JP7187251B2 - 車載容器への水素ガス充填方法及び水素ステーション - Google Patents

車載容器への水素ガス充填方法及び水素ステーション Download PDF

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Description

この発明は、例えば燃料電池自動車(FCV)などの車両に搭載された車載容器に対して水素ガスを充填するための方法に関する。
車載容器に対する水素ガスの充填は、一般的には、蓄圧器と車載容器との圧力差で充填する差圧充填という方法が取られている。
このとき、水素ステーションの省スペース化、低コスト化のため蓄圧器の容積を小さくしようとすると、蓄圧器の最高圧力(82MPa)と車載容器の満タンの圧力が近いことから、車載容器が満タンになる前に蓄圧器と車載容器とが均圧してしまう。このため、差圧充填で不足する分を圧縮機で補充する追い充填を行う方法も採用されている。
しかし、追い充填時に流れる流量は、差圧充填時に流せる流量に比べて小さいため、追い充填の割合が増えると充填時間が長くなる。
そこで、例えば下記特許文献1に開示されているように、カスケード方式による差圧充填が行われている。これは、複数の蓄圧器からなる蓄圧器ユニットとして、車載容器の内圧が低圧状態であるときに水素の充填が可能な低圧バンクと、車載容器の内圧が前記低圧状態よりも高圧状態であるときに水素の充填が可能な高圧バンクを備えて、車載容器に対しては先に低圧バンクから充填したあと、高圧バンクから充填するという方法であり、同じ容積の蓄圧器でも、カスケード方式を採用することで、蓄圧器と車載容器が均圧する圧力を上げることができる。
しかし、前述のように蓄圧器の最高圧力(82MPa)と車載容器の満タンの圧力が近いことから、カスケード方式による充填においても、充填の終盤は追い充填が必要である。
また、個々の充填時間の短縮に関連して重要になるのが、次の充填に備えて蓄圧器に対して行う水素ガスの充填、つまり蓄圧である。この蓄圧については、特許文献1には開示されていないが、設定値より圧力が下がった蓄圧器から順に蓄圧してゆくことが行われている。また、圧力の低い蓄圧器から順に、同圧力の蓄圧器が複数あれば同時に蓄圧する方法もある。また、特許文献2には、車載容器への充填中に、充填に使用していない蓄圧器に対して蓄圧を行う方法が開示されている。さらには特許文献3には、入口と出口を別々に有する蓄圧器を用いたものにおいて、蓄圧器からの充填中に、蓄圧器からの充填流量が圧縮機の吐出量より大きい場合に、その蓄圧器に蓄圧する方法が開示されている。
しかし、設定値より圧力が下がった蓄圧器から順に蓄圧したり、圧力の低い蓄圧器から順に蓄圧したりする場合には、顧客を待たせずに役務の提供を行おうとして、蓄圧器の復圧完了前に蓄圧の途中で車載容器への充填を開始すると、追い充填の割合が増えて充填時間がかかることになる。また、特許文献2のような構成では、蓄圧器を余分に設けなければならない。特許文献3の構成では、入口と出口を別々に有する特別な構造の蓄圧器が必要となる。
特開2016-183685号公報 特開2016-84902号公報 特許第5727418号公報
この発明は、圧縮機の能力、蓄圧器の容積等、設備の仕様はそのままで、制御方法により、充填時間と、次の充填開始が可能になるまでの時間の大幅な短縮を図ることを主な目的とする。
充填時間短縮の手段は、蓄圧器に貯蔵した水素ガスを、車載容器に対して充填路から差圧によって充填するに際して、前記充填路に対して水素ガスを圧縮機から送り込んで前記車載容器に対する水素ガスの直充填を行い、前記直充填中に、前記蓄圧器からの差圧による差圧充填を行うことである。
また、次の充填開始が可能となるまでの時間短縮の手段は、充填後の蓄圧の際、より後発の蓄圧器バンクを優先して復圧することである。
この構成では、圧縮機から車載容器に水素ガスを強制的に送り込んで充填する直充填を行いながら、蓄圧器からの差圧充填を行うので、車載容器に対する水素ガスの充填には圧縮機による供給能力と差圧による供給能力が合算されることになる。
