JP7200437B2 - ピラジン-2(1h)-ケトン系化合物の結晶形d及びその製造方法 - Google Patents

ピラジン-2(1h)-ケトン系化合物の結晶形d及びその製造方法 Download PDF

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Description

本出願は以下の優先権を主張する:
CN201910731106.1、2019年8月8日;
CN201911059942.6、2019年11月1日。
本発明は、ピラジン-2(1H)-ケトン系化合物の結晶形及びその製造方法に関し、具体的には、式(II)で表される化合物及びその結晶形の製造方法に関する。
線維芽細胞成長因子受容体(FGFR)は、線維芽細胞成長因子(FGF)シグナル伝達の受容体であり、そのファミリーは4つのメンバー(FGFR1、FGFR2、FGFR3、FGFR4)から構成され、細胞外免疫グロブリン(Ig)様ドメイン、疎水性膜貫通領域及びチロシンキナーゼドメインを含む細胞内部分で構成される糖タンパク質である。線維芽細胞増殖因子(FGF)は、それらの受容体(FGFR)を介して、細胞増殖、細胞分化、細胞移動、血管新生など多くの生理学的調節プロセスにおいて重要な役割を果たしている。FGFシグナル伝達経路の異常(高発現、遺伝子増幅、遺伝子突然変異、染色体再配列など)を、腫瘍細胞の増殖、移動、侵入及び血管新生などの多くの病理学的プロセスと直接結び付ける多くの証拠がある。そのため、FGFRは治療標的の重要な一類として浮上し、広範な研究開発の関心を集めている。
本発明は、粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42±0.20°、26.28±0.20°、27.72±0.20°において特徴的な回折ピークを有することを特徴とする、式(II)で表される化合物の結晶形Dを提供する。
Figure 0007200437000001
本発明の幾つかの実施の態様において、前記式(II)で表される化合物の結晶形Dは、粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42±0.20°、10.92±0.20°、14.60±0.20°、20.08±0.20°、23.19±0.20°、24.11±0.20°、26.28±0.20°、27.72±0.20°において特徴的な回折ピークを有する。
本発明の幾つかの実施の態様において、前記式(II)で表される化合物の結晶形Dは、粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42±0.20°、10.92±0.20°、14.60±0.20°、19.31±0.20°、20.08±0.20°、23.19±0.20°、24.11±0.20°、24.92±0.20°、26.28±0.20°、27.08±0.20°、27.72±0.20°、29.29±0.20°において特徴的な回折ピークを有する。
本発明の幾つかの実施の態様において、前記式(II)で表される化合物の結晶形Dは、粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42°、10.92°、14.60°、16.61°、19.31°、20.08°、23.19°、24.11°、24.92°、26.28°、27.08°、27.72°、29.29°、30.39°、33.92°、38.33°において特徴的な回折ピークを有する。
本発明の幾つかの実施の態様において、前記式(II)で表される化合物の結晶形DのXRPDスペクトルは図1に示された通りである。
本発明の幾つかの実施の態様において、前記式(II)で表される化合物の結晶形DのXRPDスペクトルの解析データは表1に示された通りである。
Figure 0007200437000002
本発明の幾つかの実施の態様において、前記式(II)で表される化合物の結晶形Dの示差走査熱量曲線は179.1℃±2.0℃において吸熱ピークの開始点を有し、247.1℃±2.0℃において吸熱ピークの開始点を有する。
本発明の幾つかの実施の態様において、前記式(II)で表される化合物の結晶形DのDSCスペクトルが図2に示された通りである。
本発明の幾つかの実施の態様において、前記式(II)で表される化合物の結晶形Dの熱重量分析曲線は190.0℃±3.0℃の際に重量が7.11%減少し、250.0℃±3.0℃の際に重量が12.10%減少し、290.0℃±3.0℃の際に重量が14.12%減少する。
