JP7204368B2 - 中間転写ベルトの修正方法 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に使用される中間転写ベルトの修正方法に関するものである。
複写機やプリンタ等の画像形成装置において、紙等の記録材にカラー画像を形成する場合は、感光体上に形成された静電潜像に各色のトナーを供給して各色毎にトナー像として現像する。現像された各色のトナー像を中間転写体に順次転写して重畳し、中間転写体上にカラーのトナー像を形成する。次に、中間転写体上に形成されたカラーのトナー像を記録材に一括転写する。これによりカラーのトナー像が形成された記録材を得ることができる。
中間転写体としては半導電性無端ベルトが使用される。半導電性無端ベルトの代表的なものとしては、ポリイミドやポリアミドイミドやポリエーテルエーテルケトンやポリフェニレンサルファイドといった樹脂に、カーボンブラックを分散させて形成した半導電性無端ベルトが知られている。
このような半導電性無端ベルトは、押出成形や円筒金型によって成形するが、成形の際に突起や折れなどの形状的な欠陥が生じる場合がある。形状的な欠陥部が存在する半導電性無端ベルトを電子写真方式の画像形成装置に使用すると、トナーの転写時に欠陥部の周囲でノイズが生じ、画像欠陥として印刷物に現れる。
こうした不具合を解消するために、半導電性無端ベルトの形状的な欠陥部を修正する方法が提案されている。特許文献1では、樹脂中に導電性物質を含有する半導電性ベルトの形状的な欠陥部を挟持部材にて半導電性ベルトの両面から挟持しつつ、当該挟持部材を介して挟持する外力を与えながら加熱処理して平坦化させる。
また、特許文献2では、回転可能な支持ロールに張力をかけた状態で、樹脂中に導電性物質を含有する半導電性ベルトを支持する。そして、半導電性ベルトの形状的な欠陥部に支持ロールを内接した状態で、欠陥部を研磨して平坦化させる。
特開2002-365926号公報 特開2007-017621号公報
しかしながら、結晶性熱可塑性樹脂を含有する中間転写ベルトにおいては、特許文献1のように狭持部材で挟持して局所的に熱を加える修正方法では、狭持部材の変形を招く場合がある。更に、中間転写ベルトの機械物性変化が起こるため中間転写ベルトの移動時の歪に起因した色ずれといった画像不良を起こすことがあった。また、特許文献2のように研磨による形状欠陥の修正方法では、局所的な表面粗さの変化を引き起こすため二次転写後に中間転写ベルト上に残っているトナーをウレタンゴムブレードで清掃する際に異音が発生する場合があった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的は、中間転写ベルトの欠陥部を局所的な機械物性や表面粗さの変化を起こさずに修正することである。
前記目的を達成するための本発明に係る中間転写ベルトの修正方法の代表的な構成は、結晶性熱可塑性樹脂を含有する中間転写ベルトの表面の形状的な突起状の欠陥部を直径3mm以内の領域で研磨する研磨工程と、前記研磨工程の後に前記中間転写ベルトを内型と、外型とにより挟み込んで前記結晶性熱可塑性樹脂のガラス転移点から融点までの温度で加熱し、その温度域下で前記中間転写ベルトを加圧する加熱加圧工程と、前記加熱加圧工程の後に前記中間転写ベルトを前記ガラス転移点の温度よりも低い温度まで冷却して前記内型と、前記外型から脱型する脱型工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、中間転写ベルトの欠陥部を局所的な機械物性や表面粗さの変化を起こさずに修正することができる。
画像形成装置の構成を示す断面図である。 実施例1、2及び比較例1、2の修正条件と耐久試験結果を示す図である。
図により本発明に係る中間転写ベルトの修正方法の一実施形態を具体的に説明する。
<画像形成装置>
図1を用いて画像形成装置100の構成について説明する。図1は、画像形成装置100の構成を示す断面図である。図1に示す画像形成装置100は、電子写真方式を用いたカラープリンタの一例である。図1に示す画像形成装置100には、イエローY色の画像形成部PYと、マゼンタM色の画像形成部PMと、シアンC色の画像形成部PCと、ブラックK色の画像形成部PKと、が設けられている。尚、各画像形成部PY,PM,PC,PKは、現像剤としてのトナーの色が異なる以外は、同様に構成されるため画像形成部Pを用いて説明する場合もある。各画像形成プロセス手段についても同様である。
