JP7205221B2 - 乾燥装置及び印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乾燥装置及び印刷装置に関する。
液体が付与されて搬送される乾燥対象を乾燥させる乾燥装置が知られている。当該乾燥装置では、乾燥対象に熱エネルギーを加えるので処理液や液体インクが蒸発し、これが装置内で結露することがある。そこで、従来の乾燥装置では、気化した処理液や液体インクが乾燥対象の周囲に滞在しないように、また、装置内に滞留しないように、乾燥対象に対して空気を吹き付けるためのエアー吹付装置を備える。
エアー吹付装置は乾燥対象に近接する位置に設置される。したがって、乾燥装置内で詰まり(ジャム)が生じたときや、乾燥装置内で乾燥対象に接触する部材を清掃するメンテナンス作業を行うときは、エアー吹付装置を取り外して作業空間を確保する必要がある。エアー吹付装置の筐体は、乾燥装置の奥行き方向に対して長尺の部材で構成される。したがって、エアー吹付装置を乾燥装置から取り外すときは、乾燥装置の前方に大きく引き出さなければならない。
エアー吹付装置のような長尺の部材を大きく引き出せるようにする構造として、スライドレールを利用するものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1のようなスライドレールを利用する構造では、引き出し対象となる部材(例えばエアー吹付装置)をスライドレールに固定する部材(固定部材)と、対象の部材を所定の位置で固定する固定部材が別部材で構成される。したがって、特許文献1のような構造を乾燥装置に適用すると、対象部材であるエアー吹付装置と固定部材に固定する工程と、エアー吹付装置を所定の位置で固定する工程を別の部材によって行うことになる。すなわち、これら複数の構成が複数の部材によって行われることになる。したがって、特許文献1に代表される従来技術を用いると乾燥装置にエアー吹付装置を固定する構造と、乾燥装置からエアー吹付装置を引き出すための構造を実現するための部品点数が多くなる。また、蒸気のように、固定や引き出しの手順が多くなり、メンテナンス性が低下する。
本発明は、簡易な構成によって、スライド時にエアー吹付装置の落下を防止する機構を備える乾燥装置を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、液体が付与されて搬送される乾燥対象に空気を吹き付けるエアー吹付装置を備える乾燥装置であって、前記エアー吹付装置を摺動可能に保持する保持機構と、前記エアー吹付装置を保持する状態において当該エアー吹付装置を固定する固定部を備え、前記エアー吹付装置は、当該乾燥装置から引き出されるとき、引き出し方向の移動の途中において、当該移動を前記固定部によって規制する規制部を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成によって、スライド時にエアー吹付装置の落下を防止できる。
本発明に係る印刷装置の実施形態を示す構成図。 本発明に係る乾燥装置の実施形態の内部構成を示す構成図。 上記乾燥装置が備えるエアー吹付装置の例を示す斜視図。 上記エアー吹付装置の断面形状を示す断面斜視図。 上記乾燥装置が備える側板の表面の例を示す斜視図。 上記乾燥装置が備える側板の裏面の例を示す斜視図。 上記乾燥装置が備えるエアー吹付装置の例を示す斜視図。 上記乾燥装置が備える廃液回収板の例を示す斜視図。 上記装置が備える固定部の概要を説明する側面断面図。 上記固定部の動作の仕方を説明する説明図。 上記固定部によって上記エアー吹付装置の引き出し工程の一部を説明する図。 上記固定部によって上記エアー吹付装置の引き出し工程の別の一部を説明する図。 本発明に係る乾燥装置を適用可能な層形成装置の実施形態を示す構成図。 本実施形態に係る層形成装置における層形成プロセスの一部を説明する図。 上記層形成プロセスの次の一部を説明する図。 上記層形成プロセスのさらに次の一部を説明する図。 上記層形成プロセスのさらに次の一部を説明する図。 上記層形成プロセスのさらに次の一部を説明する図。 上記層形成プロセスのさらに次の一部を説明する図。
[印刷装置の実施形態]
本発明に係る乾燥装置は、液体を乾燥させる必要がある装置に適用可能である。例えば、本発明に係る乾燥装置を適用可能な装置として印刷装置が想定される。そこでまず、本発明に係る印刷装置の実施形態について説明する。図1は、印刷装置の実施形態であるプリントシステム1の構成を示す図である。
