JP7201499B2 - 車両用装飾部品及びその2色射出成形方法 - Google Patents
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Description
図1~4は、本発明の実施形態1に係る車両用装飾部品としてのバンパーグリル1を示す。このバンパーグリル1は、自動車のフロントバンパー(図示せず)のバンパーフェース(図示せず)に形成された外気導入用開口部(図示せず)にその表面を前方に向けた状態で配設される。
図23~25は、本発明の実施形態2に係る車両用装飾部品としてのバンパーグリル1の2色射出成形方法を示す。本実施形態2では、第1キャビティ型220の凹溝部224の外周面の抜き勾配が、第1凹部223における凹溝部224よりも裏側の外周面の抜き勾配と等しくなっている。
3 基材
9 筒状部(環状部)
9a 凸条部
11 貫通部
13 連結部
15 装飾部材
15b ゲート跡
15d 凹条部
210 コア型
211 成形面
212 凸部
215 装飾部材成形用ゲート
220 第1キャビティ型
230 第2キャビティ型
232 第2凹部
233 成形面
RE1 貫通部対向領域
C1 第1キャビティ
R1 第1樹脂材
C2 第2キャビティ
R2 第2樹脂材
H 突出高さ
TH 幅
Claims (6)
- 樹脂製の基材(3)と、当該基材(3)の表側に一体に設けられた装飾部材(15)とを備えた車両用装飾部品であって、
上記基材(3)には、表裏方向に貫通する貫通部(11)が形成され、
上記基材(3)は、上記貫通部(11)を囲む環状部(9)を備え、
上記基材(3)の環状部(9)の表面の外周端部には、表側に突出する凸条部(9a)が全周に亘って形成され、
上記装飾部材(15)は、上記基材(3)とは色及び材質の少なくとも一方が異なる樹脂材(R2)で上記貫通部(11)を表側から覆うように二色成形により上記基材(3)と一体に形成され、
上記装飾部材(15)の裏面における上記基材(3)の貫通部(11)に臨む貫通部対向領域(RE1)には、ゲート跡(15b)が形成され、
上記装飾部材(15)の裏面の外周端部には、表側に凹む凹条部(15d)が全周に亘って形成され、
上記基材(3)の凸条部(9a)が、上記装飾部材(15)の凹条部(9a)に接合していることを特徴とする車両用装飾部品。 - 請求項1に記載の車両用装飾部品において、
上記基材(3)は、上記貫通部(11)を囲む複数の環状部(9)と、当該複数の環状部(9)を互いに連結する連結部(13)とを備え、
上記装飾部材(15)は、各環状部(9)の表面に形成されていることを特徴とする車両用装飾部品。 - 請求項1又は2に記載の車両用装飾部品を成形する2色射出成形方法であって、
上記基材(3)の裏面及び上記装飾部材(15)の裏面を成形する成形面(211)を有し、当該成形面には、上記基材(3)の貫通部(11)を成形するための凸部(212)が突設され、当該凸部(212)の先端面に装飾部材成形用ゲート(215)が形成されたコア型(210)と、上記基材(3)の表面及び端面を成形する第1キャビティ型(220)と、上記装飾部材(15)の表面及び端面を成形する成形面(233)を有し、かつ成形された基材(3)の環状部(9)と上記コア型(210)の凸部(212)とを収容可能な凹部(232)を有する第2キャビティ型(230)とを用意し、
上記コア型(210)と第1キャビティ型(220)とを型締めして両者間に第1キャビティ(C1)を形成し、当該第1キャビティ(C1)内に第1樹脂材(R1)を射出充填することにより、上記貫通部(11)が形成された基材(3)を成形し、
その後、上記コア型(210)に上記基材(3)が保持された状態で、上記コア型(210)と上記第2キャビティ型(230)とを型締めして、上記コア型(210)及び上記基材(3)と上記第2キャビティ型(230)との間に第2キャビティ(C2)を形成し、当該第2キャビティ(C2)を形成した状態で、上記第2キャビティ型(230)の凹部(232)に上記基材(3)の環状部(9)とコア型(210)の凸部(212)とを収容するとともに、上記凹部(232)の内周面に、上記基材(3)の凸条部(9a)の先端を全周に亘って当接させ、その後、当該第2キャビティ(C2)内に上記装飾部材成形用ゲート(215)から第2樹脂材(R2)を射出充填することにより、上記貫通部対向領域(RE1)に上記ゲート跡(15b)が形成された装飾部材(15)を成形することを特徴とする車両用装飾部品の2色射出成形方法。 - 請求項1又は2に記載の車両用装飾部品を成形する2色射出成形方法であって、
上記基材(3)の裏面及び上記装飾部材(15)の裏面を成形する成形面(211)を有し、当該成形面には、上記基材(3)の貫通部(11)を成形するための凸部(212)が突設され、当該凸部(212)の先端面に装飾部材成形用ゲート(215)が形成されたコア型(210)と、上記基材(3)の表面及び端面を成形する第1キャビティ型(220)と、上記装飾部材(15)の表面及び端面を成形する成形面(233)を有し、かつ成形された基材(3)の環状部(9)と上記コア型(210)の凸部(212)とを収容可能な凹部(232)を有する第2キャビティ型(230)とを用意し、
上記コア型(210)と第1キャビティ型(220)とを型締めして両者間に第1キャビティ(C1)を形成し、当該第1キャビティ(C1)内に第1樹脂材(R1)を射出充填することにより、上記貫通部(11)が形成された基材(3)を成形し、
その後、上記コア型(210)に上記基材(3)が保持された状態で、上記コア型(210)と上記第2キャビティ型(230)とを型締めして、上記コア型(210)及び上記基材(3)と上記第2キャビティ型(230)との間に第2キャビティ(C2)を形成し、当該第2キャビティ(C2)を形成した状態で、上記第2キャビティ型(230)の凹部(232)に上記基材(3)の環状部(9)とコア型(210)の凸部(212)とを収容するとともに、上記基材(3)の凸条部(9a)の先端を上記凹部(232)の内周面から離間させ、その後、当該第2キャビティ(C2)内に上記装飾部材成形用ゲート(215)から第2樹脂材(R2)を射出充填することにより、上記貫通部対向領域(RE1)に上記ゲート跡(15b)が形成された装飾部材(15)を成形し、上記第2キャビティ(C2)内に上記第2樹脂材(R2)を射出充填する過程で、上記第2樹脂材(R2)の圧力で上記基材(3)の凸条部(9a)を外周側に撓ませて当該凸条部(9a)の先端を上記凹部(232)の内周面に全周に亘って当接させることを特徴とする車両用装飾部品の2色射出成形方法。 - 請求項4に記載の車両用装飾部品の2色射出成形方法において、
上記基材(3)の凸条部(9a)は、突出高さ(H)が0.5mm以上2.0mm以下で幅(TH)が、0.3mm以上0.8mm以下に設定されていることを特徴とする車両用装飾部品の2色射出成形方法。 - 請求項3~5のいずれか1項に記載の車両用装飾部品の2色射出成形方法において、
上記装飾部材(15)の成形時の第2樹脂材(R2)の樹脂温度は、上記第1樹脂材(R1)の溶融温度以下に設定されることを特徴とする車両用装飾部品の2色射出成形方法。
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