JP7209859B2 - 組み立て装置 - Google Patents

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Description

本開示は、組み立て装置に関する。
部品を把持する把持部と力センサとを備えるロボットと、力センサの検出値に基づいて把持部に加わる力積を算出する力積算出部と、力積が閾値を超えた場合にロボットによる作業を停止させる動作制御部とを有するシステムが提案されている。例えば、特許文献1を参照。
特開2014-233792号公報(例えば、請求項1及び8)
上記システムでは、把持部によって把持された部品が他の部品と衝突し、そのときに検出された力積が閾値を超えた場合に、ロボットによる作業が停止するので、製造効率が低いという課題がある。
本開示は、製造効率の低下を抑制することができる組み立て装置を提供することを目的とする。
本開示に係る組み立て装置は、第1の部品及び第2の部品の一方が被挿入部分を有し他方が挿入部分を有し、前記挿入部分を前記被挿入部分に挿入する組み立て動作を行う装置であって、前記組み立て動作に使用される前記第2の部品を把持し、前記第2の部品を第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動させる移動装置と、前記組み立て動作に使用される前記第1の部品を搬送する搬送装置と、前記移動装置に把持されている前記第2の部品に付与される力及びモーメントの少なくとも一方を検出する力覚センサと、前記移動装置及び前記搬送装置を制御する制御装置と、を有前記制御装置は、前記組み立て動作に使用される前記第1の部品と前記移動装置に把持されている前記第2の部品との組み立て動作を実行する際に、前記移動装置に前記第2の部品を前記第1の部品に向かう前記第1の方向に移動させる移動動作を実行させ、前記力覚センサから出力される現在の検出値が予め定められた基準値を超えたときには、前記移動装置に前記移動動作を停止させ、前記力覚センサから出力される検出値と、前記挿入部分と前記被挿入部分との間の前記第2の方向の位置ずれ量と、の関係を示す予め取得されたデータに基づいて、前記力覚センサから出力される現在の検出値に対応する現在の位置ずれ量であって並進軸と回転軸との両方の情報を含む前記現在の位置ずれ量を取得し、前記両方の情報を含む前記現在の位置ずれ量を0に近づけるように前記移動装置に前記第2の部品の前記第2の方向の位置を調整させる調整動作を実行させ、前記調整動作の後に、前記移動装置に前記移動動作を再開させることを特徴とする。
本開示によれば、製造効率の低下を抑制することができる。
実施の形態1に係る組み立て装置の構成を概略的に示す図である。 実施の形態1に係る組み立て装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る組み立て装置の制御装置のハードウェア構成の例を示す図である。 (A)から(F)は、実施の形態1に係る組み立て装置による動作を示す図である。 実施の形態1に係る組み立て装置における力覚センサの出力とずれ量との関係の例を示す図である。 実施の形態1に係る組み立て装置による動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る組み立て装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 実施の形態3に係る組み立て装置による動作を示すフローチャートである。 実施の形態5に係る組み立て装置の構成を概略的に示す図である。 実施の形態5に係る組み立て装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。
以下に、本開示の実施の形態に係る組み立て装置を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、実施の形態を適宜組み合わせること及び各実施の形態を適宜変更することが可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る組み立て装置1の構成を概略的に示す図である。図2は、組み立て装置1の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図1に示される組み立て装置1は、第1の部品としての被挿入部品100の被挿入部分である挿入孔101に、第2の部品としての挿入部品200の挿入部分を挿入する組み立て動作を行う。図1は、挿入部品200を-Z軸方向に移動させて、挿入部品200の挿入部分を被挿入部品100の挿入孔101に挿入させる例を示しているが、挿入部品と被挿入部品との位置関係は逆であってもよい。また、挿入部品200の形状、被挿入部品100の形状、挿入孔101の形状は、図1に示されるものに限定されない。
