JP7193826B2 - 微細気泡発生装置 - Google Patents

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本発明は、微細気泡を発生させるための微細気泡発生装置に関する。更に詳しくは、直径がマイクロメートルオーダーやナノメートルオーダーの微細気泡(マイクロバブル、ナノバブル)を多数発生させるための微細気泡発生装置に関する。
近年、ナノバブル(例えば、直径が1マイクロメートル以下の気泡)、マイクロバブル(例えば、発生時の直径が50マイクロメートル以下の気泡)等と呼ばれている微細気泡は、いろいろな優れた特性があり、各種分野で活用されている。例えば、マイクロバブルやナノバブルの特性を生かして、各種物体の洗浄、殺菌、汚濁水の浄化、放射性物資の汚染除去等に利用されている。
このようなナノバブル、マイクロバブル等の微細気泡を生成する微細気泡発生装置としては種々の装置が実用化されているが、本出願人が開発した装置として、特許文献1、特許文献2、特許文献3に開示された微細気泡発生装置がある。特許文献1から特許文献3に開示された微細気泡発生装置は、液体をポンプで所定の圧力に加圧し、この加圧した液体を、箱状の噴流式微細気泡発生箱のノズルに導入する。そして、この噴流式微細気泡発生箱の内部に噴射された液体のキャビテーションと渦流によって微細気泡含有流体を生成し、噴流式微細気泡発生箱の流体出口部から微細気泡含有流体を吐出して利用する構造を採用している。特許文献1から特許文献3に開示された微細気泡発生装置は、シンプルな構造で微細気泡含有流体を安定的に生成できるメリットがある。
微細気泡含有流体は、含有する微細気泡の数が多ければ、洗浄、殺菌、浄化、汚染除去能力が高くなるので、好ましい。しかし、特許文献1から特許文献3に開示された微細気泡発生装置では、含有する微細気泡の数を多くするためには、液体を加圧するポンプの出力を大きくして、噴流式微細気泡発生箱のノズルに導入する液体の圧力を高くする必要がある。しかし、ポンプの出力を大きくすると、ポンプの消費電力が大きくなるため、ランニングコストが増大し、経済的ではない。
特開平11-319819号公報 特開2000-563号公報 特開2016-36775号公報
本発明は、以上のような背景で発明されたものであり、以下の目的を達成するものである。本発明の目的は、少ない消費電力で多数の微細気泡を含有する微細気泡含有流体を生成できるようにした微細気泡発生装置を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採る。
即ち、本発明1の微細気泡発生装置(1)は、
液体を所定の圧力に加圧して吐出する一台のポンプ(2)と、
前記加圧された液体を導入して第1内部空間に噴射させるための噴射口(331)を有する第1のノズル(31A)を有し、前記第1内部空間に噴射された液体のキャビテーションと渦流によって生成された微細気泡を含む第1の微細気泡含有流体(13)第1の流体出口部(341)から吐出する第1の噴流式微細気泡発生箱(3A)と、
前記第1の噴流式微細気泡発生箱(3A)から吐出された第1の微細気泡含有流体(13)を導入して第2内部空間に噴射させるための噴射口(331)を有する第2のノズル(31B)を有し、前記第2内部空間に噴射された第1の微細気泡含有流体(13)のキャビテーションと渦流によって生成された微細気泡を含む第2の微細気泡含有流体(14)第2の流体出口部(342)から吐出する第2の噴流式微細気泡発生箱(3B)
を備えた微細気泡発生装置(1)において、
前記第1のノズル(31A)は、
前記加圧された液体を前記噴射口(331)に導くための液体誘導路(321)と、
前記液体の負圧によって前記噴射口(331)に気体を導くための気体誘導路(35)とを備え、
前記液体誘導路(321)は前記第1のノズル(31A)の軸心に形成され、前記気体誘導路(35)は前記液体誘導路(321)の外周に円環状に形成されて、前記気体誘導路(35)と前記液体誘導路(321)が前記噴射口(331)で合流し、
前記第1内部空間及び前記第2内部空間は、3次元の箱状の空間で扁平であり、前記空間の厚さをH、空間の幅をW、空間の高さをLとし、前記噴射口(331)の直径をD1とすると、D1<H、W/H≧4、かつ、W<Lの関係にあるものであり、
