JP7190058B2 - データ処理方法及びユーザ機器 - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2019年01月30日に国家知的財産局に提出された、出願番号が201910094345.0、出願名称が「データ処理方法及びユーザ機器」の中国特許出願の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、本出願に参照として取り込まれる。
本出願の実施例は、通信技術分野に関し、特に、データ処理方法及びユーザ機器に関する。
通常、ユーザ機器(User Equipment、UE)は、2ステップのランダムアクセスを発起する時、ネットワーク機器にメッセージA(msgA、例えばランダムアクセス要求メッセージ)を送信し、ネットワーク機器によって送信されたメッセージB(msgB、例えばランダムアクセス応答メッセージ)を受信した後、2ステップのランダムアクセスプロセスを完了することができる。ユーザ機器UEは、msgAが物理的ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel、PRACH)と物理的上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)に乗ってネットワーク機器に送信されることができる。
しかしながら、ユーザ機器UEは、連続する時間領域リソースを利用してmsgAが乗っているPRACHとmsgAが乗っているPUSCHとを送信する必要がある可能性があり、且つユーザ機器UEがこのPRACHとこのPUSCHとを送信する時の発射パワーが異なる可能性がある。このような場合、ユーザ機器UEが一つの発射パワーでこのPRACHを送信した後、ユーザ機器UEは、まずパワー調整を行い、その後さらに調整後の発射パワーでこのPUSCHを送信する。このようにして、ユーザ機器UEが連続する時間領域リソースを利用してこのPRACHとこのPUSCHとを送信することができなくなり、上りリンク伝送の性能を確保することができない。
本出願の実施例は、ユーザ機器UEがmsgAの乗ったPRACHとPUSCHとを送信する従来方法が、上りリンク伝送性能を確保できないという問題を解決することができるデータ処理方法及びユーザ機器を提供する。
上記技術課題を解決するために、本出願の実施例は、以下のような技術案を採用する。
本出願の実施例の第一の方面によれば、ユーザ機器UEに用いられるデータ処理方法を提供する。このデータ処理方法は、ターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、以下のいずれか一つを行うことを含み、ランダムアクセスチャネルを送信すること、上りリンクデータチャネルを送信すること、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信すること、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことであり、ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であり、この第一のリソースがランダムアクセスチャネルのリソースであり、この第二のリソースが上りリンクデータチャネルのリソースであり、このランダムアクセスチャネルとこの上りリンクデータチャネルは、ランダムアクセスメッセージを乗せることに用いられる。
本出願の実施例の第二の方面によれば、ユーザ機器UEを提供する。このユーザ機器UEは、処理ユニットを含む。処理ユニットは、ターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、のうちのいずれか一つを行うために用いられ、ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であり、この第一のリソースがランダムアクセスチャネルのリソースであり、この第二のリソースが上りリンクデータチャネルのリソースであり、このランダムアクセスチャネルとこの上りリンクデータチャネルは、ランダムアクセスメッセージを乗せることに用いられる。
本出願の実施例の第三の方面によれば、ユーザ機器UEを提供する。このユーザ機器UEは、プロセッサと、メモリと、メモリに記憶され、且つプロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、第一の方面に記載のデータ処理方法のステップを実現させる。
本出願の実施例の第四の方面によれば、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、第一の方面に記載のデータ処理方法のステップを実現させる。
本出願の実施例では、ユーザ機器UEは、ターゲット時間領域間隔(すなわち第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であり、この第一のリソースがランダムアクセスチャネルのリソースであり、第二のリソースが上りリンクデータチャネルのリソースである)と第一の予め設定される値との関係に基づき、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、のうちのいずれか一つを行うことができる。ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であるので、ユーザ機器UEは、このターゲット間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ユーザ機器UEがパワー調整を行うためにこのターゲット時間間隔が十分であるか否かを決定することにより、ランダムアクセスメッセージが乗っているランダムアクセスチャネル及び/又は上りリンクデータチャネルを送信するか否かを決定することができ、このようにして、ユーザ機器UEがパワー調整を行うための十分な時間の長さを有することを確保することにより、ユーザ機器UEが連続するランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する時の上りリンク伝送性能を確保することができる。
本出願の実施例による通信システムのアーキティクチャ概略図である。 本出願の実施例によるデータ処理方法の概略図(その一)である。 本出願の実施例によるPRACHのリソースとPUSCHのリソースの実例概略図(その一)である。 本出願の実施例によるデータ処理方法の概略図(その二)である。 本出願の実施例によるデータ処理方法の概略図(その三)である。 本出願の実施例によるPRACHのリソースとPUSCHのリソースの実例概略図(その二)である。 本出願の実施例によるデータ処理方法の概略図(その四)である。 本出願の実施例によるデータ処理方法の概略図(その五)である。 本出願の実施例によるデータ処理方法の概略図(その六)である。 本出願の実施例によるユーザ機器UEの構造概略図である。 本出願の実施例によるユーザ機器UEのハードウェア概略図である。
以下は、本出願の実施例における添付図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭かつ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
本出願の実施例の明細書及び特許請求の範囲における用語である「第一の」と「第二の」などは、異なる対象を区別するためのものであり、対象の特定の順序を記述するためのものではない。例えば、第一のリソースと第二のリソースは、異なるリソースを区別するために用いられ、リソースの特定の順序を記述するためのものではない。
本出願の実施例の記述では、特に説明されていない限り、「複数」の意味は、二つまたは二つ以上である。例えば、「複数の素子」とは、二つの素子又は二つ以上の素子である。
本明細書における用語「及び/又は」は、関連対象の関連関係を記述するものであり、三つの関係が存在してもよいことを表し、例えば、表示パネル及び/又はバックライトは、単独の表示パネル、表示パネルとバックライトとの組み合わせ、単独のバックライトとの三つのケースを含むことを表してもよい。本明細書では、符号「/」は、関連対象が「又は」の関係であることを表し、例えば入力/出力は、入力又は出力を表す。
本出願の実施例では、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、例証、又は説明として表すために用いられる。本出願の実施例では、「例示的」又は「例えば」と記述される任意の実施例又は設計方案は、他の実施例又は設計方案より好ましいか、又はより優位性があると解釈されるべきではない。正確に言うと、「例示的」又は「例えば」などの用語を使用することは、関連する概念を具体的な形態で提示することを意図する。
以下では、本出願の実施例によるデータ処理方法及びユーザ機器に係るいくつかの概念及び/又は用語を解釈して説明する。
4ステップのランダムアクセス(RACH):ユーザ機器UEは、まずネットワークにプリアンブル(Preamble)が含まれているメッセージ1(msg1)を送信し、ネットワーク機器は、preambleを受信した後、ユーザ機器UEにこのpreambleに対応するランダムアクセス応答(RAR)メッセージが含まれているメッセージ2(msg2)を送信し、ユーザ機器UEは、msg2を受信した後、RARの指示に基づき、ネットワーク機器にメッセージ3(msg3)を送信し、ネットワーク機器は、msg3を受信した後、ユーザ機器UEに競争解決識別子(Contention Resolution ID)が含まれているメッセージ4(msg4)を送信し、ユーザ機器UEはmsg4を受信し、4ステップのランダムアクセスプロセスを完了する。