組み立て装置1は、移動装置10と、搬送装置40と、力覚センサ30と、制御装置50とを有している。組み立て装置1は、力覚センサ・ずれ量データベース(すなわち、力覚センサ・ずれ量DB)60を記憶する記憶装置を有してもよい。ただし、力覚センサ・ずれ量DB60は、組み立て装置1の一部である必要はなく、ネットワーク上のクラウドサーバなどの外部装置に記憶されてもよい。
移動装置10は、挿入部品200を把持する機構である把持部21と、把持部21を駆動するアクチュエータなどを含む把持駆動部22とを有している。移動装置10は、把持部21をXYZ軸方向に移動させる移動機構11と、移動機構11を駆動するモータなどを含む移動駆動部15とを有している。移動装置10は、挿入部品200を第1の方向であるZ軸方向及びZ軸方向に直交する第2の方向であるX軸方向及びY軸方向に移動させる。図1に示される移動機構11は、挿入部品200をX軸方向に移動させる直線移動機構であるX軸方向移動部12と、Y軸方向に移動させる直線移動機構であるY軸方向移動部13と、Z軸方向に移動させる直線移動機構であるZ軸方向移動部14とを有している。図1では、-Z軸方向は、挿入方向であり、+X軸方向は、被挿入部品100の搬送方向、すなわち、D41方向であり、Y軸方向は、X軸及びZ軸に直交する方向である。なお、移動装置10は、多関節のアームを有するロボットであってもよい。
搬送装置40は、複数の被挿入部品100が一定間隔で載置され、複数の被挿入部品100をD41方向に搬送する。搬送装置40は、コンベア41と、コンベア41を駆動するモータなどを含む搬送駆動部42とを有している。搬送装置40は、組み立て対象の被挿入部品100が予め設定された位置に達したときにコンベア41を停止する。コンベア41と、コンベア41を駆動するモータなどを含む搬送駆動部42とを有している。
力覚センサ30は、例えば、把持部21によって把持される挿入部品200と移動機構11との間に介在する。力覚センサ30は、挿入部品200と駆動部との間に発生する力[N]及びトルク(すなわち、モーメント)[Nm]の少なくとも一方を検出することができるセンサであり、1軸以上の軸数を有する。
力覚センサ30は、例えば、力及びモーメントの大きさ及び方向を、検出するセンサである。力覚センサ30が検出するX軸、Y軸、Z軸方向の力をそれぞれFX,FY,FZで示し、X軸、Y軸、Z軸の軸回りに作用するモーメントをそれぞれMX,MY,MZで示す。力覚センサ30が、力FX,FY,FZと、モーメントMX,MY,MZとを検出する場合には、力覚センサ30の軸数Nは6である。力覚センサ30の軸数は、検出される力の数と検出されるモーメントの数の合計数である。
力覚センサ30の必要軸数は、被挿入部品100と挿入部品200の位置ずれが発生する軸数に依存する。例えば、被挿入部品100と挿入部品200の位置ずれがXY平面に平行な方向に発生する場合、力覚センサ30の必要軸数は、2軸以上である。
図1に示される例では、力覚センサ30は、挿入部品200に付与される力及びモーメントの少なくとも一方を検出する。検出されるモーメントは、例えば、X軸回りのモーメントMX、Y軸回りのモーメントMY、の少なくとも一方を含む。検出されるモーメントは、Z軸回りのモーメントMZを含んでもよい。また、力覚センサ30は、X軸方向の力FX、Y軸方向の力FY、Z軸方向の力FZのいずれか1つ以上を検出してもよい。
制御装置50は、力覚センサ30から出力される検出値と、挿入部分と被挿入部分としての挿入孔101との間のX軸方向、Y軸方向の位置ずれ量と、の関係を示す予め取得されたデータである力覚センサ・ずれ量DB60に基づいて、力覚センサ30から出力される現在の検出値に対応する現在の位置ずれ量Dを取得する。制御装置50は、現在の位置ずれ量Dに基づいて挿入部品200のX軸方向、Y軸方向の位置を調整する。制御装置50は、現在の位置ずれ量Dに基づいて位置ずれ量Dが0に近づくように、望ましくは、0になるように、挿入部品200のX軸方向、Y軸方向の位置を調整する。
なお、上記説明では、挿入部品200のX軸方向、Y軸方向の位置を調整する場合を説明したが、位置の調整は、X軸方向、Y軸方向の一方の場合もある。
