JP7203628B2 - センサ設置構造およびこれを備えた軸受 - Google Patents

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本発明は、センサ設置構造およびこれを備えた軸受に関する。
例えば、舶用タービンのロータにはスラストカラーが設けられ、そのスラストカラーをスラストパッドによって軸方向に支持することで、ロータを回転自在にスラスト支持する軸受が知られている。このような軸受には、温度センサによって軸受のメタル温度が測定されていることがある。
例えば、特許文献1には、蒸気タービンに設けられているロータを回転自在に支持する軸受のメタル温度を測定する熱電対に接続されるケーブルを軸受に対して固定する冶具が記載されている。この冶具によれば、ケーブルにもたらされる振動を抑制することでケーブルの破断を抑制できるとされている。
特開2016-80400号公報
温度を検知するセンサとしては、ケーブルが延出した筒状のケース内に硬化性樹脂を充填することで、ケーブルとケーブルの先端に接続された感温部とケースとを一体化させているものがある。このように構成されたセンサにおいて、ケーブルとケースの境界部分近傍のケーブルに無理な曲げが生じると、ケースに充填された硬化性樹脂のうち境界部分付近の硬化性樹脂が損傷する可能性がある。センサが油雰囲気にある場合、損傷が生じると損傷個所から油がケース内に侵入する可能性がある。ケース内にあるケーブルの先端側は被覆が剥がされているため、被覆の内側を油が通り、ケーブルの他端にあるジャンクションボックスへ流入する可能性がある。また、ケーブルの先端に接続された感温部に油が到達した場合、被覆の内側にある導線内を通ってケーブルの他端にあるジャンクションボックスへ油が流入する可能性がある。ジャンクションボックスへ油が流入してしまうと、油によってジャンクションボックスの内部に設置されたセンサの被覆を劣化させる可能性がある。また、ジャンクションボックスの内部に流入した油がジャンクションボックスの外部へ漏洩することで周囲の機器等を汚損する可能性がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、ケーブルの無理な曲げに起因する温度センサの損傷、および温度センサの損傷に起因する油漏れを抑制するセンサ設置構造およびそれを備えた軸受を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のセンサ設置構造およびそれを備えた軸受は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の一態様に係るセンサ設置構造は、ケーブルと、該ケーブルの一端に接続された感温部と、前記ケーブルの前記一端側および前記感温部を内部に収容するとともに端面から前記ケーブルが中心軸線方向に延出する筒状の感温部ケースと、を有する温度センサと、前記ケーブルが挿通されるとともに端部及び他端部を有する貫通孔が形成されたスペーサとを備え、前記感温部ケースの中心軸線の延長線上に前記貫通孔の中心軸線が位置するとともに前記温度センサ側に位置する前記貫通孔の前記端部と前記感温部ケースの前記端面とが近接するように前記スペーサが設置された状態で前記ケーブルが前記貫通孔に挿通され、前記貫通孔は、前記他端部から前記端部に向かう方向に内径が漸次減少した曲面を有している。
また、本発明の一態様に係るセンサ設置構造は、ケーブルと、該ケーブルの一端に接続された感温部と、前記ケーブルの前記一端側および前記感温部を内部に収容するとともに端面から前記ケーブルが中心軸線方向に延出する筒状の感温部ケースと、を有する温度センサと、前記ケーブルが挿通される貫通孔が形成されるとともに部材に嵌め込まれる嵌め込み部、及び該嵌め込み部から前記貫通孔の半径方向に延出するとともに前記部材と接触する舌部を有するスペーサと、を備え、前記感温部ケースの中心軸線の延長線上に前記貫通孔の中心軸線が位置するとともに前記温度センサ側に位置する前記貫通孔の端部と前記感温部ケースの前記端面とが近接するように前記スペーサが設置された状態で前記ケーブルが前記貫通孔に挿通されている。
