JP7195823B2 - 光学素子、光学素子の製造方法、光学機器 - Google Patents
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Description
本発明の光学素子に用いる基材は、基材の中心から径方向に拡がる光学有効面と、前記光学有効面と前記基材の端部との間に存在する非光学有効面に斜面取り面と平面取り面を有する光学レンズ、プリズム等を用いることができる。基材の材料としては、例えば無アルカリガラス、アルミナケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス、酸化バリウム含有ガラス、酸化ランタン含有ガラス、酸化チタン含有ガラス等を用いることができる。図1(a)は本発明の光学素子を構成する基材101の概略図であり、図1(b)は図1(a)の点線で囲まれた部分の拡大図である。図1(b)に示す様に、基材101は、光学有効面101a、切削もしくは研削加工された非光学有効面である斜面取り面101bおよび平面取り面101cと、を有している。本明細書において、基材101の斜面取り面101bと平面取り面101cの稜線部101dとは、斜面取り面101bと平面取り面101cの端部がなす稜線から、斜面取り面101bおよび平面取り面101cに向かって其々300μmの範囲と定義する。本発明の光学素子に用いる基材の斜面取り面と平面取り面は切削もしくは研削加工されているため、稜線部には、例えば、長さが50μm以下で深さが5~10μm程度のクラックが存在する。
図2は本発明の光学素子を示す概略図である。図2(a)に示すように、本発明の光学素子100は、基材101の表面の一部に遮光膜102が設けられている。図2(b)は、図2(a)の点線で囲まれた部分の拡大図であり、遮光膜102は基材の稜線部101dを含む非光学有効面の上に設けられている。また、基材101と遮光膜102との間には、脂肪族炭化水素103が設けられている。
本発明に遮光膜に用いる遮光塗料は、特に限定されないが、例えば、樹脂と無機微粒子と着色剤とを含有する樹脂組成物を含有する。樹脂は、基材、例えば、ガラスとの密着性が良いものが好ましい。例えばエポキシ樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂が挙げられる。また、遮光膜の屈折率を向上させるために、屈折率が高い樹脂がより好ましい。樹脂の含有量は遮光塗料100質量部に対して、10質量部以上60質量部以下が好ましい。
本発明の光学素子の製造方法は、基材の斜面取り面と平面取り面の稜線部に脂肪族炭化水素を含有する塗布液を塗布し、前記稜線部に遮光塗料を塗布した後に、前記遮光膜を形成することを特徴とする。
次に本発明の光学機器に関して説明する。本発明の光学機器は、筐体と、該筐体内に複数のレンズからなる光学系を有する光学機器において、上記光学素子をレンズとして、前記光学系の入射口側に備えることを特徴とする。
2次元レーザ変位計(LJ-V7020 キーエンス社製)を用いて、遮光膜の形成前および形成後の光学素子の断面プロファイルから斜面取り面と平面取り面の稜線部に形成された遮光膜の体積を計測した。
装置は、ガスクロマトグラフ質量分析計(Trace GC Ultra+ISQ-LT+TriPlus300:サーモフィッシャーサイエンティフィック社製+PY-3030D:フロンティアラボ社製)を用いた。この質量分析計を用いて、斜面取り面と平面取り面の稜線部上における脂肪族炭化水素の含有有無について分析を行った。具体的には、ガスクロマトグラフで分離した成分について質量分析スペクトルを測定することにより成分の定性を行った。
遮光膜を形成した光学素子に光を当て、基材と遮光膜の界面に見える白い輝点を撮影した。撮影した画像について画像解析ソフト(MedaiaCybernetics社製Image-Pro Plus)を用いて画像処理を行い、稜線部上で面積が150μm2以上である白く見える輝点の数をカウントした。稜線部で白点数が20個以下である素子は外観◎、21個以上40個以下である素子は外観○、41個以上である素子は外観×とした。
以下に実施例1の詳細について記述する。