被挿入部品100は、搬送装置40のコンベア41上に置かれ、コンベア41の流れ方向であるD41方向(すなわち、+X軸方向)に移動する。コンベア41の上方には、挿入部品200を把持する把持部21を有する移動装置10の移動機構11が設置されている。移動機構11は、例えば、その先端部分に挿入部品200を把持する機構である把持部21を有している。移動機構11は、把持部で把持した挿入部品200を3次元の方向に移動可能である。
被挿入部品100は、コンベア41により移動機構11の下まで搬送されたときに、コンベア41は停止する。Z軸方向移動部14により挿入部品200を-Z軸方向に移動することで、被挿入部品100の挿入孔101に挿入部品200が挿入される。挿入後、被挿入部品100は挿入部品200と一体となり、コンベア41によりD41方向へ搬送される。
移動装置10は、X軸方向移動部12、Y軸方向移動部13及びZ軸方向移動部14を有し、動作指令ケーブルにより制御装置50と接続されている。移動装置10の移動駆動部15は、制御装置50の指令に従って移動機構11を駆動する。また、力覚センサ30は、力情報伝達ケーブルにより制御装置50に接続されている。なお、動作指令ケーブル及び力情報伝達ケーブルによる有線通信に代えて、電磁波、光、磁気などを利用した無線通信を用いてもよい。また、制御装置50は、複数の制御装置群によって構成されてもよい。
図3は、組み立て装置1の制御装置50のハードウェア構成の例を示す図である。制御装置50は、ソフトウェアとしてのプログラムを格納する記憶装置としてのメモリ52と、メモリ52に格納されたプログラムを実行する情報処理部としてのプロセッサ51とを用いて(例えば、コンピュータにより)実現することができる。なお、制御装置50を半導体集積回路からなる処理回路で実現してもよい。また、制御装置50の一部を、図3に示されるメモリ52と、プログラムを実行するプロセッサ51とによって実現し、他の部分を半導体集積回路からなる処理回路で実現してもよい。
図4(A)から(F)は、組み立て装置1による動作を示す図である。図4(A)及び(B)に示されるように、被挿入部品100には挿入孔101がある。被挿入部品100と挿入部品200とのX軸方向及びY軸方向の位置関係が正常であれば。図4(C)及び(D)に示されるように、被挿入部品100の挿入孔101のX軸方向及びY軸方向の位置が挿入部品200の挿入部分のX軸方向及びY軸方向の位置にほぼ一致し、挿入部品200が被挿入部品100の挿入孔101に挿入され、組み立て動作が完了する。
一方、何らかの原因により、図4(E)及び(F)に示されるように、被挿入部品100の挿入孔101と挿入部品200の位置が一致しない場合がある。図4(E)及び(F)は、X軸方向に位置ずれ量Dの位置ずれが発生している例を示している。これは、例えば、被挿入部品100の製造ばらつきによる影響及び、コンベア41の動作ばらつき、移動機構11の動作ばらつきなどが考えられる。このとき、挿入部品200と被挿入部品100は衝突して、挿入部品200を、被挿入部品100の挿入孔101に挿入することができない。
図5は、組み立て装置1における力覚センサ30の出力である検出値と、位置ずれ量との関係の例を示す図である。図5は、力覚センサ・ずれ量DB60に予め記憶されているデータの例である。図5において、横軸はタイムステップを示し、時間軸に相当する。縦軸は、X軸回りのモーメントMX[Nm]を示す。図5は、D=0mm、D=±2mm、D=±4mmでは、モーメントMXは、概ね-0.2から+0.2の範囲内であり、小さい値であることを示している。また、図5は、D=±6mmでは、モーメントMX[Nm]は、ピーク値で概ね±0.5の範囲内であり、比較的大きい値であることを示している。このように、制御装置50は、力覚センサ30によって検出された検出値であるモーメントMXと、力覚センサ・ずれ量DB60のデータとに基づいて、位置ずれ量Dを求めることができる。
図6は、組み立て装置1の動作を示すフローチャートである。まず、移動装置10は、挿入部品200を把持する把持部21を-Z軸方向に下げる(ステップS101)。このとき、制御装置50は、力覚センサ30の検出値(例えば、モーメントMX又は力FZ)が予め定められた基準値α0を超えたか否かを判断する(ステップS102)。基準値α0は、挿入部品200及び被挿入部品100が突き当り、力が加わった場合であっても破損が生じない許容値α1より小さく設定される。また、基準値α0は、挿入部品200及び被挿入部品100に突き当りが生じないときに、挿入部品200の-Z軸方向の移動により力覚センサ30に発生すると予想される力α2よりも大きい値に設定される。センサ検出値・ずれ量DB60は、力覚センサ30の検出値に対し、被挿入部品100と挿入部品200の位置ずれがいくらであったか、を示すデータベースである。力覚センサ30とずれ量の間には、図6で示されるように相関があり、この相関を数値データとしたものがセンサ検出値・ずれ量DB60である。