前記噴射口(331)は、前記3次元の箱状の空間の鉛直方向の上部で幅W及び厚さHの面に位置し、流体出口部(341、342)は、前記噴出口(331)に対向する面に位置することを特徴とする。
本発明2の微細気泡発生装置(1)は、本発明1において、前記第2の噴流式微細気泡発生箱(3B)から吐出された第2の微細気泡含有流体(14)を導入して第3内部空間に噴射させるための噴射口を有する第3のノズルを有し、前記第3内部空間に噴射された第2の微細気泡含有流体(14)のキャビテーションと渦流によって生成された微細気泡を含む第3の微細気泡含有流体(15)を吐出する第3の噴流式微細気泡発生箱(3C)とを備えたことを特徴とする。
本発明3の微細気泡発生装置(1)は、本発明1又は2において、前記ポンプ(2)は、前記液体に気体を混合して気液混合流体を吐出する気液混合ポンプ(20)であることを特徴とする。
本発明の微細気泡発生装置は、ポンプから吐出された液体を、第1の噴流式微細気泡発生箱を経由して第2の噴流式微細気泡発生箱に導入することによって、微細気泡含有流体に含まれる微細気泡の数を増大させるので、ポンプの消費電力を抑制することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態の微細気泡発生装置を示す回路図である。 図2は、図1の第1の噴流式微細気泡発生箱の縦断面図である。 図3は、図1の第2の噴流式微細気泡発生箱の縦断面図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態の微細気泡発生装置に第3の噴流式微細気泡発生箱を追加した例を示す回路図である。 図5は、第1の実施の形態の微細気泡発生装置の第1の噴流式微細気泡発生箱の第1のノズルの変形例を示す縦断面図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態の微細気泡発生装置を示す回路図である。 図7は、本発明の第2の実施の形態の微細気泡発生装置に第3の噴流式微細気泡発生箱を追加した例を示す回路図である。 図8は、本発明の第3の実施の形態の微細気泡発生装置を示す回路図である。 図9は、本発明の第3の実施の形態の微細気泡発生装置に第3の噴流式微細気泡発生箱を追加した例を示す回路図である。
[微細気泡発生装置の第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の微細気泡発生装置1を示す回路図、図2は図1の第1の噴流式微細気泡発生箱3Aの縦断面図、図3は図1の第2の噴流式微細気泡発生箱3Bの縦断面図である。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態の微細気泡発生装置1は、ポンプ2、第1の噴流式微細気泡発生箱3A、第2の噴流式微細気泡発生箱3B等で構成されている。ポンプ2は、吸入側の液体流路21を通して吸い込んだ水等の液体11を加圧し、吐出側の液体流路22を通して第1の噴流式微細気泡発生箱3Aに供給する。本発明の第1の実施の形態では、ポンプ2の吐出圧力は0.5MPaに設定している。
吸入側の液体流路21には、バルブ23、圧力計24が取り付けられている。また、吐出側の液体流路22には、圧力計25、バルブ26、流量計27が取り付けられている。空気等の気体12が、気体流路61を通して第1の噴流式微細気泡発生箱3Aに供給される。気体流路61の気体吸入側は大気に開放されており、気体流路61には、圧力計62、バルブ63、流量計64、バルブ65が取り付けられている。液体11は水以外の他の種類の液体でもよく、気体12は空気以外の他の種類の気体、例えば酸素、オゾン、窒素等でもよい。
前記した第1の噴流式微細気泡発生箱3Aから吐出された第1の微細気泡含有流体13は、第1の接続流路71を通して第2の噴流式微細気泡発生箱3Bに供給される。第1の接続流路71には、圧力計72、バルブ73が取り付けられている。第2の噴流式微細気泡発生箱3Bから吐出された第2の微細気泡含有流体14は、送出流路81を通して所定の微細気泡利用箇所に供給され、洗浄、殺菌、浄化、汚染除去等に使用される。送出流路81には、圧力計82、バルブ83が取り付けられている。
