JP7185792B1 - 評価装置、及び評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】訴求性を有する財同士の類似度をより適切に評価することができる評価装置及び評価方法を提供する。【解決手段】本発明の評価装置は、複数の調査対象者を対象とするアンケート調査の調査結果であって、複数の項目についての否に関する調査結果のデータを取得する取得部と、複数の調査対象者のうち、訴求性を有する第1財と対応付けられた第1対象者の調査結果のデータに基づき、複数の項目のうち、第1対象者に特徴的な調査結果となった第1項目を特定する第1特定部と、複数の調査対象者のうち、訴求性を有する第2財と対応付けられた第2対象者の調査結果のデータに基づき、複数の項目のうち、第2対象者に特徴的な調査結果となった第2項目を特定する第2特定部と、第1項目及び第2項目に基づき、第1財及び第2財の類似度を評価する評価部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、訴求性を有する財同士の類似度を評価する評価装置、及び評価方法に関する。
テレビやラジオ等によって放送される番組、インターネット等で配信されるWebコンテンツ、及び商品・サービスのブランド等は、訴求性を有する財である。広告会社及び企業等は、これらの財を活用して自社の商品・サービスを宣伝し、消費者に対して自社の商品・サービスを訴求させることができる。
上記の財は、通常、財同士を組み合わせて利用され、例えば、ある商品のブランド(第1財)について、あるテレビ番組(第2財)の放送時間内で宣伝することは、一般的であり、よく行われている。この場合、第1財及び第2財の類似度(マッチング度、相性)を考慮して、財同士の組み合わせを検討することが重要である。例えば、商品ブランドの広告をテレビ番組内で放送するケースでは、そのブランドとの親和性が高く相性が良いテレビ番組を特定することが求められる。
第1財及び第2財の類似度(マッチング度)を評価する技術は、これまでに開発されており、その一例としては、特許文献1に記載の技術が挙げられる。特許文献1に記載の技術は、ユーザが視聴するコンテンツのメタデータと、広告情報に含まれる検索キー(例えば、ブランド名や俳優名等)とを用い、上記のコンテンツとマッチングする広告を特定し、特定した広告をユーザに配信するものである。
特開2009-145574号公報
特許文献1に記載された技術のように、従来は、番組及び広告のメタデータから両者の類似度を評価することが一般的であった。一方、それぞれの財には、その財に接触する者、又は、その財に関与する者が存在する。この点を考慮して財同士の類似度を評価すれば、より好適な財同士の組み合わせを特定することができると期待される。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、以下に示す目的を解決することを課題とする。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、訴求性を有する財同士の類似度をより適切に評価することができる評価装置及び評価方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の評価装置は、複数の調査対象者を対象とするアンケート調査の調査結果であって、複数の項目についての否に関する調査結果のデータを取得する取得部と、複数の調査対象者のうち、訴求性を有する第1財と対応付けられた第1対象者の調査結果のデータに基づき、複数の項目のうち、第1対象者に特徴的な調査結果となった第1項目を特定する第1特定部と、複数の調査対象者のうち、訴求性を有する第2財と対応付けられた第2対象者の調査結果のデータに基づき、複数の項目のうち、第2対象者に特徴的な調査結果となった第2項目を特定する第2特定部と、第1項目及び第2項目に基づき、第1財及び第2財の類似度を評価する評価部と、を備えることを特徴とする。
上記のように構成された本発明の評価装置によれば、第1財及び第2財のそれぞれについて、各財と対応付けられた対象者に特徴的な調査結果となった項目(第1項目及び第2項目)を特定し、特定された項目に基づいて、第1財及び第2財の類似度を評価する。これにより、各財と対応付けられた対象者の特徴(プロフィール)から、財同士の類似度を適切に評価することができる。
また、第1項目には、第1対象者の心理又は行動の傾向に関する項目が含まれ、第2項目には、第2対象者の心理又は行動の傾向に関する項目が含まれてもよい。この場合には、各財と対応付けられた対象者の特徴のうち、心理又は行動の傾向に関する特徴(サイコグラフィック)に基づいて、財同士の類似度を適切に評価することができる。
また、前記評価部は、前記第2項目のうち、前記第1項目と重複する重複項目を特定し、前記重複項目の数に応じて前記類似度を評価してもよい。
上記の構成によれば、重複項目の数に基づいて、財同士の類似度を容易に評価することができる。
また、本発明の評価装置は、調査結果のデータに基づき、複数の項目の各々を対象項目として、算出処理を実行する算出部を有してもよい。算出部は、算出処理において、対象項目に該当する第1対象者の人数Pa1と、対象項目に該当する第2対象者の人数Pa2と、対象項目に該当する調査対象者の人数Pa3と、を算出するとよい。第1特定部は、人数Pa1と人数Pa3とに基づいて、第1項目を特定し、第2特定部は、人数Pa2と人数Pa3とに基づいて、第2項目を特定するとよい。
上記の構成によれば、対象項目に該当する人数から、第1項目及び第2項目を容易に特定することができる。これにより、財同士の類似度をより容易に評価することができる。
また、上記の構成において、第1対象者の人数をP1とし、第2対象者の人数をP2とし、複数の調査対象者の人数をP3としたとする。この場合に、第1特定部は、人数P1に対する人数Pa1の比率である第1率を算出し、人数P3に対する人数Pa3の比率を基準率とし、第1率を基準率にて除した値が閾値以上である項目を第1項目として特定するとよい。また、第2特定部は、人数P2に対する人数Pa2の比率である第2率を算出し、第2率を基準率にて除した値が閾値以上である項目を第2項目として特定するとよい。
上記の構成によれば、第1率と基準率との関係に基づき、第1項目をより容易に特定することができる。同様に、第2率と基準率との関係に基づき、第2項目をより容易に特定することができる。
また、本発明の評価装置は、評価部により評価された類似度を出力する出力部を備えてもよい。このように類似度の評価結果を出力することにより、例えば、類似度を活用する者は、類似度を確認することができる。