この発明によれば、圧縮機による供給能力と差圧による供給能力が合算されるので、蓄圧器と車載容器との均圧を遅らせることができ、その分、充填時間を短縮できる。また、復圧途中で来店した顧客に充填を行っても、充填後半の流量低下を低減できる。この結果、同じ容積の蓄圧器や同程度の能力の圧縮機を備えた水素ステーションに比べて、充填時間の大幅な短縮を実現できる。
水素ステーションの概略構成図。 ブロック図。 差圧充填処理のフローチャート。 直充填処理及び蓄圧処理のフローチャート。 Aバンクからの差圧充填状態を示す説明図。 A供給路を通しての充填状態を示す説明図。 B供給路を通しての充填状態を示す説明図。 C供給路を通しての充填状態を示す説明図。 充填処理のタイムチャート。 水素充填の解析図。 比較例の水素充填の解析図。 比較例の水素充填の解析図。 比較例の水素充填の解析図。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1に水素ステーション11の説明図を示す。水素ステーション11は、主に燃料電池自動車Xに搭載された車載容器Xaへ水素ガス(GH2)を充填するためのものであり、車載容器Xaへの水素ガス充填方法を実現する。
車載容器Xaへの水素ガス充填方法では、水素ガスを高圧状態で貯蔵し、差圧(圧力差)を利用して車載容器Xaに充填するとともに、直充填を行う。車載容器Xaの充填圧力が80MPaの場合、水素ガスは82MPaで貯蔵される。
このための構成として水素ステーション11は、液化水素を貯留する液化水素貯槽12と、液化水素を気化させて水素ガスとする気化器13と、水素ガスを圧縮して送る圧縮機14と、圧縮機14で昇圧させた水素ガスを貯蔵する蓄圧器ユニット15と、蓄圧器ユニット15から供給された水素ガスを車載容器Xaに充填するディスペンサ16を備えている。
蓄圧器ユニット15は、複数の蓄圧器51を備えており、充填速度を高めるために、1個以上の蓄圧器51で構成されて1個の車載容器Xaに対する充填の優先順が付与された複数のバンク51A,51B,51Cを備えている。各バンク51A,51B,51Cは、圧縮機14から延びる入口路52と、ディスペンサ16に延びる出口路53の間に備えられる。
3種類のバンク51A,51B,51Cは、充填の優先順位を1番とする「Aバンク51A」と、2番とする「Bバンク51B」と、3番とする「Cバンク51C」である。ここで、「A」、「B」、「C」は、各バンク51A,51B,51Cを特定する便宜上の符号であり、特別に意味を持つものではない。たとえば、充填順位1位のバンク51Aは、充填初期の低圧領域を担うので、「低圧バンク」とし、そのあとのバンク51B,51Cを順に、「中圧バンク」、「高圧バンク」としてもよい。また、各バンク51A,51B,51Cの優先順位は、前述のように付与されているが、この「付与」とは、そのような優先順位で充填がなされるように特定され、制御されていることの意味である。
各バンク51A,51B,51Cを構成する蓄圧器51は1個であっても複数であってもよい。図示例では、各バンク51A,51B,51Cをそれぞれ1個の蓄圧器51で構成している。各バンク51A,51B,51Cの蓄圧器51は、いずれも水素ガスを高圧で貯蔵するものであって、前述した例の場合、水素ガスを82MPaで貯蔵するものとしている。
蓄圧器ユニット15には、前述のように3つのバンク51A,51B,51Cを備えているため、3つの系統の流路が形成されている。これら流路は、蓄圧器51の内部の水素ガスを、出口路53を介して放出して車載容器Xaに対して充填するとともに、圧縮機14から入口路52を介して送り込まれる水素ガスを、各バンク51A,51B,51Cから充填を行う流路と各バンク51A,51B,51Cへ導けるように構成される。
具体的には、前述の流路として、入口路52と出口路53を結ぶ3本の本線54が設けられ、これら本線54の中間部からは支線55が延びて、支線55の先端に各バンク51A,51B,51Cの蓄圧器51が接続されている。
蓄圧器51をつなげる支線55と、本線54のうちの出口路53側の部分は、車載容器Xaに対する水素ガスの充填時に水素ガスが通りディスペンサ16方向に延びる充填路56A,56B,56C、換言すれば各バンク51A,51B,51Cから延びる充填路56A,56B,56Cである。
