JPH09100011A - 人が貨物を積み降ろすための調節可能型コンベア・システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 作業者によって手作業で積み降ろしされるばら積みの貨
物を移送するための完全に調節可能なコンベア・システ
ム。 【課題】 任意の位置から様々な大きさの輸送用コン
テナに様々な物品を安全かつ効率良く積み降ろすための
あらゆる方向に駆動、移動、調節可能な貨物積込み、積
み降ろすシステム。 【解決手段】 該コンベア・システムの一つの実施例で
は操縦可能で駆動可能なタグで上下に調節可能なオペレ
ータ・プラットホームを持っているような動力式位置決
め手段と、伸縮可能で上下に調節可能な第1と第2の動力
式コンベア・ユニットを含む。第2の実施例では、該コ
ンベア・システムは調節可能なオペレータ・プラットホ
ームと上下に調節可能な第1のコンベアを持つ電気駆動
式可動ベースおよび伸縮可能な第2のコンベア・システ
ムを含む。本発明のコンベア・システムは効率的な貨物
の積み降ろしに一番適した高さと位置にコンベアを位置
決めして貨物を取り扱っている作業者の疲れやけがの危
険を大幅に減少させるような制御手段を含む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】本出願は、1992年11月13日に整理番号07/9
75,915として出願され、1994年7月5日に、米国特許番号
5,325,953として公示された発明の名称「人が貨物を積
み降ろすための適応可能型コンベア」の継続出願であ
り、今は出願を取り下げた、1994年7月1日に整理番号08
/270,018として出願された「人が貨物を積み降ろすため
の適応可能型コンベア」の継続出願であり、1995年3月1
3日に整理番号08/402,921として出願された「人が貨物
を積み降ろすための適応可能型コンベア」の一部継続出
願である1995年4月27日に出願された、発明の名称「人
が貨物を積み降ろすための調節可能型コンベア・システ
ム」、整理番号08/429,754同時継続出願の一部継続出願
である。

【０００２】

【開示の概要】作業員によって手作業で積み降ろしされ
るばら積みの貨物を移送するための完全に調節可能なコ
ンベア・システム。該コンベア・システムの一つの実施
例では操縦可能で駆動可能なタグで上下に調節可能なオ
ペレータ・プラットホームを持っているような動力式位
置決め手段と、伸縮可能で上下に調節可能な第1と第2の
動力式コンベア・ユニットを含む。第2の実施例では、
該コンベア・システムは調節可能なオペレータ・プラッ
トホームと上下に調節可能な第1のコンベアを持つ電気
駆動式可動ベース及び伸縮可能な第2のコンベア・シス
テムを含む。本発明のコンベア・システムは効率的な貨
物の積み降ろしに一番適した高さと位置にコンベアを位
置決めして貨物を取り扱っている作業員の疲れやけがの
危険を大幅に減少させるような制御手段を含む。

【０００３】

【発明の属する分野】本発明は、貨物積み降ろし用機
械、特に積み荷取り扱い人による貨物の取り扱いを要す
る積み降ろし装置に関するものである。

【０００４】

【従来の技術及び発明の要約】マックウィリアムズの米
国特許第3,651,963号はローディング・ドックからトレ
ーラーに郵便袋を積み込むためのコンベアを開示してい
る。このコンベア・システムは、手動で個別にオン/オ
フを制御する2台の固定された動力式コンベアを用いて
いる。これらのコンベアはちょうつがい点で互いに連結
され、コンベアシステム（前後のコンベア）はトラック
の内外に移動できるようになっている。末端コンベアは
中点でホイスト機構により支えられていて、後部の1点
の周りに旋回できるようになっており、したがって、そ
の排出端は車内で上下に調節することができる。横方向
の移動には、コンベア全体の移動が必要である。

【０００５】サフォークの米国特許第1,249,239号は、
炭鉱における石炭のばら積み用のコンベアを開示してい
る。このコンベアは、伸縮型重力輸送式コンベアの典型
的な構造を開示している。

【０００６】エバリーの米国特許第2,627,960号は伸縮
型重力ローラ・タイプ輸送式コンベアを開示している。
これはトラック・ベッド積み込みコンベアとして説明さ
れている。この特許には受け渡しする物品を一時的に保
管する機構をも開示している。保管テーブル(78)にオー
バー・フローした束を向けるためには、オペレータの介
入を必要とする。この特許の請求範囲は、全般的に、物
品受け渡し点を上下させる手段を物品受け渡し点に有す
る伸張可能な伸縮型コンベアを中心とする。

【０００７】クラッグスらの米国特許第2,880,849号は
一端を上下する手段を備えた伸縮型動力式コンベアを開
示している。その特許請求範囲は、変動負荷の場合にコ
ンベアをそれ自身で求心させる能力を与えると言われ
る、コンベア・ベルトの中間支持ローラをひも又はケー
ブルで懸垂するシステムを主とする。