各画像形成部Pには、像担持体としての各感光ドラム1が設けられている。図1の反時計回り方向に回転する各感光ドラム1の表面は、帯電手段としての各帯電ローラ2によりそれぞれ一様に帯電される。一様に帯電された各感光ドラム1の表面に対して露光手段としてのレーザスキャナ3から出射された画像情報に応じたレーザ光3aが照射されて静電潜像が形成される。
各感光ドラム1の表面に形成された静電潜像に対して現像手段としての各現像装置4に設けられた現像剤担持体としての現像ローラ4aにより各色のトナーが供給されてトナー像として現像される。各現像ローラ4aの表面に担持された各色のトナーは、規制部材4bにより層厚が規制される。
各感光ドラム1の下部には、中間転写体としての中間転写ベルト7が張架ローラ71~73により図1の時計回り方向に回転可能に張架されている。中間転写ベルト7の外周面は、各感光ドラム1の表面に当接して配置されている。中間転写ベルト7の内周面には、中間転写ベルト7を介在して各感光ドラム1の表面に対向する一次転写手段としの各一次転写ローラ5が設けられている。
中間転写ベルト7の外周面と各感光ドラム1の表面とにより各一次転写部Tが形成される。図示しない一次転写電源から各一次転写ローラ5に一次転写バイアスが印加されると、各一次転写部Tにおいて、各感光ドラム1の表面に形成された各色のトナー像が中間転写ベルト7の外周面に順次、一次転写されて重畳される。一次転写後に各感光ドラム1の表面上に残留した残トナーは、クリーニング手段としてのクリーニングブレード6により掻き取られて除去される。
中間転写ベルト7の下部には、紙等の記録材Sを収容する給送カセット12が設けられている。給送カセット12内に収容された記録材Sは、給送ローラ13により繰り出され、図示しない分離手段との協働により一枚ずつ給送される。その後、搬送ローラ14により搬送され、停止したレジストローラ15のニップ部に記録材Sの先端部が突き当てられて記録材Sの斜行が補正される。張架ローラ73には、中間転写ベルト7を介在して二次転写手段としての二次転写ローラ8が対向して設けられている。中間転写ベルト7の外周面と二次転写ローラ8とにより二次転写部Nが形成される。
中間転写ベルト7の外周面に担持されたトナー像の画先が二次転写部Nに到達するタイミングに合わせて記録材Sの先端部が二次転写部Nに到達するように記録材Sがレジストローラ15により搬送される。図示しない二次転写電源から二次転写ローラ8に二次転写バイアスが印加されると、二次転写部Nにおいて、中間転写ベルト7の外周面に担持されたトナー像が記録材Sに二次転写される。二次転写後に中間転写ベルト7の外周面上に残留した残トナーは、クリーニング手段としてのクリーナ11に設けられたクリーニングブレード11aにより掻き取られて除去される。
トナー像が担持された記録材Sは、定着手段としての定着装置9に搬送され、定着ユニット91と加圧ローラ92とにより挟持搬送される間に加熱及び加圧されてトナー像が記録材Sに定着される。その後、排出ローラ16,17により機外に設けられた排出トレイ10上に排出される。記録材Sの両面に印刷する場合には、排出ローラ17により記録材Sが挟持された状態で、排出ローラ17が逆回転する。これにより記録材Sが反転路18に導かれて搬送路19に合流し、記録材Sの表裏面が反転する。そして、二次転写部Nにおいて、記録材Sの第1面と同様に第2面にトナー像が二次転写され、定着装置9によりトナー像が記録材Sに定着された後、排出トレイ10上に排出される。
<中間転写ベルトの修正方法>
次に、図2を用いて画像形成装置100の中間転写体として使用される半導電性無端ベルトからなる中間転写ベルト7の修正方法について説明する。図2は、中間転写ベルト7の実施例1、2及び比較例1、2の修正条件と耐久試験結果を示す図である。
(実施例1)
図2に示す実施例1は、結晶性熱可塑性樹脂としてのポリエーテルエーテルケトン(PEEK;Poly Ether Ether Ketone)のペレットにアセチレンブラックを加える。ポリエーテルエーテルケトンは、Victrex社製の商品名「450G」を使用した。このときのポリエーテルエーテルケトンのガラス転移点の温度は143℃である。また、融点の温度は343℃である。