また本線54は、圧縮機14から延びて充填路56A,56B,56Cに接続される導入路57A,57B,57C、換言すれば圧縮機14から送られる水素ガスが通る導入路57A,57B,57Cでもある。
さらに、蓄圧器51をつなげる支線55と、本線54のうちの入口路52側の部分は、水素ガスを導入して蓄圧器51に貯蔵するための昇圧路58A,58B,58Cである。
なお、Aバンク51Aから延びる充填路56Aを以下、「A充填路56A」ともいう。以下同様に、Bバンク51Bから延びる充填路56Bを「B充填路56B」、Cバンク51Cから延びる充填路56Cを「C充填路56C」ともいう。また同様に、圧縮機14から延びて充填路56Aに接続される導入路57Aを「A導入路57A」、前述の導入路57Bを「B導入路57B」、前述の導入路57Cを「C導入路57C」ともいい、前述の昇圧路58Aは「A昇圧路58A」、前述の昇圧路58Bは「B昇圧路58B」、前述の昇圧路58Cは「C昇圧路58C」ともいう。
各本線54の入口路52側の部位、つまり導入路57A,57B,57Cの上流部位には、導入路57A,57B,57Cを開閉する開閉弁71(以下、「導入弁71」という)と、逆止弁72と、内部の水素ガス圧力を計測し伝送する圧力計測手段としての圧力計73が上流側から順に備えられている。圧力計73は導入路57A,57B,57Cにおける導入弁71よりも下流側に備えられているので、車載容器Xaに対する水素ガスの充填時にはその時の圧力が計測され、非充填時には蓄圧器51から充填路56A,56B,56C内の圧力が計測される。
また、各本線54の出口路53側の部位、つまり導入路57A,57B,57C又は充填路56A,56B,56Cの下流側部分には、これらを開閉する開閉弁75(以下、「充填弁75」という)と、逆止弁76が上流側から順に備えられている。出口路53には、出口路53を開閉する開閉弁77(以下、「出口弁77」という)が備えられている。
蓄圧器ユニット15を構成する各部と、圧縮機14と、ディスペンサ16などは、図2に示したように制御部18に接続されている。制御部18は、マイクロコンピュータ等で構成され、駆動制御に必要な情報が記憶される記憶部18aや、ディスペンサ16の入力部16a、ディスペンサ16のノズル16b、蓄圧器ユニット15の圧力計73、タイマ18bなどからの入力に基づき、あらかじめ記憶されたプログラムに従って蓄圧器ユニット15の導入弁71や充填弁75、出口弁77などを駆動制御する。
この制御部18は、特に、図1に仮想線で示したように、充填路56A,56B,56Cに対して水素ガスを圧縮機14から送り込んで車載容器Xaに対して水素ガスを充填する直充填中に、直充填を行っている充填路56A,56B,56Cに接続された蓄圧器51からの差圧による差圧充填を行う制御をする。この制御に際して、水素ステーション11では充填の優先順位が付与された3つのバンク51A,51B,51Cを有しているので、制御部18は、車載容器Xaに対する水素ガスの充填過程において、充填元となるバンク51A,51B,51Cの切り替えを行うとともに、圧縮機14から送り込む水素ガスの送り先を、バンク51A,51B,51Cの切り替えに対応して切り替える。
制御部18は、充填元となるバンク51A,51B,51Cの切り替えを充填弁75の開閉で行うとともに、圧縮機14から送り込む水素ガスの送り先を導入弁71の開閉で切り替える。
また制御部18は、前述のように差圧充填と直充填を同時に行うため、車載容器Xaに対する差圧充填中には、直充填のための圧縮機14からの水素ガスの送り込みを、充填元となっているバンク51A,51B,51Cの充填路56A,56B,56Cに対して優先して行う。一方で、車載容器Xaに対する充填を行わない間、つまり非充填時は、充填時の優先順位とは逆の順位でバンク51A,51B,51Cに対する蓄圧・昇圧を行う。
制御部18による駆動制御を、図3、図4のフローチャートを用いて説明すると、次のとおりである。図3は、車載容器Xaに対する差圧充填の流れを示し、図4は車載容器Xaに対する直充填及び各バンク51A,51B,51Cに対する蓄圧、つまり昇圧の流れを示している。