本発明の幾つかの実施の態様において、前記式(II)で表される化合物の結晶形DのTGAスペクトルが図3に示された通りである。
本発明は、更にFGFRに関連する疾患を治療するための医薬の製造における前記式(II)で表される化合物の結晶形Dの使用を提供する。
式(II)で表される化合物の結晶形Dは良好な安定性を有し、薬になりやすい、式(I)で表される化合物のトリフルオロ酢酸塩の実験例から分かるように、式(II)で表される化合物の結晶形Dは、野生型FGFRに対して良好な阻害活性を示し、且つFGFR1、4に対するFGFR2、3の選択性が高い。式(II)で表される化合物の結晶形Dのマウス薬物動態パラメータは良好である。
式(I)で表される化合物のトリフルオロ酢酸塩は、野生型FGFRに対して良好な阻害活性を示し、更にFGFR1、4に対するFGFR2、3の選択性が高い。式(I)で表される化合物のトリフルオロ酢酸塩のマウス薬物動態パラメータは良好である。
<定義及び説明>
別途に説明しない限り、本明細書で用いられる以下の用語及び連語は以下の意味を含む。一つの特定の用語又は連語は、特別に定義されない場合、不確定又は不明瞭ではなく、普通の定義として理解されるべきである。本明細書で商品名が出た場合、相応の商品又はその活性成分を指す。
本発明の化合物は当業者に熟知の様々な合成方法により製造することができ、以下に挙げられた具体的な実施形態、他の化学合成方法と結合した実施形態及び当業者に熟知の同等の代替方法を含み、好ましい実施形態は本発明の実施例を含むが、これらに限定されない。
本発明の具体的な実施形態の化学反応は適切な溶媒で完成され、前記の溶媒は本発明の化学変化及びそれに必要な試薬と材料に適するべきである。本発明の化合物を得るため、当業者が既存の実施形態に基づいて合成工程又は反応スキームを修正又は選択することが必要であることもある。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、これらの実施例は本発明の何らの制限にもならない。
本発明に使用されたすべての溶媒は市販品で、更に精製せずにそのままで使用してもよい。
本発明では、下記略語を使用する:eqは当量、等量を表し;PEは石油エーテルを表し;DMSOはジメチルスルホキシドを表し;MeOHはメタノールを表し、TFAはトリフルオロ酢酸を表す。
本発明に使用されたすべての溶媒は市販品から得ることができ、市販の化合物はサプライヤーカタログ名を使用する。混合溶媒を反応溶液に添加する場合、各溶媒を先に混合してから反応溶液に添加する;又は各単一溶媒を順番に反応溶液に添加し反応系で混合する。
化合物は、本技術分野の従来の命名原則、又はChemDraw(登録商標)ソフトウェアを使用して命名され、市販の化合物は、サプライヤーのカタログ名を使用して命名される。
本発明の粉末X線回折(X-ray powder diffractometer、XRPD)方法
約10~20mgの試料をXRPDの検出に用いる。
詳細なXRPDパラメータは以下通りである:
光管:Cu、k2、(λ=1.54056Å)。
管電圧:40kV、管電流:40mA
発散スリット:0.60mm
センサスリット:10.50mm
散乱防止スリット:7.10mm
走査範囲:4~40deg
ステップ角:0.02deg
ステップ幅:0.12秒
試料パン回転数:15rpm
本発明の示差走査熱量分析(Differential Scanning Calorimeter、DSC)方法
試料(0.5~1mg)をDSCアルミニウム製坩堝に取って測定を行い、方法は:25℃~300又は350℃、10℃/minで測定する。
本発明の熱重量分析(Thermal Gravimetric Analyzer、TGA)方法
試料(2~5mg)をTGA白金坩堝に取って測定を行い、25mL/min N条件で、10℃/minの昇温速度で、試料を室温から300度まで又は重量が20%減少するまで加熱する。
式(II)で表される化合物の結晶形DのCu-Kα放射のXRPDスペクトルである。 式(II)で表される化合物の結晶形DのDSCスペクトルである。 式(II)で表される化合物の結晶形DのTGAスペクトルである。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明の不利な制限を意味するものではない。本発明は本明細書で詳細に説明されており、その特定の実施形態も開示されており、当業者にとって、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本発明の特定の実施形態において様々な変更及び修正を行うことができることは明らかである。
