JP7196031B2 - 移動型撮像ユニットのシステムおよび方法 - Google Patents

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Description

本明細書で開示される主題の実施形態は、移動型撮像システムに関し、より具体的には、患者をスキャンする前に移動型撮像システムを位置決めすることに関する。
移動型X線装置のような移動型撮像システムは、患者の場所まで駆動される電動カートに装着されることがある。カートは、典型的には、システムを移動させるために駆動される2つの主輪を後部に有する。通常、カートの前部には2つの旋回輪が設けられる。加えて、撮像アセンブリ(X線源または管など)は、ユニットの前部に近接した旋回コラムに装着される。
これらの移動型撮像システムでは、可動ユニットまたはカートは、ある程度のステアリングを可能にする独立して駆動される車輪を有する。駆動ハンドルをカートの後部に設け、オペレータがハンドルの一方の側または他方の側をより強く押すことにより、カートを一方向または他の方向に回転させることを可能にすることができる。
後部駆動ハンドルを使用して、オペレータはある場所まで運転し、カートを患者のベッドに近接して位置決めし、対象の解剖学的構造を撮像するように撮像アセンブリを位置決めすることができる。撮像アセンブリを位置決めするとき、オペレータはシステムのアセンブリ側(例えば、移動型X線装置における管側)にいることがあり、これは可動ユニットから患者のベッドの反対側であり得る。したがって、可動ユニットが正しい位置にない場合、オペレータは可動ユニットの裏側に戻り、撮像アセンブリが解剖学的構造と適切に位置合わせされるようにユニットを位置決めする必要がある。この調整プロセスは、非常に時間がかかることになり得る。さらに、一部の病室は非常に小さく、および/または他の患者監視装置および機械などによってシステムを移動させるのに利用可能な領域が制限されている。
米国特許第7682077 B2号
一実施形態では、移動型撮像システムは、移動型駆動システムと、移動型駆動システムに結合された撮像アセンブリと、ユーザ操作に応じて撮像アセンブリを移動型駆動システムに対して軸方向と半径方向の両方に移動させるように構成され、撮像アセンブリの軸方向移動に応じて信号を生成するようにさらに構成され、移動型駆動システムは、信号に応じて移動するように構成される駆動型インターフェースとを含む。
上記の簡単な説明は、詳細な説明においてさらに説明される概念の選択を簡略化した形で紹介するために提供されていることを理解されたい。特許請求の範囲に記載の主題の重要なまたは本質的な特徴を識別することを意図するものではなく、その範囲は詳細な説明に続く特許請求の範囲によって独自に定義される。さらに、特許請求の範囲に記載の主題は、上記または本開示のいずれかの部分で指摘した不都合を解決する実装に限定されない。
本発明は、添付の図面を参照しながら、以下の非限定的な実施形態の説明を読むことからよりよく理解されるであろう。
例示的な移動型撮像システムの立面図である。 図1のシステムの回転式駆動のための構成要素のブロック図である。 図1の移動型撮像システムの駆動アセンブリおよびコラムの向きを示す概略図である。 図1の移動型撮像システムのコラムおよびX線管に対する伸縮式アームおよび位置センサを示す概略図である。 移動型撮像システムを駆動するための例示的な方法を示すフローチャートである。 移動型撮像システムの設定移動に対する例示的な角度範囲を概略的に示すグラフである。 移動型撮像システムの設定移動に対する例示的な角度範囲を概略的に示すグラフである。 移動型撮像システムの例示的な移動を概略的に示す図である。 移動型撮像システムの例示的な移動を概略的に示す図である。
本開示は、オペレータが医療撮像セッションの準備をしている間に直感的な位置決め補助を実装する移動型撮像システムに関する。一例では、(X線源などの)撮像アセンブリは、水平アームを介して回転可能なコラムに取り付けられる。アームは、コラムに近づく方向およびコラムから離れる方向の両方に有限の運動範囲を有することができる。アームの進行の終了に達すると、コラムに向かってまたはコラムから離れて、移動型撮像システムの駆動システムの駆動輪が作動され、移動型撮像システムをオペレータから離れてまたはオペレータに向かって移動させる。撮像アセンブリが所望の位置に達すると、オペレータは、プッシュまたはプル移動を停止することができ、システムは、駆動輪を非作動にして移動型駆動システムの運動を停止することができる。このようにして、移動型駆動システムは、移動を指令するための入力装置への煩わしいユーザ入力が不要になるかまたは減少する直感的なワークフローに従って移動され得、それによってオペレータは、移動型撮像システムの所望の移動を達成するために、どのユーザ入力をどの入力装置に適用するかを意識的に考える必要がなくなる。
図1は、医療分野または他の分野で使用することができる移動型撮像システム10を示す。システム10は、車輪付き電動駆動アセンブリ12と、駆動アセンブリ12によって支持され得るオペレータコンソール14とを有する。電動駆動アセンブリ12は、フレーム13(本明細書ではカートとも呼ばれる)と、システム10の後部端26でフレームに結合された2つの後部駆動輪18(1つの車輪が示される)およびシステム10の前部端28でフレームに結合された2つの前部輪20(1つの車輪が示される)とを備える。
コラム16または他の支持部材が駆動アセンブリ12のフレームに取り付けられ、そこから上方に伸張し、駆動アセンブリ12に対して回転または旋回する。いくつかの例では、コラム16は折り畳み式であり、したがってユーザ操作に応じてフレームから外方に伸縮し得る複数の入れ子状セクションで構成され得る。センサ46は、駆動アセンブリ12に対するコラム16の回転または移動量を検出することができる。コラム16には、アーム32が所定の回転位置で固定される。アーム32は、フレームに対して垂直方向に調整可能であり得る。例えば、コラムは(上述のように)折り畳み式であり得、アーム32はコラムが伸張または折り畳まれるにつれて垂直方向に移動され得る。追加的または代替的に、アームは、例えば、ユーザ操作に応じてコラム16に沿って垂直方向に並進するように構成されてもよい。アーム32はまた、コラム16に対して伸縮することができ、アーム32の外側端に装着された構成要素をコラム16に近づけたり遠ざけたりすることが可能である。一実施形態では、アーム32は、コラム16に対してさらなる自由度を有することができる。本明細書では、X線源アセンブリ15を含む放射線源34の形態の撮像アセンブリがアーム32の外側端に取り付けられ、X線源(図示せず)を収容するX線管ハウジング22を有する。コリメータ24が管ハウジング22に取り付けられ、管ハウジング22に対して回転可能である。駆動アセンブリ12および/またはコラム16に対するコリメータ24の回転または移動量を検出するために、センサ48を設けることができる。X線検出器36はX線データを検出し、無線でまたはケーブル37を介して撮像コントローラ27と通信することができる。
1つまたは複数のセンサが、例えば、コラム16に対するアーム32の相対移動を検出するように配置される。示すように、プッシュセンサ62は、コラム16に向かって内方へのアーム32の移動を検出することができ、プルセンサ64は、コラム16から離れて外方へのアーム32の移動を検出することができる。プッシュセンサ62は、コラム16に近接して(例えば、撮像アセンブリよりもコラムの近くに)配置されてもよく、プルセンサ64は、撮像アセンブリに近接して(例えば、コラム16よりも放射線源34の近くに)配置されてもよい。しかしながら、センサの載置は例示であり、プッシュセンサが撮像アセンブリに近接して配置されてプルセンサがコラムに近接して配置されるなど、他の位置も可能である。
プッシュセンサ62およびプルセンサ64は各々、アームの進行の終了を示す機械的スイッチであり得る。他の例では、プッシュセンサ62およびプルセンサ64は、光学センサ、磁気センサ、圧力/力センサ、慣性測定ユニット(IMU)、またはこれらのセンサの任意の変形であり得る。センサがポテンショメータまたはエンコーダである場合、アームの伸張度は、伸張範囲内の所定の値によって画定された進行終了位置で連続的に測定されてもよい。様々な実施形態のセンサは、適切な種類のセンサであり得ることに留意されたい。例えば、センサの1つまたは複数は、光学的、磁気的、電気的、または他の機構を使用して距離の変化を感知することに基づいて動作し得る。
本明細書では、駆動アセンブリ12のフレームに結合されるなど、システム10の後部端26に設けられた駆動ハンドル38の形態で、第1の手動操作式インターフェースがシステム10に設けられる。駆動コントローラ50は、駆動ハンドル38の操作(例えば、ユーザ操作)に基づいて信号を感知または受信し、したがってシステム10は、被検体29を撮像するために異なる場所に駆動され得る。駆動アセンブリ12は、少なくとも1つのモータ(図2に示す)を有することができ、後部駆動輪18を別々に駆動することが可能である。
被検体29は、典型的には、ベッドまたはテーブル30の上に横たわっている。システム10がテーブル30の近くに配置されると、コラム16が(例えば、ユーザ操作によって)旋回または回転されて被検体29上にX線源アセンブリ15を位置決めする。検出器36は、被検体29の反対側に配置される。
システム10の後部端26に近接して、ユーザインターフェース44を設けることができる。任意選択で、ユーザインターフェース44は、駆動ハンドル38と一体化されてもよく、またはシステム10から離れてオペレータの手に保持され得るリモコンとして構成されてもよい。ユーザインターフェース44は、無線でまたは有線接続を介して駆動コントローラ50と通信することができる。ユーザインターフェース44は、キーボード上のキーまたはタッチスクリーン上の選択として提供される、ボタン、ジョイスティック、トグルスイッチ、パワーアシストハンドルなどの1つまたはそれらの組合せであり得る。いくつかの例では、ユーザインターフェース44は、駆動ハンドル38の形態であり得る。そのような例では、駆動ハンドル38を操作すると、システム10の移動を制御するために信号が駆動コントローラ50に送信されることになる。いくつかの例では、駆動ハンドル38によって送信された信号は、ユーザインターフェース44によって送信された信号とは異なり得る。例えば、ユーザインターフェース44は、駆動モードの切り替え、システム10の電源オンまたはオフなどを行うための信号を送信することができる。