制御部18は、図3に示したように、ディスペンサ16の入力部16a(図2参照)から充填スタートスイッチがONされると(ステップS11)、蓄圧器ユニット15の出口弁77を開くとともに(ステップS12)、ディスペンサ16のノズル16bを介して車載容器Xaの初期圧測定や車載容器Xaの容積推定などの必要な処理を行い(ステップS13)、充填優先順位の最も高いAバンク51Aの蓄圧器51から水素を充填すべく、Aバンク51Aを接続している充填路56Aの充填弁75を開く。
これにより、図5に示したように、Aバンク51Aの水素ガスが充填路56Aを通ってディスペンサ16に供給され、車載容器Xaへの充填が開始される。
充填は差圧で行われ、原則として充填圧力が充填終了圧力に至るまで行われる。しかし、前述のように各バンク51A,51B,51Cには充填の優先順位が付与されており、Aバンク51Aは低圧領域を担うので、Aバンク51Aからの充填は、車載容器Xa内の圧力がある程度上昇するまで行われるように制御される。
この制御は昇圧率を基準にして行われる。昇圧率は上昇した圧力と、その上昇に要した時間から算出される。すなわち、図3に示したステップS14でA充填路56Aの充填弁75を開いて、充填圧力が充填終了圧力になる前の段階(ステップS15)で、制御部18は、昇圧率があらかじめ定められた一定の率を維持していると判断する場合(ステップS16)は、Aバンク51Aからの充填を継続する一方、昇圧率が一定の率を下回る場合には、A充填路56Aの充填弁75を閉じるとともに(ステップS17)、Bバンク51Bからの充填路56Bの充填弁75を開いて(ステップS18)、Bバンク51Bからの充填に切り替える。つまり、Aバンク51AからBバンク51Bにバンク51A,51Bの切り替えを行う。
前述のようにAバンク51Aからの車載容器Xaへの水素ガスの差圧充填を開始すると、制御部18は、水素ガスの差圧充填を契機にしてこれと同時に、前述の直充填制御を行う。つまり、Aバンク51Aからの車載容器Xaに対する水素ガスの差圧充填で、Aバンク51Aからの充填路56Aの圧力が低下するので、充填中に、その充填を行っている充填路56Aに対して圧縮機14からの水素ガスを強制的に送り込む。
具体的には、図4に示したように、制御部18がA充填路56A、B充填路56B、C充填路56Cのいずれかがあらかじめ定めた所定値よりも低いと判断した場合(ステップS31)に、制御部18は、各充填路56A,56B,56Cの圧力とその継続状態に基づいて、次の作業を順に行う。この順序は充填の優先順位とは逆の順位であって、C、B、Aの順序である。
各充填路56A,56B,56Cについて行われる作業は、制御部18が、蓄圧中か否かを判断し(ステップS32,S33,S34)、蓄圧中でないと判断した場合には、その充填路56A,56B,56Cの圧力があらかじめ定められた所定値より低い状態が継続しているか否かを判断する(ステップS35,S36,S37)。継続時間は適宜設定されるが、例えば5秒など、充填中であることが判る短い時間でよい。
充填初期の段階で各バンク51A,51B,51Cが満タンであると仮定すると、Aバンク51Aから充填が行われた場合、まず制御部18は、Cバンク51Cへの蓄圧中か否かを判断し(ステップS32)、満タンであるためOFFであるので、次にC充填路56Cの圧力が所定値より低い状態が継続しているか否かを判断する(ステップS35)。前述のようにCバンク51Cは満タンであるので、制御部18は継続していないと判定し、B充填路56Bに関して同様の制御を行い、続いてA充填路56Aに関して同様の制御を行うことになる。
そして、Aバンク51Aへは蓄圧がなされていないので、制御部18はステップS34において蓄圧中でないと判定し、次にステップS37で、A充填路56Aの圧力が所定値より低い状態が継続しているか判断する。ここでは、A充填路56Aを通しての差圧充填中であるので、継続していると判定され、A充填路56AにつながるA導入路57Aの導入弁71を開き、その他の導入路57B,57Cの導入弁71を閉じるとともに(ステップS38)、Cバンク51C及びBバンク51Bへの蓄圧中フラグをOFFにする(ステップS39)。
