JP7191261B1 - エレベータ巻上機のブレーキ装置 - Google Patents

エレベータ巻上機のブレーキ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】球面座が落下することを抑制することができるエレベータ巻上機のブレーキ装置を得る。【解決手段】このエレベータ巻上機のブレーキ装置4は、制動部材406と、制動部材406に設けられた球面ボルト405と、制動部材406と球面ボルト405との間に設けられた球面座408と、球面ボルト405に設けられ、球面座408を保持する保持部材409と、を備え、保持部材409が弾性変形することによって、球面座408が保持部材409に対して着脱される。【選択図】図4

Description

本開示は、エレベータ巻上機のブレーキ装置に関する。
従来、制動部材と、球面ボルトと、球面座と、ばね部材と、を備えているエレベータ巻上機のブレーキ装置が知られている。球面座は、制動部材と球面ボルトとの間に設けられている。ばね部材は、制動部材に取り付けられており、球面座を制動部材に押し付けている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-67488号公報
しかしながら、制動部材の交換時には、ばね部材が制動部材から取り外される。これにより、制動部材への球面座の押し付けが解除される。その結果、球面座が落下してしまうという課題があった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、球面座が落下することを抑制することができるエレベータ巻上機のブレーキ装置を提供するものである。
本開示に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置は、制動部材と、制動部材に設けられた球面ボルトと、制動部材と球面ボルトとの間に設けられた球面座と、球面ボルトに設けられ、球面座を保持する保持部材と、を備え、保持部材が弾性変形することによって、球面座が保持部材に対して着脱される。
本開示に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置によれば、球面座が落下することを抑制することができる。
実施の形態1に係るエレベータ巻上機を示す正面図である。 図1のエレベータ巻上機の要部を示す拡大図である。 図1のIII-III線に沿った矢視断面図である。 図2の球面ボルト、球面座、保持部材、および、ばね部材を示す拡大図である。 図4の保持部材が弾性変形した状態を示す図である。 図4の球面座が保持部材から取り外された状態を示す図である。 実施の形態2に係るエレベータ巻上機を示す正面図である。 図7のエレベータ巻上機の要部を示す拡大図である。 図7のIX-IX線に沿った矢視断面図である。 実施の形態3に係るエレベータ巻上機を示す正面図である。 図10のエレベータ巻上機の要部を示す拡大図である。 図10のXII-XII線に沿った矢視断面図である。 実施の形態4に係るエレベータ巻上機を示す正面図である。 図13のエレベータ巻上機の要部を示す拡大図である。 図12のXV-XV線に沿った矢視断面図である。 図14の球面ボルト、球面座、保持部材、および、ばね部材を示す拡大図である。 図16の保持部材が弾性変形した状態を示す図である。 図17の球面座が保持部材から取り外された状態を示す図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエレベータ巻上機を示す正面図である。図2は、図1のエレベータ巻上機の要部を示す拡大図である。図3は、図1のIII-III線に沿った矢視断面図である。実施の形態1に係るエレベータ巻上機は、ハウジング1と、回転軸2と、ロータ3と、ブレーキ装置4と、を備えている。
回転軸2は、ハウジング1に支持されている。ロータ3は、回転軸2を中心に回転する。ブレーキ装置4は、ハウジング1に支持されている。
回転軸2の軸線に沿った方向を軸方向D1とする。回転軸2の軸線に直交する平面において回転軸2の軸線を中心とする円の半径に沿った方向を径方向D2とする。回転軸2の軸線に直交する平面において回転軸2の軸線を中心とする円の円周に沿った方向を周方向D3とする。
ブレーキ装置4は、一対の固定鉄心401と、一対の可動鉄心402と、一対のコイル403と、を有している。また、ブレーキ装置4は、複数のナット404と、複数の球面ボルト405と、一対の制動部材406と、複数のライニング407と、複数の球面座408と、複数の保持部材409と、複数のばね部材410と、を有している。
一対の固定鉄心401のそれぞれは、ハウジング1に支持されている。一対の固定鉄心401は、径方向D2に互いに離れて配置されている。
一対の可動鉄心402は、一対の固定鉄心401に1つずつ対応して設けられている。それぞれの可動鉄心402は、対応する固定鉄心401よりも径方向D2において外側に配置されている。それぞれの可動鉄心402は、対応する固定鉄心401に対して径方向D2に移動可能となっている。それぞれの可動鉄心402は、図示しない圧縮ばねの弾性力によって、対応する固定鉄心401から径方向D2に離れるように押されている。