図2に示すように、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aは、扁平の直方体状に形成され、その長手方向が鉛直になるように配置されている。第1の噴流式微細気泡発生箱3Aの上部には、液体11と気体12を導入するための第1のノズル31Aが固定されている。第1のノズル31Aは、液体導入部32と噴射口部33で構成され、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aの上端のフランジ部34Aに図示しないボルトで固定されている。また、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aの下端のフランジ部34Bには、第1の接続流路71に第1の微細気泡含有流体13を吐出するための第1の流体出口部341が形成されている。
液体導入部32の軸心には液体誘導路321が形成され、液体誘導路321の上部が前記した液体流路22に接続されている。噴射口部33の軸心には直径がD1の噴射口331が形成され、液体誘導路321の下端が噴射口331に開口している。液体導入部32の円筒状軸部の外周と噴射口部33の円筒状穴部との間には、円環状の気体誘導路35が形成されている。気体誘導路35と液体誘導路321は噴射口331で合流している。噴射口部33には、前記した気体流路61に接続され、気体誘導路35に気体を導入するための気体導入穴332が形成されている。
液体誘導路321に加圧された液体11が供給されると、負圧によって気体誘導路35の気体12が引き込まれ、噴射口331で液体11と気体12が合流する。液体11の全周から気体12が合流するので、液体11に気体12が効率的に混合する。第1の噴流式微細気泡発生箱3Aの内部には、区画された扁平の直方体状の微細気泡発生室36が形成されている。微細気泡発生室36は、3次元の箱状の空間で扁平であり、空間の厚さ(図2で紙面に直交する方向の長さ)をH(図示せず)、空間の幅をW(図2で左右方向の長さ)、空間の高さをL(図2で上下方向の長さ)とし、噴射口331の直径をD1とすると、D1<H、W/H≧4、かつ、W<Lの関係にある。微細気泡発生室36の内部空間は、扁平で長方体状の空間が好ましい。
噴射口331から微細気泡発生室36に噴射された液体11と気体12の混合流体は、噴射速度が増加するのに伴い圧力が低下し、圧力が飽和蒸気圧まで減少すると、液体11が蒸発して、気泡が発生するキャビテーションと呼ばれる現象が生じる。この結果、液体11と気体12の混合流体が噴射口331から噴射された噴流水に、キャビテーション現象による気泡が発生する。その後、飽和蒸気圧まで低下した圧力が、噴流水の下流側で次第に元の圧力に戻り始めると、気泡は圧縮され潰れる。この気泡が圧壊した時に発生する高温、高圧のエネルギーが周囲に放射され、このエネルギーにより噴流水内の気泡が微細化し、直径が極めて微小なマイクロメートル(μm)オーダーの微細気泡(マイクロバブル)が生成される。
噴射口331から噴射された液体11と気体12の混合流体は、噴流水となって微細気泡発生室36内を流動する。噴流水の主噴流37A、37Bは、噴射口331の軸心にほぼ平行な方向に噴射される。主噴流37A、37Bは、コアンダ効果(噴流が近くの壁に引き寄せられる効果)により、微細気泡発生室36の壁面のどちらか一方の側に引き寄せられるように湾曲して流れる。また、隅部でも湾曲するように流れるため、噴流水の主噴流37A、37Bは、渦を巻いて流れる渦流となる。噴流水の主噴流37A、37Bは、渦流の回転方向が激しく変化し、図2に示す主噴流37A、37Bのような動きの流れになる。微細気泡発生室36の隅には、コアンダ効果により低圧渦である付着渦流38が発生する。
この主噴流37A、37Bは安定したものではなく、幅Wの面内で矢印+w方向又は矢印-w方向に揺れる。同様に、厚さHの面内でも同様に揺れ、渦流の回転方向が激しく変化するような動きの流れになる。即ち、主噴流37A、37Bはキャビテーションを起こし、不安定であり揺れながら流れ、渦流が発生することになる。言い換えると、微細気泡発生室36内では、攪拌力の強い渦流現象が発生し、この渦流は回転方向が激しく変化している。主噴流37A、37Bと付着渦流38の回転方向が激しく変化する噴流は、液体11と気体12の混合流体と微細気泡が混合された噴流水に極めて強いせん断力を与える。
