JP7202789B2 - テールプーリ装置 - Google Patents
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Description
また、掘削ズリが比較的大きな岩塊を含んでいても、破砕機によって搬送可能なサイズまで細かく砕けるので、掘削ズリの性状に依らずに掘削ズリの円滑な搬送が可能となる。また、必ずしも掘削ズリが岩塊を含まない場合でも、破砕機に投入することによって、コンベヤテール部への掘削ズリの供給量(単位時間当たりの供給量)の平滑化が行える。さらに、前処理設備から排出された前処理済みの掘削ズリを、直接、コンベヤテール部に積み込むことができる。その結果、テールプーリ装置の装置構成を簡素化および小型化を図ることができる。
図1~図4を参照して、第1実施形態によるテールプーリ装置100の構成について説明する。テールプーリ装置100は、トンネル掘削時の掘削ズリEMを搬送するための延伸ベルトコンベヤ1のテールプーリを保持する装置である。掘削ズリEMは、トンネルの掘削時に地山から掘削された岩塊、土砂などである。
まず、テールプーリ装置100が設けられる延伸ベルトコンベヤ1の概要を説明する。延伸ベルトコンベヤ1は、切羽(掘削面)側のテールプーリ装置100のテールプーリ21と、坑口側のヘッドプーリ装置2のヘッドプーリ2aとの間で、掘削ズリEMの運搬用のコンベヤベルト3を巻回した運搬システムである。ヘッドプーリ装置2が坑口付近に固定設置されるのに対して、テールプーリ装置100が移動可能に設けられ、切羽の前進に伴って移動する。コンベヤベルト3は、環状の無端ベルトである。
図2に示すように、第1実施形態のテールプーリ装置100は、主要構成として、前処理設備10と、コンベヤテール部20と、台車部30と、を備えている。図2において、上下方向(鉛直方向)をZ方向、延伸ベルトコンベヤ1の延びる方向をX方向とする。X方向のうち、切羽側の掘進方向がX1方向であり、テールプーリ装置100の前面側である。X方向のうち、坑口側がX2方向であり、テールプーリ装置100の後面側である。水平面内でX方向と直交するテールプーリ装置100の幅方向をY方向(図4参照)とする。
前処理設備10は、掘削ズリEM(図1参照)を受け入れて、コンベヤテール部20に対する掘削ズリEMの供給量を平滑化するように構成されている。前処理設備10は、塊状の掘削ズリEMを破砕する破砕機、および、掘削ズリEMを送り出すフィーダコンベヤの少なくとも一方を含むように構成されている。第1実施形態では、前処理設備10は、破砕機11およびフィーダコンベヤ12の両方を含んでいる。具体的には、前処理設備10は、ホッパ13と、フィーダコンベヤ12と、破砕機11とを含んでいる。
図2および図3に示すように、コンベヤテール部20は、延伸ベルトコンベヤ1のヘッドプーリ装置2が備えるヘッドプーリ2a(図1参照)との間でコンベヤベルト3が巻回されたテールプーリ21を有する。すなわち、コンベヤテール部20は、延伸ベルトコンベヤ1の切羽側端部のリターン部を構成する。コンベヤベルト3は、上記の通り、テールプーリ21、ヘッドプーリ2a、ドライブプーリ5a、ベルト格納装置4およびテンションプーリなどに巻回されて、テールプーリ装置100の外部のベルト駆動装置5によって駆動される。
台車部30には、テールプーリ装置100を構成する各種の構成が組み付けられている。台車部30は、テールプーリ装置100の全体を移動可能に支持する。テールプーリ装置100は、コンベヤテール部20と前処理設備10との両方が搭載された単一の(1つの)台車部30を備えている。なお、本明細書において、「台車部」は、移動可能に構成された支持構造を意味し、車輪を備えている構造には限られない。
次に、図3を参照して、テールプーリ装置100の動作を説明する。掘削ズリEMの搬送時には、テールプーリ装置100はアウトリガー51によって固定された状態で動作する。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
次に、図5および図6を参照して、参考例について説明する。この参考例では、コンベヤテール部20は、前処理設備10(破砕機11)の出口部11bの直下に配置して、前処理設備10から排出された掘削ズリEMを直接コンベヤテール部20のコンベヤベルト3上に積み込むように構成した上記第1実施形態とは異なり、前処理設備10とコンベヤテール部20との間に中間搬送部110を設けた例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
参考例では、以下のような効果を得ることができる。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
2 ヘッドプーリ装置
2a ヘッドプーリ
3 コンベヤベルト
10 前処理設備
11 破砕機
11b 出口部
12 フィーダコンベヤ
13 ホッパ
20 コンベヤテール部
21 テールプーリ
30 台車部
100、200 テールプーリ装置
110 中間搬送部
EM 掘削ズリ
Claims (3)
- トンネル掘削時の掘削ズリを搬送するための延伸ベルトコンベヤのテールプーリ装置であって、
ヘッドプーリ装置が備えるヘッドプーリとの間でコンベヤベルトが巻回されたテールプーリを有するコンベヤテール部と、
掘削ズリを受け入れて、前記コンベヤテール部に対する掘削ズリの供給量を平滑化する前処理設備と、
前記コンベヤテール部と前記前処理設備との両方が搭載された台車部と、を備え、
前記前処理設備は、塊状の掘削ズリを破砕する破砕機を少なくとも含み、
前記コンベヤテール部は、前記破砕機の出口部の直下に配置され、前記出口部から落下した掘削ズリを受け入れるように構成され、
前記台車部は、前記コンベヤテール部の傾斜角度を調整する角度調整機構を含む、テールプーリ装置。 - 前記前処理設備は、掘削ズリを送り出すフィーダコンベヤをさらに含む、請求項1に記載のテールプーリ装置。
- 前記前処理設備は、掘削ズリを受け入れるホッパと、前記ホッパに収容された掘削ズリを前記破砕機に送り出すフィーダコンベヤとをさらに含む、請求項1に記載のテールプーリ装置。
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