JP7178626B2 - 情報提示サーバ、情報提示システムおよび情報提示方法 - Google Patents

情報提示サーバ、情報提示システムおよび情報提示方法 Download PDF

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本開示は、情報提示サーバ、情報提示システムおよび情報提示方法に関する。
特許文献1に開示されているコンテンツ提供方法では、自動走行車は、運転者より目的地を取得し、交通情報サーバより取得したリアルタイム交通情報に基づき移動経路を探索し、リアルタイム交通情報および経路情報に基づき運転モードを決定する。自動走行車は、決定した運転モード、経路旅行時間、経路周辺の興味点およびユーザプロファイルに基づき、サーバのコンテンツデータベースよりコンテンツアイテムを選択し、選択したコンテンツアイテムを運転者に提示する。
特開2017-211359号公報
しかし、特許文献1の構成では、自動走行車に乗った人(つまり、搭乗者)が事前に登録した興味事項やユーザプロファイル等の静的な情報(言い換えると、既定の情報)を用いてコンテンツアイテムの選択かつ提示がなされる。このため、特許文献1の構成を前提に搭乗者に対して新たな商品あるいはサービスのプロモーションを行うことを想定すると、事前に登録された情報以外に搭乗者に新たな興味を抱かせるための他の情報を用いてプロモーションを行うことができず、プロモーションにおいてその搭乗者を新たな顧客として獲得することが困難であるという課題があった。また、特許文献1の構成では、その搭乗者が新たに興味を抱くものや潜在的に興味を抱く可能性のあるものを先行的に検知して認識することもできない。
本開示は、上述した従来の状況に鑑みて案出され、搭乗者が直接あるいは潜在的に興味を持つものに関する情報を提示し、搭乗者の興味を喚起してプロモーションの促進を支援する情報提示サーバ、情報提示システムおよび情報提示方法を提供する。
本開示は、車両の間で通信可能に接続された情報提示サーバであって、ユーザデータベースに記録された、前記車両に搭乗予定のユーザのプロファイル情報と前記ユーザが係わるイベントのイベント情報とを受け取る通信回路と、前記ユーザの前記車両への搭乗中に前記ユーザの振舞いを検知するセンサを有する前記車両により検知された前記ユーザの振舞いの検知結果と、前記ユーザのプロファイル情報と、前記イベント情報とに基づいて、前記ユーザが直接あるいは潜在的に興味を有する前記イベントに関する興味事項を推測するプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、推測された前記興味事項に関する情報を、前記通信回路を介して所定の出力デバイスに出力する、情報提示サーバを提供する。
本開示は、情報提示サーバと車両とが通信可能に接続された情報提示システムであって、前記情報提示サーバは、ユーザデータベースに記録された、前記車両に搭乗予定のユーザのプロファイル情報と前記ユーザが係わるイベントのイベント情報とを受け取り、前記車両は、前記ユーザの前記車両への搭乗中に前記ユーザの振舞いを検知し、前記ユーザの振舞いの検知結果を前記情報提示サーバに送り、前記情報提示サーバは、前記ユーザのプロファイル情報と、前記イベント情報と、前記車両から送られた前記ユーザの振舞いの検知結果とに基づいて、前記ユーザが直接あるいは潜在的に興味を有する前記イベントに関する興味事項を推測し、推測された前記興味事項に関する情報を所定の出力デバイスに出力する、情報提示システムを提供する。
本開示は、情報提示サーバと車両とが通信可能に接続された情報提示システムを用いた情報提示方法であって、前記情報提示サーバは、ユーザデータベースに記録された、前記車両に搭乗予定のユーザのプロファイル情報と前記ユーザが係わるイベントのイベント情報とを受け取り、前記車両は、前記ユーザの前記車両への搭乗中に前記ユーザの振舞いを検知し、前記ユーザの振舞いの検知結果を前記情報提示サーバに送り、前記情報提示サーバは、前記ユーザのプロファイル情報と、前記イベント情報と、前記車両から送られた前記ユーザの振舞いの検知結果とに基づいて、前記ユーザが直接あるいは潜在的に興味を有する前記イベントに関する興味事項を推測し、推測された前記興味事項に関する情報を所定の出力デバイスに出力する、情報提示方法を提供する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、搭乗者が直接あるいは潜在的に興味を持つものに関する情報を提示でき、搭乗者の興味を喚起してプロモーションの促進を支援できる。
実施の形態1に係る情報提示システムの概略構成例を示す図 バスの運行の例示に対応する情報提示システムの機能的構成例を示す図 情報提示システムにおける観光バスの利用時の動作手順例を示すフローチャート 観光バスの運行に際し、搭乗客が興味を有する広告情報を車内モニタに表示する動作例の説明図 情報提示システムにより運用される、観光バスツアー中の観光バスの走行コースの利用例を模式的に示す図 情報提示システムにおける施設バスの利用時の動作手順例を示すフローチャート 情報提示システムにより運用される、施設バスの走行コースの利用例を模式的に示す図 乗り合いタクシーの運行に際し、搭乗客が興味を有する広告情報を車内モニタに表示する動作例の説明図
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係る情報提示サーバ、情報提示システムおよび情報提示方法の構成および作用を具体的に開示した実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
図1は、実施の形態1に係る情報提示システム5の概略構成例を示す図である。情報提示システム5は、クラウドサーバ10と、顧客興味DB(Database)30と、複数の顧客管理PC50,60と、車載端末75をそれぞれ搭載あるいは設置する複数台の車両(例えばバス70)と、複数の携帯端末80とを含む構成である。
複数の顧客管理PC50,60は、顧客(つまり、情報提示システム5によって情報が提示される対象となる顧客)の情報を管理する運営者側に設置されるコンピュータであり、ネットワークNW1を介して、クラウドサーバ10と接続される。ここでは、顧客管理PC50は、例えばショッピングモールを運営する企業(運営者の一例)の顧客の個人情報を管理するその企業内に設置される。また、顧客管理PC60は、例えば観光バスツアーを企画運営する旅行会社(運営者の一例)内に設置される。
