JP7196760B2 - 吊車用ストッパ - Google Patents

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Description

本発明は、ハンガーレールに係合する吊車を開口枠の側端で係合捕捉する機能を有する吊車用ストッパに関する。
ハンガーレールに沿って移動可能な、折戸を支持する吊車のうち、開口枠の側端に位置する吊車を係合捕捉する機能を有する吊車用ストッパとして、前記機能を備えた仕様と前記機能を備えない仕様とを変更可能に構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、開口枠である枠体1の上側の横枠4を、横枠本体40と、横枠本体40と縦枠2,3との間に配設されたスペーサ41,42により構成している。スペーサ41,42に設けた凹状収容部に吊車用ストッパ10を着脱自在に装着する。
例えばスペーサ41の当接面41mには、当接面41mから凹んだ凹状収容部41cが形成されており、凹状収容部41cには、吊車用ストッパ10と係合するための2つの係合凹部41ck,41ckが形成される。
吊車用ストッパ10の本体部20は、スペーサ41の係合凹部41ck,41ckに係合する係合突起22c,23c、及び係合突起22c,23cの下方に設けた突出部22d,23dを備える。
スペーサ41の凹状収容部41cに対して吊車用ストッパ10の本体部20を押し込むと、スペーサ41の係合凹部41ck,41ckに本体部20の係合突起22c,23cが係合して固定されるので、スペーサ41に対して吊車用ストッパ10を取り付けることができる。
このようにスペーサ41に対して吊車用ストッパ10を取り付けた状態で、係合突起22c,23cの下方の突出部22d,23dの間隔を狭めるように操作すると、スペーサ41の係合凹部41ck,41ckに対する本体部20の係合突起22c,23cの係合が解除されるので、突出部22d,23dを下方へ移動させながらスペーサ41から吊車用ストッパ10を取り外すことができる。
吊車用ストッパ10の本体部20にはポケット20pが形成されており、ポケット20pにキャッチ部30の被収納部31が差し込まれて収納されるので、本体部20に対してキャッチ部30を着脱できる。
したがって、キャッチ部30が取り付けられた吊車用ストッパ10をスペーサ41に取り付けた場合、当該吊車用ストッパ10は、開口枠の側端において吊車を係合捕捉する機能を有する。
また、キャッチ部30が取り付けられていない吊車用ストッパ10をスペーサ41に取り付けた場合、当該吊車用ストッパ10は、開口枠の側端において吊車を係合捕捉する機能を有さない。
さらに、スペーサ41から吊車用ストッパ10を取り外した場合、開口枠の側端において吊車を係合捕捉する機能を有さない。
以上のとおり、特許文献1の吊車用ストッパ10は、スペーサ41,42に対する吊車用ストッパ10の着脱、又は、吊車用ストッパ10に対するキャッチ部30の着脱により、開口枠である枠体1の側端に位置する吊車を係合捕捉する機能を備えた仕様と前記機能を備えない仕様とを変更できる。
特開2017-160605号公報
しかしながら、特許文献1の吊車用ストッパ10は、スペーサ41,42と別体であるとともに、本体部20とキャッチ部30とを別体に構成しているので部品点数が多くなる。
よって、吊車用ストッパ10の製造コストが増大する。
また、特許文献1の吊車用ストッパ10は、枠体1を構成する縦枠2,3及び横枠4を組み付ける際に、横枠本体40と縦枠2,3との間にスペーサ41,42を組み込み、その後にスペーサ41,42に対して下方から吊車用ストッパ10,10を取り付ける必要がある。
よって、枠体1及び吊車用ストッパ10の施工コストが増大する。
さらに、特許文献1の吊車用ストッパ10は、枠体1の側端において吊車を係合捕捉する機能を備えない仕様に変更する際には、スペーサ41,42から本体部20及びキャッチ部30を取り外した状態にするか、キャッチ部30を取り外した本体部20をスペーサ41,42に取り付けた状態にする必要がある。
