JP7206973B2 - 真空バルブ - Google Patents

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Description

本発明は、固定側接点及び可動側接点の軸ずれを抑制する真空バルブに関する。
遮断器や電磁接触器に用いられる真空バルブとして、例えば特許文献1の装置が知られている。
特許文献1の真空バルブは、筒状の真空絶縁容器の一方端に固定側フランジが固定され、他方端に可動側フランジが固定されている。固定側フランジには固定側通電軸が貫通して固定され、真空絶縁容器内の固定側通電軸の端部に固定側接点が設けられている。また、可動側フランジに可動側通電軸が移動自在に貫通し、真空絶縁容器内の可動側通電軸の端部に固定側接点に対向して接離自在とした可動側接点が設けられている。そして、可動側通電軸及び可動側フランジには、真空絶縁容器内部の密閉性を確保するベローズが設けられている。
ところで、真空バルブは、遮断性能や絶縁性能を満足するために、互いに接離する固定側接点及び可動側接点の軸ずれを抑制することが求められている。固定側接点及び可動側接点の軸ずれを抑制する構造として、可動側通電軸の外周を摺動させて案内する筒形状の摺動案内部を備えたガイド部材と、摺動案内部の軸が固定側通電軸の軸に一致するようにガイド部材を可動側フランジに固定するキャップ部材を備えた構造が知られている。
特開2008-91267号公報
しかし、上述した固定側接点及び可動側接点の軸ずれを抑制する構造は、ガイド部材、キャップ部材などの部品点数が増大し、組立て工数も増大するので製造費用の面で問題がある。
そこで、本発明は、部品点数や組立て工数を減少させて製造費用の削減を図りながら固定側接点及び可動側接点の軸ずれを抑制することができる真空バルブを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る真空バルブは、真空容器と、真空容器に貫通固定した固定側通電軸と、真空容器に固定側通電軸に向けて移動自在に貫通する可動側通電軸と、固定側通電軸の真空容器内の端部に設けられた固定側接点と、可動側通電軸の真空容器内の端部に設けられて固定側接点に接離する可動側接点と、固定側接点及び可動側接点の互いに対向する側に設けた固定側接点面及び可動側接点面と、を備えており、固定側接点面及び可動側接点面は、互いが接触したときに可動側接点が固定側接点に対して同軸に位置するように可動側通電軸が傾きを矯正する面形状で形成されており、固定側接点面及び可動側接点面の一方の面には、少なくとも第1凸状球面と第1凹状球面とが形成され、固定側接点面及び可動側接点面の他方の面には、少なくとも、第1凸状球面と同一曲率で当該第1凸状球面が接触する第2凹状球面と、第1凹状球面と同一曲率で第1凹状球面が接触する第2凸状球面と、が形成されている。
本発明に係る真空バルブによれば、部品点数や組立て工数を減少させて製造費用の削減を図りながら固定側接点及び可動側接点の軸ずれを抑制することができる。
本発明に係る第1実施形態の真空バルブの構成を示す図である。 本発明に係る第2実施形態の真空バルブの構成を示す図である。 本発明に係る第3実施形態の真空バルブの構成を示す図である。 図3の丸印で囲った部分を拡大して示した図である。
次に、図面を参照して、本発明の第1から第3実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す第1から第3実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
[第1実施形態の真空バルブ]
図1は、第1実施形態の真空バルブ1を示すものである。
第1実施形態の真空バルブ1は、筒状の真空絶縁容器2の一方端に固定側フランジ3が固定されているとともに、真空絶縁容器2の他方端に可動側フランジ4が固定されている。
固定側フランジ3には、固定側通電軸5が貫通して固定されており、真空絶縁容器2内の固定側通電軸5の端部に固定側接点6が設けられている。
可動側フランジ4には軸穴4aが形成されており、この軸穴4aに可動側通電軸7が移動自在に貫通している。また、真空絶縁容器2内の可動側通電軸7の端部には、可動側接点8が設けられている。
真空絶縁容器2内の可動側通電軸7側には筒状のベローズ9が装着されている。ベローズ9は、一方端が可動側通電軸7の外周に固定され、他方端が可動側フランジ4の軸穴4aの周縁に固定されている。このようにベローズ9が装着されることで、真空絶縁容器2の内部の密閉性が確保されている。
