JP7200598B2 - 隊列走行システム - Google Patents

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Description

本発明は、有人走行によって坑内を走行する先導車両に対して自動走行車両を追従させて隊列走行を行わせる隊列走行システムに関する。
掘削中のトンネルではズリ(掘削土砂)を運搬するために、大型ダンプトラックやトレーラトラックを坑内で走行させている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-301700号公報
しかしながら、坑内は狭隘な環境であるため、運転手は坑内での運転を熟知した者に限られる。そして、大量のズリを運搬する際には複数台の大型ダンプトラックやトラックトラクタを運行する必要があるが、複数人の熟練した運転手を確保することが困難であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の課題を解消し、熟練した運転手を要することなく、トンネルの抗内で大型車両を隊列走行させる隊列走行システムを提供することにある。
本発明の隊列走行システムは、幅と高さとの両方もしくはいずれかに走行を規制する規制物がある規制空間で有人走行する先導車両を先頭にして、前記先導車両よりも大型の後続車両を隊列走行させる隊列走行システムであって、前記先導車両は、前記規制物との離隔を計測して、前記規制空間の断面における前記規制物との離隔を離隔情報として前記後続車両に送信する先導ユニットを具備し、前記後続車両は、受信した離隔情報に基づいて前記規制物を回避可能であるか否かを判断し、前記規制物を回避可能である場合には、同軌道で前記先導車両に追従する同軌道追従ルートで、記規制物を回避不能である場合には、前記規制物を回避して前記先導車両に追従する回避ルートでそれぞれ自動走行させる追従ユニットを具備することを特徴とする。
さらに、本発明の隊列走行システムにおいて、前記先導ユニットは、路面状態を計測し、計測した路面状態に応じて前記先導車両の上限速度を設定しても良い。
さらに、本発明の隊列走行システムにおいて、前記追従ユニットは、前記後続車両の上下方向の振動を計測し、前記先導ユニットは、前記追従ユニットによって計測された振動に応じて前記先導車両の上限速度を設定しても良い。
また、本発明の先導ユニットは、幅と高さとの両方もしくはいずれかに走行を規制する規制物がある規制空間で、自車よりも大型の後続車両を先導して隊列走行させる先導車両に搭載された先導ユニットであって、前記規制物との離隔を計測する離隔計測センサと、前記規制空間の断面における前記規制物との離隔を離隔情報として生成する先導情報生成部と、前記離隔情報を前記後続車両に送信する送信部と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の追従ユニットは、幅と高さとの両方もしくはいずれかに走行を規制する規制物がある規制空間で有人走行する先導車両を先頭にして隊列走行する、前記先導車両
よりも大型の後続車両に搭載された追従ユニットであって、前記先導車両から前記規制空間の断面における前記規制物との離隔を離隔情報として受信し、受信した前記離隔情報に基づいて前記規制物を回避可能であるか否かを判断し、前記規制物を回避可能である場合には、同軌道で前記先導車両に追従する同軌道追従ルートで、前記規制物を回避不能である場合には、前記規制物を回避して前記先導車両に追従する回避ルートでそれぞれ生成する走行ルート生成部と、前記同軌道追従ルートもしくは前記回避ルートを走行する自動走行情報を生成し、生成した前記自動走行情報によって前記同軌道追従ルートもしくは前記回避ルートの自動走行を制御する自動走行情報生成部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、先導車両の運転士は、後続車両の大きさを意識することなくトンネル坑内を走行することができる。従って、熟練した運転手を要することなく、トンネルの抗内で先導車両よりも大型の後続車両2を隊列走行させることができるという効果を奏する。