実施例1:式(I)で表される化合物及びトリフルオロ酢酸塩の製造の合成
Figure 0007200437000003
工程1:化合物BB-1-3の合成
化合物BB-1-2(2.0g、11.49mmol、1eq)及び化合物BB-1-1(2.6g、11.49mmol、1eq)を水(6.0mL)及びジオキサン(25.0mL)に溶解した後、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウムジクロリド(841mg、1.15mmol、0.1eq)及び炭酸カリウム(4.8g、34.48mmol、3eq)を添加し、窒素ガスの保護下で100°Cに加熱し16時間反応させた。得られた反応溶液を吸引濾過し、スピン乾燥させ、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~0:1)で精製して、化合物BB-1-3を得た。
MS(ESI)m/z:190.0[M+H]
工程2:化合物BB-1の合成
化合物BB-1-3(0.5g、2.64mmol、1eq)及びピリジン(209mg、2.64mmol、213.28μL、1eq)をクロロホルム(20.0mL)に添加し、0℃に冷却した後更に臭素(422mg、2.64mmol、136.22μL、1eq)を添加した。28℃の室温で18時間反応させた。反応物をチオ硫酸ナトリウム(1.0mL)でクエンチングした後、吸引濾過し、濾液を濃縮し、粗生成物をフラッシュシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~1:1)で精製した。化合物BB-1を得た。MS(ESI)m/z:267.9[M+H]+。
H NMR(400MHz,CDOD)δ:8.12(s,1H)7.90(s,1H)3.86(s,3H)2.43(s,3H)。
工程3:化合物2の合成
窒素ガスの保護下で、化合物BB-2-1(2.0g、18.77mmol、2.17mL、1eq、HCl)をクロロベンゼン(15.0mL)に溶解し、25℃で化合物BB-2-2(8.3g、65.69mmol、5.8mL、3.5eq)を滴下し、混合物を90℃にゆっくりと昇温させ16時間撹拌した。反応系に水(30.0mL)及び酢酸エチル(30.0mL)を添加し、静置して分層し、同時に水相を酢酸エチル(20.0mL、20.0mL、20.0mL)で3回抽出した。有機相を合併し、飽和塩化ナトリウム溶液(30.0mL)で1回洗浄し、最後に無水硫酸ナトリウムで有機相を乾燥させ、濾過し、減圧濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~2:1)で分離し精製して、化合物2を得た。MS(ESI)m/z:178.7[M+1]
H NMR(400MHz,CDCl)δ:7.26(s,1H),3.61(s,3H)。
工程4:化合物4の合成
マイクロ波管において、窒素ガスの保護下で、化合物2(0.2g、1.12mmol、1eq)及び化合物3(213mg、1.17mmol、1.05eq)を、ジオキサン(1.5mL)及び水(1.5mL)の混合溶液に溶解し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(65mg、55.86μmol、0.05eq)、炭酸ナトリウム(130mg、1.23mmol、1.1eq)を添加し、混合物を120℃でマイクロ波で30分間撹拌した。反応溶液を直接に濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~0:1)(TLC検出 石油エーテル:酢酸エチル=1:1)で分離して、化合物4を得た。MS(ESI)m/z:281.0[M+1]
H NMR(400MHz,CDCl)δ:7.64(d,2H),7.28(s,1H),6.59(t,1H),3.86(s,6H),3.61(s,3H)。
工程5:化合物0027-1の合成
窒素ガスの保護下で、化合物4(250mg、890.61μmol、1eq)をアセトニトリル(20.0mL)及びジクロロメタン(5.0mL)の混合溶媒に溶解し、0℃で塩化スルホニル(84mg、623.43μmol、62.33μL、0.7eq)のアセトニトリル(2.5mL)溶液をゆっくりと滴下し、混合物を0℃で10分間撹拌した。反応溶液にメタノール(5.0mL)を添加してクエンチングし、減圧濃縮して乾燥させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~1:1)(TLC検出 石油エーテル:酢酸エチル=1:1)で分離して、化合物0027-1を得た。MS(ESI)m/z:314.9[M+H]+。
