JP7199863B2 - 硬質表面用液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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界面活性剤として、(A)非イオン界面活性剤〔以下、(A)成分という〕、及び任意に(B)両性界面活性剤〔以下、(B)成分という〕を含有し
界面活性剤中、(A)成分の割合が60質量%以上であり、
(A)成分として、(A1)アルキル基の炭素数が10以上18以下であり、アルカノール基の炭素数が2又は3であるアルキルモノ又はジアルカノールアミン又はそのアルキレンオキシド付加物(アルキレンオキシドの炭素数は2又は3である)〔以下、(A1)成分という〕を含有し、
(A)成分及び(B)成分の合計中、(A1)成分の割合が、0.5質量%以上20質量%以下である、
硬質表面用液体洗浄剤組成物に関する。
〔界面活性剤〕
本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、界面活性剤として、(A)成分の非イオン界面活性剤と、任意の(B)成分の両性界面活性剤を含有する。また、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、(A)成分として、(A1)成分のアルキル基の炭素数が10以上18以下であり、アルカノール基の炭素数が2又は3であるアルキルモノ又はジアルカノールアミン又はそのアルキレンオキシド付加物(アルキレンオキシドの炭素数は2又は3である)を含有する。
(A1)成分のアルキル基の炭素数は、好ましくは12以上、そして、好ましくは16以下である。
(A1)成分のアルカノール基の炭素数は、2が好ましい。
(A1)成分のアルキレンオキシドは、炭素数2のアルキレンオキシド、すなわちエチレンオキシドが好ましい。
(A1)成分のアルキレンオキシドの平均付加モル数は、好ましくは1以上、より好ましくは1.5以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは5以下である。
式(a1)中、AOは、炭素数2のアルキレンオキシ基が好ましい。
式(a1)中、m+nは、好ましくは1.5以上、そして、好ましくは5以下の数である。
前記3級アミンオキシド型界面活性剤の長鎖アルキル基の炭素数は、好ましくは8以上、そして、好ましくは16以下である。
前記3級アミンオキシド型界面活性剤の短鎖アルキル基の炭素数は、好ましくは1である。
前記3級アミンオキシド型界面活性剤は、3級窒素原子に結合する3つの基のうち、1つが長鎖アルキル基であり、残り、つまり2つが短鎖アルキル基であることが好ましい。
式(a2)中、R12a及びR13aは、好ましくは炭素数1のメチル基である。
式(a2)中、q及びpは、好ましくはq=0かつp=0である。
R21a(OR22a)sGt (a3)
〔式中、R21aは、直鎖又は分岐鎖の炭素数8以上、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、そして、18以下、好ましくは14以下の、アルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基、好ましくはアルキル基を示し、R22aは炭素数2以上4以下のアルキレン基を示し、Gは炭素数5又は6の還元糖に由来する残基を示す。sは平均付加モル数を示し、0以上5以下の数である。tはその平均値が1以上5以下となる数を示す。〕
一般式(a3)中、sは、粘度、洗浄性、起泡性、および低温保存安定性の観点から、好ましくは0以上、2以下であり、より好ましくは0である。tは、粘度、洗浄性、起泡性、および低温保存安定性の観点から、好ましくは1.1以上、そして、好ましくは1.5以下、より好ましくは1.4以下である。尚、tはプロトンNMR法による測定値である。
一般式(a3)中、Gは、粘度、洗浄性、起泡性、および低温保存安定性の観点から、グルコース及びフルクトースから選ばれる1種以上の単糖類に由来する残基が挙げられる。また、Gは、マルトース及びスクロースから選ばれる1種以上の多糖類に由来する残基が挙げられる。Gは、グルコースの単糖類に由来する残基が好ましい。