2ステップのランダムアクセス:ユーザ機器UEは、ネットワーク機器にmsgAを送信し、ネットワーク機器は、msgAを受信した後、ユーザ機器UEにmsgBを送信し、ユーザ機器UEはmsgBを受信した後、2ステップのランダムアクセスプロセスを完了する。msgA(ランダムアクセス要求メッセージ)は、ランダムアクセスプリアンブル(Preamble)とランダムアクセス情報(上位レイヤ情報)とを含んでもよく、このランダムアクセスプリアンブルがPRACHに乗って伝送されてもよく、このランダムアクセス情報がPUSCHに乗って伝送されてもよい。
PRACHタイミング(PRACH occasions、RO):新規無線技術(New Radio、NR)において、基地局は、一つの時点(time instance、すなわち一つのPRACHのリソースを伝送するために必要とする時間の長さであり、ここではPRACHを伝送するための時間領域リソースを指してもよい)に複数の周波数分割多重化(Frequency Division Multiplexing、FDM)した物理的ランダムアクセスチャネル伝送チャンス(PRACH transmission occasion)が存在するように配置することができる。一つの時点にFDMを行うことができるROの数は、{1、2、4、8}であってもよい。
ランダムアクセスプリアンブルは、パラメータPRACH Configuration Indexによって配置された時間領域リソースのみで伝送でき、ランダムアクセスプリアンブルは、パラメータPRACH-FDMによって配置された周波数領域リソースのみで伝送でき、PRACHの周波数領域リソースはnRA∈{0,1,...,M-1}であり、Mが上位レイヤパラメータPRACH-FDMに等しい。初期アクセスの時、PRACHの周波数領域リソースは、初期アクティブされた上りリンク帯域幅部分(initial active uplink bandwidth part)内の周波数が最低のROリソースから昇順に番号が付けられ、そうでなければ、PRACHの周波数領域リソースnRAは、アクティブされた上りリンク帯域幅部分(active uplink bandwidth part)内の周波数が最低のROリソースから昇順に番号が付けられる。
NRにおいて、ROと実際に送信される同期信号ブロック(SSB、例えば同期信号(SS)又は物理ブロードキャストチャネルブロック(PBCH block))との間に関連関係が存在する。一つのROに複数のSSBが関連する可能性があり、一つのROに関連するSSBの数が、{1/8、1/4、1/2、1、2、4、8、16}であってもよい。非競争的ランダムアクセスプロセスに対して、ROとチャネル状態情報-リファレンス信号(Channel State Information-Reference Signals、CSI-RS)との間にも関連関係が存在する可能性がある。一つの時点でのFDMのROの数が8つであり、実際に伝送されるSSBの数が4つであり、例えば対応するSSBがSSB#0、SSB#1、SSB#2、SSB#3であり、各SSBが2つのROに関連する。ユーザ機器UEはSSB#0に対応するROでPRACHを送信する場合、ユーザ機器UEは、RO#0及びRO#1から一つのROを選択してPRACHの送信を行う。
本出願の実施例は、データ処理方法及びユーザ機器を提供する。ユーザ機器UEは、ターゲット時間領域間隔(すなわち第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であり、この第一のリソースがランダムアクセスチャネルのリソースであり、第二のリソースが上りリンクデータチャネルのリソースである)と第一の予め設定される値との関係に基づき、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、のうちのいずれか一つを行うことができる。ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であるので、ユーザ機器UEは、このターゲット間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ユーザ機器UEがパワー調整を行うためにこのターゲット時間間隔が十分であるか否かを決定することにより、ランダムアクセスメッセージが乗っているランダムアクセスチャネル及び/又は上りリンクデータチャネルを送信するか否かを決定することができる。このようにして、ユーザ機器UEがパワー調整を行うための十分な時間の長さを有することを確保することにより、ユーザ機器UEが連続するランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する時の上りリンク伝送性能を確保することができる。
本出願の実施例によるデータ処理方法及びユーザ機器は、通信システムに用いることができる。具体的には、この通信システムにおける、ユーザ機器UEが、二つのリソース(ランダムアクセスメッセージが乗っている二つのチャネルのリソース)の時間領域位置の間の間隔に基づき、どのようにランダムアクセスメッセージを処理するかを決定するプロセスに用いることができる。
図1は、本出願の実施例による通信システムのアーキティクチャ概略図を示す。図1に示すように、この通信システムは、UE01とネットワーク機器02とを含んでもよい。UE01とネットワーク機器02との間では、接続を確立し通信することができる。
説明すべきことは、本出願の実施例では、図1に示されるUE01とネットワーク機器02との間では無線接続であってもよいことである。UE01とネットワーク機器02との間の接続関係をより明確に示すために、図1では、UE01とネットワーク機器02との間の接続関係が実線で示されている。
ユーザ機器UEは、音声通信及び/又はデータ接続性をユーザに提供する機器であり、有線/無線接続機能を有するハンドヘルド機器や、無線モデムに接続される他の処理機器を含む。ユーザ機器UEは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を介して一つ又は複数のコアネットワーク機器と通信を行うことができる。ユーザ機器UEは、移動端末、例えば携帯電話(又は「セルラ」電話と呼ばれる)及び移動端末を有するコンピュータであってもよく、携帯型、ポケット型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型又は車載型のモバイル装置であってもよく、それらは、RANとボイス及び/又はデータを交換し、例えば、パーソナル通信サービス(Personal Communication Service、PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイアレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)などの機器である。ユーザ機器UEは、ユーザエージェント(User Agent)又は端末機器等と呼ばれてもよい。
ネットワーク機器は、基地局であってもよい。基地局は、RANに配備された、ユーザ機器UEに無線通信機能を提供するための装置である。基地局は、各種の形式のマクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、アクセスポイント等を含んでもよい。異なる無線アクセス技術を採用するシステムにおいて、基地局機能を備える機器の名称は異なる可能性があり、例えば、第3世代の移動通信(3rd Generation、3G)ネットワークにおいて基地局(NodeB)と呼ばれ、LTEシステムにおいて進化型基地局(evolved NodeB、eNB又はeNodeB)と呼ばれ、第5世代の移動通信(5G)ネットワークにおいてgNB等と呼ばれる。通信技術の進化に伴い、「基地局」という名称は変化する可能性がある。
本出願の実施例は、データ処理方法を提供する。このデータ処理方法は、以下のようないくつかの可能な形態によって実現されてもよい。
一つの可能な実現形態では、第二のリソースの時間領域位置が第一のリソースの時間領域位置の後の少なくともN個の時間単位(少なくともN個の時間領域ユニットとも呼ばれる)の後に位置する場合、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する。
理解できるように、このような実現形態では、第二のリソースの時間領域位置と第一のリソースの時間領域位置との間の時間間隔(すなわち本出願の実施例におけるターゲット時間領域間隔)は、上記少なくともN個の時間単位である。
上記第一のリソースがランダムアクセスチャネルのリソースであり、第二のリソースが上りリンクデータチャネルのリソースであり、且つランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルは、ランダムアクセスメッセージを乗せることに用いられる。
