JP7202914B2 - 粘着フィルム - Google Patents
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Description
しない限り、操作および物性等は、室温(20~25℃)/相対湿度45~55%の条件
で測定する。
図1は、本発明の粘着フィルムの一実施形態を示す断面模式図である。図1において、粘着フィルム10は、基材11、表面保護層12、粘着剤層13および剥離ライナー14から構成される。
表面保護層は、紫外線硬化性組成物を硬化してなり、耐傷性を有する。本明細書において、「耐傷性を有する」とは、表面保護層の表面を#0000番のスチールウールで10往復摩擦させる擦傷試験において、表面保護層の表面に傷が付かない最低荷重が10g/cm2以上であることをいう。本明細書において、「表面保護層の表面に傷が付かない」とは、表面保護層の表面を目視で観察した際に、引っ掻き傷、破壊、くぼみなどの欠陥が認められないことをいう。さらに、表面保護層の表面を#0000番のスチールウールで荷重50g/cm2で10往復摩擦させる擦傷試験において、表面保護層の表面に付く傷が20本以下であると、優れた耐傷性を有するといえる。
(A)成分は、二重結合当量が、150g/mol以上5000g/mol以下の紫外線硬化性化合物である。
・GPC測定装置:東ソー社製,HLC-8220 GPC
・GPCカラム(以下の順に通過):東ソー社製
TSK guard column HXL-H
TSK gel GMHXL
TSK gel GMHXL
TSK gel G2000HXL
・測定溶媒:テトラヒドロフラン
・測定温度:40℃。
紫外線硬化性組成物は、上記(A)成分に加えて、(B)二重結合当量150g/mol未満の紫外線硬化性化合物(本明細書中、(B)成分とも称する)をさらに含むことが好ましい。(A)成分および(B)成分を併用することにより、表面保護層の架橋密度を高めることができる。ゆえに、粘着フィルムの延伸後の耐傷性がさらに向上しうる。(B)成分は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
紫外線硬化性組成物は、溶媒をさらに含んでいてもよい。溶媒としては、上記(A)成分、(B)成分、光重合開始剤等の組成物成分が溶解するものであればよく、例えば、メタノール、エタノール、n-プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n-ブチルアルコール、t-ブチルアルコール、sec-ブチルアルコール、ベンジルアルコール、トルエン、キシレン、メチレンクロライド、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、テトラヒドロフラン、1-ジオキサン、1,3-ジオキソラン、ピリジン、ジエチルアミンなどが挙げられる。これらの溶媒は1種単独で用いても2種以上併用してもよい。
紫外線硬化性組成物は、光重合開始剤、光開始助剤、増感剤、着色剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、界面活性剤、重合禁止剤、分散剤などの成分をさらに含んでもよい。
本発明の粘着フィルムは、主に延伸して被着体に貼付されることから、延伸性の高い基材が使用される。具体的には、100%延伸した際の荷重が50N/25mm以下である基材が使用される。ここで、基材を100%延伸した際の荷重は、引張試験機を用いて、サンプル幅25mm×長さ160mm、引張速度200mm/分、チャック間距離100mm、温度23℃の条件で測定される値を採用するものとする。かような基材としては、特に制限されないが、オレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられる。
オレフィン樹脂としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(PMP)、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)等のα-オレフィンをモノマー成分とするものが挙げられる。
塩化ビニル樹脂としては、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルモノマーおよび塩化ビニルモノマーと共重合可能な他のモノマーとの共重合体(以下、塩化ビニル共重合体とも称する)等が挙げられる。塩化ビニルモノマーと共重合可能な他のモノマーとしては、例えば、酢酸ビニルのようなビニルエステル類、エチレンビニルエーテルのようなビニルエーテル類、エチレン、プロピレン、1-ブテン等のα-オレフィン類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチル等の(メタ)アクリル酸エステル類、塩化ビニリデン等が挙げられる。上記のポリ塩化ビニルおよび塩化ビニル共重合体は、塊状重合法、乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法などの公知の製造法によって製造することができる。
ウレタン樹脂としては、例えばポリエステル系ウレタン樹脂、ポリエーテル系ウレタン樹脂、ポリカーボネート系ウレタン樹脂などを用いることができる。中でも、延伸性が高く、延伸貼付する用途において有利であることから、ポリエステル系ウレタン樹脂であることが好ましい。破断伸度が大きいことから、ジイソシアネート、鎖延長剤である分子量500以下の低分子量ジオール及び分子量500~4000の高分子量ジオールを重合することで得られる熱可塑性エラストマーであることが好ましい。
