JP7200611B2 - 車両前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両前部構造に関するものである。
自動車などの車両前部のパワーユニット搭載ルーム内には、所定の制御装置など各種車載機器が配置されている。制御装置が破損してしまうと、車両は、走行自体が困難になる場合もある。このため車両前部構造には、前突時の衝撃から車載機器を保護する構造が求められている。
特許文献1には、車両前部のエンジンルームやモータルームに配置されるインバータなどの車載機器を車体に固定する固定構造が記載されている。この固定構造は、支持部材とブラケットとを備える。支持部材は、車体に固定されて車載機器の下方に延設される部材であり、車載機器の後面よりも後方へ突出した突部を有する。ブラケットは、車載機器の後部を下方から支持するとともに、支持部材を介して車載機器の後部を車体に固定する固定部材である。特許文献1によれば、このブラケットの構造により、車載機器の保護性を高めることができる、としている。
特開2016-113110号公報
しかし特許文献1の固定構造は、前突時に車体機器がその後方に配置された他の機器と接触するのを回避するものに過ぎず、前方からの衝撃体が車載機器に直接接触してしまうという事態があり得る。このため、特許文献1に記載の技術は、前突時に車載機器を保護する上で改善の余地がある。
本発明は、このような課題に鑑み、車両前部のパワーユニット搭載ルーム内に配置された制御装置を前突時の衝撃から保護できる車両前部構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両前部構造の代表的な構成は、車両前部のパワーユニット搭載ルーム内に配置された所定の制御装置を保護する車両前部構造において、パワーユニット搭載ルーム内の車両側部付近を前後方向に延び前方にゆくほど上方に延びる傾斜部および傾斜部から前方に向かって水平方向に延びる水平部を有するサイドメンバと、サイドメンバの車幅方向外側に立設され前輪のサスペンションを懸垂する筒状のストラットタワーと、車両側部を形成していてストラットタワーに連結されている側壁と、サイドメンバの傾斜部の上方に位置し制御装置を支持するブラケットとを備え、ブラケットは、制御装置が載置される本体部であって、ストラットタワーの上方に位置し、少なくとも一部が平面視でストラットタワーと重なる本体部と、本体部から延び側面視でストラットタワーよりも前方で側壁に固定される第1固定部と、本体部から延び側面視でストラットタワーの前端よりも後方で所定の第1車体部材に固定される第2固定部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、車両前部のパワーユニット搭載ルーム内に配置された制御装置を前突時の衝撃から保護できる車両前部構造を提供することができる。
本発明の実施例に係る車両前部構造を示す図である。 図1の車両前部構造のA矢視図である。 図1の車両前部構造のブラケットおよび保護対象の制御装置を示す図である。 図1の車両前部構造の一部を示す図である。 図4の車両前部構造のB矢視図である。 図1の車両前部構造が前突時の衝撃を受けたときの状態を示す模式図である。 図6の制御装置の周辺を詳細に示す図である。
本発明の一実施の形態に係る車両前部構造の代表的な構成は、車両前部のパワーユニット搭載ルーム内に配置された所定の制御装置を保護する車両前部構造において、パワーユニット搭載ルーム内の車両側部付近を前後方向に延び前方にゆくほど上方に延びる傾斜部および傾斜部から前方に向かって水平方向に延びる水平部を有するサイドメンバと、サイドメンバの車幅方向外側に立設され前輪のサスペンションを懸垂する筒状のストラットタワーと、車両側部を形成していてストラットタワーに連結されている側壁と、サイドメンバの傾斜部の上方に位置し制御装置を支持するブラケットとを備え、ブラケットは、制御装置が載置される本体部であって、ストラットタワーの上方に位置し、少なくとも一部が平面視でストラットタワーと重なる本体部と、本体部から延び側面視でストラットタワーよりも前方で側壁に固定される第1固定部と、本体部から延び側面視でストラットタワーの前端よりも後方で所定の第1車体部材に固定される第2固定部とを有することを特徴とする。
上記構成によれば、前突時の衝撃をサイドメンバが受けた場合、サイドメンバは、傾斜部を起点として上方かつ後方に回転するように変位する。この変位に伴って、側壁も上方かつ後方に変位する。ブラケットは、ストラットタワーの上方に位置する本体部が制御装置を載置し、第2固定部が所定の第1車体部材に固定されている。なお第1車体部材は、ストラットタワーの前端よりも後方で第2固定部を固定できるのであれば、いかなる部材であってもよい。またストラットタワーは、剛性が高く変形し難い部材である。第2固定部は、剛性が高いストラットタワーの前端よりも後方に位置しているため、変位し難い。一方、第1固定部は、第2固定部から前方に離間し、ストラットタワーよりも前方で側壁に固定されているため、側壁の変位に伴って上方かつ後方に変位する。
