JP5892543B2 - 減圧弁 - Google Patents
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Description
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、一次側通路と二次側通路との境界部の流路面積を可変調整する止水機能を有する弁体を備える減圧弁機構と、二次側通路の内圧に応じて開閉する逃し弁機構とを備える減圧弁であって、特許文献1の減圧弁に比べて小型化された減圧弁を提供することを目的とする。
本発明に係る減圧弁においては、ピストンヘッドの他端に係合する第2弁体と筒体に配設された筒状の第2弁座、又はピストンヘッドの他端に係合する第2弁座と筒体に配設された筒状の第2弁弁体、とが、逃し弁機構の弁体と弁座とを形成する。従って、逃し弁機構は感圧室側に配設されている。感圧室側には元々十分なスペースがあり、且つ高さ調整可能なバネケースがあるので、感圧室側に逃し弁機構を配設しても、感圧室側の減圧弁の高さの増加を防止できる。従って、感圧室側に逃し弁機構を配設することにより、減圧弁機構の弁体に対峙して二次側通路に逃し弁機構を配設する場合に比べて減圧弁を小型化できる。
筒状の第2弁座又は筒状の第2弁体が筒体に嵌入固定された逃し弁機構においては、第2弁体又は第2弁座がピストンヘッドに固定されている場合には、筒状の第2弁座又は筒状の第2弁体の固定位置を調整する機構を設けておけば、減圧弁の組み立て終了後に筒体に嵌入した筒状の第2弁座又は筒状の第2弁体と、ピストンヘッドの他端に固定した第2弁体又は第2弁座との当接具合を微調整して、逃し弁機構の確実な閉弁を担保することができる。
ピストンヘッドの他端に係合する第2弁体又は第2弁座とピストンヘッドの他端との間にピストンヘッドの他端に係合する第2弁体又は第2弁座を逃し弁機構の閉弁方向へ付勢する第3バネが配設され、ピストンヘッドの他端に係合する第2弁体又は第2弁座の逃し弁機構閉弁方向への移動距離を所定値に規制するストッパーがピストンヘッドの他端に配設されている場合には、前記筒体に嵌入固定された筒状の第2弁座又は筒状の第2弁体の筒体長手方向の固定位置を調整する機構を設けることにより、ピストンヘッドの他端に係合する第2弁体又は第2弁座の逃し弁機構閉弁方向への移動距離を調整することが可能になり、ひいては減圧弁機構の閉弁圧と逃し弁機構の開弁圧との差圧を可変調整することが可能になる。
本発明の好ましい態様においては、ピストンヘッドの他端に係合する第2弁体又は第2弁座とピストンヘッドの他端との間に前記第2弁体又は前記第2弁座を逃し弁機構の閉弁方向へ付勢する第3バネが配設され、前記第2弁体又は前記第2弁座の逃し弁機構閉弁方向への移動距離を所定値に規制するストッパーがピストンヘッドの他端に配設されている。
ピストンヘッドの他端に係合する逃し弁機構の弁体又は弁座は、ピストンヘッドに固定されても良く、或いは前記弁体又は弁座を逃し弁機構の閉弁方向へ付勢するバネを介してピストンヘッドの他端に係合しても良い。後者の場合、前記弁体又は弁座の逃し弁機構閉弁方向への移動距離を所定値に規制するストッパーをピストンヘッドの他端に配設することにより、ピストンヘッドの他端に係合する逃し弁機構の弁体又は弁座と、筒体に配設された逃し弁機構の筒状弁座又は筒状弁体との接離が可能になり、逃し弁機構としての機能が実現される。また後者の逃し弁機構は、二次側通路が負圧になった時に、外部環境から大気圧を二次側通路に導入して二次側通路の負圧状態を解消する負圧解消弁機構としても機能する。
減圧弁機構と逃し弁機構とを一体に組み付けてカセット化しておけば、減圧弁設置現場の多様性に応じて弁箱の形態が多様化しても、カセットとの係合部を統一しておけば、多様形態の弁箱にカセット化した減圧弁機構と逃し弁機構とを固定して、多様な形態の減圧弁を構成することができる。