一対のコイル403は、一対の固定鉄心401に1つずつ対応して設けられている。それぞれのコイル403には、図示しない電源装置から電流が供給可能となっている。それぞれのコイル403に電流が供給されることによって、対応する可動鉄心402が圧縮ばねの弾性力に逆らって対応する固定鉄心401に吸引される。それぞれのコイル403への電流の供給が停止されることによって、対応する固定鉄心401から対応する可動鉄心402が圧縮ばねの弾性力によって離れるように移動する。
複数のナット404には、一対の可動鉄心402のうちの一方の可動鉄心402に固定された複数のナット404と、一対の可動鉄心402のうちの他方の可動鉄心402に固定された複数のナット404とが含まれている。それぞれのナット404は、対応する可動鉄心402における径方向D2の外側を向く面に配置されている。
複数の球面ボルト405は、複数のナット404に1つずつ対応して設けられている。それぞれの球面ボルト405は、軸部411と、多角柱部412と、球面部413と、を有している。軸部411、多角柱部412、および、球面部413は、球面ボルト405の軸方向に並んで配置されている。球面ボルト405の軸方向は、可動鉄心402の移動方向に沿っている。軸部411は、ナット404に挿入されている。多角柱部412は、軸部411よりもナット404から離れて配置されている。球面部413は、多角柱部412よりもナット404から離れて配置されている。
作業者が工具を用いて多角柱部412を操作することによって、多角柱部412が回転する。多角柱部412が回転することによって、軸部411が回転する。軸部411が回転することによって、軸部411がナット404に対して球面ボルト405の軸方向に移動する。軸部411が移動することによって、可動鉄心402の移動方向における可動鉄心402に対する球面部413の位置が変化する。
それぞれの球面ボルト405に関して、対応する可動鉄心402を介して圧縮ばねが球面ボルト405を対応する制動部材406に向かって押すことによって、球面ボルト405が対応する制動部材406に設けられている。
一対の制動部材406は、一対の可動鉄心402に1つずつ対応して設けられている。それぞれの制動部材406は、対応する可動鉄心402よりも径方向D2において外側に配置されている。それぞれの制動部材406は、対応する可動鉄心402の移動方向に移動可能となっている。
複数のライニング407には、一対の制動部材406のうちの一方の制動部材406に固定されている複数のライニング407と、一対の制動部材406のうちの他方の制動部材406に固定されている複数のライニング407とが含まれている。それぞれのライニング407は、対応する制動部材406における径方向D2の外側を向く面に配置されている。それぞれのライニング407がロータ3に押し付けられることによって、ロータ3が制動される。
複数の球面座408は、複数の球面ボルト405と、それぞれの球面ボルト405に対応する制動部材406との間に1つずつ対応して設けられている。それぞれの球面座408には、対応する球面ボルト405の球面部413が接触するようになっている。
複数の保持部材409は、複数の球面ボルト405に1つずつ対応して設けられている。それぞれの保持部材409は、対応する球面座408を保持している。保持部材409は、弾性変形が可能となっている。保持部材409が弾性変形することによって、球面座408が保持部材409に対して着脱される。保持部材409を構成する材料としては、例えば、金属、非金属、樹脂が挙げられる。
複数のばね部材410は、複数の球面ボルト405に1つずつ対応して設けられている。それぞれのばね部材410は、対応する制動部材406に取り付けられている。球面ボルト405の球面部413は、対応する制動部材406と対応するばね部材410との間に挟まれている。それぞれのばね部材410は、対応する制動部材406に対応する球面座408を押し付けている。
ロータ3が制動される場合に、ライニング407がロータ3の制動面に面接触する。ロータ3の制動面には、たわみ、または、傾きが発生する可能性がある。ロータ3の制動面のたわみ、または、傾きに対応してライニング407がロータ3の制動面に面接触するために、球面座408は、制動部材406に対してスライド可能となっている。したがって、球面座408は、制動部材406に対して固定されていない。
図4は、図2の球面ボルト405、球面座408、保持部材409、および、ばね部材410を示す拡大図である。保持部材409は、平板部414と、複数の対向部415と、を有している。平板部414は、球面ボルト405の軸方向に球面座408に対向している。平板部414には、球面ボルト405の軸方向に貫通した貫通孔416が形成されている。貫通孔416には、球面ボルト405の軸部411または多角柱部412が挿入されている。貫通孔416の直径は、球面座408の直径よりも小さくなっている。
複数の対向部415は、球面ボルト405の周方向に互いに離れて並んで配置されている。球面ボルト405の周方向は、球面ボルト405の軸線に直交する平面において球面ボルト405の軸線を中心とする円の円周に沿った方向である。複数の対向部415のそれぞれの内周面は、球面座408の外周面に対向している。実施の形態1に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4では、保持部材409は、3つの対向部415を有している。
それぞれの対向部415の内周面には、溝417が形成されている。球面座408の外周面には、溝417に挿入される突起部418が形成されている。球面座408の突起部418は、球面座408の全周に渡っている。