また、第1財及び第2財は、それぞれ、放送される番組若しくは広告、又は配信されるコンテンツであってもよい。また、第1対象者は、第1財を視聴、聴取又は閲覧した者であり、第2対象者は、第2財を視聴、聴取又は閲覧した者であってもよい。
また、第1財は、放送される第1番組であり、第1対象者は、第1番組を視聴又は聴取した者でもよい。また、第2財は、第1番組の放送日において、第1番組の放送後の時間帯に放送される第2番組であり、第2対象者は、第2番組を視聴又は聴取した者でもよい。
上記の場合、前に放送される第1番組と、後に放送される第2番組との間の類似度を評価することができる。かかる類似度の評価結果は、番組編成を検討する際に利用することができる。
また、第1対象者は、第1財の訴求対象として設定されたターゲットでもよい。
上記の構成によれば、例えば、第1対象者をターゲットとする第1財と、第2財との類似度を評価することができる。これにより、第1対象者に対する訴求力がより大きな第2財を特定することができる。
また、複数の第2財のそれぞれについて、第1財との類似度を評価してもよい。この場合、第2特定部は、複数の第2財のそれぞれについて、それぞれの第2財と対応付けられた第2対象者の調査結果のデータに基づき、第2項目を特定するとよい。また、評価部は、第1項目と、複数の第2財のそれぞれについて特定された第2項目とに基づき、類似度を第2財毎に評価するとよい。
上記の構成によれば、複数の第2財のそれぞれについて、第1財との類似度が評価され、例えば、類似度の大小を第2財の間で比較し、類似度がより高い第2財を特定することができる。
また、前述した課題を解決するため、本発明の評価方法は、コンピュータが、複数の調査対象者を対象とするアンケート調査の調査結果であって、複数の項目についての否に関する調査結果のデータを取得し、コンピュータが、複数の調査対象者のうち、訴求性を有する第1財と対応付けられた第1対象者の調査結果のデータに基づき、複数の項目のうち、第1対象者に特徴的な調査結果となった第1項目を特定し、コンピュータが、複数の調査対象者のうち、訴求性を有する第2財と対応付けられた第2対象者の調査結果のデータに基づき、複数の項目のうち、第2対象者に特徴的な調査結果となった第2項目を特定し、コンピュータが、第1項目及び第2項目に基づき、第1財及び第2財の類似度を評価することを特徴とする。
上記の方法によれば、第1財及び第2財の類似度を評価する際に、各財と対応付けられた対象者の特徴から類似度を適切に評価することができる。
本発明によれば、第1財及び第2財の類似度を評価する際に、各財と対応付けられた対象者の特徴から類似度を適切に評価することができる。
アンケート調査についての説明図である。 本発明の一実施形態に係る評価装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る評価装置の機能を示す図である。 評価フローの流れを示す図である。 類似度の評価結果についての出力画面の一例を示す図である。 図5の画面中、第1項目の表示領域を拡大した図である。 図5の画面中、第2項目の表示領域を拡大した図である。
本発明の一実施形態(本実施形態)に係る評価装置及び評価方法について、添付の図面を参照しながら、以下に詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするために挙げた一例にすぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、以下に説明する実施形態から変更又は改良され得る。また、本発明には、その等価物が含まれる。
また、本明細書において、「装置」は、単独で特定の機能を発揮する一つの装置を含み、また、分散して存在しているものの特定の機能を発揮するために協働する複数の装置も含む。
また、本明細書において、「人(ヒト)」及び「者」は、主として企業等の法人であるが、個人、世帯等のグループ、企業以外の団体等も「人(ヒト)」及び「者」に含まれることとする。
また、本明細書において、「番組」は、予め編成されたタイムスケジュール(番組表)に従って放送される内容であり、放送局から発信される電波を受信することで視聴又は聴取することができる。また、番組には、テレビ番組及びラジオ番組に加え、インターネットテレビ及びIPサイマルラジオ等にて放送される番組が含まれる。
また、「視聴」及び「聴取」には、放送される番組及び広告をリアルタイムで視聴又は聴取することの他に、いわゆるタイムシフト視聴のように、番組及び広告を録画又は録音等して放送後の一定期間内に再生して視聴又は聴取したりWeb配信されるものを視聴又は聴取したりすることを含む。
また、本明細書において、「広告」は、商品又はサービス、あるいは、これらを市場に提供する企業、事業又は自治体等を宣伝する内容であり、メディア(情報伝達媒体)によって伝達される。メディアには、例えば、テレビ及びラジオのような放送メディア、新聞および雑誌のような出版メディア、電車やバスの中吊り広告又は駅構内のデジタルサイネージのような交通機関用メディア、及びインターネットメディア等が含まれる。
なお、放送メディアによって放送される広告、つまり、テレビCM及びラジオCMは、番組の放送時間内又は番組間の時間帯に設定された広告枠を利用して放送され、番組と同様、放送局から発信される電波を受信することで視聴又は聴取することができる。また、放送される広告には、テレビ広告及びラジオ広告に加え、インターネットテレビ及びIPサイマルラジオ等にて放送される広告が含まれる。
また、本明細書において、「コンテンツ」は、Webコンテンツであり、各種のWebサイトから配信される内容(Web広告を含む)である。Webサイトには、商品又はサービスに関する情報を掲載したサイト、検索サイトやポータルサイト、SNS(Social Network Service)サイト等が含まれる。コンテンツは、Webサイトから配信されるデータを受信し、情報処理端末に搭載されたブラウザ又はアプリケーションプログラムを起動することで閲覧可能である。また、Webコンテンツには、動画投稿サイト等にて配信される動画コンテンツが含まれる。また、Web広告には、サイト利用者(閲覧者)に応じて内容が変化するターゲティング広告、アドネットワーク広告及びDSP(Demand-Side Platform)広告、並びに、バナー広告等が含まれる。
また、本明細書において、「属性」は、人を特徴付ける事項、具体的には身分、所属、経歴、性質、ステータス、所属、特徴、状況、状態、意識、及び傾向等であり、例えば人を分類する際に用いられる。属性には、人口統計学的属性(デモグラフィック)及び心理学的属性(サイコグラフィック)が含まれる。心理学的属性は、人の心理又は行動の傾向に関する属性である。