力覚センサ30の検出値が基準値α0以下である場合(ステップS102においてNO)、Z軸が既定値L[mm]下がった場合(ステップS103)、制御装置50は、把持部21による挿入部品200の把持を外し(ステップS104)、把持部21を+Z軸方向に上げる(ステップS105)ことで、組み立て動作(すなわち、挿入動作)を終了する。
力覚センサ30の検出値が基準値α0を超えた場合(ステップS102においてYES)、制御装置50は、把持部21を-Z軸方向に下げる動作を停止し(ステップS106)、力覚センサ30の検出値を取得する(ステップS107)。制御装置50は、取得した力覚センサ30の検出値とセンサ検出値・ずれ量DB60から、位置ずれ量Dを取得し(ステップS108)、位置ずれ量Dを補償するように、X軸及びY軸を駆動した後(ステップS109)、処理をステップS101へ戻す。
図6のステップS102にて力覚センサ30の検出値が基準値α0を超えるのは、図4(E)及び(F)のように、被挿入部品100の挿入孔101と挿入部品200の位置が一致せず、位置ずれ量Dが補償可能な上限値を超えた場合である。
以上に説明したように、実施の形態1によれば、力覚センサ30の検出値から挿入部品200と被挿入部品100の位置ずれ量Dを取得し、取得した位置ずれ量Dをもとに挿入位置を再設定し、再設定された挿入位置で組み立て動作を継続することで、位置ずれ量Dが変化しても組み立て装置1を停止させずに組み立て作業を継続することができる。このため、製造効率の低減を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1におけるセンサ検出値・ずれ量データベース60の代わりに、力覚センサ30の検出値を入力とし、ずれ量を出力する関数を用いる例を説明する。この関数は、事前に多項式として決定されているものである。また、この関数は、機械学習を利用して決定されるものであってもよい。
図7は、実施の形態2に係る組み立て装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図7において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図2に示される符号と同じ符号が付されている。実施の形態2に係る組み立て装置は、センサ検出値・ずれ量データベース60の代わりに機械学習装置70を備えている点が、実施の形態1に係る組み立て装置1と異なる。なお、実施の形態2の説明では、図1をも参照する。
機械学習装置70は、力覚センサ30の検出値と、位置ずれ量Dを取得する。ここで、位置ずれ量Dとは、機械学習装置70又は制御装置50にて設定したオフセット値で、制御装置50にてX軸方向移動部12及びY軸方向移動部13に加算することで被挿入部品100の挿入孔101と挿入部品200の位置ずれ量を示している。すなわち、オフセット値としてX1mmを設定した場合、制御装置50がX軸方向移動部12を1mm動かすため、結果として被挿入部品100の挿入孔101と挿入部品200は、X軸方向に1mmずれることとなる。力覚センサ30の検出値は、この状態にてZ軸方向に駆動したときに発生する力覚センサ30の検出値である。
本関数を決定するための機械学習装置70は、例えば、状態観測部71と学習部72とを備える。状態観測部71は、力覚センサ30の検出値と位置ずれ量を状態変数として観測する。ここで、位置ずれ量は、複数軸の組み合わせによって構成されてもよい。さらに、位置ずれ量には、並進軸だけでなく回転軸の情報を含んでもよい。また、力覚センサ30の検出値も、複数軸の組み合わせ、さらに並進軸だけでなく回転軸の情報を含んでもよい。
機械学習装置70は、力覚センサ30の検出値の状態変数に基づいて作成されるデータセットに従って、位置ずれ量を学習する。