図1に示すように、減圧弁1はボディ2を備えている。ボディ2は、一次側通路2a’と二次側通路2b’とが内部に形成された弁箱2’と、シリンダ2a”とダイアフラムケース2b”とを有する弁箱2’とは別体の弁機構側ケース2”とを有している。弁機構側ケース2”は弁2箱2’に螺入固定されており、螺入固定部はオーリング3によってシールされている。
減圧弁1は、シリンダ2a”内で往復摺動するピストンヘッド4と、ピストンヘッド4とシリンダ2a”内周面との摺接部をシールする第1オーリング5と、ピスンヘッド4の一方の端面から延びてシリンダ2a”の一端からシリンダ2a”外の二次側通路2b’へ突出するピストンロッド6と、シリンダ2a”の前記一端が形成する筒状の第1弁座7と、ピストンロッド6のシリンダ2a”外へ突出した一端に固定されて第1弁座7と対峙する第1弁体8と、シリンダ2a”周壁のピストンロッド6に対峙する部位に形成された開口9と、ピストンヘッド4を閉弁方向へ付勢する第1バネ10と、ピストンヘッド4の他端に一端が対峙し他端が外部環境に対峙する筒体11と、筒体11の前記一端の近傍部に中心部が固定されたダイアフラム12と、ボディ2の一部、より具体的には弁機構側ケース2”の一部により形成されダイアフラム12に対峙しダイアフラム12とシリンダ2a”とピストンヘッド4と協働して二次側通路2b’に連通する感圧室13を形成する前述のダイアフラムケース2b”と、ダイアフラム12を感圧室13側へ押圧する第2バネ14と、第2バネ14と筒体11の長手方向中央部とを収容すると共にダイアフラムケース2b”と協働してダイアフラム12の周縁部を挟持するバネケース15と、第3バネ16を介してピストンヘッド4の他端に係合する第2弁体17と、筒体11の前記一端に螺入固定されて第2弁体17に対峙する筒状の第2弁座18と、筒状の第2弁座18の外周面と筒体11の内周面との間の隙間をシールする第2オーリング19とを備えている。
ピストンヘッド4の他端に形成された外フランジ4aと筒体11の一端に形成された外フランジ11aが、第1バネ10と第2バネ14の付勢力を受けて互いに当接している。
第3バネ16の付勢力を受けて第2弁体17は第2弁座18に当接している。
第1弁体8と第1弁座7とが二次側通路2b’の内圧を所定値まで減圧する減圧弁機構αの弁体と弁座とを形成し、第2弁体17と筒状の第2弁座18とが二次側通路2b’の内圧が所定値を超えると当該内圧を外部環境に逃がす第1逃し弁機構βの弁体と弁座とを形成している。
第2弁体17の第1逃し弁機構β閉弁方向への移動距離を所定値に規制するストッパー4bが、ピストンヘッド4の他端に形成され、ストッパー4bに対峙する突起17aが第2弁体17に形成されている。ストッパー4bと突起17aとの間には隙間が形成されている。第2弁体17とピストンヘッド4の他端との間には隙間が形成されている。
減圧弁1は更に、減圧弁機構αの閉弁時に一次側通路2a’の内圧が所定値を超えると当該内圧を感圧室13を介して二次側通路2b’へ逃がす第2逃し弁機構γを備えている。
シリンダ2a”とダイアフラムケース2b”とを有する弁箱2’とは別体の弁機構側ケース2”と、ピストンヘッド4と、第1オーリング5と、ピストンロッド6と、第1弁座7と、第1弁体8と、第1バネ10と、筒体11と、ダイアフラム12と、第2バネ14と、バネケース15と、第3バネ16と、第2弁体17と、第2弁座18と、第2オーリング19とで形成される減圧弁機構α及び第1逃し弁機構βと、第2逃し弁機構γとが一体に組み付けられて減圧弁カセット20を形成し、減圧弁カセット20が一次側通路2a’と二次側通路2b’とを形成する弁箱2’に螺入固定されている。
ボディ2、ピストンヘッド4、ピストンロッド6、筒体11、バネケース15第2弁座18は樹脂で形成されている。
二次側通路2b’に図示しない配管を介して接続された図示しない吐水装置が閉鎖され、前記配管内の水流が停止している時は、図2に示すように、第1弁体8が第1弁座7に当接して減圧弁機構αは閉弁している。第1逃し弁機構β、第2逃し弁機構γも、それぞれ二次側通路2b’の内圧(以下二次圧と呼ぶ)、一次側通路2a’の内圧(以下一次圧と呼ぶ)が、開弁圧に達していないかぎり閉弁している。
