JP7190136B2 - 予約管理システム、予約管理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、実施形態に係る予約管理システムの装置構成を示す概略構成図である。図1に示すように、予約管理システム1は、サーバ装置100と、物品管理装置200とを備える。
クライアント装置400、内部ネットワーク500、ゲートウェイ装置600、および、携帯端末装置800のうち何れか1つ以上(全てでもよい)が、予約管理システム1に含まれていてもよい。
以下では、予約管理システム1が会社で用いられる場合を例に説明するが、予約管理システム1の適用対象は会社に限定されない。例えば、予約管理システム1が役場等の公的機関や学校等に適用されていてもよい。
以下では、設備の利用予約を、設備利用予約、利用予約、または、単に予約とも称する。また、利用予約を示す情報を予約情報と称する。また、利用予約に対するキャンセル待ちを、予約に対するキャンセル待ち、または、単にキャンセル待ちとも称する。
また、サーバ装置100は、利用予約に対するキャンセル待ちの登録者に対して、キャンセル待ちが予約に繰り上がったことの通知など、キャンセル待ちの状況に関する各種通知を行う。
サーバ装置100が、グループウェア(複数人による作業の協調を支援する仕組み)等の1機能として設備利用予約の管理および予約に対するキャンセル待ちの管理を行うようにしてもよい。あるいは、サーバ装置100が、設備利用予約管理専用のサーバ装置として用いられていてもよい。
物品管理装置200として、鍵管理装置またはセキュリティボックス、あるいはこれらの組み合わせなど、物品を格納可能ないろいろな装置を用いることができる。
予約管理システム1が備える物品管理装置200の数は、1つ以上であればよい。
ゲートウェイ装置600は、内部ネットワーク500と外部ネットワーク700との間で通信を伝送する。
内部ネットワーク500、ゲートウェイ装置600および外部ネットワーク700の組み合わせにて、サーバ装置100と携帯端末装置800との間で通信を伝送する。
携帯端末装置800として、例えば予約管理システム1のユーザが所持する携帯電話端末装置が用いられる。あるいは、携帯端末装置800は、予約管理システム1専用の装置として構成されていてもよい。
なお、サーバ装置100が複数の装置として構成されていてもよい。例えば、サーバ装置100が、スケジュール管理を行う装置と、他の装置(物品管理装置200等)と連携する装置との組み合わせにて構成されていてもよい。
サーバ側操作部130は、例えばキーボードおよびマウス等の入力デバイスを備え、ユーザ操作を受ける。特に、サーバ側操作部130は、サーバ装置100と物品管理装置200とを連携させるための設定を行うユーザ操作を受ける。
サーバ側表示部120およびサーバ側操作部130が、サーバ装置100と別筐体の端末装置として構成されていてもよい。あるいは、クライアント装置400がサーバ装置100の端末装置として構成されサーバ側表示部120およびサーバ側操作部130として機能するようにしてもよい。
ログイン名は、サーバ装置100が利用者を識別するために用いられる識別情報であり、1人の利用者に1つのログイン名が割り当てられる。図3に示す利用者管理情報では、利用者名欄に示される利用者の氏名と、ログイン名欄に示されるログイン名とが一対一に対応付けられている。
図4に示す設備管理情報では、設備毎に設備コードと、当該設備を利用するために用いられる設備関連物品が格納されている物品管理装置名およびホルダーNo.が示されている。設備コードは、設備を識別する識別情報であり、1つの設備に1つの設備コードが示されている。
サーバ側記憶部170が設備管理情報を記憶しておくことで、サーバ装置100は、予約情報に示される設備に応じて、当該設備を利用するために用いられる設備関連物品の格納場所を特定することができる。そして、サーバ装置100は、特定した格納場所から設備関連物品を取出可能にさせる指示を、物品管理装置200に送信することができる。
図5に示す利用状況管理情報では、設備毎に、当該設備を識別する設備コードと、当該設備を利用するために用いられる設備関連物品の格納場所を示す物品管理装置名およびホルダーNo.と、当該設備関連物品が返却されているか否かのホルダー状況とが示されている。さらに、設備関連物品が返却されている場合は、その設備関連物品の最終利用者(直近の設備利用者)および最終利用日時が示されている。最終利用者および最終利用日時として、例えば、設備関連物品の返却者および返却日時を用いることができる。
設備関連物品が返却されていない場合(ホルダー状況が「取出」の場合)、最終利用者および最終利用日時として、設備管理物品を物品管理装置200から取り出した者、および取出日時を用いるようにしてもよい。