このため、ブラケットは、第2固定部を支点として、前方の本体部と第1固定部が上方かつ後方に回転するように変位する。これによって、ブラケットは、本体部に載置された制御装置が、第2固定部よりも後方に配置されたパワーユニット搭載ルーム内の各種部品に接触することを回避できる。さらにブラケットは、前方の本体部と第1固定部が上方に持ち上がることで、前方から接触する衝撃体に対して本体部と第1固定部がいわば盾となり、衝撃体が制御装置に接触することを回避できる。したがって上記構成によれば、車両のパワーユニット搭載ルーム内に配置された制御装置を前突時の衝撃から保護できる。
上記の側壁は、側面視でストラットタワーとの連結箇所よりも前方から上方に延びるフェンダアッパブラケットを含み、第1固定部は、フェンダアッパブラケットに固定されているとよい。このように、側壁に含まれるフェンダアッパブラケットは、剛性の高いストラットタワーとの連結箇所よりも前方に位置しているため、前突時の衝撃により変形し易い。そして、第1固定部は、変形し易いフェンダアッパブラケットに固定されているため、上方かつ後方に回転するように確実に変位できる。
本発明の一実施の形態に係る車両前部構造の他の代表的な構成は、車両前部のパワーユニット搭載ルーム内に配置された所定の制御装置を保護する車両前部構造において、前輪のサスペンションを懸垂する筒状のストラットタワーと、車両側部を形成していてストラットタワーに連結されている側壁と、制御装置を支持するブラケットとを備え、側壁は、側面視でストラットタワーとの連結箇所よりも前方から上方に延び後方に空隙が位置するように配置されたフェンダアッパブラケットと、フェンダアッパブラケットの上端に設けられ車両のヘッドライトを固定するヘッドライト固定部とを含み、ブラケットは、制御装置が載置される本体部であって、ストラットタワーの上方に位置し、少なくとも一部が平面視でストラットタワーと重なる本体部と、本体部から延びフェンダアッパブラケットに固定される第1固定部と、本体部から延び側面視でストラットタワーの前端よりも後方で所定の第1車体部材に固定される第2固定部とを有し、第1固定部は、第2固定部よりも上方に配置されていることを特徴とする。
上記構成によれば、前突時の衝撃をヘッドライトが受けた場合、ヘッドライトからの衝撃は、ヘッドライト固定部を介してフェンダアッパブラケットの上端に確実に伝達される。フェンダアッパブラケットは、後方に空隙が位置するため、後方に変位する。ブラケットは、ストラットタワーの上方に位置する本体部が制御装置を載置し、第2固定部が所定の第1車体部材に固定されている。なお第1車体部材は、ストラットタワーの前端よりも後方で第2固定部を固定できるのであれば、いかなる部材であってもよい。ストラットタワーは、剛性が高く変形し難い部材である。第2固定部は、剛性が高いストラットタワーの前端よりも後方に位置しているため、変位し難い。一方、第1固定部は、前突時の衝撃を受けて後方に変位するフェンダアッパブラケットに固定され、さらに第2固定部から前方に離間していて、第2固定部よりも上方に配置されている。よって第1固定部は、フェンダアッパブラケットの変位に伴って、上方かつ後方に変位する。
このため、ブラケットは、第2固定部を支点として、前方の本体部と第1固定部が上方かつ後方に回転するように変位する。これによって、ブラケットは、本体部に載置された制御装置が、第2固定部よりも後方に配置されたパワーユニット搭載ルーム内の各種部品に接触することを回避できる。さらにブラケットは、前方の本体部と第1固定部が上方に持ち上がることで、前方から接触する衝撃体に対して本体部と第1固定部がいわば盾となり、衝撃体が制御装置に接触することを回避できる。したがって上記構成によれば、車両のパワーユニット搭載ルーム内に配置された制御装置を前突時の衝撃から保護できる。
上記の車両前部構造はさらに、フェンダアッパブラケットの上端に固定され上端から後方に延びさらに所定の第2車体部材に固定されるフードヒンジブラケットを備えるとよい。これにより、フードヒンジブラケットは、前突時にヘッドライトから伝達される荷重を受けると、後方に縮むように変形する。ここでフードヒンジブラケットの前端部は、フェンダアッパブラケットの上端で下方から支持されている部位である。このため、フードヒンジブラケットの前端部は、上方かつ後方に変位する。このフードヒンジブラケットの変位によって、ブラケットの挙動すなわち第2固定部を支点として前方の本体部と第1固定部が上方かつ後方に回転するように変位することを、より確実に得ることができる。なお第2車体部材は、例えばパワーユニット搭載ルームを車室と区画するダッシュパネルや、ダッシュパネルの側部から前方に延びるダッシュサイドパネルであってもよい。