本発明に係る隊列走行システムの隊列例を示す図である。 図1に示す先導ユニットの構成を示すブロック図である。 図1に示す追従ユニットの構成を示すブロック図である。 図2に示す先導情報生成部によって生成される離隔情報例を示す図である。 図3に示す追従ユニットによる追従動作を説明するフローチャートである。 図3に示す走行ルート生成部による回避判断例を説明する説明図である。 図3に示す走行ルート生成部によって生成されるルート例を示す図である。 切羽でのズリ積載工程を説明する説明図である。 切羽でのズリ積載工程を説明する説明図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施形態の隊列走行システムは、トンネル坑内等の幅と高さとの両方もしくはいずれかに走行を規制する規制物がある規制空間で有人走行する先導車両1に追従させ、ズリ等の貨物を運搬する後続車両2を自動走行で隊列走行させるシステムであり、先導車両1に搭載された先導ユニット10と、後続車両2に搭載された追従ユニット20とを備えている。図1には、1台の先導車両1と2台の後続車両2との3台からなる隊列例が示されているが、後続車両2の数は、1台でも3台以上であっても良い。
後続車両2は、ズリ等の貨物を運搬する貨物自動車であり、効率良く大量の貨物を運搬するため、車高Hが高く、車長Lが長く、車幅Wが広いもの好適である。このため、本実施形態では、後続車両2は、坑内で方向転換することなく切羽側及び坑口側にそれぞれ走行させることを想定している。従って、後続車両2は、全輪操舵であることが望ましい。全輪操舵とすることで、切羽側及び坑口側へのそれぞれの走行制御を共通化することができる。
本実施形態において、先導車両1は、後続車両2を先導する機能を有していれば良い。従って、後続車両2よりも車高Hが低く、車長Lが短く、車幅Wが狭い乗用車を使用することができる。
また、後続車両2には、荷台3の切羽側及び坑口側のそれぞれに運転席4が設けられ、坑内で方向転換することなく切羽側及び坑口側にそれぞれ有人走行させることが可能になっている。
先導ユニット10は、図2を参照すると、車両制御ECU(engine control unit)11と、HMI(human machine interface)システム12と、坑内情報取得部13と、先導制御部14と、通信部15と、これらの各構成を接続する車内LAN16とを備えている。
車両制御ECU11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。
車両制御ECU11は、制動装置であるブレーキアクチュエータを制御するブレーキ制御ECU、駆動装置であるエンジンを制御するエンジン制御ECU、操舵装置であるステアリングアクチュエータを制御するステアリング制御ECU等で構成される。車両制御ECU11は、アクセルペダルの踏圧操作量を検出するアクセルセンサ、ブレーキペダルの踏圧操作量を検出するブレーキセンサ、ステアリングホイールの操作量である蛇角を検出するステアリングセンサ等の各センサから出力される検出信号を取得し、制動装置、駆動装置、操舵装置等を制御して車両を制御する。
HMIシステム12は、コントローラ121と、操作部122と、表示部123と、音声出力部124とを備えている。操作部122は、運転手による各種操作を受け付けるスイッチ群である。表示部123は、運転手に報知する各種情報を画像出力するディスプレイである。操作部122の一部もしくは全部と、表示部123とをタッチパネルとして構成しても良い。
音声出力部124は、運転手に報知する各種情報を音声出力するスピーカである。コントローラ121は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。コントローラ121は、操作部122によって受け付けた各種操作を車両制御ECU11や先導制御部14に通知すると共に、車両制御ECU11や先導制御部14から通知された各種情報を表示部123や音声出力部124から出力する。