以下では、予約の登録、更新および削除の何れかのユーザ操作を行うものを予約操作者と称する。予約操作者のうち、予約の登録のユーザ操作を行う者を登録者(予約の登録者)と称する。また、予約に対するキャンセル待ちのユーザ操作を行う者も登録者(キャンセル待ちの登録者)と称する。キャンセル待ちの登録者は、キャンセル待ちが予約に繰り上がることで、予約の登録者になる。
予約に対するキャンセル待ちとスケジュールが重なる予約が、当該予約のキャンセル等によって無くなった場合、キャンセル待ち繰上げ部184が、そのキャンセル待ちを予約に繰り上げる。該当するキャンセル待ちが複数ある場合、キャンセル待ち繰上げ部184は、何れか1つのキャンセル待ちを予約に繰り上げる。
予約を取り消すことを、予約のキャンセルとも称する。キャンセル待ちを取り消すことを、キャンセル待ちのキャンセルとも称する。
キャンセル待ち受付部183は、利用予約に対するキャンセル待ちを受け付ける。具体的には、キャンセル待ち受付部183は、クライアント装置400でのユーザ操作によるキャンセル待ちの登録要求を受け付けて、キャンセル待ちの登録を行う。
また、キャンセル待ち繰上げ部184が、自動的にキャンセル待ちを取り消すようにしてもよいし、キャンセル待ち関連通知処理部194が、キャンセル待ちの取り消しをユーザに促すようにしてもよい。
また、上述したように、キャンセル待ち繰上げ部184は、1つのグループについて、いずれかのキャンセル待ちが利用予約に繰り上げられた場合、そのグループの他のキャンセル待ちを取り消す。
後述するように、利用予約における利用開始予定時刻から、予め定められている予約キャンセル時間が経過した後に、取消処理部193が、設備関連物品が取り出されていないことを検知すると、スケジュール管理部181が当該利用予約をキャンセルする。このキャンセルによってキャンセル待ちを利用予約に繰上げ可能になった場合、キャンセル待ち繰上げ部184は、繰上げ可能なキャンセル待ちのうち、優先順位が最も高いキャンセル待ちを利用予約に繰り上げる。
後述するように、スケジュール管理部181は、利用予約の早期終了を検出すると、その利用予約を終了させて(利用終了予定時刻を早めて)新たな利用予約を受け付ける。ここでいう利用予約の早期終了は、当該利用予約における利用終了予定時刻前に設備関連物品が返却されて新たな利用予約を受け付け可能な状態になったことである。
キャンセル待ち繰上げ部184は、利用予約の早期終了によってキャンセル待ちを利用予約に繰上げ可能になったことを検出すると、繰上げ可能なキャンセル待ちのうち、優先順位が最も高いキャンセル待ちを利用予約に繰り上げる。
図6は、クライアント装置400が表示する設備検索画面の例を示す図である。図6に示す設備検索画面には、利用日時欄と、分類欄と、収容人数欄と、種別・備品欄と、検索ボタンとが設けられている。
利用日時欄は、設備を利用する予定日時の入力欄である。設備を利用する予定日時を利用予定日時と称する。
「空き設備のみ表示」のチェックボックスがチェックされている場合、スケジュール管理部181は、分類等の条件に当てはまる設備のうち、利用予定日時に利用予約が入っていない設備のみを検索する。
図6では、設備の分類として、その設備が配置されている場所やその設備を主に管理する部署が示されている。但し、設備の分類は、場所や部署等による分類に限定されない。例えば、「社用車」、「会議室」など、設備の種類を設備の分類として用いるようにしてもよい。
また、分類欄に、個々設備のチェックボックスが示されるなど、個々の設備を直接選択可能になっていてもよい。
スケジュール管理部181は、収容人数に入力される人数以上の定員の設備を検索する。
収容人数の入力に加えて、あるいは代えて、利用者の氏名など利用者を識別可能な情報を入力できるようにしてもよい。
スケジュール管理部181は、種別・備品欄に入力された条件を満たす設備を検索する。例えば、スケジュール管理部181は、種別・備品欄に入力された条件を全て満たす設備を検索する。
図7に示す検索結果表示画面では、設備の検索にて抽出された車種A、車種B、車種Cの3つの社用車について、8時台から13時台までの予約状況が示されている。
検索結果画面は、ユーザが設備利用予約の登録またはキャンセル待ちの登録を要求する操作画面としても用いられる。
設備欄のカギマークは、設備関連物品の貸出の有無を示している。設備欄のカギマークが破線で示される場合、設備関連物品が貸出中であることを示す。図7の例では、車種Aの場合および車種Bの場合がこれに該当する。
一方、設備欄のカギマークが実線で示される場合、設備関連物品が貸出中でない(物品管理装置が設備関連装置を格納している)ことを示す。図7の例では、車種Cの場合がこれに該当する。