図1に示すように、プリントシステム1は、シート供給装置10と、液体付与部であるインクジェットプリンタ20と、乾燥装置30と、シート巻取装置40と、を組み合わせて構成される。
シート供給装置10は、液体が付与されて搬送される乾燥対象の実施形態である連帳の記録媒体であるシート110を供給する装置である。シート供給装置10は、シート110を保持する元巻きローラ102と、搬送ローラ112と、を備えている。
インクジェットプリンタ20は、液体インクをシート110に吐出して画像を形成する画像形成部201にシート110を搬送し、乾燥装置30に搬出する装置である。シート巻取装置40は、画像が形成され乾燥装置30で乾燥されたシート110を巻き取って回収する装置である。
インクジェットプリンタ20は、シート供給装置10から搬送されるシート110に対して、所要の色の液体であるインクを吐出付与する液体吐出ヘッドを含む画像形成部201を有している。
画像形成部201には、例えば、シート110の搬送方向上流側から、4色分のフルライン型ヘッド211A、211B、211C、211Dが配置されている。各ヘッド211はそれぞれ、シート110に対してブラックK,シアンC、マゼンタM、イエローYの液体インクを付与することで画像を形成する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
シート110は、シート供給装置10が備える元巻きローラ102から繰り出され、搬送部103の搬送ローラ112によって、画像形成部201に対向して配置された搬送ガイド部材213上に送り出され、搬送ガイド部材213で案内されて搬送される。
画像形成部201によって液体が付与されたシート110は、本発明に係る乾燥装置の実施形態である乾燥装置30を経て、案内ローラ415、416で案内される。そして、シート巻取装置40が備える排出ローラ414によって送られて、巻取りローラ405に巻き取られる。
[乾燥装置30の構成]
次に、本発明に係る乾燥装置の実施形態である乾燥装置30が備える乾燥部300の構造について図2を用いて説明する。図2は、乾燥部300を正面側からみた内部構成を示す図である。乾燥部300は、図面中の白抜き矢印で示す方向に乾燥対象であるシート110を搬送しながら乾燥する。乾燥部300は、シート110の液体が付与された面の反対面に接触してシート110を加熱して熱エネルギーを加える10個の加熱部材である加熱ローラ31(31A~31J)と、同じくシート110の液体が付与された面の反対面に接触してシート110に熱エネルギーを加える加熱ドラム32と、加熱ローラ31(31A~31J)にシート110を押し付ける力を付与する押し付けローラ33(33A~33J)と、を備えている。
複数の加熱ローラ31は、加熱ドラム32の周囲に所定の間隔で配置されている。各加熱ローラ31の温度は、全て同一の温度で設定されるものでもよいし、それぞれ個別に最適な温度が設定されるものでもよい。例えば、シート110の搬送方向上流側の加熱ローラ31(31A)から、順に設定温度を高くしてもよい。また、加熱ローラ31の設定温度は、加熱ドラム32の設定温度よりも高温でなくてもよい。例えば、シート110を急激に高温にすると、シート110が急激に収縮して画像形成面にシワが生ずる可能性が高くなる。このような場合、シート110の温度上昇が段階的になるように加熱ローラ31の温度を段階的になるように調整して設定すればよい。なお、加熱ローラ31と加熱ドラム32の温度関係は、上記に例示したものに限定はされるものではない。加熱ローラ31と加熱ドラム32に対する温度設定は、シート110の素材や、画像形成材(液体インク)の種類、及び画像形成面に塗布される処理液の性質を最適なものに設定されればよい。したがって、乾燥装置30は、乾燥対象に応じて、最適な温度関係となるように設定できる構成を備えればよい。
加熱ローラ31や加熱ドラム32によって与えられる熱エネルギーは、電熱、赤外線、熱風などによるものである。この熱エネルギーによって、シート110の画像形成面に付着していた処理液や液体インクの水分が気化して蒸気となる。