本態様に係るセンサ設置構造は、ケーブルの一端側およびその一端に接続された感温部を内部に収容するとともに端面からケーブルが中心軸線方向に延出する筒状の感温部ケースとを有する温度センサと、ケーブルが挿通される貫通孔が形成されたスペーサとを備えており、感温部ケースの中心軸線の延長線上に貫通孔の中心軸線が位置するとともに温度センサ側に位置する貫通孔の端部と感温部ケースの端面とが近接するようにスペーサが設置され、その状態で感温部ケースの端面から延出したケーブルが貫通孔に挿通されている。これによれば、感温部ケースの端面から延出したケーブルは、延出直後の位置にてスペーサの貫通孔に挿通されるため、感温部ケースの端面とケーブルとの境界部分近傍において、ケーブルはスペーサに形成された貫通孔によって支持された状態となる。このため、感温部ケースの端面に対するケーブルの付け根部分に無理な曲げが生じることを抑制できる。これによって、ケーブルの無理な曲げに起因する温度センサの損傷、および温度センサの損傷に起因する油漏れを抑制することができる。
また、本発明の一態様に係るセンサ設置構造において、前記貫通孔の前記端部と前記感温部ケースの前記端面との間には隙間が設けられている。
本態様に係るセンサ設置構造において、貫通孔の端部と感温部ケースの端面との間には隙間が設けられている。例えば、感温部ケース内に硬化性樹脂(例えばエポキシ樹脂など)を充填することで感温部およびケーブルを感温部ケースに対して一体化させている場合、ケーブルが延出する側の感温部ケースの端面から硬化性樹脂がはみ出す可能性がある。貫通孔の端部と感温部ケースの端面との間にの隙間を設けておけば、そのはみ出た硬化性樹脂とスペーサとの接触を避けることができる。
また、本発明の一態様に係る軸受は、前述のセンサ設置構造と、軸線周りに回転するロータを前記軸線方向に支持するスラストパッドとを備え、前記温度センサは、前記スラストパッドに対して設けられている。
本発明に係るセンサ設置構造およびそれを備えた軸受によれば、ケーブルの無理な曲げに起因する温度センサの損傷、および温度センサの損傷に起因する油漏れを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るセンサ設置構造および軸受の縦断面図である。 図1に示す切断線I-Iにおける縦断面図である。 図1に示すA部の部分拡大図である。 温度センサの断面図である。 温度センサが有するケーブルの断面図である。 スペーサの正面図である。 図6Aに示す切断線II-IIにおける縦断面図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るセンサ設置構造100について図を用いて説明する。
図1に示すように、センサ設置構造100は、例えば舶用タービンのロータ32をスラスト方向に支持する軸受10に採用されて好適である。
まず、センサ設置構造100が採用される軸受10の構造について説明する。
軸受10は、同図において左右方向を軸線方向とした回転軸線C3を有するロータ32を軸線方向(スラスト方向)に支持するものである。軸受10は、図1および図2に示すように、ロータ32が収容された軸受箱110の内側に設けられる。軸受10は、軸受キープ11と、キャリアリング12と、アジャストプレート14と、スラストパッド16とを備える。
軸受キープ11は、軸受箱110に対して固定されている。軸受キープ11には、回転軸線C3に沿ってロータ32が貫通する貫通穴が形成されている。さらに、貫通穴の内径は回転軸線C3方向の中間部分において拡径されており、キャリアリング12、アジャストプレート14、スラストパッド16、およびロータ32に設けられたスラストカラー34が収容される空間を形成している。
キャリアリング12は、軸受キープ11に形成された前述の空間に設置され、回転軸線C3方向から側面視したときに回転軸線C3を中心とした円環状の部材とされる。キャリアリング12は対を成し、2つのキャリアリング12の内側面同士が回転軸線C3方向において所定の間隔を設けて対向するように設置されている。キャリアリング12は、その外側面がアジャストプレート14を介して軸受キープ11の内側壁に接続されている。このとき、軸受キープ11、キャリアリング12、アジャストプレート14によって形成される空間Sは、潤滑油によって満たされている。