このせん断力は、微細気泡と噴流水との混合を促進するとともに、微細気泡をせん断し、直径が極めて微小なナノメートル(nm)オーダーの微細気泡(ナノバブル)を生成させる。このような微細化が行われた微細気泡は、例えば、直径が数十ナノメートルから数百ナノメートルの微細気泡となり、噴流水に混合されて第1の微細気泡含有流体13となる。このように生成された第1の微細気泡含有流体13は、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aから第1の流体出口部341を通して吐出され、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bに供給される。第1の微細気泡含有流体13の吐出圧力は、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aの液体誘導路321に供給された液体11の圧力よりも若干低下している。
第2の噴流式微細気泡発生箱3Bは、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aと主要部分は同一構造を有しているので、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aと同一構造部分には同一番号を付して説明する。すなわち、図3に示すように、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bの上部には、第1の微細気泡含有流体13を導入するための第2のノズル31Bが固定されている。第2のノズル31Bと第1のノズル31Aとの相違点は、第2のノズル31Bの噴射口部33Bには、気体12を導入するための気体導入穴332が形成されていないことである。また、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bの下端のフランジ部34Bには、送出流路81に第2の微細気泡含有流体14を吐出するための第2の流体出口部342が形成されている。液体導入部32の軸心には第1の噴流式微細気泡発生箱3Aと同様に液体誘導路321が形成され、液体誘導路321の上部が前記した第1の接続流路71に接続されている。
液体誘導路321に第1の微細気泡含有流体13が供給され、噴射口331から第1の微細気泡含有流体13が微細気泡発生室36に噴射される。すると、噴射速度が増加するのに伴い圧力が低下し、圧力が飽和蒸気圧まで減少すると、キャビテーション現象が生じ、第1の微細気泡含有流体13が蒸発して気泡が発生する。その後、飽和蒸気圧まで低下した圧力が、噴流水の下流側で次第に元の圧力に戻り始めると気泡と微細気泡は圧縮され潰れる。この気泡と微細気泡の圧壊した時に発生する高温、高圧のエネルギーが周囲に放射され、このエネルギーにより噴流水内の気泡と微細気泡が微細化し、マイクロメートル(μm)オーダーの微細気泡(マイクロバブル)とナノメートル(nm)オーダーの微細気泡(ナノバブル)の両方が生成される。
微細気泡発生室36内の主噴流37A、37Bと付着渦流38の極めて強いせん断力は、微細気泡と第1の微細気泡含有流体13との混合を促進するとともに、微細気泡をせん断し、直径が極めて微小なナノメートル(nm)オーダーの微細気泡(ナノバブル)が生成させる。このような微細化が行われた微細気泡は、例えば、直径が数十ナノメートル以下の微細気泡となり第1の微細気泡含有流体13に混合され、微細気泡が第1の微細気泡含有流体13よりも増加した第2の微細気泡含有流体14となる。このようにして生成された第2の微細気泡含有流体14は、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bから第2の流体出口部342を通して吐出され、送出流路81を通して所定の微細気泡利用箇所に供給され、洗浄、殺菌、浄化、汚染除去等に使用される。第2の微細気泡含有流体14の吐出圧力は、第1の微細気泡含有流体13の吐出圧力よりも若干低下している。
このように、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bによって微細気泡の数が増大した第2の微細気泡含有流体14は、洗浄等に一層の効果を有するものとなる。本発明の第1の実施の形態の微細気泡発生装置1では、ポンプ2から吐出された液体11を、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aを経由して第2の噴流式微細気泡発生箱3Bに導入し、微細気泡の数が増大した微細気泡含有流体を生成するので、ポンプ2の消費電力を抑制することが可能となる。