乾燥装置30の乾燥部300は、加熱ローラ31や加熱ドラム32によって加熱されるシート110の面の反対側の面に空気を吹き付ける複数のエアー吹付装置34を備えている。エアー吹付装置34は、シート110の乾燥面から生ずる蒸気を吹き飛ばすための装置である。なお、エアー吹付装置34からシート110に吹き付けられる空気は、乾燥装置30内の空気、又は外気を取り込んだものである。また、エアー吹付装置34は、後述する排気ダクトが接続されていて、シート110に空気を吹き出すともに、シート110の周囲の蒸気を含む空気を吸い込んで排気する構成も備えている。
エアー吹付装置34によって吹き飛ばされた蒸気の一部は排気構成によって排気されずに、乾燥装置30の内部に漂う。乾燥装置30の内部に漂った蒸気は、装置内に配置されている構成の壁面で結露する。また、エアー吹付装置34によって外部に排出させる途中の蒸気が乾燥装置30の内部で結露する。
特に、エアー吹付装置34は、熱源である加熱ローラ31や加熱ドラム32の近傍に配置されるので、外装は加熱ローラ31や加熱ドラム32によって加熱はされるが、蒸気を冷ます程度の低い温度になるので、結露が生じやすい。エアー吹付装置34の外装で生じた結露が液化して溜まるとシート110や装置の内部に滴下することがある。この滴下する液体は廃液である。この廃液がシート110や装置の内部に落下しないように、これらを回収するための廃液回収板35がエアー吹付装置34の周囲に配置されている。廃液回収板35は、本実施形態に係る乾燥装置30が備える廃液回収構成の一部である。廃液回収板35は、乾燥装置30において複数備えられていて、各エアー吹付装置34から廃液(結露が液化した液体)が垂れて落ちることがないように、それぞれの重力方向下方に配置されている。
[エアー吹付装置34の構成]
次に、乾燥部300が備えるエアー吹付装置34の構成について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、エアー吹付装置34のシート110に対向する面を排気側(背面側)からみた斜視図である。図4は、エアー流路部341を長手方向で切断し、フロント側板342の方向から見た斜視図である。なお、図4において、フロント側板342とリア側板343は省略されている。
図3に示すようにエアー吹付装置34は、主に、エアー流路部341と、フロント側板342と、リア側板部343と、を備える。リア側板部343の一部の点線円で囲った部分には、廃液回収ポートが配置されている。なお、リア側板343は、後述するように、乾燥装置30の筐体フレームの一部を構成するリアフレーム37Rに固定されていてもよい。この場合、後述するように、乾燥装置30にエアー吹付装置34を取り付けて固定するときに、エアー流路部341の後端とリア側板343が密着して固定されればよい。
また、エアー流路部341は、図4に示すように、断面形状が略台形の長尺部材であって、その内部は大きく3つに分割された空洞が形成されている。エアー流路部341には、シート110からの蒸気を含む気体を吸気するための開口である吸気口341dが形成されている(図3参照)。また、エアー流路部341には、シート110に空気を吹き付けるための吹付スリット341bが形成されている。エアー流路部341に形成されている三つの空洞のうち、中央には給気経路341aが一つ形成され、両端には、排気経路341cが二つ形成されている。図4の太矢印は、外気を取り入れてシート110へ吹き付ける空気の流れを例示している。したがって、外気は、エアー流路部341の後端側から取り入れられて、給気経路341aを介して、二つの排気経路341cの間に形成されている吹付スリット341bからシート110に向けて吹き付けられる。
また、シート110からの蒸気は吸気口341dから排気経路341cへと吸い込まれて、図4における白抜き矢印で示しているように排気経路341cを介してエアー流路部341の後端側に排気される。
次に、エアー流路部341の後端側(エアー吹付装置34の背面側端部)に取り付けられているリア側板343について、図5を用いて説明する。図5は、リア側板343の拡大斜視図である。図5に示すように、リア側板343には、給気口343aと排気口343bが形成されている。給気口343aは、給気経路341aの端部の開口に対応する位置に形成されている。また、排気口343bは、排気経路341cの端部の開口に対応する位置に形成されている。