坑内情報取得部13は、先導車両1及び後続車両2の走行を規制する坑壁やセントル等の規制物との離隔を計測する離隔計測センサ131と、路面状況を計測する路面計測センサ132とを備えている。
離隔計測センサ131は、例えば、ミリ波レーダ、レーザレーダ、カメラ、3次元レーザースキャナー(3Dスキャナー)等で構成され、トンネル断面における規制物との離隔を離隔情報として計測する。
路面計測センサ132は、路面の凹凸を計測するセンサであり、例えば、前方の路面の凹凸を計測するミリ波レーダ、レーザレーダ、カメラ、3次元レーザースキャナー(3Dスキャナー)や、上下方向の振動によって路面の凹凸を計測する加速度センサ等で構成される。なお、離隔計測センサ131及び路面計測センサ132は、一部もしくは全部を共用しても良い。
先導制御部14は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部であり、先導情報生成部141、先導走行案内部142として機能する。
先導情報生成部141は、後続する後続車両2を先導するための先導情報として生成し、生成した先導情報を通信部15経由で後続する後続車両2に送信する。
先導走行案内部142は、路面の凹凸に応じた上限速度を設定し、上限速度以下での先導車両1の走行を案内する。
通信部15は、760MHz帯、2.4GHz帯、5.9GHz帯等を使用した無線通信を介して追従ユニット20との間で情報の送受信を行う機能を有している。
追従ユニット20は、図3を参照すると、車両制御ECU(engine control unit)21と、追従情報取得部22と、追従制御部23と、通信部24と、これらの各構成を接続する車内LAN25とを備えている。
車両制御ECU21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。
車両制御ECU21は、制動装置であるブレーキアクチュエータを制御するブレーキ制御ECU、駆動装置であるエンジンを制御するエンジン制御ECU、操舵装置であるステアリングアクチュエータを制御するステアリング制御ECU等で構成される。車両制御ECU11は、追従制御部23からの自動走行情報に基づいて、制動装置、駆動装置、操舵装置等を制御して車両を駆動する。
追従情報取得部22は、前方を走行する先導車両1もしくは後続車両2を計測する前方計測センサ221と、規制物との離隔を計測する離隔計測センサ222と、後続車両2の振動を計測する振動計測センサ223とを備えている。
前方計測センサ221は、例えば、ミリ波レーダ、レーザレーダ、カメラ、3次元レーザースキャナー(3Dスキャナー)等で構成され、前方を走行する先導車両1もしくは後続車両2と自車との距離と、前方を走行する先導車両1もしくは後続車両2と自車との左右の位置地関係を計測する。なお、後続車両2は、切羽側及び坑口側にそれぞれ走行させることを想定しているため、前方計測センサ221は、切羽側及び坑口側にそれぞれ設けられ、走行方向に応じて切り換えられる。
離隔計測センサ222は、例えば、ミリ波レーダ、レーザレーダ、カメラ、3次元レーザースキャナー(3Dスキャナー)等で構成され、トンネル断面における規制物との離隔を計測する。なお、前方計測センサ221及び離隔計測センサ222は、一部もしくは全部を共用しても良い。
振動計測センサ223は、例えば、加速度センサで構成され、後続車両2の上下方向の振動を計測する。
追従制御部23は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部であり、走行ルート生成部231、自動走行情報生成部232として機能する。
走行ルート生成部231は、先導車両1からの先導情報に基づいて、先導車両1の軌跡を自車が追従する同軌道追従ルート、もしくは規制物を回避する回避ルートを生成する。
自動走行情報生成部232は、走行ルート生成部231によって生成される同軌道追従ルートもしくは回避ルートと、走行情報とに基づいて、所定の車間距離Dで同軌道追従ルートもしくは回避ルートを走行する自動走行情報を生成する。