機械学習装置70が用いる学習アルゴリズムは、どのようなものを用いてもよい。一例として、強化学習(Reinforcement Learning)を適用した場合について説明する。強化学習は、ある環境内におけるエージェント(すなわち、行動主体)が、現在の状態を観測し、取るべき行動を決定する、というものである。エージェントは、行動を選択することで環境から報酬を得て、一連の行動を通じて報酬が最も多く得られるような方策を学習する。強化学習の代表的な手法として、Q学習(Q-learning)及びTD学習(TD-learning)が知られている。例えば、Q学習の場合、行動価値関数Q(s,a)の一般的な更新式(あるいは、行動価値テーブル)は、以下の式(1)で表される。
Figure 0007209859000001
式(1)において、sは、時刻tにおける環境を表し、aは、時刻tにおける行動を表す。行動aにより、環境はsからst+1に変わる。rt+1は、sからst+1への環境の変化によってもらえる報酬を表す。γは、割引率を表し、αは、学習係数を表す。なお、γは、0<γ≦1を満たし、αは、0<α≦1を満たす。Q学習を適用した場合、位置ずれ量は、行動aである。
式(1)で表される更新式は、時刻t+1における最良の行動aの行動価値が、時刻tにおいて実行された行動aの行動価値Qよりも大きい場合は、行動価値Qを大きくし、逆の場合は、行動価値Qを小さくする。換言すれば、時刻tにおける行動aの行動価値Qを、時刻t+1における最良の行動価値に近づけるように、行動価値関数Q(s,a)を更新する。それにより、或る環境における最良の行動価値が、それ以前の環境における行動価値に順次伝播するようになる。
機械学習装置70の学習部72は、報酬計算部73と、関数更新部74とを備えている。報酬計算部73は、状態変数に基づいて報酬を計算する。報酬計算部73は、ずれ量との差(すなわち、報酬基準)に基づいて、報酬rを計算する。例えば、報酬計算部73は、ずれ量との差が小さい場合には、報酬rを増大させる(例えば、「1」の報酬を与える。)他方、ずれ量との差が大きい場合には、報酬rを低減する(例えば、「-1」の報酬を与える。)。
関数更新部74は、報酬計算部73によって計算される報酬に従って、位置ずれ量を決定するための関数を更新する。例えば、Q学習の場合、上記式(1)で表される行動価値関数Q(s,a)を、位置ずれ量を算出するための関数として用いる。
なお、実施の形態2では、機械学習装置70が用いる学習アルゴリズムに強化学習を適用した場合について説明したが、学習アルゴリズムはこれに限られるものではない。学習アルゴリズムについては、強化学習以外にも、教師あり学習、教師なし学習、又は半教師あり学習等を適用することも可能である。
また、上述した学習アルゴリズムとしては、特徴量そのものの抽出を学習する、深層学習(Deep Learning)を用いることもでき、他の公知の方法、例えば、ニューラルネットワーク、遺伝的プログラミング、機能論理プログラミング、サポートベクターマシンなどに従って機械学習を実行してもよい。
なお、機械学習装置70は、移動機構11の位置ずれ量を学習するために使用されるが、例えば、ネットワークを介して移動機構11に接続され、移動機構11とは、別個の外部装置であってもよい。また、機械学習装置70は、移動機構11に内蔵されていてもよい。さらに、機械学習装置70は、クラウドサーバ上に存在していてもよい。
また、機械学習装置70は、複数の移動機構11に対して作成されるデータセットに従って位置ずれ量を学習するようにしてもよい。なお、機械学習装置70は、同一の現場で使用される複数の移動機構11からデータセットを取得してもよいし、或いは、異なる現場で独立して稼働する複数の工作機械から収集されるデータセットを利用して位置ずれ量を学習してもよい。さらに、データセットを収集する移動機構11を途中で対象に追加し、或いは、逆に対象から除去することも可能である。さらに、ある移動機構11に関して位置ずれ量を学習した機械学習装置70を、これとは、別の移動機構11に取り付け、前記別の移動機構11に関して位置ずれ(学習内容)を再学習して更新するようにしてもよい。
以上に説明したように、実施の形態2によれば、力覚センサ30の検出値から挿入部品200と被挿入部品100の位置ずれ量Dを取得し、取得した位置ずれ量Dをもとに挿入位置を再設定し、再設定された挿入位置で組み立て動作を継続することで、位置ずれ量Dが変化しても組み立て装置を停止させずに組み立て作業を継続することができる。このため、製造効率の低減を抑制することができる。また、機械学習を用いることにより、位置ずれ量の補償の精度が向上する。
上記以外に関し、実施の形態2は、実施の形態1と同じである。
実施の形態3.