排気口343bの少なくとも一方の近傍には、エアー流路部341の内部(排気経路341cの壁面)で生じた廃液を回収するための廃液回収ポート3431が取り付けられている。なお、排気経路341cの内壁面は、前方から後方に向けて微小な下り傾斜になっている。したがって、排気経路341cの内壁で生じた結露は、重力の作用でリア側板343に向かって移動するようになっている。排気口343b及び排気経路341cは、排気手段を構成する。
続いて、リア側板343の内側の構造について図6を用いて説明する。図6は、リア側板343の内側の面を示す斜視図である。図6に示すように、リア側板343の内側の面には、エアー流路部341の後端部が接触する部分を覆うように封止部材であるガスケット3433が設置されている。ガスケット3433は、エアー流路部341の後端部から吸気や排気が漏れ出すことを防止するための部材である。ガスケット3433は、エアー流路部341がリア側板343に圧接されることで潰れて、接触部分の隙間を埋めるような素材、例えばスポンジ材である。
ガスケット3433の外周部分には、これを囲むように廃液回収構成の一部であるリア側板廃液回収部3432が形成されている。リア側板廃液回収部3432は、ガスケット3433にエアー流路部341の後端部が圧接されたとき、この後端部の外側の壁面と接触する位置に形成されている。リア側板廃液回収部3432は、例えば、リア側板343の内側の面に起立させたリブ状の部位である。
エアー流路部341の内壁面は微小な下り傾斜面になっていて、その下り方向はリア側板343の方向、すなわち背面側である。したがって、内壁面で生じた結露は、下り傾斜面に沿って移動し、リア側板343のガスケット3433に到達して浸透し回収される。ガスケット3433には、排気に含まれる蒸気も付着する。ガスケット3433で回収された蒸気は液化して、ガスケット3433の内部に浸透しながら重力方向に移動することになる。リア側板廃液回収部3432は、ガスケット3433に浸透して移動してきた廃液を集約させるように形成されている。
図7は、エアー吹付装置34をフロント側板342側からみた斜視図である。図7に示すように、エアー吹付装置34を構成するエアー流路部341の外装には、嵌合部344が形成されている。嵌合部344は、エアー流路部341の外装の一部を凹ませた凹部であって、エアー流路部341の長手方向の中央付近に形成されている。嵌合部344の形状および機能の詳細は後述する。
また、フロント側板342には、エアー吹付装置34を乾燥装置30から引き出すときや、取り付けるときに、把持されるハンドル部342aと、後述する係止部アセンブリ36に係合する係合部342bが形成されている。係合部342bは、エアー吹付装置34の前端部に相当するフロント側板342の前面側の一部を、エアー吹付装置34の長尺方向に突出させた庇状の凸部である。すなわち、係合部342bは、エアー吹付装置34の前端面から突出した凸形状の部材からなる。
次に、エアー吹付装置34を乾燥装置30に固定する部材であって、エアー吹付装置34を乾燥装置30から引き出すときに一気に引き出されることを阻止する規制部材の実施形態について説明する。
図8は、本実施形態に係る係止部である係止部アセンブリ36を示す側面図である。係止部アセンブリ36は、乾燥装置30の筐体フレームに固定される部材であって、ロック部361と、ロック固定部362と、ロック保持部363と、第一付勢部364と、付勢部材固定部365と、第二付勢部366と、から構成されている。
ロック部361は、長尺部材の一方の端部を折り曲げて、その折り曲げ部の先端部分に「返し形状」を有する爪部3611を備えている。ロック部361は、長尺部材の一方の端部に爪部3611が形成されている。そしてロック部361は、爪部3611が形成されている端部とは反対側に相当する端部が回転軸3613を介して、ロック保持部363に対し回転可能に固定されている。回転軸3613の端部には係止支点部3612が取り付けられた抜け止め構造を備えていて、ロック保持部363から回転軸3613が抜けないように保持され、かつ、回転軸3613からロック部361が抜けないように保持されている。
ロック部361は、部材の長尺部分が第二付勢部366によって一方向に付勢されている。この付勢によって、ロック部361は、図8に示すように、付勢部材固定部365と平行するような姿勢で保持される。図8に示す状態をロック部361の「ロックポジション」とする。
