JP7199300B2 - サッシ枠用の治具及びサッシ枠用の治具の使用方法 - Google Patents
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Description
本実施形態のサッシ枠用の治具(以下、単に、治具という)は、建具の枠体であるサッシ枠に用いられるスペーサ治具である。以下では、建具がスライド式の障子を備えた窓(サッシ窓)である場合を例にとり、本実施形態の治具、及び、治具の使用方法について説明する。治具は、サッシ枠の建物への設置前に、サッシ枠と組み合わされて使用されて、サッシ枠の組み立て及び搬送に用いられる。
図示のように、シャッター10は、窓の上側に設けられるシャッターケース11と、窓の室外側で昇降可能なシャッターカーテン12と、左右のシャッターガイド13を備えている。シャッターカーテン12は、シャッターケース11内に収容されるとともに、上下方向に移動して開閉する。また、シャッターカーテン12は、シャッターケース11内に設けられた回転軸(図示せず)に取り付けられて、回転軸に巻き付けられる。
図示のように、窓1は、建物の開口部に設置される引き違い窓であり、建物の室内と室外の間に配置される。また、窓1は、スライドにより移動する一対の障子2と、一対の障子2を囲むサッシ枠3を備えている。シャッター10は、サッシ枠3に連結されて、建物の室外側に設置される。
図示のように、サッシ枠3において、枠4~6のそれぞれの見付け方向T4~T6は、サッシ枠3を正面からみたときの各枠4~6の幅方向であり、枠4~6のそれぞれの見込み方向K4~K6は、サッシ枠3を正面からみたときの各枠4~6の奥行方向である。サッシ枠3を建物に設置した状態で、枠4~6の見込み方向K4~K6は、室内外方向である。また、見込み方向K4~K6の一方側は、室外側であり、見込み方向K4~K6の他方側は、室内側である。このように、サッシ枠3に関して室内側、室外側とは、建物に設置したときのサッシ枠3の室内側、室外側である。
図示のように、結束材40は、上下の横枠4、5を拘束する2つの横枠用の拘束部41と、左右の縦枠6を拘束する2つの縦枠用の拘束部42と、結束材40を開くための2つの切込み43を有している。横枠用の拘束部41(図5A参照)は、横枠4、5を囲む結束材40の内側拘束部であり、縦枠用の拘束部42は、縦枠6が装着される結束材40の外側拘束部である。
図示のように、ガイド連結部材7を縦枠6の室外側部6Bに設けた状態で、サッシ枠3及び組立体60を作業台32の上で組み立てる。作業台32は、組立体60の組み立て作業を行う作業場所であり、上面側に位置する作業部33を有している。作業部33は、作業台32の平面状の上面部であり、水平方向に沿って配置されている。作業部33の上で、サッシ枠3及び組立体60を横に寝かせた状態(作業部33に沿って配置した状態)で組み立てる。
図示のように、積み重ね体61は、組立体60の上側又は下側に積み重ねられる部材(例えば、他の組立体60、サッシ枠3を設けていない壁パネル34)である。ここでは、2つの組立体60を上下方向に積み重ね、上側の組立体60の上側に壁パネル34を積み重ねている。2つの組立体60では、上側の組立体60は、下側の組立体60の上側に積み重ねられる積み重ね体61である。上側の組立体60と壁パネル34では、壁パネル34は、組立体60の上側に積み重ねられる積み重ね体61である。
図示のように、ここでは、縦枠6は、ガイド連結部材7に替えて、シャッターガイド13が連結されるガイド連結部7Eを有している。ガイド連結部7Eは、縦枠6に形成されたガイド連結部材7に相当する部分であり、ガイド連結部材7と同様の機能を有している。また、ガイド連結部7Eは、縦枠6の室外側部6Bから室外側に突出する2つの突片7B、7Cを有しており、縦枠6の室外側部6Bと一体に形成されている。シャッターガイド13は、ガイド連結部7Eの突片7B、7Cに取り付けられている。
作業台の作業部の上で、前記突出部を前記突出枠の室外側部と前記作業部の間に配置して前記作業部に当接させた状態で、少なくとも前記サッシ枠を含む組立体を組み立てるときに、前記作業部に載置されて、前記突出枠以外の枠を受けるとともに、
前記組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、前記サッシ枠と前記積み重ね体の間に配置されて、前記積み重ね体を前記突出部から離隔した位置に保持するサッシ枠用の治具である。