図5は、図4の保持部材409が弾性変形した状態を示す図である。図6は、図4の球面座408が保持部材409から取り外された状態を示す図である。突起部418が溝417に挿入されることによって、球面座408は、保持部材409に取り付けられる。球面座408が保持部材409に取り付けられることによって、保持部材409は、球面座408とともに、制動部材406に対してスライドする。一方、突起部418が溝417から外れることによって、球面座408が保持部材409から取り外し可能となる。球面座408が保持部材409から取り外されることによって、保持部材409は、球面ボルト405に支持される。
保持部材409には、ばね部材410が挿入される切り欠き419が形成されている。切り欠き419は、球面ボルト405の周方向において互いに隣り合う一対の対向部415の間にある。実施の形態1に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4では、3つの切り欠き419が保持部材409に形成されている。
作業者が球面ボルト405の多角柱部412を操作する場合には、球面座408が保持部材409から取り外される。ばね部材410が切り欠き419に挿入されていることによって、保持部材409からの球面座408の取り外しが容易に行われる。
制動部材406の交換時には、ばね部材410が制動部材406から取り外される。ばね部材410が制動部材406から取り外されることによって、ばね部材410による制動部材406への球面座408の押し付けが解除される。しかしながら、保持部材409が球面座408を保持していることによって、球面座408が落下することが抑制されている。
以上説明したように、実施の形態1に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4は、制動部材406と、球面ボルト405と、球面座408と、保持部材409と、を備えている。球面ボルト405は、制動部材406に設けられている。球面座408は、制動部材406と球面ボルト405との間に設けられている。保持部材409は、球面ボルト405に設けられている。保持部材409は、球面座408を保持する。保持部材409が弾性変形することによって、球面座408が保持部材409に対して着脱される。この構成によれば、球面座408が落下することを抑制することができる。
また、実施の形態1に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4では、保持部材409は、球面座408の外周面に対向する内周面が形成された対向部415を有している。対向部415の内周面には、溝417が形成されており、球面座408の外周面には、溝417に挿入される突起部418が形成されている。突起部418が溝417に挿入されることによって球面座408が保持部材409に取り付けられ、突起部418が溝417から外れることによって球面座408が保持部材409から取り外し可能となる。この構成によれば、保持部材409に対する球面座408の着脱を容易に行うことができる。
また、実施の形態1に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4は、制動部材406に設けられたばね部材410を備えている。球面ボルト405の球面部413は、制動部材406とばね部材410との間に挟まれている。保持部材409には、ばね部材410が挿入される切り欠き419が形成されている。この構成によれば、ばね部材410が球面ボルト405の球面部413を制動部材406に押し付けている状態で、保持部材409に対する球面座408の着脱を行うことができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置を示す正面図である。図8は、図7のエレベータ巻上機の要部を示す拡大図である。図9は、図7のIX-IX線に沿った矢視断面図である。実施の形態2に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4では、保持部材409は、4つの対向部415を有している。4つの対向部415は、球面ボルト405の周方向に互いに離れて並んで配置されている。それぞれの対向部415の内周面には、溝417が形成されている。保持部材409には、4つの切り欠き419が形成されている。
実施の形態2に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4におけるその他の構成は、実施の形態1に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4の構成と同様である。
以上説明したように、実施の形態2に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4では、保持部材409は、球面座408の外周面に対向する内周面が形成された4つの対向部415を有している。それぞれの対向部415の内周面には、溝417が形成されており、球面座408の外周面には、溝417に挿入される突起部418が形成されている。突起部418が溝417に挿入されることによって球面座408が保持部材409に取り付けられ、突起部418が溝417から外れることによって球面座408が保持部材409から取り外し可能となる。この構成によれば、保持部材409に対する球面座408の着脱を容易に行うことができる。
実施の形態3.