直充填は、A充填路56Aの圧力が蓄圧状態を示すあらかじめ設定された所定値より高くなるまで、原則として行われる(ステップS40)。しかし、Aバンク51Aからの充填路56Aは充填の最中であるので、所定値になることはなく、前述の工程が繰り返され、図6に破線の矢印で示したように、Aバンク51Aからの充填路56Aを通しての充填中は、圧縮機14から送り出された水素ガスが、A充填路56Aに繋がるA導入路57Aを通ってA充填路56Aに、圧縮機14による圧力を以て供給される。
Aバンク51Aからの充填中に、図3のステップS16において、制御部18が、昇圧率が維持されていないと判断して、A充填路56Aの充填弁75が閉じられる(ステップS17)と、制御部18はB充填路56Bの充填弁75を開く(ステップS18)。これによって、A充填路56Aを通しての差圧充填及び直充填が終了して、B充填路56Bを通しての充填に切り替わる。つまり、図7に示したように、Bバンク51Bの水素ガスが充填路56Bを通ってディスペンサ16に供給され、車載容器Xaに充填される。
Bバンク51BからB充填路56Bを通じての充填は、A充填路56Aを介しての充填時と同じで、充填は差圧で行われ、原則として充填圧力が充填終了圧力に至るまで行われるが、充填速度を高めるため、Bバンク51Bは中圧領域を担う。つまり、Bバンク51Bからの充填で車載容器Xa内の圧力がある程度にまで上昇するように昇圧率で制御される。
つまり、ステップS18でB充填路56Bの充填弁75を開いて、充填圧力が充填終了圧力になる前の段階(ステップS19)で、制御部18は、昇圧率があらかじめ定められた所定の値以上であると判断する場合(ステップS20)は、Bバンク51Bからの差圧充填を継続する一方、昇圧率が所定の値を下回る場合には、B充填路56Bの充填弁75を閉じて(ステップS21)、C充填路56Cの充填弁75を開いて(ステップS22)、Cバンク51Cからの充填に切り替える。
Bバンク51Bからの差圧充填中も、前述したAバンク51Aからの充填中と同様に、圧縮機14による水素ガスの直充填がなされる。
つまり、図4に示したように、A充填路56Aを通して充填を行っている間は、A充填路56Aの圧力は所定値よりも高くならないので、制御部18は、Cバンク51Cが蓄圧中か否か(ステップS32)、C充填路56Cの圧力が所定値より低い状態が継続しているか否か(ステップS35)、Bバンク51Bが蓄圧中か否か(ステップS33)、B充填路56Bの圧力が所定値より低い状態が継続しているか否か(ステップS36)、Aバンク51Aが蓄圧中か否か(ステップS34)、A充填路56Aの圧力が所定値より低い状態が継続しているか否か(ステップS37)、の判断を順に行っており、B充填路56Bを通しての充填が開始されると、ステップS36の、B充填路56Bの圧力が所定値より低い状態が継続しているか否かの判断で、継続していると判断されることになる。
すると制御部18は、B充填路56Bに通じるB導入路57Bの導入弁71を開き、その他の充填路56C,56Aへ接続される導入路57C,57Aの導入弁71を閉じる(ステップS41)とともに、Cバンク51C及びAバンク51Aへの蓄圧中フラグをOFFにする(ステップS42)。
直充填は、B充填路56Bの圧力が蓄圧状態を示す所定値より高くなるまで、原則として行われる(ステップS43)。しかし、B充填路56Bは充填の最中であるので、所定値になることはなく、前述の工程が繰り返され、図7に破線の矢印で示したように、B充填路56Bを通しての差圧充填中は、圧縮機14から送り出された水素ガスが、B充填路56Bに繋がるB導入路57Bを通ってB充填路56Bに、圧縮機14による圧力を以て供給される。
Bバンク51Bからの差圧充填中に、図3のステップS20において、制御部18が、昇圧率が維持されていないと判断して、B充填路56Bの充填弁75が閉じられる(ステップS21)と、制御部18はC充填路56Cの充填弁75を開く(ステップS22)。これによって、B充填路56Bを通しての差圧充填及び直充填が終了して、C充填路56Cを通しての充填に切り替わる。つまり、図8に示したように、Cバンク51Cの水素ガスが充填路56Cを通ってディスペンサ16に供給され、車載容器Xaに充填される。