上記のフードヒンジブラケットは前後方向に長手の部材であり、フードヒンジブラケットの上面には車幅方向に沿って延びるビードが形成されているとよい。これにより、フードヒンジブラケットは、前突時にヘッドライトから伝達される荷重を受けると、上面に形成されたビードを折れ起点として折れ曲がる。このため、フードヒンジブラケットの前端部は、後方により変位し易くなる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両前部構造100を示す図である。図2は、図1の車両前部構造100のA矢視図、すなわち側面から見た図である。なお各図において、車両前後方向をそれぞれ矢印Front、Back、車幅方向の左右をそれぞれ矢印Left、Right、車両上下方向をそれぞれ矢印Up、Downで例示する。また以下では、車両前部構造100のうち車両の右側面付近の構造を説明するが、左側面付近に位置する構造も同様の構成および機能などを有してよい。
車両前部構造100は、図1に示すように例えば、車両前部のパワーユニット搭載ルーム102を車室と区画するダッシュパネル104を備える。また車両前部構造100は、ダッシュパネル104の下部に位置し、パワーユニット搭載ルーム102内の車両側部付近を前後方向に延びるサイドメンバ106を備える。サイドメンバ106は、図2に示すように、前方にゆくほど上方に延びる傾斜部108と、傾斜部108から前方に向かって水平方向に延びる水平部110を有する。なおサイドメンバ106には、エンジンマウント取付ブラケット112A、112Bが取り付けられている。
車両前部構造100はさらに、ストラットタワー114と、側壁116と、ブラケット118とを備える。ストラットタワー114は、サイドメンバ106の車幅方向外側に立設されていて、天面となるサスペンションアッパブラケット120から不図示の車両前輪のサスペンションを懸垂する筒状の部材である。またストラットタワー114は、その車幅方向内側の側面がサイドメンバ106に接合されている。ストラットタワー114の前端122よりも前側および上側には、側壁116が連結されている。側壁116は、車両側部を形成するものであり、例えばダッシュサイドパネル124、フロントエプロンパネル126およびフェンダアッパブラケット128を有する。
ダッシュサイドパネル124は、ダッシュパネル104の側部から前方に延び、さらにフロントエプロンパネル126に接合されている。フロントエプロンパネル126は、図2に示すようにストラットタワー114の前端122およびサイドメンバ106に接合され、前端122から前方にゆくほど下方に傾斜して延びている。なお図2に示す側面視では、ストラットタワー114の前端122がフロントエプロンパネル126との連結箇所となる。
フェンダアッパブラケット128は、図2に示すようにストラットタワー114の前端122よりも前方に位置するフロントエプロンパネル126に接合され、フロントエプロンパネル126から上方に延びている。またフェンダアッパブラケット128は、後方に空隙130が位置するように配置されている。
またフェンダアッパブラケット128の上端132には、フードヒンジブラケット134の前端部135(図4参照)が固定されている。フードヒンジブラケット134は、前後方向に長手の部材であり、フェンダアッパブラケット128の上端132から後方に延び、さらにダッシュサイドパネル124に固定されている。なおフードヒンジブラケット134は、ダッシュサイドパネル124に代えて、ダッシュパネル104に固定するようにしてもよい。
フードヒンジブラケット134には、例えば図1に示す車両のヘッドライト136を固定するヘッドライト固定部138と、フェンダパネル140を固定するフェンダ固定部142とが設けられている。ヘッドライト固定部138は、フードヒンジブラケット134を介してフェンダアッパブラケット128の上端132に固定されている。なお図示は省略するが、フェンダアッパブラケット128の上端132に、ヘッドライト固定部およびフェンダ固定部を直接設けるようにしてもよい。
フェンダパネル140は、パワーユニット搭載ルーム102の側方に配置され車体前部の側面を構成するパネルであり、側壁116よりも車幅方向外側に位置している。またフェンダパネル140は、フェンダロアブラケット144を介してフロントエプロンパネル126にも連結されている。