具体的には、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信した後の少なくともN個の時間単位の後、上りリンクデータチャネルを送信することができる。
別の可能な実現形態では、第二のリソースの時間領域位置と第一のリソースの時間領域位置との間の時間間隔(すなわち本出願の実施例におけるターゲット時間領域間隔)が、N個の時間単位よりも小さい場合、
ユーザ機器UEはランダムアクセスチャネルのみを送信するか、又は、
ユーザ機器UEは上りリンクデータチャネルのみを送信するか、又は、
ユーザ機器UEはランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないか、又は、
ユーザ機器UEは同じ発射パワーでランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信するか、又は、
ユーザ機器UEはランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信し、且つユーザ機器UEは、上りリンクデータチャネルにおける前からのX個の時間単位(すなわち本出願の実施例における第一の時間領域ユニットであり、前からのX個の時間領域ユニットとも呼ばれる)内に上りリンクロードを乗せない。
別の可能な実現形態では、ユーザ機器UEは同じ発射パワーでランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する時、ユーザ機器UEはランダムアクセスチャネルの発射パワーでランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信してもよく、又は、ユーザ機器UEは上りリンクデータチャネルの発射パワーでランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信してもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記Nの数値は、予め定義されるものであってもよく、又はネットワーク機器によって配置されるものであってもよい。上記Xの数値は、予め定義されるものであってもよく、又はネットワーク機器によって配置されるものであってもよい。
第一のリソース、第二のリソース、ランダムアクセスチャネル、上りリンクデータチャネル、及びランダムアクセスメッセージ等について、下記実施例で詳細に記述し、ここでは説明を省略する。
以下では、添付図面を結び付けて、具体的な実施例及びそのアプリケーションシーンによって本出願の実施例によるデータ処理方法及びユーザ機器を詳細に説明する。
図1に示される通信システムに基づき、本出願の実施例はデータ処理方法を提供する。図2に示すように、このデータ処理方法は、下記ステップ201とステップ202とを含んでもよい。
ステップ201:ユーザ機器UEは、ターゲット時間領域間隔を取得する。
本出願の実施例では、上記ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であり、この第一のリソースがランダムアクセスチャネルのリソースであり、この第二のリソースが上りリンクデータチャネルのリソースであり、このランダムアクセスチャネルとこの上りリンクデータチャネルは、ランダムアクセスメッセージを乗せることに用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ランダムアクセスチャネルのリソースは、ランダムアクセスチャネルの伝送チャンスであってもよく、上記上りリンクデータチャネルのリソースは、上りリンクデータチャネルの伝送チャンスであってもよい。
説明すべきことは、本出願の実施例では、ランダムアクセスチャネルのリソースと上りリンクデータチャネルのリソースとは、いずれも有効なリソースであり、ランダムアクセスチャネルの伝送チャンスと上りリンクデータチャネルの伝送チャンスとは、いずれも有効な伝送チャンスであることである。ランダムアクセスチャネル(又は上りリンクデータチャネル)の伝送チャンスが有効であるとは、ネットワーク機器によって配置されたランダムアクセスチャネル(又は上りリンクデータチャネル)の伝送チャンスが位置する時間領域リソースが、下りリンク(Down Link、DL)リソース又はDL伝送チャンスと衝突しないことである。
選択的に、本出願の実施例では、上記ランダムアクセスチャネルのリソースと上りリンクデータチャネルのリソースとは、関連関係を有してもよい。ランダムアクセスチャネルのリソースと上りリンクデータチャネルのリソースとの間の関連関係は、一対一の関連関係(すなわちランダムアクセスチャネルの一つのリソースが上りリンクデータチャネルの一つのリソースに関連する)であってもよく、一対多の関連関係(すなわちランダムアクセスチャネルの一つのリソースが上りリンクデータチャネルの複数のリソースに関連する)であってもよく、多対一の関連関係(すなわちランダムアクセスチャネルの複数のリソースが上りリンクデータチャネルの一つのリソースに関連する)であってもよく、さらに、多対多の関連関係(すなわちランダムアクセスチャネルの複数のリソースが上りリンクデータチャネルの複数のリソースに関連する)であってもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のリソースの時間領域位置は、第一のリソースの終了位置であってもよく、第二のリソースの時間領域位置は、第二のリソースの開始位置であってもよい。
選択的に、本出願の実施例では、ランダムアクセスメッセージは、ランダムアクセスプリアンブル(Preamble)とランダムアクセス情報(上位レイヤ情報)とを含んでもよく、ランダムアクセスチャネルにランダムアクセスプリアンブルを乗せ、上りリンクデータチャネルにランダムアクセス情報を乗せる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ランダムアクセスメッセージは、2ステップのランダムアクセスに対応するランダムアクセスメッセージであってもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のリソースは、ランダムアクセスチャネルの時間領域リソースを含んでもよく、又はランダムアクセスチャネルの時間領域リソースと周波数領域リソースとを含んでもよい。上記第二のリソースは、上りリンクデータチャネルの時間領域リソースを含んでもよく、又は上りリンクデータチャネルの時間領域リソースと周波数領域リソースとを含んでもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記ランダムアクセスチャネルは、PRACHであってもよく、上りリンクデータチャネルは、PUSCHであってもよい。
理解できるように、第二のリソースの時間領域位置が、第一のリソースの時間領域位置の後に位置する。
例示的に、図3に示すように、PRACHのリソースの時間領域位置は、t1~t2(t2>t1)であり、PUSCHのリソースの時間領域位置は、t3~t4(t4>t3≧t2であり、すなわちPUSCHのリソースの時間領域位置がPRACHのリソースの時間領域位置の後ろに位置し、図3では、t3>t2で示される)である。ユーザ機器UEは、PRACHのリソースの終了位置(すなわち、t2)とPUSCHのリソースの開始位置(すなわち、t3)との間の間隔をターゲット時間領域間隔Δtとして決定してもよく、すなわちターゲット時間領域間隔Δtは、t3-t2である。
ステップ202:ユーザ機器UEは、ターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、のうちのいずれか一つを行う。
本出願の実施例では、ユーザ機器UEは、ターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値とを比較することにより、ターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値との間の関係を決定することができ、すなわちターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値との大きさ関係を決定することができる。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一の予め設定される値は、予め定義されるものであってもよく、又はネットワーク機器によって配置されるものであってもよい。
説明すべきことは、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことは、第一のリソースを利用してランダムアクセスチャネルを送信することを放棄し、且つ第二のリソースを利用して上りリンクデータチャネルを送信することを放棄すると理解されてもよいことである。
選択的に、本出願の実施例では、図2を結び付けて、図4に示すように、上記ステップ202は、具体的には、下記ステップ202aによって実現されてもよい。
ステップ202a:ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値以上である場合、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する。