駆動コントローラ50は、コラム16、アーム32、コリメータ24、および/またはX線源アセンブリ15の位置を示す角度情報をセンサ46およびセンサ48から受信する。さらに、駆動コントローラ50は、アームの伸張/移動(およびアームに結合された撮像アセンブリの関連する移動)を示すアーム移動情報をセンサ62および64から受信する。オペレータが撮像アセンブリおよび/またはアームを進行終了位置(例えば、アームの伸縮運動が停止し、アームのさらなる移動がコラムに伝達される位置)に移動すると、システム10は、例えば、駆動アセンブリ12に対するコラム16の回転角度およびアームの移動方向に基づいて移動させることができる。別の実施形態では、コリメータ24は、X線管ハウジング22に対して回転または調整することができる。したがって、コリメータ24と駆動アセンブリ12との間の角度関係もまた、変化する。次いで、駆動コントローラ50は、駆動アセンブリ12に対するコリメータ24の回転角度に基づいてシステム10を移動させる(例えば、駆動アセンブリ12内でモータを係合させて後部駆動輪18を移動させるおよび/またはコラム16を回転させる)。駆動アセンブリ12に対して異なる回転角度を使用することができることを理解されたい。
図2は、図1のシステム10の回転式駆動のための構成要素のブロック図である。先に論じたように、別の部屋に移動するとき、および最初の位置決め中、駆動コントローラ50は、駆動ハンドル38から駆動入力を受信する。駆動入力に基づいて、駆動コントローラ50は、速度情報を駆動アセンブリ12に出力し、それぞれ第1のモータ101および第2のモータ103を介して第1および第2の駆動輪100および102(一実施形態では、図1に示す後部駆動輪18である)の各々を駆動する。動作中いつでも、駆動コントローラ50は、ボタン、センサ、バンパなどのうちの1つまたは複数を含み得る1つまたは複数の緊急停止機構52からの入力を受信し、それに基づいて作用するように構成され得る。
一実施形態では、コラム16の底部は、駆動アセンブリ12から伸張するシャフト54に接続される。センサ46は、コラム16の回転を検出するためにシャフト54に接続される。センサ46は、回転情報を駆動コントローラ50に提供する。センサ46は、光学センサ、磁気センサ、ホール効果センサ、またはコラム16の回転の程度を検出するように適合された他の適切なセンサであり得る。コラム16の回転を感知するために他のエンコーダまたはセンサ構成を使用することができることを理解されたい。コリメータ24にまたはそれに近接して装着されたセンサ48は、コリメータ24の回転を感知し、回転情報を駆動コントローラ50に提供する。センサ62およびセンサ64は、アーム32上またはアーム32内に位置し、アーム(および関連する撮像アセンブリ)の移動を感知し、アーム伸張/移動情報を駆動コントローラ50に提供する。一例では、センサ62は、アームが第1の進行終了位置に達したかどうかを決定するために駆動コントローラ50が使用することができる出力を駆動コントローラ50に提供することができる。センサ64は、アームが第2の進行終了位置に達したかどうかを決定するために駆動コントローラ50が使用することができる出力を駆動コントローラ50に提供することができる。センサ46、センサ48、センサ62、およびセンサ64は、無線でまたは有線接続を介して駆動コントローラ50と通信することができる。
駆動コントローラ50がセンサ62および/またはセンサ64から入力を受信すると、駆動コントローラ50の回転式駆動モジュール56は、以下により詳細に説明するように、センサ46および48の一方または両方によって提供される回転情報に基づいて第1および第2の駆動輪100および102の各々の速度、ならびにアーム/放射線源の移動方向(例えば、オペレータに向かうまたはオペレータから離れる)を示すセンサ62および64からの特定の入力を決定することができる。
図3は、駆動アセンブリ12とコラム16の互いに対する向きを示す概略図である。第1および第2の駆動輪100および102は、駆動アセンブリ12の後部端26に近接して示されている。第1および第2の旋回輪104および106は、駆動アセンブリ12の前部端28に近接して示されている。第1および第2の駆動輪100および102の間には、距離bが示されている。
駆動アセンブリ12は、座標系Xカート、Yカートを有することができる。Xカートに対応する長手方向軸118は、駆動アセンブリ12の長さに平行に伸張し、第1および第2の駆動輪100および102の間の中心にある。コラム16(図3には図示せず)は、ピボット点108で駆動アセンブリ12に対して枢動する。例えば、図2を参照すると、コラム16またはシャフト54の中心は、ピボット点108を画定することができる。コラム16は、座標系u、vを有することができる。ピボット点108は、両方の座標系に対する原点である。図3に示すように、コラム16は、(u軸に対応する)アーム32の中心線116が長手方向軸118に対して回転角度Φになるように長手方向軸118に対して枢動される。本明細書で使用する場合、回転角度Φは、+u軸がXカート軸と一致するとき(例えば、アームの長手方向軸が移動型撮像システムのフレームの長手方向軸と位置合わせされるとき)にゼロに等しい。回転角度Φは、コラムが時計回りに回転するにつれて増加し(正の値で)、コラムが反時計回りに回転するにつれて負の値で増加する。
第1および第2の駆動輪100および102は、駆動軸線112に沿って配置される。第1および第2の駆動輪100および102の間の駆動軸線112に沿った中心点114とピボット点108との間には、距離Rが示されている。
例として、オペレータは、(例えば、駆動ハンドル38を操作することによって)被検体29上にX線源アセンブリ15を位置決めすることができ、本明細書では放射線源軸とも呼ばれるu軸に沿ってX線源アセンブリ15を移動させることを望むことができる。u軸に沿った正および負の移動方向は、矢印110で示されている。アームが伸縮自在であるか、または移動可能である場合、オペレータは、X線源アセンブリ15を第1の進行終了位置と第2の進行終了位置との間で手動で移動させることができる。しかしながら、進行終了位置に達すると、X線源アセンブリ15の手動移動が停止し、駆動アセンブリ12により、角度Φに基づくそれぞれの速度で第1および第2の駆動輪100および102を自動的に駆動することによってu軸に沿ったさらなる移動を達成することができる。速度は、例えば、毎秒ミリメートル(mm)で測定することができる速度成分と、方向成分(例えば、前方および後方)とを含む。前方は、駆動アセンブリ12の前部端28に向かう方向として画定され得、後方は、駆動アセンブリ12の後部端26に向かう方向として画定され得る。
第1および第2の車輪100および102が異なる速度で駆動される場合、駆動アセンブリ12は、駆動軸線112に沿ったある点に位置する瞬間中心(IC)を中心に回転する。例えば、第1および第2の駆動輪100および102の各々の速度が等しいが反対方向である場合、ICは、0に等しく、これは2つの車輪100および102の間の中心点114である。ICの正の値は、駆動軸線112に沿って第1の駆動輪100の側に位置し、ICの負の値は、駆動軸線112に沿って第2の駆動輪102の側に位置する。第1の駆動輪100での速度がゼロであり、第2の駆動輪102での速度がゼロではない場合、ICは、b/2に等しく、これは第1の駆動輪100に位置する。第1の駆動輪100での速度がゼロではなく、第2の駆動輪102での速度がゼロである場合、ICは、-b/2に等しく、第2の駆動輪102に位置する。
センサ62および64からの出力は、X線源アセンブリ15の所望の移動方向を決定するために使用され得る。例えば、センサ62は、アームが最短の可能な長さにある第1の進行終了位置にアームが移動されたことを検出してもよく、オペレータがX線源アセンブリをピボット点108に向かって移動させたいことを示す。センサ64は、アームが最長の可能な長さにある第2の進行終了位置にアームが移動されたことを検出してもよく、オペレータがX線源アセンブリをピボット点108から離れるように移動させたいことを示す。
センサ62および64からの出力が、オペレータがX線源アセンブリ15をピボット点108から離れるように(例えば、オペレータに向かって)移動させたいことを示すと、回転式駆動モジュール56は、以下の方程式に基づいて第1および第2の駆動輪の速度を決定することができる。
=b*V*sinΦ/2R-V*cosΦ 式1
=-b*V*sinΦ/2R-V*cosΦ 式2
ここで、VおよびVは、それぞれ第1および第2の駆動輪100および102の速度である。VまたはVが正であるとき、関連する駆動輪は、前方に駆動され、VまたはVが負であるとき、関連する駆動輪は、後方に駆動される。第1および第2の駆動輪100および102の間の距離は、bであり、Rは、駆動軸線112とコラム16のピボット点108との間の距離であり、Vは、ピボット点108における所望の速度の大きさである。
センサ62および64からの出力が、オペレータがX線源アセンブリ15をピボット点108に向かって(例えば、オペレータから離れるように)移動させたいことを示すと、回転式駆動モジュール56は、以下の方程式に基づいて第1および第2の駆動輪の速度を決定することができる。
=-(b*V*sinΦ/2R-V*cosΦ) 式3
=-(-b*V*sinΦ/2R-V*cosΦ) 式4
図3に示すように、Φは、長手方向軸118に対するコラム16の回転角度である。しかしながら、Φは、ユーザインターフェース44の入力を選択することなどによって、v軸に沿うように選択されてもよく、駆動コントローラ50は、コラム16の角度に90度を加えることによって角度を効果的に計算する(図3に示すΦ)。他の駆動方向は、コラム16の回転角度ならびにコリメータ24の回転角度に基づいてΦを決定することなどによって達成することができる。例えば、コリメータセンサ48は、u軸に対するコリメータの運動を検出することができる。別の実施形態では、Φは、コラム16または駆動アセンブリ12に対するコリメータ24の回転角度に基づき得る。また、ユーザインターフェース44の複数のボタンは、角度Φを決定するときに使用される様々なシステム構成要素および/または方向を選択する能力を提供し得る。ほんの一例として、ユーザインターフェース44は、Xカート、Yカート、uおよびv軸の各々に沿った移動を要求するための異なるボタンを提供することができる。