[プロフィールマッチングについて]
本実施形態に係る評価装置及び評価方法は、プロフィールマッチングに用いられる。プロフィールマッチングでは、訴求性を有する第1財及び第2財の類似度(マッチング度)を、それぞれの財と対応付けられた対象者のプロフィールから評価する。プロフィールは、対象者が備える特徴であり、複数の属性によって表される。複数の属性には、対象者の人口統計学的属性に加え、興味、関心、心理(意識)及び行動の傾向等の心理学的属性が含まれ得る。
「訴求性を有する財」は、人の意識に対して訴求し、特に商品の購入又はサービスの利用に関する意識を喚起し、購入/利用に対する態度を変容させる財である。具体的には、テレビ又はラジオで放送される番組、各種メディアを利用した広告、及びWebコンテンツ(静止画及び動画)等が該当する。
また、訴求性を有する財は、上記以外にも挙げられ、例えば、顧客吸引力や信用が化体した商品やサービスのブランド、名称、銘柄、商標等(以下、ブランド等)を含む。さらには、商品やサービスの広告に起用されたタレント及び俳優、並びにCMソング等も、訴求性を有する財に含まれ得る。
第1財と第2財とは、互いに異なる財であり、具体的には、種類(カテゴリ)が異なる財でもよく、また、同一の種類であるが放送日時又は配信時期等が互いに異なる財、題号やタイトルが異なる財、あるいは、雑誌等であれば出版の号数が異なる財であってもよい。
「対象者」とは、後述するアンケート調査の対象者(調査対象者)であり、具体的にはモニタMであり、厳密には、アンケート調査における複数の質問すべてに回答して回答データを提供した回答済みモニタである。
「財と対応付けられた対象者」は、財が番組である場合には、その番組を視聴又は聴取した対象者であり、財が広告である場合には、その広告に接触した対象者である。また、財がコンテンツ(例えば、静止画又は動画のWebコンテンツ)である場合には、そのコンテンツを閲覧した対象者である。
また、財が商品やサービスのブランド等である場合には、その訴求対象として設定されたターゲットである。「ターゲット」は、訴求対象を特徴づける属性(ターゲット属性)を備えた対象者である。ターゲット属性は、任意に決めることができ、例えば、将来的なターゲットとして予期される者の属性をターゲット属性として設定してもよい。
プロフィールマッチングにより評価された第1財及び第2財の類似度は、プロフィールマッチングを依頼した企業等に報告される。報告を受けた企業等は、類似度の評価結果に基づいて、それぞれの財を効率よく利用することができる。
具体的には、例えば、第1財が自社の商品・サービスの広告(以下、対象広告という)であり、第2財が広告メディアである場合、対象広告を依頼する企業等は、第1財及び第2財の類似度の評価結果を確認して、対象広告と相性が良い出稿候補のメディア又は広告枠を検討することができる。あるいは、メディアの提供者が、対象広告の出稿を検討する企業又は広告会社に対して、対象広告と相性が良い出稿候補のメディア又は広告枠を提案することができる。
また、第1財及び第2財がいずれも番組である場合、それらの番組の放送局は、第1財及び第2財の類似度を確認し、その類似度を踏まえて番組編成を検討することができる。
[アンケート調査について]
プロフィールマッチングに際して、図1に示すように、複数のモニタMを対象としてアンケート調査が調査会社によって実施され、プロフィールマッチングでは、そのアンケート調査の調査結果が利用される。
アンケート調査は、例えば、モニタMを分類するカテゴリ(性別、年齢あるいは行動パターン等)を設定し、各カテゴリに属する人の嗜好、価値観、生活パターン、各種メディアへの接触、ブランド等の認知、商品の購入又はサービスの利用等の行動に関する傾向の把握等を目的として実施される。本実施形態のアンケート調査は、モニタ数が数万~100万人以上の大規模な調査であり、12歳以上のモニタMを全国から募集して無作為に抽出し、年に一回又は数回の頻度で実施される。なお、モニタMの条件、人数及び募集エリア、並びにアンケート調査の実施頻度等については自由に設定してもよい。
アンケート調査では、モニタMが複数の質問の各々について選択肢を選択したり、回答内容を入力したりすることで回答する。具体的に説明すると、各モニタMには、回答用の情報端末(以下、回答端末)が貸与され、各モニタMは、アンケート調査の実施期間中に、回答端末を操作してアンケート回答用アプリを起動する。回答端末は、ブラウジング機能を有するパソコン、スマートフォン、タブレット型端末、及び携帯電話のような通信用端末である。
各モニタMは、アプリ起動後に、ログイン用のID情報及びパスワードを入力してログインした上で、回答端末を通じて、複数の項目についての質問を順次回答する。アンケート調査における複数の質問には、デモグラフィック情報に関する質問、及び、サイコグラフィック情報に関する質問等が含まれる。
デモグラフィック情報に関する質問は、モニタMの性別、年齢、国籍、居住地、出身地、家族構成、職業、年収、保有資産等の統計学的属性に関する質問である。デモグラフィック情報に関する質問の具体例としては、「あなたの職業は何ですか?」、及び「あなたの年齢はいくつですか?」等が挙げられる。
サイコグラフィック情報に関する質問は、モニタMの趣味、消費意識、ライフスタイル(行動パターン)、特定の商品・サービスに対する認知や興味及び関心、特定の商品の購入/特定のサービス利用に関する履歴(実績)、特定の広告に対する評価、並びに購入/利用行動に関する傾向等に関する質問である。デモグラフィック情報に関する質問の具体例としては、「日頃よく行うレジャーは何ですか?」、及び「あなたがよく購入するビールの銘柄は何ですか?」等が挙げられる。
また、サイコグラフィック情報に関する質問は、メディアへの接触状況に関する質問を含む。メディアへの接触状況に関する質問には、各メディアについて、所定期間における接触の有無(接触履歴)、及び、所定期間における特定の商材に関する広告への接触の有無等に関する質問が含まれる。
なお、所定期間は、アンケート調査の実施期間中で設定される期間であり、期間の長さについては特に限定されないが、例えば、1~n時間(nは2以上の整数)、1日~n日、1~n週間、1~nカ月、又は1~n年間の範囲で設定されるとよい。