よって、特許文献1の吊車用ストッパ10は、枠体1の側端において吊車を係合捕捉する機能を備えない仕様に変更した際には、取り外した本体部20及びキャッチ部30、又は取り外したキャッチ部30を保管しておくための手間が掛かるとともに、それらを紛失する恐れがある。
さらにまた、特許文献1の吊車用ストッパ10は、枠体1の側端において吊車を係合捕捉する機能を備えない仕様から前記機能を備えた仕様に変更する際には、保管しておいた本体部20及びキャッチ部30をスペーサ41,42に取り付ける作業が必要になるので手間が掛かる。
あるいは、特許文献1の吊車用ストッパ10は、枠体1の側端において吊車を係合捕捉する機能を備えない仕様から前記機能を備えた仕様に変更する際には、本体部20を取り外して、当該本体部20に対して保管しておいたキャッチ部30を取り付けた後、本体部20及びキャッチ部30をスペーサ41,42に取り付ける作業が必要になるので手間が掛かる。
本発明は、部品点数が少ない簡素な構成で、開口枠の側端に位置する吊車を係合捕捉する機能を備えた仕様と前記機能を備えない仕様とを、極めて容易に変更可能にするとともに、構成部品を保管する手間が掛からず、構成部品を紛失することもない吊車用ストッパを提供することを目的とする。
本発明に係る吊車用ストッパは、前記課題解決のために、ハンガーレールに係合する吊車を開口枠の側端で係合捕捉する機能を有する吊車用ストッパであって、
前記開口枠の横枠の端部に位置する端部材である本体と、
前記本体の支持部により支持され、前記吊車の係合体に弾性係合する係合部を有する捕捉具とを備え、
前記捕捉具は、
前記本体の支持部により見込み方向軸まわりに回動可能に支持され、
前記本体内から前記開口枠内の空間へ向かって突出する作動状態と、
前記本体の収納凹部内に収納された非作動状態と
を切り替え可能であり、
前記本体の支持部は、見付け方向に長い楕円形状の係合凸部を有し、
前記捕捉具の基端部は、前記係合凸部に係合する、前記作動状態で下向き面となる第1内面と、前記非作動状態で上向き面となる第2内面と、前記第1内面及び前記第2内面間を繋ぐ第3内面とを有する、三角形状の係合凹部を有し、
前記作動状態では、前記係合凸部の上面と前記係合凹部の第1内面とが当接し、
前記非作動状態では、前記係合凸部の下面と前記係合凹部の第2内面とが当接し、
前記第3内面は、前記係合凹部の内方へ滑らかに膨らむ膨出部である
このような構成によれば、吊車の係合体に弾性係合する係合部を有する捕捉具が、本体の支持部により見込み方向軸まわりに回動可能に支持されている。
よって、本体及び捕捉具からなる部品点数が少ない簡素な構成であるので、吊車用ストッパの製造コストを低減できる。
その上、捕捉具を回動させることにより、捕捉具が本体内から開口枠内の空間へ向かって突出する作動状態と、捕捉具が本体の収納凹部内に収納された非作動状態とを極めて容易に切替えることができる。
その上さらに、本体から捕捉具を取り外さないので、捕捉具を保管する手間が掛からず、捕捉具を紛失することがない。
その上、本体の支持部が有する見付け方向に長い楕円形状の係合凸部に、捕捉具の基端部が有する三角形状の係合凹部が係合する。そして、三角形状の係合凹部の第3内面は、係合凹部の内方へ滑らかに膨らむ膨出部である。
それにより、前記非作動状態から前記作動状態にするように捕捉具を見込み方向軸まわりに回動させる際には、捕捉具の膨出部が本体の楕円形状の係合凸部を乗り越える必要がある。
同様に、前記作動状態から前記非作動状態にするように捕捉具を見込み方向軸まわりに回動させる際においても、捕捉具の膨出部が本体の楕円形状の係合凸部を乗り越える必要がある。
よって、捕捉具を見込み方向軸まわりに回動させる際に、適度な抵抗がある操作感があるとともに、前記作動状態及び前記非作動状態おいて捕捉具の姿勢を安定に保持できる。
また、前記端部材である本体は、前記開口枠の横枠の一部を成すスペーサであり、
前記スペーサは、前記開口枠の縦枠と前記横枠の本体との間に位置するのが一層好ましい実施態様である。
このような構成によれば、吊車用ストッパの本体が開口枠の横枠の一部を成すスペーサであるので、前記本体を前記スペーサと別体にする構成と比較して部品点数を削減できる。
以上のとおり、本発明に係る吊車用ストッパによれば、主に以下に示す効果を奏する。
(1)本体及び捕捉具からなる部品点数が少ない簡素な構成であるので、吊車用ストッパの製造コストを低減できる。
