JP7199300B2 - サッシ枠用の治具及びサッシ枠用の治具の使用方法 - Google Patents

サッシ枠用の治具及びサッシ枠用の治具の使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、サッシ枠用の治具、及び、サッシ枠用の治具の使用方法に関する。
建具のサッシ枠は、一般に、複数の枠を枠組みすることで形成されている。シャッターが設けられた建具では、シャッターのシャッターカーテンが、サッシ枠の室外側で、左右のシャッターガイドによりガイドされて昇降する。シャッターガイドは、ガイド連結部材に取り付けられて、ガイド連結部材により、一対の縦枠のそれぞれに連結されている。また、従来、ガイドレール下地枠(ガイド連結部材)を縦枠の室外側部に突出して設けて、ガイドレール(シャッターガイド)をガイドレール下地枠の室外側に取り付けたサッシ枠が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたサッシ枠において、ガイドレール下地枠は、縦枠の室外側部に突出して設けられた突出部であり、縦枠は、突出部を有する突出枠である。このように、突出枠を有するサッシ枠では、突出部を突出枠の室外側部に設けた状態で、サッシ枠を組み立てることがある。例えば、プレハブ工法により建物を組み立てるときには、少なくともサッシ枠を含む組立体を予め組み立て、組立体と他の部材(積み重ね体)を積み重ねて建物の施工現場に搬送する。建物の施工現場で、組立体と積み重ね体等を用いて、建物を組み立てる。
組立体を組み立てるときには、作業台の作業部に突出部を当接させた状態で、サッシ枠及び組立体を組み立てる。その際、突出枠以外の枠が作業部から上方に離隔することがある。この場合には、サッシ枠が安定せず、組立体の組み立て作業が行い難くなる。また、組立体と積み重ね体を積み重ねるときには、突出部が積み重ね体と接触して損傷する虞がある。これらの問題に対しては、治具をサッシ枠の突出部側のスペーサとして用いることが有効である。しかしながら、組み立て用の治具と積み重ね用の治具の2つの治具を用意する必要があり、治具の数が増えて、治具の管理に手間もかかる。
特開2014-181479号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、突出部が室外側部に設けられた突出枠を有するサッシ枠用の治具であって、少なくともサッシ枠を含む組立体を組み立てるときと、組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、サッシ枠の突出部側のスペーサとして兼用可能な治具を提供することである。
本発明は、突出部が室外側部に設けられた突出枠を有するサッシ枠用の治具であって、前記治具は、互いに異なる箇所に設けられた載置部、受け部、当接部、及び、保持部を有するとともに、前記当接部に形成された第1接触部及び第2接触部を有し、作業台の作業部の上で、前記突出部を前記突出枠の室外側部と前記作業部の間に配置して前記作業部に当接させた状態で、少なくとも前記サッシ枠を含む組立体を組み立てるときに、前記載置部は、前記作業部に載置され、前記受け部は、前記突出枠以外の枠を受け前記組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、前記治具が前記サッシ枠と前記積み重ね体の間に配置された状態で、前記当接部は、前記サッシ枠と当接し、前記保持部は、前記積み重ね体と当接して前記積み重ね体を保持し、前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記治具は、前記突出枠の前記突出部が設けられた箇所と前記積み重ね体の間に配置されて、前記突出部の先端部よりも前記積み重ね体側の位置まで突出して、前記積み重ね体を前記突出部から離隔した位置に保持し、前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記第1接触部は、前記突出部に接触し、前記第2接触部は、前記突出枠の室外側部における前記突出枠の見込み部が接続する部分に接触するサッシ枠用の治具である。
本発明によれば、突出部が室外側部に設けられた突出枠を有するサッシ枠用の治具であって、少なくともサッシ枠を含む組立体を組み立てるときと、組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、サッシ枠の突出部側のスペーサとして兼用可能な治具を提供することができる。
本実施形態の窓の室外側に設置されるシャッターを示す正面図である。 本実施形態の窓の正面図である。 本実施形態のサッシ枠の縦断面図である。 本実施形態のサッシ枠の横断面図である。 本実施形態のサッシ枠の横枠と縦枠の結束に用いられる結束材を示す断面図である。 本実施形態の組立体を組み立てるときのサッシ枠と治具を示す断面図である。 本実施形態の組立体と積み重ね体を積み重ねた状態を示す断面図である。 他の実施形態のサッシ枠の縦枠を示す横断面図である。
