JP7193382B2 - 係合部を有するポリアルキレンテレフタレート樹脂成形品 - Google Patents
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Description
(1)(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂と、(B)コア層のゴムがアクリル系ゴムでありシェル層の成分が反応性官能基を有する、平均粒子径0.3μm以下のアクリル系コアシェル型ポリマーと、(C)ガラス繊維とを含み、カルボジイミド化合物を含まないポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物からなることを特徴とする、係合部を有する成形品。
(2)アクリル系ゴムが、アクリル酸C1~C12アルキルエステルを主成分とするポリマーである、(1)に記載の成形品。
(3)シェル層の成分が、0℃以上のガラス転移温度を有する硬質樹脂成分である、(1)または(2)に記載の成形品。
(4)反応性官能基が、エポキシ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシ基、酸無水物基、酸塩化物基からなる群から選択される一種以上の反応性官能基である、(1)から(3)のいずれか一項に記載の成形品。
本発明の実施形態のポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物は、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂と、(B)コア層のゴムがアクリル系ゴムでありシェル層の成分が反応性官能基を有する、平均粒子径0.3μm以下のアクリル系コアシェル型ポリマーと、(C)ガラス繊維とを含み、カルボジイミド化合物を含まない。以下、ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物に含まれる各成分について説明する。
本発明の実施形態に係るポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物のベース樹脂である(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂は、ジカルボン酸化合物及び/又はそのエステル形成性誘導体を主成分とするジカルボン酸成分と、ジオール化合物及び/又はそのエステル形成性誘導体を主成分とするジオール成分との反応により得られる熱可塑性ポリエステル樹脂のうち、ジカルボン酸成分としてテレフタル酸及び/又はそのエステル形成性誘導体を主成分とし、ジオール成分としてアルキレングリコール及び/又はそのエステル形成性誘導体を主成分とするものである。
コアシェル型ポリマーは、コア層(コア部)と、このコア層(コア層の表面)の一部又は全部を被覆するシェル層とを含む多層構造を有するポリマーである。コアシェル型ポリマーにおいて、好ましくは、コア層はゴム成分(軟質成分)を有し、シェル層は好ましくは硬質成分で構成される。
ガラス繊維は、ガラスを融解、牽引して繊維状にしたものである。繊維状にして使われる場合、一般のアルカリガラスでは表面の劣化による強度の低下が著しいため、原料として使用されるガラスには、石英ガラスなどの無アルカリガラスが使われることが好ましい。またガラス繊維は、入手性や強度及び剛性の面から、好適に使用できる。
カルボジイミド化合物は、化学式-N=C=N-で表される官能基を含む化学物質の総称である。有機合成化学において、カルボジイミド化合物は脱水縮合剤として主に用いられる。よく使われる例としてはカルボン酸に対するアミド結合、もしくはエステル結合形成の促進である。カルボジイミド化合物をポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物中に添加する場合、耐加水分解性や耐ヒートショック性の向上効果が得られるが、当該樹脂組成物の成形時等に、カルボジイミド化合物に由来する有毒なイソシアネートガスが発生するといった不都合が生じる。本実施形態においては、カルボジイミド化合物を用いないことにより、係合部を有する成形品の製造時において、イソシアネートガスなどの有害ガスを発生しないという効果を得ることが可能である。
本発明の実施形態のポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物には、本発明の効果を阻害しない範囲で、その目的に応じた所望の特性を付与するために、一般に熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂に添加される公知の物質、例えば、酸化防止剤や紫外線吸収剤等の安定剤、耐加水分解性改善剤(例えば、エポキシ樹脂等)、帯電防止剤、難燃剤、難燃助剤、滴下防止剤、染料や顔料等の着色剤、離型剤、潤滑剤、結晶化促進剤、結晶核剤等を配合することが可能である。
本発明の実施形態のポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物は、従来、樹脂組成物を調製するために一般に用いられる設備及び方法を用いて容易に調製できる。例えば、各成分を混合した後、1軸又は2軸の押出機により練り混み、押し出してペレットを調製した後、成形する方法、一旦組成の異なるペレットを調製し、そのペレットを所定量混合して成形に供し、成形後に目的組成の成形品を得る方法、成形機に各成分の1種又は2種以上を直接投入する方法等、いずれも使用することが可能である。