スラストパッド16は、各キャリアリング12の内側面に対して回転軸線C3周りに等間隔で複数個ずつ取り付けられている。
一のキャリアリング12に取り付けられた複数のスラストパッド16と、他のキャリアリング12に取り付けられた複数のスラストパッド16との間には、ロータ32に設けられたスラストカラー34が配置される。
スラストカラー34は、ロータ32の一部区間が回転軸線C3周りに拡径した鍔状部である。このスラストカラー34の回転軸線C3方向における両側面が、スラストパッド16の各内側面とそれぞれ対向する。スラストカラー34の側面とスラストパッド16の内側面との間には微小な隙間が設けられており、この隙間に潤滑油膜が形成される。この油膜によってスラストカラー34がスラストパッド16に対して非接触で支持される。これにより、軸受10はロータ32をスラスト方向に支持する。
次に、センサ設置構造100について詳細に説明する。
センサ設置構造100は、前述のスラストパッド16のメタル温度を測定するための温度センサ40を軸受10に取り付ける構造であり、図3に示すように、温度センサ40とスペーサ70とを備える。
図4に示すように、温度センサ40は、感温部60が収容された感温部ケース61と、感温部60に一端が接続され感温部ケース61の端面63から他端側が延出するケーブル51とを備えている。
感温部ケース61は、一端(端面63)が開口とされ他端が閉塞されるとともに、中心軸線C1を軸線方向とする筒状部材とされている。
感温部ケース61は、端面63側の一部区間が拡径しているとともに、その拡径された区間の外周面に雄ねじ加工(図示せず)が施されている。
感温部60は、温度を検出可能なセンサであり、感温部ケース61内の他端側に設置されている。
ケーブル51は、図5に示すように、感温部60からの電気信号を伝達可能な複数本の導線53を被覆52によって覆い、導線53と被覆52との隙間にケーブル用充填材54(例えば、ガラス繊維)を充填した構造とされフレキシブルに変形する。
図4に示すように、ケーブル51は、その一端が感温部60に接続されている。なお、感温部60が接続されたケーブル51の一端側は被覆52が剥がされ内部の導線53が剥き出された状態とされており、その導線53が感温部60に接続されている。
感温部60およびケーブル51の一端側は、感温部ケース61に収容されている。このとき、ケーブル51は、感温部ケース61の端面63から中心軸線C1方向に延出している。
感温部60およびケーブル51の一端側が収容された感温部ケース61内にはケース用充填材62(例えば、エポキシ樹脂などの硬化性樹脂)が充填されている。これによって、感温部60およびケーブル51の一端側は感温部ケース61に対して一体化される。なお、ケーブル51はフレキシブルに変形するので、端面63から中心軸線C1方向に延出した後(すなわち、図4で示す境界部55よりも他端側)のケーブル51は、必ずしも中心軸線C1方向に延在するとは限らない。
図3に示すように、キャリアリング12には温度センサ40が挿通可能な内径とされた嵌め込み穴12Aが形成されている。さらに、スラストパッド16には、温度センサ40の感温部ケース61の雄ねじ部分に対応した雌ねじ(図示せず)が内周面に施されたセンサ設置穴16Aが形成されている。このとき。センサ設置穴16Aと嵌め込み穴12Aとの中心軸線は一致している。
温度センサ40は、キャリアリング12に形成された嵌め込み穴12Aに挿通された後、スラストパッド16に形成されたセンサ設置穴16Aに螺合される。そして、ロックナット80を感温部ケース61の雄ねじ部分に螺合させて、ロックナット80をスラストパッド16側に押圧することで、温度センサ40がスラストパッド16に固定される。このとき、中心軸線C1は、センサ設置穴16Aおよび嵌め込み穴12Aの中心軸線と一致している。