まず、エポキシ樹脂jER828[製品名](三菱化学社製)7g、チタニア分散液ND139[製品名](テイカ社製、チタニア濃度25質量%PGME分散液)40gを用意した。また、染料として、染料(1)VALIFAST-BLACK3810[製品名](オリエント化学社製)1.2g、染料(2)VALIFAST-RED3320[製品名](オリエント化学社製)3.0gを用意した。また、染料(3)VALIFAST-YELLOW3108[製品名](オリエント化学社製)1.2g、染料(4)VALIFAST-BLUE2620[製品名](オリエント化学社製)3.8gを用意した。また、有機溶媒として、1-メトキシ-2-プロパノール(キシダ化学社製)22gを用意した。さらに、疎水性シリカ(1)アエロジルR972[製品名](日本アエロジル社製)3.2g、親水性シリカ(2)アエロジル200[製品名](日本アエロジル社製)1.3gを用意した。また、防かび剤シントールM-100[製品名](住化エンビロサイエンス社製)0.5gを用意した。
まず、樹脂製のワイヤー(直径240μm)に脂肪族炭化水素を含む塗布液である、炭素数が6であるヘキサン(東京化成工業社製)を浸した。そして、ヘキサンを浸した樹脂製のワイヤーを斜面取り面と平面取り面の稜線部に押し当て、基材を100rpmの速度で回転させることにより、ヘキサンを稜線部に塗布した。次に、基材の光学有効面と端部との間にある斜面取り面と平面取り面の稜線部にディスペンサーを用いて遮光塗料を滴下した。滴下した遮光塗料は1ドットあたり15ナノリットルで、20ドットを等間隔で滴下した。
得られた光学素子の稜線部の遮光膜の膜厚t[μm]を測定した。測定結果より、遮光膜の膜厚は3.9μmであった。次に、稜線部の白く見える輝点についての外観の評価を行った。評価結果より、稜線部の白点数は17個であった。
実施例2は、脂肪族炭化水素を含む塗布液として炭素数が8であるn-オクタン(東京化成工業社製)を用いた点以外は実施例1と同様に行った。光学素子の作成に用いた遮光塗料および脂肪族炭化水素を含む塗布液を表1に、光学素子の評価結果を表4に示す。
実施例3は、脂肪族炭化水素を含む塗布液として炭素数が10であるデカン(東京化成工業社製)を用いた点以外は実施例1と同様に行った。光学素子の作成に用いた遮光塗料および脂肪族炭化水素を含む塗布液を表1に、光学素子の評価結果を表4に示す。
実施例4は、脂肪族炭化水素を含む塗布液として炭素数が13であるトリデカン(東京化成工業社製)を用いた点以外は実施例1と同様に行った。光学素子の作成に用いた遮光塗料および脂肪族炭化水素を含む材料を表1に、光学素子の評価結果を表4に示す。
実施例5は、脂肪族炭化水素を含む材料として炭素数が25であるペンタコサン(シグマアルドリッジジャパン社製)を用いた点以外は実施例1と同様に行った。光学素子の作成に用いた遮光塗料および脂肪族炭化水素を含む塗布液を表2に、光学素子の評価結果を表4に示す。
実施例6は、脂肪族炭化水素を含む塗布液として炭素数が30であるトリアコンタン(シグマアルドリッジジャパン社製)を用いた点以外は実施例1と同様に行った。光学素子の作成に用いた遮光塗料および脂肪族炭化水素を含む塗布液を表2に、光学素子の評価結果を表4に示す。
実施例7は、脂肪族炭化水素を含む塗布液として炭素数が5であるペンタン(東京化成工業社製)を用いた点以外は実施例1と同様に行った。光学素子の作成に用いた遮光塗料および脂肪族炭化水素を含む塗布液を表2に、光学素子の評価結果を表4に示す。
実施例8は、脂肪族炭化水素を含む塗布液として炭素数が31であるヘントリアコンタン(シグマアルドリッジジャパン社製)を用いた点以外は実施例1と同様に行った。光学素子の作成に用いた遮光塗料および脂肪族炭化水素を含む塗布液を表2に、光学素子の評価結果を表4に示す。
比較例1は、基材の斜面取り面と平面取り面の稜線部に脂肪族炭化水素を含む塗布液を塗布せずに、稜線部を含む非光学有効面全面に遮光塗料を塗布して、遮光膜を形成した。遮光膜の形成方法は、脂肪族炭化水素を含む塗布液を塗布しなかった点以外は、実施例1と同様に行った。光学素子の作成に用いた遮光塗料および脂肪族炭化水素を含む塗布液を表3に、光学素子の評価結果を表4に示す。
比較例2は、脂肪族炭化水素を含む塗布液の代わりに撥油性の材料であるフッ素系オイルを用いた点以外は実施例1と同様に行った。光学素子の作成に用いた遮光塗料および脂肪族炭化水素を含む塗布液を表3に、光学素子の評価結果を表4に示す。
比較例3は、遮光塗料の中に脂肪族炭化水素を含む塗布液を混合撹拌した塗料を用いた。