複数の車載端末75は、それぞれ複数のバス70に搭載され、ネットワークNW2を介して、クラウドサーバ10と接続される。車載端末75は、一例として、タブレット端末であるが、スマートフォンでもよい。なお、タブレット端末あるいはスマートフォンは、それぞれの搭乗客が座るシート(座席)の背もたれ部に1台がそれぞれ配置される。また、車載端末75は、バス70の先頭あるいは所定位置に配置された1台の車内モニタであってもよい。所定位置は、例えば1台のバス70内に異なる興味を有する搭乗客のグループが複数存在する場合に、そのグループの区切りとなる位置であってもよい。
複数の携帯端末80は、複数の搭乗客がそれぞれ所持するスマートフォンであり、ネットワークNW2およびモバイル通信網を介して、クラウドサーバ10と接続される。
ユーザデータベースの一例としての顧客興味DB30は、観光バスや施設バスに搭乗予定の顧客に対し、顧客ごとのプロファイル情報および興味データを対応付けて蓄積しており、ネットワークNW3を介して、クラウドサーバ10と接続される。プロファイル情報は、ユーザの個人情報(例えば、氏名、年齢、性別、住所、職業、連絡先電話番号、メールアドレス等)である。顧客の興味データは、例えば、日時、天気、季節等の情報と顧客の興味ある行動(振舞い)とが紐付けられて顧客興味DB30に蓄積される。例えば、ある顧客の興味は、夏に海水浴、秋に旅行、冬に温泉、晴天にテニス、雨天に室内プール、朝に体操、夕方に散歩等として、蓄積される。顧客興味DB30は、ここではクラウドサーバ10とは別に設置されるが、クラウドサーバ10と同じ場所に設置されてもよいし、顧客管理PC50,60と同じように、顧客を管理する会社に設置されてもよい。
情報提示サーバの一例としてのクラウドサーバ10は、コンピュータにより構成され、少なくとも通信回路10yとプロセッサ10zとメモリ(図示略)とを含む構成である。
通信回路10yは、顧客興味DB30に登録(記録)された、バス70に搭乗予定の顧客の属性情報を、ネットワークNW3を介して受け取る。
プロセッサ10zは、例えばCPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)あるいはFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて構成され、メモリ(図示略)に予め記憶されるプログラムおよびデータに従って動作する。プロセッサ10zは、メモリ(図示略)と協働して、バス70への搭乗中に、バス70に搭載されたセンサ(例えば、車内カメラや車内マイク等)により検知された顧客の振舞いの検知結果と、顧客の属性情報とに基づいて、顧客が直接あるいは潜在的に興味を有する興味事項を推測する。ここで、顧客の属性情報は、顧客ごとのプロファイル情報を含む。プロファイル情報は、個人情報(上述参照)であり、個人情報の他に、推測された興味事項の情報を含む。
また、プロセッサ10zは、メモリ(図示略)と協働して、バス70への搭乗中に、バス70に搭載されたセンサ(例えば、車内カメラや車内マイク等)により検知された顧客の振舞いの検知結果と、顧客の属性情報およびイベント情報とに基づいて、顧客が直接あるいは潜在的に興味を有する興味事項を推測してもよい。ここで、イベント情報は、例えばイベントとして観光ツアー、あるいはショッピングモール内のシャトルバス等によるシェアライド等のキャンペーンが企画運営される場合、そのツアー情報、キャンペーン情報等の他、時期的情報(イベント日時、天候、季節等)、店舗の広告情報(ツアー会社名、行き先、立寄り先、宿泊先)等を含む。
また、顧客が直接に興味を有する興味事項は、例えば顧客が一眼レフカメラを所持している場合、外見から明らかに興味があると判断されるカメラ撮影等である。一方、潜在的に興味を有する興味事項は、例えば顧客が発話している音声の内容(例えば宝石名)から興味があると判断される、宝飾品等である。また、顧客の振舞いは、顧客の直接的な振舞い(発話、視線、動き)の他、間接的な振舞いである顧客の所有物(荷物)等を含む。
図2は、バス70の運行の例示に対応する情報提示システム5の機能的構成例を示す図である。顧客管理PC60は、例えば旅行会社に設置され、観光バスツアーの予約サイト60zを閲覧可能に表示する。顧客は、この予約サイト60zに表示された、ある観光バスツアーを希望する場合、顧客情報を入力する。顧客情報は、顧客の年齢、性別、種別(学生、社会人)等の基本情報の他、趣味や趣向(興味データ)を含む。興味データは、例えば、ゴルフ、釣り、登山、読書、クラッシック音楽等を含む。ここでは、予約サイトは、顧客管理PC60に閲覧可能に表示されたが、顧客が所持する携帯端末80に表示され、顧客による入力操作を受け付けてもよい。
携帯端末80は、顧客によって入力操作可能な配車アプリ80zを実行する。顧客は、この配車アプリ80zに従い、希望する配車情報を入力する。なお、配車アプリは、例えばショッピングモールの入口に設置された端末(図示略)で閲覧可能に実行され、顧客による入力操作を受け付けてもよい。この配車アプリにより、ショッピングモール内を周回
するシャトルバス等のバス70は、指定された場所および時間に到着可能となるように配車の手配がなされる。
予約サイト60zおよび配車アプリ80zを使って、顧客が入力する情報(顧客ごとの登録時情報)は、事前に登録された静的な情報であり、顧客興味DB30に蓄積される。
車載端末75は、バス70に搭載され、車内カメラ71、車内マイク72、車外カメラ73、およびGPS受信機(地図情報を含む)74とともに、車載LAN(Local Area Network)76に接続される。車載端末75は、ネットワークNW2を介して接続されたクラウドサーバ10から提供される、観光バスのコース、立寄り先、途中の店舗等の情報を表示する。
センサの一例としての車内カメラ71は、バス70の車内の映像を撮像する。
センサの一例としての車内マイク72は、バス70に搭乗している搭乗客の会話等の音声を集音する。
センサの一例としての車外カメラ73は、バス70の前方および後方の車内映像や、左側方および右側方にある窓の外の映像を撮像する。
センサの一例としてのGPS(Global Positioning System)受信機74は、地図データを有するとともに、全地球航法衛星システムを構築するGPS衛星からの信号を受信し、バス70の現在位置(緯度、軽度、高度)を取得する。また、GPS受信機74は、バス70の位置が重畳された地図データを出力可能である。