また、メディアへの接触状況に関する質問には、所定期間中の各日におけるメディアへの接触時間、所定期間中に頻繁に視聴又は聴取した番組、所定期間に放送された各番組の視聴又は聴取の有無、所定期間における特定のコンテンツの閲覧の有無等に関する質問が含まれる。メディアへの接触状況に関する質問の具体例としては、「先週1週間の中で放送された音楽系のテレビ番組のうち、視聴した番組は何ですか?」、及び「日頃よく利用するSNSサイトは、どのサイトですか?」等が挙げられる。
モニタMがアンケート調査におけるすべての質問を回答すると、そのモニタMが利用する回答端末が、各質問の回答内容を示すデータ(以下、回答データ)を生成し、評価装置10に向けて送信する。評価装置10は、受信した回答データを所定の記憶先に記憶する。これにより、アンケート調査におけるすべての質問に回答したモニタM(以下、回答済みモニタ)の人数分の回答データが蓄積される。回答済みモニタの人数分の回答データは、アンケート調査における調査結果を示すデータに相当する。
なお、アンケート調査の結果の取得方法は、上記の方法に限定されず、例えば、アンケート調査において、各モニタMが所定の記入用紙に各質問の回答内容を記入し、調査会社が記入済みの用紙を各モニタMから回収してもよい。そして、回収した用紙の記入内容を調査会社の作業員等が入力することで、調査結果のデータを取得してもよい。
各モニタMから取得される回答データは、複数の項目についての該否に関するシングルソースデータである。項目は、アンケート調査における各質問(アイテム)と、その質問に対する回答内容(カテゴリ)との組み合わせであり、質問の数と、各質問に対する回答内容の数とに応じた数の項目が存在する。分かり易く説明すると、仮に質問の数がp(pは自然数)であり、各質問に対して設定された選択肢の数がq(qは自然数)である場合、p×qの項目が存在することになる。
複数の項目には、人口統計学的項目と、心理学的項目とを含む。人口統計学的項目は、デモグラフィックに関する質問と、その質問に対応する回答内容を表す。心理学的項目は、人の心理又は行動の傾向に関する項目であり、サイコグラフィックに関する質問と、その質問に対する回答内容を表す。
回答済みモニタの人数分の回答データ、すなわち、調査結果を示すデータは、複数の項目についての該否に関する調査結果を示し、具体的には、各項目に該当するモニタMの人数を示している。例えば、「先週放送された音楽系のテレビ番組のうち、視聴した番組は何ですか?」という質問に対して、「番組X」と回答したモニタMがn人であったとする。この場合、「先週放送された音楽系のテレビ番組の中で番組Xを視聴した」という項目についての調査結果は、当該項目に該当するモニタMの人数である「n人」ということになる。
[類似度の評価]
プロフィールマッチングでは、第1財及び第2財の類似度を、第1対象者及び第2対象者のプロフィールに基づいて評価する。より詳しく説明すると、プロフィールマッチングでは、第1対象者及び第2対象者の間のプロフィールの近さ(類似度)を求め、その類似度を、第1財及び第2財の類似度(マッチ度)として評価する。
具体例を挙げて説明すると、第1財及び第2財がともにテレビ番組である場合、第1対象者は、第1財であるテレビ番組の視聴者となり、第2対象者は、第2財であるテレビ番組の視聴者となる。この場合のプロフィールマッチングでは、各テレビ番組の視聴者間のプロフィールの近さを求め、求めた近さ(類似度)から、テレビ番組間の類似度を評価する。
また、第1財が、ある商品のブランド等であり、第2財がテレビ番組である場合、第1対象者は、そのブランド等の訴求対象として設定されたターゲットとなり、第2対象者は、第2財であるテレビ番組の視聴者となる。この場合のプロフィールマッチングでは、上記のターゲットと上記の視聴者との間のプロフィールの近さを求め、求めた近さ(類似度)から、ブランド等とテレビ番組との類似度を評価する。
類似度を評価する手順について説明すると、アンケート調査の調査結果を示すデータ(すなわち、回答済みモニタの人数分の回答データ)を解析し、第1対象者及び第2対象者を特定する。例えば、第1財及び第2財がともにテレビ番組である場合、第1財であるテレビ番組(以下、第1番組)を視聴したと回答したモニタMを第1対象者として特定し、第2財であるテレビ番組(以下、第2番組)を視聴したと回答したモニタMを第2対象者として特定する。
なお、特定のテレビ番組について視聴の有無を特定する方法は、アンケート調査の調査結果に基づく方式に限定されない。例えば、ピープルメータのような公知の測定装置を用いて、対象者がテレビ番組を視聴した時間及び放送局等を測定し、その測定結果に基づいて特定してもよい。あるいは、視聴ログを記憶可能なテレビから視聴ログのデータを取得することで特定してもよい。
また、第1対象者がある商品の訴求対象として設定されたターゲットである場合、ターゲット属性に相当する項目に該当するモニタMを第1対象者として特定する。例えば、ターゲット属性が「30代」と「男性」である場合、アンケート調査において「年齢」を「30代」と回答し、「性別」を「男性」と回答したモニタMを第1対象者として特定する。
そして、特定された第1対象者及び第2対象者、並びに、回答済みモニタの各々の人数をカウント(計数)する。ここで、第1対象者の人数をP1とし、第2対象者の人数をP2とし、回答済みモニタの人数をP3とする。
次に、特定された第1対象者及び第2対象者、並びに、回答済みモニタの各々について、アンケート調査の調査結果に基づき、複数の項目のそれぞれの該否を特定し、各項目の該当者数を算出する。具体的には、アンケート調査におけるデモグラフィック及びサイコグラフィックの質問について回答内容を特定し、回答内容毎にモニタMの人数を集計する。
より詳しく説明すると、アンケート調査における各質問と回答内容との組み合わせからなる項目を複数設定する。そして、複数の項目の各々を対象項目とし、対象項目に該当する第1対象者の人数Pa1と、対象項目に該当する第2対象者の人数Pa2と、対象項目に該当する回答済みモニタの人数Pa3と、を求める。
次に、対象項目について、以下の式(1)~(3)により、第1率α、第2率β及び基準率γを算出する。
第1率α = Pa1/P1×100 式(1)
第2率β = Pa2/P2×100 式(2)
基準率γ = Pa3/P3×100 式(3)
第1率αは、式(1)に示すように、第1対象者の人数P1に対する、対象項目に該当する第1対象者の人数Pa1の比率である。第2率βは、式(2)に示すように、第2対象者の人数P2に対する、対象項目に該当する第2対象者の人数Pa2の比率である。基準率γは、式(3)に示すように、回答済みモニタの人数P3に対する、対象項目に該当する回答済みモニタの人数Pa3の比率である。