実施の形態1及び2においては、図6にステップS109として示されるように、位置ずれ量Dを補償する動作が実行された後に、次の挿入動作を実行する。実施の形態3では、位置ずれ量Dを補償した後に、被挿入部品100が不適合品であることを示す情報を、被挿入部品100に関連付けて付与する処理を行っている。
図8は、実施の形態3に係る組み立て装置の動作を示すフローチャートである。図8において、図6に示される処理ステップと同じ処理ステップには、図6に示されるステップ番号と同じステップ番号が付されている。図8に示されるように、実施の形態3に係る組み立て装置は、位置ずれ量Dを補償するようにX軸方向及びY軸方向に挿入部品200の位置を変更した後(ステップS109)、被挿入部品100が不適合品であることを示す情報を付与する処理を行う(ステップS201)、コンベア41を駆動して次の被挿入部品100を移動機構11の下に移動した後(ステップS202)、処理をステップS102へ戻す。これは、位置ずれが、被挿入部品100又は挿入部品200のロットばらつき、及び移動機構11及びコンベア41の部品摩耗など、再現性のある位置ずれの場合において、効果を発揮する。
ステップS201にて不適合品と情報付与された被挿入部品100は、後の工程にて除去されるなど、製品として採用しない処置が取られる。また、ステップS202にて、被挿入部品100ではなく挿入部品200を変更してもよく、また、被挿入部品100と挿入部品200の両方を変更してもよい。
実施の形態3によれば、ステップS102において基準値α0が挿入部品200及び被挿入部品100が衝突したときに、基準値α0を、許容値α1より小さくできない場合、又は、基準値α0を、Z軸方向の移動により力覚センサ30に発生する力α2よりも大きい値とできない場合に、衝突した被挿入部品100と挿入部品200を利用しない。したがって、次の新しい挿入部品と被挿入部品とによる正常な組み立てが可能となる。
上記以外に関し、実施の形態3は、実施の形態1又は2と同じである。
実施の形態4.
実施の形態4においては、挿入動作時に意図的に微小なずれ量を発生させ、力覚センサ30の検出値を検出することで、センサ検出値・ずれ量DB60又は、実施の形態2におけるセンサ検出値と位置ずれ量との関係を示す関数を更新する仕組みを採用してもよい。
実施の形態4では、挿入動作時に微小なオフセット量β分、X軸又はY軸方向に意図的に位置ずれを発生させる。この場合、挿入時に力覚センサ30の検出値が変化する。このため、検出値とオフセット量βとに基づいて、力覚センサ・ずれ量DB60、又は、実施の形態2における関数を更新することが可能である。実施の形態4では、組み立て作業中に力覚センサ・ずれ量DB60又は実施の形態2における関数の更新が可能となり、より精度良く、力覚センサ30の検出値から位置ずれ量を推定することが可能となる。
上記以外に関し、実施の形態4は、実施の形態1から3のいずれかと同じである。
実施の形態5.