図7の検索結果画面では、横軸が時間軸を示し、設備毎に、該当する時間帯に予約が示されている。図7の例では現在時間は9時であり、マークM111が現在時間を示している。また、図7の検索結果画面では、予約毎に、利用日時(設備利用予定の時間帯)と、登録者の名前とが示されている。予約に示されるカギマークは設備関連物品の貸し出しを示している。例えば、車種Aの設備関連物品(例えば、車の鍵)は、予約1の登録者である管理太郎に貸し出されている。
また、線L113は、線L111の時間帯で予約が登録された場合の予約キャンセル時間を示している。利用開始時刻から予約キャンセル時間が経過するまでに設備関連物品を取り出さないと、予約がキャンセルされる。図7の例では、予約キャンセル時間は15分に設定されている。
一方、キャンセル待ち登録を行いたい場合、ユーザは、「キャンセル待ち」ボタンを押下する。スケジュール管理部181は、囲まれた設備かつ時間帯のキャンセル待ちを登録する。囲まれた設備かつ時間帯に予約が登録されていない場合、クライアント装置400が、サーバ装置100の指示に従って、予約登録可能である旨を表示するようにしてもよい。
「キャンセル待ちをグループ化する」チェックボックスは、上述したキャンセル待ちのグループ化の可否をユーザが設定するためのチェックボックスである。
図7では、利用日時の入力(図6)に合わせて線L111が10時30分から11時の範囲を囲んでいた。これに対し、図8では、線L121が10時30分から12時の範囲を囲んでいる点で、図7の場合と異なる。それ以外は、図8は図7と同様である。図8の線L112および線L113は図7の場合と同様であり、図7の場合と同じ符号を付している。
図9は、図8の例で登録要求があったキャンセル待ちにおける利用日時である10時30分から12時の時間帯における予約およびキャンセル待ちの登録の例を示している。予約/利用欄に示されるように、車種A、車種B、車種Cそれぞれについて、図8に示される予約1、3、4が登録されている。また、図8に示す画面操作で登録要求のあったキャンセル待ちにより、車種A、車種B、車種Cの何れにも、10時30分から12時の時間帯で、優先順位1のキャンセル待ちが登録されている。キャンセル待ちの登録者名(図9の例では「収納武史」)は、例えばキャンセル待ちの画面操作時のログインユーザ名とする。
図10は、図9のようにキャンセル待ちが登録された状態での操作画面の例を示しており、予約1、3、4のそれぞれに、1件のキャンセル待ちがあることが示されている。
図10の例で、ユーザは、車種Aおよび車種Bについて11時から13時30分の時間帯の設備利用を設定し、「キャンセル待ち登録」ボタンを押下する。これにより、図9に示されるキャンセル待ちに加えてさらにキャンセル待ちが登録される。
図11は、図8で登録要求があったキャンセル待ちにおける利用日時と、図10で登録要求があったキャンセル待ちにおける利用日時とに共通する、11時から12時の時間帯における予約およびキャンセル待ちの登録の例を示している。予約/利用欄、および、キャンセル待ち優先順位:1欄に示される登録は、図9の場合と同様である。図11では、さらに、図10の例で登録要求があったキャンセル待ちにより、車種Aおよび車種Bについて、11時から13時30分の時間帯で、優先順位2のキャンセル待ちが登録されている。
図12は、図11のようにキャンセル待ちが登録された状態での操作画面の例を示しており、予約1、3のキャンセル待ちの件数が2件に増えている。また、予約5に1件のキャンセル待ちがあることが示されている。
図12の例で、ユーザは、車種A、車種Bおよび車種Cについて11時から12時30分の時間帯の設備利用を設定し、「キャンセル待ち登録」ボタンを押下する。これにより、図11に示されるキャンセル待ちに加えてさらにキャンセル待ちが登録される。
図13は、図8で登録要求があったキャンセル待ちにおける利用日時と、図10で登録要求があったキャンセル待ちにおける利用日時と、図12で登録要求があったキャンセル待ちにおける利用日時とに共通する、11時から12時の時間帯における予約およびキャンセル待ちの登録の例を示している。予約/利用欄、キャンセル待ち優先順位:1欄、および、車種Aと車種Bとについてキャンセル待ち優先順位:2欄に示される登録は、図11の場合と同様である。図13では、さらに、図12の例で登録要求があったキャンセル待ちにより、車種Aおよび車種Bについて、11時から12時30分の時間帯で、優先順位3のキャンセル待ちが登録され、車種Cについて、11時から12時30分の時間帯で、優先順位2のキャンセル待ちが登録されている。
クライアント装置400が、図9、図11および図13に例示される、予約およびキャンセル待ちの登録を表示するようにしてもよい。これにより、ユーザは、キャンセル待ちの状況を把握することができる。