二次側通路2b’と感圧室13とは連通しているので、二次圧がダイアフラム12に印加される。一次圧は第1オーリング5がピストンヘッド4とシリンダ2a”との摺接部をシールすることにより、感圧室13には伝達されず、ダイアフラム12には印加されない。
前記吐水装置が開放されると、二次圧が低下する。この結果、ピストンヘッド4と第1弁体8とに印加される水圧による付勢力の和は減圧弁機構αの閉弁方向に働くが、ダイアフラム12に印加される二次圧による閉弁方向の付勢力の減少量が、ピストンヘッド4と第1弁体8とに印加される水圧による閉弁方向の付勢力よりも大きくなり、図1に示すように、第1弁体8が第1弁座7から離れ、減圧弁機構αは開弁する。第1弁体8と第1弁座7との間に形成された環状隙間Sを水道水が流れる際に圧力損失が発生し、水道水は減圧される。
減圧弁機構αの作動中に、何らかの原因で二次圧が上昇すると第2バネ14の付勢力に抗してダイアフラム12が第1弁座7から遠ざかる方向へ弾性変形し、ダイアフラム12に固定された筒体11の外フランジ11aに第3バネ16の付勢力を受けて外フランジ4aが当接したピストンヘッド4が、ひいては第1弁体8が、ダイアフラム12に追随してダイアフラム12側へ移動し、第1弁体8が第1弁座7に接近する。この結果、第1弁座7と第1弁体8との間の環状隙間Sが狭まり、前記環状隙間Sを水道水が通過する際の圧力損失が増加する。この結果、二次圧が下降する。従って、減圧弁機構αにより、二次圧は所定値に維持される。
減圧弁機構αの作動中、第3バネ16の付勢力を受けた第2弁体17と第2弁座18との当接状態が維持され、第1逃し弁機構βは閉弁している。
第2逃し弁機構γは、減圧弁機構αが作動している時の一次圧と二次圧との差圧では開弁しない。
二次圧が減圧弁機構αの閉弁圧を超えて更に上昇すると、ダイアフラム12が第1弁座7から遠ざかる方向へ更に弾性変形し、筒体11の外フランジ11aが停止したピストンヘッド4の外フランジ4aから離れる。第3バネ16の付勢力を受けた第2弁体17は第2弁座18との当接状態を維持し、第1逃し弁機構βの閉弁状態は維持される。
二次圧が更に上昇して第1逃し弁機構βの開弁圧に達すると、第2弁体17の突起17aががストッパー4bに当接し、第2弁体17の第1逃し弁機構β閉弁方向への移動がストッパー4bにより規制される。
二次圧が第1逃し弁機構βの開弁圧を超えて上昇すると、図3に示すように、ダイアフラム12の第1弁座7から遠ざかる方向への更なる弾性変形に追随して第1弁座7から遠ざかる方向へ移動する第2弁座18が、第1逃し弁機構β閉弁方向への移動がストッパー4bにより規制された第2弁体17から離れ、第1逃し弁機構βが開弁し、感圧室13が、ひいては二次側通路2b’が筒状の第2弁座18と筒体11とを介して外部環境に連通し、二次圧が外部環境へ解放される。この結果、二次側通路2b’に接続された水回り機器の損傷が防止される。
減圧弁機構αの閉弁時に一次圧が所定値を超えると第2逃し弁機構γが開弁し、感圧室13を介して一次圧を二次側通路2b’へ逃がす。弁箱2が樹脂製の場合、何らかの原因による一次圧の異常上昇により一次側通路2a’が損傷する事態の発生が防止される。
第2弁座18の筒体11への螺入量を調節することにより、減圧弁機構αが閉弁圧未満の二次圧で作動している時の、第2弁体17の突起17aとストッパー4bとの間の距離を調節し、減圧弁機構αの閉弁圧と第1逃し弁機構βの開弁圧との差圧を調整することができる。
第1逃し弁機構βの閉弁方向へ付勢する第2バネ16を介してピストンヘッド4の他端に係合した第2弁体17の、第1逃し弁機構β閉弁方向への移動距離を所定値に規制するストッパー4bをピストンヘッド4の他端に配設したので、第2弁体17と第2弁座18との接離が可能になり、第1逃し弁機構βとしての機能が実現される。