図3の例に戻ると、矢印110の正方向に移動するために、式1および2を使用してVおよびVを計算することができる。Vは、ある部屋から別の部屋へのように、システム10が駆動ハンドル38を使用してより長い距離を駆動されるときに許容される速度の大きさよりも遅くてもよい。一実施形態では、Vの大きさは、最大移動を達成するように、例えば、毎秒100mmまたは毎秒50mmの所定の数に設定することができる。Vの大きさは他の速度を達成するように設定されてもよいことを理解されたい。別の実施形態では、Vの大きさは、回転角度Φに基づいて変化してもよく、Vは、Φのある所定の範囲内でより速い。さらに、以下でより詳細に説明されるように、Φのある角度では、Vは、アームの移動に関係なく、移動型撮像システムの移動を防止するためにゼロであり得る。例えば、Φがゼロ付近の所定の角度範囲(例えば、30度)内にある場合、Vは、オペレータがアーム/撮像アセンブリを「駐車」している間(例えば、アームを駆動輪の上方および駆動輪の間の位置に移動させている間)に移動型撮像システムの不注意な移動を防止するためにゼロであり得る。
第1および第2の駆動輪100および102が回転角度Φに基づいて異なる速度で駆動されると、駆動アセンブリ12は、駆動軸線112に沿って位置したICを中心に回転し、ピボット点108は、u軸に沿って移動する(または他の選択された軸もしくは方向)。オペレータは、駆動アセンブリ12が駆動されるとコラム16のブレーキを係合解除し、コラム16を回転可能に「浮かせる」ことが可能である。次いで、オペレータは、コラム16と長手方向軸118との間の回転角度Φを手動で調整し、u軸に沿った運動を維持するか、または運動方向を変えることができる。回転角度Φが変化すると、回転式駆動モジュール56は、ピボット点108がu軸または他の所望の進行方向に沿って移動し続けるように、第1および第2の駆動輪100および102の各々について速度を動的に再計算する。回転角度Φが変化すると、駆動アセンブリ12は、異なるICを中心に回転することができる。
動的に変化する速度は、5秒などの所定の時間量、または25mmなどの所定の進行距離の間、第1および第2の駆動輪100および102に適用することができる。所定の時間量が経過したとき、または所定の距離を進行したとき、車輪は、移動型撮像システムの移動を停止するために非作動にされてもよい。センサ62、64が、アームが進行終了位置にあることを示す信号を依然として出力している場合、車輪は、上述の方法で再度作動されてもよい。別の例では、決定された速度は、センサ62、64によって出力された信号が、アームがもはや進行終了位置にないこと、および/またはユーザがアームに作用する軸方向移動/力を停止したことを示すまで、第1および第2の駆動輪100および102に適用され得る。またさらなる例では、決定された速度は、センサ62、64によって出力された信号が、ユーザがアームを反対方向に移動させたことを示すまで、第1および第2の駆動輪100および102に適用され得る。
図4は、コラム16、アーム32、X線管ハウジング22、およびコリメータ24を含む、移動型撮像システム10の一部の概略側面図を示す。図4に示すように、アーム32は、コラム16に向かって内方にかつコラム16から離れて外方に伸縮運動を可能にするために、複数の入れ子状セクションで構成されてもよい。示すように、アーム32は、第2のセクション404の内側に収まる第1のセクション402を含むが、3つ以上のセクションが可能である。プッシュセンサ62は、例えば第2のセクション404に結合されたアーム32の上または中に配置されてもよく、アーム32が、アーム32の第1のセクション402がコラム16に向かって内方に進行し続けることができない第1の進行終了位置に達したときを検出するために駆動コントローラ50によって使用可能な信号を生成するように構成されてもよい。1つの非限定的な例では、センサ62は、第1のセクション402の(例えば、コラム16に近接した)近位縁がセンサ62、したがって第1の進行終了位置に達したときを検出するように構成される光学センサであり得る。プルセンサ64は、例えば第1のセクション402に結合されたアーム32の上または中に配置されてもよく、アーム32が、アーム32の第1のセクション402がコラム16から離れて外方に進行し続けることができない第2の進行終了位置に達したときを検出するために駆動コントローラ50によって使用可能な信号を生成するように構成されてもよい。1つの非限定的な例では、センサ64は、第2のセクション404の(例えば、コラム16の遠位の)遠位縁がセンサ64、したがって第2の進行終了位置に達したときを検出するように構成される光学センサであり得る。
第2の手動操作式インターフェースが、システム10に設けられる。第2の手動操作式インターフェースは、コリメータ24に結合されたハンドル66を含むものとして図4に示されている。しかしながら、第2の手動操作式インターフェースは、ユーザの手/体の移動をアーム32および関連する撮像アセンブリの移動に変換するために使用され得る撮像アセンブリおよび/またはアーム32に結合された1つまたは複数のノブ、ハンドグリップ、シャフト、または他の構成要素などの別の適切な形態をとり得る。さらに、第2の手動操作式インターフェースは、別々の構成要素を含まなくてもよく、代わりに、アーム32の外面および/またはアーム32に結合された撮像アセンブリの1つまたは複数の表面(例えば、X線管ハウジング22の外面またはコリメータ24の外面)を含んでもよい。第2の手動操作式インターフェースはまた、プッシュセンサ62と、プルセンサ64とを含む。このようにして、第2の手動操作式インターフェースの第1の構成要素のユーザ操作(例えば、ハンドル66のユーザ操作)は、コラム16に向かって(ユーザから離れるように)内方にまたはコラム16から離れるように(ユーザに向かって)外方にアーム32を移動させることができる。アーム32の結果として生じる移動は、第2の手動操作式インターフェースの第2の構成要素(例えば、プッシュセンサ62および/またはプルセンサ64)によって検出され、u軸(または他の適切な撮像軸)に沿ってコラム16、アーム32、および関連する撮像アセンブリ(例えば、X線源アセンブリ15)を移動させるために、第1および第2の駆動輪の1つまたは複数の駆動をトリガするために使用され得る。
いくつかの例では、アーム32は、長さが固定されていてもよい(例えば、非伸縮式)。そのような例では、2つの位置センサ(例えば、センサ62および64)は、コラム16/ピボット点108に向かってまたはそこから離れるように、ユーザがアームを移動させたい方向を検出する力センサに置き換えられ得る。さらに、追加的または代替的に、進行終了位置でアームに適用される力を測定することができ、測定された力は、上述のVおよびVの値をさらに修正することができ、それにより例えば、力が大きいほど速度値が高くなり、力が小さいほど速度値が低くなる。同様に、センサ62、64がある範囲の値としてアーム32の位置/伸張を示す信号を出力する場合(例えば、アームが進行終了位置にあるときを単に示すのではなく)、値の範囲への浸透の程度を使用してVおよびVの値を修正することができ、それにより例えば、浸透が大きいほど速度が高くなり、浸透が小さいほど速度が遅くなる。
別の実施形態では、センサ46は、特定の角度範囲を示すために1つまたは複数のセンサと置き換えることができる。Φのある角度では、第1および第2の駆動輪の1つまたは複数は、u軸(または他の適切な軸)に沿って移動型撮像システムを移動させるために作動され得、他の角度では、第1および第2の駆動輪は、無効にされる。これは、1つまたは複数の不感帯角度があるという効果を有する。この手法では、各有効角度範囲は、Φの固定角度に割り当てることができる。2範囲の例では、Φの任意の有効角度(例えば、不感帯範囲外の任意の角度)は、180°に等しい。これにより、センサ62、64が進行終了位置に達したことを示すと、有効Φ角度に関係なく第1および第2の駆動輪の両方が同じ速度で移動する(プルセンサ64からの出力は、第2の進行終了位置に達し、したがって逆運動が発生したことを示し、プッシュセンサ62からの出力は、第1の進行終了位置に達し、したがって前方運動が発生したことを示す)。この例では、駆動輪は、センサからの出力が、ユーザがもはやアームを押したり引いたりしていないことを示すまで有効である。またさらなる例では、バンパ、近接センサなどの他のシステム入力が駆動輪の駆動を中断することがある。
別の例では、上述の角度範囲センサは、左右の車輪の間の差動駆動がシステムを回転させる効果を有することを可能にするために4つの範囲(または他の数の範囲)で構成され得る。またさらなる例では、追加的または代替的に、駆動輪は、駆動されると、固定時間または固定距離の間に再係合する前の休止期間で、固定時間または距離の間に有効であり得る。別の例では、システムは、駆動輪の駆動を再び可能にするために戻る前にアームがわずかな距離だけ移動されたことを示すセンサ62、64からの出力によってのみ無効にされ得る。またさらに、いくつかの例では、2つの角度範囲の例および本明細書で説明されている任意の他の例など、上述の例の組合せを使用することができる。2つのモードを区別するために、プッシュボタンスイッチなどのユーザ入力装置を作動して2つのモードを切り替えることができる。例えば、第1のモードは、上述の2つの角度範囲制御を含むことができ、第2のモードは、測定された角度制御を含むことができる(車輪の移動は、範囲に分割されずにコラムの測定された回転角度に基づく)。