ブラケット118は、図2に示すようにサイドメンバ106の傾斜部108の上方に配置された部材であって、車載機器例えばガスの供給を制御するCNG制御装置(以下、制御装置146)を支持する。この制御装置146が破損してしまうと、車両は、走行自体が困難になる可能性がある。そこで車両前部構造100では、前突時の衝撃から制御装置146を保護する構成を採用した。
図3は、図1の車両前部構造100のブラケット118および保護対象の制御装置146を示す図である。図4は、図1の車両前部構造100の一部を示す図である。なお図中では、ヘッドライト136、フェンダパネル140および制御装置146を省略して示している。
ブラケット118は、制御装置146が載置される本体部148と、第1固定部150と、第2固定部152とを有する。本体部148は、図2に示すように、ストラットタワー114の上方に位置する。また本体部148は、図4に示すように少なくとも一部が平面視でストラットタワー114と重なるように配置されている。
第1固定部150は、本体部148から延びる部位であって、図2の側面視でストラットタワー114よりも前方で、側壁116のうちフェンダアッパブラケット128に固定される。なおフェンダアッパブラケット128の後方に位置する空隙130は、図4に示すように、フェンダアッパブラケット128、フードヒンジブラケット134およびダッシュサイドパネル124で区画され三角形状となっている。
第2固定部152は、本体部148から延びる部位であって、図2の側面視でストラットタワー144の前端122よりも後方で所定の第1車体部材としてのカウルフロントパネル154に固定される。カウルフロントパネル154は、図1に示すようにダッシュパネル104に車幅方向にわたって取り付けられ車両前方に延びている。なおカウルフロントパネル154の後方には、ダッシュパネル104の上端に車幅方向にわたって取り付けられ、上方に向けて立ち上がるカウルアッパパネル156が配置されている。
ここで第1車体部材は、カウルフロントパネル154としたがこれに限定されず、ストラットタワー114の前端122よりも後方で第2固定部152を固定できるのであれば、いかなる部材であってもよい。一例として第1車体部材は、ダッシュパネル104、側壁116に含まれるダッシュサイドパネル124、あるいはストラットタワー114のうち前端122よりも後方に位置する部位などであってもよい。なおダッシュサイドパネル124またはダッシュパネル104は、上記のようにフードヒンジブラケット134に固定してもよく、この場合には第2車体部材とされる。
さらに詳しくは、第1固定部150は、図2に示すように第2固定部152と所定の間隔をあけて車両前方に位置し、さらに第2固定部152よりも上方に配置されている。また第1固定部150は、図3および図4に示すように、本体部148の前端部158の車幅方向外側から上方に屈曲し延びている。ブラケット118はさらに、脆弱部160を有する。脆弱部160は、第1固定部150と本体部148との間に位置し、車幅方向に沿って切り欠かれた部位である。このため、ブラケット118のうち第1固定部150と本体部148との間は、車両前後方向の荷重に対して変形し易くなっている。なお脆弱部160としては、切欠きに限らず、車幅方向に沿うビードなどでもよい。
図4に示すように本体部148は、車幅方向内側の縁162から車両下方に屈曲し延びる側面164を有する。第2固定部152は、本体部148の側面164の後端166から車幅方向内側に屈曲し延びている。さらにブラケット118は、他の固定部168を有する。他の固定部168は、本体部148の後端部170から下方に屈曲して延びる部位であり、図4に示すようにカウルフロントパネル154に固定されている。なお本体部148に載置される制御装置146の車幅方向内側には、図3に示すように配線(不図示)と接続するためのコネクタ172A、172Bが取り付けられている。
図5は、図4の車両前部構造100のB矢視図である。図中ではブラケット118を省略している。フードヒンジブラケット134は、車両前後に延びる上面174と、側面176とを有する。側面176は、上面174の車幅方向外側の縁178から下方に屈曲して延びている。フードヒンジブラケット134は、上面174と側面176とでL字状の断面を形成している。さらに上面174には、車幅方向に沿って延びるビード180が形成されている。
以下図6および図7を主に参照して、車両前部構造100が前突時の衝撃を受けたときの挙動を説明する。図6は、図1の車両前部構造100が前突時の衝撃を受けたときの状態を示す模式図である。図7は、図6の制御装置146の周辺を詳細に示す図である。ここで前突としては、サイドメンバ106が主に衝撃を受ける場合と、ヘッドランプ136が主に衝撃を受ける場合とがある。