減圧弁1の作動中に、何らかの原因で二次圧が負圧になると、外フランジ4aと外フランジ11aの当接部の隙間を介して感圧室13と連通している前記フランジの内側の空間、即ち第2弁体17が収容されている空間が、負圧になり、図4に示すように、筒状の第2弁座18を介して大気圧を受圧する第2弁体17が、第3バネ16の付勢力に抗して第2弁座18から離れる。この結果、外部環境から筒体11と筒状弁座18とを介して、第2弁体17の収容空間に大気圧が導入され、更に、外フランジ4aと外フランジ11aの当接部の隙間を介して第2弁体17の収容空間から感圧室13に大気圧が導入され、感圧室13から二次側通路2b’に大気圧が導入されて、二次圧の負圧状態が解消される。従って、第1逃し弁機構βは負圧解消弁機構としても機能する。
シリンダ2a”とダイアフラムケース2b”とを有する弁箱2’とは別体の弁機構側ケース2”と、ピストンヘッド4と、第1オーリング5と、ピストンロッド6と、第1弁座7と、第1弁体8と、第1バネ10と、筒体11と、ダイアフラム12と、第2バネ14と、バネケース15と、第3バネ16と、第2弁体17と、第2弁座18と、第2オーリング19とで形成される減圧弁機構α及び第1逃し弁機構βと、第2逃し弁機構γとが一体に組み付けられて減圧弁カセット20を形成しているので、減圧弁設置現場の多様性に応じて弁箱2’の形態が多様化しても、減圧弁カセット20との係合部を統一しておけば、多様形態の弁箱2’に減圧弁カセット20を固定して、多様な形態の減圧弁1を構成することができる。
減圧弁1は、バネや部品同士を組み付けるネジやボルト等を除く構成部品の大部分が樹脂で形成されているので、従来の金属製の減圧弁に比べて、軽量であり、また冬季に内部の水が凍結し難いという利点を有している。
上記実施例におい、第2逃し弁機構γは、一次圧を、感圧室13を介することなく直接二次側通路2b’へ逃がすものであっても良い。
図5に示すように、有底筒状の弁座18’をピストンヘッド4の他端に係合させ、筒状の第2弁体17’を筒体11の一端に螺入固定しても良い。
上記実施例におい、図5に示すように、有底筒状の弁座18’をピストンヘッド4の他端に係合させ、筒状の第2弁体17’を筒体11の一端に螺入固定しても良い。
上記実施例において、筒状の第2弁座18を筒体11の一端に螺入固定するのに代えて、図6に示すように、筒体11の一端内周部に、筒状の第2弁座18”を一体形成しても良い。部品数が減少するので減圧弁1の製造コストが低減する。螺入固定に代えて、止め輪を用いた挿入固定や圧入固定等でも良い。これ等の場合は、減圧弁機構αの閉弁圧と第1逃し弁機構βの開弁圧との差圧を調整することはできない。
上記実施例において、図7に示すように、第2弁体17をピストンヘッド4の他端に固定しても良い。この場合、減圧弁機構αの閉弁時の第1バネ10の付勢をダイアフラムの受圧面積で割った値が、減圧弁機構αの閉弁圧と第1逃し弁機構βの開弁圧との差圧になる。図7の第1逃し弁機構βは負圧解消弁機構の機能は有さない。図7の実施例において、筒状の第2弁座18の筒体11長手方向の固定位置が調整可能なので、減圧弁1の組み立て終了後に筒体11に螺入した筒状の第2弁座18と、ピストンヘッド4の他端に固定した第2弁体17との当接具合を微調整して、第1逃し弁機構βの確実な閉弁を担保することができる。
上記実施例において、減圧弁機構αと第1逃し弁機構βと第2逃し弁機構γとを一体に組み付けて減圧弁カセット20を形成するのに代えて、図8に示すように、シリンダ2a”とダイアフラムケース2b”と弁箱2’とを一体形成して弁箱21とし、弁箱21に減圧弁機構αと第1逃し弁機構βと第2逃し弁機構γとを個別に組み付けても良い。
2 ボディ
2a’ 一次側通路
2b’ 二次側通路
2’ 弁箱
2” 弁機構側ケース
2a” シリンダ
2b” ダイアフラムケース
4 ピストンヘッド
4a 外フランジ
4b ストッパー
6 ピストンロッド
7 第1弁座
8 第1弁体
10 第1バネ
11 筒体
11a 外フランジ
12 ダイアフラム
13 感圧室
14 第2バネ
15 バネケース
16 第3バネ
17 第2弁体
18 第2弁座