また、対象項目について、以下の式(4)及び(5)により、2つの比R1、R2を算出する。
比R1 = α/γ 式(4)
比R2 = β/γ 式(5)
比R1は、式(4)に示すように、第1率αを基準率γにて除した値であり、比R2は、式(5)に示すように、第2率βを基準率γにて除した値である。
上述した3つの比率α、β及びγ、並びに2つの比R1及びR2は、複数の項目のそれぞれを対象項目として、項目毎に算出される。
次に、複数の項目のそれぞれについて、比R1が閾値以上であるか否かを判定すし、比R1が閾値以上である項目を第1項目として設定する。これにより、複数の項目の中から第1項目が特定される。第1項目は、複数の項目のうち、第1対象者に特徴的な調査結果となった項目である。つまり、第1項目の数及び第1項目の内容は、第1対象者のプロフィールを反映している。
同様に、複数の項目のそれぞれについて、比R2が閾値以上であるか否かを判定し、比R2が閾値以上である項目を第2項目として設定する。これにより、複数の項目の中から第2項目が特定される。第2項目は、複数の項目のうち、第2対象者に特徴的な調査結果となった項目である。つまり、第2項目の数及び第1項目の内容は、第2対象者のプロフィールを反映している。
なお、閾値は、第1項目及び第2項目を適切に設定する観点から好適な値に設定されるのが好ましく、例えば、1.2程度に設定されるとよい。
次に、特定された第1項目及び第2項目を対比し、第2項目のうち、第1項目と重複する重複項目を特定し、重複項目の数をカウント(計数)する。そして、複数の項目の全数をItとし、重複項目の数をIoとした場合に、第1財及び第2財の類似度Lが、以下の式(6)にて算出される。
類似度L = Io/It×100 式(6)
以上の手順により、第1財及び第2財の類似度Lを評価することができる。類似度Lの評価結果は、類似度Lを活用する企業等に対して出力される。具体的には、類似度Lの評価結果を表示させるデータを生成し(図5参照)、そのデータを企業等の端末に向けて送信する。あるいは、類似度Lの評価結果を印刷し、その印刷物を企業等に渡してもよい。
[本実施形態に係る評価装置の構成]
本実施形態に係る評価装置(以下、評価装置10)の構成について、図2を参照しながら説明する。評価装置10は、コンピュータ、厳密にはサーバコンピュータによって構成され、訴求性を有する第1財及び第2財の類似度Lを評価する。なお、評価装置10を構成するコンピュータの所在、管理者及び利用者や操作者については、特に限定されるものではない。
評価装置10をなすコンピュータのハードウェア構成は、汎用的なコンピュータの構成と同様である。具体的に説明すると、上記のコンピュータは、図2に示すように、CPU等からなるプロセッサ10aと、ROM及びRAM等からなるメモリ10bと、ネットワークインターフェースカード等からなる通信用インタフェース10cと、ハードディスクドライブ又はソリッドステートドライブ等からなるストレージ10dと、マウス及びキーボード等からなる入力装置10eと、ディスプレイ及びプリンタ等からなる出力装置10fとを有する。また、評価装置10は、インターネット、イントラネット又はモバイル通信回線等を通じて、ネットワーク上の他の機器と通信可能に接続されている。
また、上記のコンピュータには、本発明の評価装置としての機能を発揮させるためのプログラム(以下、評価プログラム)がインストールされている。評価プログラムがプロセッサ10aによって読み取られて実行されることで、コンピュータは、評価装置10として、類似度Lの評価に関連する一連のデータ処理を実行する。
なお、評価装置10は、一台のコンピュータによって構成されてもよいし、あるいは、並列分散された複数台のコンピュータによって構成されてもよい。また、評価装置10を構成するサーバコンピュータは、ASP(Application Service Provider)、SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、又はIaaS(Infrastructure as a Service)用のサーバコンピュータでもよい。
評価装置10の構成を機能面から改めて説明すると、評価装置10は、図3に示すように、取得部21と、記憶部22と、設定部23と、算出部24と、第1特定部25と、第2特定部26と、評価部27と、出力部28とを有する。これらは、評価装置10を構成するコンピュータが有するハードウェア機器と、そのコンピュータにインストールされた評価プログラムとが協働することで実現される。以下、それぞれの機能部について説明する。
(取得部)
取得部21は、アンケート調査における各質問の回答内容を示す回答データを複数のモニタM(詳しくは、回答済みモニタ)から入手することで、調査結果のデータを取得する。本実施形態において、取得部21は、各モニタMの回答端末と通信して回答データを入手(受信)する。
取得部21により取得された調査結果のデータは、心理又は行動の傾向に関する項目を含む複数の項目についての該否に関する調査結果を示す。心理又は行動の傾向に関する項目は、前述のように、アンケート調査のサイコグラフィックに関する質問と、その質問に対する回答内容との組み合わせからなる。
(記憶部)
記憶部22は、類似度Lの評価に必要な各種の情報を記憶する。記憶部22により記憶される情報には、取得部21により取得された調査結果のデータ、及び評価部27によって評価された類似度L等が含まれる。
なお、記憶部22は、評価装置10をなすコンピュータ内の記憶装置(ストレージ10d)によって構築されてもよいし、評価装置10とは別に用意されたコンピュータ、例えば外部のデータベース用サーバ等に構築されてもよい。
(設定部)
設定部23は、第1対象者及び第2対象者を設定する。具体的に説明すると、設定部23は、所定の手順に則って、類似度Lが評価される対象である第1財及び第2財を特定する。
例えば、類似度Lを活用する企業等が第1財及び第2財を指定すると、設定部23は、その指定に基づいて第1財及び第2財を設定する。あるいは、設定部23は、テレビ番組表から決められた手順によって選択される2つの番組(例えば、CMを挟んで連続して放送される番組)を第1財及び第2財として設定する。そして、第1財が、放送される番組又は広告、あるいは配信されるコンテンツである場合、設定部23は、第1財を視聴、聴取又は閲覧した者を第1対象者として設定する。同様に、第2財が、放送される番組又は広告、あるいは配信されるコンテンツである場合、設定部23は、第2財を視聴、聴取又は閲覧した者を第2対象者として設定する。