まず、前突時の衝撃をサイドメンバ106が主に受けた場合について説明する。この場合、車両前部構造100では、サイドメンバ106が傾斜部108を起点として図6の矢印Cに示すように上方かつ後方に回転するように変位する。なお図6には、変位する前のサイドメンバ106の外形を鎖線で示している。
サイドメンバ106の変位に伴って、側壁116も上方かつ後方に変位する。ここでストラットタワー114は、剛性が高く変形し難い部材である。第2固定部152は、剛性が高いストラットタワー114の前端122よりも後方に位置しているため(図2参照)、変位し難い。一方、第1固定部150は、第2固定部152から前方に離間し、ストラットタワー114よりも前方で側壁116のフェンダアッパブラケット128に固定されている。このため第1固定部150は、側壁116の変位に伴って図7に示すように上方かつ後方に変位する。
つぎに、前突時の衝撃をヘッドライト136が主に受けた場合について説明する。この場合、ヘッドライト136からの衝撃は、図2に示すヘッドライト固定部138を介してフェンダアッパブラケット128の上端132に確実に伝達される。フェンダアッパブラケット128は、剛性の高いストラットタワー114よりも前方に位置し、さらに後方には空隙130が位置している。このため、フェンダアッパブラケット128は、前突時の衝撃により変形し易く、図7に示すように後方に変位する。
またフェンダアッパブラケット128の上端132にはフードヒンジブラケット134が固定されている。このため、フードヒンジブラケット134は、ヘッドライト136から伝達される荷重を受けて後方に縮むように変形し、さらに図7に示すように上面174のビード180を折れ起点として上方に折れ曲がる。さらにフードヒンジブラケット134の前端部135は、フェンダアッパブラケット128の上端132で下方から支持されている部位であるため、上方かつ後方に変位する。
第1固定部150は、フェンダアッパブラケット128に固定され、第2固定部152から前方に離間し、さらに第2固定部152よりも上方に配置されている。このため、第1固定部150は、フェンダアッパブラケット128およびフードヒンジブラケット134の変位によって、図7に示すように上方かつ後方に回転するように変位する。一方、第2固定部152は、上記したように、剛性が高いストラットタワー114の前端122よりも後方に位置しているため、変位し難い。
したがって車両前部構造100では、前突時の衝撃をサイドメンバ106またはヘッドランプ136のいずれかで受けた場合であっても、ブラケット118は、以下のような挙動を示す。すなわちブラケット118は、図7に示すように第2固定部152を支点として、前方の本体部148と第1固定部150が矢印Dに示すように、上方かつ後方に回転するように変位する。またブラケット118は、本体部148と第1固定部150との間に形成された脆弱部160が起点となって上方に折れ曲がることから(図7参照)、より確実に上方かつ後方に変位できる。
これにより車両前部構造100では、前突時において、ブラケット118の本体部148に載置された制御装置146が、第2固定部152よりも後方に配置されたパワーユニット搭載ルーム102内の各種部品に接触することを回避できる。
またブラケット118は、図7に示すように、第2固定部152よりも前方の本体部148と第1固定部150が上方に持ち上がる。このため、ブラケット118は、前突時に前方から接触する不図示の衝撃体に対して本体部148と第1固定部150がいわば盾となり、衝撃体が制御装置146に接触することを回避できる。なお図6には、ブラケット118が変位した後の制御装置146の姿勢を点線で例示している。したがって車両前部構造100によれば、車両のパワーユニット搭載ルーム102内に配置された制御装置146を前突時の衝撃から保護できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両前部構造に利用することができる。
100…車両前部構造、102…パワーユニット搭載ルーム、104…ダッシュパネル、106…サイドメンバ、108…傾斜部、110…水平部、112A、112B…エンジンマウント取付ブラケット、114…ストラットタワー、116…側壁、118…ブラケット、120…サスペンションアッパブラケット、122…ストラットタワーの前端、124…ダッシュサイドパネル、126…フロントエプロンパネル、128…フェンダアッパブラケット、130…空隙、132…フェンダアッパブラケットの上端、134…フードヒンジブラケット、135…フードヒンジブラケットの前端部、136…ヘッドライト、138…ヘッドライト固定部、140…フェンダパネル、142…フェンダ固定部、144…フェンダロアブラケット、146…制御装置、148…本体部、150…第1固定部、152…第2固定部、154…カウルフロントパネル、156…カウルアッパパネル、158…本体部の前端部、160…脆弱部、162…本体部の縁、164…本体部の側面、166…側面の後端、168…他の固定部、170…本体部の後端部、172A、172B…コネクタ、174…フードヒンジブラケットの上面、176…フードヒンジブラケットの側面、178…上面の縁、180…ビード