粘着剤層に用いられる粘着剤としては、特に限定されず、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、スチレン-ジエンブロック共重合体粘着剤、ビニルアルキルエーテル系粘着剤、ポリアミド系粘着剤、フッ素系粘着剤などを用いることができる。上記粘着剤は1種単独で用いても2種以上併用してもよい。
剥離ライナーは、粘着剤層を保護し、粘着性の低下を防止する機能を有する部材である。そして、剥離ライナーは、塗膜に貼付する際に粘着フィルムから剥離される。このため、本発明における粘着フィルムは、剥離ライナーを有していないものも包含される。
[実施例1]
基材として、厚さ150μmのポリエステル系ポリウレタン樹脂フィルムを用いた。当該ポリウレタン樹脂フィルムを100%延伸した際の荷重は、40N/25mmであった。
実施例1において、(A)成分の添加量を50質量部(固形分換算)に、(B)成分の添加量を50質量部にそれぞれ変更し、表面保護層形成用塗布液を調製したこと以外は実施例1と同様にして、粘着フィルムを作製した。
実施例1において、(A)成分の添加量を75質量部(固形分換算)に、(B)成分の添加量を25質量部にそれぞれ変更し、表面保護層形成用塗布液を調製したこと以外は実施例1と同様にして、粘着フィルムを作製した。
実施例1において、(A)成分の添加量を100質量部(固形分換算)に、(B)成分の添加量を0質量部にそれぞれ変更し、表面保護層形成用塗布液を調製したこと以外は実施例1と同様にして、粘着フィルムを作製した。
実施例1において、下記方法により調製した表面保護層形成用塗布液を用いたこと以外は実施例1と同様にして、粘着フィルムを作製した。
実施例5において、(A)成分の添加量を100質量部(固形分換算)に、(B)成分の添加量を0質量部にそれぞれ変更し、表面保護層形成用塗布液を調製したこと以外は実施例5と同様にして、粘着フィルムを作製した。
実施例1において、(A)成分の添加量を0質量部に、(B)成分の添加量を100質量部にそれぞれ変更し、表面保護層形成用塗布液を調製したこと以外は実施例1と同様にして、粘着フィルムを作製した。
実施例1において、表面保護層を形成しなかったこと以外は、実施例1と同様にして、粘着フィルムを作製した。
[延伸性]
上記作製した粘着フィルムを幅25mm×長さ160mmのサイズに裁断し、引張試験機を用いて、引張速度200mm/分、チャック間距離100mm、温度23℃で引張試験を行った。クラックが発生した時点での長さを測定し、初期長さを基準とした伸び率(%)を算出し、下記基準に基づいて判定した(2以上であれば、実使用上問題ない):
3:50%以上
2:10%超過50%未満
1:10%以下。
上記作製した粘着フィルムを学振型摩擦試験機(テスター産業株式会社製AB-301)にセットし、表面保護層の表面を、#0000番のスチールウールで荷重50g/cm2で10往復摩擦させた。また、上記作製した粘着フィルムを伸び率10%(対初期長さ)で延伸した後、同様に摩擦試験を行った。摩擦試験後の表面保護層の表面に付いた傷の本数を目視で観察し、下記基準に基づいて判定した(2以上であれば実使用上問題ない):
3:傷が0~10本
2:傷が11~20本
1:傷が21本以上。
上記作製した粘着フィルムについて、JIS K5600-5-6:1999に準拠してクロスカット試験(カットの間隔1mm)を行い、下記基準に基づき、基材および表面保護層の密着性を評価した:
3:剥がれが生じていないクロスカット部分が100%
2:剥がれが生じていないクロスカット部分が95%以上100%未満
1:剥がれが生じていないクロスカット部分が95%未満。
11 基材、
12 表面保護層、
13 粘着剤層、
14 剥離ライナー。
Claims (8)
- 紫外線硬化性組成物を硬化してなる表面保護層と、基材と、粘着剤層と、を有する粘着フィルムであって、
前記表面保護層の表面を#0000番のスチールウールで10往復摩擦させる擦傷試験において、前記表面保護層の表面に傷が付かない最低荷重が10g/cm2以上であり、
前記基材を100%延伸した際の荷重が50N/25mm以下であり、
前記紫外線硬化性組成物が(A)二重結合当量が150g/mol以上5000g/mol以下の紫外線硬化性化合物および(B)二重結合当量150g/mol未満であり、3官能以上の紫外線硬化性化合物を含む、粘着フィルム。 - 前記(A)成分がウレタン結合を有する、請求項1に記載の粘着フィルム。
- 前記(A)成分が側鎖に紫外線硬化性基を有するポリマーである、請求項1または2に記載の粘着フィルム。
- 前記紫外線硬化性組成物において、前記(A)成分および(B)成分の質量比が90:10~60:40である、請求項3に記載の粘着フィルム。
- 前記基材がウレタン樹脂を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の粘着フィルム。
- 前記ウレタン樹脂がポリエステル系ウレタン樹脂である、請求項5に記載の粘着フィルム。
- 前記表面保護層の表面を#0000番のスチールウールで荷重50g/cm2で10往復摩擦させる擦傷試験において、前記表面保護層の表面に付いた傷が20本以下である、請求項1~6のいずれか1項に記載の粘着フィルム。
- 前記基材の厚みが100~500μmであり、前記表面保護層の厚みが0.5~10μmである、請求項1~7のいずれか1項に記載の粘着フィルム。
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