固定側通電軸5の固定側接点6及び可動側通電軸7の可動側接点8には、可動側通電軸7の軸方向移動により接離する固定側接点面10及び可動側接点面11が形成されている。
固定側接点6の固定側接点面10は、可動側接点面11に向って突出する一つの凸状球面であり(以下、凸状球面10と称する)、固定側通電軸5の軸線P1に交差する位置が球面頂部10aとされている。
可動側接点8の可動側接点面11は、固定側接点面10から離間する方向に凹んでおり、固定側接点面10と同一曲率の一つの凹状球面であり(以下、凹状球面11と称する)、可動側通電軸7の軸線P2に交差する位置が球面底部11aとされている。
そして、可動側通電軸7には、真空バルブ1の開閉動作を行うバルブ操作部(不図示)が連結されている。
ここで、本発明に係る真空容器が真空絶縁容器2に対応し、本発明に係る一方の面の面中心位置が、固定側通電軸5の軸線P1に交差する位置に対応し、本発明に係る他方の面の面中心位置が、可動側通電軸7の軸線P2に交差する位置に対応している。
[第1実施形態の真空バルブの開閉動作]
次に、バルブ操作部の操作による真空バルブ1の開閉動作について説明する。
図1に示す真空バルブ1は、固定側接点6の凸状球面10及び可動側接点8の凹状球面11が離間した状態の開動作とされている。
そして、バルブ操作部の閉操作により可動側通電軸7が固定側通電軸5側に移動すると、凹状球面11が凸状球面10に面接触することで閉動作となる。
ここで、固定側通電軸5の軸線P1の延長線に対して可動側通電軸7の軸線P2がずれており、固定側接点6及び可動側接点8の軸ずれが発生した状態で凹状球面11が凸状球面10に面接触すると、凹状球面11及び凸状球面10は同一曲率の球面に形成されているので、球面頂部10aに球面底部11aが一致するまで凹状球面11が凸状球面10上を摺動しながら可動側通電軸7の傾きが矯正される。
そして、凹状球面11の球面底部11aが凸状球面10の球面頂部10aに一致した時点で可動側通電軸7の傾きの矯正が完了する。これにより、真空バルブ1は、固定側通電軸5の軸線P1の延長線に可動側通電軸7の軸線P2が一致し、固定側接点6及び可動側接点8の軸ずれが抑制された状態で閉動作となる。
[第1実施形態の効果]
したがって、第1実施形態の真空バルブ1は、固定側接点6及び可動側接点8の軸ずれを抑制した状態で閉動作になるので、遮断性能や絶縁性能を満足することができる。
また、第1実施形態の真空バルブ1は、従来のガイド部材、キャップ部材等を使用した固定側接点及び可動側接点の軸ずれの抑制構造と比較して、可動側通電軸7の軸ずれを抑制するための部品点数や組立て工数が大幅に減少するので、真空バルブ1の製造費用の削減を図ることができる。
また、第1実施形態は、固定側接点6及び可動側接点8の軸ずれを抑制するために、固定側接点6の固定側接点面を凸状球面10とし、可動側接点8の可動側接点面を凹状球面11としただけの簡便な構造としているので、真空バルブ1の製造費用をさらに削減することができる。
なお、第1実施形態では、固定側接点6の固定側接点面10が凸状球面とされ、可動側接点8の可動側接点面11が凹状球面とされているが、固定側接点6の固定側接点面10が凹状球面とされ、可動側接点8の可動側接点面11が凸状球面とされている形状であってもよい。
[第2実施形態の真空バルブ]
次に、図2は、第2実施形態の真空バルブ20を示すものである。なお、図1に示した構成と同一構成部分には、同一符号を付して説明は省略する。
第2実施形態の真空バルブ20は、真空絶縁容器2内の固定側通電軸5の端部に、固定側接点21が設けられているとともに、真空絶縁容器2内の可動側通電軸7の端部に、可動側接点22が設けられている。
固定側通電軸5の固定側接点21及び可動側通電軸7の可動側接点22には、可動側通電軸7の軸方向移動により接離する固定側接点面23及び可動側接点面24が形成されている。
固定側接点21の固定側接点面23は、可動側接点面24に向って突出する固定側凸状球面25と、可動側接点面24から離間する方向に凹んでいる固定側凹状球面26とで構成されている。
また、可動側接点22の固定側接点面24は、固定側接点面23の固定側凸状球面25に対向し、固定側凸状球面25と同一曲率の可動側凹状球面27と、固定側接点面23の固定側凹状球面26に対向し、固定側凹状球面26と同一曲率の可動側凸状球面28とで構成されている。