本発明のサッシ枠用の治具、及び、サッシ枠用の治具の使用方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のサッシ枠用の治具(以下、単に、治具という)は、建具の枠体であるサッシ枠に用いられるスペーサ治具である。以下では、建具がスライド式の障子を備えた窓(サッシ窓)である場合を例にとり、本実施形態の治具、及び、治具の使用方法について説明する。治具は、サッシ枠の建物への設置前に、サッシ枠と組み合わされて使用されて、サッシ枠の組み立て及び搬送に用いられる。
図1は、本実施形態の窓の室外側に設置されるシャッター10を示す正面図であり、室外側からみたシャッター10を示している。
図示のように、シャッター10は、窓の上側に設けられるシャッターケース11と、窓の室外側で昇降可能なシャッターカーテン12と、左右のシャッターガイド13を備えている。シャッターカーテン12は、シャッターケース11内に収容されるとともに、上下方向に移動して開閉する。また、シャッターカーテン12は、シャッターケース11内に設けられた回転軸(図示せず)に取り付けられて、回転軸に巻き付けられる。
シャッターガイド13は、シャッターカーテン12の昇降時(開閉時)に、シャッターカーテン12をガイドする。シャッターカーテン12を閉めるときには、シャッターカーテン12は、シャッターケース11から下方に繰り出されて窓を覆う。シャッターカーテン12を開けるときには、シャッターカーテン12は、シャッターケース11に向かって巻き上げられて、上方に移動し、シャッターケース11内に収容される。
図2は、本実施形態の窓1の正面図であり、室外側からみた窓1を示している。また、図2では、シャッター10を鎖線で示している。なお、窓1を正面からみたときに、上下となる方向が上下方向であり、左右となる方向が左右方向である。図2では、上下方向は垂直方向であり、左右方向は水平方向である。
図示のように、窓1は、建物の開口部に設置される引き違い窓であり、建物の室内と室外の間に配置される。また、窓1は、スライドにより移動する一対の障子2と、一対の障子2を囲むサッシ枠3を備えている。シャッター10は、サッシ枠3に連結されて、建物の室外側に設置される。
一対の障子2は、方形状の可動障子であり、サッシ枠3の開口部3Aで引き違いに移動する。障子2は、框体20と、框体20内に配置されたパネル体21を有している。パネル体21は、例えば、複数のガラス板を有する複層ガラスであり、框体20に嵌め込まれている。障子2が左右方向に移動して、サッシ枠3の開口部3Aが開閉される。
サッシ枠3は、建物の開口部に設置される開口枠(窓枠)であり、枠組みされた複数の枠4~6(上下の横枠4、5、左右の縦枠6)と、左右のガイド連結部材7を有している。複数の枠4~6は、サッシ枠3を構成する枠材である。また、一方の横枠4は、上枠であり、他方の横枠5は、下枠である。横枠4、5は、サッシ枠3の上部と下部で左右方向(横方向)に延び、縦枠6は、サッシ枠3の両側の側部で上下方向(縦方向)に延びる。一対の横枠4、5と一対の縦枠6が方形状に組み合わされて、枠4~6の長手方向の端部同士が接続されている。4つの枠4~6が組み立てられて、方形状のサッシ枠3が形成されている。
ガイド連結部材7は、縦枠6の室外側で縦枠6に連結された縦枠6のアタッチメントであり、シャッター10のシャッターガイド13は、ガイド連結部材7に連結されている。一対の縦枠6に対応して、一対のガイド連結部材7と一対のシャッターガイド13が、建物においてサッシ枠3の室外側に配置されている。ガイド連結部材7とシャッターガイド13は、縦枠6の長手方向に沿って延び、縦枠6の上端部から下端部まで配置されている。
図3は、本実施形態のサッシ枠3の縦断面図であり、図4は、本実施形態のサッシ枠3の横断面図である。図3、図4では、建物に設置したサッシ枠3を示しており、図4では、シャッター10のシャッターガイド13を鎖線で示している。
図示のように、サッシ枠3において、枠4~6のそれぞれの見付け方向T4~T6は、サッシ枠3を正面からみたときの各枠4~6の幅方向であり、枠4~6のそれぞれの見込み方向K4~K6は、サッシ枠3を正面からみたときの各枠4~6の奥行方向である。サッシ枠3を建物に設置した状態で、枠4~6の見込み方向K4~K6は、室内外方向である。また、見込み方向K4~K6の一方側は、室外側であり、見込み方向K4~K6の他方側は、室内側である。このように、サッシ枠3に関して室内側、室外側とは、建物に設置したときのサッシ枠3の室内側、室外側である。
