JP7190397B2 - 汚水処理装置 - Google Patents
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Description
すなわち、当該構成要件は、汚水に空気を供給する曝気用の送風装置(4)と、汚水に含まれる予め決められた物質の濃度に関するパラメータを検出する水質分析装置(7)と、送風装置(4)を稼働させる予定、及び当該送風装置(4)の最小稼働時間が記憶された記憶装置(81)と、記憶装置(81)に記憶された予定及び最小稼働時間、並びに水質分析装置(7)により検出されたパラメータ(以下、検出パラメータという。)を利用して送風装置(4)の稼働及び停止を制御する制御装置(6、8)であって、送風装置(4)の稼働時間を最小稼働時間以上とした状態で、検出パラメータを利用して当該送風装置(4)の稼働開始タイミング及び稼働停止タイミングのうち少なくとも一方のタイミングを制御可能な制御装置(6、8)とである。
<1.汚水処理装置の概要>
本実施形態は、オキシデーションディッチ方式の下水処理装置に本開示に係る汚水処理装置の一例が適用されたものである。当該汚水処理装置1は、図1に示されるように、汚水槽2、撹拌装置3及び送風装置4等を少なくとも備える。
汚水槽2は、処理対象となる汚水(下水)が流入する。当該汚水槽2は、略楕円状又は長円状の水路2Aを構成する。汚水は当該水路2A内を循環する。図1に示される汚水槽2では、汚水は左回りに循環する。
撹拌装置3は、汚水槽2の汚水を撹拌させるとともに、当該汚水の撹拌流速を調整する。本実施形態では、複数の撹拌装置3が設けられている。各撹拌装置3は、軸流ファン状のプロペラ、電動モータ(図示せず。)、及び駆動用インバータ(図示せず。)等を有して構成されている。
送風装置4は、汚水槽2の汚水に曝気用の空気を供給する。当該送風装置4はブロワ4A及び散気装置4B等を有して構成される。ブロワ4Aは、大気中の空気を吸引して汚水槽2に送風する。散気装置4Bは、ブロワ4Aにより送風された空気を微粒化して汚水への酸素の溶け込みを促進させる。
<第1酸素量検出器>
第1酸素量検出器51は、送風装置4により空気が供給された後の汚水に溶存する酸素量を検出する。つまり、第1酸素量検出器51は、水路2Aのうち送風装置4により空気(酸素)が供給されるゾーン、つまり散気装置4Bより汚水流れ下流側にて溶存酸素量を検出する。
第2酸素量検出器52は、送風装置4により空気が供給される前の汚水に溶存する酸素量を検出する。つまり、第2酸素量検出器52は散気装置4Bより汚水流れ上流側にて溶存酸素量を検出する。
水質分析装置7は、汚水に含まれる予め決められた物質の濃度を検出する。当該水質分析装置7は、散気装置4Bより汚水流れ下流側に設けられている。当該「物質」とは、「水の汚れ度合い」を示すパラメータを成す物質である。
第1制御装置6は、第2酸素量検出器52により検出された溶存酸素量を利用して、撹拌装置3及び送風装置4の作動、つまり撹拌流速及び供給空気量を制御する。第2制御装置8は、第1制御装置6と協働して撹拌流速及び供給空気量を制御する。
制御装置(本実施形態では、第2制御装置8)内には、記憶装置81が設けられている。記憶装置81は、送風装置4を稼働させる予定、及び当該送風装置4の最小稼働時間等が少なくとも予め記憶されている。
本実施形態に係る制御装置は、「送風開始タイミング」となった時に送風装置4を起動する。当該「送風開始タイミング」は記憶装置81に記憶されている。制御装置は、送風装置4の起動後、最小稼働時間が経過したときに、検出パラメータ(アンモニア態窒素の濃度)が予め決められた値以下となったときに、送風装置4を停止させる。
本実施形態に係る汚水処理装置1では、少なくとも最小稼働時間は汚水に空気が供給される。これにより、汚水処理装置1は、必要な汚水処理能力を発揮でき得る。
本実施形態に係る汚水処理装置1は、検出されたアンモニア態窒素の濃度(以下、検出濃度という。)に基づいて当該濃度の変化を予測するとともに、当該予測された濃度(以下、予測濃度という。)を利用して送風装置4の稼働及び停止のうちいずれか一方を制御する。以下の説明は、上述の実施形態に係る汚水処理装置1との相違点に関する説明である。
(第3実施形態)
本実施形態は、第2実施形態の変形例である。以下の説明は、第2実施形態に係る汚水処理装置1との相違点に関する説明である。
上述の実施形態では、検出パラメータとして、アンモニア態窒素濃度を利用した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示は、例えば、汚水の水温、亜硝酸態窒素濃度又は硝酸態窒素濃度、全窒素濃度、りん濃度、溶存酸素量濃度、COD濃度、MLSS濃度、又は酸素消費速度等を検出パラメータとしてもよい。
2… 汚水槽
3… 撹拌装置
4… 送風装置
6… 第1制御装置
7… 水質分析装置
8… 第2制御装置
51… 第1酸素量検出器
52… 第2酸素量検出器
81… 記憶装置
Claims (4)
- 汚水に空気を供給する曝気用の送風装置と、
汚水に含まれる予め決められた物質の濃度に関するパラメータを検出する水質分析装置と、
前記送風装置を稼働させる予定、及び当該送風装置の最小稼働時間が記憶された記憶装置と、
前記記憶装置に記憶された予定及び最小稼働時間、並びに前記水質分析装置により検出されたパラメータ(以下、検出パラメータという。)を利用して前記送風装置の稼働及び停止を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記送風装置の稼働時間を前記最小稼働時間以上とした状態で、前記検出パラメータを利用して当該送風装置の稼働開始タイミング及び稼働停止タイミングのうち少なくとも一方のタイミングを制御可能である汚水処理装置。 - 前記制御装置は、前記検出パラメータに基づいて前記パラメータの変化を予測し、当該予測されたパラメータを利用して前記送風装置の稼働開始タイミング及び稼働停止タイミングのうち少なくとも一方のタイミングを制御する請求項1に記載の汚水処理装置。
- 前記制御装置は、前記予定に従って前記送風装置を稼働開始し、
さらに、前記制御装置は、前記最小稼働時間が経過後、前記予測されたパラメータが予め決められた値未満となるまで前記送風装置を継続稼働させる請求項2に記載の汚水処理装置。 - 前記物質は、「水の汚れ度合い」を示す物質である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の汚水処理装置。
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