【０００８】ペレティエの米国特許第3,687,276は、複
数の角度をつけた、又は伸縮型重力式のコンクリート・
コンベアを開示している。

【０００９】ルースリの米国特許第3,134,480号はコン
ベアを開示している。その特許請求範囲は狭い場所で駆
動できるチェーン駆動コンベアと傷みやすい農産物をチ
ェーンから守るベルト・コンベアの組み合わせを主体と
している。この特許は1つの固定された駆動部分のコン
ベアと、農産物を様々な高さで受け渡すための第2の傾
斜した駆動部分の2つの部分からなる可動式のコンベア
を開示した。

【００１０】ジェロームの米国特許第 3,476,089号は、
上下2つのベルトの間にはさんで運搬する単一のコンベ
ア部分を持つ、可動式傾斜コンベアの別形式を開示し
た。

【００１１】ライデルの米国特許第4,279,555号。この
コンベアの構造は送りコンベア（22）と角度を自由に変
えられるエレベータ・コンベア（24）と最終段の水平送
りコンベア（26）から成る。エレベータ24が昇降して
も、水平送りコンベア26は水平に保つことがこの発明の
一部を成している。

【００１２】ドスターらの米国特許第5,325,953号は伸
縮型重力輸送式コンベアへ貨物を送り込むための、人間
が積み込みを行う貨物用の複数部分からなる組み合わせ
コンベアを開示している。伸縮式のコンベアは、伸縮自
在であり、第2の動力式上下移動型コンベアに接続し、
後者は積み荷取り扱い人の取り扱いが便利なように、受
け渡しされる貨物を腰の高さに保つべく、手動で高さと
伸縮を調節された高い位置の短い伸縮式受け渡しコンベ
アまで貨物を持ち上げる。第2の動力式コンベアの貨物
の受け渡し速度は、第2の動力式コンベアへの貨物の到
達の割合で決まり、到達したことは光電装置などの貨物
センサが検知する。

【００１３】

【発明が解決しようとする課題】以上の各種の発明にも
かかわらず、任意の位置から様々な大きさの輸送用コン
テナに様々な物品を安全かつ効率良く積み降ろすための
あらゆる方向に駆動、移動、調節可能な貨物積み込み、
積み降ろしシステムの必要性は依然として残存する。

【００１４】

【発明を解決するための手段】本発明は、安全で効率的
な積み降ろしができるように、作業員と取り扱われる貨
物を最適の高さに位置できるための調節可能な位置決め
手段を含む積み込み、積み降ろし用の装置とシステムを
提供することによってそのような必要性を満足させるも
のである。調節可能な位置決め手段は、積み込み地点か
ら貨物を輸送するための調節可能なコンベア手段に接続
されている。調節可能な位置決め手段は、駆動可能な動
力式タグ・ユニットでトレーラーやトラックの床又は普
通の陸上又は海上輸送用のコンテナ内を容易にどの方向
にも向けることができる。本発明のこのようなタグ・ユ
ニット又は他の位置決め手段は、任意の標準的陸上ある
いは海上輸送用コンテナ内で任意の方向に向けることが
出来るような大きさのものである。

【００１５】このタグ・ユニットには、格納コンテナ内
で任意の高さに昇降できるようなオペレータ・プラット
ホームが付属している。このオペレータ・プラットホー
ムは手動又は自動によりプラットホームの高さを上下に
調節できる任意のものですることもできる。1つの実施
例の場合、オペレータ・プラットホームは、作業員がコ
ンベア・システム上の制御パネルを操作することにより
プラットホームを自動的に上下させるような油圧制御さ
れたシザー・リフトによって支えられる使用方法もあ
る。第2の実施例の場合、オペレータ・プラットホーム
は電気的に制御されたボールスクリュー機構によって支
持される方法もある。望ましくは、作業員がプラットホ
ームから下りなくても、フロア・レベルで貨物を持ち上
げたり、降ろしたりすることができるようにオペレータ
・プラットホームは地上レベルまで下りることができる
ようになっていることが望ましい。オペレータ・プラッ
トホームは、プラットホーム幅が必要に応じて自由に調
節できるように、延長部分が可変になっており、どのよ
うなコンテナの内部でも苦もなく隅から隅まで、上から
下まで、安全かつ効率よく積み荷を積み降ろすようにす
ることもできる。プラットホームの側面には作業員の手
足を保護するガード・レールを設けることもできる。コ
ンベア・システムの各部の位置を自動的に調節するため
の制御手段は、積み降ろし作業時にコンベア・システム
を調節するために、作業員が容易に使用できるように、
ガードレール内、又はその上の便利な位置に設けること
もできる。