Claims (5)

  1. 車両前部のパワーユニット搭載ルーム内に配置された所定の制御装置を保護する車両前部構造において、
    前記パワーユニット搭載ルーム内の車両側部付近を前後方向に延び前方にゆくほど上方に延びる傾斜部および該傾斜部から前方に向かって水平方向に延びる水平部を有するサイドメンバと、
    前記サイドメンバの車幅方向外側に立設され前輪のサスペンションを懸垂する筒状のストラットタワーと、
    前記車両側部を形成していて前記ストラットタワーに連結されている側壁と、
    前記サイドメンバの前記傾斜部の上方に位置し前記制御装置を支持するブラケットとを備え、
    前記ブラケットは、
    前記制御装置が載置される本体部であって、前記ストラットタワーの上方に位置し少なくとも一部が平面視で前記ストラットタワーと重なる本体部と、
    前記本体部から延び側面視で前記ストラットタワーよりも前方かつ上方で前記側壁に固定される第1固定部と、
    前記本体部から延び側面視で前記ストラットタワーの前端よりも後方かつ前記ストラットタワーよりも上方前記ストラットタワー以外の所定の第1車体部材に固定される第2固定部とを有することを特徴とする車両前部構造。
  2. 車両前部のパワーユニット搭載ルーム内に配置された所定の制御装置を保護する車両前部構造において、
    前記パワーユニット搭載ルーム内の車両側部付近を前後方向に延び前方にゆくほど上方に延びる傾斜部および該傾斜部から前方に向かって水平方向に延びる水平部を有するサイドメンバと、
    前記サイドメンバの車幅方向外側に立設され前輪のサスペンションを懸垂する筒状のストラットタワーと、
    前記車両側部を形成していて前記ストラットタワーに連結されている側壁と、
    前記サイドメンバの前記傾斜部の上方に位置し前記制御装置を支持するブラケットとを備え、
    前記ブラケットは、
    前記制御装置が載置される本体部であって、前記ストラットタワーの上方に位置し少なくとも一部が平面視で前記ストラットタワーと重なる本体部と、
    前記本体部から延び側面視で前記ストラットタワーよりも前方で前記側壁に固定される第1固定部と、
    前記本体部から延び側面視で前記ストラットタワーの前端よりも後方で所定の第1車体部材に固定される第2固定部とを有し、
    前記側壁は、側面視で前記ストラットタワーとの連結箇所よりも前方から上方に延びるフェンダアッパブラケットを含み、
    前記第1固定部は、前記フェンダアッパブラケットに固定されていることを特徴とする車両前部構造。
  3. 車両前部のパワーユニット搭載ルーム内に配置された所定の制御装置を保護する車両前部構造において、
    前輪のサスペンションを懸垂する筒状のストラットタワーと、
    車両側部を形成していて前記ストラットタワーに連結されている側壁と、
    前記制御装置を支持するブラケットとを備え、
    前記側壁は、
    側面視で前記ストラットタワーとの連結箇所よりも前方から上方に延び後方に空隙が位置するように配置されたフェンダアッパブラケットと、
    前記フェンダアッパブラケットの上端に設けられ車両のヘッドライトを固定するヘッドライト固定部とを含み、
    前記ブラケットは、
    前記制御装置が載置される本体部であって、前記ストラットタワーの上方に位置し少なくとも一部が平面視で前記ストラットタワーと重なる本体部と、
    前記本体部から延び前記フェンダアッパブラケットに固定される第1固定部と、
    前記本体部から延び側面視で前記ストラットタワーの前端よりも後方で所定の第1車体部材に固定される第2固定部とを有し、
    前記第1固定部は、前記第2固定部よりも上方に配置されていることを特徴とする車両前部構造。
  4. 当該車両前部構造はさらに、前記フェンダアッパブラケットの上端に固定され該上端から後方に延びさらに所定の第2車体部材に固定されるフードヒンジブラケットを備えることを特徴とする請求項2または3に記載の車両前部構造。
  5. 前記フードヒンジブラケットは前後方向に長手の部材であり、該フードヒンジブラケットの上面には車幅方向に沿って延びるビードが形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両前部構造。
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