クラウドサーバ10では、搭乗客興味推定機能11、コース変更提案機能12、広告・観光案内配信機能13、顧客興味情報分析・蓄積機能14、および搭乗客振り分け機能15は、ハードウェア資源であるプロセッサ10zがハードウェア資源であるメモリ(上述参照、不図示)に記憶されているプログラムおよびデータを実行することにより機能的な構成として具体的に実現される。
搭乗客興味推定機能11は、車載LAN(Local Area Network)76に接続された車内マイク72および車内カメラ71から、バス70に搭乗中の搭乗客に関する動的な情報をリアルタイムに取得する。動的な情報は、例えば、車内マイク72によって収音される、搭乗客の会話に含まれる興味キーワード(例えば、観光、地域、神社、花、滝、おみやげ、登山)が挙げられる。興味キーワードは、搭乗客が興味を有して会話している時に収音されるキーワードである。また、動的な情報は、例えば、車内カメラ71で撮像される、搭乗客の顔の向きあるいは視線方向を捉え、その先にある車内ポスタ(例えば、おみやげ屋や観光地のポスター)や窓の外の景色あるいは看板等の情報が挙げられる。
搭乗客興味推定機能11は、顧客興味DB30に蓄積された搭乗客の興味データを取得する。搭乗客の興味データは、例えば、予約サイト60zに入力された顧客情報に含まれる興味データを含む。搭乗客興味推定機能11は、取得された動的な情報と顧客興味DB30に蓄積された搭乗客の興味データとを基にして、搭乗客の興味あるコンテンツを示す興味事項を推定する。搭乗客興味推定機能11は、例えば、車内カメラ71で撮像される撮像映像に、リュックを背負い運動服を着用した50才位の女性が映っていると画像解析により判断した場合、この女性はハイキングあるいは登山に興味があると推定する。
コース変更提案機能12は、搭乗客興味推定機能11によって推定された搭乗客の興味事項を基に、バス70の走行コースの変更提案の要否を判断し、変更提案が必要と判断した場合にその変更提案を行う。コース変更提案機能12は、例えば、推定された搭乗客の興味事項が現在のバス70の走行コースから少し外れた場所にある神社である場合、その神社が立ち寄り先となるように、到着目的地に向かう走行コースの変更提案を行う。変更提案は、例えば、バス70内のそれぞれの車載端末75に対して行われ、一部あるいは過半数の搭乗客により同意の入力操作が行われた場合に、コース変更提案機能12は、到着目的地に向かう走行コースを変更および更新する。
広告・観光案内配信機能13は、搭乗客興味推定機能11によって推定された搭乗客の興味事項を基に、例えばバス70内のそれぞれの車載端末75あるいは/およびそれぞれの顧客が所持する携帯端末80に、広告情報や観光案内等の情報を配信して表示させる。配信先の車載端末75は、各座席の背もたれ部に設置されたタブレット端末でもよいし、バスの先頭に設置された大画面の車内モニタであってもよい。
顧客興味情報分析・蓄積機能14は、搭乗客興味推定機能11によって推定された搭乗客の興味事項を基に、顧客興味DB30に蓄積されている顧客ごとの興味データを更新する。これにより、顧客興味DB30に蓄積されている顧客の興味データは、動的に追加、変更あるいは削除される。従って、乗車前の顧客の興味データは、乗車中に変更されることもある。
搭乗客振り分け機能15は、予約サイト60zあるいは配車アプリ80zを介して顧客により入力された顧客情報を基に、バス70に搭乗予定の複数人の搭乗客を、同様な趣味あるいは興味を有する複数のグループに振り分ける。顧客情報として、例えば顧客の行き先や趣味の内容が挙げられる。この場合、搭乗客振り分け機能15は、行き先や趣味が同じ搭乗客が同じグループに属するように、搭乗客を振り分ける。搭乗客振り分け機能15は、例えば、同じグループの搭乗客が一緒になるように、バス70を振り分ける。また、搭乗客振り分け機能15は、例えば趣味が共通するグループの搭乗客同士が近くの席になるように、車内の座席を振り分ける。また、搭乗客振り分け機能15は、年齢差が少ない搭乗客が近くに集まるように、座席を振り分けてもよい。また、搭乗客振り分け機能15は、若者のグループをバス70の後方の座席に振り分け、中高年のグループをバスの前方に振り分けてもよい。これにより、若者グループが多少騒がしくても車内で許容でき、また、中高年の搭乗客の耳が多少遠くても車掌の声が聴き取り易くなる。
また、搭乗客振り分け機能15は、顧客の属性情報に基づいて、顧客の搭乗予定のバス70を振り分け、その振り分け結果を対応する顧客のプロファイル情報に登録してもよい。これにより、次回バスを利用する際、振り分け作業を容易に行うことができる。
次に、実施の形態1に係る情報提示システム5の動作について、2つのユースケースを例示しながら具体的に説明する。
ここでは、第1のユースケースとして観光バスツアーにおける観光バス移動と、第2のユースケースとしてショッピングモール内の施設バス移動とを例示する。
(第1のユースケース:観光バス移動)
図3は、情報提示システム5における観光バスの利用時の動作手順例を示すフローチャートである。図3に示す動作手順は、主に、クラウドサーバ10のプロセッサ10zによって実行される。
乗車前、顧客は、顧客管理PC60を用いて観光ツアーの予約サイトを運営する旅行会社に、顧客自身のプロファイル情報を登録する(S1)。ステップS1の登録は、例えば顧客が予約サイトを介してマウスやキーボード等の入力デバイス(図示略)を介して入力することで登録される。なお、顧客が旅行会社の代理人に出向いて担当者に口頭で伝えて担当者により入力されることで登録されてもよい。顧客のプロファイル情報は、クラウドサーバ10を介して顧客興味DB30に蓄積される。顧客は、顧客管理PC60に表示される予約サイト60zに対し、顧客自身が希望する観光ツアーの申し込みを予約する(S2)。顧客の予約情報は、例えば行き先、行程(いわゆる旅程)、立寄り先、時刻等の情報を含む。クラウドサーバ10は、予約サイト60zに入力された予約情報を受け取ると顧客興味DB30に蓄積する。
クラウドサーバ10では、搭乗客振り分け機能15(具体的にはプロセッサ10z)は、顧客興味DB30を参照し、同じグループの顧客が一緒になるように、バス70(例えば、観光バス70M)を振り分ける(S3)。さらに、搭乗客振り分け機能15は、同じグループの搭乗客のうち、例えば同様な興味を持つ顧客同士が隣り合うように、座席を振り分ける。