図4は、本発明の第1の実施の形態の微細気泡発生装置1に第3の噴流式微細気泡発生箱3Cを追加した例を示す回路図である。すなわち、図4に示すように、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bから吐出された第2の微細気泡含有流体14は、第2の接続流路74を通して第3の噴流式微細気泡発生箱3Cに供給される。第2の接続流路74には、圧力計75、バルブ76が取り付けられている。第3の噴流式微細気泡発生箱3Cから吐出された第3の微細気泡含有流体15は、送出流路81を通して所定の微細気泡利用箇所に供給され、洗浄、殺菌、浄化、汚染除去等に使用される。送出流路81には、圧力計82、バルブ83が取り付けられている。
第3の噴流式微細気泡発生箱3Cの構造は、前記した第2の噴流式微細気泡発生箱3Bと全く同一構造なので、詳細な図示と説明は省略する。すなわち、図4の微細気泡発生装置1では、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bから吐出された第2の微細気泡含有流体14が、第2の接続流路74を通して第3の噴流式微細気泡発生箱3Cの第3のノズル(図示せず)に供給される。第3のノズルの噴射口から第2の微細気泡含有流体14が微細気泡発生室に噴射されると、前記した第2の噴流式微細気泡発生箱3Bの場合と同様に、キャビテーション現象が生じ、第2の微細気泡含有流体14が蒸発して、気泡が発生する。その後、前記した第2の噴流式微細気泡発生箱3Bの場合と同様に、気泡と微細気泡の圧壊した時に発生する高温、高圧のエネルギーにより噴流水内の気泡と微細気泡が微細化し、マイクロメートル(μm)オーダーの微細気泡(マイクロバブル)とナノメートル(nm)オーダーの微細気泡(ナノバブル)の両方が生成される。
その後、微細気泡発生室内の主噴流と付着渦流の極めて強いせん断力によって、直径が数十ナノメートル以下の微細気泡となり、第2の微細気泡含有流体14に混合され、微細気泡が第2の微細気泡含有流体14よりも増加した第3の微細気泡含有流体15となる。このようにして生成された第3の微細気泡含有流体15は、第3の噴流式微細気泡発生箱3Cから第3の流体出口部(図示せず)を通して吐出され、送出流路81を通して所定の微細気泡利用箇所に供給され、洗浄、殺菌、浄化、汚染除去等に使用される。このように、第3の噴流式微細気泡発生箱3Cによって再微細化され、微細気泡の数が更に増大した第3の微細気泡含有流体15は、洗浄等に一層の効果を有するものとなる。
図5は、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aの第1のノズル31Aの変形例を示す縦断面図である。前記した図2の第1の噴流式微細気泡発生箱3Aでは、噴射口部33には、気体誘導路35に気体を導入するための気体導入穴332が1個形成されている。図5の変形例の第1の噴流式微細気泡発生箱3Aでは、気体誘導路35に気体を導入するための気体導入穴332に追加して、気体導入穴333が形成されている。噴射口部33の軸心には直径がD2の噴射口334が形成され、液体誘導路321の下端が噴射口334に開口している。気体誘導路35に気体を導入する時の管路抵抗が減少するので、気体流路61から気体誘導路35に多量の気体を効果的に導入することが可能となる。
[微細気泡発生装置の第2の実施の形態]
図6は本発明の第2の実施の形態の微細気泡発生装置10を示す回路図である。本発明の第2の実施の形態の微細気泡発生装置10は、第1の実施の形態の微細気泡発生装置1のポンプ2を気液混合ポンプ20に変更した例である。図6に示すように、気液混合ポンプ20には、吸入側の液体流路21を通して水等の液体11と、気体流路41を通して空気等の気体12の両方が吸い込まれ、加圧した液体11に気体12を混合して気液混合流体16にする。この気液混合流体16が、吐出側の気液流路28を通して第1の噴流式微細気泡発生箱3Aに供給される。吸入側の液体流路21には、バルブ23、圧力計24が取り付けられている。また、吐出側の気液流路28には、圧力計25、バルブ26、流量計27が取り付けられている。