図13に示す予約およびキャンセル待ちの登録の状態で、優先順位1のキャンセル待ちにおける利用開始予定時刻の10時30分から、キャンセル待ちキャンセル時間の15分が経過した時点で、予約が存在することから優先順位1のキャンセル待ちを予約に繰り上げることはできない。この場合、キャンセル待ち管理部182は、優先順位1のキャンセル待ちを取り消す。これにより、優先順位2、3のキャンセル待ちの優先順位が繰り上がる。具体的には、図14に示されるように、図13で優先順位が2だったキャンセル待ちが優先順位1に繰り上がる。また、図13で優先順位が3だったキャンセル待ちが優先順位2に繰り上がる。
図15の例では、予約1の終了時刻が、図7の場合の12時から11時50分に繰上げられている。この繰上げは、設備の利用者が設備関連物品を物品管理装置200に返却し、返却によって設備を利用可能になった場合に、スケジュール管理部181が行う。
図15に示される利用予約の終了時刻(利用終了予定時刻)の繰り上がりにより、車種Aは、優先順位2のキャンセル待ちの時間帯11時から12時30分に利用可能になっている。
そこで、キャンセル待ち繰上げ部184は、車種Aの優先順位2のキャンセル待ちを、利用予約に繰り上げる。そして、キャンセル待ち繰上げ部184は、繰上げを行ったキャンセル待ちと同じグループのキャンセル待ちをキャンセルする(取り消す)。
図16では、車種Aについて、図14の優先順位2のキャンセル待ちが予約に繰上げられている。また、図14の車種Bの優先順位2のキャンセル待ち、および、図14の車種Cの優先順位1のキャンセル待ちがキャンセルされている。
・利用日時:利用予定日時が表示される。ユーザが、利用予定日時を確認し、必要に応じて修正する。
・申請者 :登録申請者(入力操作を行うユーザ自身)の氏名が表示される。
・利用種別:ユーザが、プルダウンリストから利用種別を選択する。
・利用内容:ユーザが、利用内容を入力する。
・利用者名:設備を利用するユーザの氏名が表示される。
・参加者 :参加者に登録されたユーザが設備関連物品を取り出すことができる。サーバ装置100が、参加者に対して各種メールを送信するようにしてもよい。
事前通知処理部192は、利用開始予定時刻よりも所定の事前取出時間だけ前の時点で、設備関連物品が物品管理装置200に返却されている場合、設備を利用可能になった旨を利用者にメールで通知する。
このメールによってユーザに設備利用予約をリマインドすることができる。
この通知を受けた利用者は、物品管理装置200から設備関連物品を取り出して、設備の利用を開始することができる。
スケジュール管理部181が予約をキャンセルすることで、予約されていた時間帯でも、他の利用者が新たな予約を設定することができる。新たな予約を設定した利用者が、当該設備を利用可能になる点で、設備の利用率の向上を図ることができる。
このメールによってユーザは、予約がキャンセルされたことを認識し、新たな予約を行うなどの対応を行うことができる。
図19は、キャンセル待ち関連通知処理部194が送信するキャンセル待ち繰上げ通知メールの例を示す図である。
この通知を受けたユーザが、設備利用予約が登録されたこと、および、予約の内容を把握することで、予約を失念する可能性を軽減することができ、この点で設備の有効活用を図ることができる。また、ユーザは、メールに記載された予約内容を参照して必要な予約か否かを確認できる。予約が不要になっている場合、ユーザが予約をキャンセルする(取り消す)ことが期待され、予約のキャンセルによって新たな予約の登録が可能になる。
図20に示すメールで、キャンセル待ち関連通知処理部194は、キャンセル待ちの内容、および、そのキャンセル待ちが取り消されたことを、取り消されたキャンセル待ちの登録者であるユーザに通知している。
この通知を受けたユーザは、キャンセル待ちが取り消されたことを知ることができる。これによってユーザは、新たな予約またはキャンセル待ちの登録の要否を判断し、必要に応じて予約またはキャンセル待ちの登録要求操作を行うことができる。
図21に示すシステム運用設定画面には、メール送信有無欄と、事前取出時間欄と、キャンセル時間欄とが設けられている。
メール送信有無欄は、サーバ装置100が利用者に対して各種通知メールを送信するか否かを設定する欄である。
キャンセル時間欄は、予約の自動キャンセルを行うか否かと、予約キャンセル時間と、キャンセル待ちの自動キャンセルを行うか否かと、キャンセル待ちキャンセル時間とを設定する欄である。
予約の自動キャンセルを行うように設定されている場合、サーバ装置100は、予約における利用開始予定時刻から予約キャンセル時間経過時に、予約されている設備の設備関連物品が既に物品管理装置200から取り出されているか否かを判定する。設備関連物品が取り出されていないと判定した場合、サーバ装置100は、予約をキャンセルする(取り消す)。