通信部24は、760MHz帯、2.4GHz帯、5.9GHz帯等を使用した無線通信を介して先導ユニット10との間で情報の送受信を行う機能を有している。
次に、先導ユニット10による先導情報生成動作について図4を参照して詳細に説明する。
坑内情報取得部13は、離隔計測センサ131によってトンネル断面における規制物との離隔を所定の間隔で計測する。なお、離隔計測センサ131によって離隔を計測する離隔計測位置は、例えば、図1に示すように、先導車両1の後端から距離Lに予め設定されている。
先導情報生成部141は、離隔計測センサ131による計測結果に基づいて、図4に示すようなトンネル断面における規制物と、先導車両1の幅方向中央に設定された基準点Xとの位置関係を示す離隔情報を生成する。図4において、実線が規制物であり、(a)は抗壁が規制物である例が、(b)はセントルの架台6が規制物である例がそれぞれ示されている。
また、先導情報生成部141は、車両の走行に関する走行情報(例えば、速度、加減速制御、操舵角)を車両制御ECU11から取得する。そして、先導情報生成部141は、離隔情報と、走行情報と、離隔計測位置から先導車両1の後端までの距離Lとを先導情報として生成し、生成した先導情報を通信部15経由で後続する後続車両2に送信する。
次に、先導ユニット10による先導走行案内動作について詳細に説明する。
坑内情報取得部13は、路面計測センサ132によって路面の凹凸を計測している。そして、先導走行案内部142は、路面計測センサ132の計測結果に基づいて、路面の凹凸状態を判断し、上限速度を設定する。坑内情報取得部13は、路面の凹凸が大きい程、低い上限速度に設定する。
次に、先導走行案内部142は、設定した上限速度をHMIシステム12の表示部123や音声出力部124によって運転手に報知すると共に、設定した上限速度を車両制御ECU11に通知することで、先導車両1の速度を上限速度以下に制御する。これにより、運転手が意識することなく、路面状態に応じた安全な速度で隊列走行を実現させることができる。また、車両制御ECU11は、上限速度の通知に伴って制動制御を実施した場合、上限速度の通知に伴う制動制御の実施であることを、HMIシステム12の表示部123や音声出力部124によって運転手に報知する。
次に、先導車両1に直接追従する後続車両2に搭載された追従ユニット20による追従動作について図5乃至図7を参照して詳細に説明する。なお、後続車両2(追従ユニット20)は、前方計測センサ221による計測結果(車幅、車高等)によって、前方の車両が先導車両1であることを識別し、自車が先導車両1に直接追従する後続車両2であることを認識すると良い。
走行ルート生成部231は、先導車両1からの先導情報(離隔情報+走行情報+距離L)を受信する(ステップS101)。そして、走行ルート生成部231は、受信した先導情報(離隔情報)と記憶している自車の寸法情報(車高H、車長L、車幅W)とに基づいて、先導車両1の基準点Xと、後続車両2の幅方向中央に設定された基準点Yとを左右方向で一致させた場合に、離隔計測位置において自車が所定のクリアランスαで規制物を回避可能であるか否かを判断する(ステップS102)。
図6(a)に示すように、ステップS102で規制物を回避可能である場合、走行ルート生成部231は、先導車両1の基準点Xの軌跡を自車の基準点Yが追従する同軌道追従ルートを生成し(ステップS103)、生成した同軌道追従ルートを後続する他の後続車両2に送信する(ステップS104)。
次に、自動走行情報生成部232は、走行ルート生成部231によって生成された同軌道追従ルートと、走行情報とに基づいて、所定の車間距離Dで同軌道追従ルートを走行する自動走行情報を生成し、生成した自動走行情報を車両制御ECU11に通知することで、同軌道追従ルートの自動走行を制御する(ステップS105)。
以下、ステップS102で規制物を回避可能である場合は、ステップS101~S105の動作が繰り返される。これにより、直接追従する後続車両2は、先導車両1の走行に応じて、所定の車間距離Dで同軌道追従されることになる。