図9は、実施の形態5に係る組み立て装置1aの構成を概略的に示す図である。図9において、図1に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図1に示される符号と同じ符号が付される。図10は、組み立て装置1aの構成を概略的に示す機能ブロック図である。図10において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図2に示される符号と同じ符号が付される。実施の形態5に係る組み立て装置1aは、搬送装置40aを駆動するためのコンベア駆動用の搬送駆動部42のモータ300の回転数(すなわち、搬送用ベルトの搬送方向の移動距離)に対応する値を計数するエンコーダ301の出力値を利用する点が、実施の形態1に係る組み立て装置1と異なる。また、実施の形態5に係る組み立て装置1aの構成は、実施の形態2から4のいずれかに適用することも可能である。
実施の形態5に係る組み立て装置1aは、コンベア41の搬送用ベルトの搬送方向(すなわち、D41方向)の移動距離に対応する値(例えば、モータ300の回転数)を計測する移動距離検出部としてのエンコーダ301の出力に基づいて、上記実施の形態1から4のいずれかに記載した動作を実施する。例えば、制御装置50は、モータ300の動作誤差によりコンベア41の搬送用ベルトの搬送方向の位置(すなわち、被挿入部品100の位置)が+E[mm]ずれた場合、被挿入部品100の位置を+E[mm]オフセットさせたうえで、前述の各実施の形態1から4で記載した動作を実施する。ここで、被挿入部品100の位置を+E[mm]オフセットさせるとは、被挿入部品100の目標位置として+E[mm]差し引き計算した位置を用いることを意味する。例えば、被挿入部品100の位置が+0.1[mm]進み過ぎることが分かった場合には、被挿入部品100の目標位置として+0.1[mm]を差し引き計算した位置を用いる。
なお、実施の形態5におけるエンコーダ301は、被挿入部品100の位置を検出する機能があればよいため、必ずしもコンベア駆動用のモータ300に設置されたエンコーダである必要はない。例えば、モータ300とは異なる位置に設置されたエンコーダ301、被挿入部品100の位置を直接検出するレーザ変位計若しくはレーザースキャナ、又はカメラなどを、移動距離検出部として用いてもよい。
実施の形態5に係る組み立て装置1aを用いれば、実施の形態1において説明した位置ずれ量Dが変化しても組み立て装置を停止させずに組み立て作業を継続することが可能となるという効果を、より確実に得ることができる。仮に、1つ目の被挿入部品100の位置と2つ目の被挿入部品100の位置が異なる場合、組み立て装置は異なる位置(例えば、図1においては、X方向にオフセットした位置)にて組み立て動作を行う必要がある。したがって、組み立て動作を継続して実行することができない可能性が高くなる。これに対し、実施の形態5では、コンベア41の搬送方向の移動距離を計測するエンコーダ301を備え、エンコーダ301の出力値を考慮に入れて、組み立て装置1aの動作を制御している。つまり、制御装置50は、移動距離検出部としてのエンコーダ301から出力された移動距離を示す値に基づいて、搬送駆動部42のモータ300を制御している。このように、実施の形態5の制御を用いることによって、被挿入部品100の位置のずれ量が変化しても、組み立て作業が停止する頻度が低くなり、組み立て作業を継続することできるという効果を、より確実に得ることが可能である。
また、実施の形態5に係る組み立て装置1aを実施の形態2の組み立て装置に適用した場合には、機械学習における収束を早めることができるという効果がある。一般に、機械学習を実施するためには被挿入部品100に対する挿入部品200の挿入を複数回実施し、データを収集する必要がある。コンベア41が存在しない場合には、(a)被挿入部品100を手動にて移動させること、又は(b)挿入部品200と被挿入部品100との相対位置を移動装置20によって変化させること、のいずれかが必要がある。(a)の場合には、作業者による作業が必要となり、比較的長い時間を要する。また、(b)の場合には、組み立て装置の特性が挿入位置によって異なる場合、学習効率を下げる原因となる。これに対し、実施の形態5に係る組み立て装置1aの制御を用いることによって、被挿入部品100の搬送方向の位置のずれ量が変化しても、組み立て装置1aを停止させずに組み立て作業を継続することが可能となり、その結果、機械学習における収束を早めることができるという効果を、より確実に得ることが可能である。
変形例.
