一の本発明と同様である。
第五の本発明は、請求項4に記載の回転動力遮断装置と、出力シャフトに設けられた遠心クラッチと、出力ドラムに設けられた刈刃ホルダーとを備え、遠心クラッチが原動機と作動部との間に位置し、出力シャフトが刈刃回転軸であることを特徴とする刈払機である
第五の本発明の刈払機は、従来の刈払機の刈刃回転軸から刈刃を外した後に、刈刃に替えて、第四の本発明に係る回転動力遮断装置を装着する構造となっており、刈刃回転軸が回転動力遮断装置の出力シャフトとなる。入力ドラムは刈刃回転軸に固定されて刈刃回転軸と一体となって回転する。出力ドラムには刈刃ホルダーが設けられている。刈刃ホルダーは、上部ホルダーと上部ホルダーの中心に立設された刈刃駆動軸と、刈刃駆動軸に刈刃を装着した後に刈刃を固定する下部ホルダー及びナットとから構成される。刈払機に、回転動力遮断装置に加えて汎用の遠心クラッチを備えることで、始動時の安全性が更に向上する。
本発明の回転動力遮断装置は、作業用動力機械の安全性を向上させる。
本発明の第一実施例を示す断面図である。 本発明の第一実施例を示す平面図である。 本発明の第二実施例を示す断面図である。 本発明の第三実施例を示す断面図である。 本発明の第四実施例を示す断面図である。 本発明の第四実施例を示す平面透視図である。 本発明の第一実施形態を示す概念図である。 本発明の第二実施形態を示す概念図である。
図面を使って、本発明の実施の形態を説明する。
図7は、本発明の第一実施形態を示す概念図である。
作業用動力機械10が原動機2と出力シャフト3と回転動力遮断装置4と駆動シャフト5と作動部6とから構成されている。原動機2の回転動力が出力シャフト3に伝達され、回転動力遮断装置4は出力シャフト3の回転数が遮断回転数(S)未満であれば回転動力を駆動シャフト5に伝達する。そして出力シャフト3の回転数が上昇して遮断回転数(S)に達すれば回転動力遮断装置4は駆動シャフト5への回転動力の伝達を遮断するので、しばらくすると作動部6は動作を停止する。
その後、原動機2が制御されて出力シャフト3の回転数が遮断回転数(S)未満になれば、回転動力遮断装置4は再び駆動シャフト5への回転動力の伝達を開始し、作動部6は動作を再開する。
図8は、本発明の第二実施形態を示す概念図である。
作業用動力機械10が、原動機2と出力シャフト3と遠心クラッチ8と回転動力遮断装置4と、駆動シャフト5と作動部6との組み合わせによって構成されている。遠心クラッチ8は出力シャフト3の回転数が接続回転数(C)に達すると回転動力を回転動力遮断装置4に伝達し、回転動力遮断装置4は、出力シャフト3の回転数が遮断回転数(S)に達すると回転動力を遮断する。
遮断回転数(S)>接続回転数(C)の関係にあり、原動機2が動作を開始して出力シャフト3の回転数が上昇して接続回転数(C)に達すると駆動シャフト5を介して作動部6へ回転動力を伝達し、作動部6が回転を開始する。そして、出力シャフト3の回転数が遮断回転数(S)に達すると今度は回転動力遮断装置4が駆動シャフト5への回転動力の伝達を遮断し、作動部6は回転を停止し始める。このとき出力シャフト3の回転数が遮断回転数(S)以上の状態を継続すれば、回転動力は作動部6に伝達されることなく、やがて作動部6は回転を停止する。
作動部6の回転が停止する前に出力シャフト3の回転数が遮断回転数(S)よりも小さくなれば、再度回転動力が作動部6に伝達されるので作動部6は、遮断回転数(S) 未満の回転を継続する。このように作業用機械10を扱う作業者は、回転数を遮断回転数(S)以上に大きくすると作動部6の回転数が急に小さくなりかけるので、回転数が過大になったことに気づくことができるとともに、過大な作動部6の回転による事故を防止することができる。
続いて以下に本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の第一実施例を図2のAA線から見た断面図であり、図2は本発明の第一実施例を示す平面図である。出力シャフト60の先端に入力ドラム底板24が固定され、入力ドラム底板24の外周には出力ドラム周壁22が立設されている。そして入力ドラム底板24にはクラッチシュー40及び42が、ボルト62及び64で揺動自在に取り付けられている。クラッチシュー40及び42は入力ドラム周壁22の内面に取り付けられたバネ50及びバネ52で各々中心側へ押圧され、クラッチシュー40のライニング44及びクラッチシュー42のライニング46は出力ドラム周壁32に接している。
一方、出力ドラム30は、出力ドラム底板34とその周囲に立設された出力ドラム周壁32とから構成され、前述のとおり、出力ドラム周壁32とライニング44及び46とが接している。また、出力ドラム底板34には駆動シャフト70が固定されている。