工程6:式(I)の化合物の合成
三口フラスコに、化合物0027-1(59mg、186.49μmol、1eq)、ビス(ピナコラート)ジボロン(52mg、205.14μmol、1.1eq)、酢酸パラジウム(5mg、20.51μmol、0.11eq)及び2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2,4,6-トリイソプロピルビフェニル(20mg、41.03μmol、0.22eq)、酢酸カリウム(60mg、615.42μmol、3.3eq)をジオキサン(4.0mL)溶液に添加し、窒素で反応系中の空気を置換し、窒素ガスの飽和下で、100°Cに昇温し、30分間還流して撹拌し、25°Cに下げ、化合物BB-1(50mg、186.49μmol、1eq)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウムジクロリド(15mg、18.65μmol、0.1eq)、炭酸カリウム(77mg、559.47μmol、3eq)、ジオキサン(4.0mL)及び水(2.0mL)を添加し、窒素ガスで反応系中の空気を置換し、窒素ガスの飽和下で、100°Cに昇温し、8時間還流して撹拌した。反応溶液を直接に濃縮した。得られた粗生成物を高速液体クロマトグラフィー(カラム:Boston Green ODS150×30mm 5μm;移動相:[水(0.1%のTFA)-ACN];B%:30%~60%、8分)で精製して、式(I)で表される化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。MS(ESI)m/z:468.2[M+H]+。H NMR(400MHz,CDOD)δ:8.79(s,1H),8.09(m,2H),6.76(m,2H),3.93(s,3H),3.89(s,3H),3.84(s,3H),3.80(s,3H),2.54(s,3H)。前記塩をジクロロメタンに溶解し、飽和炭酸ナトリウムを添加して洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液をスピン乾燥して、式(I)で表される化合物を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ:8.51(s,1H),8.15(s,1H),6.71(d,J=2.8Hz,1H),6.63(d,J=2.8Hz,1H),6.43(brs,2H),3.94(s,3H),3.92(s,3H),3.84(s,3H),3.79(s,3H),2.55(s,3H)。
実施例2:式(II)で表される化合物の製造
Figure 0007200437000004
式(I)で表される化合物(44.4g、94.89mmol、1eq)をテトラヒドロフラン(450mL)に溶解した後、塩化水素(4M、94.89mL、4eq)の酢酸エチル溶液を滴下し、25℃で3時間撹拌した。反応溶液を濾過して黄色の固体を得、オイルポンプで乾燥させた。式(II)で表される化合物を得た。
H NMR(400MHz,DMSO)δ:8.71(s,1H),8.18(s,2H),6.82(d,J=2.8Hz,1H),6.75(d,J=2.8Hz,1H)3.91(s,3H),3.81(s,3H),3.80(s,3H),3.71(s,3H),2.44(s,3H).
実施例3:式(II)で表される化合物の結晶形Dの製造
式(II)で表される化合物(0.4g、793.07umol、1eq)をアセトニトリル(6mL)に添加し、50℃で60時間撹拌して、濾過した。ケーキを50℃の真空乾燥オーブンで3.5時間乾燥させ、式(II)で表される化合物の結晶形Dを得た。
実験例1:野生型キナーゼの体外阻害活性評価
33P同位体標識キナーゼ活性試験(Reaction Biology Corp)を使用して、IC50値を測定し、ヒトFGFR1、FGFR4に対する試験化合物の阻害能を評価した。
緩衝液条件:20mMの4-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペラジンエタンスルホン酸(Hepes)(pH7.5)、10mMのMgCl、1mMのエチレングリコール-ビス-(2-アミノエチルエーテル)テトラ酢酸(EGTA)、0.02%のポリオキシエチレンラウリルエーテル(Brij35)、0.02mg/mlのウシ血清アルブミン(BSA)、0.1mMのバナジン酸ナトリウム(NaVO)、2mMのジチオスレイトール(DTT)、1%のDMSO。