サッシ枠3の枠4~6は、固定部材であるネジ30により、建物の壁パネル31に固定されている。壁パネル31は、建物において外壁となる壁部材であり、サッシ枠3の外周側に配置されて、サッシ枠3を囲む。横枠4、5(図3参照)は、それぞれ、見込み部4A、5Aと、見込み部4A、5Aの室外側に位置する室外側部4B、5Bと、突片である固定部4C、5Cを有している。見込み部4A、5Aは、サッシ枠3の内周部を構成する横枠4、5の内周部であり、横枠4、5の見込み方向K4、K5に沿って形成されている。室外側部4B、5Bは、横枠4、5の室外側に位置する部分であり、見込み部4A、5Aの室外側に連続して形成されている。固定部4C、5Cは、横枠4、5の外周部に突出して形成され、壁パネル31の室外側で壁パネル31に接触して、ネジ30により、壁パネル31に固定されている。
建物において、横枠4、5の室外側部4B、5Bは、壁パネル31よりも室外側に配置されている。横枠4(上枠)の室外側部4Bは、横枠4の室外側の見付け部であり、板状に形成されて、固定部4Cよりもサッシ枠3の開口部3A側(下側)に位置している。横枠5(下枠)の室外側部5Bは、横枠5の室外側の見付け部であり、段部を有する板状に形成されて、固定部5Cよりもサッシ枠3の開口部3A側(上側)に位置している。また、室外側部5Bは、下端部から室外側に向かって突出する突起5Dを有している。
縦枠6(図4参照)は、見込み部6Aと、見込み部6Aの室外側に位置する室外側部6Bと、突片である固定部6Cと、室外側の中空部6Dを有している。見込み部6Aは、サッシ枠3の内周部を構成する縦枠6の内周部であり、縦枠6の見込み方向K6に沿って形成されている。室外側部6Bは、縦枠6の室外側に位置する部分であり、見込み部6Aの室外側に連続して形成されている。固定部6Cは、縦枠6の外周部に突出して形成され、壁パネル31の室外側で壁パネル31に接触して、ネジ30により、壁パネル31に固定されている。中空部6Dは、見込み部6Aからサッシ枠3の開口部3Aの反対側に向かって突出し、縦枠6の見付け方向T6に沿って形成されている。
縦枠6の室外側部6Bは、縦枠6の室外側の見付け部であり、板状に形成されて、固定部6Cよりもサッシ枠3の開口部3A側に位置している。また、室外側部6Bは、見込み部6Aと接続する接続部6Eを有している。接続部6Eは、縦枠6の室外側部6Bにおける見込み部6Aが接続する部分であり、縦枠6の見付け方向T6において室外側部6Bの両端部の間に位置している。見込み部6Aの室外側の端部は、室外側部6Bの接続部6Eに接続しており、室外側部6Bは、接続部6E(見込み部6Aの室外側の端部)から縦枠6の見付け方向T6の両側に向かって形成されている。
中空部6Dの室外側の壁部は、縦枠6の室外側部6Bであり、縦枠6の見付け方向T6に沿って形成されている。建物において、縦枠6の室外側部6B及び中空部6Dは、壁パネル31よりも室外側に配置され、中空部6Dの室内側(壁パネル31側)の壁部は、壁パネル31に接触する。室外側部6Bと壁パネル31の間には、中空部6D内の空間が位置しており、室外側部6Bが壁パネル31から室外側に離隔した位置に配置される。
シャッターガイド13とガイド連結部材7は、縦枠6の室外側部6Bよりも室外側に配置されて、室外側部6Bに連結されている。シャッターガイド13は、溝状に形成されたガイドレールであり、シャッターカーテン12の側部を縦枠6の長手方向にガイドする。ガイド連結部材7は、シャッターガイド13の下地となるガイド下地材であり、縦枠6の室外側部6Bに突出して設けられている。シャッターガイド13は、ガイド連結部材7に取り付けられて、ガイド連結部材7により、室外側部6Bに連結されている。
ガイド連結部材7は、縦枠6の室外側部6Bに設けられた縦枠6の室外側の突出部であり、縦枠6は、突出部であるガイド連結部材7を有する突出枠(突出枠材)である。縦枠6のガイド連結部材7は、サッシ枠3の縦枠6以外の枠の室外側部(ここでは、横枠4、5の室外側部4B、5B)よりも室外側に突出している。このように、サッシ枠3は、枠組みされた複数の枠4~6のなかに、ガイド連結部材7が室外側部6Bに突出して設けられた突出枠である縦枠6と、ガイド連結部材7が室外側部4B、5Bに設けられていない非突出枠である横枠4、5を有している。
ガイド連結部材7は、ネジ14により縦枠6の室外側部6Bに装着される板状の装着部7Aと、装着部7Aから室外側に突出する2つの突片7B、7C(第1突片7B、第2突片7C)を有している。第1突片7Bと第2突片7Cは、縦枠6の見付け方向T6に間隔を開けて形成されており、第2突片7Cは、第1突片7Bに対してサッシ枠3の開口部3A側に位置している。第1突片7Bの突出寸法は、第2突片7Cの突出寸法よりも大きい。そのため、第1突片7Bの先端部は、ガイド連結部材7の突出方向の先端に位置するガイド連結部材7の先端部7Dである。
