JP7180465B2 - 逃し弁一体減圧弁及び給湯機 - Google Patents
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Description
本発明に係る逃し弁一体減圧弁は、流体が流入する流入口に連通する一次側流路と、流体が流出する流出口に連通する二次側流路と、排出口に連通する排出流路と、を備え、二次側流路の圧力である二次側圧力を第一設定圧力に減圧する減圧弁の機能と、二次側圧力が第一設定圧力よりも高い第二設定圧力を超えると二次側流路の流体を排出流路へ排出する逃し弁の機能とを有する逃し弁一体減圧弁において、二次側流路と排出流路との間を隔てるように配置され、二次側圧力が上昇すると第一方向へ変位するダイヤフラムと、第一方向と反対の第二方向へダイヤフラムを付勢する第一付勢手段と、逃し弁内周部を有し、ダイヤフラムとともに変位する逃し弁弁座と、逃し弁内周部に着座可能な逃し弁弁体と、逃し弁弁体が逃し弁内周部に着座しているときに逃し弁弁体と逃し弁内周部との間をシールするシール部材と、逃し弁弁体を逃し弁内周部に着座させる方向へ付勢する第二付勢手段と、二次側圧力が第二設定圧力を超えたときに逃し弁弁体が逃し弁内周部から離れるように逃し弁弁体を押圧する押圧部と、をさらに備える。逃し弁弁体は、第一方向及び第二方向に対して垂直な平面を有する平面構造を備え、逃し弁内周部は、平面構造と接することが可能な平面を有する平面受け構造を備え、逃し弁弁体が逃し弁内周部に着座しているときに平面構造が平面受け構造に接すると、シール部材が所定寸法に圧縮される。平面構造の平面と、平面受け構造の平面とは、シール部材に対して排出流路側に位置する。
また、本発明に係る給湯機は、上記逃し弁一体減圧弁を備えたものである。
図1は、実施の形態1による逃し弁一体減圧弁1を示す斜視図である。図1に示すように、逃し弁一体減圧弁1は、流体が流入する流入口2と、流体が流出する流出口3と、排出口4とを備える。逃し弁一体減圧弁1を流れる流体は、例えば水のような液体でもよい。逃し弁一体減圧弁1の用途は、特に限定されないが、例えば給湯機(図示省略)に用いられてもよい。逃し弁一体減圧弁1を備えた給湯機は、貯湯タンク100を有する貯湯式給湯機でもよい。貯湯式給湯機の場合には、例えば以下のようになる。流入口2は、上水道等の水源からの水を供給する給水配管(図示省略)に接続される。流出口3は、貯湯タンク100に接続される。排出口4は、系外すなわち貯湯式給湯機の外部空間に連通する。給水配管から流入口2に流入した水は、流出口3から流出して、貯湯タンク100内に供給される。この際、水源の水圧は、逃し弁一体減圧弁1により、減圧弁設定圧Pcに減圧される。逃し弁設定圧Psは、減圧弁設定圧Pcよりも高い圧力である。例えば貯湯タンク100の水を加熱する沸上運転のときに、貯湯タンク100内の圧力が上昇する。貯湯タンク100内の圧力が逃し弁設定圧Psを超えると、貯湯タンク100内の湯水が排出口4から系外へ排出されることで、貯湯タンク100内の圧力の過上昇が防止される。逃し弁一体減圧弁1は、減圧弁の機能と逃し弁の機能とを兼ね備えている。このような逃し弁一体減圧弁1を給湯機に備えることで、給湯機内の流体の圧力調整の信頼性を向上させることが可能となる。
次に、図5及び図6を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図5は、実施の形態2による逃し弁一体減圧弁が備える逃し弁弁体13の断面図である。図6は、実施の形態2による逃し弁一体減圧弁が備える逃し弁弁座15の断面図である。本実施の形態2は、実施の形態1と比べ、逃し弁弁体13及び逃し弁弁座15の形状が部分的に異なること以外は同じである。なお、図5では、シール部材22の図示を省略している。
Claims (7)
- 流体が流入する流入口に連通する一次側流路と、
前記流体が流出する流出口に連通する二次側流路と、
排出口に連通する排出流路と、
を備え、
前記二次側流路の圧力である二次側圧力を第一設定圧力に減圧する減圧弁の機能と、前記二次側圧力が前記第一設定圧力よりも高い第二設定圧力を超えると前記二次側流路の前記流体を前記排出流路へ排出する逃し弁の機能とを有する逃し弁一体減圧弁において、