したがって、図1~図4に関して上述した移動型撮像システムは、移動型駆動システムに結合された撮像アセンブリ(例えば、X線撮像装置)と、ユーザ操作に応じて撮像アセンブリを移動型駆動システムに対して軸方向と半径方向の両方に移動させるように構成される駆動型インターフェースとを含む。駆動型インターフェースは、撮像アセンブリの軸方向移動に応じて信号を生成するようにさらに構成されてもよく、移動型駆動システムは、信号に応じて移動するように構成されてもよい。例えば、撮像アセンブリは、回転可能なコラムおよび水平アームを介して移動型駆動システムに結合されてもよく、駆動型インターフェースは、撮像アセンブリの軸方向移動を検出し、軸方向移動の検出に応じて信号を生成する1つまたは複数のセンサを含んでもよい。駆動型インターフェースは、ハンドル66などの手動操作式構成要素をさらに含んでもよく、第1または第2の方向への手動操作式構成要素のユーザ操作(例えば、手動移動)は、撮像アセンブリを軸方向に移動させ、第3または第4の方向への手動操作式構成要素のユーザ操作は、撮像アセンブリを半径方向に移動させる。例えば、ハンドル66が第1の軸(例えば、図3のu軸)に沿って第1または第2の方向に移動される場合、撮像アセンブリは、アーム32の伸縮性のために第1の軸に沿って軸方向に移動することができる。ハンドル66が第3または第4の方向(例えば、ピボット点によって画定される弧に沿って、第1の方向の右または左に)に移動される場合、撮像アセンブリは、半径方向に移動することができ、例えば、コラム16のフレームへの回転結合によりピボット点を中心に回転することができる。アームおよびコラムの自由に動く移動を防止するために、1つまたは複数のロックおよび/またはブレーキが移動型撮像システムに存在してもよい。ユーザ操作を介してアームおよび撮像アセンブリを移動させる前に、ユーザは、1つまたは複数のロックまたはブレーキを解除することができる。撮像アセンブリが所望の位置に移動されると、ユーザは、撮像アセンブリを所望の位置に維持するために1つまたは複数のロックまたはブレーキを再係合することができる。
撮像アセンブリの軸方向移動が第1または第2の進行終了位置に達すると、1つまたは複数のセンサによって生成された信号は、移動型駆動システムの第1の駆動輪および/または第2の駆動輪を作動させて移動型撮像システムを移動させることができる。第1および/または第2の駆動輪は、軸方向移動の方向および回転可能なコラムの回転角度に従って決定されるそれぞれの速度で駆動されてもよい。いくつかの例では、コラムが回転角度の閾値範囲内にあるとき、移動型駆動システムは、撮像アセンブリの軸方向移動がある場合でも(および撮像アセンブリが進行終了位置に移動している場合でも)第1および第2の駆動輪の移動が発生しないように非作動にすることができる。さらに、いくつかの例では、ユーザが撮像アセンブリを第1の進行終了位置と第2の進行終了位置との間の位置の範囲内の任意の位置に移動させることに応じて、第1の駆動輪および第2の駆動輪は、駆動輪の移動(したがって移動型撮像システムの自動化された移動)が発生しないように無効にされてもよい。
図1~図4は、X線撮像装置を含む移動型撮像システムに関して上述したが、他の撮像様式も可能である。例えば、アーム32は、(上述のように)X線撮像装置、超音波撮像装置、可視光撮像装置(例えば、カメラ)、または他の撮像様式の構成要素を含む適切な撮像アセンブリに結合することができる。さらに、移動型撮像システムを回転させるために差動車輪速度を適用するように説明したが、他の機構、例えば移動型撮像システムのフレームに対する駆動輪の角度を調整して移動型撮像システムを回転させる自動ステアリングシステムが可能であり、角度は、例えば、コラムの回転の程度に基づいて調整される。
図5は、移動型撮像システム10などの移動型撮像システムの移動を制御するための方法500を示すフローチャートである。方法500および本明細書に含まれる残りの方法を行うための命令は、コントローラのメモリに記憶された命令に基づいて、および図1~図4を参照して上述したセンサなどの移動型撮像システムのセンサから受信された信号と共にコントローラ(例えば、図1に示す駆動コントローラ50)によって実行され得る。コントローラは、以下に記載の方法に従って、移動型撮像システムのアクチュエータ(例えば、1つまたは複数の電気モータによって駆動され得る第1および第2の駆動輪)を用いて移動型撮像システムを移動させることができる。
502において、方法500は、信号が第1の手動操作式インターフェースから受信されるかどうかを決定することを含む。図1に関して上記で説明したように、移動型撮像システムは、移動型撮像システムの所望の移動方向を示す信号を駆動コントローラ50に出力する第1の手動操作式インターフェース(例えば、駆動ハンドル38)を含み得る。信号に応じて、駆動コントローラは、移動型撮像システムを移動させるために、第1の駆動輪100および/または第2の駆動輪102などの1つまたは複数の駆動輪を作動させることができる。したがって、信号が第1の手動操作式インターフェースから受信された場合(例えば、ユーザが駆動ハンドル38を操作している場合)、方法500は、504に進み、受信された信号に基づいて決定されたそれぞれの速度で第1および第2の駆動輪を駆動する。例えば、第1および第2の駆動輪は、同じ速度で駆動して移動型撮像システムを(前方または逆方向にかかわらず)直線で移動させてもよく、または第1および第2の駆動輪は、移動型撮像システムを半径方向に移動させる(例えば、移動型撮像システムを回転させる)ために異なる速度で駆動されてもよい。その後、方法500は戻る。しかしながら、いくつかの例では、信号が第1の手動操作式インターフェースから受信され、信号が第2のインターフェースから同時に受信される場合(以下で説明され、撮像アセンブリおよび/またはアームならびにセンサ62、64に結合された手動操作式構成要素を含み得る)、第2のインターフェースから受信した信号が優先されてもよく、それにより第1の手動操作式インターフェースからの信号は無視され、第1および第2の駆動輪は第2のインターフェースから受信した信号に従って移動される。またさらなる例では、信号が第1の手動操作式インターフェースから受信され、信号が第2のインターフェースから同時に受信される場合、信号は互いに打ち消し合い、第1および第2の駆動輪の移動は発生しない。
信号が第1の手動操作式インターフェースから受信されない(例えば、ユーザが駆動ハンドルを操作していない)場合、方法500は、506に進み、信号が第2のインターフェースから受信されるかどうかを決定する。図4に関して上述したように、第2のインターフェースは、ユーザ移動を移動型撮像システムのアームおよび/またはコラムの移動に変換するための第1の手動操作式構成要素と、移動型撮像システムのコラムに対する移動型撮像システム(および関連する撮像アセンブリ)のアーム移動を検出するための1つまたは複数のセンサとを含み得る。信号が第2のインターフェースから受信されない場合(例えば、信号が第2のインターフェースの1つまたは複数のセンサから受信されない場合)、方法500は、508に進み、第1および第2の駆動輪を非作動にするかまたは非作動に維持する。信号が第1または第2のインターフェースから受信されないので、移動型撮像システムの自動化または制御された移動は示されない。しかしながら、第1の進行終了位置と第2の進行終了位置との間のコラムの回転移動および/またはアームの移動など、移動型撮像システムの様々な構成要素の手動移動が依然として発生し得る。その後、方法500は戻る。
信号が第2のインターフェースから受信される場合(例えば、センサ62およびセンサ64の1つまたは複数が、アームが移動していること、および/または進行終了位置に達したことを示す場合)、方法500は、510に進み、信号が、撮像アセンブリ/アームが進行終了位置にあることを示すかどうかを決定する。図4に関して上記で説明したように、撮像アセンブリが装着されるアームは、(例えば、アームが完全に後退される)第1の進行終了位置と(アームが完全に伸張される)第2の進行終了位置との間で(ユーザ操作を介して)移動するように構成され、第2のインターフェースのセンサは、駆動コントローラに送信され、駆動コントローラによって使用可能な信号を生成し、アーム/撮像アセンブリが進行終了位置にあるかどうか、その場合、どの進行終了位置にあるかを決定し得る。さらに、センサは、アーム/撮像アセンブリの移動中にユーザによって適用される力、および/または(進行終了位置に対する)アームの位置を決定するために駆動コントローラによって使用可能な信号をさらに生成することができる。しかしながら、いくつかの例では、センサは、アームが進行終了位置に達したときにアームの位置を示す信号のみを出力するように構成されてもよい。例えば、アームが進行終了位置の間を移動している場合、センサは、信号を出力しなくてもよい。アームが進行終了位置に達すると、次にセンサの1つまたは複数は、アームが進行終了位置にあることを示す信号を生成し得る。アームが固定長であるまたさらなる例では、第2のインターフェースのセンサは、撮像アセンブリ/アームが常に「進行終了」位置に存在し得るため、ユーザが撮像アセンブリ/アームを軸方向に移動させると信号を出力することができ、したがって決定は、軸方向移動に基づいてもよい(または撮像アセンブリが手動入力に応じて必ずしも移動しない可能性があるため、ユーザによって適用される軸方向の力に基づいてもよい)。
第2のインターフェースセンサからの信号が、撮像アセンブリが進行終了位置にあることを示さない場合、例えば信号が、アームが進行終了位置の間を移動していることを示す場合、方法500は、508に進み、第1および第2の駆動輪を非作動にするかまたは非作動に維持し、その後、方法500は戻る。しかしながら、いくつかの例では、アーム/撮像アセンブリが移動しているが進行終了位置にないことを示す信号が第2のインターフェースのセンサから受信される場合、駆動コントローラは、アームの位置に基づいて第1および/または第2の駆動輪を駆動するように構成されてもよい。
第2のインターフェースセンサからの信号が、撮像アセンブリが進行終了位置にあることを示す場合、方法500は、512に進み、それぞれの速度で第1および/または第2の駆動輪を駆動する。アームが固定長である例などのいくつかの例では、アーム/撮像アセンブリが常に「進行終了」位置に存在し得るが、ユーザがアーム/撮像アセンブリを進行終了位置に存在させることを意図しているという実際の決定は、ユーザがコラムに向かってまたはコラムから離れて第2のインターフェースの手動操作式構成要素に軸方向運動を与えていることを示す信号を出力する力センサ(そのような例では存在する)に基づいてもよい。第1および/または第2の駆動輪は、第1および/または第2の駆動輪に結合された(両方の車輪のための共通の電気モータまたは各駆動輪が別々のモータによって駆動される例ではそれぞれの電気モータであり得る)電気モータを作動させることによって駆動され得、それによって駆動輪を指令されたそれぞれの速度で前方または逆方向に回転させる。例えば、第1の駆動輪は、図2の第1のモータ101によって駆動されてもよく、第2の駆動輪は、図2の第2のモータ103によって駆動されてもよい。