【００１６】第1のコンベア手段は、積み降ろしすべき
貨物を受け取るためのオペレータ・プラットホームの上
に取り付けられている。目的に合ったコンベアならどん
なものでも良いが、最初のコンベアは、貨物を前方又は
後方に運搬するために駆動ローラがついている柔軟な、
伸縮可能なコンベア手段でも良い。第1のコンベア手段
は、作業員の背丈にかかわらず、安全かつ効率的に積み
降ろしができるような高さに、上下方向に調節できるも
のである。また、第1のコンベア手段は、作業員による
ごく簡単な操作で、貨物を第1のコンベアから最終的な
固定位置に直接渡すことができるように水平に横方向に
調節可能であっても良い。

【００１７】第2の実施例においては、第1のコンベア手
段はオペレータ・プラットホームに設けたベルト形式の
コンベアであり、オペレータ・プラットホームが上下し
たときに自動的にそれと一緒に上下することによりオペ
レータ・プラットホームの位置にかかわらず積み荷が直
接作業員に受け渡されるようになっている。特に望まし
い第2の実施例は、コンベア手段が2つの単独なベルト形
式のコンベアからなり、貨物を第2の伸張可能なコンベ
ア手段からプラットホーム上のオペレータに輸送する上
で便宜を図ったものである。

【００１８】本発明の動力式のタグ・ユニット又は他の
調節可能な位置決め手段はローディング・ドックのよう
な1つの位置から、別な位置、例えばコンテナに貨物を
移送するための第2のコンベアに接続することができ
る。プラットホームの位置に関係なく、第2のコンベア
手段から直接にプラットホーム上の第1のコンベア手段
に貨物を渡すことができるように、第2のコンベア手段
はオペレータ・プラットホームと一緒に上下できること
が望ましい。1つの望ましい実施例においては、第2のコ
ンベアは軽量で、柔軟で、伸縮可能なコンベアである。
この柔軟なコンベアは、貨物を積み込み、又は荷降ろし
するため、前方又は後方に運転できるような駆動ローラ
が設けられている。しかしながら、このタグ・ユニット
又は他の位置決め手段は、コンテナに運びこんだり、そ
こから運び出すのに適した任意の形式のコンベア、例え
ばベルト形式のコンベアに接続して運転することができ
る。第2のコンベア手段は積み降ろし作業中必要に応じ
て容易に伸縮させることができるように、自由に回る車
輪を持つ垂直な脚部によって支持されていても良い。特
に望ましい実施例においては、第2のコンベア手段に
は、オペレータ・プラットホームの位置に応じて第2の
コンベア手段が上下するときに第2のコンベア手段の端
部を支持する一連の垂直方向に調節可能な支柱が設けら
れていても良い。１つの実施例においては、調節可能な
支柱はプラットホームに接続された第2のコンベア手段
の端部を自動的に昇降させるための空圧ポンプが設けら
れている。この伸縮可能な第2のコンベア手段は作業員
の積み降ろし作業の必要に応じてタグ・ユニットを移動
させたときに、それに従って伸縮することができる。第
1及び第2のコンベア手段の位置は、本発明のコンベア・
システムに設けられている位置を調節するための手動又
は自動的な手段により、調節することができる。したが
って、トラック・トレーラーのような空間に貨物を充填
するような、又は作業位置が次第に変化するような作業
で働いている貨物取り扱い人にとって、本発明の調節可
能なコンベア・システムが常に手作業に便利な最適の高
さと位置で貨物を渡してくれるので、貨物を手作業で目
的の位置に置く際に極端な筋肉のねじれや緊張を生じる
ことから発生するけがの危険性を大幅に減少することが
できる。

【００１９】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。

【００２０】本発明のコンベア・システム1は、積み降
ろしすべき貨物との関係においてコンベア・システムと
作業員を任意に配置できるような動力式の、調節可能な
位置決め手段と、積み降ろし点から発送したり、あるい
はその点に向けて貨物を移送するためのコンベア手段を
備えている。図1及び図2に示されたように、動力式の位
置決め手段は一般的に2として示された、可動タグ・ユ
ニットであっても良い。本システム1に使われているコ
ンベア手段は、第1のコンベア10と第2のコンベア3から
成っていても良い。図１及び2に示されているタグ・ユ
ニット2はタグ2を任意の方向に移動できるようにするた
めの車輪5の上に載せられたベース・フレーム4を含んで
いる。オペレータ・プラットホーム6は、適正な支持構
造物7を介してベース・フレームに接続されている。支
持構造物7は、プラットホーム6を望ましい任意の高さに
昇降させるための手段を持っている。望ましい実施例に
おいては、シザー・リフト構造物7は油圧ポンプ9により
駆動されて、オペレータ・プラットホーム6を昇降させ
る。図1〜3に示したように、オペレータ・プラットホー
ム6はオペレータの手足を保護するために、オペレータ
・プラットホーム6の両側にガード・レール8から設けら
れていても良い。コントロール手段11はガード・レール
8の中に設けられており、タグ・ユニット2を操縦するた
めに手動コントロール、例えば、ジョイ・スティック12
のほかに、プラットホーム6を昇降させたり、コンベア
・ユニット3上の貨物の移動方向を制御したり、本発明
のコンベア・システム1の上に設けられているその他任
意のオプション機能を制御する制御装置が設けられてい
ても良い。