また、第1財が商品・サービスのブランド等であり、その第1財を保有する企業等が、その訴求対象としてターゲットを設定したとする。この場合、設定部23は、設定されたターゲットに関する情報を上記の企業等から入手し、その情報からターゲットの属性を割り出し、割り出した属性を備えるターゲットを第1対象者として設定する。
(算出部)
算出部24は、取得部21により取得された調査結果のデータを用いて、算出処理を実行する。具体的に説明すると、算出部24は、先ず、調査結果のデータに基づいて、回答済みモニタのうち、設定部23により設定された第1対象者及び第2対象者に該当するモニタMを特定する。また、算出部24は、特定された第1対象者及び第2対象者、並びに回答済みモニタをカウント(計数)し、それぞれの人数P1、P2、及びP3を特定する。
そして、算出部24は、複数の項目の各々を対象項目として算出処理を実行する。算出処理では、調査結果のデータに基づき、各回答済みモニタについて対象項目の該否を特定し、該当者数を算出する。具体的には、第1対象者の調査結果のデータに基づき、対象項目に該当する第1対象者の人数Pa1を算出し、第2対象者の調査結果のデータに基づき、対象項目に該当する第2対象者の人数Pa2を算出する。さらに、回答済みモニタ全員分の調査結果のデータに基づき、対象項目に該当する回答済みモニタの人数Pa3を算出する。
(第1特定部)
第1特定部25は、第1対象者の調査結果のデータに基づき、複数の項目の第1対象者に特徴的な調査結果となった第1項目を特定する。具体的には、第1特定部25は、算出部24により算出された人数P1、Pa1、P3、Pa3に基づいて、第1項目を特定する。より詳しく説明すると、第1特定部25は、複数の項目のそれぞれについて、P1に対するPa1の比率である第1率αと、P3に対するPa3の比率である基準率γとを算出し、さらに、第1率αを基準率γにて除して比R1を算出する。このようにして比R1を項目毎に算出した後、第1特定部25は、複数の項目のうち、比R1が閾値以上である項目を第1項目として設定する。なお、第1項目には、少なくとも、心理又は行動の傾向に関する項目が含まれるようにするとよい。
(第2特定部)
第2特定部26は、第2対象者の調査結果のデータに基づき、第2対象者に特徴的な調査結果となった第2項目を特定する。具体的には、第2特定部26は、算出部24により算出された人数P2、Pa2、P3、Pa3に基づいて、第2項目を特定する。より詳しく説明すると、第2特定部26は、複数の項目のそれぞれについて、P2に対するPa2の比率である第2率βを算出し、P3に対するPa3の比率である基準率γで第2率βを除して比R2を算出する。このようにして比R2を項目毎に算出した後、第2特定部26は、複数の項目のうち、比R2が閾値以上である項目を第2項目として設定する。なお、第2項目には、少なくとも心理又は行動の傾向に関する項目が含まれるようにするとよい。
(評価部)
評価部27は、特定された第1項目及び第2項目に基づいて、第1財及び第2財の類似度Lを評価する。具体的には、評価部27は、第2項目のうち、第1項目と重複する重複項目を特定し、重複項目の数Itと、複数の項目の全数をIoとに基づき、上述の式(6)に従って類似度Lを算出する。
(出力部)
出力部28は、類似度Lを活用する企業等に対して、評価部27により評価された類似度Lを出力する。具体的には、出力部28は、類似度Lの評価結果を表示させる表示データを生成し、そのデータを、上記の企業等が利用する端末に向けて送信する。これにより、企業等の端末が備える画面に、第1財及び第2財の類似度Lが表示される(図5参照)。
また、本実施形態において、出力部28は、類似度Lとともに、第1特定部25により設定された第1項目と、第2特定部26により特定された第2項目とを出力する。つまり、企業等の端末が備える画面には、類似度Lの他に、第1項目及び第2項目が表示される(図5~7参照)。この際、第1項目と関連付けて、当該第1項目を特定する際に用いた第1率α及び比R1を表示してもよい。同様に、第2項目と関連付けて、当該第2項目を特定する際に用いた第2率β及び比R2を表示してもよい。
[本実施形態に係る評価方法]
次に、評価装置10を用いた類似度Lの評価方法について説明する。本評価方法における一連の工程、つまり、類似度Lの評価に関する一連のデータ処理(以下、評価フロー)は、評価装置10を構成するコンピュータにより実行される。なお、以下では、評価装置10を構成するコンピュータを、単にコンピュータと呼ぶこととする。
評価フローは、本発明の評価方法を採用しており、図4に示す流れに従って進行する。換言すると、図4に示す評価フロー中の各ステップは、本発明の評価方法の構成要素に該当する。ただし、図4のフローは、あくまでも評価フローの一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、ステップの実施順序を入れ替えてもよい。
評価フローが開始されると、先ず、コンピュータが、アンケート調査のモニタM(厳密には、回答済みモニタ)から調査結果のデータを取得する(S001)。取得される調査結果のデータは、人口統計学的属性に関する項目についての該否と、心理学的属性(すなわち、心理又は行動の傾向)に関する項目についての該否と、を含む調査結果を示す。ステップS001にて取得された調査結果のデータは、コンピュータによって記憶部22に記憶される。
なお、ステップS001は、評価フローの開始前に実施されてもよい。
次に、コンピュータは、第1対象者及び第2対象者を設定する(S002)。ステップS002では、先ず、類似度Lが評価される対象である第1財及び第2財を所定の要領で特定する。ここで、第1財及び第2財が、それぞれ、放送される番組又は広告、あるいは配信されるコンテンツであるとする。この場合、第1財に相当する番組、広告又はコンテンツを視聴、聴取又は閲覧した者を第1対象者として設定し、第2財に相当する番組、広告又はコンテンツを視聴、聴取又は閲覧した者を第2対象者として設定する。
以下では、第1財及び第2財が、テレビで放送される第1番組及び第2番組であり、第1対象者が第1番組の視聴者であり、第2対象者が、第2番組の視聴者であるケースを想定する。ここで、第2番組は、第1番組の放送日において、第1番組と同じ放送局にて、第1番組の放送後の時間帯に放送され、具体的には、番組間の広告を挟んで第1番組と連続して放送される番組であるとする。つまり、第1番組は、いわゆる前枠番組であり、第2番組は、いわゆる後枠番組である。