(2)捕捉具を回動させることにより、捕捉具が本体内から開口枠内の空間へ向かって突出する作動状態と、捕捉具が本体の収納凹部内に収納された非作動状態とを極めて容易に切替えることができる。
(3)本体から捕捉具を取り外さないので、捕捉具を保管する手間が掛からず、捕捉具を紛失することがない。
(4)捕捉具を見込み方向軸まわりに回動させる際に、適度な抵抗がある操作感があるとともに、前記作動状態及び前記非作動状態において捕捉具の姿勢を安定に保持できる。
開口枠の横枠の端部に本発明の実施の形態に係る吊車用ストッパを備えた折戸を示す部分断面正面図である。 折戸の部分断面斜視図である。 本発明の実施の形態に係る吊車用ストッパを示す斜視図であり、非作動状態を示している。 本発明の実施の形態に係る吊車用ストッパを示す斜視図であり、作動状態を示している。 本発明の実施の形態に係る吊車用ストッパの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る吊車用ストッパの分解縦断面正面図である。 本発明の実施の形態に係る吊車用ストッパを示す縦断面正面図であり、非作動状態を示している。 本発明の実施の形態に係る吊車用ストッパを示す縦断面正面図であり、作動状態を示している。 縦枠及び横枠の組付け方法を示す要部拡大分解斜視図である。 作動状態の吊車用ストッパに吊車が近づいている状態を示す要部拡大斜視図である。 作動状態の吊車用ストッパの捕捉具に吊車が係合捕捉された状態を示す要部拡大斜視図である。 作動状態の吊車用ストッパの捕捉具に吊車が係合捕捉された状態を示す、吊車用ストッパ及び吊車を取り出して示す斜視図である。 非作動状態の吊車用ストッパに吊車が当接した状態を示す要部拡大斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
本明細書においては、上下の横枠11,12の長手方向(ハンガーレールHRに沿って吊車15のランナ16が走行する方向)を前後方向とし、図1の矢印Hの方向を前方とする。
また、前方へ向かって左右を定義し、左方から見た図(図1、及び図5Aないし図5C)を正面図とする。
<開口枠>
図1の部分断面正面図に示すように、開口枠10は、上下に離間した横枠11,12、及び前後に離間した縦枠13,14からなる。
上方の横枠11にはハンガーレールHRが取り付けられ、下方の横枠12にはレールRが取り付けられる。
上方の横枠11は、横枠本体11A、及びその前後端部に位置する端部材E,Eであるスペーサ11B,11Bからなる。
横枠11の前後端部には、本発明の実施の形態に係る吊車用ストッパ1,1を備える。
図6の要部拡大分解斜視図、及び図7の要部拡大斜視図に示すように、吊車用ストッパ1の本体2は、横枠11の一部を成すスペーサ11Bである。
<折戸>
図1の部分断面正面図、及び図2の部分断面斜視図に示すように、吊車15は、上方の横枠11内のハンガーレールHRに係合して前後方向にのみ移動する。吊車15のハンガーシャフト17は、折戸Fを吊り下げる。
図1に示す折戸Fでは、折戸Fのガイド軸Gが、下方の横枠12内のレールRの溝内に係合する。
吊車15をハンガーレールHRに沿って移動させることにより、折戸Fを開閉できる。それにより空間Sを仕切ることができる。
<吊車>
図7の要部拡大斜視図に示すように、吊車15は、ランナ16及びハンガーシャフト17を備える。
ランナ16は、ランナ本体18、及びランナ本体18に支持されて左右方向(見込み方向)Kの軸まわりに転動する前後左右のローラ19,19,…を含む。
図1に示す開口枠10の側端に位置する吊車15(縦枠13,14に近い方の吊車15)のランナ本体18は、図7の要部拡大斜視図に示すように、縦枠13,14に向かって突出する係合体20を備える。
ハンガーシャフト17は、前記のとおり、折戸F(図1及び図2)を吊り下げる。
<吊車用ストッパ>
図3A及び図3Bの斜視図に示すように、本発明の実施の形態に係る吊車用ストッパ1は、本体2と、本体2の支持部4により支持された捕捉具3とを備える。