実施の形態1から5で示した組み立て装置の形状及び動作は、例えば、単軸の挿入装置とベルトコンベアの組み合わせにより部品を挿入する装置及び多軸ロボットなど、においても効果を発揮できる。特に、組み立て用多軸ロボットを利用すると、力覚センサ30が搭載されている製品が存在する、複数軸を駆動することで位置ずれの補正が容易であることから、実施の形態1から5で示した組み立て装置によって得られる効果を十分に発揮できる。
1、1a 組み立て装置、 10 移動装置、 11 移動機構、 12 X軸方向移動部、 13 Y軸方向移動部、 14 Z軸方向移動部、 15 移動駆動部、 21 把持部、 22 把持駆動部、 30 力覚センサ、 40、40a 搬送装置、 41 コンベア、 42 搬送駆動部、 50、50a 制御装置、 51 プロセッサ、 52 メモリ、 60 力覚センサ・ずれ量DB、 70 機械学習装置、 100 被挿入部品、 101 挿入孔、 200 挿入部品、 300 モータ、 301 エンコーダ。

Claims (8)

  1. 第1の部品及び第2の部品の一方が被挿入部分を有し他方が挿入部分を有し、前記挿入部分を前記被挿入部分に挿入する組み立て動作を行う組み立て装置であって、
    前記組み立て動作に使用される前記第2の部品を把持し、前記第2の部品を第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動させる移動装置と、
    前記組み立て動作に使用される前記第1の部品を搬送する搬送装置と、
    前記移動装置に把持されている前記第2の部品に付与される力及びモーメントの少なくとも一方を検出する力覚センサと、
    前記移動装置及び前記搬送装置を制御する制御装置と、
    を有
    前記制御装置は、前記組み立て動作に使用される前記第1の部品と前記移動装置に把持されている前記第2の部品との組み立て動作を実行する際に、
    前記移動装置に前記第2の部品を前記第1の部品に向かう前記第1の方向に移動させる移動動作を実行させ、前記力覚センサから出力される現在の検出値が予め定められた基準値を超えたときには、
    前記移動装置に前記移動動作を停止させ、
    前記力覚センサから出力される検出値と、前記挿入部分と前記被挿入部分との間の前記第2の方向の位置ずれ量と、の関係を示す予め取得されたデータに基づいて、前記力覚センサから出力される現在の検出値に対応する現在の位置ずれ量であって並進軸と回転軸との両方の情報を含む前記現在の位置ずれ量を取得し、
    前記両方の情報を含む前記現在の位置ずれ量を0に近づけるように前記移動装置に前記第2の部品の前記第2の方向の位置を調整させる調整動作を実行させ、
    前記調整動作の後に、前記移動装置に前記移動動作を再開させる
    ことを特徴とする組み立て装置。
  2. 前記予め取得されたデータは、外部装置から提供されることを特徴とする請求項に記載の組み立て装置。
  3. 前記予め取得されたデータは、前記力覚センサの前記検出値から前記位置ずれ量を算出する関数であることを特徴とする請求項に記載の組み立て装置。
  4. 前記関数を、外部装置が実行する機械学習を利用して決定されることを特徴とする請求項に記載の組み立て装置。
  5. 前記関数を、機械学習を利用して決定する機械学習装置をさらに有することを特徴とする請求項に記載の組み立て装置。
  6. 前記制御装置は、前記第1の部品と前記第2の部品とに衝突が発生したと判断したときに、前記第1の部品、前記第2の部品、又は前記第1の部品及び前記第2の部品の両方に、不適合品であることを示す情報を付与する処理を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の組み立て装置。
  7. 前記制御装置は、前記第1の部品と前記第2の部品との間の位置ずれを発生させ、挿入動作時における前記力覚センサの検出値に基づいて、前記力覚センサの検出値と位置ずれ量との関係を更新する処理を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の組み立て装置。
  8. 前記搬送装置は、
    前記第1の部品を搬送する搬送用ベルトと、
    前記搬送用ベルトを搬送方向に移動させる搬送駆動部と、
    前記搬送用ベルトの移動距離を示す値を出力する移動距離検出部と、
    を有し、
    前記制御装置は、前記移動距離検出部から出力された前記移動距離を示す値に基づいて、前記搬送駆動部を制御する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の組み立て装置。
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