まず、エポキシ樹脂jER828[製品名](三菱化学社製)7g、チタニア分散液ND139[製品名](テイカ社製、チタニア濃度25質量%PGME分散液)40gを用意した。また、染料として、染料(1)VALIFAST-BLACK3810[製品名](オリエント化学社製)1.2g、染料(2)VALIFAST-RED3320[製品名](オリエント化学社製)3.0gを用意した。また、染料(3)VALIFAST-YELLOW3108[製品名](オリエント化学社製)1.2g、染料(4)VALIFAST-BLUE2620[製品名](オリエント化学社製)3.8gを用意した。また、有機溶媒として、1-メトキシ-2-プロパノール(キシダ化学社製)22gを用意した。さらに、疎水性シリカ(1)アエロジルR972[製品名](日本アエロジル社製)3.2g、親水性シリカ(2)アエロジル200[製品名](日本アエロジル社製)1.3gを用意した。また、防かび剤シントールM-100[製品名](住化エンビロサイエンス社製)0.5g、脂肪族炭化水素を含む材料であるデカン(東京化成工業社製、炭素数10)5gを用意した。これらを撹拌用容器に投入し、遊星回転撹拌機HM-500[製品名](キーエンス社製)で20分間撹拌した。得られた組成物10gにエポキシ樹脂硬化剤H-30[製品名](三菱化学社製)1gを、加え遊星回転撹拌機HM-500[製品名](キーエンス社製)で3分間撹拌し、遮光塗料を作製した。
次に作製した遮光塗料を、稜線部を含む非光学有効面全面に遮光塗料を塗布して、基材上に遮光膜を形成した。基材である光学レンズに基材を回転させながら塗布した。なお、遮光膜の形成方法は、比較例1と同様に行った。その後、室温にて1時間乾燥後、恒温炉にて80℃2時間焼成を行い、遮光膜を形成し、比較例3の光学素子を得た。
得られた光学素子の稜線部の遮光膜の膜厚t[μm]を測定した。測定結果より、稜線部の遮光膜の膜厚は0.9μmであった。次に、稜線部の白く見える輝点についての外観の評価を行った。評価結果より、稜線部の白点数は73個であった。
実施例1および8の結果から、脂肪族炭化水素が光学素子の斜面取り面と平面取り面の稜線部に含まれ、且つ、稜線部以外には脂肪族炭化水素が含まれない光学素子が好ましいことが分かった。
101 基材
101a 光学有効面
101b 斜面取り面
101c 平面取り面
101d 斜面取り面と平面取り面の稜線部
102 遮光膜
103 脂肪族炭化水素
20 レンズ(光学素子)
21 レンズ
22 レンズ
23 レンズ
24 レンズ
25 レンズ
26 レンズ
27 レンズ
28 レンズ
29 筐体
30 レンズ鏡筒
Claims (10)
- 光学有効面と、斜面取り面と平面取り面を有する非光学有効面と、を有する基材と、
前記非光学有効面の上に設けられた遮光膜と、を有し、
前記遮光膜は、脂肪族炭化水素を含む第1部分と、前記脂肪族炭化水素を含まない第2部分とを有し、
前記第1部分は、前記斜面取り面と前記平面取り面の境界である稜線の上に設けられていることを特徴とする光学素子。 - 前記光学有効面の一部にも、前記遮光膜が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
- 前記第1部分は、前記稜線から前記斜面取り面及び前記平面取り面に向かってそれぞれ300μmの範囲に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学素子。
- 前記脂肪族炭化水素が飽和炭化水素である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学素子。
- 前記飽和炭化水素の炭素数が6以上30以下である請求項4に記載の光学素子。
- 前記遮光膜の前記稜線上における膜厚が1.0μm以上50μm以下である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学素子。
- 前記遮光膜の前記稜線上における膜厚が1.0μm以上4.9μm以下である請求項6に記載の光学素子。
- 光学有効面と、斜面取り面と平面取り面を有する非光学有効面と、を有する基材と、
前記非光学有効面の上に設けられた遮光膜と、
を有する光学素子の製造方法であって、
前記非光学有効面のうち、前記斜面取り面と前記平面取り面の境界である稜線を含み脂肪族炭化水素を含有する塗布液を塗布する第1部分と、前記脂肪族炭化水素を含有する塗布液を塗布しない第2部分とを有し、
前記第1部分に脂肪族炭化水素を含有する塗布液を塗布した後、
前記第1部分及び前記第2部分の上に遮光塗料を塗布し、
塗布された前記遮光塗料を乾燥および/又は焼成することにより、前記遮光膜を形成することを特徴とする光学素子の製造方法。 - 筐体と、該筐体内に収納された複数のレンズからなる光学系とを有する光学機器であって、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学素子が、前記複数のレンズの少なくとも1つとして、前記光学系の入射口側に設けられていることを特徴とする光学機器。 - 請求項9に記載の光学機器が、レンズ鏡筒であることを特徴とする光学機器。
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