それぞれの速度で第1および/または第2の駆動輪を駆動することは、514に示すように、移動型撮像システムのコラムの回転の程度およびアーム/撮像アセンブリの移動方向(または手動操作式構成要素を介してアーム/撮像アセンブリに適用される力の方向)に基づいて決定されたそれぞれの速度で第1および/または第2の駆動輪を駆動することを含み得る。例えば、駆動コントローラは、受信された信号に基づいて、アームが第1の進行終了位置(ユーザがアーム/撮像アセンブリにプッシュ入力を与え、第1の進行終了位置に達するまでアーム/撮像アセンブリをコラムに向かってユーザから離れるように移動させた位置)に、または第2の進行終了位置(ユーザがアーム/撮像アセンブリにプル入力を与え、第2の進行終了位置に達するまでアーム/撮像アセンブリをコラムから離れるようにユーザに向かって移動させた位置)に移動したかどうかを決定し得る。コラムの回転を測定するセンサ(例えば、センサ46)が、コラムが180°旋回したことを示す信号を出力している場合(撮像アセンブリが移動型撮像システムのフレームの前部の上に配置されるように)、およびアーム位置センサ(例えば、62および64)からの信号が、アーム/撮像アセンブリが第1の進行終了位置に移動されたことを示す場合、第1および/または第2の駆動輪は、例えば、移動型撮像システムを逆方向に移動させてユーザから離れるように逆方向に駆動され得る。信号が、コラムが180°にあり、アーム/撮像アセンブリが第2の進行終了位置に移動されることを示す場合、第1および/または第2の駆動輪は、例えば、移動型撮像システムを前方に移動させてユーザに向かうように前方方向に駆動され得る。
加えて、(例えば、コラムのピボット点の周りの撮像アセンブリの回転移動により)撮像アセンブリが移動型撮像システムのフレームに対してどこに配置されているかにかかわらず、所望の軸に沿って撮像アセンブリを移動させるために、第1および/または第2の駆動輪は、コラムの回転角度に基づいて決定されるそれぞれの速度で駆動されてもよい。速度は、上述の式1~式4、または他の適切な速度方程式に従って決定され得る。コラムの回転角度に応じて、第1および第2の駆動輪の両方が駆動されてもよく、または駆動輪の一方のみが駆動されてもよい。さらに、コラムの回転角度に応じて、第1および第2の駆動輪が同じ速度で駆動されてもよく、または異なる速度で駆動されてもよい。さらにまた、コラムの回転角度に応じて、第1および第2の駆動輪が同じ方向に駆動されてもよく、または異なる方向に駆動されてもよい。
例えば、第2のインターフェースのセンサからの出力が、オペレータが撮像アセンブリをピボット点108に向かって(例えば、オペレータから離れるように)移動させたいことを示すとき、駆動コントローラは、式3に基づいて第1の駆動輪の速度を決定し、式4に基づいて第2の駆動輪の速度を決定する。
=-(b*V*sinΦ/2R-V*cosΦ) 式3
=-(-b*V*sinΦ/2R-V*cosΦ) 式4
式3および式4において、Rは、第1および第2の駆動輪の間の駆動軸(例えば、図3の線112)に沿ったピボット点と中心点との間の距離であり、bは、第1および第2の駆動輪の間の距離であり、Vは、撮像アセンブリの速度の所望の大きさである。Rが600mm、bが300mm、Vが100mm/秒、Φが60°である場合、Vは、28mm/秒であり得、Vは、72mm/秒であり得、Φが90°である場合、Vは、-25mm/秒であり得、Vは、25mm/秒であり得る。
しかしながら、上記で説明したものなどのいくつかの例では、コラムの実際の回転角度は方程式に入力されず、むしろ角度の範囲内の設定角度が入力される。例えば、図6を参照すると、角度の範囲の第1の例600の組が概略的に示されている。第1の例600は、4つの角度の範囲を含む。第1の例600に示す第1の範囲(315~45°)は、駆動輪の移動が発生しない不感帯範囲である(例えば、第1の範囲の任意の角度は、VおよびVが各々ゼロになる)。第2の範囲(45~135°)では、第2の範囲内のすべての角度は90°に設定され、第3の範囲(135~225°)では、第3の範囲内のすべての角度は180°に設定され、第4の範囲(225~315°)では、第4の範囲内のすべての角度は-90°に設定される。そのような例では、Φが60°と90°の両方であるとき、Vは-25mm/秒であり得、Vは25mm/秒であり得る。車輪が同じ速度ではあるが反対方向に移動する例では、移動型撮像システムは、2つの車輪の間の中心点を中心に回転することができる。
図7は、不感帯範囲が315~45°の間であり、他のすべての角度が180°に設定される範囲の第2の例700の組を示す。この例では、移動型撮像システムは、まったく移動されないか、または所定の速度および方向で移動される(例えば、R、b、およびVが上記のように設定される場合、コラムが不感帯範囲外に移動したときにVおよびVは各々、-100mm/秒になり得る。
それぞれの速度で第1および/または第2の駆動輪を駆動することは、追加的または代替的に、516に示すように、進行終了位置でのアームの移動力に基づいて決定されたそれぞれの速度で第1および/または第2の駆動輪を駆動することを含み得る。例えば、第1および/または第2の駆動輪は、アーム/撮像アセンブリを移動させるときにユーザによって適用される力に比例するそれぞれの速度で駆動され得、それにより車輪は、より大きい力が適用されるときにより高い速度で駆動され得、より小さい力が適用されるときにより遅い速度で駆動され得る。
さらに、追加的または代替的に、第1および/または第2の駆動輪を駆動することは、518に示すように、ロック解除が作動または作用した場合にのみ第1および/または第2の駆動輪を駆動することを含み得る。例えば、移動型撮像システムは、第2の手動操作式インターフェースの操作に応じて移動型撮像システムの移動を妨げるかまたは防止する1つまたは複数のロック機構を含むことができ、ロック機構は、解除されると、アーム/撮像アセンブリの軸方向移動を可能にし(第2の手動操作式インターフェースを介して)、第1および/または第2の駆動輪の駆動をもたらすロック解除を含むことができる(ロックまたはブレーキを解除すると、アーム/撮像アセンブリの半径方向の移動も可能になり得る)。さらにまた、追加的または代替的に、第1および/または第2の駆動輪を駆動することは、520に示すように、コラムの回転の程度が回転の閾値範囲外である場合にのみ第1および/または第2の駆動輪を駆動することを含み得る。例えば、コラムの回転の程度は、移動型撮像システムのフレームの長手方向軸および撮像アセンブリ軸に対して画定されてもよく、撮像アセンブリ軸は、コラムと撮像アセンブリのピボット点を通過する軸に対応する(例えば、図3のu軸)。例えば、撮像アセンブリ軸が長手方向軸に平行であり、撮像アセンブリが駆動輪の中間/上に配置されるとき、コラムの回転の程度は、ゼロ度であり得、撮像アセンブリは、待機位置にあると見なされ得る。アーム/撮像アセンブリの軸方向移動に応じて第1および第2の駆動輪を駆動することは、コラムが待機位置の30または45度内などの待機位置の閾値範囲内にあるときに防止され得る。そのような構成は、オペレータが撮像アセンブリを「待機」させようとしている間、例えば、撮像アセンブリを定位置に戻すことを試みている間に移動型撮像システムの意図しない移動を防止することができ、これは、撮像アセンブリが定位置にロックされ、それにより移動型撮像システムが第1の手動操作式インターフェースを介して移動している間にアセンブリが移動する輸送位置であり得る。
522において、方法500は、示されたときに第1および/または第2の駆動輪を非作動にすることを含む。駆動される車輪(第1および第2の駆動輪の一方または両方であるかどうかにかかわらず)は、電気モータを停止することによって非作動にすることができる。車輪は、524に示すように、固定時間または固定距離の後に非作動にされてもよい。例えば、第1および/または第2の駆動輪が作動されると、車輪は、所定の時間(例えば、1秒)または所定の距離(例えば、5cm)、駆動され得、次に車輪は、アーム/撮像アセンブリを進行終了距離に移動させる別の入力が識別されるまで非作動にされ得る。他の例では、526に示すように、駆動される車輪は、第2のインターフェースのセンサからの信号が受信されなくなった後(例えば、ユーザが第2のインターフェースの手動操作式構成要素を押したり引いたりするのを停止する)、非作動にされ得る。またさらなる例では、駆動される車輪は、528に示すように、撮像アセンブリ/アームが進行終了位置から外れた後、非作動にすることができる。例えば、ユーザが移動型撮像システムの移動を停止することを決定すると、ユーザは、進行終了位置で軸方向移動を停止し、その代わりに第2のインターフェースの手動操作式構成要素を反対方向に移動させ、少なくとも一時的に、駆動輪の移動を停止することができる。その後、方法500は戻る。
図8は、第2のインターフェースの手動操作式構成要素の第1のユーザ操作による、および第2のインターフェースの位置センサ(例えば、センサ62および64)によって生成された信号による移動型撮像システム10の例示的な移動800を概略的に示す。図8は、ハンドル66に入力を提供するユーザの手801の概略図を含む(ここでは視覚目的のためにX線源ハウジング15に結合されているように示されているが、ハンドルは、上述のコリメータに結合されるなど、他の場所に配置されてもよい)。ユーザ操作により、コラムは第1の回転の程度Φ=280°に移動している。ユーザ操作はまた、アーム32を移動力802でコラムから離れるようにユーザに向かう方向に、進行終了位置(例えば、アームが完全に伸張される第2の進行終了位置)に移動させている。駆動コントローラは、センサからの信号を受信し、それに応じて、コラムの回転の程度に基づいて、またアーム/撮像アセンブリの移動力に基づいて第1の駆動輪100および第2の駆動輪102を駆動するための速度を決定する。アームの移動がコラムのピボット点から離れているので、駆動コントローラは、第1の駆動輪の第1の速度Vが-42mm/秒(b、R、およびVが上述と同じと仮定)であり、第2の駆動輪の第2の速度Vが7mm/秒であることを決定するために、上述の式1および式2を使用することができる。したがって、第1の駆動輪100は、第1のより高い速度の大きさ804で第1の方向に駆動することができ、第2の駆動輪102は、第2のより低い速度の大きさ806で第2の方向に駆動することができ、第2の速度は、第1の速度よりも遅い。第2の速度が第1の速度とは異なるので、電動駆動アセンブリ12は、直線的に進行することはできず、代わりに、撮像軸(例えば、図8のu軸)に沿って直線軸に撮像アセンブリを移動させるために回転し得る。