図6(b)に示すように、ステップS102で規制物を回避不能である場合、走行ルート生成部231は、ステップS101で受信した先導情報に含まれた離隔情報の離隔情報計測位置を回避ポイントして記憶する(ステップS106)。図7(a)を参照すると、自車の先端から前方に先導情報に含まれる距離Laと、所定の車間距離Dとを加算した距離の地点が回避ポイントして記憶されることになる。
次に、走行ルート生成部231は、図6(c)に示すように、所定のクリアランスαで規制物を回避させた場合の先導車両1の基準点Xと後続車両2の基準点Yとの左右方向の距離及び方向を回避量Zとして算出する(ステップS107)。
なお、高さ方向で規制物と接触する場合や、両側に規制物が張り出している場合には、ステップS107において回避量Zを算出不能になることがある。この場合、走行ルート生成部231は、車両制御ECU21に回避不可情報を通知することで自車の走行を停止させる。また、走行ルート生成部231は、先導車両1及び後続する他の後続車両2にも回避不可情報を送信し、先導車両1及び後続する他の後続車両2も走行を停止させる。
次に、走行ルート生成部231は、算出した回避量Zに基づいて、図7(a)に点線で示す同軌道追従ルートから、規制物を回避する方向に移動する、図7(a)に実線で示す回避ルートを生成し(ステップS108)、生成した回避ルートを後続する他の後続車両2に送信する(ステップS109)。
次に、自動走行情報生成部232は、走行ルート生成部231によって生成された回避ルートと、走行情報とに基づいて、所定の車間距離Dで回避ルートを走行する自動走行情報を生成し、生成した自動走行情報を車両制御ECU21に通知することで、回避ルートの自動走行を制御する(ステップS110)。
回避ルートの自動走行が制御されている状態で、先導車両1からの次に先導情報(離隔情報+走行情報+距離L)が受信されると(ステップS111)、走行ルート生成部231は、離隔情報に基づいて、先導車両1の基準点Xと、後続車両2の幅方向中央に設定された基準点Yとを左右方向で一致させた場合に、離隔計測位置において自車が所定のクリアランスαで規制物を回避可能であるか否かを判断する(ステップS112)。
ステップS112で規制物を回避不能である場合、走行ルート生成部231は、ステップS111で受信した先導情報に含まれた離隔情報の離隔情報計測位置を回避ポイントとして更新して記憶する(ステップS113)。
次に、走行ルート生成部231は、離隔情報に基づいて、先導車両1の基準点Xから後続車両2の基準点Yを回避量Zずらした状態で、離隔計測位置において自車が所定のクリアランスαで規制物を回避可能であるか否かを判断する(ステップS114)。
ステップS114で規制物を回避不能である場合、走行している回避ルートでは規制物に接触してしまう虞があるため、走行ルート生成部231は、ステップS107に戻って新たな回避量Zを算出し、ステップS108で新たな回避ルートを生成する。
ステップS114で規制物を回避可能である場合、走行している現在の回避ルートで規制物を回避できるため、ステップ110に戻って、自動走行情報生成部232は、現在の回避ルートの自動走行を制御する。
ステップS112で規制物を回避可能である場合、自動走行情報生成部232は、自車の後端が回避ポイントを通過したか否かを判断する(ステップS115)。なお、回避ポイントは、ステップS113によって更新される。
ステップS115で自車の後端が回避ポイントを通過していない場合、ステップ110に戻って、自動走行情報生成部232は、現在の回避ルートの自動走行を制御する。
ステップS115で自車の後端が回避ポイントを通過している場合、ステップS103に戻って、走行ルート生成部231は、図7(b)に点線で示す同軌道追従ルートを生成し、図7(b)に点線で示す回避ルートから同軌道追従ルートの自動走行に切り換える。なお、回避ルートと同軌道追従ルートとの切り換え時において、前輪と後輪との内輪差をクリアランスαによって吸収するようにしても良く、後続車両2を同位相方式で四輪操舵させることで前輪と後輪との内輪差を解消しても良い。