捕捉具3は、本体2の支持部4により左右方向(見込み方向)Kの軸(図5B及び図5Cの見込み方向軸C参照)まわりに回動可能に支持されており、図3Aのように本体2の収納凹部2A内に捕捉具3が収納された非作動状態Bと、図3Bのように開口枠10内の空間Sに向かって捕捉具3が突出する作動状態Aとを切り替えることができる。
図1における横枠11の前端部(縦枠13側)に位置する吊車用ストッパ1の捕捉具3は、作動状態Aでは後方(矢印Hと反対の方向)へ突出し、縦枠13に最も近い吊車15の係合体20(図7参照)に対向する。
図1における横枠11の後端部(縦枠14側)に位置する吊車用ストッパ1の捕捉具3は、作動状態Aでは前方(矢印Hの方向)へ突出し、縦枠14に最も近い吊車15の係合体20に対向する。
図4の分解斜視図、及び図5Aの分解縦断面正面図に示すように、本体2の支持部4は、前後方向(見付け方向)に長い楕円形状の係合凸部5を有し、捕捉具3の基端部6は、係合凸部5に係合する係合凹部8を有する。
図4及び図5Aの矢印Iのように、係合凹部8の溝部8Dに係合凸部5を挿入することにより、図5Bの分解縦断面正面図に示すように、本体2に対して捕捉具3を組み付ける。
このように本体2及び捕捉具3を組み付けた状態では、捕捉具3は、本体2の支持部4により、見込み方向軸Cまわりに回動可能に支持される。
<作動状態及び非作動状態の切替え操作>
図5Bの状態は、捕捉具3が本体2の収納凹部2A内に収納された非作動状態Bであり、凸状の操作部9を持って矢印Jのように捕捉具3を見込み方向軸Cまわりに回動させると、図5Cの分解縦断面正面図のように作動状態Aになる。
図5Cの作動状態Aから、操作部9を持って図5Bの矢印Jと逆方向に捕捉具3を見込み方向軸Cまわりに回動させると、図5Bの非作動状態Bになる。
このように、本体2に支持された捕捉具3は、略90°回動する。
捕捉具3の係合凹部8は、第1内面8A、第2内面8B、及び第3内面8Cを有する三角形状である。
図5Cの作動状態Aでは、捕捉具3の係合凹部8の第1内面8Aは下向き面となり、本体2の係合凸部5の上面5Aと当接する。
図5Bの非作動状態Bでは、捕捉具3の係合凹部8の第2内面8Bは上向き面となり、本体2の係合凸部5の下面5Bと当接する。
捕捉具3の係合凹部8の第3内面8Cは、係合凹部8の第1内面8A及び第2内面8B間を繋ぎ、係合凹部8の内方へ滑らかに膨らむ膨出部Dである。
図5Aないし図5Cにおいて、本体2の係合凸部5の後端部は円弧面5Cである。
円弧面5C及び膨出部Dの形状により、図5Bの非作動状態Bから図5Cの作動状態Aにするように、操作部9を操作して捕捉具3を見込み方向軸Cまわりに回動させる際には、膨出部Dが円弧面5Cを乗り越える必要がある。
同様に、図5Cの作動状態Aから図5Bの非作動状態Bにするように、操作部9を操作して捕捉具3を見込み方向軸Cまわりに回動させる際においても、膨出部Dが円弧面5Cを乗り越える必要がある。
よって、操作部9を操作して捕捉具3を見込み方向軸Cまわりに回動させる際に、適度な抵抗がある操作感があるとともに、作動状態A及び非作動状態Bにおいて捕捉具3の姿勢を安定に保持できる。
<縦枠及び横枠の組付け方法>
図1の部分断面正面図における縦枠13及び横枠11の組付け方法、並びに縦枠14及び横枠11の組付け方法は同様であるので、縦枠13及び横枠11の組付け方法について、図6の要部拡大分解斜視図を参照して説明する。
前記のとおり、横枠11の一部を成すスペーサ11Bが吊車用ストッパ1の本体2である。本体2の位置決め用ダボ2Bを縦枠13の位置決め孔13Aに挿入し、縦枠13の後面13Cに本体2の前面2Dを当接させる。
本体2の後面2Eに横枠本体11Aの前面11Cを当接させた状態で、木ねじ21,21を縦枠13の通孔13B,13B、スペーサ11Bである吊車用ストッパ1の本体2の通孔2C,2Cに挿通する。木ねじ21,21を、横枠本体11Aの前面11Cに設けた図示しない下穴にねじ込むことにより、縦枠13及び横枠11を固定する。
<捕捉具が作動状態である場合の動作>
図3B及び図7の斜視図に示すように、捕捉具3は、吊車15の係合体20に弾性係合する係合部7を有する。
よって、図7の斜視図のように作動状態Aである吊車用ストッパ1に対して吊車15が近づくと、図8及び図9の斜視図のように、吊車用ストッパ1の捕捉具3の係合部7に吊車15の係合体20が弾性係合する。