搭乗時または搭乗中、搭乗客興味推定機能11(具体的にはプロセッサ10z)は、車内カメラ71で撮像された撮像映像を基にして、顧客の搭乗時の所有物(例えば荷物)から顧客の興味事項を推測する(S4)。搭乗客興味推定機能11は、搭乗客の所有物として例えば搭乗客が望遠レンズや一眼レフカメラを所持していると解析した場合、搭乗客が川、滝等の景勝地に興味があると推定する。また、搭乗客興味推定機能11は、顧客の所有物が大きなリュックサックである場合、搭乗客が登山やハイキングに興味があると推定する。
また、搭乗客興味推定機能11は、車内カメラ71により撮像された顧客の所有物の撮像映像(撮像画像)を受け取り、その撮像映像に基づいて顧客の所有物を認識し、顧客の所有物の認識結果と、顧客の振舞いの検知結果と、顧客の属性情報とに基づいて、興味事項を推測してもよい。これにより、搭乗客興味推定機能11は、単に所有物の撮像画像から興味事項を推定する場合と比べ、顧客のバス70内の搭乗中に行った振舞い(行動)に即した顧客の興味事項をより適応的に推定できる。
また、搭乗客興味推定機能11は、ステップS4の処理と並行して、車内マイク72により収音された搭乗客の会話から、顧客の興味に繋がるキーワード(つまり興味キーワード情報)を抽出する(S5)。興味キーワードは、例えば観光、地域、神社、花、滝、おみやげ、登山等である。
また、搭乗客興味推定機能11は、ステップS4の処理と並行して、車内カメラ71で撮像された撮像映像に含まれる搭乗客の視線方向を基にして、搭乗客が興味を持っている、コンテンツ、観光地、みやげ物、店舗あるいは商品の看板の情報を推測する(S6)。例えば、搭乗客興味推定機能11は、搭乗客の視線方向に存在するポスターの内容(広告媒体に関する情報)が、一例として天然石(オパール等)あることから、搭乗客がジュエリーに興味があると推測する。これにより、搭乗客興味推定機能11は、顧客が潜在的に興味を抱いている内容を容易に認識できる。また、搭乗客興味推定機能11は、搭乗客が窓風景を眺めている時間が一定時間(規定値)よりも長いと判断した場合に、搭乗客が観光に興味があると推測してもよい。
また、搭乗客興味推定機能11は、ステップS4の処理と並行して、車内カメラ71で撮像された撮像映像に含まれる、搭乗客が車載端末75や携帯端末80を操作している行為(つまり操作情報)を基にして、搭乗客の興味を推定してもよい。例えば、搭乗客興味推定機能11は、搭乗客が連続して指を激しく動かしている場合、搭乗客が車載端末75や携帯端末80で実行されるゲームを操作していると判断し、搭乗客がゲームに興味があると推定する。
また、広告・観光案内配信機能13(具体的にはプロセッサ10z)は、ステップS4の処理と並行して、顧客興味DB30を参照し、例えば観光地、みやげ物店等を紹介する(S7)。この紹介に際し、広告・観光案内配信機能13は、広告情報や観光案内等の情報を車載端末75や顧客の携帯端末80に配信する。なお、ステップS4,ステップS5,ステップS6,ステップS7の処理は、並列的に行われてもよいし、時系列で行われてもよい。
搭乗客興味推定機能11は、ステップS4~S7の処理で得られた動的な情報(上述参照)と顧客興味DB30に予め蓄積されている静的な情報(上述参照)とを用いて、顧客の潜在的な興味事項を推測する(S8)。顧客の潜在的な興味事項の一例として、ここでは、みやげ物店や観光地に顧客の潜在的興味がある場合を想定する。
コース変更提案機能12(具体的にはプロセッサ10z)は、観光バス70Mの走行ルートにみやげ物店や観光地が立ち寄り先として追加されるように、新たな走行コース(つまり、走行コースの変更)を、車載端末75や顧客の携帯端末80に配信することで顧客の確認を促すように提案する(S9)。
また、広告・観光案内配信機能13は、ステップS9の処理と並行して、広告コンテンツ(動画、静止画を含む)や観光案内コンテンツを再生し、車載端末75に閲覧可能に表示する(S10)。なお、ステップS9,ステップS10の処理は、並列的に行われてもよいし、時系列に行われてもよい。
多くの搭乗客が、ステップS9において提案された新たな走行コースに同意した旨の操作を車載端末75や顧客の携帯端末80に行い、その旨の情報がクラウドサーバ10にて受け取られた場合、クラウドサーバ10では、コース変更提案機能12は、走行ルートを変更し、変更後の走行ルートの情報を顧客興味DB30に登録更新するとともに、バス70の運転者に閲覧可能に変更後の走行ルートの情報を出力する。
または、多くの搭乗客が、ステップS10において再生された広告コンテンツや観光案内コンテンツに興味を持った旨の操作を車載端末75や顧客の携帯端末80に行い、その旨の情報がクラウドサーバ10にて受け取られた場合、クラウドサーバ10では、コース変更提案機能12は、走行ルートを変更し、変更後の走行ルートの情報を顧客興味DB30に登録更新するとともに、バス70の運転者に閲覧可能に変更後の走行ルートの情報を出力する。運転者は、走行ルートを変更して観光バス70Mを運行可能である。なお、観光バスが自動運転の可能な車両である場合、その車両が自動的にルートを変更してもよい。
乗車後あるいは下車後、顧客興味情報分析・蓄積機能14は、車載端末75あるいは顧客の携帯端末80を介して搭乗客に対して地点ごとの簡単なアンケートを行ってもらい、顧客から入力されたアンケート結果を受け取ると、そのアンケート結果の情報を基にして、顧客の興味情報を分析する(S11)。顧客興味情報分析・蓄積機能14は、アンケート結果を顧客興味DB30に蓄積する。
また、顧客興味情報分析・蓄積機能14は、アンケート結果に基づく顧客の興味情報の分析結果を基に、観光ルートの改善を行う(S12)。観光ルートの改善では、例えば、観光ルートごとに、主に使われる用途が登録される。用途は、例えば神社でお参り、湧水の採水、絶景の撮影等を含む。また、使用されない用途は、観光ルートから削除される。従って、用途から適切なルートが発見し易くなる。この後、観光バス利用処理が終了する。
図4は、観光バス70Mの運行に際し、搭乗客が興味を有する広告情報を車内モニタ75zに表示する動作例の説明図である。なお、観光バス70Mでなく、乗り合いバス(いわゆるシェアライド)であってもよい。車内モニタ75zは、車載端末75の一例である。観光バス70Mには、例えば13人の搭乗客が乗車している。
顧客興味DB30には、静的な情報として、13人の搭乗客の基本情報が登録されている。基本情報は、身分、性別、および人数を含む。例えば、「大学生、男、3人」、「高校生、男、2人」等の基本情報が含まれる。
基本情報の入手元は、乗り合いバスの場合、定期券である。定期券には、性別、年齢、種別(学割、シルバー)等の情報が登録されている。観光バスの場合、基本情報は、申し込み情報、アンケート、および搭乗客の出発地点等の情報である。その他の情報は、時刻、天気、全方位カメラによる撮像画像の解析等の情報である。