本発明の実施形態の成形品は、本発明のポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物を成形してなるものである。成形方法は特に限定されず、公知の成形方法を採用することができる。本発明の実施形態に係る成形品は、好ましくは、本発明のポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物と金属又は無機固体からなるインサート部材とをインサート成形してなるインサート成形品である。金属及び無機固体は特に限定されず、金属としては、アルミニウム、マグネシウム、ステンレス鋼、銅等が例示され、樹脂基板上に形成された電子回路などの金属導体部もこれに含まれる。無機固体としては、セラミック等が例示される。インサート成形は、従来公知の方法で行うことができる。
本発明のスナップフィット部の取り付けられる対象物は特に限定されない。係合部及び被係合部が板状物、管状物、筺状物に取り付けられていてもよく、あるいはこれらを組み合わせて使用することもできる。係合部及び被係合部は嵌着、脱着が可能であっても、脱着できなくてもよい。これらの物体に取り付けられるスナップフィット部の数には特に制限はなく1以上必要な個数である。スナップフィット部を複数設ける場合には、力のバランス、使用時に外れにくいことなどを考慮して、対称の位置やパイプでは180度ずらした位置に等に設けることができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。
・(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂
ウィンテックポリマー(株)製 PBT樹脂、固有粘度0.69dl/g、末端カルボキシル基量24meq/kg
・(B)アクリル系コアシェル型ポリマー
B-1:コア層にブチルアクリレート重合体(アクリル系ゴム)、シェル層にメチルメタクリレート重合体(ビニル系共重合体)を使用し、コア層の比率が90質量%であるアクリル系コアシェル型ポリマー、平均粒子径3μm
B-2:コア層にブチルアクリレート重合体(アクリル系ゴム)、シェル層にメチルメタクリレート重合体(ビニル系共重合体)を使用し、コア層の比率が90質量%であるアクリル系コアシェル型ポリマー、平均粒子径20μm
B-3:コア層にブチルアクリレート重合体(アクリル系ゴム)、シェル層にメチルメタクリレート重合体(ビニル系共重合体)を使用し、コア層の比率が90質量%であるアクリル系コアシェル型ポリマー、平均粒子径30μm
B-4:コア層にブチルアクリレート重合体(アクリル系ゴム)、シェル層にメチルメタクリレート重合体(ビニル系共重合体)を使用し、コア層の比率が80質量%であるアクリル系コアシェル型ポリマー、平均粒子径0.1μm
B-5:コア層にブチルアクリレート重合体(アクリル系ゴム)、シェル層にメチルメタクリレート重合体(ビニル系共重合体)を使用し、コア層の比率が80質量%であるアクリル系コアシェル型ポリマー、平均粒子径0.2μm
B-6:コア層にブチルアクリレート重合体(アクリル系ゴム)、シェル層にメチルメタクリレート重合体(ビニル系共重合体)を使用し、コア層の比率が80質量%であるアクリル系コアシェル型ポリマー、平均粒子径0.5μm
B-7:コア層にブチルアクリレート重合体(アクリル系ゴム)、シェル層にメチルメタクリレート重合体(ビニル系共重合体)を使用し、コア層の比率が80質量%であるアクリル系コアシェル型ポリマー、平均粒子径1.4μm
B-8:コア層にブチルアクリレート重合体(アクリル系ゴム)、シェル層にメチルメタクリレート重合体(ビニル系共重合体)を使用し、コア層の比率が80質量%であるアクリル系コアシェル型ポリマー、平均粒子径3.3μm
B-9:コア層にブチルアクリレート重合体(アクリル系ゴム)、シェル層にメチルメタクリレート重合体(ビニル系共重合体)を使用し、コア層の比率が80質量%であるアクリル系コアシェル型ポリマー、平均粒子径10.5μm
B-10:コア層にブチルアクリレート重合体(アクリル系ゴム)、シェル層にメチルメタクリレート/グリシジルメタクリレート共重合体(ビニル系共重合体)を使用し、コア層の比率が90質量%であり、メチルメタクリレートとグリシジルメタクリレートの比率が9質量%:1質量%であるアクリル系コアシェル型ポリマー、平均粒子径3μm
・(C)ガラス繊維
日本電気硝子(株)製、製品名:ECS03T-187
・酸化防止剤
BASFジャパン(株)製、製品名:Irganox1010
・耐加水分解性改善剤
三菱化学(株)製エポキシ樹脂、製品名:エピコートJER1004K
(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100質量部に対し、各成分を表1に示す割合で混合した後、30mmφの2軸押出機(日本製鋼所製TEX-30)を用いて、シリンダー温度260℃、吐出量15kg/h、スクリュ回転数130rpmで溶融混練して押出し、ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物からなるペレットを得た。次いで、このペレットから射出成形により各種試験片を作製し、下記物性の評価を行った。結果をあわせて表1に示す。
上記ペレットを140℃で3時間乾燥後、ISO11443に準拠し、キャピログラフ1B(東洋精機製作所社製)を用いて、炉体温度260℃、キャピラリーφ1mm×20mmL、剪断速度1000sec-1にて溶融粘度を測定した。