次に、コンピュータは、ステップS001にて取得した調査結果のデータに基づき、第1対象者(すなわち、第1番組の視聴者)と、第2対象者(すなわち、第2番組の視聴者)とを特定する(S003)。具体的には、調査結果のデータから、「第1番組を視聴した」という項目に該当するモニタMを抽出して第1対象者として特定し、同様に、「第2番組を視聴した」という項目に該当するモニタMを抽出して第2対象者として特定する。
次に、コンピュータは、調査結果のデータを用いて算出処理を実行する(S004)。ステップS004では、先ず、ステップS003にて特定した第1対象者及び第2対象者、並びに、回答済みモニタの各々の人数P1、P2、P3をカウントする。また、複数の項目の各々を対象項目とし、対象項目に該当する第1対象者、第2対象者及び回答済みモニタの各々の人数Pa1、Pa2、Pa3を項目毎に算出する。
次に、コンピュータは、第1対象者の調査結果のデータに基づき、複数の項目のうち、第1対象者に特徴的な調査結果となった第1項目を特定する(S005)。具体的には、複数の項目のそれぞれについて、ステップS004にて求めた人数P1、Pa1、P3、Pa3から第1率α及び基準率γを算出し、さらに、第1率αを基準率γにて除して比R1を算出する。そして、項目毎に算出された比R1に基づき、各項目について、比R1が閾値以上であるかを判定し、比R1が閾値以上である項目を第1項目として設定する。ここで、第1項目には、心理又は行動の傾向に関する項目が含まれているとよい。
次に、コンピュータは、第2対象者の調査結果のデータに基づき、複数の項目のうち、第2対象者に特徴的な調査結果となった第2項目を特定する(S006)。具体的には、複数の項目のそれぞれについて、ステップS004にて求めた人数P2、Pa2、P3、Pa3から第2率β及び基準率γを算出し、さらに、第2率βを基準率γにて除して比R2を算出する。そして、項目毎に算出された比R2に基づき、各項目について、比R2が閾値以上であるかを判定し、比R2が閾値以上である項目を第2項目として設定する。ここで、第2項目には、心理又は行動の傾向に関する項目が含まれているとよい。
次に、コンピュータは、特定された第1項目及び第2項目に基づき、第1番組及び第2番組の類似度Lを評価する(S007)。具体的には、第2項目のうち、第1項目と重複する重複項目を特定し、重複項目の数Itをカウントし、重複項目の数Itと、複数の項目の全数Ioとに基づき、上述の式(6)に従って類似度Lを算出する。
類似度Lを評価した後、コンピュータは、類似度Lを活用する企業等に対して、類似度Lの評価結果を出力する(S008)。具体的には、類似度Lの評価結果を表示させる表示データを生成し、上記の企業等が利用する端末に向けて送信する。企業等の端末が備える画面には、図5に示すように、第1番組及び第2番組の類似度Lが表示され、これにより、企業等は、画面にて類似度Lを確認することができる。
また、コンピュータは、類似度Lとともに、ステップS005にて設定された第1項目と、ステップS006にて特定された第2項目とを出力する。これにより、企業等の端末が備える画面には、図5に示すように、類似度Lの他に、第1項目及び第2項目が表示される。また、第1項目の表示領域には、図6に示すように、それぞれの第1項目を特定する際に用いた第1率α及び比R1が表示される。同様に、第2項目の表示領域には、図7に示すように、それぞれの第2項目を特定する際に用いた第2率β及び比R2が表示される。
なお、第1項目及び第2項目は、図5に示すように類似度Lと同一画面上で表示されてもよく、類似度Lの表示画面とは別の画面(例えば、類似度Lの表示画面から切り替わった後の画面)に表示されてもよい。
以上までの一連の工程が終了した時点で、評価フローが終了する。評価フローは、類似度Lが評価される第1番組と第2番組の組み合わせを変えて、組み合わせ毎に繰り返されてもよい。
なお、上記の評価フローは、第1番組及び/又は第2番組がラジオで放送される番組である場合にも適用可能である。その場合、第1対象者は、第1番組を聴取した者となり、第2対象者は、第2番組を聴取した者となる。
また、上記の評価フローは、第1財及び/又は第2財がWeb配信されるコンテンツである場合にも適用可能である。その場合、第1対象者は、第1財に相当するコンテンツを閲覧した者となり、第2対象者は、第2財に相当するコンテンツを閲覧した者となる。
[本実施形態の有効性について]
本実施形態によれば、第1財と第2財との類似度Lを、各財と対応付けられた対象者のプロフィールに基づいて評価することができ、具体的には、第1対象者と第2対象者との間のプロフィールの近さに基づいて評価することができる。例えば、第1財をテレビで放送される第1番組とし、第2財を第1番組の直後に放送される第2番組とした場合、番組間の類似度を、各番組の視聴者のプロフィールの近さ(類似度)によって評価することができる。
ここで、第1番組及び第2番組の類似度Lは、番組間の相性を数値化したものである。
[その他の実施形態]
以上までに本発明の類似度Lの評価装置、及び評価方法について具体的な実施形態を挙げて説明してきたが、上述の実施形態は、あくまでも一例に過ぎず、他の実施形態も考えられ得る。
上述の実施形態では、1つの第1財と1つの第2財との間の類似度Lを評価するケースを例に挙げて説明したが、これに限定されず、例えば、複数の第2財を設定し、それぞれの第2財について、第1財との類似度Lを評価してもよい。この場合、評価装置10(詳しくは、第2特定部26)は、それぞれの第2財について、それぞれの第2財と対応付けられた第2対象者の調査結果のデータに基づき、第2対象者に特徴的な調査結果となった第2項目を特定するとよい。また、評価装置10(詳しくは、評価部27)は、第1対象者に特徴的な調査結果となった第1項目と、複数の第2財のそれぞれについて特定した第2項目とに基づき、類似度Lを第2財毎に評価するとよい。これにより、複数の第2財のそれぞれについて、第1財との類似度Lを評価することができ、この結果、それぞれの第2財について評価された類似度Lの大小を比較し、類似度Lがより高い第2財を特定することができる。
また、上記の実施形態では、第1財及び第2財がテレビ番組(第1番組及び第2番組)であり、第1番組が前枠番組であり、第2番組が後枠番組であり、第1番組と同じ放送局にて、第1番組の直後に放送される場合を例に挙げて説明した。この場合には、第1番組及び第2番組の類似度Lから、番組間の相性を把握することができ、その結果を踏まえて、番組編成、特に改編を検討することができる。ただし、これに限定されるものではなく、例えば、第2番組が、第1番組とは異なる放送局により第1番組と同じ時間帯に放送される番組(いわゆる裏番組)であってもよい。この場合、第1番組及び第2番組の類似度を、例えば、自局の番組の視聴者が裏番組に流出する要因、あるいは、裏番組の視聴者が自局の番組に流入する要因の根拠として活用することができる。