Cバンク51CからC充填路56Cを通じての充填は、A充填路56Aからの充填やB充填路56Bからの充填時と同じで、充填は差圧で行われ、Cバンク51Cは充填優先順位の最後であり高圧領域を担うので、充填圧力が充填終了圧力に至るまで行われる。つまり、Cバンク51Cからの充填で車載容器Xa内の圧力が所定の充填終了圧力以上になるまで行われる。
すなわち、図3のステップS22でC充填路56Cの充填弁75を開いて、充填圧力が充填終了圧力以上になれば(ステップS23)、充填終了時処理を行う(ステップS24)一方、充填圧力が充填終了圧力より低い場合(ステップS23)であって、昇圧率が維持されているとき(ステップS25)には、充填圧力が充填終了圧力以上になる(ステップS23)まで、充填を継続する。昇圧率が維持されない場合でも、充填圧力が充填終了圧力以上になるまで充填は継続される。
ステップS24の充填終了処理後は、制御部18は、充填圧力が充填終了圧力以上であることを確認して(ステップS26)、蓄圧器ユニット15の出口弁77を閉じるとともに、各充填路56A,56B,56Cの充填弁75を閉じる(ステップS27)。
Cバンク51Cからの差圧充填中も、前述したAバンク51Aから充填中やBバンク51Bからの充填中と同様に、圧縮機14による水素ガスの直充填がなされる。
つまり、図4に示したように、B充填路56Bを通して充填を行っている間は、B充填路56Bの圧力は所定値よりも高くならないので、制御部18は、Cバンク51Cが蓄圧中か否か(ステップS32)、C充填路56Cの圧力が所定値より低い状態が継続しているか否か(ステップS35)、Bバンク51Bが蓄圧中か否か(ステップS33)、B充填路56Bの圧力が所定値より低い状態が継続しているか否か(ステップS36)、Aバンク51Aが蓄圧中か否か(ステップS34)、A充填路56Aの圧力が所定値より低い状態が継続しているか否か(ステップS37)、の判断を順に行っており、Cバンク51Cからの充填が開始されると、ステップS35の、C充填路56Cの圧力が所定値より低い状態が継続しているか否かの判断で、継続していると判断されることになる。
すると制御部18は、C充填路56Cに通じるC導入路57Cの導入弁71を開き、その他の充填路56B,56Aへ接続される導入路57B,57Aの導入弁71を閉じる(ステップS44)とともに、Bバンク51B及びAバンク51Aへの蓄圧中フラグをOFFにする(ステップS42)。
直充填は、C充填路56Cの圧力が蓄圧状態を示す所定値より高くなるまで、原則として行われる(ステップS46)。しかし、C充填路56Cは充填の最中であるので、すぐに所定値になることはなく、前述の工程が繰り返され、図8に破線の矢印で示したように、C充填路56Cを通しての差圧充填中は、圧縮機14から送り出された水素ガスが、C充填路56Cに繋がるC導入路57Cを通ってC充填路56Cに、圧縮機14の圧力を以て供給される。
このようなC導入路57Cを通してC充填路56Cに水素ガスを送り込む直充填は、前述のように原則として図4のステップS46で、C充填路56Cの圧力が蓄圧状態を示す所定値より高くなるまで行われ、Cバンク51Cに対する蓄圧がなされるが、その途中で、A充填路56Aからの充填が開始されると、制御部18がステップS37でA充填路56Aの圧力が所定値より低い状態が継続していると判断して、A導入路57Aを通してA充填路56Aへ水素ガスを送り込む直充填に切り替わる。
一方、Cバンク51Cに対する蓄圧中、つまりC昇圧路58Cを通しての昇圧中に、充填の要求がない場合には、C充填路56Cの圧力が蓄圧状態を示す所定値より高くなるまで行われて、Cバンク51Cに対する蓄圧が完了するので、制御部18はCバンク51Cの蓄圧中フラグをOFFにする(ステップS47)。
Cバンク51Cへの蓄圧が完了すると、制御部18は、ステップS33、ステップ43を介して、B充填路56Bの圧力が蓄圧状態を示す所定値より高くなるまで、B昇圧路58Bを通しての蓄圧を実行させる。Bバンク51Bに対する蓄圧の完了後は、制御部18はBバンク51Bの蓄圧中フラグをOFFにする(ステップS48)。