キャンセル待ちの自動キャンセルを行うように設定されている場合、サーバ装置100は、キャンセル待ちにおける利用開始予定時刻からキャンセル待ちキャンセル時間経過時に、キャンセル待ちの対象の設備の設備関連物品が既に物品管理装置200から取り出されているか否かを判定する。設備関連物品が取り出されていないと判定した場合、サーバ装置100は、キャンセル待ちをキャンセルする(取り消す)。
予約キャンセル時間とキャンセル待ちキャンセル時間とが同じ時間に設定されていてもよいし、異なる時間に設定されていてもよい。
サーバ側制御部180は、システム運用設定画面への入力に応じて各種設定を行う。
また、図22には、ICタグリーダ85に用いられるICタグ73と、カードリーダ33に用いられるIDカード34とが示されている。
物品管理装置200は、設備関連物品を格納する。上記のように、設備関連物品は、予約管理システム1で予約対象になっている設備を利用するための物品である。
以下の説明において、「前」は前後方向の前側つまり利用者から見て手前側であり、「後」は前後方向の後側つまり利用者から見て奥側であり、「左」は利用者から見て左側であり、「右」は利用者から見て右側である。
装置本体12は、前面側が、その右側部分よりも左側部分の方が後側に位置するように段差状をなしている。装置本体12は、中央から左側部分が、前カバー13で開閉される開閉部21となっており、開閉部21よりも前側に突出する右側部分は、前カバー13で開閉されずに常時露出する前面構成部22となっている。前カバー13は、装置本体12の左端縁部に設けられたヒンジ23を介して一端側が装置本体12に回動可能に連結されており、開閉部21の前面を開閉する。
IDカード34は、ICチップを有する電子カードや磁気カード等からなるもので、物品管理装置200の利用が許可された全ての担当者にそれぞれ個別に準備されて他との識別のための個別の利用者識別情報等が記憶されている。
物品管理装置200は、図24に示すように、一対一で対応する鍵本体51を保持する鍵ホルダー52を有しており、保持部41は、それぞれが一対一で対応する鍵ホルダー52を着脱可能に支持する。保持部41は、対応する鍵ホルダー52を取り外し不可となるようにロック状態で保持する。
保持部41は、会議室の鍵53および社用車の鍵53など、サーバ装置100で予約対象となっている設備の鍵53を保持する。これらの鍵53は、設備関連物品の例に該当する。
点灯している表示ランプ81と一体となっている操作ボタン82が押されると、この操作ボタン82が設けられた保持部41の鍵ロック機構76のロックが解除され、この保持部41から鍵ホルダー52が取り外される処理が行われる。
図25に示すように、複数の収納部42は、引き出し式であり、それぞれ、前方に引き出し可能であって後方に押し込み可能な引出部材91と、押し込まれた引出部材91を引き出し不可にロックし、またロック解除可能な電磁駆動式の図22に示す引出ロック機構92とを有している。引出部材91は、上方に開口する箱形であり、鍵ホルダー52に取り付け不可あるいは取り付け可能であっても鍵ホルダー52に取り付けての保持部41への保持が不適な収納物を収納する。
以下では、物品管理装置200が保管する物品が設備関連物品のみである場合を例に説明するが、物品管理装置200が、設備関連物品以外の物品も保管するようにしてもよい。設備関連物品以外の物品の例として、サーバ装置100での予約対象外の設備を利用するための物品、および、特定の設備とは独立に利用される物品を挙げることができる。
点灯している表示ランプ81と一体となっている操作ボタン82が押されると、この操作ボタン82が設けられた収納部42の図22に示す引出ロック機構92のロックが解除され、この収納部42から引出部材91が引き出し可能となる。この状態で引出部材91が引き出されて収納物が取り出され、その後、引出部材91が押し込まれる。
物品管理側制御部211は、物品管理装置200の各部を制御して各種処理を行う。物品管理側制御部211は、例えば、物品管理装置200が備えるCPUが、物品管理側記憶部212からプログラムを読み出して実行することで構成される。物品管理側制御部211及び物品管理側記憶部212が、例えばマイコン(Microcomputer)などのコンピュータを用いて構成されていてもよい。あるいは、物品管理側制御部211が、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を用いて構成されるなど、物品管理装置200専用のハードウェアとして構成されていてもよい。
物品管理装置200は、1つの設備に対して複数の設備関連物品を格納しており、かつ、複数の設備関連物品のうち一部のみが取り出された場合、物品管理側表示部31でのメッセージ表示および報知音発生部213からの報知音の発生により警報を出力する。例えば、物品管理装置200が、1台の社用車の鍵および給油カードを格納しており、鍵のみが取り出された場合、物品管理側表示部31が、給油カードが取り出されていない旨のメッセージを表示し、報知音発生部213が報知音を発生する。