本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値以上である場合、ユーザ機器UEは、第一のリソースの時間領域位置にランダムアクセスチャネルを送信し、且つ第二のリソースの時間領域位置に上りリンクデータチャネルを送信することができる。
選択的に、本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値以上である場合、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルの発射パワー(すなわち下記第一の発射パワー)で第一のリソースを利用してランダムアクセスチャネルを送信し、且つ上りリンクデータチャネルの発射パワー(すなわち下記第二の発射パワー)で第二のリソースを利用して上りリンクデータチャネルを送信してもよい。
例示的に、図3を結び付けて、ターゲット時間領域間隔Δt(t3-t2)が第一の予め設定される値以上である場合、ユーザ機器UEは、PRACHのリソースを利用してPRACHを送信し、且つPUSCHのリソースを利用してPUSCHを送信することができる。
本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値以上である場合、ユーザ機器UEは、パワー調整を行うための十分な時間を有する(すなわち、ユーザ機器UEはランダムアクセスチャネルを送信した後、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルの発射パワーを上りリンクデータチャネルの発射パワーに調整するための十分な時間を有する)ので、ユーザ機器UEはランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することができ、それにより、ユーザ機器UEがランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する時の上りリンク伝送性能を確保することができる。
選択的に、本出願の実施例では、図2を結び付けて、図5に示すように、上記ステップ202は、具体的には、下記ステップ202bによって実現されてもよい。
ステップ202b:ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信し、第二のリソースにおける第一の時間領域ユニットに上りリンクロードを乗せていないこと、又はランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとの発射パワーが同じであることと、のうちのいずれか一つを行う。
選択的に、本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、第一のリソースを利用してランダムアクセスチャネルを送信してもよい。
選択的に、本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルの発射パワーで第一のリソースを利用してランダムアクセスチャネルを送信してもよい。
選択的に、本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、第二のリソースを利用して上りリンクデータチャネルを送信してもよい。
選択的に、本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、上りリンクデータチャネルの発射パワーで第二のリソースを利用して上りリンクデータチャネルを送信してもよい。
選択的に、本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、第一のリソースを利用してランダムアクセスチャネルを送信し、且つ第二のリソースのうち第一の時間領域ユニット以外の時間領域リソースを利用して上りリンクデータチャネルを送信してもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一の時間領域ユニットは、予め定義されるものであってもよく、又はネットワーク機器によって配置されるものであってもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一の時間領域ユニットは、第二のリソースにおける第一の時間領域位置から開始するX個の時間領域ユニットであってもよく、Xの数値が、予め定義されるものか又はネットワーク機器によって配置されるものであり、第一の時間領域位置が第二のリソースの開始位置である。
選択的に、本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔と第一の時間領域ユニットとの和は、第一の予め設定される値以上である。
例示的に、図3を結び付けて、図6に示すように、t3=t2であり、すなわちターゲット時間領域間隔Δtが0であるとする。第一の時間領域ユニットAが、PUSCHのリソースにおけるこのリソースの開始位置(すなわちt3)から開始するX個の時間領域ユニットであり、ユーザ機器UEは、PUSCHのリソースにおけるこの第一の時間領域ユニット以外の時間領域リソース(例えば、図6における陰影部分のBにおける時間領域リソースであり、この陰影部分のBが、PUSCHのリソースにおいてPUSCH伝送を乗せることができる時間領域ユニットである)を利用して上りリンクデータチャネルを送信することができる。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一の時間領域ユニットに拡張サイクリックプリフィックス(Cyclic Prefix、CP)を乗せて、例えば、第二の時間領域ユニットのサイクリックプリフィックスを乗せて、第二の時間領域ユニットが、第二のリソースにおける第一の時間領域ユニットの次の時間領域ユニットである。
選択的に、本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、同じ発射パワーでランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信してもよい。
本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルのみ又は上りリンクデータチャネルのみを送信してもよいので、ユーザ機器UEは、パワー調整を行う必要がない(すなわち、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信した後又は上りリンクデータチャネルを送信する前に、いずれもランダムアクセスチャネルの発射パワーを上りリンクデータチャネルの発射パワーに調整する必要がない)ので、ユーザ機器UEがランダムアクセスチャネル又は上りリンクデータチャネルを送信する時の上りリンク伝送性能を確保することができる。
本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEはランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することができ、且つ第二のリソースにおける第一の時間領域ユニットがPUSCHを伝送するために用いられないので、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することとの間でパワー調整を行うための十分な時間を有する(すなわち、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信した後、ターゲット時間領域間隔及び第一の時間領域ユニット内にパワー調整を行うことができる)ので、ユーザ機器UEがランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する時の上りリンク伝送性能を確保することができる。
本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEはランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することができ、且つランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとの発射パワーが同じであるので、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することとの間でパワー調整を行う必要がない(すなわちユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信した後、ランダムアクセスチャネルの発射パワーを上りリンクデータチャネルの発射パワーに調整する必要がない)ので、ユーザ機器UEがランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する時の上りリンク伝送性能を確保することができる。