蓄圧の途中において、Aバンク51AからA充填路56Aを通しての差圧充填が開始された場合には、制御部18がA導入路57Aを通してA充填路56Aへ水素ガスを送り込む直充填に切り替えることは前述と同様である。
Bバンク51Bへの蓄圧が完了すると、制御部18は、ステップS34、ステップ37を介して、A充填路56Aの圧力が蓄圧状態を示す所定値より高くなるまで、A昇圧路58Aを通しての蓄圧を実行させる。Aバンク51Aに対する蓄圧の完了後は、制御部18はAバンク51Aの蓄圧中フラグをOFFにする(ステップS49)。
このように蓄圧は、車載容器Xaへの充填が行われていない場合になされ、C、B、Aと、充填の優先順位とは逆の優先順位で行われる。
制御部18は、以上のようにして、車載容器Xaに対する差圧充填及び直充填と、各バンク51A,51B,51Cに対する蓄圧を行わせる。車載容器Xaに対する充填と、各充填路56A,56B,56Cへの補充のタイミングを示すと、図9に示したようになる。
つまり、まず、蓄圧器ユニット15の出口弁77を開くと、A充填路56Aの充填弁75が開き、続けてA導入路57Aの導入弁71が開く。充填するバンクがAバンク51AからBバンク51Bに切り替わり、A充填路56Aの充填弁75が閉じてB充填路56Bの充填弁75が開くと、A導入路57Aの導入弁71が閉じるとともに、B導入路57Bの導入弁71が開く。同様に、充填するバンクがBバンク51BからCバンク51Cに切り替わり、B充填路56Bの充填弁75が閉じてC充填路56Cの充填弁75が開くと、B導入路57Bの導入弁71が閉じるとともに、C導入路57Cの導入弁71が開く。
制御方法の違いによる充填時間のシミュレーション結果を図10から図13に示す。
図10は、直充填と差圧充填を併用、充填時の優先順位とは逆の順位で蓄圧した場合である。
図11は、図10の途中(300秒目)で蓄圧を切り上げ、2台目への充填を開始した場合である。
図12は、従来の充填方法、一例として、圧縮機からすべての蓄圧器(バンク)に同時に蓄圧しながら、充填、蓄圧を行った場合である。
図13は、図12の途中(300秒目)で蓄圧を切り上げ、2台目への充填を開始した場合である。
図10のグラフの横軸は時間で、縦軸は圧力(MPa)である。太い実線はディスペンサの充填ラインの圧力を表し、実線の破線はAバンク51Aの圧力、実線の一点鎖線はBバンク51Bの圧力、実線の二点鎖線はCバンク51Cの圧力を示している。
図10に示すように、充填は、丸数字<1>:「直充填+Aバンクからの差圧充填」、丸数字<2>:「直充填+Bバンクからの差圧充填」、丸数字<3>:「直充填+Cバンクからの差圧充填」、丸数字<4>:「直充填」の順に行われる。また蓄圧は充填と逆に、丸数字<5>:「Cバンク蓄圧」、丸数字<6>:「Bバンク蓄圧」、丸数字<7>:「Aバンク蓄圧」の順である。
図11は、図10と同様の蓄圧途中、300秒目で蓄圧を中断し、2台目の充填を行った場合で、充填時間は204秒となっている。
これに対して、従来の充填方法、一例として、圧縮機からすべての蓄圧器(バンク)に同時に蓄圧しながら、充填、蓄圧を行った場合を図12に示す。充填開始時に蓄圧器が満タンの場合、充填時間は188秒で、図10の場合に比べて充填時間が6%、長くなっている。
蓄圧は、蓄圧器からすべての蓄圧器(バンク)に同時に蓄圧するが、圧の低いバンクからガスが流入するため、最初はAバンクのみ、次にAバンクとBバンクが均圧してからはAバンクとBバンクが、次にAバンク、Bバンク、Cバンクが均圧してからは3つのバンクの圧が、上がっていくことになる。
図13は、図12と同様の蓄圧途中、300秒目で蓄圧を中断し、2台目の充填を行った場合で、充填時間は242秒であり、図11に比べて充填時間が19%、長くなっていることが分かる。
このように、直充填と差圧充填を同時に行うと、車載容器Xaに入る水素ガスには差圧による供給能力と、圧縮機14により強制的に送り込まれる供給能力が合算されるため、蓄圧器と車載容器との均圧を遅らせることができ、その分、充填時間を短縮できる。換言すれば、同じ充填能力で比べた場合、蓄圧器51や圧縮機14の小型化、省スペース化を図ることができ、ひいては水素ステーション11の小型化、廉価化を実現できる。