アセチレンブラックは、電気化学工業株式会社製の商品名「デンカブラック粉状体」を使用した。そして、窒素ガス雰囲気下で2軸スクリューを有する混練押し出し機を用いて、両者の混練を行い、樹脂組成物のペレットを得た。このペレットを窒素ガス雰囲気下で乾燥を行った。次に、この樹脂組成物のペレットを円筒押し出し装置に供給し、溶融押し出しすることにより、厚さ60μmの円筒状の中間転写ベルト7を得た。
<研磨工程>
研磨工程では、結晶性熱可塑性樹脂を含有する中間転写ベルト7の表面の形状的な欠陥部を研磨する。中間転写ベルト7の表面の形状的な欠陥部は、20μm以上かつ50μm以下の突起状の欠陥である。研磨工程における研磨範囲は、直径3mm以内である。得られた中間転写ベルト7の表面上の高さ20μm以上の突起物に対して15μmのアルミナ砥粒(株式会社コバックス製の商品名「LAPIKA#1000」)を用いて研磨を行った。
<加熱加圧工程>
次に、加熱加圧工程では、上記研磨工程の後に中間転写ベルト7を中空円筒状の内型と、中空円筒状の外型とにより挟み込んで結晶性熱可塑性樹脂のガラス転移点から融点までの温度で加熱し、その温度域下で中間転写ベルト7を加圧する。上記研磨工程で部分的に研磨した中間転写ベルト7をアルミニウム製の内型に嵌め込み、さらに、内面の表面粗さRzを0.5μmに制御したステンレス鋼からなる外型を被せた。
なお、使用した内型と外型の熱膨張係数は、それぞれ、内型の熱膨張係数が2.4×10-5/℃である。また、外型の熱膨張係数が1.5×10-5/℃である。アルミニウム製の内型に嵌め込み、ステンレス鋼からなる外型を被せた中間転写ベルト7を、加熱炉にて、加熱速度が50℃/minの速度で、160℃まで加熱した。なお、アルミニウム製の内型の径とステンレス鋼からなる外型の径とは、160℃で35kgf/cm(3.43MPa)の圧力が発現するように設計した。
<脱型工程>
その後、脱型工程では、上記加熱加圧工程の後に中間転写ベルト7をガラス転移点の温度よりも低い温度まで冷却して内型と外型から脱型する。160℃まで加熱した中間転写ベルト7を常温まで冷却し、型から脱型して中間転写ベルト7を得た。完成した中間転写ベルト7の表面の形状的な欠陥部としての凸部面内の最大高さは、図2に示すように18μmであった。
(実施例2)
図2に示す実施例2は、結晶性熱可塑性樹脂としてのポリフェニレンサルファイド(PPS;Poly Phenylene Sulfide)のペレットにアセチレンブラックを加える。ポリフェニレンサルファイドは、東レ株式会社製の商品名「トレリナ」を使用した。このときポリフェニレンサルファイドのガラス転移点の温度は93℃である。また、融点の温度は278℃である。
アセチレンブラックは、電気化学工業株式会社製の商品名「デンカブラック粉状体」を使用した。そして、窒素ガス雰囲気下で2軸スクリューを有する混練押し出し機を用いて、両者の混練を行い、樹脂組成物のペレットを得た。このペレットを窒素ガス雰囲気下で乾燥を行った。次に、この樹脂組成物のペレットを円筒押し出し装置に供給し、溶融押し出しすることにより、厚さ60μmの円筒状の中間転写ベルト7を得た。
<研磨工程>
研磨工程では、結晶性熱可塑性樹脂を含有する中間転写ベルト7の表面の形状的な欠陥部を研磨する。中間転写ベルト7の表面の形状的な欠陥部は、20μm以上かつ50μm以下の突起状の欠陥である。研磨工程における研磨範囲は、直径3mm以内である。得られた中間転写ベルト7の表面上の高さ20μm以上の突起物に対して12μmのアルミナ砥粒(株式会社コバックス製の商品名「LAPIKA#1200」)を用いて研磨を行った。
<加熱加圧工程>
次に、加熱加圧工程では、上記研磨工程の後に中間転写ベルト7を中空円筒状の内型と、中空円筒状の外型とにより挟み込んで結晶性熱可塑性樹脂のガラス転移点から融点までの温度で加熱し、その温度域下で中間転写ベルト7を加圧する。上記研磨工程で部分的に研磨した中間転写ベルト7を前記実施例1と同様の方法で内型と外型との間に嵌め込み、加熱炉にて、加熱速度が50℃/minの速度で、110℃まで加熱した。
<脱型工程>
その後、脱型工程では、上記加熱加圧工程の後に中間転写ベルト7をガラス転移点の温度よりも低い温度まで冷却して内型と外型から脱型する。110℃まで加熱した中間転写ベルト7を常温まで冷却し、型から脱型して中間転写ベルト7を得た。完成した中間転写ベルト7の表面の形状的な欠陥部としての凸部面内の最大高さは、図2に示すように15μmであった。
(比較例1)