なお、自動走行情報生成部232は、離隔計測センサ222によって、自車が所定のクリアランスαで規制物を回避可能であるか否かを確認しながら、自動走行を制御すると良い。この場合、先導車両1からの先導情報(離隔情報)によって生成した同軌道追従ルート及び回避ルートの安全を確認しながら自動走行することができる。
次に、他の後続車両2に追従する後続車両2に搭載された追従ユニット20による追従動作について詳細に説明する。なお、後続車両2(追従ユニット20)は、前方計測センサ221による計測結果(車幅、車高等)によって、前方の車両が後続車両2であることを識別し、自車が他の後続車両2に追従する後続車両2であることを認識すると良い。
他の後続車両2に追従する後続車両2は、先導車両1に直接追従する後続車両2と同軌道で追従するように制御される。
他の後続車両2に追従する後続車両2の追従ユニット20(自動走行情報生成部232)は、先導車両1からの先導情報(離隔情報+走行情報+距離L)と、先導車両1に直接追従する後続車両2に搭載された追従ユニット20によって生成された同期動追従ルート及び回避ルートとに基づいて、所定の車間距離Dで先行する後続車両2と同軌道を走行する自動走行情報を生成し、生成した自動走行情報を車両制御ECU11に通知することで、先行する後続車両2と同軌道の自動走行を制御する。
なお、ズリが車高Hよりも高く積まれた場合、高さ方向で規制物と接触する虞がある。そこで、ズリの高さを計測する光学センサやカメラを設け、ズリの高さが予め設定された高さ閾値を越えた場合には、走行不能に制御したり、車高Hを修正して回避可能であるか否かを判断したりすると良い。
また、ズリの積載量が大量である場合、路面からの影響が大きくなる。そこで、後続車両2の振動計測センサ223による計測結果を先導車両1に送信し、先導ユニット10の先導走行案内部142は、後続車両2の振動計測センサ223の計測結果に基づいて、上限速度を設定しても良い。
次に、切羽でのズリ積載工程について図8及び図9を参照して詳細に説明する。
本実施形態では、後続車両2が接続されていないため、切羽において後続車両2へのズリ積載を効率良く実施することができ、早期に切羽を解放することができる。以下、4台の後続車両2a~2dを先導車両1で追従走行させる例について説明する。
図8(a)に示すように、先導車両1で4台の後続車両2a~2dを先導し、切羽付近まで追従走行させ、停止させる。この状態で、追従走行は解除する。
次に、図8(b)に示すように、先導車両1を方向転換して坑口側に走行させ、後続車両2dとの間に後続車両2aが入るスペースを確保して停止させる。そして、後続車両2aを有人走行で切羽側に走行させ、ズリ積み込み位置で停止させる。また、後続車両2bを有人走行で切羽側に走行させ、後続車両2cとの間に、ホイールローダやロードホールダンプ等のズリ積機械5が入るスペースを確保する。
ズリ積機械5によって後続車両2aへのズリ積載が終了すると、図8(c)に示すように、ズリ積機械5を後続車両2bと後続車両2cとの間に退避させ、後続車両2aを有人走行で坑口側に走行させ、先導車両1と後続車両2dとの間に移動させる。
次に、図8(d)に示すように、後続車両2bを有人走行で切羽側に走行させ、ズリ積み込み位置で停止させる。また、後続車両2cを有人走行で切羽側に走行させ、後続車両2dとの間に、ズリ積機械5が入るスペースを確保すると共に、後続車両2dを有人走行で切羽側に走行させ、ズリを積載済みの後続車両2aとの間に、後続車両2bが入るスペースを確保する。
ズリ積機械5によって後続車両2bへのズリ積載が終了すると、図8(e)に示すように、ズリ積機械5を後続車両2cと後続車両2dとの間に退避させ、後続車両2bを有人走行で坑口側に走行させ、後続車両2aと後続車両2dとの間に移動させる。
次に、図9(f)に示すように、後続車両2cを有人走行で切羽側に走行させ、ズリ積み込み位置で停止させる。また、後続車両2dを有人走行で切羽側に走行させ、積載済みの後続車両2bとの間に、ズリ積機械5と後続車両2cとが入るスペースを確保する。