図9は、ハンドルの第2のユーザ操作による移動型撮像システム10の例示的な移動900を概略的に示す。図9では、ユーザの手801がハンドルを操作し、コラムを第2の回転の程度Φ=180°に移動させている。ユーザはまた、ハンドルを操作してアーム32を移動力902でコラムに向かうようにユーザから離れる方向に、進行終了位置(例えば、アームが完全に後退される第1の進行終了位置)に移動させている。駆動コントローラは、センサからの信号を受信し、それに応じて、コラムの回転の程度に基づいて第1の駆動輪100および第2の駆動輪102を駆動するための速度を決定する。アームの移動がコラムのピボット点に向かっているので、駆動コントローラは、第1の駆動輪の第1の速度Vが-100mm/秒(b、R、およびVが上述と同じと仮定)であり、第2の駆動輪の第2の速度Vが-100mm/秒であることを決定するために、上述の式3および式4を使用することができる。したがって、第1の駆動輪100は、第3の速度904で第2の方向に駆動することができ、第2の駆動輪102は、第4の速度906で第2の方向に駆動することができ、第3の速度は、第4の速度に等しい。本明細書で提供される例示的な速度および力のスケーリングは例示的なものであり、他の速度も可能であることを理解されたい。
いくつかの例では、移動型撮像システムは、コラムを回転させるときおよび/またはアームを移動させるときにユーザによって適用される力の量を測定するための力センサを含み得る。力センサが含まれるとき、駆動輪の速度は、検出された力の量に基づいて調整され得る。例えば、それを超えるとアームの移動がVの最小の大きさで開始し、次にそこからVの最大の値まで増加する閾値力(ゼロなど)があってもよい。例として上記の図8および図9を使用すると、図9で適用される力は比較的小さくてもよいので、速度VおよびVを計算するために使用されるVは、最小V(例えば、50mm/秒)にスケーリングすることができ、ユーザによって適用される力が増加すると、Vは最大値に向かって増加し得る。図8で適用される力は比較的大きくてもよいので、速度VおよびVを計算するために使用されるVは、最大V(例えば、200mm/秒)にスケーリングされてもよい。
ユーザ操作に応じて撮像アセンブリを移動型駆動システムに対して軸方向と半径方向の両方に移動させるように構成され、撮像アセンブリの軸方向移動に応じて信号を生成するようにさらに構成され、移動型駆動システムは、信号に応じて移動するように構成される駆動型インターフェースを含む移動型撮像システムの技術的効果は、ユーザインターフェースへの別々の入力を必要としない、直感的な方法での移動型駆動システムの自動化された移動である。
一例は、移動型撮像システムであって、移動型駆動システムと、移動型駆動システムに結合された撮像アセンブリと、ユーザ操作に応じて撮像アセンブリを移動型駆動システムに対して軸方向と半径方向の両方に移動させるように構成され、撮像アセンブリの軸方向移動に応じて信号を生成するようにさらに構成され、移動型駆動システムは、信号に応じて移動するように構成される駆動型インターフェースとを含む、移動型撮像システムを提供する。システムの第1の例では、撮像アセンブリは、回転可能なコラムおよび水平アームを介して移動型駆動システムに結合され、駆動型インターフェースは、撮像アセンブリの軸方向移動を検出し、軸方向移動の検出に応じて信号を生成する1つまたは複数のセンサを備える。任意選択で第1の例を含むシステムの第2の例では、駆動型インターフェースは、手動操作式構成要素をさらに備え、第1または第2の方向への手動操作式構成要素のユーザ操作は、撮像アセンブリを軸方向に移動させ、第3または第4の方向への手動操作式構成要素のユーザ操作は、撮像アセンブリを半径方向に移動させる。第1および第2の例の一方または両方を任意選択で含むシステムの第3の例では、移動型駆動システムは、第1の駆動輪と、第2の駆動輪とを含み、移動型駆動システムは、第1のモータによって駆動される第1の駆動輪および第2のモータによって駆動される第2の駆動輪の1つまたは複数によって移動するように構成される。第1から第3の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第4の例では、移動型駆動システムは、コントローラであって、第1のモータを作動させて第1の駆動輪を第1の駆動速度で駆動し、および/または第2のモータを作動させて第2の駆動輪を第2の駆動速度で駆動するために、コントローラによって実行可能な非一時的メモリに命令を記憶するコントローラを含み、第1および第2の駆動速度は、移動型駆動システムの長手方向軸に対するコラムの回転角度に基づいて、および撮像アセンブリの軸方向移動に基づいて決定される。第1から第4の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第5の例では、第1および第2の速度は、撮像アセンブリの軸方向移動の力にさらに基づく。第1から第5の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第6の例では、命令は、1つまたは複数のセンサによって生成された信号に応じて第1のモータを作動させて第1の駆動輪を第1の駆動速度で駆動し、および/または第2のモータを作動させて第2の駆動輪を第2の駆動速度で駆動するように実行可能であり、信号は、撮像アセンブリを進行終了位置に移動させる軸方向移動に応じてのみ生成される。第1から第6の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第7の例では、方法は、作動されると、移動型駆動システムの1つまたは複数のブレーキまたはロックを係合解除するように構成されるロック解除をさらに含み、命令は、ユーザがロック解除を作動させた場合にのみ信号に応じて移動型駆動アセンブリを移動させるように実行可能である。第1から第7の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第8の例では、手動操作式構成要素は、第1の手動操作式構成要素であり、信号は、第1の信号であり、移動型駆動システムに結合された第2の手動操作式構成要素をさらに備え、命令は、第1および第2の駆動輪の1つまたは複数を作動させ、第2の手動操作式構成要素から受信された第2の信号に応じて移動型撮像システムを移動させるように実行可能であり、第2の信号は、第2の手動操作式構成要素のユーザ操作に応じて生成される。第1から第8の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第9の例では、命令は、コラムが回転角度の閾値範囲内にあるとき、撮像アセンブリの軸方向移動がある場合でも、移動型駆動システムを非作動にするために実行可能である。
一例は、回転可能なコラムおよびアームを介してフレームに結合された放射線源を含む移動型撮像システムのための方法を提供し、方法は、放射線源が進行終了位置に配置され、力が放射線源の軸に沿って放射線源に適用されることに応じて、回転可能なコラムの回転の程度および力の方向に基づいて決定されたそれぞれの速度で移動型撮像システムの第1の駆動輪および第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動することを含む。方法の第1の例では、進行終了位置は、コラムに近接して位置した第1の進行終了位置であり、移動型撮像システムの第1の駆動輪および第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動することは、移動型撮像システムの第1の駆動輪および第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動して移動型撮像システムをユーザから離れる第1の方向に移動させることを含む。任意選択で第1の例を含む方法の第2の例では、進行終了位置は、コラムの遠位に位置した第2の進行終了位置であり、移動型撮像システムの第1の駆動輪および第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動することは、移動型撮像システムの第1の駆動輪および第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動して移動型撮像システムをユーザに向かう第2の方向に移動させることを含む。第1および第2の例の一方または両方を任意選択で含む方法の第3の例では、進行終了位置は、第1の進行終了位置であり、放射線源は、軸に沿って第1の進行終了位置から第2の進行終了位置に移動可能であり、ユーザが放射線源を第1の進行終了位置と第2の進行終了位置との間の位置の範囲内の任意の位置に移動させることに応じて、第1の駆動輪および第2の駆動輪を無効にすることをさらに含む。
一例は、第1の手動操作式駆動型インターフェースと、撮像アセンブリと、撮像アセンブリに結合され、第1の手動操作式駆動型インターフェースのユーザ操作に応じて撮像システムを駆動するように構成される移動型駆動システムと、手動操作式構成要素を含む移動型駆動システムの第1の移動可能な構成要素に結合された第2の駆動型インターフェースであって、移動型駆動システムは、第1の可動構成要素の運動の程度に基づいて移動するようにさらに構成される第2の駆動型インターフェースとを含む、移動型撮像システムを提供する。システムの第1の例では、移動型駆動システムの第1の可動構成要素は、回転可能なコラムに結合されたアームを備え、コラムは、移動型駆動システムのフレームに結合されてそこから伸張し、アームは、撮像アセンブリにさらに結合される。任意選択で第1の例を含むシステムの第2の例では、アームは、第2の駆動型インターフェースの手動操作式構成要素のプッシュ入力に応じてコラムに向かって伸縮し、第2の駆動型インターフェースの手動操作式構成要素のプル入力に応じてコラムから離れるように伸縮するように構成される伸縮アームであり、コラムは、第2の駆動型インターフェースの手動操作式構成要素の回転入力に応じて移動型駆動システムのピボット点の周りを回転するように構成される。第1および第2の例の一方または両方を任意選択で含むシステムの第3の例では、第2の駆動型インターフェースは、アームの運動の程度を検出するように構成される1つまたは複数のセンサを備える。第1から第3の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第4の例では、移動型駆動システムは、コントローラであって、1つまたは複数のセンサからの出力に基づいてアームの運動の程度を決定し、相対運動の程度が第1の閾値に達することに応じて、移動型駆動システムの1つまたは複数の車輪を駆動して移動型駆動システムを第1の方向に移動させ、運動の程度が第1の閾値とは異なる第2の閾値に達することに応じて、移動型駆動システムの1つまたは複数の車輪を駆動して移動型駆動システムを第2の方向に移動させる、コントローラによって実行可能な命令を非一時的メモリに記憶するコントローラを備える。第1から第4の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第5の例では、命令は、第1の閾値と第2の閾値との間にある運動の程度に応じて、移動型駆動システムの1つまたは複数の車輪を駆動しないようにさらに実行可能である。