なお、感温部ケース61の先端(閉塞された側の先端)には、緩衝材64が設けられている。
スペーサ70は、図6Aおよび図6Bに示すように、円柱形状の嵌め込み部73と、嵌め込み部73と一体に形成された舌部72とを備える。スペーサ70の材料としては、例えばSS400などがある。
嵌め込み部73は、その外径がキャリアリング12に形成された嵌め込み穴12A(図3参照)の内径と略同径とされる。また、嵌め込み部73には、その外径の中心軸線に一致する中心軸線C2を有する貫通孔71が形成されている。すなわち、貫通孔71の中心軸線C2は、円柱形状とされた嵌め込み部73の中心軸線と一致している。
貫通孔71は、中心軸線C2方向に沿って内径が滑らかに変化する部分と内径が一定とされた部分とを有する。図6Bの場合、貫通孔71は、中心軸線C2方向に沿って左側面から右側面に向かって内径が漸次減少して、およそ中間部分から内径が一定とされる。また、内径が一定とされた側の貫通孔71の端部(同図において右端であって符号71Aで示された部分)は、嵌め込み部73の側面(同図において右側面)にその位置が一致している。
舌部72は、嵌め込み部73の一端側から中心軸線C2の半径方向に延出するように形成されている。図6Bの場合、貫通孔71の内径が大径とされた側の嵌め込み部73の側面(同図において左側面)に舌部72が形成されている。
スペーサ70は、図3に示すように、嵌め込み部73がキャリアリング12に形成された嵌め込み穴12Aに嵌め込まれ、貫通孔71の中心軸線C2が感温部ケース61の中心軸線C1の延長線上に位置するように設置される。このとき、同図で示す左側から右側に向かうスペーサ70の移動は、舌部72とキャリアリング12との接触によって規制される。さらに、スペーサ70は、アジャストプレート14によってキャリアリング12側に拘束される。これによって、同図で示す右側から左側に向かう移動が規制される。つまり、スペーサ70は、アジャストプレート14、舌部72、キャリアリング12によって、中心軸線C1(中心軸線C2)方向の移動が規制される。
嵌め込み穴12Aにスペーサ70が嵌め込まれ固定された状態において、感温部ケース61の端面63と貫通孔71の端部71Aとが対向する。このとき、端面63と端部71Aとが近接するように各部品の寸法(例えば、嵌め込み部73の中心軸線C2方向に沿った厚さや感温部ケース61の中心軸線C1方向に沿った長手寸法)が設計される。ここで言う「近接」とは、5mm以下の隙間(好ましくは2mm程度の隙間)が設けられた状態を言う。
この隙間は次の理由によって設けられる。すなわち、感温部ケース61内には硬化性樹脂が充填されるが、必ずしも端面63と面一になるとは限らず、端面63から硬化性樹脂がはみ出す可能性がある。そのはみ出した硬化性樹脂とスペーサ70との接触を避けるために前述の隙間が設けられる。仮に、はみ出した硬化性樹脂とスペーサ70とが接触した場合、スペーサ70によって硬化性樹脂に無理な力が作用して、硬化性樹脂が割れる可能性かある。
なお、端面63から硬化性樹脂がはみ出さないのであれば隙間を設けなくてもよい。
前述のように設置されたスペーサ70の貫通孔71に、温度センサ40が有する感温部ケース61の端面63から延出したケーブル51が挿通される。このとき、感温部ケース61の端面63と貫通孔71の端部71Aとは近接しているので、延出直後のケーブル51は境界部55の近傍において貫通孔71に支持された状態となる。その後、ケーブル51は貫通孔71の滑らかな曲面に沿って変形してスペーサ70の外部に延出し、空間S、軸受キープ11、軸受箱110を通過した後に図示しないジャンクションボックスへ導かれる(図2参照)。
本実施形態においては、以下の効果を奏する。
感温部ケース61の端面63から延出したケーブル51は、延出直後の位置にてスペーサ70の貫通孔71に挿通されるため、感温部ケース61の端面63とケーブル51との境界部55近傍において、ケーブル51はスペーサ70に形成された貫通孔71によって支持された状態となる。このため、端面63から延出した直後のケーブル51(境界部55近傍のケーブル51)に無理な曲げが生じることを抑制できる。