ズリ積機械5によって後続車両2cへのズリ積載が終了すると、図9(g)に示すように、ズリ積機械5を後続車両2dと後続車両2bとの間に退避させ、後続車両2cを有人走行で坑口側に走行させ、後続車両2bと後続車両2d(ズリ積機械5)との間に移動させる。
次に、図9(h)に示すように、後続車両2dを有人走行で切羽側に走行させ、ズリ積み込み位置で停止させる。
ズリ積機械5によって後続車両2dへのズリ積載が終了すると、図9(i)に示すように、ズリ積機械5を後続車両2cとの間に後続車両2dが入るスペースを確保して退避させ、後続車両2dを有人走行で坑口側に走行させ、後続車両2cとズリ積機械5との間に移動させる。
これにより、図9(j)に示すように、先導車両1を先頭した後続車両2a~2dの隊列が形成される。以上のズリ積載工程では、先導車両1及び後続車両2a~2dを同時に走行させる必要がない。従って、運転手は1名のみとすることができる。
なお、本実施形態では、ズリ積載工程において有人走行で後続車両2a~2dを走行させるようにしたが、後続車両2a~2dは、遠隔操作でリモート走行させるようにしても良い。リモート走行させる場合には、運転席4に運転手が乗り込む手間を省くことができるため、より効率的にズリ積載工程を実施することができる。
以上説明したように、本実施形態は、幅と高さとの両方もしくはいずれかに走行を規制する規制物がある規制空間(トンネルの坑内)で有人走行する先導車両1を先頭にして、先導車両1よりも大型の後続車両2を隊列走行させる隊列走行システムであって、先導車両1は、坑内での走行を規制する規制物との離隔を計測して、トンネル断面における規制物との離隔を離隔情報として後続車両2に送信する先導ユニット10を備え、後続車両2は、受信した離隔情報に基づいて規制物を回避可能か否かを判断し、規制物を回避可能である場合には、同軌道で先導車両1に追従する同軌道追従ルートで、記規制物を回避不能である場合には、規制物を回避して先導車両1に追従する回避ルートでそれぞれ自動走行させる追従ユニット20を備えている。
この構成により、先導車両1の運転士は、後続車両2の大きさを意識することなくトンネル坑内を走行することができる。従って、熟練した運転手を要することなく、トンネルの抗内で先導車両1よりも大型の後続車両2を隊列走行させることができる。また、先行する先導車両1で計測した離隔情報に基づいて回避ルートを生成させることができるため、操舵に余裕を持った回避ルートとすることができる。
さらに、本実施形態において、先導ユニット10は、規制物と、先導車両1の幅方向中央に設定された基準点Xとの位置関係を示す離隔情報を後続車両2に送信し、追従ユニット20は、先導車両1の基準点Xと、後続車両2の幅方向中央に設定された基準点Yとを左右方向で一致させた場合に、自車が所定のクリアランスαで規制物を回避可能か否かを判断する。
この構成により、後続車両2が所定のクリアランスαで規制物を回避可能か否かを正確に判断することができる。
さらに、本実施形態において、先導ユニット10は、路面状態を計測し、計測した路面状態に応じて先導車両1の上限速度を設定する。
この構成により、路面状態に応じて安全な速度に設定することができる。
さらに、本実施形態において、追従ユニット20は、後続車両2の上下方向の振動を計測し、先導ユニット10は、追従ユニット20によって計測された振動に応じて先導車両1の上限速度を設定する。
この構成により、後続車両2の走行状態に応じて安全な速度に設定することができる。
さらに、本実施形態は、トンネルの坑内を、自車よりも大型の後続車両2を先頭にして隊列走行させる先導車両1に搭載された先導ユニット10であって、坑内での走行を規制する規制物との離隔を計測する離隔計測センサ131と、トンネル断面における規制物との離隔を離隔情報として生成する先導情報生成部141と、離隔情報を後続車両2に送信する通信部15とを備えている。