従って、突出部が室外側部に設けられた突出枠を有するサッシ枠用の治具であって、少なくともサッシ枠を含む組立体を組み立てるときと、組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、サッシ枠の突出部側のスペーサとして兼用可能な治具を提供することができる。
組立体を組み立てるときと、組立体と積み重ね体を積み重ねるときのそれぞれに対応して、治具を適切に配置することができる。
組立体と積み重ね体を積み重ねたときに、突出部の周辺で、治具により、突出部を確実に保護することができる。
前記第2接触部は、前記突出枠の室外側部における前記突出枠の見込み部が接続する部分に接触する。
第1接触部と第2接触部により、治具からサッシ枠に作用する荷重を突出部と突出枠の室外側部に分散でき、治具から作用する荷重に起因して、突出枠が変形又は損傷するのを抑制することができる。
突出枠の見込み部により、第2接触部及び治具を安定して支持することができる。また、第2接触部から突出枠の室外側部に作用する荷重を突出枠の見込み部で受けることで、突出枠の変形をより抑制することができる。
結束材を有効に活用することができ、治具をサッシ枠の複数の枠とともに運搬又は保管することもできる。
前記組立体を組み立てるときに、前記治具を前記作業部に載置して、前記突出枠以外の枠を前記治具で受け、
前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記治具を前記サッシ枠と前記積み重ね体の間に配置して、前記治具により、前記積み重ね体を前記突出部から離隔した位置に保持する。
従って、組立体を組み立てるときと、組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、サッシ枠用の治具をサッシ枠の突出部側のスペーサとして兼用することができる。
Claims (3)
- 突出部が室外側部に設けられた突出枠を有するサッシ枠用の治具であって、
前記治具は、互いに異なる箇所に設けられた載置部、受け部、当接部、及び、保持部を有するとともに、前記当接部に形成された第1接触部及び第2接触部を有し、
作業台の作業部の上で、前記突出部を前記突出枠の室外側部と前記作業部の間に配置して前記作業部に当接させた状態で、少なくとも前記サッシ枠を含む組立体を組み立てるときに、前記載置部は、前記作業部に載置され、前記受け部は、前記突出枠以外の枠を受け、
前記組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、前記治具が前記サッシ枠と前記積み重ね体の間に配置された状態で、前記当接部は、前記サッシ枠と当接し、前記保持部は、前記積み重ね体と当接して前記積み重ね体を保持し、
前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記治具は、前記突出枠の前記突出部が設けられた箇所と前記積み重ね体の間に配置されて、前記突出部の先端部よりも前記積み重ね体側の位置まで突出して、前記積み重ね体を前記突出部から離隔した位置に保持し、
前記組立体と前記積み重ね体を積み重ねるときに、前記第1接触部は、前記突出部に接触し、前記第2接触部は、前記突出枠の室外側部における前記突出枠の見込み部が接続する部分に接触するサッシ枠用の治具。 - 請求項1に記載されたサッシ枠用の治具において、
組み立て前の前記サッシ枠の複数の枠を結束する結束材に分離可能に組み込まれるサッシ枠用の治具。 - 突出部が室外側部に設けられた突出枠を有するサッシ枠用の治具の使用方法であって、
作業台の作業部の上で、前記突出部を前記突出枠の室外側部と前記作業部の間に配置して前記作業部に当接させた状態で、少なくとも前記サッシ枠を含む組立体を組み立てるときに、前記治具を前記作業部に載置して、前記突出枠以外の枠を前記治具で受け、
前記組立体と積み重ね体を積み重ねるときに、前記治具を前記サッシ枠と前記積み重ね体の間に配置して、前記治具により、前記積み重ね体を前記突出部から離隔した位置に保持するサッシ枠用の治具の使用方法。
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