広告・観光案内配信機能13は、これらの情報を基に得られる、若い男、女子大学生、子供、男子大学生、および小学生を広告ターゲットとする、広告および観光案内等の情報を車載端末75に配信する。広告・観光案内配信機能13は、基本情報およびその他の情報に対応する、適切な広告および観光案内等の情報を選択する。なお、広告・観光案内配信機能13は、基本情報およびその他の情報を、機械学習により顧客の属性情報としてクラスタリング(分類)してもよい。また、広告・観光案内配信機能13は、基本情報およびその他の情報を基に、適切な広告および観光案内等の情報を抽出するモデルを機械学習により取得してもよい。この機械学習には、例えばディープラーニング等のAI(Artificial Intelligent)技術が用いられてもよい。
図5は、情報提示システム5により運用される、観光バスツアー中の観光バスの走行コースの利用例を模式的に示す図である。同じ観光バスツアーに大勢の搭乗客が参加し、数十人規模の集団301が形成された場合、クラウドサーバ10は、この集団301の搭乗客を2台の観光バス70MA,70MBに振り分ける。クラウドサーバ10は、事前のアンケートを基に、集団301を2つのグループ302,303に振り分ける。
観光バス70MA,70MBが向かう最終目的地は、例えばいずれも同じ温泉地である。グループAは、事前のアンケートを基に、景勝地である滝を観光したい搭乗客と、洋食店でランチをしたい搭乗客とを含む。滝と洋食店は、比較的近い場所にあるので、これらを経由するコースrt1が設定される。一方、グループBは、事前のアンケートを基に、牧場で遊びたい搭乗客と、饅頭店でお茶をしたい搭乗客とを含む。牧場と饅頭店は、比較的近い場所にあるので、これらを経由するコースrt2が設定される。また、コースrt1,rt2のいずれも、有名な神社を立寄り先としている。
このように、観光バスツアーで観光バスを利用する際、情報提示システム5は、観光バス70Mに乗車している搭乗客に対し、搭乗客の潜在的な興味を推定し、搭乗客の興味に沿うようなルートを提案できる。また、情報提示システム5は、コースの途中にあるみやげ物店や洋食店等の広告やサービスを提供することができる。従って、情報提示システム5によれば、観光バスツアーに対する、搭乗客の満足度を向上できる。
(第2のユースケース:施設バス移動)
大規模なショッピングモールでは、顧客が施設バス(例えばシャトルバス)に乗って施設内の各店舗を巡回するまたはその可能性がある。ショッピングモール内を施設バスが運行する場合、情報提示システム5は、各種のサービスを提供できる。
図6は、情報提示システム5における施設バスの利用時の動作手順例を示すフローチャートである。図6に示す動作手順は、主に、クラウドサーバ10のプロセッサ10zによって実行される。
乗車前、顧客は、携帯端末80で起動している配車アプリ80zを介して、ユーザ登録を行う(S31)。配車アプリは、顧客の位置情報を携帯端末80の位置情報(例えば携帯端末80が備えるGPS受信機から提供される位置情報)、あるいは配車アプリが使用可能な専用の端末(図示略)の位置情報を取得可能である。ステップS31の登録は、例えば顧客が携帯端末80に備えるタッチパネルに対して入力操作を行うことで登録される。なお、配車アプリ80zは、ショッピングモールの入口に設置された、上述した専用の端末(図示略)で起動されてもよい。ユーザ登録では、身分、年齢、性別等の顧客の個人情報が入力される。顧客の個人情報は、配車アプリ80zを介してクラウドサーバ10によって顧客興味DB30に蓄積される。このユーザ登録によって、顧客が所持するポイントカードとユーザ(顧客)とが紐付けられる。ポイントカードとは、小売店が顧客に対して発行するカードであり、商品の購買時に加算されるポイントや、顧客の登録情報を保持する。
携帯端末80は、顧客の配車アプリ80zへの操作に応じて、配車を依頼する(S32)。クラウドサーバ10は、顧客興味DB30を参照し、顧客の興味に合わせたお勧め店舗を紹介し、行き先を決定する(S33)。行き先は、顧客の興味に合わせたルート、無作為なルート、予め決められた固定ルートのいずれで決められてもよい。
搭乗時または搭乗中、搭乗客興味推定機能11(具体的にはプロセッサ10z)は、車内カメラ71で撮像された撮像映像を基にして、顧客の搭乗時の所有物(例えば荷物)から顧客の興味事項を推測する(S34)。搭乗客興味推定機能11は、搭乗客の所有物として例えば望遠レンズや一眼レフカメラを所持していると解析した場合、搭乗客がカメラ機器に興味があると推定する。この場合、搭乗客興味推定機能11は、お勧め店舗としてカメラ店や大手家電店に関する情報を、車載端末75や顧客の携帯端末80に配信することで紹介する。
また、搭乗客興味推定機能11は、ステップS34の処理と並行して、車内マイク72により収音された搭乗客の会話から、顧客の興味に繋がるキーワード(つまり興味キーワード)を抽出する(S35)。興味キーワードは、例えばセール、キャンペーン、ファッション、バッグ、スイーツ等である。
また、搭乗客興味推定機能11は、ステップS34の処理と並行して、車内カメラ71で撮像された撮像映像に含まれる搭乗客の視線方向を基にして、搭乗客が興味を持っているコンテンツ、窓の外の看板、商品を推測する(S36)。
また、広告・観光案内配信機能13(具体的にはプロセッサ10z)は、ステップS34の処理と並行して、顧客興味DB30を参照し、お勧め店舗等を紹介する(S37)。この紹介に際して、広告・観光案内配信機能13は、お勧め店舗等の情報を車載端末75や顧客の携帯端末80に配信する。なお、ステップS34,ステップS35,ステップS36,ステップS37の処理は、並列的に行われてもよいし、時系列に行われてもよい。
搭乗客興味推定機能11は、ステップS34~S37の処理で得られた動的な情報(上述参照)と、顧客興味DB30に予め蓄積されている静的な情報(上述参照)とを用いて、顧客の潜在的な興味事項を推測する(S38)。顧客の潜在的な興味事項の一例として、店舗のキャンペーン情報に顧客の潜在的興味がある場合を想定する。
コース変更提案機能12(具体的にはプロセッサ10z)は、顧客の潜在的興味に合う、キャンペーンを展開している店舗を行き先店舗として提案する(S39)。例えば、カメラ製品やファッショングッズがキャンペーンの対象である場合、キャンペーンを展開しているカメラ店や衣料品店が紹介される。これらの店舗は、施設バス70Sの車載端末75に表示されてもよいし、車内スピーカ(図示略)で音声により搭乗客に報知されてもよいし、搭乗客の携帯端末80に表示されてもよい。