前記実施例1と同様にして円筒押し出し装置により厚さ60μmの円筒状の中間転写ベルト7を得た。得られた中間転写ベルト7を部分研磨せずに前記実施例1と同様にして内型と外型の間に嵌め込み加熱加圧処理をして中間転写ベルト7を得た。中間転写ベルト7を部分研磨しなかった以外は、前記実施例1と同様にして修正した。完成した中間転写ベルト7の凸部面内の最大高さは、図2に示すように23μmであった。
(比較例2)
前記実施例1と同様にして円筒押し出し装置により厚さ60μmの円筒状の中間転写ベルト7を得た。得られた中間転写ベルト7を高さ20μm以上の突起物に対して前記実施例1と同様に部分研磨を行い、中間転写ベルト7を得た。比較例2では、上記加熱加圧工程を実施しなかった。完成した中間転写ベルト7の凸部面内の最大高さは、図2に示すように18μmであった。
<耐久試験結果>
図2は、上記の実施例1、2及び比較例1、2の各修正条件で修正した中間転写ベルト7を用いて、耐久試験を行った結果を示す。耐久試験は、温度が23℃、相対湿度が5%RHの温湿度環境に画像形成装置100を設置して実施した。画像形成装置100に設けられた中間転写ベルト7の周速度は200mm/secである。
画像形成装置100に使用した記録材Sは、キヤノン株式会社製のA4サイズの用紙「GF-C081(坪量が81.4g/m)」である。各中間転写ベルト7を画像形成装置100に取り付ける。そして、二次転写後に各中間転写ベルト7の外周面上に残っている残トナーをウレタンゴムブレードからなるクリーニングブレード11aにより掻き取って清掃する。その際に異音が発生しなかった場合を図2に示すブレード鳴きの「〇」、異音が発生した場合を「×」とした。
印刷初期と10000枚の記録材Sに印刷を行った耐久時に、それぞれベタ画像とライン画像を記録材Sの搬送方向に沿って帯状に印刷した。クリーニングブレード11aのクリーニング不良によるスジ画像の発生が無い場合を図2に示す画像品質の「〇」、スジ画像が発生した場合を「×」とした。
このように、研磨工程において、中間転写ベルト7の表面に発生した形状的な欠陥部を部分的に研磨する。その後、加熱加圧工程において、中間転写ベルト7を中空円筒状の内型と、中空円筒状の外型とにより挟み込む。そして、結晶性熱可塑性樹脂からなるポリエーテルエーテルケトン(PEEK)やポリフェニレンサルファイド(PPS)のそれぞれのガラス転移点から融点までの温度で加熱する。そして、その温度域下で中間転写ベルト7を加圧する。その後、脱型工程において、各ガラス転移点の温度よりも低い温度まで中間転写ベルト7を冷却して型から脱型する。これにより中間転写ベルト7の表面に発生した高さ20μm以上の突起状の欠陥を20μm未満にすることができる。
このように、中間転写ベルト7の表面に発生した形状的な欠陥部を研磨した後に中間転写ベルト7の全面に加圧加熱処理を実施する。これにより電子写真方式の画像形成装置100に用いる結晶性熱可塑性樹脂を含有する中間転写ベルト7の成形時に起因する表面に発生した形状的な欠陥部を局所的な機械物性や表面粗さの変化を起こさずに修正し、中間転写ベルト7の表面を平坦化できる。
これにより二次転写後に各中間転写ベルト7の外周面上に残っている残トナーをクリーニングブレード11aにより掻き取って清掃する際に異音が発生することがなく、形状的な欠陥部による画像不良の発生を抑制することができる。尚、中間転写ベルト7は、単層であても良いし、基層上に表層をコートしたものでも良い。
7…中間転写ベルト

Claims (3)

  1. 結晶性熱可塑性樹脂を含有する中間転写ベルトの表面の形状的な突起状の欠陥部を直径3mm以内の領域で研磨する研磨工程と、
    前記研磨工程の後に前記中間転写ベルトを内型と、外型とにより挟み込んで前記結晶性熱可塑性樹脂のガラス転移点から融点までの温度で加熱し、その温度域下で前記中間転写ベルトを加圧する加熱加圧工程と、
    前記加熱加圧工程の後に前記中間転写ベルトを前記ガラス転移点の温度よりも低い温度まで冷却して前記内型と、前記外型から脱型する脱型工程と、
    を有することを特徴とする中間転写ベルトの修正方法。
  2. 前記欠陥部は、20μm以上かつ50μm以下の突起状の欠陥であることを特徴とする請求項1に記載の中間転写ベルトの修正方法。
  3. 前記内型及び前記外型は、中空円筒状で構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の中間転写ベルトの修正方法。
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