実験手順:室温で、試験化合物をDMSOに溶解し、10mMの溶液に調製して、準備した。基質を新たに調製した緩衝液に溶解し、それに試験キナーゼを添加し、均一に混合した。音響技術(Echo550)を使用し、試験化合物が溶解されたDMSO溶液を上記の均一に混合した反応溶液に添加した。反応溶液中の化合物の濃度は、10μM、3.33μM、1.11μM、0.370μM、0.123μM、41.2nM、13.7nM、4.57nM、1.52nM、0.508nM、または、10μM、2.50μM、0.62μM、0.156μM、39.1nM、9.8nM、2.4nM、0.61nM、0.15nM、0.038nMであった。15分間のインキュベーションした後、33P-ATP(活性0.01μCi/μL、対応する濃度は表2に示された)を添加し、反応を開始した。FGFR1、FGFR4、及び基質のサプライヤーの製品番号、ロット番号及び反応溶液中の濃度情報は表2に示した。室温で120分間反応させた後、反応溶液をP81イオン交換濾紙(Whatman#3698-915)にスポットした。0.75%のリン酸溶液で濾紙を繰り返し洗浄した後、濾紙上に残ったリン酸化基質の放射能を測定した。キナーゼ活性データは、試験化合物を含むキナーゼ活性とブランク群(DMSOのみを含む)のキナーゼ活性の比により表され、Prism4ソフトウェア(GraphPad)を用いたカーブフィッティングによりIC50値を得、実験結果は表3に示された通りである。
Figure 0007200437000005
Figure 0007200437000006
結論:式(I)で表される化合物のトリフルオロ酢酸塩は、野生型FGFRに対して良好な阻害活性を示し、更にFGFR1、4に対するFGFR2、3の選択性が高い。
実験例2:化合物の薬物動態評価
実験目的:マウスにおける化合物の薬物動態を試験する。
実験材料:
CD-1マウス(オス)、溶媒(0.5%(w/v)のメチルセルロース 0.5%(v/v)のトウェイン80水溶液)、化合物0027のトリフルオロ酢酸塩。
1、投与製剤の調製:
溶媒は、0.5%(w/v)のメチルセルロース0.5%(v/v)のトウェイン80水溶液であり、以下の手順に従って調製した:
a.適切な容器に約50%体積の精製水を添加し、約60℃~70℃に加熱した。
b.水温が規定範囲に達した後、ヒーターを切った。上記の容器に必要な量のメチルセルロースをゆっくりと添加し、攪拌を続けた。
c.4℃で目視で透明な溶液になるまで撹拌を続けた。
d.必要な量のトウェイン80を上記の溶液に添加した。トウェイン80が目視で均一に分散し、且つ透明な溶液になるまで撹拌を続けた。
e.適切な量の精製水で上記の溶液を最終体積に希釈した。
f.均一な溶液が形成されるまで攪拌を続けた。
胃内投与用製剤の調製:
a.適切な量の供試品を秤量しガラス瓶に入れた;
b.70%体積の溶媒(0.5%(w/v)のメチルセルロース0.5%(v/v)のトウェイン80水溶液)を添加した;
c.目視で均一になるまで製剤を攪拌し、必要に応じて水浴超音波処理をした;
e.残りの体積の0.5%のメチルセルロース+0.5%のトウェイン80を補充し、均一に攪拌した。
2、投与
1、2群の動物に、それぞれ5mg/mL、30mg/mLの化合物を1回胃内投与し、投与体積は10mL/kgであった。
投与前に動物の体重を測定し、体重により投与量を計算した。
3、試料の収集と処理
伏在静脈採血により指定された時間(0.25、0.5、1、2、4、6、8、24時間)に全血試料(30μL)を収集し、試験記録に実際の採血時間を記録した。収集時点の許容誤差は、投与後1時間以内の時点±1分で、その他の時点では理論時間±5%である。
すべての血液‘は、直ちにラベル付き市販のK2-EDTAを含む遠心分離管に移した。血液サンプルを採取した後、4℃、3200rpmで10分間遠心分離して上清血漿を吸引し、速やかにドライアイスに置き、-20℃又は更に低い温度に保存してLC-MS/MS分析に使用した。又、薬物動態パラメータを計算し、実験結果:表4をに示された通りである。
Figure 0007200437000007
結論:式(I)で表される化合物のトリフルオロ酢酸塩のマウス薬物動態パラメータは良好である。
(付記)
本開示に係る態様は以下の態様も含む。
<1>
粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42±0.20°、26.28±0.20°、27.72±0.20°において特徴的な回折ピークを有する、式(II)で表される化合物の結晶形D。
Figure 0007200437000008

<2>
粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42±0.20°、10.92±0.20°、14.60±0.20°、20.08±0.20°、23.19±0.20°、24.11±0.20°、26.28±0.20°、27.72±0.20°において特徴的な回折ピークを有する、<1>に記載の結晶形D。
<3>
粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42±0.20°、10.92±0.20°、14.60±0.20°、19.31±0.20°、20.08±0.20°、23.19±0.20°、24.11±0.20°、24.92±0.20°、26.28±0.20°、27.08±0.20°、27.72±0.20°、29.29±0.20°において特徴的な回折ピークを有する、<2>に記載の結晶形D。
<4>
粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42°、10.92°、14.60°、16.61°、19.31°、20.08°、23.19°、24.11°、24.92°、26.28°、27.08°、27.72°、29.29°、30.39°、33.92°、38.33°において特徴的な回折ピークを有する、<3>に記載の結晶形D。
<5>
XRPDスペクトルが図1に示された通りである、<4>に記載の結晶形D。
<6>
示差走査熱量曲線は179.1℃±2.0℃において吸熱ピークの開始点を有し、247.1℃±2.0℃において吸熱ピークの開始点を有する、<1>~<5>のいずれか1項に記載の結晶形D。
<7>
DSC曲線スペクトルは図2に示された通りである、<6>に記載の結晶形D。
<8>
熱重量分析曲線は190.0℃±3.0℃の際に重量が7.11%減少し、250.0℃±3.0℃の際に重量が12.10%減少し、290.0℃±3.0℃の際に重量が14.12%減少する、<1>~<5>のいずれか1項に記載の結晶形D。
<9>
TGAスペクトルは図3に示された通りである、<8>に記載の結晶形D。
<10>
FGFRに関連する疾患を治療する医薬の製造における<1>~<9>のいずれか1項に記載の式(II)で表される化合物の結晶形Dの使用。

Claims (7)

  1. 粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42±0.20°、26.28±0.20°、27.72±0.20°において特徴的な回折ピークを有する、式(II)で表される化合物の結晶形D。
    Figure 0007200437000009
  2. 粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42±0.20°、10.92±0.20°、14.60±0.20°、20.08±0.20°、23.19±0.20°、24.11±0.20°、26.28±0.20°、27.72±0.20°において特徴的な回折ピークを有する、請求項1に記載の結晶形D。
  3. 粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42±0.20°、10.92±0.20°、14.60±0.20°、19.31±0.20°、20.08±0.20°、23.19±0.20°、24.11±0.20°、24.92±0.20°、26.28±0.20°、27.08±0.20°、27.72±0.20°、29.29±0.20°において特徴的な回折ピークを有する、請求項2に記載の結晶形D。
  4. 粉末X線回折スペクトルが以下の2θ角:9.42°、10.92°、14.60°、16.61°、19.31°、20.08°、23.19°、24.11°、24.92°、26.28°、27.08°、27.72°、29.29°、30.39°、33.92°、38.33°において特徴的な回折ピークを有する、請求項3に記載の結晶形D。
  5. 示差走査熱量曲線は179.1℃±2.0℃において吸熱ピークの開始点を有し、247.1℃±2.0℃において吸熱ピークの開始点を有する、請求項1~のいずれか1項に記載の結晶形D。
  6. 熱重量分析曲線は190.0℃±3.0℃の際に重量が7.11%減少し、250.0℃±3.0℃の際に重量が12.10%減少し、290.0℃±3.0℃の際に重量が14.12%減少する、請求項1~のいずれか1項に記載の結晶形D。
  7. FGFRに関連する疾患を治療する医薬の製造における請求項1~のいずれか1項に記載の式(II)で表される化合物の結晶形Dの使用。
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