ロック部361の爪部3611付近を把持して、第二付勢部366の付勢力に抗って付勢部材固定部365方向に近づけるように動かすと、図9(a)に例示するように、回転軸3613を支点として爪部3611が回動する。図9(a)に示す状態をロック部361の「ロック解除ポジション」とする。
図8に戻る。係止部アセンブリ36は、後述するように、乾燥装置30の筐体フレームを構成するフロントフレーム37Fに、ロック固定部362を介してネジ等の締結部材を用いて固定される。ロック固定部362には、付勢部材固定部365が固定されている。付勢部材固定部365は、ネジ等の締結部材であって、ロック保持部363を貫通して、その先端部分がロック固定部362に螺合するようになっている。
ロック保持部363は、ロック固定部362に接触する位置から、付勢部材固定部365の軸に沿って移動ができる構造になっている。そして、ロック保持部363は、付勢部材固定部365の頭部との間に介在する第一付勢部364によってロック固定部362の方向に付勢されている。
ロック部361の爪部3611付近を把持して、第一付勢部364の付勢力に抗う方向に(ロック部361をロック固定部362から離れる方向に)引っ張ると、図9(b)に例示するように、ロック部361と一緒にロック保持部363が付勢部材固定部365に沿って移動する。図9(b)に示す状態をロック部361の「ロック準備ポジション」とする。
[エアー吹付装置34の固定態様]
次に、係止部アセンブリ36によって、乾燥装置30にエアー吹付装置34が固定される状態について図10を用いて説明する。図10は、乾燥装置30の側面視の断面図である。図10に示すように、エアー吹付装置34は長尺の装置であって、乾燥装置30の筐体フレームの一部であるフロントフレーム37Fとリアフレーム37Rの間に懸架されているレール部材38によって、所定の位置に保持されるようになっている。レール部材38は、エアー吹付装置34をシート110の搬送方向と直交する直交方向に摺動可能に保持する保持機構を構成する。エアー吹付装置34は、レール部材38を介して、フロントフレーム37Fとリアフレーム37Rの間に保持されている。
リアフレーム37Rには、リア側板343が固定されている。これによって、ガスケット3433がリアフレーム37Rに設置されて固定されている状態になる。なお、図10から図12において、リア側板343の図示は省略している。
リアフレーム37Rには、ファン39が固定されている。ファン39から送り込まれる空気は、エアー流路部341を介して吹付スリット341bからシート110に向けて吹き出されるようになっている。
エアー吹付装置34の長尺方向の中央部分には、嵌合部344が形成されている。エアー吹付装置34は、フロントフレーム37Fの方に引き出される装置である。したがって、エアー吹付装置34の引き出し方向は、リアフレーム37Rに設置されているガスケット3433から後端部が離れる方向である。言い換えると、エアー吹付装置34のフロント側板342がフロントフレーム37Fから乾燥装置30の前方に移動する方向である。
嵌合部344は長手方向に沿った断面形状が平行四辺形状になるように、エアー吹付装置34の天面部分に形成された凹みである。図10に基づけば、嵌合部344の凹みの底面に相当する面と、嵌合部344の凹みの開口部分に相当する面は、エアー吹付装置34の長手方向においてずれて形成されている。言い換えると、嵌合部344の凹みの底面の位置は、開口部の位置よりも長手方向後方側になっている。さらに言い換えると、嵌合部344は、エアー流路部341の天面部分を凹ませた凹部であって、引き出し方向の反対方向に向けて傾斜する二つの傾斜面を有する形状からなる。嵌合部344は、エアー吹付装置34の引き出し途中での引き出し方向への移動を規制する規制部を構成する。嵌合部344は、エアー吹付装置34を引き出し方向に移動させている途中で、その移動量がエアー吹付装置34を完全に引き出す移動量の半分程度に至ったときに、爪部3611が滑落する第一傾斜面3411と、エアー吹付装置34を引き出し方向に移動させようとすると爪部3611が嵌合する第二傾斜面3412を有する。