20 減圧弁カセット
α 減圧弁機構
β 第1逃し弁機構
γ 第2逃し弁機構
Claims (6)
- 一次側通路と二次側通路との境界部の流路面積を可変調整する止水機能を有する弁体を備える減圧弁機構と、二次側通路の内圧に応じて開閉する逃し弁機構とを備える減圧弁であって、ボディと、ボディの一部によって形成されたシリンダと、シリンダ内で往復摺動するピストンヘッドと、ピストンヘッドとシリンダ内周面との摺接部をシールする第1シール部材と、ピスンヘッドの一端から延びてシリンダの一端からシリンダ外へ突出するピストンロッドと、シリンダの前記一端が形成する筒状の第1弁座と、ピストンロッドのシリンダ外へ突出した一端に固定されて弁座と対峙する第1弁体と、シリンダ周壁のピストンロッドに対峙する部位に形成された開口と、ピストンヘッドを閉弁方向へ付勢する第1バネと、ピストンヘッドの他端に一端が対峙し他端が外部環境に対峙する筒体と、筒体の前記一端の近傍部に中心部が固定されたダイアフラムと、ボディの一部により形成され、ダイアフラムに対峙しダイアフラムとシリンダとピストンヘッドと協働して二次側通路に連通する感圧室を形成するダイアフラムケースと、ダイアフラムを感圧室側へ押圧する第2バネと、第2バネと前記筒体の中央部とを収容すると共にダイアフラムケースと協働してダイアフラムの周縁部を挟持するバネケースと、ピストンヘッドの他端に係合する第2弁体又は第2弁座と、前記筒体の前記一端内周部に配設されて前記第2弁体に対峙する筒状の第2弁座又は前記筒体の前記一端内周部に配設されて前記第2弁座に対峙する筒状の第2弁体と、前記筒状の第2弁座又は前記筒状の第2弁体の外周面と前記筒体内周面との間の隙間をシールする第2シール部材とを備え、第1弁体と第1弁座とが減圧弁機構の弁体と弁座とを形成し、前記第2弁体と前記筒状の第2弁座、又は前記第2弁座と前記筒状の第2弁体、とが、逃し弁機構の弁体と弁座とを形成し、前記筒状の第2弁座又は前記筒状の第2弁体は前記筒体とは別体であって前記筒体に嵌入固定されており、更に前記筒状の第2弁座又は前記筒状の第2弁体の筒体長手方向の固定位置を調整する固定位置調整機構を備えることを特徴とする減圧弁。
- ピストンヘッドの他端に係合する第2弁体又は第2弁座はピストンヘッドの他端に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
- ピストンヘッドの他端に係合する第2弁体又は第2弁座とピストンヘッドの他端との間に前記第2弁体又は前記第2弁座を逃し弁機構の閉弁方向へ付勢する第3バネが配設され、前記第2弁体又は前記第2弁座の逃し弁機構閉弁方向への移動距離を所定値に規制するストッパーがピストンヘッドの他端に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
- 減圧弁機構の閉弁時に、一次側通路の内圧が所定値を超えると開弁して一次側通路を二次側通路に連通させる第二の逃し弁機構を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の減圧弁。
- シリンダと、ピストンヘッドと、第1シール部材と、ピストンロッドと、第1弁座と、第1弁体と、第1バネと、筒体と、ダイアフラムと、ダイアフラムケースと、第2バネと、バネケースと、第2弁体又は第2弁座と、筒状の第2弁座又は筒状の第2弁体と、第2シール部材とが一体に組み付けられて減圧弁カセットを形成し、減圧弁カセットが一次側通路と二次側通路とを形成する弁箱に固定されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の減圧弁。
- ボディと、ピストンヘッドと、ピストンロッドと、筒体と、バネケースと、第2弁座又は筒状の第2弁座とが樹脂製であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の減圧弁。
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