これにより、設備関連物品の取出漏れが生じる可能性を低減させることができる。
これにより、設備関連物品の返却漏れが生じる可能性を低減させることができる。
また、物品管理側通信部221は、サーバ装置100からの要求に応じて物品取出情報および物品返却情報等の物品保管状況に関する情報をサーバ装置100へ送信する。例えば、物品取出情報は、物品管理装置200から取り出された設備関連物品、取出者、および取出日時を示す情報である。物品返却情報は、物品管理装置200に返却された設備関連物品、返却者、および返却日時を示す情報である。
物品管理側操作部32は、図26に示すように、いずれも押圧操作されると入力を検出する、文字キー231と、上キー232と、下キー233と、左キー234と、右キー235と、ENTERキー236と、複数のキーからなる文字入力キー群237と、CEキー238とを有している。
予約管理システム1では、物品管理装置200に利用者登録されている者は、いつでも物品管理装置200の前カバー13を開くことができ、いつでも設備関連物品を返却できる設定になっている。
上述したように、予約を登録した者だけでなく、予約において設備を利用する者として登録された者も利用者に該当し、物品管理装置200から設備関連物品を取り出せる。なお、設備を代理で予約する場合など、予約を登録した者(登録者)が利用者に含まれない予約も可能である。
待機状態で、IDカード34が走査されると、カードリーダ33は、IDカード34からこれに予め記憶されている、他の利用者との識別のための個別の利用者識別情報を読み出す。
この照合により、物品管理側制御部211は、設備関連物品の取出時および返却時に利用者(取出者および返却者)を特定する。カードリーダ33、物品管理側制御部211、および、物品管理側記憶部212の組み合わせは、ユーザ特定部の例に該当する。
一方、利用者識別情報で識別した利用者に対して物品取出許可通知で取出を許可されている鍵53も収納物もない場合、物品管理側制御部211は、いずれの表示ランプ81も点灯させない。この場合、当該利用者は、鍵53または収納物を物品管理装置200から取り出すことはできない。
図27は、予約管理システム1が設備の利用予約を受けて設備関連物品の取出に対応する処理手順の例を示すシーケンス図である。
図27の処理で、ユーザがクライアント装置400にてグループウェア等の利用予約画面で利用予約操作を行い(シーケンスS111)、サーバ装置100が予約情報を登録している(シーケンスS112)。
利用者の携帯端末装置800は、受信した設備利用準備完了通知メールを表示する(シーケンスS116)。
利用者が設備関連物品を物品管理装置200から取り出すと(シーケンスS119)、物品管理装置200がサーバ装置100に対して設備関連物品の取出を通知する。これにより、サーバ装置100は、設備関連物品の取出を検知する(シーケンスS120)。
図28の処理で、クライアント装置400は、キャンセル待ちの登録を要求するユーザ操作を受けて、キャンセル待ちの登録要求をサーバ装置100に通知する(シーケンスS161)。
通知を受けたサーバ装置100では、キャンセル待ち受付部183が、キャンセル待ちの登録を行う(シーケンスS162)。
図29の処理で、サーバ装置100のキャンセル待ち繰上げ部184は、キャンセル待ちを利用予約に繰り上げる条件の成立を検知する(シーケンスS211)。図29の例では、サーバ装置100は、条件が成立しているキャンセル待ちを検出している。
また、キャンセル待ち関連通知処理部194は、キャンセル待ち繰上げ通知メールを生成し、サーバ側通信部110を介して携帯端末装置800へ送信する(シーケンスS213)。
キャンセル待ち繰上げ通知メールを受信した携帯端末装置800は、受信したキャンセル待ち繰上げ通知メールを表示する(シーケンスS214)。
キャンセル待ちからの繰上げによって登録された予約の扱いは、ユーザ操作によって登録された予約の扱いと同様である。
図30の例では、サーバ装置100は、設備関連物品があることを検知している。従って、利用者は、まだ物品管理装置200から設備関連物品を取り出していない。
利用者の携帯端末装置800は、受信した設備利用予約キャンセル通知メールを表示する(シーケンスS264)。
また、サーバ装置100は、物品管理装置200に対して、設備関連物品を利用者が取出可能にしている設定を解除するよう指示する(シーケンスS266)。
物品管理装置200は、サーバ装置100からの指示に従って、設備関連物品を利用者が取り出し可能にしている設定を解除する(シーケンスS267)。