シャッターガイド13は、ガイド連結部材7の突片7B、7Cに取り付けられている。ネジ14は、室外側からガイド連結部材7の装着部7Aを貫通して、縦枠6の室外側部6Bに取り付けられている。装着部7A及びガイド連結部材7は、取付部材であるネジ14により、縦枠6の室外側部6Bに取り付けられている。ガイド連結部材7は、縦枠6の室外側部6Bから室外側に向かって突出する。
ここでは、窓1及びサッシ枠3は、プレハブ工法で組み立てられる建物に設置される。また、サッシ枠3の組み立て前に、サッシ枠3の枠4~6は、結束材により結束された状態で、保管又は搬送される。建物の組み立て前に、少なくともサッシ枠3を含む組立体を組み立て、組立体と他の部材(積み重ね体)を積み重ねて建物の施工現場に搬送する。組立体を組み立てるときと、組立体と積み重ね体を積み重ねるときには、同じ治具を、サッシ枠3のガイド連結部材7側のスペーサとして兼用する。建物の施工現場では、組立体と積み重ね体等を用いて、建物を組み立て、シャッターガイド13をサッシ枠3のガイド連結部材7に連結する。
図5は、本実施形態のサッシ枠3の横枠4、5と縦枠6の結束に用いられる結束材40を示す断面図であり、枠4~6の長手方向に直交する断面を示している。図5Aは、枠4~6を結束する結束材40を示し、図5Bは、枠4~6を取り外した後の結束材40を示している。
図示のように、結束材40は、上下の横枠4、5を拘束する2つの横枠用の拘束部41と、左右の縦枠6を拘束する2つの縦枠用の拘束部42と、結束材40を開くための2つの切込み43を有している。横枠用の拘束部41(図5A参照)は、横枠4、5を囲む結束材40の内側拘束部であり、縦枠用の拘束部42は、縦枠6が装着される結束材40の外側拘束部である。
結束材40は、拘束部41、42にサッシ枠3の枠4~6を拘束して、組み立て前のサッシ枠3の複数の枠4~6を結束する。また、枠4~6の長手方向の複数箇所に結束材40を設けて、複数の結束材40により、枠4~6を結束する。サッシ枠3及び組立体を組み立てるときには、縦枠6を結束材40の拘束部42から取り外した後に、結束材40を切込み43の部分で外側に向かって折り曲げる(図5B参照)。これにより、結束材40を変形させて開き、横枠4、5を結束材40から取り外す。
結束材40は、スペーサ用の治具50となる部分(治具部44)を有している。治具50は、結束材40の一部であり、結束材40に分離可能に組み込まれている。例えば、治具50の外面形状に対応する切込みを結束材40に形成することで、治具部44を結束材40に形成する。或いは、結束材40に嵌合部45を形成し、治具50を嵌合部45に嵌合して結束材40に取り付ける。結束材40を横枠4、5と縦枠6から外した後に、複数の結束材40のそれぞれから治具50を分離する。ここでは、枠4~6を少なくとも2つの結束材40により結束し、少なくとも2つの治具50を結束材40から分離する。治具50は、組立体の組み立て、及び、組立体と積み重ね体の積み重ねに用いられる。
図6は、本実施形態の組立体60を組み立てるときのサッシ枠3と治具50を示す断面図であり、組み立ての途中段階の組立体60を示している。図6では、図3に対応するサッシ枠3の縦断面を示すとともに、図4に対応する一方の縦枠6とガイド連結部材7の横断面を模式的に追加して鎖線で示している。
図示のように、ガイド連結部材7を縦枠6の室外側部6Bに設けた状態で、サッシ枠3及び組立体60を作業台32の上で組み立てる。作業台32は、組立体60の組み立て作業を行う作業場所であり、上面側に位置する作業部33を有している。作業部33は、作業台32の平面状の上面部であり、水平方向に沿って配置されている。作業部33の上で、サッシ枠3及び組立体60を横に寝かせた状態(作業部33に沿って配置した状態)で組み立てる。
サッシ枠3の組み立て前に、ガイド連結部材7を縦枠6の室外側部6Bに取り付ける。作業台32の作業部33において、左右の縦枠6及び上下の横枠4、5を横に寝かせた状態で方形状に配置して枠組みし、サッシ枠3を組み立てる。その際、縦枠6の室外側部6Bと横枠4、5の室外側部4B、5Bを下側(作業部33側)に向けて配置して作業部33と対向させる。左右の縦枠6のそれぞれで、ガイド連結部材7は、縦枠6の室外側部6Bから作業部33に向かって突出して、縦枠6の室外側部6Bと作業部33の間に配置される。また、ガイド連結部材7の先端部7Dが作業部33に当接する。ガイド連結部材7は、縦枠6の室外側部6Bと作業部33の間に挟まれて、縦枠6を作業部33に沿う状態(水平方向に沿って延びる状態)で支持する。ガイド連結部材7により、縦枠6は、作業部33から上方に離隔した位置に配置される。