気体流路41の入り口側は大気に開放されており、気体流路41には、圧力計42、バルブ43、流量計44、バルブ45が取り付けられている。また、第1の実施の形態の微細気泡発生装置1と同様に、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aには、空気等の気体12が、気体流路61を通して供給される。気体流路61は大気に開放されており、気体流路61には、圧力計62、バルブ63、流量計64、バルブ65が取り付けられている。液体11は水以外の他の種類の液体でもよく、気体12は空気以外の他の種類の気体、例えば酸素、オゾン、窒素等でもよい。
気液混合ポンプ20は羽根車を有する渦流ポンプで、加圧された液体11の負圧で気体12を吸い込み、加圧された液体11の渦流によって液体11の中に多量の気体12が混合される。液体11に混合された気体12は、渦流によるせん断力を受けて、微細化された一次の微細気泡(例えば、直径がマイクロメートル(μm)オーダーの微細気泡)となっている。この一次の微細気泡を含有する気液混合流体16を第1の噴流式微細気泡発生箱3Aに供給する。また、空気等の気体12も、気体流路61を通して第1の噴流式微細気泡発生箱3Aに供給される。
第1の噴流式微細気泡発生箱3Aに供給された気液混合流体16と気体12の混合流体は、噴射速度が増加するのに伴い圧力が低下し、圧力が飽和蒸気圧まで減少すると、気液混合流体16が蒸発して、気泡が発生するキャビテーションと呼ばれる現象が生じる。この結果、気液混合流体16と気体12の混合流体が噴射口331からから噴射された噴流水に、キャビテーション現象による気泡が発生する。その後、飽和蒸気圧まで低下した圧力が、噴流水の下流側で次第に元の圧力に戻り始めると気泡と微細気泡は圧縮され潰れる。この気泡の圧壊した時に発生する高温、高圧のエネルギーが周囲に放射され、このエネルギーにより噴流水内の気泡と微細気泡が更に微細化し、直径が極めて微小なマイクロメートル(μm)オーダーの微細気泡(マイクロバブル)とナノメートル(nm)オーダーの微細気泡(ナノバブル)の両方が生成される。
第1の噴流式微細気泡発生箱3Aの噴射口331から噴射された気液混合流体16と気体12の混合流体には攪拌力の強い渦流現象が発生し、気液混合流体16と気体12の混合流体と微細気泡が混合された噴流水に極めて強いせん断力を与える。このせん断力は、微細気泡と噴流水との混合を促進するとともに、微細気泡をせん断し、直径が極めて微小なナノメートル(nm)オーダーの微細気泡(ナノバブル)を生成させる。このような微細化が行われた二次の微細気泡は、例えば、直径が数十ナノメートル以下の微細気泡となり、気液混合流体16と気体12の混合流体に混合され第1の微細気泡含有流体13となる。
このように生成された第1の微細気泡含有流体13は、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aから吐出され、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bに供給される。この第2の噴流式微細気泡発生箱3Bを通過することにより第1の微細気泡含有流体13の微細気泡は、再微細化され三次の微細気泡となり、微細気泡の数も多くなる。この三次の微細気泡を含む第2の微細気泡含有流体14は、送出流路81を通して洗浄等種々の用途に利用される。このように、気液混合ポンプ20を設けた構成によって、気泡を一層微細化しその微細気泡を含む第2の微細気泡含有流体14は、洗浄等に一層の効果を有するものとなる。本発明の第2の実施の形態の微細気泡発生装置10では、気液混合ポンプ20から吐出された一次の微細気泡を含有する気液混合流体16を、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aを経由して第2の噴流式微細気泡発生箱3Bに導入している。従って、第1の実施の形態の微細気泡発生装置1よりも気泡を一層微細化して、気液混合ポンプ20の消費電力を抑制することが可能となる。