R31a-[OCH2CH(OH)CH2]u-OH (a4)
〔式中、R31aは炭素数8以上10以下のアルキル基であり、uは1以上3以下の数である。〕
一般式(a4)中、R31aは洗浄性、起泡性、および低温保存安定性の観点から分岐鎖アルキル基が好ましく、2-エチルヘキシル基、イソノニル基、及びイソデシル基から選ばれる分岐鎖アルキル基がより好ましく、2-エチルヘキシル基が更に好ましい。uは洗浄性、起泡性、および低温保存安定性の観点から1又は2の数が好ましく、1がより好ましい。
本発明では、(A4)成分は、2-エチルヘキシルモノグリセリルエーテルが更に好ましい。
本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、界面活性剤を、好ましくは20質量%以上、より好ましくは25質量%以上、更に好ましくは30質量%以上、そして、好ましくは50質量%以下、より好ましくは45質量%以下、更に好ましくは40質量%以下含有する。
台所周りの硬質物品は、台所の周辺で使用される物品であり、具体的には、
(1)冷蔵庫、食器棚などの食品、食器、調理器具の保存場所、
(2)排水溝、調理台、レンジフード、シンク、ガスレンジ、電子レンジなどの食品の調理場所、及び
(3)前記保存場所や前記調理場所の周辺の床や壁等
である。本発明では、これらを便宜上「台所周りの硬質物品」とする。
また、食器としては、具体的には、
(i)皿、椀等のいわゆる食器、
(ii)タッパー、瓶等の保存容器、
(iii)包丁やまな板、鍋、フライパン、魚焼きグリル等の調理器具、
(iv)フードプロセッサー、ミキサー等の調理家電等
の食材が接触する部材や器具が挙げられる。本発明では、これらを便宜上「食器」とする。
また、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物は、食器、保存容器、調理器具、及び調理家電から選ばれる物品を対象とすることが好ましく、更に皿、椀、タッパー、ビン、包丁、まな板、鍋、フライパン、魚焼きグリル、フードプロセッサー、及びミキサーから選ばれる物品を対象とすることがより好ましい。
硬質物品は、好ましくは食器及び/又は台所周りの硬質物品、より好ましくは食器である。これらは、前記のものが挙げられる。
本発明者らは、(A1)成分が、(A2)成分、(A3)成分、(A4)成分などの非イオン界面活性剤を含有する硬質表面用洗浄剤組成物の水切れ性改善剤としても機能することを見出した。(A1)成分を用いることで、(A2)成分、(A3)成分、(A4)成分などの非イオン界面活性剤を含有する硬質表面用液体洗浄剤組成物で処理した硬質物品の水切れ性が飛躍的に改善される。
従って、本発明は、界面活性剤を含有する硬質表面用液体洗浄剤組成物の水切れ性改善方法であって、
前記硬質表面用液体洗浄剤組成物に、界面活性剤として、(A)成分及び任意に(B)成分を含有させ、界面活性剤中、(A)成分の割合を60質量%以上とし、
前記硬質表面用液体洗浄剤組成物に、(A)成分として、(A1)成分を含有させ、(A)成分及び(B)成分の合計中、(A1)成分の割合を0.5質量%以上20質量%以下とする、
硬質表面用液体洗浄剤組成物の水切れ性改善方法を提供する。
(A)成分、(A1)成分、(B)成分は、それぞれ、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物と同じものであり、それぞれの具体例及び好ましい態様も、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物と同じである。また、本発明の硬質表面用液体洗浄剤組成物で述べた事項は、この水切れ性改善方法に適宜適用することができる。
(A1)成分
・A1-1:N-ラウリル-N,N-ジエタノールアミン、アミート102、花王株式会社
・A1-2:ポリオキシエチレン(2.1)硬化牛脂アミン、アミート302、花王株式会社、炭素数16~18のアルキル基であり、オキシエチレン基の平均付加モル数が2.1のポリオキシエチレンアルキルアミン、一般式(a1)において、R1aが炭素数16~18のアルキル基、m+nが2.1の化合物
・A2-1:N-ドデシル-N,N-ジメチルアミンオキシド、アンヒトール20N、花王株式会社