前記二次側流路と前記排出流路との間を隔てるように配置され、前記二次側圧力が上昇すると第一方向へ変位するダイヤフラムと、
前記第一方向と反対の第二方向へ前記ダイヤフラムを付勢する第一付勢手段と、
逃し弁内周部を有し、前記ダイヤフラムとともに変位する逃し弁弁座と、
前記逃し弁内周部に着座可能な逃し弁弁体と、
前記逃し弁弁体が前記逃し弁内周部に着座しているときに前記逃し弁弁体と前記逃し弁内周部との間をシールするシール部材と、
前記逃し弁弁体を前記逃し弁内周部に着座させる方向へ付勢する第二付勢手段と、
前記二次側圧力が前記第二設定圧力を超えたときに前記逃し弁弁体が前記逃し弁内周部から離れるように前記逃し弁弁体を押圧する押圧部と、
をさらに備え、
前記逃し弁弁体は、円錐面状の外周面を有する円錐状傾斜構造を備え、
前記逃し弁内周部は、円錐面状の内周面を有する傾斜受け構造を備え、
前記逃し弁弁体が前記逃し弁内周部に着座しているときに前記円錐状傾斜構造が前記傾斜受け構造に接すると、前記シール部材が所定寸法に圧縮される逃し弁一体減圧弁。 - 前記円錐状傾斜構造の前記外周面と、前記傾斜受け構造の前記内周面との少なくとも一方に形成された凹部を有する請求項1に記載の逃し弁一体減圧弁。
- 前記円錐状傾斜構造の前記外周面と、前記傾斜受け構造の前記内周面とは、前記シール部材に対して前記排出流路側に位置する請求項1または請求項2に記載の逃し弁一体減圧弁。
- 流体が流入する流入口に連通する一次側流路と、
前記流体が流出する流出口に連通する二次側流路と、
排出口に連通する排出流路と、
を備え、
前記二次側流路の圧力である二次側圧力を第一設定圧力に減圧する減圧弁の機能と、前記二次側圧力が前記第一設定圧力よりも高い第二設定圧力を超えると前記二次側流路の前記流体を前記排出流路へ排出する逃し弁の機能とを有する逃し弁一体減圧弁において、
前記二次側流路と前記排出流路との間を隔てるように配置され、前記二次側圧力が上昇すると第一方向へ変位するダイヤフラムと、
前記第一方向と反対の第二方向へ前記ダイヤフラムを付勢する第一付勢手段と、
逃し弁内周部を有し、前記ダイヤフラムとともに変位する逃し弁弁座と、
前記逃し弁内周部に着座可能な逃し弁弁体と、
前記逃し弁弁体が前記逃し弁内周部に着座しているときに前記逃し弁弁体と前記逃し弁内周部との間をシールするシール部材と、
前記逃し弁弁体を前記逃し弁内周部に着座させる方向へ付勢する第二付勢手段と、
前記二次側圧力が前記第二設定圧力を超えたときに前記逃し弁弁体が前記逃し弁内周部から離れるように前記逃し弁弁体を押圧する押圧部と、
をさらに備え、
前記逃し弁弁体は、前記第一方向及び前記第二方向に対して垂直な平面を有する平面構造を備え、
前記逃し弁内周部は、前記平面構造と接することが可能な平面を有する平面受け構造を備え、
前記逃し弁弁体が前記逃し弁内周部に着座しているときに前記平面構造が前記平面受け構造に接すると、前記シール部材が所定寸法に圧縮され、
前記平面構造の前記平面と、前記平面受け構造の前記平面とは、前記シール部材に対して前記排出流路側に位置する逃し弁一体減圧弁。 - 前記平面構造の前記平面と、前記平面受け構造の前記平面との少なくとも一方に形成された凹部を有する請求項4に記載の逃し弁一体減圧弁。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の逃し弁一体減圧弁を備える給湯機。
- 前記逃し弁弁体は、前記逃し弁弁体が前記逃し弁内周部に着座しているときに前記逃し弁内周部に接する接触部を有し、
前記シール部材に対して前記接触部が水平方向に隣り合うか、または前記接触部の位置が前記シール部材よりも低い位置になる姿勢で前記逃し弁一体減圧弁が取り付けられている請求項6に記載の給湯機。
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JP2019045676A JP7180465B2 (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | 逃し弁一体減圧弁及び給湯機 |
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