別の表現では、移動型撮像システムは、移動型駆動システムと、移動型駆動システムに結合されたコラムと、水平アームを介してコラムに結合され、アームは、近位端位置と遠位端位置の間の軸に沿った運動の範囲を有する放射線源と、コントローラであって、アームが近位端位置または遠位端位置に移動されるのに応じて、移動型駆動システムを係合して移動型撮像システムを移動させ、それによって放射線源を軸に沿って移動させる、コントローラによって実行可能な命令を非一時的メモリに記憶するコントローラとを含む。システムの第1の例では、移動型駆動システムは、第1の駆動輪と、第2の駆動輪とを含み、移動型駆動システムを係合することは、第1の駆動輪を第1の駆動速度で駆動することと、第2の駆動輪を第2の駆動速度で駆動することとを含む。任意選択で第1の例を含むシステムの第2の例では、コラムは、移動型駆動システムに対して回転可能であり、第1および第2の駆動速度は、移動型駆動システムの長手方向軸に対するコラムの回転角度に基づいて、およびアームが近位端位置または遠位端位置に移動されるかどうかに基づいて決定される。第1および第2の例の一方または両方を任意選択で含むシステムの第3の例では、第1および第2の速度は、アームが近位端位置または遠位端位置に移動されるときのアームの移動力にさらに基づく。第1から第3の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第4の例では、システムは、コラムに近接してアームに配置された第1のセンサと、放射線源に近接してアームに配置された第2のセンサとをさらに含む。第1から第4の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第5の例では、命令は、アームが第1のセンサからの出力に応じて近位位置に移動したかどうかを決定し、アームが第2のセンサからの出力に応じて遠位位置に移動したかどうかを決定するように実行可能である。第1から第5の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第6の例では、システムは、作動されると、移動型駆動システムの1つまたは複数のブレーキまたはロックを係合解除するように構成されるロック解除をさらに含み、命令は、ユーザがロック解除を作動させることに応じて第1および第2のセンサから出力を取得するように実行可能である。第1から第6の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第7の例では、システムは、駆動ハンドルをさらに含み、命令は、ユーザによる駆動ハンドルの操作に応じて生成された、駆動ハンドルから受信された信号に応じて移動型駆動システムを係合して移動型撮像システムを移動させるように実行可能である。第1から第7の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第8の例では、命令は、コラムが移動型駆動システムの長手方向軸に対するコラムの回転角度の閾値範囲内にあるとき、アームが近位端位置または遠位端位置に移動されても、移動型駆動システムを係合解除するように実行可能である。第1から第8の例の1つまたは複数または各々を任意選択で含むシステムの第9の例では、システムは、駆動ハンドルをさらに含み、命令は、ユーザによる駆動ハンドルの操作に応じて生成された、駆動ハンドルから受信された信号に応じて移動型駆動システムの係合解除を無効にし、移動型駆動システムを係合して移動型撮像システムを移動させるように実行可能である。
別の表現では、回転可能なコラムおよびアームを介してフレームに結合された放射線源を含む移動型撮像システムのための方法は、ユーザが放射線源を進行終了位置に移動させることに応じて、回転可能なコラムの回転の程度および放射線源の移動の方向に基づいて決定されたそれぞれの速度で移動型撮像システムの第1の駆動輪および第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動することを含む。
別の表現では、移動型撮像システムは、フレームと、フレームに結合された第1の駆動輪と、フレームに結合された第2の駆動輪とを含む移動型駆動システムと、フレームに結合された駆動ハンドルと、フレームに回転可能に結合され、ユーザによる操作に応じて回転軸を中心に回転するように構成されたコラムと、水平アームを介してコラムに結合され、ユーザによる操作に応じて近位端位置と遠位端位置との間で放射線源軸に沿って移動するように構成される放射線源と、コントローラであって、駆動ハンドルから受信された信号に応じて、第1の駆動輪を第1の速度で駆動し、第2の駆動輪を第2の速度で駆動することによって移動型撮像システムを移動させ、信号は、ユーザによる駆動ハンドルの操作に応じて生成され、放射線源がユーザによって近位端位置または遠位端位置に移動されるのに応じて、第1の駆動輪を第3の速度で駆動し、第2の駆動輪を第4の速度で駆動することによって放射線源を放射線源軸に沿って自動的に移動させる、コントローラによって実行可能な命令を非一時的メモリに記憶するコントローラとを含む。システムの第1の例では、命令は、放射線源がユーザによって近位端位置または遠位端位置の間の他の位置に移動されるときではなく、放射線源が近位端位置または遠位端位置に移動されるのに応じてのみ放射線源を放射線源軸に沿って移動させるように実行可能である。任意選択で第1の例を含むシステムの第2の例では、命令は、固定期間または固定距離の後に第1の駆動輪および第2の駆動輪を非作動にすることによって放射線源軸に沿った放射線源の自動移動を終了するように実行可能である。第1および第2の例の一方または両方を任意選択で含むシステムの第3の例では、命令は、アームが移動の方向と反対方向に移動されることに応じて放射線源軸に沿った放射線源の自動移動を終了するように実行可能である。
本明細書で使用する場合、単数形で列挙され、「1つの(a)」または「1つの(an)」という単語に続けられる要素またはステップは、除外することが明示的に述べられない限り、複数の前記要素またはステップを除外しないと理解されたい。さらに、本発明の「一実施形態」への言及は、列挙された特徴をも組み込む追加の実施形態の存在を除外するものとして解釈されることを意図しない。さらに、明示的に反対の記載がない限り、特定の特性を有する要素または複数の要素を「備える(comprising)」、「含む(including)」、または「有する(having)」実施形態は、その特性を有さない追加のそのような要素を含むことができる。「含む(including)」および「そこにある(in which)」という用語は、それぞれの用語「備える(comprising)」および「その(wherein)」の明示的な均等物として使用される。さらに、「第1の」、「第2の」、および「第3の」などの用語は、単にラベルとして使用され、それらの物体に数値的要件または特定の位置的順序を課すことを意図しない。
本明細書は、最良の態様を含めて本発明を開示するとともに、いかなる当業者も、任意の装置またはシステムの作製および使用ならびに任意の組み込まれた方法の実行を含め、本発明を実施することを可能にするために、実施例を使用する。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義されるとともに、当業者に想起される他の実施例を含んでもよい。そのような他の実施例は、特許請求の範囲の文言と異ならない構造要素を有する場合、または特許請求の範囲の文言と実質的な差のない等価の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内にあることが意図されている。
10 移動型撮像システム/システム
12 電動駆動アセンブリ/駆動アセンブリ
13 フレーム
14 オペレータコンソール
15 X線源アセンブリ/X線源ハウジング
16 コラム
18 後部駆動輪
20 前部輪
22 X線管ハウジング/管ハウジング
24 コリメータ
26 後部端
27 撮像コントローラ
28 前部端
29 被検体
30 テーブル
32 アーム
34 放射線源
36 X線検出器/検出器
37 ケーブル
38 駆動ハンドル
44 ユーザインターフェース
46 センサ
48 センサ/コリメータセンサ
50 駆動コントローラ/コントローラ
52 緊急停止機構
54 シャフト
56 回転式駆動モジュール
62 プッシュセンサ/センサ
64 プルセンサ/センサ
66 ハンドル
100 第1の駆動輪/車輪
101 第1のモータ
102 第2の駆動輪/第2の車輪/車輪
103 第2のモータ
104 第1の旋回輪
106 第2の旋回輪
108 ピボット点
110 矢印
112 駆動軸線
114 中心点
116 中心線
118 長手方向軸
402 第1のセクション
404 第2のセクション
500 方法
504 第1の駆動輪および第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動すること/方法
600 第1の例
700 第2の例
800 移動型撮像システムの例示的な移動
801 ユーザの手
802 移動力
804 速度の大きさ
806 速度の大きさ
900 移動型撮像システムの例示的な移動
902 移動力
904 第3の速度
906 第4の速度
R 距離
速度/第1の速度
第2の速度
所望の速度の大きさ
X 座標系
b 距離
u 座標系
v 座標系
Φ 回転角度/角度/度

Claims (19)

  1. 移動型駆動システムと、
    回転可能なコラム(16)およびアーム(32)を介して前記移動型駆動システムに結合された撮像アセンブリと、