仮に、境界部55近傍のケーブル51に無理な曲げが生じてしまった場合、感温部ケース61に充填された硬化性樹脂のうち、境界部55近傍(図4参照)のケース用充填材62が損傷する可能性がある。温度センサ40が設置されている位置は潤滑油で満たされた空間Sに隣接しているので、ケース用充填材に損傷が生じると損傷個所から潤滑油が感温部ケース61内に侵入する可能性がある。感温部ケース61内にあるケーブル51の先端側は被覆52が剥がされているため、被覆52の内側(ケーブル用充填材54)を介してケーブル51の他端にあるジャンクションボックスへ潤滑油が流入する可能性がある。また、ケーブル51の先端に接続された感温部60に潤滑油が到達した場合、被覆52の内側にある導線53を介してケーブル51の他端にあるジャンクションボックスへ潤滑油が流入する可能性がある。
本実施形態においては、前述のように、境界部55近傍のケーブル51に無理な曲げが生じることを抑制できるので、ケーブル51の無理な曲げに起因する温度センサ40の損傷、および温度センサ40の損傷に起因する油漏れを抑制することができる。
なお、本実施形態のセンサ設置構造100は、舶用タービンのロータに使用されるスラスト軸受に限らず、同様の構成を有する他のスラスト軸受にも採用できることは言うまでもない。
10 軸受
11 軸受キープ
12 キャリアリング
12A 嵌め込み穴
14 アジャストプレート
16 スラストパッド
16A センサ設置穴
32 ロータ
34 スラストカラー
40 温度センサ
51 ケーブル
52 被覆
53 導線
54 ケーブル用充填材
55 境界部
60 感温部
61 感温部ケース
62 ケース用充填材
63 端面
70 スペーサ
71 貫通孔
71A 端部
72 舌部
73 嵌め込み部
100 センサ設置構造
110 軸受箱
C1 中心軸線
C2 中心軸線
C3 回転軸線
S 空間

Claims (4)

  1. ケーブルと、該ケーブルの一端に接続された感温部と、前記ケーブルの前記一端側および前記感温部を内部に収容するとともに端面から前記ケーブルが中心軸線方向に延出する筒状の感温部ケースと、を有する温度センサと、
    前記ケーブルが挿通されるとともに端部及び他端部を有する貫通孔が形成されたスペーサと、
    を備え、
    前記感温部ケースの中心軸線の延長線上に前記貫通孔の中心軸線が位置するとともに前記温度センサ側に位置する前記貫通孔の前記端部と前記感温部ケースの前記端面とが近接するように前記スペーサが設置された状態で前記ケーブルが前記貫通孔に挿通され
    前記貫通孔は、前記他端部から前記端部に向かう方向に内径が漸次減少した曲面を有し
    ているセンサ設置構造。
  2. ケーブルと、該ケーブルの一端に接続された感温部と、前記ケーブルの前記一端側および前記感温部を内部に収容するとともに端面から前記ケーブルが中心軸線方向に延出する筒状の感温部ケースと、を有する温度センサと、
    前記ケーブルが挿通される貫通孔が形成されるとともに部材に嵌め込まれる嵌め込み部、及び該嵌め込み部から前記貫通孔の半径方向に延出するとともに前記部材と接触する舌部を有するスペーサと、
    を備え、
    前記感温部ケースの中心軸線の延長線上に前記貫通孔の中心軸線が位置するとともに前記温度センサ側に位置する前記貫通孔の端部と前記感温部ケースの前記端面とが近接するように前記スペーサが設置された状態で前記ケーブルが前記貫通孔に挿通されているセンサ設置構造。
  3. 前記貫通孔の前記端部と前記感温部ケースの前記端面との間には隙間が設けられている請求項1又は2に記載のセンサ設置構造。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のセンサ設置構造と、
    軸線周りに回転するロータを前記軸線方向に支持するスラストパッドと、
    を備え、
    前記温度センサは、前記スラストパッドに対して設けられている軸受。
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