広告・観光案内配信機能13は、広告コンテンツを再生し、車載端末75に閲覧可能に表示する(S40)。再生は、施設バス70Sの車載端末75で行われてもよいし、顧客の携帯端末80で行われてもよい。なお、S39,S40の処理は、並列的に行われてもよいし、時系列に行われてもよい。多くの搭乗客は、提案された店舗でポイントカードを提示して商品を購買する(S41)。
クラウドサーバ10は、購買された商品について、ポイントカードの情報を基に、商品の購買が提案に結びついたと判断した場合、キックバックを発生させる(S42)。ここで、キックバックは、店舗が顧客に商品を販売した後、その金額の一部(例えば売上の2%)を情報提示システムの運営側に支払う行為である。また、商品の購買と店舗(あるいは商品)の提案との結び付きは、例えば、クラウドサーバ10が紹介した情報(店舗、商品)の履歴を記憶しておき、紹介した情報と乗車中の顧客のポイントカードとを対応付けることで可能である。これにより、情報提示システムの運営側には、顧客の購買代金の2%がキックバックとして、店舗から支払われる。
下車後、クラウドサーバ10は、顧客興味DB30を参照し、購買履歴のある顧客や興味のありそうな顧客を抽出し、店舗向けの宣伝・広告メールを顧客の携帯端末80に送信する(S43)。また、クラウドサーバ10は、顧客にDM(ダイレクトメール)を発送してもよい。店舗向けの宣伝・広告メールの送信およびDMは、下車当日や後日に不定期で行われてもよい。この後、施設バス利用処理が終了する。
なお、施設バス70Sを運行させる場合、携帯端末80は、顧客の入力にしたがい、呼び出し場所を決定し、移動の目的、目的地および搭乗客の情報を取得して、クラウドサーバ10に送信してもよい。クラウドサーバ10は、顧客の要求に合わせて、施設バスを配車する。
また、施設バス70Sは、GPS受信機74により現在位置を取得可能である。クラウドサーバ10は、広告宣材およびマップ情報が登録されたデータベースを用いて、施設バス70Sの位置にマッチングした広告を車載端末75(または携帯端末80)に行う。車載端末75(または携帯端末80)は、クラウドサーバ10からの広告を再生し、また、その詳細情報を表示する。搭乗客が車載端末75(または携帯端末80)に対し、行き先を指定し、施設バス70Sが行き先に到着すると、車載端末75(または携帯端末80)は、クラウドサーバ10に降車の要求(リクエスト)を行う。施設バス70Sは、クラウドサーバ10から降車の要求があると停車し、搭乗客の下車を待つ。
このように、顧客は、施設バス70Sを利用して上手に商業施設の店舗を巡ることができる。また、クラウドサーバ10は、車載端末75(または携帯端末80)に出力された興味事項に関する情報に対する、顧客の操作に応じて、対応する顧客のプロファイル情報に、興味事項に関する情報を登録し、顧客興味DB30を更新することもできる。これにより、顧客興味DB30を最新の状態に更新できる。なお、クラウドサーバ10は、搭乗客の振舞いを記録し、商品が購入された場合、搭乗客に課金を行うことも可能である。
図7は、情報提示システム5により、運用される施設バス70Sの走行コースの利用例を模式的に示す図である。図7には、ショッピングモール内の移動と広告が示される。ここでは、顧客は、携帯端末80で配車アプリ80zを起動し、要望を入力する。入力される要望として、例えば、「食事したい」、「子供服を買いたい」、「駐車場に出たい」、「ビジネス用カバンを買いたい」、「女性用の靴を買いたい」等が挙げられる。その後、配車アプリ80zは、施設バス70Sの一例である、少人数に適したカート70Cの指定と到着時刻を案内する。
例えば、エリアZA~ZDのうち、レストランに近いエリアZDに行く、別の顧客hm2を乗せたカート70Cが、自動運転で顧客hm1が待つエリアZBに到着する。相乗りで顧客hm1が乗車すると、カート70Cは、出発する。このとき、同じ興味を持つ複数の搭乗客が相乗りすることで、顧客同士でコミュニケーションが生まれることもある。また、複数の搭乗客に対し、広告を効果的に提示できる。
乗車中、車載端末75は、目的地や振舞いの要望に応じた宣伝コンテンツ(動画、静止画を含む)を再生し、搭乗客の購買意欲を喚起させる。例えば、宣伝コンテンツは、店舗紹介、タイムセールやキャンペーン情報、お勧め商品情報である。搭乗客は、移動中、気になったお店がある場合、どこでも降車可能である。運営側は、広告詳細表示によって顧客から停車希望があった場合、販売店から広告収入を得ることも可能である。また、運営側は、搭乗客の視線分析により興味のある店舗や分野に関連する広告を、営業施設に設置されたサイネージに放送してもよい。
また、第2のユースケースの一例として、顧客がバスを呼び出して移動する場合を示す。顧客は、ショッピングモールの入口に到着すると、携帯端末をかざして入口に貼られた2次元バーコードを読み取る。これにより、携帯端末には、移動アプリがインストールされる。顧客は、移動アプリからバスを呼び出す。このとき、顧客は、移動の目的(例えば、食事、子供服、ペット用品等)を入力する。また、携帯端末は、ビーコン情報を用いて呼び出した顧客の場所を、出発位置として正確に情報提示システムに伝える。顧客は、乗車人数とその構成を入力する。2度目以降の移動では、これらの情報は自動入力される。
移動アプリは、顧客の構成、買物の目的、行き先、現在走行中のバスの場所を考慮して、適切な巡回バスを案内する。目の前を走行中のバスに乗りたい場合、顧客は、携帯端末を操作して搭乗申請を行う。搭乗可である場合、目の前でバスが停車し、顧客は、バスに乗車できる。
搭乗客は、シートの背もたれ部に配置されたタブレット端末を用いて、適切な店舗の説明や行き先の希望を入力できる。また、気になる店舗がある場合、搭乗客は、タブレット端末から車両を停止させて降車できる。行き先や移動の目的により、移動経路中でも関連店舗の広告宣材を流し、詳細情報の表示やそこで停止することも可能である。
また、顧客は、食事を振舞いの目的に指定し、移動中にタブレット端末で店舗情報や待ち時間情報を確認し、最終的に目的地を絞ることで、最適な店舗の目の前で降車可能である。また、クラウドサーバは、車内カメラによる搭乗客の視線分析により、搭乗客が興味のある店舗情報を推測して広告を流すことも可能である。また、クラウドサーバは、車内カメラによる搭乗客が持っている紙袋等から買物をした店舗を推測し、類似店舗の広告を流すことも可能である。