    ユーザ操作に応じて前記撮像アセンブリを前記移動型駆動システムに対して、前記アームに沿う軸方向と、前記回転可能なコラム(16)の回転方向との両方に移動させるように構成された駆動型インターフェースであって、前記撮像アセンブリを進行終了位置に移動させる前記軸方向移動に応じてのみ信号を生成するようにさらに構成され、前記移動型駆動システムは、前記信号に応じて移動するように構成される駆動型インターフェースと
    を含む、移動型撮像システム(10)。
  2. 前記撮像アセンブリが、回転可能なコラム(16)および水平アーム(32)を介して前記移動型駆動システムに結合され、前記駆動型インターフェースが、前記撮像アセンブリの前記軸方向移動を検出し、前記軸方向移動の検出に応じて前記信号を生成する1つまたは複数のセンサ(62、64)を備える、請求項1に記載の移動型撮像システム(10)。
  3. 前記駆動型インターフェースが、手動操作式構成要素をさらに備え、第1または第2の方向への前記手動操作式構成要素のユーザ操作が、前記撮像アセンブリを軸方向に移動させ、第3または第4の方向への前記手動操作式構成要素のユーザ操作が、前記撮像アセンブリを前記回転方向に移動させる、請求項2に記載の移動型撮像システム(10)。
  4. 前記移動型駆動システムが、第1の駆動輪(100)と、第2の駆動輪(102)とを含み、前記移動型駆動システムが、第1のモータ(101)によって駆動される前記第1の駆動輪(100)および第2のモータ(103)によって駆動される前記第2の駆動輪(102)の1つまたは複数によって移動するように構成される、請求項2に記載の移動型撮像システム(10)。
  5. 前記移動型駆動システムが、コントローラ(50)であって、前記第1のモータ(101)を作動させて前記第1の駆動輪(100)を第1の駆動速度で駆動し、および/または前記第2のモータ(103)を作動させて前記第2の駆動輪(102)を第2の駆動速度で駆動するために、前記コントローラ(50)によって実行可能な非一時的メモリに命令を記憶するコントローラ(50)を含み、前記第1および第2の駆動速度が、前記移動型駆動システムの長手方向軸(118)に対する前記コラム(16)の回転角度(Φ)に基づいて、および前記撮像アセンブリの前記軸方向移動に基づいて決定される、請求項4に記載の移動型撮像システム(10)。
  6. 前記第1および第2の速度が、前記撮像アセンブリの前記軸方向移動の力にさらに基づく、請求項5に記載の移動型撮像システム(10)。
  7. 前記命令が、前記1つまたは複数のセンサ(62、64)によって生成された前記信号に応じて前記第1のモータ(101)を作動させて前記第1の駆動輪(100)を前記第1の駆動速度で駆動し、および/または前記第2のモータ(103)を作動させて前記第2の駆動輪(102)を前記第2の駆動速度で駆動するように実行可能であり、前記信号が、前記撮像アセンブリを進行終了位置に移動させる前記軸方向移動に応じてのみ生成される、請求項5に記載の移動型撮像システム(10)。
  8. 作動されると、前記移動型駆動システムの1つまたは複数のブレーキまたはロックを係合解除するように構成されるロック解除をさらに含み、前記命令が、ユーザが前記ロック解除を作動させた場合にのみ前記信号に応じて前記移動型駆動アセンブリを移動させるように実行可能である、請求項5に記載の移動型撮像システム(10)。
  9. 前記手動操作式構成要素が、第1の手動操作式構成要素であり、前記信号が、第1の信号であり、前記移動型駆動システムに結合された第2の手動操作式構成要素をさらに備え、前記命令が、前記第1および第2の駆動輪(102)の1つまたは複数を作動させ、前記第2の手動操作式構成要素から受信された第2の信号に応じて前記移動型撮像システム(10)を移動させるように実行可能であり、前記第2の信号が、前記第2の手動操作式構成要素のユーザ操作に応じて生成される、請求項5に記載の移動型撮像システム(10)。
  10. 前記命令が、前記コラム(16)が回転角度(Φ)の閾値範囲内にあるとき、前記撮像アセンブリの前記軸方向移動がある場合でも、前記移動型駆動システムを非作動にするために実行可能である、請求項5に記載の移動型撮像システム(10)。
  11. 移動型駆動システムと、回転可能なコラム(16)およびアーム(32)を介してフレーム(13)に結合された放射線源(34)と、ユーザ操作に応じて前記放射線源を前記移動型駆動システムに対して、前記アームに沿う軸方向と、前記回転可能なコラム(16)の回転方向との両方に移動させるように構成された駆動型インターフェースであって、前記放射線源を進行終了位置に移動させる前記軸方向移動に応じてのみ信号を生成するようにさらに構成され、前記移動型駆動システムは、前記信号に応じて移動するように構成される、駆動型インターフェースとを含む移動型撮像システム(10)のための方法(500)であって、
    前記放射線源(34)が進行終了位置に配置され、力が前記放射線源(34)の軸に沿って前記放射線源(34)に適用されることに応じて、前記回転可能なコラム(16)の回転の程度および前記力の方向に基づいて決定されたそれぞれの速度で前記移動型撮像システム(10)の第1の駆動輪(100)および第2の駆動輪(102)の1つまたは複数を駆動すること(504)
    を含み、
    前記進行終了位置が、前記コラム(16)に近接して位置した第1の進行終了位置であり、前記移動型撮像システム(10)の前記第1の駆動輪(100)および前記第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動すること(504)が、前記移動型撮像システム(10)の前記第1の駆動輪および前記第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動して前記移動型撮像システム(10)を、前記放射線源側にいるユーザから離れる第1の方向に移動させることを含む、方法(500)。
  12. 前記進行終了位置が、前記コラム(16)の遠位に位置した第2の進行終了位置であり、前記移動型撮像システム(10)の前記第1の駆動輪(100)および前記第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動すること(504)が、前記移動型撮像システム(10)の前記第1の駆動輪(100)および前記第2の駆動輪の1つまたは複数を駆動して前記移動型撮像システム(10)を前記ユーザに向かう第2の方向に移動させることを含む、請求項11に記載の方法(500)。
  13. 前記進行終了位置が、第1の進行終了位置であり、前記放射線源(34)が、軸に沿って前記第1の進行終了位置から第2の進行終了位置に移動可能であり、前記ユーザが前記放射線源(34)を前記第1の進行終了位置と前記第2の進行終了位置との間の位置の範囲内の任意の位置に移動させることに応じて、前記第1の駆動輪(100)および前記第2の駆動輪を無効にすることをさらに含む、請求項11に記載の方法(500)。
  14. 移動型撮像システム(10)であって、
    第1の手動操作式駆動型インターフェースと、
    回転可能なコラム(16)およびアーム(32)を介して前記移動型駆動システムに結合された撮像アセンブリと、
    前記撮像アセンブリに結合され、前記第1の手動操作式駆動型インターフェースのユーザ操作に応じて前記撮像システム(10)を駆動するように構成される移動型駆動システムと、
    手動操作式構成要素を含む前記アームに結合された第2の駆動型インターフェースであって、前記移動型駆動システムは、前記アームの動きに基づいて移動するようにさらに構成される第2の駆動型インターフェースと
    を含
    前記第2の駆動型インターフェースは、
    ユーザ操作に応じて前記撮像アセンブリを前記移動型駆動システムに対して、前記アームに沿う軸方向と、前記回転可能なコラム(16)の回転方向との両方に移動させるように構成され、
    前記第2の駆動型インターフェースは、更に
    前記撮像アセンブリを進行終了位置に移動させる前記軸方向移動に応じてのみ信号を生成するようにさらに構成され、
    前記移動型駆動システムは、前記信号に応じて移動するように構成される、移動型撮像システム(10)。
  15. 前記コラム(16)が、前記移動型駆動システムのフレーム(13)に結合されてそこから伸張し、前記アーム(32)が、前記撮像アセンブリにさらに結合される、請求項14に記載の移動型撮像システム(10)。
  16. 前記アーム(32)が、前記第2の駆動型インターフェースの前記手動操作式構成要素のプッシュ入力に応じて前記コラム(16)に向かって伸縮し、前記第2の駆動型インターフェースの前記手動操作式構成要素のプル入力に応じて前記コラム(16)から離れるように伸縮するように構成される伸縮アーム(32)であり、前記コラム(16)が、前記第2の駆動型インターフェースの前記手動操作式構成要素の回転入力に応じて前記移動型駆動システムのピボット点(108)の周りを回転するように構成される、請求項15に記載の移動型撮像システム(10)。
  17. 前記第2の駆動型インターフェースが、前記アーム(32)の前記動きを検出するように構成される1つまたは複数のセンサ(62、64)を備える、請求項15に記載の移動型撮像システム(10)。
  18. 前記移動型駆動システムが、コントローラ(50)であって、
    前記1つまたは複数のセンサ(62、64)からの出力に基づいて前記アーム(32)の前記動きを決定し、
    前記動きが第1の閾値に達することに応じて、前記移動型駆動システムの1つまたは複数の車輪を駆動して前記移動型駆動システムを第1の方向に移動させ、
    前記動きが前記第1の閾値とは異なる第2の閾値に達することに応じて、前記移動型駆動システムの1つまたは複数の車輪を駆動して前記移動型駆動システムを第2の方向に移動させる、
    前記コントローラ(50)によって実行可能な命令を非一時的メモリに記憶するコントローラ(50)を備える、請求項15に記載の移動型撮像システム(10)。
  19. 前記命令が、前記第1の閾値と前記第2の閾値との間にある前記動きに応じて、前記移動型駆動システムの前記1つまたは複数の車輪を駆動しないようにさらに実行可能である、請求項18に記載の移動型撮像システム(10)。
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