ここで、出力シャフト60の回転数が増加していき遮断回転数(S)に達すると、クラッチシュー40及び42に働く遠心力がバネ50及び52の押圧力に打ち勝って、クラッチシュー40及び42が外側に移動して、ライニング44及び46が出力ドラム周壁32から離れる。この動作により出力シャフト60の回転動力の駆動シャフト70への伝達が遮断され、やがて駆動シャフト70は回転を停止する。
その後、出力シャフト60の回転数が減少して、遮断回転数(S)よりも小さくなると、バネ50及び52の押圧力が遠心力に打ち勝って、ライニング44及び46が出力ドラム周壁32に接し、再び駆動シャフトが回転を始める。なお、遮断回転数(S)は、クラッチシュー40及び42の質量とバネ50及び52の押圧力により調整される。
図3は本発明の第二実施例を示す断面図で、刈払機200の原動機108付近を示している。原動機108の上下運動がクランクケース112で回転運動に変換されてクランク軸(出力シャフト)114が回転する。クランク軸(出力シャフト)114の先端にはフライホイール116が設けられ、フライホイール116に遠心クラッチ118が固定されている。そして遠心クラッチドラム140が連結シャフト144とベアリング130及びベアリング132を介して回動自在に設けられている。
さらに遠心クラッチドラム140には入力ドラム136を介して回転動力遮断装置206が接合されている。回転動力遮断装置206の構造は前述のとおりであるから説明は省略する。回転動力遮断装置206の出力ドラム142には駆動シャフト146が固定され、出力ドラム142の内側には、ベアリング132を介して連結シャフト144が回動自在に支持されている。
クランク軸(出力シャフト)114が回転して、回転数が接続回転数(C)に達すると遠心力により遠心クラッチ118が動作して遠心クラッチドラム140を回転させ、これと一体となった入力ドラム136も同様に回転する。このとき回転動力遮断装置206は回転動力を出力ドラム142に伝達するので、駆動シャフト146も同様に回転する。
そしてクランク軸(出力シャフト)114の回転数が大きくなり、遮断回転数(S)に達すると、回転動力遮断装置206はクランク軸(出力シャフト)114の回転動力の駆動シャフト146への伝達を遮断する。
図4は、本発明の第三実施例を示す断面図で、チェーンソー300のエンジン(原動機)310付近を示している。エンジン(原動機)310により回転駆動するクランク軸(出力シャフト)320の先端に遠心クラッチ350が取り付けられている。遠心クラッチ350の構造の説明は省略する。遠心クラッチ350の出力側である遠心クラッチドラム352には回転動力遮断装置330の入力ドラム332が接合され、両者はベアリング342を介してクランク軸(出力シャフト)320に回転自在に設けられている。
出力ドラム334には、鋸チェーン370を駆動するスプロケット(駆動シャフト)360が接続されている。遠心クラッチ350と回転動力遮断装置330の詳しい動作説明は第二実施例と同様であるから省略するが、クランク軸(出力シャフト)320の回転数が遮断回転数(S)に達するとスプロケット(駆動シャフト)360への回転動力の伝達が遮断される。
図5は、本発明の第四実施例を示す断面図で、刈払機200の刈刃210付近を示している。また図6は、本発明の第四実施例を図5のBB線から見た平面透視図である。第二実施例と異なり回転動力遮断装置206が傘歯車272と刈刃210との間に設けられている。原動機側と接続された伝動軸248の先端に設けられた傘歯車270が刈刃回転軸(出力シャフト)276の始端に設けられた傘歯車272とが係合している。刈刃回転軸(出力シャフト)276には入力ドラムホルダー292が周設され、入力ドラムホルダー292の下側に入力ドラム260が接合されている。そして入力ドラム260の内側には、クラッチシュー268がクラッチシュー取付穴284を中心に揺動自在に設けられている。クラッチシュー268は出力ドラム266に当接している。出力ドラム266は、刈刃回転軸(出力シャフト)276にナット283で固定されたベアリング258を介して刈刃回転軸(出力シャフト)276に回動自在に装着されており、刈刃回転軸(出力シャフト)276の回転運動とは連動しない。出力ドラム266の下面には刈刃ホルダー288が設けられている。刈刃ホルダー288は、出力ドラム266にボルト・ナット280で固定された上部ホルダー290と上部ホルダー290から突出した刈刃駆動軸(駆動シャフト)274と下部ホルダー291とナット282とで構成され、刈刃210は上部ホルダー290と下部ホルダー291の間に挟まれてナット282により固定される。
