JP7180100B2 - 酸素バリア性紙容器の評価方法および酸素バリア性紙容器 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る酸素バリア性紙カップ1(酸素バリア性紙容器)の斜視図である。図2は、本実施形態に係る酸素バリア性紙カップ1の酸素バリア紙10の層構成を示す模式図である。図3は、本実施形態に係る酸素バリア性紙カップ1の接合部分を示す断面図である。図4は、本実施形態に係る酸素バリア性紙カップ1の評価方法のフローチャートである。
紙カップ1を形成する酸素バリア紙10は、図2に示すように、紙基材11と、紙基材11の一方の面に形成された酸素バリア層12とからなる積層体15の両面に熱可塑性樹脂層13が積層されて構成されている。
水系樹脂のセルロースナノファイバーの原料として、セルロース繊維が好適に用いられる。セルロースとしては、例えば、針葉樹や広葉樹などから得られる各種木材パルプ、ケナフ、バガス、ワラ、竹、綿、海藻などから得られる非木材パルプ、ホヤから得られるセルロース、微生物が生産するセルロースなどが挙げられる。
水系樹脂のPVAは、ポリ酢酸ビニルをけん化して得られるものであるが、酢酸基が10%~20%残存している、いわゆる部分けん化PVAから、酢酸基が1%~2%しか残存していない完全けん化PVAまでを含む。
水系樹脂のEVOHは、エチレンとビニルアルコールの共重合体であり、エチレン組成比が50%以下のものを使用できる。エチレン組成比が50%を超えると水系の溶剤へ溶解し難くなることや、塗膜の酸素バリア性が悪いことから好ましくない。
水系樹脂のCMCは、アルカリセルロースにクロロ酢酸塩を作用させて得られるセルロースエーテルである。重合度や官能基の量は特に限定されず、用途に応じて適宜選定すればよい。
上述の紙カップ1の酸素バリア性を評価する酸素バリア性紙容器の評価方法の一実施形態について説明する。
試料封止工程S1では、紙カップ1の内面側Iに位置する酸素バリア紙10の端面4を覆わず非保護状態を保持する。この状態で、脱酸素した水からなる液体試料を紙カップ1の上端まで隙間無く充填し、酸素バリア層を含むシーラントフィルムからなる蓋で紙カップ1の上端部をヒートシールして封止する。
5リットルのビーカーに水を約4リットル加え、スターラーで攪拌する。続いてガスボンベからビーカーまでホースで繋ぎ、ビーカーの底にホースの先端が着いた状態で窒素ガスを流す。ビーカーの開口部を樹脂フィルムでなるべく隙間の無いように封止する。
2リットルのビーカーに水を約1.5リットル加え、スターラーで攪拌する。続いてアスピレーターなどで約30分減圧することにより脱酸素する。減圧を完了した後に後述する溶存酸素量の測定方法で液体試料の溶存酸素量を測定する。
2リットルのビーカーに水を約1.5リットル加え、スターラーで攪拌する。続いてウォーターバスやオイルバスを用いて水の温度を80℃以上に加熱する。80℃以上の水温を30分以上維持する。加熱を完了した後に後述の溶存酸素量の測定方法で溶存酸素量を測定する。
水を脱酸素する手法は上記以外の方法を用いることもできる。
続いて溶存酸素量を測定する電極(OE-470BA、東亜ディーケーケー株式会社製)を水中に入れ、水中の溶存酸素量を溶存酸素計(DO-31P、東亜ディーケーケー株式会社製)にてモニタリングする。この手法で脱酸素する場合、水をサンプリングする際の溶存酸素量を確認する事ができるためハンドリング性が良好である。
試料封止工程S1の後に、保存工程S2を行う。保存工程S2は、液体試料を入れて封止した紙カップ1を一定温度で一定の保存期間保存する工程である。
保存工程S2の後に、測定工程S3を行う。上述の一定期間保存した紙カップ1に充填されている液体試料の溶存酸素量を測定する。測定方法としては隔膜電極法、蛍光法、滴定法で測定した場合、水中に含まれた酸素量を正確に測定できるため好ましい。隔膜電極法で測定すると、ハンドリング性が良く測定時間も短いため特に好ましい。
測定工程S3で測定された保存期間経過後の溶存酸素量の測定値に基づき、紙カップ1の酸素バリア性を評価する。具体的には、測定工程S3で測定された保存期間経過後の紙カップ1の液体試料の溶存酸素量の測定結果に基づき、紙カップ1の酸素バリア性を評価できる。
酸素バリア性紙容器の評価方法の実施例を以下に示す。水系樹脂を用いた塗工液として、5種類の塗工液を作製した。各塗工液の製造方法を以下に示す。
セルロースナノファイバーを用いたものを塗工液Aとして作製した。漂白クラフトパルプ50gを350mlの水に懸濁させ、パルプを膨潤させた。続いて、70gの水酸化ナトリウムを混合し、30℃、1時間でマーセル化処理を行う。続いて、70℃まで昇温し、モノクロロ酢酸ナトリウムを90g添加し、1時間エーテル化反応を行う。反応後のパルプを中和、洗浄した後に、アニオン化パルプの固形分濃度が1%となるようにイオン交換水で調整し、高速回転ミキサーを用いて約60分間攪拌し、透明なセルロースナノファイバーの分散液である塗工液Aを得た。
PVA(PVA-124、クラレ社製)5gをビーカーに入れ、純水495gを加えた。これを100℃に加熱して攪拌し、溶解させ濃度1%溶液とし、塗工液Bを得た。