図10に示すように、エアー吹付装置34が乾燥装置30に固定された状態では、係止部アセンブリ36のロック部361が係合部342bに引っ掛けられる状態になっている。係止部アセンブリ36は、第一付勢部364によってフロントフレーム37Fの方向に付勢されているので、ロック部361の爪部3611によって係合部342bがリアフレーム37Rの方向に押される状態にある。係合部342bがリアフレーム37Rの方向に押されると、エアー流路部341の後端がガスケット3433に押圧される。これによって、エアー流路部341の内部を流動する空気が乾燥装置30の内部に漏れることを防ぐことができる。
[エアー吹付装置34の引き出し方法]
次に、エアー吹付装置34を乾燥装置30から引き出すときの工程について図11及び図12を用いて説明する。まず、図11(a)に示すように、ロック部361を把持して、白抜き矢印Aの方向、すなわち、手前側(フロントフレーム37Fから離す方向)にロック部材361とともに係止部アセンブリ36全体を引っ張る。これによって、係合部342bが爪部3611から開放される。
次に、図11(b)に示すように、ロック部361を白抜き矢印Bの方向に持ち上げる。これによって、ロック部361は、ロック解除ポジションになるので、エアー吹付装置34を乾燥装置30から引き出すことができる状態になる。
続いて、図12(a)に示すように、エアー吹付装置34を白抜き矢印C方向に引き出す。このとき、ロック部361は把持しておかなくても、爪部3611がエアー流路部341の天面部分に乗った状態になり、エアー吹付装置34を白抜き矢印C方向に引き出すときには、爪部3611がエアー流路部341の天面を滑る状態になる。
エアー吹付装置34を、乾燥装置30から、長尺寸法の半分程度まで引き出すと、嵌合部344の位置に爪部3611の位置に至る。ロック部361は、第二付勢部材366によって、嵌合部344への嵌合方向に付勢されているので、白抜き矢印D方向に爪部3611が回動し、爪部3611が嵌合部344に嵌合する。すなわち、エアー吹付装置34が、乾燥装置30に対して半分以上引き出されたときに、ロック部361が作用してエアー吹付装置34の移動を規制する。このロック部361は、エアー吹付装置34を乾燥装置30に固定する固定部材も兼ねている。
つまり、ロック部361によって、エアー吹付装置34の引き出し方向への移動を規制する状態と、エアー吹付装置34を乾燥装置30に取り付けたときに固定し得る状態の、二つの状態を作り出すことができる。以上のように、ロック部361と嵌合部344によって、エアー吹付装置34を乾燥装置30から引き出すときに、一気に抜けて落下する等の事態を阻止することができる。さらにロック部361と嵌合部344によって、稼働中(運用中)の乾燥装置30に対するエアー吹付装置34の固定を確実にすることもできる。
一旦、図12(b)の状態に至ったエアー吹付装置34は、引き出し方向への移動が停止する。その後、ロック部361の先端部を把持して持ち上げて、図12(c)のようにロック解除ポジションにすることで、エアー吹付装置34を白抜き矢印E方向に移動させて、乾燥装置30から安全に引き出すことができる。
上記実施形態においては、乾燥対象、印刷対象が連帳紙である例で説明しているがこれに限るものではなく、例えば、連続用紙、ロール紙、ウェブなどの連続体、長尺なシート材のような記録媒体(被印刷物)以外にも、壁紙、プリプレグ等の電子回路基板用シートのような被印刷物でもよい。
また、印刷装置によって、印刷対象には、インク等の液体で文字や図形等の画像を記録する以外にも、加飾・装飾などを目的として、パターン等の意味を持たない画像をインク等の液体で付与してよい。
本願において、付与される液体は、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体付与手段として液体吐出ヘッドを使用するとき、液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
なお、本願における印刷は、画像形成、記録、印字、印写等とも同じ意味である。
[層形成装置の実施形態]
本発明に係る乾燥装置は、層形成装置にも適用可能である。図13は、図2に示した乾燥装置30を層形成装置に用いた例である。一般的に、「乾燥」とは、目的のものから水分を除去することを指すが、本実施形態では、乾燥は、水分に限らず液体を気化させることを含む。層形成装置の一例である電極印刷装置1001は、図1のプリントシステム1と同様に、元巻きローラ102、搬送ローラ112、排出ローラ414、および巻取りローラ405を備え、元巻きローラ102から電極基体210を繰り出す。