しかも、充填も補充も充填弁75や導入弁71の切り替えで行えるので、構成を簡素にできる。
さらに、車載容器Xaに対する充填中は、圧縮機14からの水素ガスの送り込みを、充填元となっているバンク51A,51B,51Cの充填路56A,56B,56Cに対して優先して行う一方で、車載容器Xaに対する充填を行わない間は、優先順位とは逆の順位でバンク51A,51B,51Cに対する蓄圧を行うので、充填工程のあとの方で用いられるバンク51B,51Cを満タンに近い状態にして次の充填に備えることができるので、短時間での充填の確実性を高められる。
また、蓄圧器は必要とするバンク数に応じて備えればよく、充填準備の蓄圧を行うために余分に設ける必要はないので、この点からも小型化等に資することになる。そのうえ、入口と出口を別々に有する特別な構造の蓄圧器を備える必要もないので、この点からも廉価化等に資することになる。
11…水素ステーション
14…圧縮機
15…蓄圧器ユニット
16…ディスペンサ
18…制御部
51…蓄圧器
51A,51B,51C…バンク
56A,56B,56C…充填路
57A,57B,57C…導入路
71…導入弁
73…圧力計
75…充填弁
Xa…車載容器

Claims (4)

  1. 蓄圧器に貯蔵した水素ガスを、車載容器に対して充填路から差圧によって充填する車載容器への水素ガス充填方法であって、
    前記蓄圧器を複数備えた蓄圧器ユニットを設け、
    前記蓄圧器ユニットには、1個以上の前記蓄圧器で構成されて1個の前記車載容器に対する充填の優先順位が付与された複数のバンクを備え、
    前記充填路に対して水素ガスを圧縮機から送り込んで前記車載容器に対する水素ガスの直充填を行い、
    前記直充填中に、前記蓄圧器からの差圧による差圧充填を行い、
    前記車載容器に対する水素ガスの充填過程において、充填元となる前記バンクの切り替えを行うとともに、
    前記圧縮機から送り込む水素ガスの送り先を、前記バンクの切り替えに対応して切り替え先のバンクの前記充填路に切り替える
    車載容器への水素ガス充填方法。
  2. 前記車載容器に対する充填中には、前記圧縮機からの水素ガスの送り込みを、充填元となっている前記バンクの前記充填路に対して優先して行う一方、
    前記車載容器に対する充填を行わない間は、前記優先順位とは逆の順位で前記バンクに対する蓄圧を行う
    請求項1に記載の車載容器への水素ガス充填方法。
  3. 水素ガスを貯蔵する蓄圧器と、前記蓄圧器に対して水素ガスを送り込む圧縮機と、前記蓄圧器に貯蔵された水素ガスが供給されて差圧によって車載容器に対する充填を行うディスペンサを備えた水素ステーションであって、
    前記蓄圧器を複数備えた蓄圧器ユニットを設け、
    前記蓄圧器ユニットには、1個以上の前記蓄圧器で構成されて1個の前記車載容器に対する充填の優先順位が付与された複数のバンクを備えるとともに、
    前記各バンクから延びる充填路に備えられた充填弁と、
    前記圧縮機から延びて前記充填路に接続される導入路と、
    前記導入路に設けられた導入弁と、
    前記導入路における前記導入弁よりも下流側に備えられた圧力計測手段を備え、
    前記ディスペンサ方向に延びる前記充填路に対して水素ガスを前記圧縮機から送り込んで前記車載容器に対して水素ガスを充填する直充填を行うとともに、前記直充填中に前記蓄圧器からの差圧による差圧充填を行う制御部を備え
    前記制御部が、前記車載容器に対する水素ガスの充填過程において、充填元となる前記バンクの切り替えを前記充填弁の開閉で行うとともに、
    前記圧縮機から送り込む水素ガスの送り先を、前記バンクの切り替えに対応して前記導入弁の開閉で切り替え先のバンクの前記充填路に切り替える制御を行う
    水素ステーション。
  4. 前記制御部が、前記車載容器に対する充填を行わない非充填時に、前記優先順位とは逆の順位で前記バンクに対する蓄圧を行う
    請求項に記載の水素ステーション。
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