【００２１】短い第1のコンベア手段10はプラットホー
ム6の上に設けられている。第1のコンベア手段10はプラ
ットホーム6の上に永久的に、あるいは取り外し可能な
ように取り付けられいても良い。第1のコンベア手段10
は、重たい貨物を取り扱うことに関連して、疲れや、け
がの危険を最小限にするように作業員の背丈に合わせて
コンベア手段10の高さを上下に調節する手段が設けられ
ていることが望ましい。図4に示した実施例の場合、第1
のコンベア手段10は貨物を前後いずれの方向にも動かす
駆動ローラ15を持つ柔軟なコンベア・セクションであ
る。第1のコンベア手段10は、作業員がほとんどしなく
ても、第１のコンベア手段から最終的な固定の場所に直
接に貨物を届けることができるように、水平又は横方向
の位置を調節する手段が設けられていてもよい。

【００２２】本発明のタグ・ユニット2は、すべての方
向に駆動可能で、操縦可能な任意の形式の可動、駆動ユ
ニットであっても良い。ベース・フレーム4はタグ・ユ
ニット2の駆動用のモータ（図示せず）、プラットホー
ム6を昇降させる。油圧ポンプ9、及びその他のコンベア
・システム1の運転に必要な機構を収納しても良い。オ
ペレータ・プラットフォーム6は任意の高さに昇降可能
であり、タグ・ユニット2は作業員の安全と効率のため
に最適の位置で積み降ろしができるように、必要に応じ
て左右に移動することができる。オペレータ・プラット
ホーム6は、コンテナ内部で作業する貨物の取り扱い人
が最適の位置につけるように必要に応じてプラットホー
ム6の幅を調節できるように側面に可変の延長部分を設
けても良い。

【００２３】図7に示した第2の実施例においては、動力
式位置決め手段は、3輪車形式に配置された2個の前輪26
と2個の後輪28に載った可動操縦可能なベース・フレー
ム24であっても良い。図9において、前輪26は可動ベー
ス・フレーム24の前側の両端に配置されている。後輪28
は、可動ベース・フレーム24を任意の方向に容易に操縦
し得るように、可動ベース・フレーム24の後側のほぼ中
央の1点に近接並列配置されている。ベース・フレーム2
4に固定されたオペレータ・プラットホーム32は、ワー
ク・エリア33、下側ブラケット46、上側ブラケット47及
び適当な機構36から構成されている。上側ブラケット47
と下側ブラケット46は、おおむね平行に、可動ベース・
フレーム24の一端の各々、ピボット結合40と50を介して
固定されている。上側ブラケット47と下側ブラケット46
は反対側ではワーク・エリア33に各々、ピボット結合44
と48で固定されている。支持機構36はオペレータ・プラ
ットホーム32のブラケットの1つに取り付けられ、オペ
レータ・プラットホーム32と任意の高さに上下する手段
を持っている。望ましい1つの実施例においては、支持
機構36は上側ブラケット47に取り付けられたボール・ス
クリュー機構となっており、電動機（図示せず）によっ
て駆動されてオペレータ・プラットホーム32を昇降させ
る。ボール・スクリュー機構は、雄ねじの軸52と、それ
に対応する雌ねじのナット54と雌ねじ中部を回転する複
数のボール・ベアリングから構成される。動力源、例え
ば電動機56（図示せず）は歯車58を駆動し、歯車58はナ
ット54又は軸52を回転し、ナット54または軸52の何れか
回転しない一方の要素に直進運動を生じさせる。その回
転方向により、支持機構36を延長又は短縮させたりオペ
レータ・プラットホーム32、及び調節コンベア35を昇降
させる。オペレータ・プラットホーム32は、プラットホ
ーム32を昇降させ、可動ベース・フレーム24を操縦する
コントロール手段11を内蔵している。