電極印刷装置1001は、搬送ローラ112と排出ローラ414の間に、搬送方向の上流側から下流側に沿って順に、液体付与部の一例である第一の液体吐出ヘッド111E、第一の乾燥装置104E、液体付与部の一例である第二の液体吐出ヘッド111F、第二の乾燥装置104F、液体付与部の一例である第三の液体吐出ヘッド111G、光源105、および第三の乾燥装置104Gを備える。
第一の液体吐出ヘッド111Eは、活物質を含有する活物質層作製用インクを、電極基体210の表面に吐出して活物質層を形成する活物質層作製用の液体吐出ヘッドとして機能する。
第一の乾燥装置104Eは、第一の液体吐出ヘッド111Eによって活物質層作製用インクが付与された電極基体210を乾燥対象として乾燥させる。
第二の液体吐出ヘッド111Fは、電極基体210上に無機層作製用インクである液体インクを吐出してインク層を形成するインク層形成用の液体吐出ヘッドとして機能する。
第二の乾燥装置104Fは、活物質層上に第二の液体吐出ヘッド111Fによって無機層作製用インクが付与された電極基体210を乾燥対象として乾燥させる。
第三の液体吐出ヘッド111Gは、電極基体210上に樹脂層作製用インクである液体インクを吐出してインク層を形成するインク層形成用の液体吐出ヘッドとして機能する。
光源105は、電極基体210上に形成されたインク層に紫外線等の光を照射して、インク層を樹脂層に硬化させる硬化機能を有する。
第三の乾燥装置104Gは、活物質層および無機層上に第三の液体吐出ヘッド111Gによって樹脂層作製用インクが付与され、樹脂層作製用インクに対して光源105により光を照射された電極基体210を乾燥対象として乾燥させる。
第三の乾燥装置104Gは、第三の液体吐出ヘッド111Gによって付与された樹脂層作製用インクによって形成されるインク層を加熱して、硬化を促進させる硬化促進機能も有する。
第一の乾燥装置104E、第二の乾燥装置104Fおよび第三の乾燥装置104Gは、図2で説明した乾燥装置30と同様に構成をとるが、複数の層を形成する層形成装置に用いられるために、電極基体210を搬送する搬送経路の曲率はなるべく小さい方が好ましい。
図14から図16は、図13に示した層形成装置における層形成プロセスの説明図である。図17から図19は、図16に続く層形成装置における層形成プロセスの説明図である。
第一の液体吐出ヘッド111Eは、図14に示すように、活物質を含有する活物質層作製用インク220Lを、電極基体210の表面に吐出する。
第一の乾燥装置104Eは、図15に示すように、活物質層作製用インク220Lにより形成される活物質層220を備える電極基体210を乾燥対象として乾燥させる。
第二の液体吐出ヘッド111Fは、図16に示すように、無機層作製用インク230Lを、電極基体210上の活物質層220の表面に吐出する。
第一の乾燥装置104Eは、図17に示すように、無機層作製用インク230Lにより形成される無機層230および活物質層220を備える電極基体210を乾燥対象として乾燥させる。
第三の液体吐出ヘッド111Gは、図18に示すように、樹脂層作製用インク240Lを、電極基体210および活物質層220上の無機層230表面に吐出する。
光源105は、図19に示すように、樹脂層作製用インク240Lにより形成される樹脂層240に光を照射して硬化させる。
第三の乾燥装置104Gは、図19に示すように、樹脂層作製用インク240Lにより形成される樹脂層240を加熱して、樹脂層240の硬化を促進させる。
また、第三の乾燥装置104Gは、図19に示すように、樹脂層作製用インク240Lにより形成される樹脂層240、無機層230および活物質層220を備える電極基体210を乾燥対象として乾燥させる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 :プリントシステム
10 :シート供給装置
20 :インクジェットプリンタ
30 :乾燥装置
31 :加熱ローラ
32 :加熱ドラム
33 :押し付けローラ
34 :エアー吹付装置
35 :廃液回収板
36 :係止部アセンブリ
37F :フロントフレーム
37R :リアフレーム
38 :レール部材
39 :ファン
40 :シート巻取装置
102 :元巻きローラ
103 :搬送部
104E :第一の乾燥装置
104F :第二の乾燥装置
104G :第三の乾燥装置