治具50は、横枠4、5(ここでは、横枠4、5の室外側部4B、5B及び固定部4C、5C)と作業部33の間に配置されるブロック状のスペーサであり、横枠4、5を縦枠6と枠組み可能な位置に配置する。上下の横枠4、5のそれぞれで、治具50は、横枠4、5の長手方向の少なくとも1箇所(1箇所又は複数箇所)に配置されて、横枠4、5と作業部33に当接する。治具50は、横枠4、5と作業部33の間に挟まれて、横枠4、5を作業部33に沿う状態で支持する。横枠4、5は、それぞれ治具50に載置されて、治具50により、作業部33から上方に離隔した位置に配置される。ガイド連結部材7と治具50により、サッシ枠3は、全周にわたって、作業部33に沿って配置されて、作業部33と対向する。
治具50は、相対する部分に形成された載置部51と受け部52を有している。組立体60を組み立てるときに、載置部51は、作業部33に載置され、受け部52は、縦枠6以外の枠(ここでは、横枠4、5)を受ける。載置部51は、治具50の作業部33側の平面状に形成された部分であり、作業部33に当接する。受け部52は、治具50の横枠4、5側の凹凸形状に形成された部分であり、横枠4、5は、受け部52に載置される。受け部52が横枠4、5に当接する状態で、載置部51とガイド連結部材7の先端部7Dが同一平面に当接するように、載置部51は、ガイド連結部材7の先端部7Dと位置を合わせて形成されている。
治具50の受け部52は、上側に突出する凸部53と、下側に窪む凹部54を有している。横枠5(下枠)では、室外側部5Bの突起5Dは、凹部54内に配置される。治具50の受け部52は、横枠4、5の室外側部4B、5Bを受けるとともに、凸部53により、横枠4、5の固定部4C、5Cを受ける。上下の横枠4、5は、少なくとも室外側部4B、5B(ここでは、室外側部4B、5Bと固定部4C、5C)において、同じ形状の治具50の受け部52に載置されて、受け部52で受けられる。
作業台32の作業部33の上で、ガイド連結部材7を縦枠6の室外側部6Bと作業部33の間に配置して作業部33に当接させた状態で、組立体60を組み立てるときに、治具50は、作業部33に載置されて、作業部33と対向する横枠4、5を受ける。ガイド連結部材7と治具50により、サッシ枠3は、作業部33から上方に離隔した位置に配置され、作業部33に沿って配置された状態で、ガタツキなく支持される。その状態で、サッシ枠3を組み立てるとともに、組立体60を組み立てる。サッシ枠3に周辺部材(図示せず)が組み付けられて、組立体60が組み立てられる。周辺部材は、サッシ枠3の周辺に設けられる部材(ここでは、壁パネル31)(図3、図4参照)であり、サッシ枠3を囲んで組み付けられる。組立体60の組み立て後に、組立体60と積み重ね体が積み重ねられる。
図7は、本実施形態の組立体60と積み重ね体61を積み重ねた状態を示す断面図であり、図4に対応するサッシ枠3の横断面を示している。
図示のように、積み重ね体61は、組立体60の上側又は下側に積み重ねられる部材(例えば、他の組立体60、サッシ枠3を設けていない壁パネル34)である。ここでは、2つの組立体60を上下方向に積み重ね、上側の組立体60の上側に壁パネル34を積み重ねている。2つの組立体60では、上側の組立体60は、下側の組立体60の上側に積み重ねられる積み重ね体61である。上側の組立体60と壁パネル34では、壁パネル34は、組立体60の上側に積み重ねられる積み重ね体61である。
治具50と上側の組立体60の間、及び、治具50と壁パネル34の間には、緩衝材62が挟まれている。緩衝材62は、例えば、木製の横木であり、組立体60と壁パネル34の損傷を防止する。ここでは、緩衝材62は、積み重ね体61の一部を構成しており、組立体60又は壁パネル34とともに組立体60に積み重ねられる。これに対し、治具50と上側の組立体60の間、及び、治具50と壁パネル34の間には、緩衝材62を挟まないようにしてもよい。
組立体60及び積み重ね体61を横に寝かせた状態(水平方向に沿う状態)で、組立体60の組み立てに使用した治具50を使用して、組立体60と積み重ね体61を上下に積み重ねる。その際、縦枠6の室外側部6Bと横枠4、5の室外側部4B、5Bを積み重ね体61側(ここでは、上側)に向けて配置する。左右の縦枠6のそれぞれで、ガイド連結部材7は、組立体60の上側に位置し、縦枠6の室外側部6Bから上側に突出する。その状態で、組立体60の上側(ガイド連結部材7側)に積み重ね体61を積み重ねる。
組立体60と積み重ね体61を積み重ねるときに、治具50は、サッシ枠3のガイド連結部材7側(上側)で、ガイド連結部材7を含むサッシ枠3と積み重ね体61の間に配置される。ガイド連結部材7と治具50は、縦枠6の室外側部6Bから積み重ね体61に向かって突出する。ここでは、治具50は、縦枠6のガイド連結部材7が設けられた箇所と積み重ね体61の間に配置されて、ガイド連結部材7の積み重ね体61側の先端部7Dよりも積み重ね体61側(上側)の位置まで突出して積み重ね体61に当接する。治具50は、組立体60と積み重ね体61を上下方向に離隔させるスペーサであり、積み重ね体61を組立体60から上下方向に離隔した位置(組立体60に接触しない位置)に保持する。