ここで、本発明に係る真空容器が真空絶縁容器2に対応し、本発明に係る第1凸状球面が固定側凸状球面25に対応し、本発明に係る第1凹状球面が固定側凹状球面26に対応し、本発明に係る第2凹状球面が可動側凹状球面27に対応し、本発明に係る第2凸状球面が可動側凸状球面28に対応している。
[第2実施形態の真空バルブの開閉動作]
次に、バルブ操作部の操作による真空バルブ20の開閉動作について説明する。
図2に示すように、真空バルブ20は、固定側接点21の固定側接点面23(固定側凸状球面25及び固定側凹状球面26)と、可動側接点22の可動側接点面24(可動側凹状球面27及び可動側凸状球面28)とが離間した状態の開動作とされている。
そして、バルブ操作部の閉操作により可動側通電軸7が固定側通電軸5側に移動すると、可動側接点面24が固定側接点面23に面接触することで閉動作となる。
ここで、固定側通電軸5の軸線P1の延長線に対して可動側通電軸7の軸線P2がずれており、固定側接点21及び可動側接点22の軸ずれが発生した状態で可動側接点面24が固定側接点面23に面接触すると、固定側凸状球面25及び可動側凹状球面27と、固定側凹状球面26及び可動側凸状球面28とは同一曲率の球面に形成されているので、固定側凸状球面25の球面頂部及び可動側凹状球面27の球面底部が一致し、固定側凹状球面26の球面底部及び可動側凸状球面28の球面頂部が一致するまで、可動側接点面24が固定側接点面23上を摺動しながら可動側通電軸7の傾きが矯正される。
そして、可動側凹状球面27の球面底部が固定側凸状球面25の球面頂部に一致し、可動側凸状球面28の球面頂部が固定側凹状球面26の球面底部に一致した時点で可動側通電軸7の傾きの矯正が完了する。これにより、真空バルブ20は、固定側通電軸5の軸線P1の延長線に可動側通電軸7の軸線P2が一致し、固定側接点21及び可動側接点22の軸ずれが抑制された状態で閉動作となる。
[第2実施形態の効果]
したがって、第2実施形態の真空バルブ20は、第1実施形態と同様に、固定側接点21及び可動側接点22の軸ずれを抑制した状態で閉動作になるので、遮断性能や絶縁性能を満足することができる。
また、第2実施形態の真空バルブ20も、可動側通電軸7の軸ずれを防止するために従来構造のガイド部材、キャップ部材等の部品が不要となるので、部品点数や組立て工数が大幅に減少し、真空バルブ20の製造費用の削減を図ることができる。
また、第2実施形態は、固定側接点21及び可動側接点22の軸ずれを抑制するために、固定側接点21の固定側接点面23を、固定側凸状球面25及び固定側凹状球面26とで構成し、可動側接点22の可動側接点面24を可動側凹状球面27及び可動側凸状球面28とで構成した簡便な構造なので、真空バルブ20の製造費用の削減をさらに図ることができる。
なお、第2実施形態は、固定側接点面23の固定側凸状球面25と可動側接点面24の可動側凹状球面27とを逆の球面形状とし、固定側接点面23の固定側凹状球面26と可動側接点面24の可動側凸状球面28とを逆の球面形状としても、同様の効果を奏することができる。
[第3実施形態の真空バルブ]
次に、図3及び図4は、第3実施形態の真空バルブ30を示すものである。
図3に示すように、第3実施形態の真空バルブ30は、真空絶縁容器2の他方端に可動側フランジ31が固定されている。
可動側フランジ31は、円形の底板31aと、底板31aの周縁から立ち上がり真空絶縁容器2の他方端に固定された円筒部31bと、を備えている。
可動側フランジ31の底板31aには、可動側通電軸7が貫通する軸穴32が形成されている。
可動側フランジ31には、軸穴32の周縁部から真空絶縁容器2の内部に延在する円筒形状のろう付け部33と、ろう付け部33から連続して真空絶縁容器2の内部に延在する円筒形状のガイド部34が形成されている。
ろう付け部33の外周面には、ベローズ9の他方端9aがろう付けで固定されている。
円筒形状のガイド部34は、可動側通電軸7を摺動自在に支持しており、このガイド部34の軸線は、固定側通電軸5の軸線P1に一致した状態で延在している。
また、図3に示すように、真空絶縁容器2内の固定側通電軸5の端部に固定側接点35が設けられ、真空絶縁容器2内の可動側通電軸7の端部に可動側接点36が設けられており、これら固定側接点35の固定側接点面及び可動側接点36の可動側接点面は平坦面に形成されている。
[第3実施形態の真空バルブの開閉動作]
次に、バルブ操作部の操作による真空バルブ30の開閉動作について説明する。
第3実施形態の真空バルブ30は、バルブ操作部の閉操作により可動側通電軸7が固定側通電軸5側に移動すると、固定側接点35の固定側接点面に可動側接点36の可動側接点面が面接触することで閉動作となる。