本出願の実施例は、データ処理方法を提供する。ユーザ機器UEは、ターゲット時間領域間隔(すなわち第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であり、この第一のリソースがランダムアクセスチャネルのリソースであり、第二のリソースが上りリンクデータチャネルのリソースである)と第一の予め設定される値との関係に基づき、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、のうちのいずれか一つを行うことができる。ターゲット時間領域間隔が、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であるので、ユーザ機器UEは、このターゲット間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ユーザ機器UEがパワー調整を行うためにこのターゲット時間間隔が十分であるか否かを決定することにより、ランダムアクセスメッセージが乗っているランダムアクセスチャネル及び/又は上りリンクデータチャネルを送信するか否かを決定することができる。このようにして、ユーザ機器UEがパワー調整を行うための十分な時間の長さを有することを確保することにより、ユーザ機器UEが連続するランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する時の上りリンク伝送性能を確保することができる。
選択的に、本出願の実施例では、図4を結び付けて、図7に示すように、上記ステップ202aは、具体的には、下記ステップ301とステップ302とによって実現されてもよい。
ステップ301:ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値以上である場合、ユーザ機器UEは、第一の発射パワーでランダムアクセスチャネルを送信し、且つ第二の発射パワーで上りリンクデータチャネルを送信する。
理解できるように、ユーザ機器UEは、第一の発射パワーでネットワーク機器にランダムアクセスチャネルを送信し、且つターゲット時間間隔内に第一の発射パワーを第二の発射パワーに調整し、その後、第二の発射パワーでネットワーク機器に上りリンクデータチャネルを送信してもよい。
ステップ302:ネットワーク機器は、ユーザ機器UEによって送信されたランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを受信する。
本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値以上である場合、ユーザ機器UEはパワー調整を行うための十分な時間を有する(すなわち、ユーザ機器UEはランダムアクセスチャネルを送信した後、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルの発射パワーを上りリンクデータチャネルの発射パワーに調整するための十分な時間を有する)ので、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信し上りリンクデータチャネルを送信する時、パワー調整を行うための十分な時間の長さを有することを確保することができ、それにより、ユーザ機器UEの上りリンク伝送性能を確保することができる。
選択的に、本出願の実施例では、図5を結び付けて、上記ステップ202bが「ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信し、第二のリソースにおける第一の時間領域ユニットに上りリンクロードを乗せていない」である場合、図8に示すように、上記ステップ202bは、具体的には、下記ステップ401とステップ402とによって実現されてもよい。
ステップ401:ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、第一の発射パワーでランダムアクセスチャネルを送信し、且つ第二の発射パワーで上りリンクデータチャネルを送信し、第二のリソースにおける第一の時間領域ユニットに上りリンクロードを乗せない。
理解できるように、ユーザ機器UEは、第一の発射パワーでネットワーク機器にランダムアクセスチャネルを送信し、且つターゲット時間間隔と第一の時間領域ユニット内に第一の発射パワーを第二の発射パワーに調整し、その後、第二の発射パワーでネットワーク機器に上りリンクデータチャネルを送信してもよい。
ステップ402:ネットワーク機器は、ユーザ機器UEによって送信されたランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを受信する。
本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEはランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することができ、且つ第二のリソースにおける第一の時間領域ユニットに上りリンクロードを乗せないので、ユーザ機器UEはパワー調整を行うための十分な時間を有する(すなわち、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信した後、ターゲット時間領域間隔と第一の時間領域ユニット内にパワー調整を行うことができる)ので、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信し上りリンクデータチャネルを送信する時、パワー調整を行うための十分な時間の長さを有することを確保することができ、それにより、ユーザ機器UEの上りリンク伝送性能を確保することができる。
選択的に、本出願の実施例では、図5を結び付けて、上記ステップ202bが「ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信し、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとの発射パワーが同じである」である場合、図9に示すように、上記ステップ202bは、具体的には、下記ステップ501とステップ502とによって実現されてもよい。
ステップ501:ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、第三の発射パワーでランダムアクセスチャネルを送信し、且つ第三の発射パワーで上りリンクデータチャネルを送信する。
本出願の実施例では、上記第三の発射パワーは、ランダムアクセスチャネルの発射パワー又は上りリンクデータチャネルの発射パワーである。
ステップ502:ネットワーク機器は、ユーザ機器UEによって送信されたランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを受信する。
本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは第三の発射パワーでランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することができるので、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することとの間でパワー調整を行う必要がないので、ユーザ機器UEがランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する時の上りリンク伝送性能を確保することができる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ202bが「ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、ランダムアクセスチャネルを送信する」である場合、上記ステップ202bは、具体的には、下記ステップ601とステップ602とによって実現されてもよい。
ステップ601:ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、第一の発射パワーでランダムアクセスチャネルを送信する。
ステップ602:ネットワーク機器は、ユーザ機器UEによって送信されたランダムアクセスチャネルを受信する。
本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは第一の発射パワーでランダムアクセスチャネルのみを送信することができるので、ユーザ機器UEは、パワー調整を行う必要がないので、ユーザ機器UEがランダムアクセスチャネルを送信する上りリンク伝送性能を確保することができる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ202bが「ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、上りリンクデータチャネルを送信する」である場合、上記ステップ202bは、具体的には、下記ステップ701とステップ702とによって実現されてもよい。
ステップ701:ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは、第二の発射パワーで上りリンクデータチャネルを送信する。
ステップ702:ネットワーク機器は、ユーザ機器UEによって送信された上りリンクデータチャネルを受信する。
本出願の実施例では、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ユーザ機器UEは第二の発射パワーで上りリンクデータチャネルのみを送信することができるので、ユーザ機器UEは、パワー調整を行う必要がないことにより、ユーザ機器UEが上りリンクデータチャネルを送信する上りリンク伝送性能を確保することができる。
図10は、本出願の実施例に係るユーザ機器UEの可能な構造概略図を示す。図10に示すように、本出願の実施例によるユーザ機器UE100は、処理ユニット101を含んでもよい。