左右の縦枠6のそれぞれで、治具50は、サッシ枠3と積み重ね体61の間に挟まれて、サッシ枠3と積み重ね体61に当接する。治具50は、ガイド連結部材7よりも上側で積み重ね体61に当接して、ガイド連結部材7と積み重ね体61の間に間隙を形成する。これにより、治具50は、積み重ね体61をサッシ枠3のガイド連結部材7から上下方向に離隔した位置(ガイド連結部材7に接触しない位置)に保持する。ガイド連結部材7及び組立体60は、治具50により、積み重ね体61から保護される。その状態で、互いに積み重ねられた組立体60と積み重ね体61を搬送する。
治具50は、相対する部分に形成された当接部55と保持部56を有している。組立体60と積み重ね体61を積み重ねるときに、当接部55は、サッシ枠3と当接し、保持部56は、積み重ね体61を保持する。当接部55は、治具50のサッシ枠3側の凹凸形状に形成された部分であり、サッシ枠3に載置される。保持部56は、治具50の積み重ね体61側の平面状に形成された部分である。積み重ね体61が保持部56に載置されて、保持部56が積み重ね体61と当接する。
治具50の当接部55がサッシ枠3に当接する状態で、治具50の保持部56は、ガイド連結部材7の先端部7Dよりも積み重ね体61側(上側)の位置に配置されて積み重ね体61と当接する。治具50の当接部55、保持部56、載置部51、受け部52は、治具50の互いに異なる箇所に設けられている。組立体60(図6参照)を組み立てるときと、組立体60(図7参照)と積み重ね体61を積み重ねるときとで、治具50のサッシ枠3側となる部分(サッシ枠3と当接する部分)を変更して、治具50のスペーサとしての機能を変更する。
治具50は、当接部55に形成された2つの接触部57、58(第1接触部57、第2接触部58)と、2つの接触部57、58の間に形成された凹状の収容部59を有している。治具50の当接部55は、接触部57、58で、ガイド連結部材7を含むサッシ枠3に当接する。第1接触部57は、ガイド連結部材7に接触して、ガイド連結部材7に支持される。第2接触部58は、縦枠6の室外側部6Bに接触して、縦枠6の室外側部6Bに支持される。治具50が受ける荷重は、当接部55の第1接触部57により、ガイド連結部材7に加えられるとともに、当接部55の第2接触部58により、縦枠6の室外側部6Bに加えられる。
当接部55の第1接触部57は、ガイド連結部材7の第1突片7Bと第2突片7Cの間に配置されて、ガイド連結部材7の装着部7Aに接触する。当接部55の第2接触部58は、縦枠6の見込み部6Aが接続する室外側部6Bの接続部6Eに接触して、接続部6Eにおいて支持される。収容部59は、ガイド連結部材7の第2突片7Cを収容しており、第2突片7Cは、第1接触部57と第2接触部58の間に配置される。治具50は、ガイド連結部材7の第2突片7Cを跨いで、ガイド連結部材7の装着部7Aから縦枠6の室外側部6Bまで配置されており、第2突片7Cの両側に位置する。
以上説明したように、治具50は、組立体60を組み立てるときと、組立体60と積み重ね体61を積み重ねるときの両方に、スペーサとして兼用可能である。そのため、予め準備する治具50の数を削減でき、治具50の管理を容易にすることができる。組立体60を組み立てるときには、治具50により、サッシ枠3を安定させて、組立体60の組み立て作業を容易に行うことができる。組立体60と積み重ね体61を積み重ねるときには、治具50により、ガイド連結部材7と積み重ね体61の接触を防止して、ガイド連結部材7の損傷を抑制することができる。
載置部51、受け部52、当接部55、及び、保持部56を有する治具50を用いることで、組立体60を組み立てるときと、組立体60と積み重ね体61を積み重ねるときのそれぞれに対応して、治具50を適切に配置することができる。治具50は、縦枠6のガイド連結部材7が設けられた箇所で、ガイド連結部材7の先端部7Dよりも積み重ね体61側の位置まで突出する。そのため、ガイド連結部材7の周辺で、治具50により、ガイド連結部材7を確実に保護することができる。治具50を結束材40に分離可能に組み込むことで、結束材40を有効に活用することができ、治具50を横枠4、5及び縦枠6とともに運搬又は保管することもできる。
治具50の2つの接触部57、58により、治具50からサッシ枠3に作用する荷重をガイド連結部材7と縦枠6の室外側部6Bに分散することができる。これにより、治具50から作用する荷重に起因して、縦枠6が変形又は損傷するのを抑制することができる。第2接触部58が縦枠6の室外側部6Bの接続部6Eに接触しており、接続部6Eに接続する縦枠6の見込み部6Aにより、第2接触部58及び治具50を安定して支持することができる。また、第2接触部58から縦枠6の室外側部6Bに作用する荷重を縦枠6の見込み部6Aで受けることで、縦枠6の変形をより抑制することができる。