また、サーバ装置100は、利用予約に繰り上げ可能なキャンセル待ちを検知する(シーケンスS268)。利用予約に繰り上げ可能なキャンセル待ちがあった場合、予約管理システム1は、図29を参照して説明した、利用予約に対するキャンセル待ちを利用予約に繰り上げる際の処理を行う。
また、サーバ装置100は、スケジュールを変更する(シーケンスS313)。具体的には、サーバ装置100は、設備関連物品が返却された利用予約における利用終了予定時刻を、設備関連物品が返却された時刻に繰り上げる。
図32の処理で、サーバ装置100のキャンセル待ち管理部182は、キャンセル待ちを取り消す条件の成立を検知する(シーケンスS361)。
キャンセル待ちを取り消す条件が成立する場合には、そのキャンセル待ちの登録者が取消操作を行った場合と、キャンセル待ちにおける利用開始予定時刻にキャンセル待ちキャンセル時間を加算したキャンセル待ちキャンセル時刻を経過した場合とがある。
また、キャンセル待ち関連通知処理部194は、キャンセル待ち取消通知メールを生成し、サーバ側通信部110を介して、取り消されたキャンセル待ちの登録者であるユーザの携帯端末装置800へ送信する(シーケンスS363)。
キャンセル待ち取消通知メールを受信した携帯端末装置800は、受信したキャンセル待取消通知メールを表示する(シーケンスS364)。
予約管理システム1によれば、連携部191が予約情報に従って物品管理装置200を制御することで、設定されたスケジュールに従って鍵等の物品の貸出を管理できる。かつ、予約管理システム1によれば、キャンセル待ち受付部183により、キャンセル待ちに対応することができる。
予約管理システム1では、比較的多くの設備についてキャンセル待ちを行える点で、キャンセル待ちが利用予約に繰上げられる機会が比較的多い。繰上げられた利用予約における利用者が利用予約に従って設備を利用することで、設備の利用効率が高まる。予約管理システム1によれば、この点で、設備の利用効率が高まることが期待される。
キャンセル待ち受付部183が、このようにキャンセル待ちのキャンセルを行うことで、不要なキャンセル待ちをキャンセルして、他のキャンセル待ちが利用予約に繰り上がる可能性を高めることができる。繰上げられた利用予約における利用者が利用予約に従って設備を利用することで、設備の利用効率が高まる。この点で、予約管理システム1によれば、設備の利用効率が高まることが期待される。
1つの設備の利用予約に対する複数のキャンセル待ちのうちの何れかが取り消された場合でも、他のキャンセル待ちが利用予約になり、その利用予約における利用者が利用予約に従って設備を利用することで、設備の利用効率が高まる。このように、予約管理システム1によれば、設備の利用効率が高まることが期待される。
繰上げによって登録された利用予約における利用者が利用予約に従って設備を利用することで、設備の利用効率が高まる。このように、予約管理システム1によれば、設備の利用効率が高まることが期待される。
繰上げによって登録された利用予約における利用者が利用予約に従って設備を利用することで、設備の利用効率が高まる。このように、予約管理システム1によれば、設備の利用効率が高まることが期待される。
また、「コンピュータシステム」は、Webシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
例えば、以下のような変形例が考えられる。
物品管理装置200として、駐車場に設けられた監視カメラシステムを用いるようにしてもよい。この監視カメラシステムは、駐車場を撮影した画像から、車両の自動車登録番号、または、車両に記載されたバーコードなど、車両を識別する識別情報を読み取ってテキスト化し、サーバ装置100へ送信する。
サーバ装置100は、監視カメラが送信する情報に基づいて車両の貸し出し状況を確認し、車両の利用予約(貸し出し予約)およびキャンセル待ちの処理を行う。サーバ装置100は、駐車場で現存を確認できた車両を利用可能な車両として扱う。利用終了予定時刻よりも前に車両の現存を確認した場合、サーバ装置100は、その車両の利用予約の終了時刻を早めて、他の利用予約を登録できるようにする。
予約管理システム1がさらに鍵管理装置を備え、鍵管理装置では車両の鍵は取出中の状態であるが、駐車場に当該車両が所定時間以上存在する場合には、鍵を返却するように促す督促メールをユーザの携帯端末等に通知する。
物品管理装置200として、本人認証(ID、パスワード、生体認証等)により施解錠を制御する認証式ロッカーまたはセキュリティボックス等を用いるようにしてもよい。これら認証式ロッカーまたはセキュリティボックスを撮像した監視カメラ画像、あるいは、認証式ロッカーまたはセキュリティボックス内の物品の有無を検知するセンサ等を用いて、認証式ロッカーまたはセキュリティボックスに格納される物品の取出・返却を確認することが出来るようになる。