【００２４】本発明の可動ベース・フレーム24は運転可
能で任意方向に操縦できる任意の形式の動力式可動ユニ
ットで良い。可動ベース・フレーム24は、可動ベース・
フレーム24を駆動するための電動機（図示せず）、オペ
レータ・プラットホーム32を昇降させる支持機構36、及
びコンベア・システム1の運転に必要な任意の機構を含
むことができる。オペレータ・プラットホーム32は任意
の高さに昇降することが可能であり、可動式ベース・フ
レーム24は必要に応じて水平方向に任意に操縦すること
ができるので、作業員の安全と効率上望ましい最適位置
で、積み荷の積み降ろしが可能である。オペレータ・プ
ラットホームは、コンテナ内において、積み荷作業員を
最適な位置に保つようオペレータ・プラットホーム32の
幅を必要に応じて調節するための可変延長部を両側面に
備えていても良い。しかし、特に望ましい実施例におい
ては、オペレータ・プラットホーム32は標準の18輪トレ
ーラの内幅にほぼ等しくできており、したがってそのよ
うな延長部やガード・レールは含まれていない。

【００２５】第1のコンベア手段34は単一の連続ベルト
・コンベア・ユニットである。第1のコンベア手段は単
一のベルト・コンベア（図示せず）であり、オペレータ
・プラットホーム32の上部ブラケット47の一報の固定端
が隣接するコンベア・ユニット3から貨物を受け取るた
めのある高さに設けられている。上部ブラケット47の反
対側の端は、支持機構36によって垂直方向に調節可能で
ある。特に望ましい実施例においては、コンベア手段34
は、図7及び8に示したように、上下に調節可能なコンベ
ア35と傾斜コンベア37のような2つの短い協力的なコン
ベアであっても良い。傾斜コンベア37は、上端39と下端
41を備え、可動ベース・フレーム24上に設けられ、その
一部を構成している。傾斜コンベア37の下端41は、隣接
する第2のコンベア・ユニット3から直接に貨物20を受け
取れるようなある高さに位置している。傾斜コンベア37
の上端39は、隣接するコンベア35に直接に貨物を渡すこ
とができるような高さに位置している。望ましくは、傾
斜コンベア37は、上方に向かって傾いた位置に固定され
ており、一方、調節可能なコンベア35は、オペレータ・
プラットホーム32と協力できるように上下に調節可能で
ある。第2の実施例においては、貨物20はコンベア手段3
から固定された傾斜コンベア37より成る傾斜路に移さ
れ、その後、上下に調節可能なコンベア35に沿って移動
し、最後に作業エリア33上の作業員（図示せず）に到達
して積み込まれる。

【００２６】望ましくは、調節可能なコンベア35はオペ
レータ・プラットホーム32の上部ブラケット47と一緒に
旋回する。上部ブラケット47はベース・フレーム24の一
端38にピボット結合40によって接続されているが、それ
によって上部ブラケット47を自由に旋回できるようにな
っている。上部ブラケット47はピボット結合44によっ
て、作業エリア33上の反対側の端部42に取り付けられて
いる。下側ブラケット46は作業エリア33及び可動ベース
・フレーム24の各々にピボット結合48と50によって取り
付けられている。下側ブラケット46は、ピボット結合48
と50の協力によって、作業中オペレータ・プラットホー
ム32の作業エリア33の上下位置を保持し、かつ安定させ
る役割を果たす。

【００２７】別のコンベア・ユニット3はコンテナの中
に貨物を出し入れするためにタグ・ユニット2または可
動ベース・フレームに接続されている。1つの望ましい
実施例においては、コンベア・ユニット3は、底部に自
由に回転する車輪14を持つ垂直な脚13によって支持され
た、柔軟な、伸縮可能なコンベア部分となっている。車
輪14にはブレーキがついていたり、回転の制限が設けら
れていても良い。本発明のコンベア・ユニット3には、
貨物を移送するのにふさわしい手段ならば、どんなもの
を使用しても良いが、前後いずれの方向にも駆動できる
ローラ15がコンベア・ユニット3の上面に配置されてい
ることが望ましい。駆動ローラ15の運転は、ガードレー
ル8の上に設けた制御手段11叉は、その他の適当な制御
手段によって制御されていても良い。コンベア・ユニッ
ト3は、ローラ15がプラットホーム6の上に設けたコンベ
ア・セクション10の上に貨物を直接渡したり、そこから
取ることができるようにローディング・エンド19をタグ
・ユニット2に接するように接続される。プラットホー
ム6が昇降されると、コンベア・ユニット3の積み込み端
19はコンベア・セクション10の高さに合わせて上下され
る。図1及び2に示したように、コンベア・ユニット3
は、積み込み端19を少なくとも1個、望ましくは2個以上
の伸縮可能な支柱16によって積み降ろし端部19が持ち上
げられた状態で支えるようになっている。支柱16は、図
4に示すように、空圧ポンプ22によって駆動されても良
く、また、支柱16はその他の方法で伸縮されても良い。
一つの望ましい実施例においては、ガードレール8に設
けた制御手段11によって空圧式支柱16はタグ・ユニット
2の上のプラットホーム6の動きに連動して運転される。
しかし、本発明のコンベア・システム1の第2の実施例に
おいては、コンベア手段34の一端41は図7及び8に示すよ
うに、別なコンベア・ユニット3の積み込み端19と同じ
高さに永久固定されており、図7と8に示した実施例の場
合は引込式支柱16は省略しても良い。支柱16には、自由
に回転する車輪14が取り付けられており、ブレーキ又は
回転の制限が与えられるようになっている。コンベア・
ユニット3の入口端部18は作業員に安全かつ効率良く貨
物を積み降ろしさせるように適正な高さに保たれる。