運営側は、搭乗客がタブレット端末の広告を見て、行き先が指定された場合、該当する店舗から広告料を徴収することも可能である。クラウドサーバは、搭乗客同士の会話から店舗や興味分野を推測し、該当広告を車載端末に表示する。クラウドサーバは、移動中、バスに備え付けられたディスプレイから広告を車外に向けて流すことも可能である。
このように、施設バスを利用する際、情報提示システム5では、施設バスに乗車している搭乗客に対し、搭乗客の潜在的な興味を推定し、搭乗客の興味に沿うような店舗を紹介できる。従って、商品の購買意欲がある搭乗客の満足度を向上できる。
以上により、実施の形態1の情報提示システム5を構成するクラウドサーバ10(情報提示サーバの一例)は、バス70(車両の一例)との間で通信可能に接続される。クラウドサーバ10は、顧客興味DB30(ユーザデータベースの一例)に登録(記録)された、バス70に搭乗予定の顧客の属性情報(ユーザのプロファイル情報の一例)を、ネットワークNW3を介して受け取る通信回路10yを備える。クラウドサーバ10は、バス70への搭乗中に、バス70に搭載された車内カメラ71等(センサの一例)により検知された顧客の振舞いの検知結果と、顧客の属性情報とに基づいて、顧客が直接あるいは潜在的に興味を有する興味事項を推測するプロセッサ10zと、を備える。プロセッサ10zは、推測された興味事項に関する情報を、通信回路10yを介して、バス70に搭載された車載端末75(所定の出力デバイスの一例)に閲覧可能に表示(出力)する。
これにより、クラウドサーバ10あるいは情報提示システム5は、車両に搭乗した搭乗者の車中での振舞いを検知できる。従って、クラウドサーバ10あるいは情報提示システム5は、車両に搭乗する前あるいは搭乗した後においても、その搭乗者が直接あるいは潜在的に興味を持つものに関する情報を提示できるので、搭乗者の潜在的な興味を喚起して新たな商品あるいはサービスのプロモーションの促進を支援できる。
また、クラウドサーバ10の通信回路10yは、顧客(ユーザ)が係わる(例えば参加する予定である)イベントのイベント情報をさらに受け取る。クラウドサーバ10のプロセッサ10zは、顧客の振舞いの検知結果と、顧客の属性情報(例えばプロファイル情報)と、イベント情報とに基づいて、顧客が直接あるいは潜在的に興味を有する興味事項を推測する。これにより、クラウドサーバ10あるいは情報提示システム5によれば、顧客が係わるイベントのシーンに適合するような潜在的な興味事項を絞り込むように抽出して提示できる。
また、センサは、車両(例えばバス70)に搭載された車内カメラである。クラウドサーバ10のプロセッサ10zは、車内カメラ71により撮像された顧客の撮像画像を受け取り、その撮像画像に基づく顧客の視線方向に存在する広告媒体に関する情報を、顧客の振舞いの検知結果として受け取る。これにより、クラウドサーバ10あるいは情報提示システム5によれば、顧客の潜在的な興味事項を、バス70等の車内カメラの撮像映像から容易に把握できる。
また、センサは、車両(例えばバス70)に搭載された車内マイクである。クラウドサーバ10のプロセッサ10zは、車内マイク72により収音された顧客の発話音声(会話)を受け取り、その発話音声の音声認識結果に含まれるキーワード(興味キーワード情報の一例)を、顧客の振舞いの検知結果として受け取る。これにより、クラウドサーバ10あるいは情報提示システム5によれば、顧客の潜在的な興味事項を、バス70等の車内マイクの収音した音声から容易に把握できる。
また、センサは、車両(例えばバス70)に搭載された車内カメラである。クラウドサーバ10のプロセッサ10zは、車内カメラ71により撮像された顧客の所有物の撮像画像を受け取り、その撮像画像に基づいて顧客の所有物を認識し、顧客の所有物の認識結果と、顧客の振舞いの検知結果と、顧客の属性情報(例えばプロファイル情報)およびイベント情報とに基づいて、顧客の興味事項を推測する。これにより、クラウドサーバ10あるいは情報提示システム5によれば、イベント情報に対応するイベントに関連する可能性のある顧客の所有物を加味して興味事項を推定することで、より正確に顧客の興味事項をイベントの利用シーンに合ったものに絞り込んで推定できる。
また、クラウドサーバ10のプロセッサ10zは、車載端末75または携帯端末80(所定の出力デバイスの一例)に出力された興味事項に関する情報に対する顧客の操作に応じて、対応する顧客のプロファイル情報に、興味事項に関する情報を登録して顧客興味DB30を更新する。これにより、クラウドサーバ10あるいは情報提示システム5によれば、顧客興味DB30を最新の状態に更新できる。
また、クラウドサーバ10のプロセッサ10zは、顧客の属性情報(例えばプロファイル情報)およびイベント情報に基づいて、顧客の搭乗予定のバス70(車両)を振り分け、その振り分け結果を対応する顧客のプロファイル情報に登録する。これにより、クラウドサーバ10あるいは情報提示システム5によれば、次回バスを利用する際、振り分け作業を容易に行うことができる。
また、クラウドサーバ10のプロセッサ10zは、顧客が観光バスツアーで観光バス70Mに搭乗する場合、推測された顧客の興味事項を基にして、観光バスツアーのコース変更の提案を車載端末75に表示する。これにより、搭乗客は、興味のあるコースに柔軟に変更できる。従って、クラウドサーバ10あるいは情報提示システム5によれば、バス観光ツアーにおける搭乗客の満足度の向上に貢献できる。
また、クラウドサーバ10のプロセッサ10zは、顧客が商業施設を巡回する施設バス70Sに搭乗する場合、推測された顧客の興味事項を基にして、お勧め商品等(商業施設の店舗に関する情報の一例)を車載端末75に表示する。これにより、顧客は、リアルタイムに商業施設の店舗で行われている、タイムセールやキャンペーン情報を入手できる。従って、クラウドサーバ10あるいは情報提示システム5によれば、搭乗客に購買意欲を喚起させ、商業施設の売上増加が期待できる。また、顧客は、お買い得な商品を購入でき、満足できる。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した各種の実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、上述した実施の形態1では、車両として観光バスや施設バス(施設内のカートを含む)を利用する場合を説明したが、乗り合いタクシー等のライドシェアを利用する際も、情報提示システム5は、これらの搭乗客に対し、興味のある広告を表示してもよい。