・A2-2:N-ミリスチル-N,N-ジメチルアミンオキサイド、アンヒトール40N、花王株式会社
・A3-1:アルキル(炭素数12~16)ポリグルコシド(平均糖縮合度1~2)、AG-124、花王株式会社
・A4-1:2-エチルヘキシルグリセリルエーテル、ペネトール GE-EH、花王株式会社
・B-1:N-ドデシル-N,N-ジメチル-N-(2-ヒドロキシスルホプロピル)スルホベタイン、アンヒトール20HD、花王株式会社
・C-1:アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(商品名エマールP-170J、花王株式会社製、プロピレンオキシ基の平均付加モル数0.6)
・C-2:ドデシルベンゼンスルホン酸
(モデル汚れ皿の準備)
牛脂を着色料で着色したモデル汚れを調製した。ポリプロピレン製の皿に、1枚当たりモデル汚れを0.5g乗せて広げ、1晩静置した。同じようにしてモデル汚れが付着した皿を複数枚用意した。
(洗浄力評価方法)
市販の新品の高密度ウレタンスポンジ(キクロン株式会社)に表の硬質表面用液体洗浄剤組成物1gと水道水30gを染み込ませ十分に泡立てた状態にした後、スポンジで10回擦ってモデル汚れ皿を洗浄した。10回擦ったのち皿を流水にかざし、泡と浮き上がった汚れをすすいだ。すすいだ皿を目視で確認して、着色したモデル汚れが認められない時、その皿は洗浄出来たものとして数えた。次に洗う皿の上でスポンジを揉んでから次のモデル汚れ皿も同様に洗浄した。この操作を繰り返し行い、洗浄出来た皿の枚数をその組成物の洗浄力とした。
評価は、専門パネラー1名の評価者が2回試験を行い、その平均値とした。値が大きいほど洗浄力に優れる。
市販の新品の高密度ウレタンスポンジ(キクロン株式会社)に表の硬質表面用液体洗浄剤組成物1gと水道水30gを染み込ませ十分に泡立てた状態にした後、スポンジで5回擦って汚れのない陶器皿を洗浄した。5回擦ったのち皿を流水にかざし泡をすすぎ、着色した水に1分間浸漬し、取り出した後、垂直に静置した時の水切れが完了するまでの時間を測定した。水切れの完了は、目視にて着色水が皿上から切れきった状態となった時点とした。
◎:静置後、10秒以内に水切れが完了する。
○:静置後、10秒を超え30秒以内に水切れが完了する。
△:静置後、30秒を超え3分以内に水切れが完了する。
×:静置後、3分を超えて水切れが完了する。
Claims (3)
- 界面活性剤を含有する硬質表面用液体洗浄剤組成物であって、
界面活性剤として、(A)非イオン界面活性剤〔以下、(A)成分という〕、及び(B)両性界面活性剤〔以下、(B)成分という〕を含有し
界面活性剤中、(A)成分の割合が60質量%以上であり、
(B)成分を、組成物中、1質量%以上10質量%以下含有し、
(A)成分として、(A1)アルキル基の炭素数が10以上18以下であり、アルカノール基の炭素数が2又は3であるアルキルモノ又はジアルカノールアミン又はそのアルキレンオキシド付加物(アルキレンオキシドの炭素数は2又は3である)〔以下、(A1)成分という〕を含有し、
(A)成分として、(A2)アミンオキシド型界面活性剤(以下、(A2)成分という)、(A3)アルキルグリコシド型界面活性剤(以下、(A3)成分という)、及び(A4)グリセリルエーテル型界面活性剤(以下、(A4)成分という)から選ばれる一種以上を含有し、
(A)成分として、(A3)成分及び(A4)成分を含有し、(A3)成分及び(A4)成分を合計で、組成物中、10質量%以上40質量%以下含有し、(A3)成分の含有量と(A4)成分の含有量の質量比である、(A3)/(A4)が、2以上7以下であり、
(A)成分及び(B)成分の合計中、(A1)成分の割合が、0.5質量%以上20質量%以下である、
硬質表面用液体洗浄剤組成物。 - 界面活性剤として、任意に(C)陰イオン界面活性剤を含有し、界面活性剤中、(C)の割合が10質量%以下である、請求項1記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
- 食器洗浄用である、請求項1又は2記載の硬質表面用液体洗浄剤組成物。
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