ここで、可動側通電軸7は、可動側フランジ31のガイド部34に支持されながら固定側通電軸5側に移動するが、ガイド部34の軸線は固定側通電軸5の軸線P1に一致した状態で延在しているので、可動側通電軸7の軸線P2は、固定側通電軸5の軸線P1に一致する。これにより、真空バルブ30は、固定側接点35及び可動側接点36の軸ずれが抑制された状態で閉動作となる。
[第3実施形態の効果]
したがって、第3実施形態の真空バルブ30も、固定側接点35及び可動側接点36の軸ずれを抑制した状態で閉動作になるので、遮断性能や絶縁性能を満足することができる。
また、第3実施形態の真空バルブ30も、可動側通電軸7の軸ずれを防止するために従来構造のガイド部材、キャップ部材等の部品が不要となるので、部品点数や組立て工数が大幅に減少し、真空バルブ20の製造費用の削減を図ることができる。
また、第3実施形態の真空バルブ30は、固定側接点35及び可動側接点36の軸ずれを抑制する構造として、固定側通電軸5の軸線P1に一致するガイド部34を可動側フランジ31に設けた簡便な構造としているので、真空バルブ30の製造費用の削減をさらに図ることができる。
さらに、ベローズ9の他方端9aは、可動側フランジ31に設けたろう付け部33の外周面に十分なろう付け面積を確保して固定されているので、ベローズ9による真空絶縁容器2の内部の密閉性を十分に確保することが出来る。
1 真空バルブ
2 真空絶縁容器
3 固定側フランジ
4 可動側フランジ
4a 軸穴
5 固定側通電軸
6 固定側接点
7 可動側通電軸
8 可動側接点
9 ベローズ
9a ベローズの他方端
10 固定側接点面
10a 球面頂部
11 可動側接点面
11a 球面底部
20 真空バルブ
21 固定側接点
22 可動側接点
23 固定側接点面
24 可動側接点面
25 固定側凸状球面
26 固定側凹状球面
27 可動側凹状球面
28 可動側凸状球面
30 真空バルブ
31 可動側フランジ
31a 底板
31b 円筒部
32 軸穴
33 ろう付け部
34 ガイド部
35 固定側接点
36 可動側接点

Claims (2)

  1. 真空容器と、
    前記真空容器に貫通固定した固定側通電軸と、
    前記真空容器に前記固定側通電軸に向けて移動自在に貫通する可動側通電軸と、
    前記固定側通電軸の前記真空容器内の端部に設けられた固定側接点と、
    前記可動側通電軸の前記真空容器内の端部に設けられて前記固定側接点に接離する可動側接点と、
    前記固定側接点及び前記可動側接点の互いに対向する側に設けた固定側接点面及び可動側接点面と、を備えており、
    前記固定側接点面及び前記可動側接点面は、互いが接触したときに前記可動側接点が前記固定側接点に対して同軸に位置するように前記可動側通電軸が傾きを矯正する面形状で形成されており、
    前記固定側接点面及び前記可動側接点面の一方の面には、少なくとも第1凸状球面と第1凹状球面とが形成され、
    前記固定側接点面及び前記可動側接点面の他方の面には、少なくとも、前記第1凸状球面と同一曲率で当該第1凸状球面が接触する第2凹状球面と、前記第1凹状球面と同一曲率で当該第1凹状球面が接触する第2凸状球面と、が形成されていることを特徴とする真空バルブ。
  2. 筒体の一方端に固定側フランジが固定され、前記筒体の他方端に可動側フランジが固定されてなる真空容器と、
    前記固定側フランジに貫通固定した固定側通電軸と、
    前記可動側フランジに貫通して前記固定側通電軸に向けて移動自在とした可動側通電軸と、
    前記固定側通電軸の前記真空容器内の端部に設けられた固定側接点と、
    前記可動側通電軸の前記真空容器内の端部に設けられて前記固定側接点に接離する可動側接点と、
    前記可動側通電軸の外周に一端が固定され、前記可動側フランジに他端が固定された伸縮自在のベローズと、を備えており、
    前記可動側フランジは、
    前記可動側通電軸が貫通する軸穴と、
    前記軸穴に連続して前記真空容器内に延在し、前記ベローズの他端をろう付けする筒状のろう付け部と、
    前記ろう付け部から前記固定側通電軸の軸線に一致する方向の前記真空容器内に延在し、前記可動側通電軸を摺動自在に支持する筒状のガイド部と、を備えていることを特徴とする真空バルブ。
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