105 :光源
110 :シート
111E :第一の液体吐出ヘッド
111F :第二の液体吐出ヘッド
111G :第三の液体吐出ヘッド
112 :搬送ローラ
114 :排出ローラ
201 :画像形成部
210 :電極基体
211 :ヘッド
211A :フルライン型ヘッド
211B :フルライン型ヘッド
211C :フルライン型ヘッド
211D :フルライン型ヘッド
213 :搬送ガイド部材
220 :活物質層
220L :活物質層作製用インク
230 :無機層
230L :無機層作製用インク
240 :樹脂層
240L :樹脂層作製用インク
300 :乾燥部
341 :エアー流路部
341a :給気経路
341b :吹付スリット
341c :排気経路
341d :給気口
342 :フロント側板
342a :ハンドル部
342b :係合部
343 :リア側板部
343 :リア側板
343a :給気口
343b :排気口
344 :嵌合部
361 :ロック部材
361 :ロック部
362 :ロック固定部
363 :ロック保持部
364 :第一付勢部
365 :付勢部材固定部
366 :第二付勢部材
366 :第二付勢部
405 :巻取りローラ
414 :排出ローラ
415 :案内ローラ
416 :案内ローラ
1001 :電極印刷装置
3411 :第一傾斜面
3412 :第二傾斜面
3431 :廃液回収ポート
3432 :リア側板廃液回収部
3433 :ガスケット
3611 :爪部
3612 :係止支点部
3613 :回転軸
特開2003-170567号公報

Claims (9)

  1. 液体が付与されて搬送される乾燥対象に空気を吹き付けるエアー吹付装置を備える乾燥装置であって、
    前記エアー吹付装置を摺動可能に保持する保持機構と、前記エアー吹付装置を保持する状態において当該エアー吹付装置を固定する固定部を備え、
    前記エアー吹付装置は、当該乾燥装置から引き出されるとき、引き出し方向の移動の途中において、当該移動を前記固定部によって規制する規制部を備える、ことを特徴とする乾燥装置。
  2. 前記規制部は、前記エアー吹付装置を前記引き出し方向において、前記乾燥装置に対し半分以上引き出されたとき、前記固定部によって前記引き出し方向への移動が規制される、請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記規制部は、前記エアー吹付装置の天面部分を凹ませた凹部であって、前記引き出し方向の反対方向に向けて傾斜する二つ傾斜面を当該凹部の長手方向の前方と後方に備える、請求項1又は2に記載の乾燥装置。
  4. 前記規制部は、前記引き出し方向に前記エアー吹付装置を移動させたときに前記固定部が前記凹部に向けて滑落する第一傾斜面と、前記固定部が嵌合する第二傾斜面を有する、請求項3に記載の乾燥装置。
  5. 前記固定部は、前記規制部に嵌合する爪部と、前記エアー吹付装置を前記乾燥装置に固定する方向に付勢する第一付勢部を備え、
    前記爪部は、前記第一付勢部の付勢力により、前記引き出し方向の反対方向に前記エアー吹付装置を付勢する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の乾燥装置。
  6. 前記固定部は、前記爪部を前記規制部への嵌合方向に付勢する第二付勢部を備える、請求項5に記載の乾燥装置。
  7. 前記エアー吹付装置の前記引き出し方向の前端部には、該エアー吹付装置の前端面から突出した凸形状であって、前記爪部が引っ掛かる係合部が設けられており、
    前記爪部が前記係合部を介して、前記引き出し方向の反対方向に前記エアー吹付装置を付勢する、請求項5又は6に記載の乾燥装置。
  8. 前記エアー吹付装置の後端部は、前記乾燥装置に取り付けられた状態において、前記固定部によって当該乾燥装置に設置されている封止部材に押圧される、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の乾燥装置。
  9. 対象物に液体を付与する液体付与部と、
    前記液体付与部により液体が付与された前記対象物を前記乾燥対象として乾燥させる請求項1乃至8のいずれか一項に記載の乾燥装置と、を備えることを特徴とする印刷装置。
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