【００２８】動力式タグ・ユニット2と可動ベース・フ
レーム24は油圧駆動しても良いが、本発明のタグ・ユニ
ット2叉は可動ベース・フレーム24を駆動するためには
任意の適正な手段を用いることができる。しかし、コン
テナのような閉塞された空間で、危険なガスを発生する
ような内燃機関を使うことは一般的ではない。タグ・ユ
ニット2及び可動ユニット24には電力を供給し、電気で
駆動されるコンベア・ユニット3に結合されることもあ
る。コンベア・ユニット3を駆動する電力は別な電源、
例えば、ローディング・ドックからとっても良い。

【００２９】使用においては、コンベア・システム1
は、ばら積み貨物20が、図5及び6に示したように、例え
ばトレーラー17のようなコンテナに手作業で重ねて積ん
だり、棚に載せたりする場合、すなわち、積み込み作業
が貨物を頭上に持ち上げたり、すべての位置に届くため
に、貨物の取り扱い者が高いプラットホームの上で働い
たり、貨物20を持ち上げなければならないような場合に
使われる。

【００３０】貨物を積み降ろしするときは、作業員はタ
グ・ユニット2の可動式オペレータ・プラットホームの
上に立つ。タグ・ユニット2は、積み込み点までコンテ
ナ17の内部に乗り入れる。タグ・オペレータは次にプラ
ットホーム6を最適の作業高さに、又、積み降ろしする
貨物の場所から最適の距離に位置決めする。コンベア・
ユニット・セクション10は、そのとき既に、オペレータ
・プラットホームに立っているその作業員に合わせて、
積み降ろし作業に最も快適な高さに固定してある。

【００３１】同様に、作業員が可動ベース・フレーム24
をコンテナ17に乗り入れて、可動ベース・フレーム24と
オペレータ・プラットホーム32を最適の作業位置に設定
することもできる。図7に示したように、傾斜コンベア3
7をコンベア・ユニット3と同じ高さにすれば、コンベア
・ユニット３の高さ調節は不要となる。

【００３２】入口端18では、第2の作業員が、貨物20を
駆動ローラ・コンベア・ユニット3に載せる。コンベア
・ユニット3の入口端18におけるローラ15は貨物20を持
ち上げてコンベア上に載せるのに作業員が一番楽な高さ
に配置されている。代わりに、米国特許第5,325,953で
説明されたような縦型の入口プラットホームをコンベア
・ユニット3の入口端18に配置しても良い。入口プラッ
トホームの上面は山形に並べたローラあるいは他の手段
を使って、貨物20がコンベア・ユニット3に入る前に自
動的に求心するようにしても良い。入口プラットホーム
のために、貨物20はコンベア・システム1の上に投げた
り、置くだけで、貨物を正確な位置に置く必要性はな
い。

【００３３】図5に示したように、コンベア3は、貨物20
をローディング・ドック21又は他の貯蔵区域からトレー
ラ17又は他の任意の長さ又は幅のコンテナに直接積み込
むことができるような長さに伸張することができる。コ
ンベア・ユニット3は標準のトレーラ又はトラック・ベ
ッドに使えるように、最大58フィートまで伸張できるこ
とが望ましい。重要なことは、非常に柔軟な、伸縮可能
なコンベア・ユニット3を使用することにより、貨物20
のコンテナ内部との関係位置によっては、曲がったり、
U字型に配置することすらできるということである。貨
物20は、プラットホーム6叉はオペレータ・プラットホ
ームの上の作業員によって選ばれた作業高さに動力式コ
ンベア・ユニット3に沿って流れる。貨物20のコンベア
・ユニット3の動きは、作業員が次の貨物を積み込む準
備ができたときに、第1のコンベア手段10に送られるよ
うに、貨物検出手段（図示せず）によって制御されるこ
とが望ましい。これはコンベア・セクション10上の光電
センサか、コンベア・セクション10の終端ローラに貨物
が到着したことにより信号を発する圧力センサによって
達成することができる。

【００３４】本発明のコンベア・システム1の使用によ
って、貨物取り扱い作業で起こりがちな背中やその他の
身体部分のけがを大幅に減少すると思われる。更に、上
記の例から、本発明が、コンテナや貯蔵棚に手作業でば
ら積み貨物を積む場合に、自動的に作業員を適正な位置
に位置決めし、作業員による過剰な身体の伸縮と持ち上
げ動作を少なくするような一番楽な位置にすべての貨物
を自動的に届けることにより、作業員の労苦を大幅に減
少する方法を提供する。