処理ユニット101は、ターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、のうちのいずれか一つを行うことに用いられる。ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であり、この第一のリソースがランダムアクセスチャネルのリソースであり、この第二のリソースが上りリンクデータチャネルのリソースであり、このランダムアクセスチャネルとこの上りリンクデータチャネルは、ランダムアクセスメッセージを乗せることに用いられる。
一つの可能な実現形態では、上記処理ユニット101は、具体的には、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値以上である場合、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することに用いられる。
一つの可能な実現形態では、上記処理ユニット101は、具体的には、第一の発射パワーでランダムアクセスチャネルを送信し、且つ第二の発射パワーで上りリンクデータチャネルを送信することに用いられる。
一つの可能な実現形態では、上記処理ユニット101は、具体的には、ターゲット時間領域間隔が第一の予め設定される値よりも小さい場合、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信し、第二のリソースにおける第一の時間領域ユニットに上りリンクロードが乗せていないこと、又はランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとの発射パワーが同じであることと、のうちのいずれか一つを行うことに用いられる。
一つの可能な実現形態では、上記第二のリソースにおける第一の時間領域ユニットに上りリンクロードを乗せていない。上記処理ユニット101は、具体的には、第一の発射パワーでランダムアクセスチャネルを送信し、且つ第二の発射パワーで上りリンクデータチャネルを送信することに用いられる。
一つの可能な実現形態では、上記ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとの発射パワーが同じである。上記処理ユニット101は、具体的には、第三の発射パワーでランダムアクセスチャネルを送信し、且つ第三の発射パワーで上りリンクデータチャネルを送信することに用いられ、この第三の発射パワーが、ランダムアクセスチャネルの発射パワー又は上りリンクデータチャネルの発射パワーであってもよい。
一つの可能な実現形態では、上記第一の予め設定される値は、予め定義されるものであってもよく、又はネットワーク機器によって配置されるものであってもよい。
一つの可能な実現形態では、上記第一の時間領域ユニットは、予め定義されるものであってもよく、又はネットワーク機器によって配置されるものであってもよい。
一つの可能な実現形態では、上記第一の時間領域ユニットは、第二のリソースにおける第一の時間領域位置から開始するX個の時間領域ユニットであってもよく、Xの数値が、予め定義されるものか、又はネットワーク機器によって配置されるものであり、第一の時間領域位置が、第二のリソースの開始位置である。
一つの可能な実現形態では、上記第一の時間領域ユニットに第二の時間領域ユニットのサイクリックプリフィックスCPを乗せており、この第二の時間領域ユニットが、第二のリソースにおける第一の時間領域ユニットの次の時間領域ユニットである。
一つの可能な実現形態では、上記第一のリソースの時間領域位置は、第一のリソースの終了位置であってもよく、上記第二のリソースの時間領域位置は、第二のリソースの開始位置であってもよい。
本出願の実施例によるユーザ機器UEは、上記方法の実施例においてユーザ機器UEによって実現された各プロセスを実現することができる。説明の重複を回避するために、具体的な記述は、ここでは説明を省略する。
本出願の実施例は、ユーザ機器UEを提供する。ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であるので、ユーザ機器UEは、このターゲット間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ユーザ機器UEがパワー調整を行うためにこのターゲット時間間隔が十分であるか否かを決定することにより、ランダムアクセスメッセージが乗っているランダムアクセスチャネル及び/又は上りリンクデータチャネルを送信するか否かを決定することができる。このようにして、ユーザ機器UEがパワー調整を行うための十分な時間の長さを有することを確保することができ、ユーザ機器UEが連続するランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する時の上りリンク伝送性能を確保することができる。
図11は、本出願の実施例によるユーザ機器UEのハードウェア概略図を示す。図11に示すように、このユーザ機器UE110は、無線周波数ユニット111と、ネットワークモジュール112と、オーディオ出力ユニット113と、入力ユニット114と、センサ115と、表示ユニット116と、ユーザ入力ユニット117と、インターフェースユニット118と、メモリ119と、プロセッサ120と、電源121などの部材を含むが、それらに限らない。
説明すべきことは、当業者であれば理解できるように、図11に示されるユーザ機器UEの構造がユーザ機器UEに対する限定を構成せず、ユーザ機器UEは、図11に示される部材の数よりも多くまたは少ない部材、またはなんらかの部材の組み合わせ、または異なる部材の配置を含んでもよいことである。例示的に、本出願の実施例では、ユーザ機器UEは、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピューター、車載端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限らない。
プロセッサ120は、ターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、のうちのいずれか一つを行うことに用いられる。ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であり、この第一のリソースがランダムアクセスチャネルのリソースであり、この第二のリソースが上りリンクデータチャネルのリソースであり、このランダムアクセスチャネルとこの上りリンクデータチャネルは、ランダムアクセスメッセージを乗せることに用いられる。
本出願の実施例は、ユーザ機器UEを提供する。ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であるので、ユーザ機器UEは、このターゲット間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ユーザ機器UEがパワー調整を行うためにこのターゲット時間間隔が十分であるか否かを決定することにより、ランダムアクセスメッセージが乗っているランダムアクセスチャネル及び/又は上りリンクデータチャネルを送信するか否かを決定することができる。このようにして、ユーザ機器UEがパワー調整を行うための十分な時間の長さを有することを確保することができ、ユーザ機器UEが連続するランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信する時の上りリンク伝送性能を確保することができる。
理解すべきことは、本出願の実施例では、無線周波数ユニット111は、情報の送受信または通話中の信号の送受信に用いられてもよいことである。具体的には、基地局からの下りリンクデータを受信してから、プロセッサ120に処理させてもよい。また、上りデータを基地局に送信してもよい。一般的には、無線周波数ユニット111は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限られない。なお、無線周波数ユニット111は、無線通信システムを介してネットワークや他の機器との通信を行ってもよい。
ユーザ機器UEは、ネットワークモジュール112によってユーザに対して無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えば、ユーザへの電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。
オーディオ出力ユニット113は、無線周波数ユニット111またはネットワークモジュール112によって受信されたオーディオデータ、またはメモリ119に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット113は、さらに、ユーザ機器UE110によって実行された特定の機能に関連するオーディオ出力(例えば、呼び信号受信音、メッセージ着信音など)を提供することができる。オーディオ出力ユニット113は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。