本発明の第2の実施の形態の微細気泡発生装置10で実施した、運転条件と運転結果は以下の通りである。すなわち、気液混合ポンプ20は、株式会社ニクニ(本社:日本国神奈川県)製の渦流ターボミキサーで、設定圧力0.5MPa、流量10~300L/minである。第1の噴流式微細気泡発生箱3Aへの供給圧力は0.4MPa~0.5MPa、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aからの吐出圧力は0.4MPa~0.5MPaであった。また、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bへの供給圧力は、0.3MPa~0.4MPa、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bからの吐出圧力は0.3MPa~0.4MPaであった。気体12として、酸素、オゾン、二酸化炭素、窒素、水素、空気を使用した。第2の微細気泡含有流体14の用途として、土壌浄化、工場排水処理、PH中和等の環境改善に利用した。また、成長促進、収量増加等の農業改善に利用した。さらに、成長育成、鮮度保持等の養殖、保存等の水産業の改善に利用した。
図7は、本発明の第2の実施の形態の微細気泡発生装置10に第3の噴流式微細気泡発生箱3Cを追加した例を示す回路図である。すなわち、図7に示すように、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bから吐出された第2の微細気泡含有流体14は、第2の接続流路74を通して第3の噴流式微細気泡発生箱3Cに供給される。第3の噴流式微細気泡発生箱3Cから吐出された第3の微細気泡含有流体15は、送出流路81を通して所定の微細気泡利用箇所に供給され、洗浄、殺菌、浄化、汚染除去等に使用される。第3の噴流式微細気泡発生箱3Cによって再微細化され、微細気泡の数も更に増大した第3の微細気泡含有流体15は、洗浄等に一層の効果を有するものとなる。
[微細気泡発生装置の第3の実施の形態]
図8は本発明の第3の実施の形態の微細気泡発生装置100を示す回路図である。本発明の第3の実施の形態の微細気泡発生装置100は、第2の実施の形態の微細気泡発生装置10において、気体12を第1の噴流式微細気泡発生箱3Aに供給しないようにした例である。従って、第2の実施の形態の微細気泡発生装置10の気体流路61は無く、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aは、噴射口部33の気体導入穴332にプラグをして、気体12が気体誘導路35に吸い込まれないようにしている。従って、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aには気液混合流体16だけが供給される。第3の実施の形態の微細気泡発生装置100においても、キャビテーションと気泡の圧壊、渦流現象による極めて強いせん断力によって、直径が極めて微小なナノメートル(nm)オーダーの微細気泡(ナノバブル)を生成させることができる。このように生成された第1の微細気泡含有流体13は、第2の実施の形態の微細気泡発生装置10と同様に、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bに供給される。
図9は、本発明の第3の実施の形態の微細気泡発生装置100に第3の噴流式微細気泡発生箱3Cを追加した例を示す回路図である。図9に示すように、第2の噴流式微細気泡発生箱3Bから吐出された第2の微細気泡含有流体14は、第2の接続流路74を通して第3の噴流式微細気泡発生箱3Cに供給される。第3の噴流式微細気泡発生箱3Cから吐出された第3の微細気泡含有流体15は、送出流路81を通して所定の微細気泡利用箇所に供給され、洗浄、殺菌、浄化、汚染除去等に使用される。第3の噴流式微細気泡発生箱3Cによって再微細化され、微細気泡の数も更に増大した第3の微細気泡含有流体15は、洗浄等に一層の効果を有するものとなる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこの実施例に限定されることはない。例えば、前述した実施例では、噴流式微細気泡発生箱を2個又は3個、直列に接続しているが、4個以上直列に接続してもよい。また、噴流式微細気泡発生箱から吐出された微細気泡含有流体を、並列に接続された複数の噴流式微細気泡発生箱に同時に導入してもよい。さらに、第1の実施の形態の微細気泡発生装置1で、第1の噴流式微細気泡発生箱3Aに気体流路61から気体12を導入しなくてもよい。