【００３５】また、タグ・ユニット2のオペレータ・プ
ラットホーム6叉は可動ベース・フレーム24のオペレー
タ・プラットホームは、移送される貨物に対して最も楽
な高さまで作業員を位置決めする。コンベア・ユニット
3はタグ・ユニット2叉は可動ベース・フレームに接続さ
れているので、その動きを追従し、コンベア・ユニット
3上の伸張可能なローラは常に作業員に対して適正な貨
物取り扱い高さに調節されている。したがって、作業員
は貨物を積んであるところから取り出し、コンベア・ユ
ニット3の駆動ローラ15の上に置いて排出する。この場
合、ワーク・プラットホームも貨物を置く場所も作業パ
ターンに対して適正な高さに調節できるので、作業員は
身体を曲げる必要がない。更に、コンベア・システム1
は完全に自動化されているので、積み込み位置の変化に
伴って、作業員が作業を止めて、手動でプラットホーム
6やオペレータ・プラットホーム32叉はコンベア・ユニ
ット3の位置を調節する必要はない。

【００３６】本発明は1つの望ましい実施例について述
べたが、本発明の真髄と範囲から外れることなく、その
望ましい実施例に対して様々な修正を行うことが可能で
あることが予想される。したがって、本発明の範囲は付
記された特許請求の範囲を参照して定めるべきである。

【図面の簡単な説明】

本発明の特徴、様相及び長所は、下記の説明、付加した
請求範囲、及び添付図面を参照することにより、更に良
く理解できるであろう。

【図１】本発明のコンベア・システムの特徴を示す高い
位置における側面図である。

【図２】本発明のコンベア・システムの特徴を示す低い
位置における側面図である。

【図３】本発明のコンベア・システム内に設けられたタ
グ・ユニットの特徴を示す上面図である。

【図４】本発明のコンベア・システムに設けられた調節
可能な支柱の特徴を示す側面図である。

【図５】本発明のコンベア・システムが貨物の積み込み
を行うコンテナ内に伸びた状態で設置され、タグ・ユニ
ットが高い状態にある様子を示す側面図である。

【図６】タグ・ユニットが下がりコンベア・ユニットは
引っ込められた状態にある本発明のコンベア・システム
を示す側面図である。

【図７】オペレータ・プラットホームを下げた位置にお
ける、本発明の別な実施例側面図である。

【図８】オペレータ・プラットホームを上げた位置にお
ける、本発明の別な実施例側面図である。

【図９】稼動ベース・フレームの車輪を3輪車形式に配
置した場合の、本発明の別な実施例の上面図である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596059901 ジョー・バーネット アメリカ合衆国 ミシシッピ州 ネトルト ン ルート１ ボックス515 (72)発明者 ジョン・ドスター アメリカ合衆国 ミシシッピ州 ソルティ ロ・オールド・ネイチェス・トレイス・ト レイル 108 (72)発明者 ジミー・バーネット アメリカ合衆国 ミシシッピ州 ネトルト ン ルート１ ボックス192 (72)発明者 ジョー・バーネット アメリカ合衆国 ミシシッピ州 ネトルト ン ルート１ ボックス515