また、本発明は、第1財が商品・サービスのブランド等であり、第1対象者が第1財の訴求対象として設定されたターゲットである場合にも適用可能である。この場合、例えば、第2財をテレビ番組とし、当該テレビ番組の視聴者を第2対象者として設定し、第1財及び第2財の類似度Lを評価したとする。これにより、類似度Lの評価結果から、第1対象者(ターゲット)のプロフィールと近しいプロフィールを有する者が視聴するテレビ番組を特定することができる。これにより、類似度Lを活用する企業等(例えば、第1財を保有する企業)は、自社の商品・サービスに関する広告の出稿先を適切に検討することができる。
10 評価装置
10a プロセッサ
10b メモリ
10c 通信用インタフェース
10d ストレージ
10e 入力装置
10f 出力装置
21 取得部
22 記憶部
23 設定部
24 算出部
25 第1特定部
26 第2特定部
27 評価部
28 出力部
M モニタ

Claims (8)

  1. 複数の調査対象者を対象とするアンケート調査の調査結果であって、複数の項目についての該否に関する調査結果のデータを取得する取得部と、
    前記調査結果のデータに基づき、前記複数の項目の各々を対象項目として、算出処理を実行する算出部と、
    前記複数の調査対象者のうち、訴求性を有する第1財と対応付けられた第1対象者の前記調査結果のデータに基づき、前記複数の項目のうち、前記第1対象者に特徴的な前記調査結果となった第1項目を特定する第1特定部と、
    前記複数の調査対象者のうち、訴求性を有する第2財と対応付けられた第2対象者の前記調査結果のデータに基づき、前記複数の項目のうち、前記第2対象者に特徴的な前記調査結果となった第2項目を特定する第2特定部と、
    前記第2項目のうち、前記第1項目と重複する重複項目を特定し、前記重複項目の数に応じて、前記第1財及び前記第2財の類似度を評価する評価部と、を備え
    前記算出部は、前記算出処理において、前記対象項目に該当する前記第1対象者の人数Pa1と、前記対象項目に該当する前記第2対象者の人数Pa2と、前記対象項目に該当する前記調査対象者の人数Pa3と、を算出し、
    前記第1対象者の人数をP1とし、前記第2対象者の人数をP2とし、前記複数の調査対象者の人数をP3とした場合に、
    前記第1特定部は、前記人数P1に対する前記人数Pa1の比率である第1率を算出し、前記人数P3に対する前記人数Pa3の比率を基準率とし、前記第1率を前記基準率にて除した値が閾値以上である前記項目を前記第1項目として特定し、
    前記第2特定部は、前記人数P2に対する前記人数Pa2の比率である第2率を算出し、前記第2率を前記基準率にて除した値が前記閾値以上である前記項目を前記第2項目として特定する、評価装置。
  2. 前記第1項目には、前記第1対象者の心理又は行動の傾向に関する項目が含まれ、
    前記第2項目には、前記第2対象者の心理又は行動の傾向に関する項目が含まれる、請求項1に記載の評価装置。
  3. 前記評価部により評価された前記類似度を出力する出力部を備える、請求項1又は2に記載の評価装置。
  4. 前記第1財及び前記第2財は、それぞれ、放送される番組若しくは広告、又は配信されるコンテンツであり、
    前記第1対象者は、前記第1財を視聴、聴取又は閲覧した者であり、
    前記第2対象者は、前記第2財を視聴、聴取又は閲覧した者である、請求項1乃至のいずれか一項に記載の評価装置。
  5. 前記第1財は、放送される第1番組であり、
    前記第1対象者は、前記第1番組を視聴又は聴取した者であり、
    前記第2財は、前記第1番組の放送日において、前記第1番組の放送後の時間帯に放送される第2番組であり、
    前記第2対象者は、前記第2番組を視聴又は聴取した者である、請求項1乃至のいずれか一項に記載の評価装置。
  6. 前記第1対象者は、前記第1財の訴求対象として設定されたターゲットである、請求項1乃至のいずれか一項に記載の評価装置。
  7. 複数の前記第2財のそれぞれについて、前記第1財との前記類似度を評価する場合において、
    前記第2特定部は、複数の前記第2財のそれぞれについて、それぞれの前記第2財と対応付けられた前記第2対象者の前記調査結果のデータに基づき、前記第2項目を特定し、
    前記評価部は、前記第1項目と、複数の前記第2財のそれぞれについて特定された前記第2項目とに基づき、前記類似度を前記第2財毎に評価する、請求項1乃至のいずれか一項に記載の評価装置。
  8. コンピュータが、複数の調査対象者を対象とするアンケート調査の調査結果であって、複数の項目についての該否に関する調査結果のデータを取得し、
    コンピュータが、前記調査結果のデータに基づき、前記複数の項目の各々を対象項目として、算出処理を実行し、
    コンピュータが、前記複数の調査対象者のうち、訴求性を有する第1財と対応付けられた第1対象者の前記調査結果のデータに基づき、前記複数の項目のうち、前記第1対象者に特徴的な前記調査結果となった第1項目を特定し、
    コンピュータが、前記複数の調査対象者のうち、訴求性を有する第2財と対応付けられた第2対象者の前記調査結果のデータに基づき、前記複数の項目のうち、前記第2対象者に特徴的な前記調査結果となった第2項目を特定し、
    コンピュータが、前記第2項目のうち、前記第1項目と重複する重複項目を特定し、前記重複項目の数に応じて、前記第1財及び前記第2財の類似度を評価し、
    前記算出処理において、コンピュータは、前記対象項目に該当する前記第1対象者の人数Pa1と、前記対象項目に該当する前記第2対象者の人数Pa2と、前記対象項目に該当する前記調査対象者の人数Pa3と、を算出し、
    前記第1対象者の人数をP1とし、前記第2対象者の人数をP2とし、前記複数の調査対象者の人数をP3とした場合に、
    コンピュータは、前記人数P1に対する前記人数Pa1の比率である第1率を算出し、前記人数P3に対する前記人数Pa3の比率を基準率とし、前記第1率を前記基準率にて除した値が閾値以上である前記項目を前記第1項目として特定し、
    コンピュータは、前記人数P2に対する前記人数Pa2の比率である第2率を算出し、前記第2率を前記基準率にて除した値が前記閾値以上である前記項目を前記第2項目として特定することを特徴とする評価方法。
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