入力ユニット114は、オーディオまたはビデオ信号を受信することに用いられる。入力ユニット114は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)1141とマイクロホン1142を含んでもよい。グラフィックスプロセッサ1141は、ビデオキャプチャモードまたは画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって取得された静止画像またはビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット116に表示されてもよい。グラフィックスプロセッサ1141によって処理された画像フレームは、メモリ119(または他の記憶媒体)に記憶されてもよく、または無線周波数ユニット111またはネットワークモジュール112を介して送信されてもよい。マイクロホン1142は、音声を受信し、このような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードにおいて、無線周波数ユニット111を介して移動通信基地局に送信することが可能なフォーマットに変換して出力されてもよい。
ユーザ機器UE110は、少なくとも一つのセンサ115、例えば、光センサ、モーションセンサ及び他のセンサをさらに含む。具体的には、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、環境光センサは、環境光の明さに応じて表示パネル1161の輝度を調整することができ、接近センサは、ユーザ機器UE110が耳元に移動した時、表示パネル1161及び/又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、各方向(一般的には、三軸)での加速度の大きさを検出することができ、静止時に重力の大きさ及び方向を検出することができ、ユーザ機器UE姿勢(例えば、縦横スクリーン切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢校正)の識別、振動関連機能(例えば、歩数計、タップ)の識別などに用いることができる。センサ115は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよい。ここでは説明を省略する。
表示ユニット116は、ユーザによって入力された情報またはユーザに提供される情報を表示することに用いられている。表示ユニット116は、表示パネル1161を含んでもよい。液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)などの形式で表示パネル1161を配置してもよい。
ユーザ入力ユニット117は、入力された数字または文字情報の受信、ユーザ機器UEのユーザによる設置及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的には、ユーザ入力ユニット117は、タッチパネル1171および他の入力機器1172を含む。タッチパネル1171は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上または付近でのユーザによるタッチ操作(例えば、ユーザが、指やタッチペンなどの任意の適切な物体または付属品を使用してタッチパネル1171上またはタッチパネル1171付近で行う操作)を収集することができる。タッチパネル1171は、タッチ検出装置及びタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。タッチ検出装置は、ユーザによるタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してからプロセッサ120に送信し、プロセッサ120から送信されてきたコマンドを受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを用いてタッチパネル1171を実現してもよい。タッチパネル1171以外に、ユーザ入力ユニット117は、他の入力機器1172を含んでもよい。具体的には、他の入力機器1172は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限られない。ここでは説明を省略する。
さらに、タッチパネル1171は、表示パネル1161の上に覆われてもよい。タッチパネル1171は、その上または付近でのタッチ操作を検出すると、プロセッサ120に伝送してタッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ120は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル1161で相応な視覚出力を提供する。図11では、タッチパネル1171と表示パネル1161は、二つの独立した部材としてユーザ機器UEの入力機能及び出力機能を実現するものであるが、いくつかの実施例では、タッチパネル1171と表示パネル1161を集積してユーザ機器UEの入力機能及び出力機能を実現してもよい。具体的には、ここでは限定しない。
インターフェースユニット118は、外部装置とユーザ機器UE110との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線または無線のヘッドフォンポート、外部電源(または電池充電器)ポート、有線または無線のデータポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置への接続用のポート、オーディオ入力/出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット118は、外部装置からの入力(例えば、データ情報、電力など)を受信するとともに、受信した入力をユーザ機器UE110内の一つまたは複数の素子に伝送することに用いられてもよく、またはユーザ機器UE110と外部装置との間でデータを伝送することに用いられてもよい。
メモリ119は、ソフトウェアプログラム及び各種のデータを記憶することに用いられてもよい。メモリ119は、主にプログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含んでもよい。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステムや、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができる。データ記憶領域は、携帯電話の使用に従って作成されたデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳など)などを記憶することができる。なお、メモリ119は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、または他の揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。
プロセッサ120は、ユーザ機器UEの制御センターであり、各種のインターフェース及び線路を介してユーザ機器UE全体の各部分に接続され、メモリ119内に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを運行又は実行すること、及びメモリ119内に記憶されたデータを呼び出することで、ユーザ機器UEの各種の機能を実行し、データを処理することにより、ユーザ機器UE全体をモニタリングする。プロセッサ120は、一つまたは複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ120は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサとを集積してもよい。アプリケーションプロセッサが、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェースおよびアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサが、主に無線通信を処理するためのものである。理解すべきことは、上記モデムプロセッサは、プロセッサ120に集積されなくてもよいことである。
ユーザ機器UE110は、各部材に電力を供給する電源121(例えば、電池)をさらに含んでもよい。選択的に、電源121が電源管理システムを介してプロセッサ120にロジック的に接続されて、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。
また、ユーザ機器UE110は、いくつかの示されていない機能モジュールを含む。ここでは説明を省略する。
選択的に、本出願の実施例は、図11に示されるプロセッサ120と、メモリ119と、メモリ119に記憶され、且つ前記プロセッサ120上で運行できるコンピュータプログラムとを含むユーザ機器UEをさらに提供し、このコンピュータプログラムがプロセッサ120によって実行される時、上記方法の実施例の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の重複を回避するために、ここでは説明を省略する。
本出願の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。このコンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムが図11に示されるプロセッサ120によって実行される時、上記方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達することができる。説明の重複を回避するために、ここでは説明を省略する。上述したコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスクまたは光ディスクなどである。