図10は、実施の形態3に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置を示す正面図である。図11は、図10のエレベータ巻上機の要部を示す拡大図である。図12は、図10のXII-XII線に沿った矢視断面図である。実施の形態3に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4では、保持部材409は、5つの対向部415を有している。5つの対向部415は、球面ボルト405の周方向に互いに離れて並んで配置されている。それぞれの対向部415の内周面には、溝417が形成されている。保持部材409には、5つの切り欠き419が形成されている。
実施の形態3に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4におけるその他の構成は、実施の形態1に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4の構成と同様である。
以上説明したように、実施の形態3に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4では、保持部材409は、球面座408の外周面に対向する内周面が形成された5つの対向部415を有している。それぞれの対向部415の内周面には、溝417が形成されており、球面座408の外周面には、溝417に挿入される突起部418が形成されている。突起部418が溝417に挿入されることによって球面座408が保持部材409に取り付けられ、突起部418が溝417から外れることによって球面座408が保持部材409から取り外し可能となる。この構成によれば、保持部材409に対する球面座408の着脱を容易に行うことができる。
実施の形態4.
図13は、実施の形態4に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置を示す正面図である。図14は、図13のエレベータ巻上機の要部を示す拡大図である。図15は、図12のXV-XV線に沿った矢視断面図である。図16は、図14の球面ボルト、球面座、保持部材、および、ばね部材を示す拡大図である。実施の形態4に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4では、保持部材409は、3つの対向部415を有している。
球面座408の外周面には、溝420が形成されている。球面座408の溝420は、球面座408の全周に渡っている。それぞれの対向部415の内周面には、溝420に挿入される突起部421が形成されている。
図17は、図16の保持部材409が弾性変形した状態を示す図である。図18は、図17の球面座408が保持部材409から取り外された状態を示す図である。突起部421が溝420に挿入されることによって、球面座408は、保持部材409に取り付けられる。一方、突起部421が溝420から外れることによって、球面座408が保持部材409から取り外し可能となる。
実施の形態4に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4におけるその他の構成は、実施の形態1に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4の構成と同様である。なお、実施の形態2に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4の構成と同様に、保持部材409が4つの対向部415を有している構成であってもよい。また、実施の形態3に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4の構成と同様に、保持部材409が5つの対向部415を有している構成であってもよい。
以上説明したように、実施の形態4に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4では、保持部材409は、球面座408の外周面に対向する内周面が形成された対向部415を有している。球面座408の外周面には、溝420が形成されており、対向部415の内周面には、突起部421が形成されている。突起部421が溝420に挿入されることによって球面座408が保持部材409に取り付けられ、突起部421が溝420から外れることによって球面座408が保持部材409から取り外し可能となる。この構成によれば、保持部材409に対する球面座408の着脱を容易に行うことができる。
以上、好ましい各実施の形態に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4について説明したが、上述した各実施の形態に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4に制限されることはない。特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した各実施の形態に係るエレベータ巻上機のブレーキ装置4に種々の変形および変換を加えることができる。
1 ハウジング、2 回転軸、3 ロータ、4 ブレーキ装置、401 固定鉄心、402 可動鉄心、403 コイル、404 ナット、405 球面ボルト、406 制動部材、407 ライニング、408 球面座、409 保持部材、410 ばね部材、411 軸部、412 多角柱部、413 球面部、414 平板部、415 対向部、416 貫通孔、417 溝、418 突起部、419 切り欠き、420 溝、421 突起部。

Claims (3)

  1. 制動部材と、
    前記制動部材に設けられた球面ボルトと、
    前記制動部材と前記球面ボルトとの間に設けられた球面座と、
    前記球面ボルトに設けられ、前記球面座を保持する保持部材と、
    を備え、
    前記保持部材が弾性変形することによって、前記球面座が前記保持部材に対して着脱されるエレベータ巻上機のブレーキ装置。
  2. 前記保持部材は、前記球面座の外周面に対向する内周面が形成された対向部を有し、
    前記球面座の外周面および前記対向部の内周面の何れか一方には、溝が形成されており、前記球面座の外周面および前記対向部の内周面の他方には、前記溝に挿入される突起部が形成されており、
    前記突起部が前記溝に挿入されることによって前記球面座が前記保持部材に取り付けられ、前記突起部が前記溝から外れることによって前記球面座が前記保持部材から取り外し可能となる請求項1に記載のエレベータ巻上機のブレーキ装置。
  3. 前記制動部材に設けられたばね部材を備え、
    前記球面ボルトの球面部は、前記制動部材と前記ばね部材との間に挟まれており、
    前記保持部材には、前記ばね部材が挿入される切り欠きが形成されている請求項1または請求項2に記載のエレベータ巻上機のブレーキ装置。
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