EVOH(ソアノールD2908B、日本合成社製)5gをビーカーに入れ、純水247.5gとイソプロピルアルコール247.5gを加えた。これを100℃に加熱して攪拌し、溶解させ濃度1%溶液とし、塗工液Cを得た。
CMC(F10LC、日本製紙社製)5gをビーカーに入れ、純水495gを加えた。これを室温で攪拌し、溶解させ濃度1%溶液とし、塗工液Dを得た。
上述の塗工液Aと、塗工液Bとをそれぞれ250gずつ混合し、セルロースナノファイバーとPVAとの混合液である塗工液Eを得た。
実施例2は、液体試料の塩分濃度(塩化ナトリウム濃度)を20wt%とした例である。実施例1と同様の条件で実施例1と同様の紙カップに、塩分濃度が20wt%の液体試料を充填し、実施例1と同様に封止した。紙カップの条件、保存条件、測定条件は実施例1と同様にして酸素バリア性の評価を行った。
実施例3は、蓋の構成が実施例1と異なる。実施例3では、蓋として、20μmの膜厚の2軸延伸ナイロンを含むシーラントフィルムを用い、実施例1の試料封止工程と同様の処理を行った。したがって、実施例3の蓋はアルミ層を含まない例である。紙カップの条件、保存条件、測定条件は実施例1と同様にして酸素バリア性の評価を行った。
実施例4は、保存工程の保存温度を40℃とした。紙カップの条件、試料封止条件、測定条件は実施例1と同様にして酸素バリア性の評価を行った。
実施例5は、液体試料の塩分濃度を25wt%とした例である。実施例1と同様の条件で実施例1と同様の紙カップに、塩分濃度が20wt%の液体試料を充填し、実施例1と同様に封止した。さらに、比較用としてバリア層を含まないノンバリア紙カップも塩分濃度が20wt%の液体試料を充填した。紙カップの条件、保存条件、測定条件は実施例1と同様にして、評価を行った。その結果、ノンバリア紙カップでも酸素が溶解難いことを示す結果となり、酸素バリア性を有する紙カップとの比較がし難い結果となった。
実施例6は、塗工液A~Eの塗工量をそれぞれ0.08g/m2とした例である。その他の条件は実施例1と同様にして、評価を行った。その結果、溶存酸素量が飽和溶存酸素量の80%に達するまでの日数が実施例に比べて短いサンプルが多かった。したがって、酸素バリア性紙カップの酸素バリア性能が不十分であると評価した。
実施例1~6の評価条件を表1に示す。
参考例として、本実施形態に係る酸素バリア性紙容器の評価方法で評価した紙カップの性能を検証した。実施例1の評価方法で酸素バリア性に優れると評価された紙カップと同じ条件で作製した紙カップ内に、紙カップの容積の3%の体積の固体のp-ジクロロベンゼンを入れ、実施例1と同様の条件で封止した。また、酸素バリア層を設けないノンバリア紙カップを用意し、ノンバリア紙カップ内に上記と同様にp-ジクロロベンゼンを入れ、上記と同様の条件で封止した。
4 端面
10 酸素バリア紙
11 紙基材
12 酸素バリア層
13 熱可塑性樹脂層
Claims (6)
- 紙基材と、前記紙基材上に形成された酸素バリア層とからなる積層体の両面に熱可塑性樹脂が積層された酸素バリア紙を使用してカップ状に形成された酸素バリア性紙容器の評価方法であって、
前記酸素バリア性紙容器の内面側に位置する前記酸素バリア紙の端面を非保護状態とし、脱酸素した水からなる液体試料を前記酸素バリア性紙容器の上端まで隙間無く充填し、酸素バリア層を含むシーラントフィルムからなる蓋を前記酸素バリア性紙容器の上端部をヒートシールして前記酸素バリア性紙容器を封止する試料封止工程と、
前記酸素バリア性紙容器を一定温度で一定の保存期間保存する保存工程と、
前記保存工程における前記保存期間経過後に前記酸素バリア性紙容器の内部の溶存酸素量を測定する測定工程と、
前記測定工程において測定された前記溶存酸素量に基づき、前記酸素バリア性紙容器の酸素バリア性を評価する評価工程と、
を含むことを特徴とする酸素バリア性紙容器の評価方法。 - 前記試料封止工程において前記液体試料を前記酸素バリア性紙容器に充填する際の前記液体試料の溶存酸素量が1.0mg/l以下である
請求項1に記載の酸素バリア性紙容器の評価方法。 - 前記試料封止工程において前記酸素バリア性紙容器に充填する前記液体試料は、全体量を100重量%とした場合に無機物の溶解量が20重量%以下である
請求項1または請求項2に記載の酸素バリア性紙容器の評価方法。 - 前記蓋の前記シーラントフィルムの酸素透過率が30cc/m2・day以下である
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の酸素バリア性紙容器の評価方法。 - 前記保存工程では、気温が0℃超50℃以下の保存室内で前記酸素バリア性紙容器を保存する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の酸素バリア性紙容器の評価方法。 - 前記測定工程では、隔膜電極法、蛍光法、または滴定法のいずれかにより前記酸素バリア性紙容器の内部の前記溶存酸素量を測定する
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の酸素バリア性紙容器の評価方法。
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