JP7191738B2 - 流体殺菌装置 - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施の形態に係る流体殺菌装置10の概略構成を示す断面図である。流体殺菌装置10は、通過する流体が殺菌処理される処理流路12を有する筒状の筐体14と、処理流路12に向けて紫外線を照射する光源16と、光源16と処理流路12との間に設けられ、光源16から照射された紫外線L1が入射する入射面18aと、処理流路12に向けて紫外線L2が出射する出射面18bと、を有する窓部材18と、光源16から照射された紫外線L1のうち入射面18aで反射された一部の紫外線L3を受光する受光部20と、を備える。
n1×sinθ1=n2×sinθ2・・・(1)
n2×sinθ2’=n3×sinθ3・・・(2)
θ1=90-α+β・・・(3)
θ2=θ2’・・・(4)
θ3=θ1-β・・・(5)
n1/n3=sin(90-α)/sin(90-α+β)・・・式(6)
第2の実施の形態に係る流体殺菌装置は、複数のUV-LEDがアレイ状に配置された光源を備えている点が第1の実施の形態に係る流体殺菌装置10と異なる。以下の説明では、第1の実施の形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を適宜省略する。
第3の実施の形態に係る流体殺菌装置は、複数のUV-LEDがアレイ状に配置された光源を備えている点が第2の実施の形態に係る流体殺菌装置100と同じであるが、光源から照射される紫外線が平行光ではなくある程度広がりを持っている点が異なる。以下の説明では、前述の各実施の形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を適宜省略する。
(1)各実施の形態に係る流体殺菌装置は、受光部で検出する紫外線が処理流路を透過した紫外線ではないため、流体の種類や汚れに影響されず、光源の出力変動を精度良く検出できる。
(2)複数のUV-LEDがアレイ状に配置されている光源の場合、処理流路の側壁に設けられている受光部では、仮に紫外線の光量の変動を検出できても、どのUV-LEDの出力が変動したのかはっきりとは分からない。一方、各実施の形態に係る流体殺菌装置は、窓部材18の入射面で反射した紫外線を受光部で検出するため、各UV-LEDの出力変動を個別に精度良く検出できる。
(3)上述の各実施の形態では、光源、受光部および窓部材の全てが筐体14の第1端部22側にある場合について説明したが、光源と受光部とを処理流路12を挟んで対向するように設ける必要がないため、第2端部24にも同様の光源、受光部および窓部材を設けることができる。
(4)光源と受光部とを離せるため、例えば、複数の半導体発光素子がアレイ状に配列されている光源において、フォトセンサを素子間に設ける必要がない。その結果、光源における複数の半導体発光素子の実装密度を向上できる。
Claims (8)
- 通過する流体が殺菌処理される処理流路を有する筒状の筐体と、
前記処理流路に向けて紫外線を照射する光源と、
前記光源と前記処理流路との間に設けられ、前記光源から照射された紫外線が入射する入射面と、前記処理流路に向けて紫外線が出射する出射面と、を有する窓部材と、
前記光源から照射された紫外線のうち前記入射面で反射された一部の紫外線を受光する受光部と、を備え、
前記光源は、照射した紫外線が前記入射面に対して斜めに入射するように配置されており、
前記窓部材は、前記入射面に斜めに入射した紫外線が屈折して前記出射面から出射する方向が前記筐体の軸方向と平行に近づくように、前記入射面が前記筐体の軸方向に対して斜めになるように配置されていることを特徴とする流体殺菌装置。 - 通過する流体が殺菌処理される処理流路を有する筒状の筐体と、
前記処理流路に向けて紫外線を照射する光源と、
前記光源と前記処理流路との間に設けられ、前記光源から照射された紫外線が入射する入射面と、前記処理流路に向けて紫外線が出射する出射面と、を有する窓部材と、
前記光源から照射された紫外線のうち前記入射面で反射された一部の紫外線を受光する受光部と、を備え、
前記光源は、紫外線を照射するUV-LEDと、前記紫外線を平行光に近づける光学部材と、を有し、
前記光源は、照射した紫外線が前記入射面に対して斜めに入射するように配置されており、
前記窓部材は、前記入射面に斜めに入射した紫外線が屈折して前記出射面から出射する方向が前記筐体の軸方向と平行に近づくように構成されていることを特徴とする流体殺菌装置。 - 前記受光部は、前記光源が照射する紫外線が前記入射面で反射された反射紫外線の照度を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の流体殺菌装置。
- 検出された前記反射紫外線の照度の変化に基づいて前記光源の出力を制御する制御部を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の流体殺菌装置。
- 通過する流体が殺菌処理される処理流路を有する筒状の筐体と、
前記処理流路に向けて紫外線を照射する光源と、
前記光源と前記処理流路との間に設けられ、前記光源から照射された紫外線が入射する入射面と、前記処理流路に向けて紫外線が出射する出射面と、を有する窓部材と、
前記光源から照射された紫外線のうち前記入射面で反射された一部の紫外線を受光する受光部と、
前記光源の出力を制御する制御部と、を備え、
前記光源は、紫外線を照射する複数のUV-LEDがアレイ状に配置されており、
前記光源は、照射した紫外線が前記入射面に対して斜めに入射するように配置されており、
前記窓部材は、前記入射面に斜めに入射した紫外線が屈折して前記出射面から出射する方向が前記筐体の軸方向と平行に近づくように構成され、
前記受光部は、前記複数のUV-LEDがそれぞれ照射する紫外線が前記入射面で反射された反射紫外線の照度分布を検出し、
前記制御部は、前記受光部が検出した前記照度分布に基づいて前記複数のUV-LEDの出力を制御することを特徴とする流体殺菌装置。 - 通過する流体が殺菌処理される処理流路を有する筒状の筐体と、
前記処理流路に向けて紫外線を照射する光源と、
前記光源と前記処理流路との間に設けられ、前記光源から照射された紫外線が入射する入射面と、前記処理流路に向けて紫外線が出射する出射面と、を有する窓部材と、
前記光源から照射された紫外線のうち前記入射面で反射された一部の紫外線を受光する受光部と、
前記光源の出力を制御する制御部と、を備え、
前記光源は、紫外線を照射する複数のUV-LEDがアレイ状に配置されており、
前記光源は、照射した紫外線が前記入射面に対して斜めに入射するように配置されており、
前記窓部材は、前記入射面に斜めに入射した紫外線が屈折して前記出射面から出射する方向が前記筐体の軸方向と平行に近づくように構成され、
前記受光部は、前記複数のUV-LEDがそれぞれ照射する紫外線が前記入射面で反射された反射紫外線の照度分布を検出し、
前記制御部は、前記受光部が第1のタイミングで検出した前記反射紫外線の第1照度分布と、前記受光部が前記第1のタイミングより後の第2のタイミングで検出した前記反射紫外線の第2照度分布とに基づいて、前記複数のUV-LEDの出力を制御することを特徴とする流体殺菌装置。 - 前記窓部材は、前記入射面と前記筐体の軸方向とが成す角度αが45~75°の範囲となるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の流体殺菌装置。
- 前記光源は、該光源の紫外線の照射強度が最も高くなる方向と前記筐体の軸方向とが成す角度βが0~25°の範囲となるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の流体殺菌装置。
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