さらに、本実施形態は、トンネルの坑内を有人走行する先導車両1を先頭にして隊列走行する、先導車両1よりも大型の後続車両2に搭載された追従ユニット20であって、先導車両1からトンネル断面における規制物との離隔を離隔情報として受信し、受信した離隔情報に基づいて規制物を回避可能か否かを判断し、規制物を回避可能である場合には、同軌道で先導車両1に追従する同軌道追従ルートで、記規制物を回避不能である場合には、規制物を回避して先導車両1に追従する回避ルートでそれぞれ生成する走行ルート生成部231と、同軌道追従ルートもしくは回避ルートを走行する自動走行情報を生成し、生成した自動走行情報によって同軌道追従ルートもしくは回避ルートの自動走行を制御する自動走行情報生成部232とを備えている。
以上、実施形態をもとに本発明を説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 先導車両
2、2a~2b 後続車両
3 荷台
4 運転席
5 ズリ積機械
6 架台
10 先導ユニット
11 車両制御ECU
12 HMIシステム
13 坑内情報取得部
14 先導制御部
15 通信部
16 車内LAN
20 追従ユニット
21 車両制御ECU
22 追従情報取得部
23 追従制御部
24 通信部
25 車内LAN
121 コントローラ
122 操作部
123 表示部
124 音声出力部
131 離隔計測センサ
132 路面計測センサ
141 先導情報生成部
142 先導走行案内部
221 前方計測センサ
222 離隔計測センサ
223 振動計測センサ
231 走行ルート生成部
232 自動走行情報生成部

Claims (5)

  1. 幅と高さとの両方もしくはいずれかに走行を規制する規制物がある規制空間で有人走行する先導車両を先頭にして、前記先導車両よりも大型の後続車両を隊列走行させる隊列走行システムであって、
    前記先導車両は、前記規制物との離隔を計測して、前記規制空間の断面における前記規制物との離隔を離隔情報として前記後続車両に送信する先導ユニットを具備し、
    前記後続車両は、受信した離隔情報に基づいて前記規制物を回避可能であるか否かを判断し、前記規制物を回避可能である場合には、同軌道で前記先導車両に追従する同軌道追従ルートで、前記規制物を回避不能である場合には、前記規制物を回避して前記先導車両に追従する回避ルートでそれぞれ自動走行させる追従ユニットを具備することを特徴とする隊列走行システム。
  2. 前記先導ユニットは、路面状態を計測し、計測した路面状態に応じて前記先導車両の上限速度を設定することを特徴とする請求項1記載の隊列走行システム。
  3. 前記追従ユニットは、前記後続車両の上下方向の振動を計測し、
    前記先導ユニットは、前記追従ユニットによって計測された振動に応じて前記先導車両の上限速度を設定することを特徴とする請求項1又は2記載の隊列走行システム。
  4. 幅と高さとの両方もしくはいずれかに走行を規制する規制物がある規制空間で、自車よりも大型の後続車両を先導して隊列走行させる先導車両に搭載された先導ユニットであって、
    前記規制物との離隔を計測する離隔計測センサと、
    前記規制空間の断面における前記規制物との離隔を離隔情報として生成する先導情報生成部と、
    前記離隔情報を前記後続車両に送信する送信部と、を具備することを特徴とする先導ユニット。
  5. 幅と高さとの両方もしくはいずれかに走行を規制する規制物がある規制空間で有人走行する先導車両を先頭にして隊列走行する、前記先導車両よりも大型の後続車両に搭載された追従ユニットであって、
    前記先導車両から前記規制空間の断面における前記規制物との離隔を離隔情報として受信し、受信した前記離隔情報に基づいて前記規制物を回避可能であるか否かを判断し、前記規制物を回避可能である場合には、同軌道で前記先導車両に追従する同軌道追従ルートで、前記規制物を回避不能である場合には、前記規制物を回避して前記先導車両に追従する回避ルートでそれぞれ生成する走行ルート生成部と、
    前記同軌道追従ルートもしくは前記回避ルートを走行する自動走行情報を生成し、生成した前記自動走行情報によって前記同軌道追従ルートもしくは前記回避ルートの自動走行を制御する自動走行情報生成部と、を具備することを特徴とする追従ユニット。
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