1…微細気泡発生装置
10…微細気泡発生装置
100…微細気泡発生装置
11…液体
12…気体
13…第1の微細気泡含有流体
14…第2の微細気泡含有流体
15…第3の微細気泡含有流体
16…気液混合流体
2…ポンプ
20…気液混合ポンプ
21、22…液体流路
23…バルブ
24…圧力計
25…圧力計
26…バルブ
27…流量計
28…気液流路
3A…第1の噴流式微細気泡発生箱
3B…第2の噴流式微細気泡発生箱
3C…第3の噴流式微細気泡発生箱
31A…第1のノズル
31B…第2のノズル
32…液体導入部
321…液体誘導路
33…噴射口部
33B…噴射口部
331…噴射口
332…気体導入穴
333…気体導入穴
334…噴射口
34A…フランジ部
34B…フランジ部
341…第1の流体出口部
342…第2の流体出口部
35…気体誘導路
36…微細気泡発生室
37A、37B…主噴流
38…付着渦流
41…気体流路
42…圧力計
43…バルブ
44…流量計
45…バルブ
61…気体流路
62…圧力計
63…バルブ
64…流量計
65…バルブ
71…第1の接続流路
72…圧力計
73…バルブ
74…第2の接続流路
75…圧力計
76…バルブ
81…送出流路
82…圧力計
83…バルブ

Claims (3)

  1. 液体を所定の圧力に加圧して吐出する一台のポンプ(2)と、
    前記加圧された液体を導入して第1内部空間に噴射させるための噴射口(331)を有する第1のノズル(31A)を有し、前記第1内部空間に噴射された液体のキャビテーションと渦流によって生成された微細気泡を含む第1の微細気泡含有流体(13)第1の流体出口部(341)から吐出する第1の噴流式微細気泡発生箱(3A)と、
    前記第1の噴流式微細気泡発生箱(3A)から吐出された第1の微細気泡含有流体(13)を導入して第2内部空間に噴射させるための噴射口(331)を有する第2のノズル(31B)を有し、前記第2内部空間に噴射された第1の微細気泡含有流体(13)のキャビテーションと渦流によって生成された微細気泡を含む第2の微細気泡含有流体(14)第2の流体出口部(342)から吐出する第2の噴流式微細気泡発生箱(3B)
    を備えた微細気泡発生装置(1)において、
    前記第1のノズル(31A)は、
    前記加圧された液体を前記噴射口(331)に導くための液体誘導路(321)と、
    前記液体の負圧によって前記噴射口(331)に気体を導くための気体誘導路(35)とを備え、
    前記液体誘導路(321)は前記第1のノズル(31A)の軸心に形成され、前記気体誘導路(35)は前記液体誘導路(321)の外周に円環状に形成されて、前記気体誘導路(35)と前記液体誘導路(321)が前記噴射口(331)で合流し、
    前記第1内部空間及び前記第2内部空間は、3次元の箱状の空間で扁平であり、前記空間の厚さをH、空間の幅をW、空間の高さをLとし、前記噴射口(331)の直径をD1とすると、D1<H、W/H≧4、かつ、W<Lの関係にあるものであり、
    前記噴射口(331)は、前記3次元の箱状の空間の鉛直方向の上部で幅W及び厚さHの面に位置し、流体出口部(341、342)は、前記噴出口(331)に対向する面に位置する、
    ことを特徴とする微細気泡発生装置(1)
  2. 請求項1に記載の微細気泡発生装置(1)において、
    前記第2の噴流式微細気泡発生箱(3B)から吐出された第2の微細気泡含有流体(14)を導入して第3内部空間に噴射させるための噴射口を有する第3のノズルを有し、
    前記第3内部空間に噴射された第2の微細気泡含有流体(14)のキャビテーションと渦流によって生成された微細気泡を含む第3の微細気泡含有流体(15)を吐出する第3の噴流式微細気泡発生箱(3C)
    を備えたことを特徴とする微細気泡発生装置(1)
  3. 請求項1又は2に記載の微細気泡発生装置(1)において、
    前記ポンプ(2)は、前記液体に気体を混合して気液混合流体を吐出する気液混合ポンプ(20)であることを特徴とする微細気泡発生装置(1)
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