JP7179625B2 - X線管用気泡除去装置 - Google Patents
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Description
第1管部と、第2管部と、前記第1管部及び前記第2管部とともに循環路の一部を形成する第3管部と、第4管部と、前記第1管部に連結された一端を有する第5管部と、前記第1管部及び前記第2管部に連結され、前記第1管部から冷却液を取り込み、前記第2管部へ前記冷却液を吐き出すポンプと、前記第2管部乃至前記第4管部のそれぞれに連結され、前記第2管部から前記冷却液を取り込み、前記冷却液のうち気泡混入率の低い前記冷却液を前記第3管部へ、前記冷却液のうち気泡混入率の高い前記冷却液を前記第4管部へと分離する気泡分離ユニットと、前記第4管部に連結された取り込み口と、前記第5管部の他端に連結された排出口と、を有し、前記第4管部から気泡混入率の高い前記冷却液を取り込み、前記冷却液から脱気し、気泡混入率の低い前記冷却液を前記第5管部へ送る容器を有する気泡トラップユニットと、を備えているX線管用気泡除去装置が提供される。
排気口2aは、筐体2の上部に形成されている。排気口2aは、通気性に優れたメッシュ状のカバー3で閉塞されている。なお、図示しないが、X線CT装置1は、筐体2内に設けられカバー3に対向したファンユニットをさらに備えている。これにより、筐体2内の空気を、排気口2aを通して筐体2の外部に排出することができる。
上記のことから、筐体2の内部の空気を入れ替えることができるため、筐体2の内部の空気の温度の上昇を抑制することができる。
導入口2cは、被検体を導入するものである。図示しないが、X線CT装置1は、被検体を載せる寝台も備えている。
図3及び図4に示すように、X線管装置10は、ハウジング12と、ハウジング12に収納されたX線管13と、伸縮機構14と、を有している。ハウジング12(X線管装置10)は、独立して回転架台6に直接又は間接的に取付けられ、固定されている。ここでは、ハウジング12は、フレーム部7の内壁に直接取付けられている。ここで、X線CT装置1は、冷却液9を有している。冷却液9には、X線管13が発生する熱の少なくとも一部が伝達される。
そのため、X線管用冷却器20は、冷却液9を冷却し、かつ、冷却液9を循環路30にて循環させることができる。
図5に示すように、X線管用気泡除去装置100は、ポンプPと、気泡分離ユニットADと、気泡トラップユニットATと、管部101と、管部102と、管部103と、管部104と、管部105と、調整弁R1と、調整弁R2と、調整弁R3とを備えている。管部101乃至105は、それぞれ第1管部乃至第5管部として機能し、調整弁R1は第1調整弁として機能し、調整弁R3は第2調整弁として機能する。X線管用気泡除去装置100は冷却液9を有し、X線管装置10との間で冷却液9を循環するように構成されている。
図3に示すX線CT装置1の回転架台6を回転させ、X線管装置10がX線管用冷却器20の上方に位置するようにする。循環ポンプ22を使用して、冷却液9を循環路30内で循環させる。これにより、循環路30に存在する気泡をX線管装置10に溜めることができる。なお、冷却液9を循環させる際、X線管装置10とX線管用気泡除去装置100との位置関係は適宜調整可能である。気泡をX線管装置10に溜めた後、図4に示すカプラ70及び80をそれぞれ分離状態に切替えることにより、X線管装置10とX線管用冷却器20とを分離する。分離後、X線管装置10は移動させずに、X線管装置10と図5に示すX線管用気泡除去装置100とを、カプラ110及び120を介して、連結させる。
この循環を繰り返すことにより、X線管装置10に溜めた気泡を循環路50から除去することができ、X線管装置10内に存在していた気泡が除去される。これにより、X線管用気泡除去装置100によって、X線管装置10が据え付けられている現場で、X線管装置10、導管11a及び11bのそれぞれに存在し得る気泡を除去することができる。さらに、X線管用気泡除去装置100はX線管用冷却器20の代わりにX線管装置10に取り付けることができるため、気泡除去をする際X線管装置10を移動させる必要がない。これにより、X線管装置10をフレーム部7から着脱する手間を省くことができる。
図6に示すように、変形例の気泡トラップユニットATは、さらに、真空ポンプAP及び管部108を備えている。容器Cは、防水フィルムWFに閉塞された開口部OPを有している。管部108は、一端が容器Cに気密に取り付けられ開口部OPに連通し、他端が真空ポンプAPの一次側に気密に取り付けられている。真空ポンプAPは、管部108を介して、容器Cに連結されている。真空ポンプAPの二次側は、気泡排出口APEを有している。真空ポンプAPは、管部108を介して、防水フィルムWFを透過した気泡を取り込み、気泡排出口APEから排出することができる。
P…ポンプ AD…気泡分離ユニット AT…気泡トラップユニット CT…容器
WF…防水フィルム AP…真空ポンプ R1、R2、R3…調整弁 9…冷却液。
Claims (5)
- 第1管部と、
第2管部と、
前記第1管部及び前記第2管部とともに循環路の一部を形成する第3管部と、
第4管部と、
前記第1管部に連結された一端を有する第5管部と、
前記第1管部及び前記第2管部に連結され、前記第1管部から冷却液を取り込み、前記第2管部へ前記冷却液を吐き出すポンプと、
前記第2管部乃至前記第4管部のそれぞれに連結され、前記第2管部から前記冷却液を取り込み、前記冷却液のうち気泡混入率の低い前記冷却液を前記第3管部へ、前記冷却液のうち気泡混入率の高い前記冷却液を前記第4管部へと分離する気泡分離ユニットと、
前記第4管部に連結された取り込み口と、前記第5管部の他端に連結された排出口と、を有し、前記第4管部から気泡混入率の高い前記冷却液を取り込み、前記冷却液から脱気し、気泡混入率の低い前記冷却液を前記第5管部へ送る容器を有する気泡トラップユニットと、を備えている、
X線管用気泡除去装置。 - 前記容器と、ガス透過性をもつ防水フィルムと、を有する気泡トラップユニットをさらに備え、
前記容器は開口部を有し、
前記防水フィルムは、前記開口部を閉塞している、
請求項1に記載のX線管用気泡除去装置。 - 前記気泡トラップユニットは、さらに、前記容器に連結され、前記防水フィルムを透過した気泡を吸い込むように構成された真空ポンプを備えている、
請求項2に記載のX線管用気泡除去装置。 - 前記第2管部は、前記気泡分離ユニットに送られる前記冷却液の流量を調整する第1調整弁を備えている、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のX線管用気泡除去装置。 - 前記第5管部は、前記第1管部に送られる前記冷却液の流量を調整する第2調整弁を備えている、
請求項1乃至4の何れか1項に記載のX線管用気泡除去装置。
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JP2019003521A JP7179625B2 (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | X線管用気泡除去装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020113447A JP2020113447A (ja) | 2020-07-27 |
JP7179625B2 true JP7179625B2 (ja) | 2022-11-29 |
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ID=71667480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019003521A Active JP7179625B2 (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | X線管用気泡除去装置 |
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Citations (4)
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- 2019-01-11 JP JP2019003521A patent/JP7179625B2/ja active Active
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