鍵管理機では、ホルダーとつなげる鍵の大きさに限界があるのに対し、これら認証式ロッカーまたはセキュリティボックスを用いる場合、車の鍵だけでなく、ETC(登録商標)カード、給油カード、運行管理ノートなども予約管理システム1の管理対象物とすることができる。
100 サーバ装置
110 サーバ側通信部
120 サーバ側表示部
130 サーバ側操作部
170 サーバ側記憶部
180 サーバ側制御部
181 スケジュール管理部
182 キャンセル待ち管理部
183 キャンセル待ち受付部
184 キャンセル待ち繰上げ部
191 連携部
192 事前通知処理部
193 取消処理部
194 キャンセル待ち関連通知処理部
400 クライアント装置
500 内部ネットワーク
600 ゲートウェイ装置
700 外部ネットワーク
800 携帯端末装置
Claims (9)
- 設備を利用するための設備関連物品を格納する物品管理装置と、
前記設備の利用予約を示す予約情報を記憶する記憶部と、
前記予約情報に従って前記物品管理装置を制御する連携部と、
前記利用予約に対するキャンセル待ちを受け付けるキャンセル待ち受付部と、
前記利用予約がキャンセルされた場合、キャンセルされた利用予約に対するキャンセル待ちを利用予約に繰り上げるキャンセル待ち繰上げ部と、
を備え、
前記キャンセル待ち受付部は、複数のキャンセル待ちをグループ化し、
前記キャンセル待ち繰上げ部は、1つのグループについて、いずれかのキャンセル待ちが利用予約に繰上げられた場合、そのグループの他のキャンセル待ちをキャンセルするか否かを設定可能であることを特徴とする
予約管理システム。 - 前記キャンセル待ち受付部は、複数のキャンセル待ちの登録要求の際に、キャンセル待ちのグループ化の可否を設定可能であることを特徴とする
請求項1に記載の予約管理システム。 - 前記1つのグループにグループ化されるキャンセル待ちは、複数の設備の利用予約に対するキャンセル待ちであることを特徴とする、
請求項1または請求項2に記載の予約管理システム。 - 前記1つのグループにグループ化されるキャンセル待ちは、1つの設備の利用予約に対する複数のキャンセル待ちであることを特徴とする、
請求項1または請求項2に記載の予約管理システム。 - 前記キャンセル待ち受付部は、1つの設備の利用予約に対して、お互いの利用予定日時の少なくとも一部が重なる複数のキャンセル待ちを受け付けた場合に、受付順番にかぎらないキャンセル待ちの優先順位を決定し、
前記キャンセル待ち繰上げ部は、利用予約がキャンセルされた場合、キャンセルされた利用予約に対するキャンセル待ちのうち利用予約に繰り上げるキャンセル待ちを、優先順位に基づいて選択することを特徴とする、
請求項4に記載の予約管理システム。 - 前記キャンセル待ち繰上げ部は、利用予約における利用開始予定時刻から所定の予約キャンセル時間が経過しても当該利用予約における予約対象設備の設備関連物品が前記物品管理装置から取り出されていない場合、当該利用予約に対するキャンセル待ちを利用予約に繰り上げることを特徴とする、
請求項1から5の何れか一項に記載の予約管理システム。 - 前記キャンセル待ち繰上げ部は、利用予約における利用終了予定時刻より前に当該利用予約における予約対象設備の設備関連物品が返却された場合、当該利用予約に対するキャンセル待ちを利用予約に繰り上げることを特徴とする、
請求項1から6の何れか一項に記載の予約管理システム。 - 設備の利用予約を示す予約情報に従って、前記設備を利用するための設備関連物品を格納する物品管理装置を制御する工程と、
前記利用予約に対するキャンセル待ちを受け付ける工程と、
前記利用予約がキャンセルされた場合、キャンセルされた利用予約に対するキャンセル待ちを利用予約に繰り上げる工程と、
を含み、
前記キャンセル待ちを受け付ける工程では、複数のキャンセル待ちをグループ化し、
前記キャンセル待ちを繰り上げる工程にて、1つのグループについて、いずれかのキャンセル待ちが利用予約に繰上げられた場合、そのグループの他のキャンセル待ちをキャンセルするか否かを設定可能である
予約管理方法。 - コンピュータに、
設備の利用予約を示す予約情報に従って、前記設備を利用するための設備関連物品を格納する物品管理装置を制御する工程と、
前記利用予約に対するキャンセル待ちを受け付ける工程と、
前記利用予約がキャンセルされた場合、キャンセルされた利用予約に対するキャンセル待ちを繰上げる工程と、
を実行させ、
前記キャンセル待ちを受け付ける工程では、複数のキャンセル待ちをグループ化させ、
前記キャンセル待ちを繰り上げる工程にて、1つのグループについて、いずれかのキャンセル待ちが利用予約に繰上げられた場合、そのグループの他のキャンセル待ちをキャンセルするか否かを設定可能とする
ためのプログラム。
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