このように、吊車用ストッパ1が作動状態Aであると、吊車用ストッパ1は、ハンガーレールHRに係合する吊車15を開口枠10の側端で係合捕捉する機能を有する。
<捕捉具が非作動状態である場合の動作>
図3A及び図10の斜視図のように吊車用ストッパ1が非作動状態Bである場合、捕捉具3は本体2の収納凹部2A内に収納されている。
よって、図10のように吊車用ストッパ1に対して吊車15が近づいても、捕捉具3の係合部7に吊車15の係合体20が弾性係合しない。
このように、吊車用ストッパ1が非作動状態Bであると、吊車用ストッパ1は、ハンガーレールHRに係合する吊車15を開口枠10の側端で係合捕捉する機能を有さない。
<吊車用ストッパの作用効果>
以上のような本発明の実施の形態に係る吊車用ストッパ1は、吊車15の係合体20に弾性係合する係合部7を有する捕捉具3が、本体2の支持部4により見込み方向軸Cまわりに回動可能に支持されている。
よって、本体2及び捕捉具3からなる部品点数が少ない簡素な構成であるので、吊車用ストッパ1の製造コストを低減できる。
その上、捕捉具3を回動させることにより、捕捉具3が本体2内から開口枠10内の空間Sへ向かって突出する作動状態Aと、捕捉具3が本体2の収納凹部2A内に収納された非作動状態Bとを極めて容易に切替えることができる。
その上さらに、本体2から捕捉具3を取り外さないので、捕捉具3を保管する手間が掛からず、捕捉具3を紛失することがない。
その上、吊車用ストッパ1の本体2が開口枠10の横枠11の一部を成すスペーサ11Bであるので、本体2をスペーサ11Bと別体にする構成と比較して部品点数を削減できる。
以上の実施の形態の記載はすべて例示であり、これに制限されるものではない。本発明の範囲から逸脱することなく種々の改良及び変更を施すことができる。
1 吊車用ストッパ 2 本体
2A 収納凹部 2B 位置決め用ダボ
2C 通孔 2D 前面
2E 後面 3 捕捉具
4 支持部 5 係合凸部
5A 上面 5B 下面
5C 円弧面 6 基端部
7 係合部 8 係合凹部
8A 第1内面 8B 第2内面
8C 第3内面 8D 溝部
9 操作部 10 開口枠
11,12 横枠 11A 横枠本体
11B スペーサ 11C 前面
13,14 縦枠 13A 位置決め孔
13B 通孔 13C 後面
15 吊車 16 ランナ
17 ハンガーシャフト 18 ランナ本体
19 ローラ 20 係合体
21 木ねじ
A 作動状態 B 非作動状態
C 見込み方向軸 D 膨出部
E 端部材 F 折戸
G ガイド軸 H 前方
HR ハンガーレール K 左右方向(見込み方向)
R レール S 空間

Claims (2)

  1. ハンガーレールに係合する吊車を開口枠の側端で係合捕捉する機能を有する吊車用ストッパであって、
    前記開口枠の横枠の端部に位置する端部材である本体と、
    前記本体の支持部により支持され、前記吊車の係合体に弾性係合する係合部を有する捕捉具とを備え、
    前記捕捉具は、
    前記本体の支持部により見込み方向軸まわりに回動可能に支持され、
    前記本体内から前記開口枠内の空間へ向かって突出する作動状態と、
    前記本体の収納凹部内に収納された非作動状態と
    を切り替え可能であり、
    前記本体の支持部は、見付け方向に長い楕円形状の係合凸部を有し、
    前記捕捉具の基端部は、前記係合凸部に係合する、前記作動状態で下向き面となる第1内面と、前記非作動状態で上向き面となる第2内面と、前記第1内面及び前記第2内面間を繋ぐ第3内面とを有する、三角形状の係合凹部を有し、
    前記作動状態では、前記係合凸部の上面と前記係合凹部の第1内面とが当接し、
    前記非作動状態では、前記係合凸部の下面と前記係合凹部の第2内面とが当接し、
    前記第3内面は、前記係合凹部の内方へ滑らかに膨らむ膨出部である
    吊車用ストッパ。
  2. 前記端部材である本体は、前記開口枠の横枠の一部を成すスペーサであり、
    前記スペーサは、前記開口枠の縦枠と前記横枠の本体との間に位置する、
    請求項に記載の吊車用ストッパ。
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