図8は、他の実施形態のサッシ枠3の縦枠6を示す横断面図であり、図4と同様に、縦枠6とシャッター10のシャッターガイド13を示している。
図示のように、ここでは、縦枠6は、ガイド連結部材7に替えて、シャッターガイド13が連結されるガイド連結部7Eを有している。ガイド連結部7Eは、縦枠6に形成されたガイド連結部材7に相当する部分であり、ガイド連結部材7と同様の機能を有している。また、ガイド連結部7Eは、縦枠6の室外側部6Bから室外側に突出する2つの突片7B、7Cを有しており、縦枠6の室外側部6Bと一体に形成されている。シャッターガイド13は、ガイド連結部7Eの突片7B、7Cに取り付けられている。
縦枠6のガイド連結部7Eは、縦枠6の室外側部6Bに突出して設けられた縦枠6の室外側の突出部であり、横枠4、5の室外側部4B、5Bよりも室外側に突出している。組立体60と積み重ね体61を積み重ねるときには(図7参照)、治具50の第1接触部57は、縦枠6の室外側部6Bに接触して、縦枠6の室外側部6Bに支持される。また、治具50の当接部55は、縦枠6の室外側部6Bのみに接触する。
このように、縦枠6の突出部は、縦枠6に連結される突出部材であってもよく、縦枠6と一体に形成された縦枠6の突出部分であってもよい。また、縦枠6の突出部は、ガイド連結部材7以外のアタッチメントであってもよく、アタッチメント以外の突出部であってもよい。以上の各実施形態では、一対の縦枠6の室外側部6Bに突出部を設ける例について説明したが、突出部が設けられる突出枠は、いずれか一方の縦枠6であってもよく、サッシ枠3の縦枠6以外の枠(例えば、横枠4、5の両方、又は、いずれか一方)であってもよい。
なお、組立体60は、サッシ枠3と壁パネル31以外の部材を有していてもよく、サッシ枠3のみを有していてもよい。壁パネル34と組立体60以外の積み重ね体61を、治具50を用いて、組立体60に積み重ねるようにしてもよい。サッシ枠は、引き違い窓以外の窓(例えば、片引き窓、上げ下げ窓、固定窓)のサッシ枠であってもよい。本発明の治具は、突出枠の室外側部に突出して設けられた突出部を有する種々のサッシ枠に用いることができる。また、本発明は、互いに組み合わされるサッシ枠及びサッシ枠用の治具として実施することもできる。
以上のとおり、治具は、突出部が室外側部に設けられた突出枠を有するサッシ枠用の治具であって、
作業台の作業部の上で、前記突出部を前記突出枠の室外側部と前記作業部の間に配置して前記作業部に当接させた状態で、少なくとも前記サッシ枠を含む組立体を組み立てるときに、前記作業部に載置されて、前記突出枠以外の枠を受けるとともに、
前記組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、前記サッシ枠と前記積み重ね体の間に配置されて、前記積み重ね体を前記突出部から離隔した位置に保持するサッシ枠用の治具である。
従って、突出部が室外側部に設けられた突出枠を有するサッシ枠用の治具であって、少なくともサッシ枠を含む組立体を組み立てるときと、組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、サッシ枠の突出部側のスペーサとして兼用可能な治具を提供することができる。
サッシ枠用の治具は、前記組立体を組み立てるときに、前記作業部に載置される載置部と、前記組立体を組み立てるときに、前記突出枠以外の枠を受ける受け部と、前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記サッシ枠と当接する当接部と、前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記積み重ね体を保持する保持部と、を有する。
組立体を組み立てるときと、組立体と積み重ね体を積み重ねるときのそれぞれに対応して、治具を適切に配置することができる。
サッシ枠用の治具は、前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記突出枠の前記突出部が設けられた箇所と前記積み重ね体の間に配置されて、前記突出部の先端部よりも前記積み重ね体側の位置まで突出する。
組立体と積み重ね体を積み重ねたときに、突出部の周辺で、治具により、突出部を確実に保護することができる。
サッシ枠用の治具は、前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記突出部に接触する第1接触部、及び、前記突出枠の室外側部に接触する第2接触部を有し、
前記第2接触部は、前記突出枠の室外側部における前記突出枠の見込み部が接続する部分に接触する。
第1接触部と第2接触部により、治具からサッシ枠に作用する荷重を突出部と突出枠の室外側部に分散でき、治具から作用する荷重に起因して、突出枠が変形又は損傷するのを抑制することができる。