説明すべきことは、本明細書において、「含む」、「包含」という用語またはその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品または装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストされていない他の要素も含み、またはこのようなプロセス、方法、物品または装置に固有の要素も含むことである。それ以上の制限がない場合に、「・・・を一つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品または装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェア及び必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されてもよく、無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案は、実質にはまたは従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって表われてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、またはネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各の実施例に記載の方法を実行させるための若干の指令を含む。
以上は、添付図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上述した具体的な実施の形態に限らず、上述した具体的な実施の形態は例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨及び請求項の保護する範囲から逸脱しない場合に、多くの形式の変更を行うことができ、それらは、いずれも本出願の請求範囲に入っている。

Claims (11)

  1. ユーザ機器UEに用いられるデータ処理方法であって、
    ターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、以下のいずれか一つを行うことを含み、
    ランダムアクセスチャネルを送信すること、上りリンクデータチャネルを送信すること、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信すること、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことであり、
    前記ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であり、前記第一のリソースが前記ランダムアクセスチャネルのリソースであり、前記第二のリソースが前記上りリンクデータチャネルのリソースであり、前記ランダムアクセスチャネルと前記上りリンクデータチャネルは、ランダムアクセスメッセージを乗せることに用いられ、
    ターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することは、
    前記ターゲット時間領域間隔が前記第一の予め設定される値以上である場合、前記ランダムアクセスチャネルと前記上りリンクデータチャネルとを送信すること、
    又は、前記ターゲット時間領域間隔が前記第一の予め設定される値よりも小さい場合、
    前記ランダムアクセスチャネルを送信することと、
    前記上りリンクデータチャネルを送信することと、
    前記ランダムアクセスチャネルと前記上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、のうちのいずれか一つを行うことを含む、ことを特徴とするデータ処理方法。
  2. 前記ランダムアクセスチャネルと前記上りリンクデータチャネルとを送信することは、
    第一の発射パワーで前記ランダムアクセスチャネルを送信し、且つ第二の発射パワーで前記上りリンクデータチャネルを送信することを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  3. 前記ランダムアクセスチャネルと前記上りリンクデータチャネルとの発射パワーが同じであり、
    前記ランダムアクセスチャネルと前記上りリンクデータチャネルとを送信することは、
    第三の発射パワーで前記ランダムアクセスチャネルを送信し、且つ前記第三の発射パワーで前記上りリンクデータチャネルを送信することを含み、前記第三の発射パワーが、前記ランダムアクセスチャネルの発射パワー又は前記上りリンクデータチャネルの発射パワーである、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  4. 前記第一の時間領域ユニットは、前記第二のリソースにおける第一の時間領域位置から開始するX個の時間領域ユニットであり、Xの数値が、予め定義されるものか又はネットワーク機器によって配置されるものであり、前記第一の時間領域位置が前記第二のリソースの開始位置である、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  5. 前記第一の時間領域ユニットに第二の時間領域ユニットのサイクリックプリフィックスCPを乗せて、前記第二の時間領域ユニットが、前記第二のリソースにおける前記第一の時間領域ユニットの次の時間領域ユニットである、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  6. 処理ユニットを含み、
    前記処理ユニットは、ターゲット時間領域間隔と第一の予め設定される値との関係に基づき、ランダムアクセスチャネルを送信することと、上りリンクデータチャネルを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信することと、ランダムアクセスチャネルと上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、のうちのいずれか一つを行うために用いられ、
    前記ターゲット時間領域間隔は、第一のリソースの時間領域位置と第二のリソースの時間領域位置との間の間隔であり、前記第一のリソースが前記ランダムアクセスチャネルのリソースであり、前記第二のリソースが前記上りリンクデータチャネルのリソースであり、前記ランダムアクセスチャネルと前記上りリンクデータチャネルは、ランダムアクセスメッセージを乗せることに用いられ、
    前記処理ユニットは、
    前記ターゲット時間領域間隔が前記第一の予め設定される値以上である場合、前記ランダムアクセスチャネルと前記上りリンクデータチャネルとを送信すること、又は、
    前記ターゲット時間領域間隔が前記第一の予め設定される値よりも小さい場合、
    前記ランダムアクセスチャネルを送信することと、
    前記上りリンクデータチャネルを送信することと、
    前記ランダムアクセスチャネルと前記上りリンクデータチャネルとを送信しないことと、のうちのいずれか一つを行うために用いられる、ことを特徴とするユーザ機器UE。
  7. 前記処理ユニットは、第一の発射パワーで前記ランダムアクセスチャネルを送信し、且つ第二の発射パワーで前記上りリンクデータチャネルを送信することに用いられる、ことを特徴とする請求項6に記載のユーザ機器UE。
  8. 前記ランダムアクセスチャネルと前記上りリンクデータチャネルとの発射パワーが同じであり、
    前記処理ユニットは、第三の発射パワーで前記ランダムアクセスチャネルを送信し、且つ前記第三の発射パワーで前記上りリンクデータチャネルを送信するために用いられ、前記第三の発射パワーが、前記ランダムアクセスチャネルの発射パワー又は前記上りリンクデータチャネルの発射パワーである、ことを特徴とする請求項6に記載のユーザ機器UE。
  9. 前記第一の時間領域ユニットは、前記第二のリソースにおける第一の時間領域位置から開始するX個の時間領域ユニットであり、Xの数値が、予め定義されるものか又はネットワーク機器によって配置されるものであり、前記第一の時間領域位置が前記第二のリソースの開始位置である、ことを特徴とする請求項6に記載のユーザ機器UE。
  10. 前記第一の時間領域ユニットに第二の時間領域ユニットのサイクリックプリフィックスCPを乗せて、前記第二の時間領域ユニットが、前記第二のリソースにおける前記第一の時間領域ユニットの次の時間領域ユニットである、ことを特徴とする請求項6に記載のユーザ機器UE。
  11. コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、請求項1~5のいずれか1項に記載のデータ処理方法のステップを実現させる、ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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