上記ペレットを140℃で3時間乾燥後、樹脂温度260℃、金型温度80℃、射出時間15秒、冷却時間15秒で、ISO3167引張試験片を射出成形し、ISO527-1,2に準拠して、引張強さを測定した。
図1に示すようなスナップフィット評価用成形品を使用し、スナップフィット挿入試験を行った。スナップフィット挿入試験は、図1の成形片を用い、図2に示すように挿入力Faを加えスナップフィットを組み付けた際に、スナップフィット部が折れるかどうかで判断した。試験はn=5で行い、1本も折れがなかったものを○、1本でも折れたものを×とした。
上記ペレットを成形温度260℃、金型温度80℃で射出成形して、シャルピー衝撃試験片を作製し、ISO179/1eAに準拠して、23℃でシャルピー衝撃強度を測定した。
上記ペレットと、L字型板状の金属製インサート部材とを用い、射出成形により図3,4に示す試験片をインサート成形し、耐ヒートショック性を評価した。図3は、インサート成形した試験片20を示す図であり、(A)は上面図であり、(B)は(A)におけるB-B線で切断した断面図であり、(C)は(A)におけるC-C線で切断した断面図である。図4は、インサート部材22を示す図である。樹脂部材21は、上記のようにして得られた樹脂組成物ペレットを用いて成形されたものである。上記ペレットを用いて、樹脂温度260℃、金型温度65℃、射出時間25秒、冷却時間10秒で、試験片成形用金型[幅w1 25mm×L1 70mm×L2 70mm、厚さt1 3.6mmのL字型板状樹脂部の内部に、幅w2 21mm×L3 90mm×L4 90mm、厚さt2 1.6mm(断面の幅w2/厚さt2比が13.1)のL字型鉄板をインサートする金型]に、一部の樹脂部の厚さTが最小肉厚として1mmとなるようにインサート射出成形して試験片20を製造した。図4に示すL字型板状インサート部材の両端部近傍にある2つ穴h1、h2は、金型内のピンに嵌め込んでインサート部材22を固定するためのものである。図3に示す樹脂部材21の穴h3は、金型内のピンでL字型板状インサート部材22を押さえ付けて固定し、その状態で樹脂を充填したとき、樹脂がピンを回り込んで流動したことで形成されたものである。また、図3(A)には、樹脂を充填するサイドゲートS1(幅:4mm、厚さ:3mm)の位置を一点鎖線で示している。当該サイドゲートS1は、樹脂部21の右側面下端部からの距離d1が1mmとなる上方に位置している。
得られた試験片20について、冷熱衝撃試験機を用いて、140℃にて1時間30分加熱後、-40℃に降温して1時間30分冷却し、更に、140℃に昇温する過程を1サイクルとする耐ヒートショック試験を行い、成形品にクラックが入るまでのサイクル数を測定して、5個のサンプルの平均破壊寿命が100サイクル以上のものを〇、100サイクル未満のものを×として評価した。
射出成形時に吸引ポンプ(0.25L/min)に繋いだジーエルサイエンス社製TENAX-TA管を用いて1Lの臭気を捕集し、ゲステル社製TDS3/CISで加熱脱着後、アジレントテクノロジー社製GC-MS(HP7890/5975C)にてイソシアネートを同定した。イソシアネートが検出されなかったものを〇、イソシアネートが検出されたものを×として評価した。
Claims (4)
- (A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂と、
(B)コア層のゴムがアクリル系ゴムでありシェル層の成分が反応性官能基を有する、平均粒子径0.3μm以下のアクリル系コアシェル型ポリマーと、
(C)ガラス繊維とを含み、
カルボジイミド化合物を含まないポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物からなり、下記条件で評価した耐ヒートショック性において、5個の試験片にクラックが入るまでの平均破壊寿命が100サイクル以上である、スナップフィット構造を有する係合部を備える成形品。
<耐ヒートショック性の評価>
前記ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物からなるペレットと、L字型板状の金属製インサート部材とを用い、樹脂温度260℃、金型温度65℃、射出時間25秒、冷却時間10秒で、一部の樹脂部の厚さTが最小肉厚として1mmとなるようにインサート射出成形して、図3、4に示す試験片を作製する。得られた前記試験片を、冷熱衝撃試験機を用いて、140℃にて1時間30分加熱後、-40℃に降温して1時間30分冷却し、更に、140℃に昇温する過程を1サイクルとする耐ヒートショック試験を行い、前記試験片にクラックが入るまでのサイクル数を測定する。5個の前記試験片のサイクル数の平均値を前記平均破壊寿命とする。 - アクリル系ゴムが、アクリル酸C1~C12アルキルエステルを主成分とするポリマーである、請求項1に記載の成形品。
- シェル層の成分が、0℃以上のガラス転移温度を有する硬質樹脂成分である、請求項1または2に記載の成形品。
- 反応性官能基が、エポキシ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシ基、酸無水物基、酸塩化物基からなる群から選択される一種以上の反応性官能基である、請求項1から3のいずれか一項に記載の成形品。
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