突出枠の見込み部により、第2接触部及び治具を安定して支持することができる。また、第2接触部から突出枠の室外側部に作用する荷重を突出枠の見込み部で受けることで、突出枠の変形をより抑制することができる。
サッシ枠用の治具は、組み立て前の前記複数の枠を結束する結束材に分離可能に組み込まれる。
結束材を有効に活用することができ、治具をサッシ枠の複数の枠とともに運搬又は保管することもできる。
サッシ枠用の治具の使用方法では、
前記組立体を組み立てるときに、前記治具を前記作業部に載置して、前記突出枠以外の枠を前記治具で受け、
前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記治具を前記サッシ枠と前記積み重ね体の間に配置して、前記治具により、前記積み重ね体を前記突出部から離隔した位置に保持する。
従って、組立体を組み立てるときと、組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、サッシ枠用の治具をサッシ枠の突出部側のスペーサとして兼用することができる。
1・・・窓、2・・・障子、3・・・サッシ枠、3A・・・開口部、4・・・横枠、4A・・・見込み部、4B・・・室外側部、4C・・・固定部、5・・・横枠、5A・・・見込み部、5B・・・室外側部、5C・・・固定部、5D・・・突起、6・・・縦枠、6A・・・見込み部、6B・・・室外側部、6C・・・固定部、6D・・・中空部、6E・・・接続部、7・・・ガイド連結部材、7A・・・装着部、7B・・・第1突片、7C・・・第2突片、7D・・・先端部、7E・・・ガイド連結部、10・・・シャッター、11・・・シャッターケース、12・・・シャッターカーテン、13・・・シャッターガイド、14・・・ネジ、20・・・框体、21・・・パネル体、30・・・ネジ、31・・・壁パネル、32・・・作業台、33・・・作業部、34・・・壁パネル、40・・・結束材、41・・・拘束部、42・・・拘束部、43・・・切込み、44・・・治具部、45・・・嵌合部、50・・・治具、51・・・載置部、52・・・受け部、53・・・凸部、54・・・凹部、55・・・当接部、56・・・保持部、57・・・第1接触部、58・・・第2接触部、59・・・収容部、60・・・組立体、61・・・積み重ね体、62・・・緩衝材、K4~K6・・・見込み方向、T4~T6・・・見付け方向。

Claims (3)

  1. 突出部が室外側部に設けられた突出枠を有するサッシ枠用の治具であって、
    前記治具は、互いに異なる箇所に設けられた載置部、受け部、当接部、及び、保持部を有するとともに、前記当接部に形成された第1接触部及び第2接触部を有し、
    作業台の作業部の上で、前記突出部を前記突出枠の室外側部と前記作業部の間に配置して前記作業部に当接させた状態で、少なくとも前記サッシ枠を含む組立体を組み立てるときに、前記載置部は、前記作業部に載置され、前記受け部は、前記突出枠以外の枠を受け
    前記組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、前記治具が前記サッシ枠と前記積み重ね体の間に配置された状態で、前記当接部は、前記サッシ枠と当接し、前記保持部は、前記積み重ね体と当接して前記積み重ね体を保持し、
    前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記治具は、前記突出枠の前記突出部が設けられた箇所と前記積み重ね体の間に配置されて、前記突出部の先端部よりも前記積み重ね体側の位置まで突出して、前記積み重ね体を前記突出部から離隔した位置に保持し、
    前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記第1接触部は、前記突出部に接触し、前記第2接触部は、前記突出枠の室外側部における前記突出枠の見込み部が接続する部分に接触するサッシ枠用の治具。
  2. 請求項に記載されたサッシ枠用の治具において、
    組み立て前の前記サッシ枠の複数の枠を結束する結束材に分離可能に組み込まれるサッシ枠用の治具。
  3. 突出部が室外側部に設けられた突出枠を有するサッシ枠用の治具の使用方法であって、
    作業台の作業部の上で、前記突出部を前記突出枠の室外側部と前記作業部の間に配置して前記作業部に当接させた状態で、少なくとも前記サッシ枠を含む組立体を組み立てるときに、前記治具を前記作業部に載置して、前記突出枠以外の枠を前記治具で受け、
    前記組立体積み重ね体を積み重ねるときに、前記治具を前記サッシ枠と前記積み重ね体の間に配置して、前記治具により、前記積み重ね体を前記突出部から離隔した位置に保持するサッシ枠用の治具の使用方法。
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