刈刃回転軸(出力シャフト)276の回転数が遮断回転数(S)に達すると、遠心力によりクラッチシュー268が外側に広がり出力ドラム266から離れて刈刃210は回転を停止し始める。刈刃210の回転が停止する前に刈刃回転軸(出力シャフト)276の回転数が遮断回転数(S)よりも小さくなると、再度クラッチシュー268が出力ドラム266に当接し、刈刃210に回転動力が伝達される。
2 原動機
3 出力シャフト
4 回転動力遮断装置
5 駆動シャフト
6 作動部
8 遠心クラッチ
10 作業用動力機械
20 入力ドラム
22 入力ドラム周壁
24 入力ドラム底板
30 出力ドラム
32 出力ドラム周壁
34 出力ドラム底板
40 クラッチシュー
42 クラッチシュー
44 ライニング
46 ライニング
50 バネ
52 バネ
54 バネ座
55 バネ座
56 バネ座
57 バネ座
60 出力シャフト
62 ボルト
64 ボルト
70 駆動シャフト
108 エンジン
112 クランクケース
114 クランク軸(出力シャフト)
116 フライホイール
118 遠心クラッチ
130 ベアリング
132 ベアリング
134 ベアリング
136 入力ドラム
140 遠心クラッチドラム
142 出力ドラム
144 連結シャフト(出力シャフト)
146 駆動シャフト
200 刈払機
206 回転動力遮断装置
210 刈刃
248 伝動軸
250 ベアリング
252 ベアリング
254 ベアリング
258 ベアリング
260 入力ドラム
266 出力ドラム
268 クラッチシュー
270 傘歯車
272 傘歯車
274 刈刃駆動軸(駆動シャフト)
276 刈刃回転軸(出力シャフト)
280 ボルト・ナット
282 ナット
283 ナット
284 クラッチシュー取付ボルト
288 刈刃ホルダー
290 上部ホルダー
291 下部ホルダー
292 入力ドラムホルダー
300 チェーンソー
310 エンジン(原動機)
320 クランク軸(出力シャフト)
330 回転動力遮断装置
342 ベアリング
344 ベアリング
350 遠心クラッチ
360 スプロケット(駆動シャフト)
370 鋸チェーン
S 遮断回転数
C 接続回転数

Claims (5)

  1. 原動機の回転動力により作動する作動部を有する作業用動力機械の前記原動機の回転動力が伝達される出力シャフトと
    前記作動部を駆動させる駆動シャフトと
    の間に設けられる回転動力遮断装置であって、
    円筒状の入力ドラム周壁と前記入力ドラム周壁の一端を閉じる入力ドラム底板とを有する入力ドラムと
    前記入力ドラムの内側に揺動自在に設けられるとともにバネにより内側に付勢された複数のクラッチシューと
    前記複数のクラッチシューの内側に接するように前記入力ドラムと回転中心を一致させて設けられた円筒状の出力ドラム周壁と
    前記出力ドラム周壁の一端を閉じる出力ドラム底板とを有する出力ドラムと
    から構成され、
    前記入力ドラム底板が前記出力シャフトに連繋され
    前記出力ドラム底板が前記駆動シャフトに連繋され
    前記出力シャフトの回転数が所定の遮断回転数(S)以上になると
    前記複数のクラッチシューが遠心力によって、前記出力ドラムから乖離することを特徴とする回転動力遮断装置。
  2. 請求項1に記載の回転動力遮断装置を備えることを特徴とするチェーンソー、動力カッター、ポールソー、刈払機、ヘッジトリマ又はトリマ。
  3. 前記原動機と前記作動部との間に遠心クラッチと請求項1に記載の回転動力遮断装置とを備えることを特徴とするチェーンソー、動力カッター、ポールソー、刈払機、ヘッジトリマ又はトリマ。
  4. 前記出力ドラム底板が中心部に開口部を有し、
    前記開口部に前記出力シャフトが挿入され、
    かつ、
    前記出力シャフトの先端にベアリングが設けられ、
    前記出力ドラムが、前記ベアリングを介して前記出力シャフトに回転自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転動力遮断装置。
  5. 請求項4に記載の回転動力遮断装置と、
    前記出力シャフトに設けられた遠心クラッチと、
    前記出力ドラムに設けられた刈刃ホルダーと、
    を備え、
    前記遠心クラッチが前記原動機と前記作動部との間に位置し、
    前記出力シャフトが刈刃回転軸であることを特徴とする刈払機。
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