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 移動式ベース・フレームと、積み降ろし
   作業中、作業員を支持する調節可能なプラットホーム
   と、該プラットホームを該ベース・フレーム上に可変高
   さに支持する調節可能な支持手段とから成り、該支持手
   段は該プラットホームと該ベース・フレームの間の該位
   置決め手段上に設けられているような、作業員と貨物を
   調節可能に位置決めする動力式位置決め手段と、直接に
   作業員に向かって、又は作業員から貨物を移送するため
   に該プラットホーム上に取り付けられた第1のコンベア
   手段と、一端が該位置決め手段に接続されて、その接続
   端が常にプラットホーム上の第1のコンベア手段と同じ
   高さにあり、それによって貨物を該プラットホーム上の
   貨物取り扱い作業員と反対側の貨物取り扱い作業員の間
   に直接移送するための第2のコンベア手段と、該位置決
   め手段と、第1及び第2のコンベア手段の位置と運転を制
   御するための制御手段とから成ることを特徴とする、貨
   物取り扱い作業員が、手で積み降ろしを行う貨物を移送
   し、かつ位置決めするコンベア・システム。
2. 【請求項２】 特許請求の範囲第1項において、該動力
   式位置決め手段が任意の方向に操縦可能な駆動可能なタ
   グであることを特徴とするコンベア・システム。
3. 【請求項３】 特許請求の範囲第1項において、該支持
   手段が該制御システムにより運転できるような油圧駆動
   式リフトであることを特徴とするコンベア・システム。
4. 【請求項４】 特許請求の範囲第1項において、第2のコ
   ンベア手段が更に該コンベア手段を支持し位置決めする
   ための回転自在な車輪を持つ複数の垂直な脚を含むこと
   を特徴とするコンベア・システム。
5. 【請求項５】 特許請求の範囲第1項において、更に第2
   のコンベア手段が積み込み作業中、第2のコンベア手段
   の接続端を支持するために少なくとも1つの伸縮自在の
   支柱手段を持つことを特徴とするコンベア・システム。
6. 【請求項６】 特許請求の範囲第5項において、更に該
   支柱システムが該支柱システムを自動的に伸縮させるた
   めの空圧ポンプを含むことを特徴とするコンベア・シス
   テム。
7. 【請求項７】 特許請求の範囲第1項において、第1と第
   2のコンベア手段が前後いずれの方向にも貨物を移送で
   きるような駆動ローラを含んでいることを特徴とするコ
   ンベア・システム。
8. 【請求項８】 特許請求の範囲第7項において、該ロー
   ラが第1と第2のコンベアを様々な形態に位置決めするた
   めの柔軟な、伸縮可能なフレーム上に取り付けられたロ
   ーラであることを特徴とするコンベア・システム。
9. 【請求項９】 特許請求の範囲第1項において、該動力
   式位置決め手段は、2個の前輪と2個の後輪をもつ可動式
   のフレーム・ユニットであり、該前輪及び後輪は、可動
   式ベース・フレームを任意の方向に操縦し得るように3
   輪車形式に配置されており、前輪は各々、該可動式ベー
   ス・フレームの向かい合う角に放れて配置されている一
   方、後輪は互いに近接して設けられていることを特長と
   するコンベア・システム。
10. 【請求項１０】 特許請求の範囲第1項において、該調
    節可能な支持手段がボール・スクリュー機構となってい
    ることを特徴とするコンベア・システム。
11. 【請求項１１】 特許請求の範囲第1項において、第1の
    コンベア手段が該オペレータ・プラットホーム上にピボ
    ットを介して取り付けられている上下に調節可能なベル
    ト・コンベアであることを特徴とするコンベア・システ
    ム。
12. 【請求項１２】 特許請求の範囲第11項において、該上
    下調節可能ベルト・コンベアが更に固定式傾斜コンベア
    を構成しており、その固定式傾斜コンベアは該可動式ベ
    ース・フレーム上に設けられていて、該調節可能ベルト
    ・コンベアと第2コンベア手段との間に傾斜角を成して
    いることを特徴とするコンベア・システム。
13. 【請求項１３】 特許請求の範囲第1項において、動力
    式位置決め手段の動力源が電動機であることを特徴とす
    るコンベア・システム。
14. 【請求項１４】 手作業により積み降ろしする貨物の搬
    送及び積み降ろしする位置を任意に決められる次のもの
    からなるコンベア・システム。任意の方向に操縦できる
    ように、2個の前輪と2個の操縦可能の後輪を持ち、作業
    員と貨物を調節可能に位置決めするための電動式可動ベ
    ース・フレームと、該ベース・フレーム上に取り付けら
    れ、作業エリア、上部ブラケット、及び下部ブラケット
    より構成され、それら上、下のブラケットが各々、該ベ
    ース・フレームの一端にピボット機構によって取り付け
    られているので、貨物の積み降ろし期間中オペレータ・
    プラットホームが昇降しても作業エリアが常に一定姿勢
    を保つように作業員を支えるような、調節可能なプラッ
    トホームと、一端が該プラットホームの上部ブラケット
    に、そして他端が該可動ベース・フレームに接続される
    ことにより、該ベース・フレーム上の任意の高さに該プ
    ラットホームを支持するボール・スクリュー機構と、上
    下に調節可能なベルト・コンベアと固定された傾斜ベル
    ト・コンベアから構成され、該傾斜コンベアの一端は第
    2のコンベア手段から貨物を受け取る位置にあり、他端
    は該上下調節可能ベルト・コンベアに貨物を渡す位置に
    あるように、ある角度をなして可動ベース・フレームに
    取り付けられており、該上下調節可能ベルト・コンベア
    は、該傾斜コンベアと該作業エリアとの間で貨物を受け
    渡しできるように該プラット・ホームの上下ブラケット
    に取り付けられている第1のコンベア手段と、一端を該
    可動ベース・フレームに接続できるようにして、貨物を
    貨物積み込みエリアへ、叉はそこから移送するための第
    2の伸縮可能なコンベアと、該可動ベース・フレームと
    該オペレータ・プラットホームと、第1コンベア手段の
    位置や運転を制御するための制御手段から成ることを特
    徴とする、貨物取り扱い作業員が手で積み降ろしを行う
    貨物を移送し、かつ位置決めするコンベア・システム。