図8は、乗り合いタクシー70Tの運行に際し、搭乗客が興味を有する広告情報を車内モニタ75zに表示する動作例の説明図である。ここでは、ライドシェアの一例として、AA病院に向かう乗り合いタクシーを例示する。乗り合いタクシー70Tには、4人の搭乗客が乗車している。
顧客興味DB30には、静的な情報として、4人の搭乗客の基本情報が登録されている。基本情報は、身分、性別、および年齢を含む。例えば、「会社員、男、38」、「無職、女、74」等が基本情報に含まれる。
基本情報の入手元は、乗り合いタクシーの場合、利用者登録である。この登録情報には、性別、年齢、アンケート、利用履歴・利用パターン等の情報が登録されている。その他は、時刻、天気、全方位カメラによる撮像画像の解析等の情報である。
広告・観光案内配信機能13は、これらの情報を基に、中高年、高齢女性を広告ターゲットとする、広告情報を配信する。広告情報として、医療サービス、売店情報、健康器具等が挙げられる。なお、乗り合いタクシーは、ライドシェア利用の一例である。ゴルフ場、スパ施設、霊園行きのマイクロバス等がライドシェアとして利用されてもよい。
また、上述した実施の形態1では、推測された興味事項に関する情報は、車載端末等の表示デバイスに表示される場合を示したが、スピーカ等で音声出力されてもよいし、表示出力と音声出力との組み合わせで出力されてもよい。
本開示は、車両の搭乗者の振舞いを検知し、その搭乗者が直接あるいは潜在的に興味を持つものに関する情報を提示し、搭乗者の興味を喚起してプロモーションの促進を支援する情報提示サーバ、情報提示システムおよび情報提示方法として有用である。
5 情報提示システム
10 クラウドサーバ
10y 通信回路
10z プロセッサ
11 搭乗客興味推定機能
12 コース変更提案機能
13 広告・観光案内配信機能
14 顧客興味情報分析・蓄積機能
15 搭乗客振り分け機能
30 顧客興味DB
50、60 顧客管理PC
70 バス
71 車内カメラ
72 車内マイク
73 車外カメラ
74 GPS受信機
75 車載端末

Claims (10)

  1. 車両との間で通信可能に接続された情報提示サーバであって、
    ユーザデータベースに記録された、前記車両に搭乗予定のユーザのプロファイル情報と、前記ユーザが係わるイベントのイベント情報とを受け取る通信回路と、
    前記ユーザの前記車両への搭乗中に前記ユーザの振舞いを検知するセンサを有する前記車両により検知された前記ユーザの振舞いの検知結果と、前記ユーザのプロファイル情報と、前記イベント情報とに基づいて、前記ユーザが直接あるいは潜在的に興味を有する前記イベントに関する興味事項を推測するプロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、推測された前記興味事項に関する情報を、前記通信回路を介して所定の出力デバイスに出力する、
    情報提示サーバ。
  2. 前記センサは、前記車両に搭載された車内カメラであり、
    前記プロセッサは、前記車内カメラにより撮像された前記ユーザの撮像画像に基づく前記ユーザの視線方向に存在する広告媒体に関する情報を、前記ユーザの振舞いの検知結果として取得する
    請求項1に記載の情報提示サーバ。
  3. 前記センサは、前記車両に搭載された車内マイクであり、
    前記プロセッサは、前記車内マイクにより収音された前記ユーザの発話音声の音声認識結果に含まれる興味キーワード情報を、前記ユーザの振舞いの検知結果として取得する
    請求項1に記載の情報提示サーバ。
  4. 前記センサは、前記車両に搭載された車内カメラであり、
    前記プロセッサは、前記車内カメラにより撮像された前記ユーザの所有物の撮像画像に基づいて前記ユーザの所有物を認識し、前記ユーザの所有物の認識結果と、前記ユーザの振舞いの検知結果と、前記ユーザのプロファイル情報およびイベント情報とに基づいて、前記興味事項を推測する、
    請求項に記載の情報提示サーバ。
  5. 前記プロセッサは、前記所定の出力デバイスに出力された前記興味事項に関する情報に対する前記ユーザの操作に応じて、対応する前記ユーザのプロファイル情報に、前記興味事項に関する情報を登録して前記ユーザデータベースを更新する、
    請求項1に記載の情報提示サーバ。
  6. 前記プロセッサは、前記ユーザのプロファイル情報およびイベント情報に基づいて、前記ユーザの搭乗予定の車両を振り分け、その振り分け結果を対応する前記ユーザのプロファイル情報に登録する、
    請求項に記載の情報提示サーバ。
  7. 前記プロセッサは、推測された前記興味事項に基づいて、前記興味事項に関する情報として、前記ユーザが搭乗した、観光ツアー用の前記車両が走行する走行コースの変更提案を出力する、
    請求項1に記載の情報提示サーバ。
  8. 前記プロセッサは、推測された前記興味事項に基づいて、前記興味事項に関する情報として、前記ユーザが搭乗した、商業施設の巡回用の前記車両が通過する店舗に関する情報を出力する、
    請求項1に記載の情報提示サーバ。
  9. 情報提示サーバと車両とが通信可能に接続された情報提示システムであって、
    前記情報提示サーバは、
    ユーザデータベースに記録された、前記車両に搭乗予定のユーザのプロファイル情報と、前記ユーザが係わるイベントのイベント情報とを受け取り、
    前記車両は、
    前記ユーザの前記車両への搭乗中に前記ユーザの振舞いを検知し、前記ユーザの振舞いの検知結果を前記情報提示サーバに送り、
    前記情報提示サーバは、
    前記ユーザのプロファイル情報と、前記イベント情報と、前記車両から送られた前記ユーザの振舞いの検知結果とに基づいて、前記ユーザが直接あるいは潜在的に興味を有する前記イベントに関する興味事項を推測し、推測された前記興味事項に関する情報を所定の出力デバイスに出力する、
    情報提示システム。
  10. 情報提示サーバと車両とが通信可能に接続された情報提示システムを用いた情報提示方法であって、
    前記情報提示サーバは、
    ユーザデータベースに記録された、前記車両に搭乗予定のユーザのプロファイル情報と、前記ユーザが係わるイベントのイベント情報とを受け取り、
    前記車両は、
    前記ユーザの前記車両への搭乗中に前記ユーザの振舞いを検知し、前記ユーザの振舞いの検知結果を前記情報提示サーバに送り、
    前記情報提示サーバは、
    前記ユーザのプロファイル情報と、前記イベント情報と、前記車両から送られた前記ユーザの振舞いの検知結果とに基づいて、前記ユーザが直接あるいは潜在的に興味を有する前記イベントに関する興味事項を推測し、推測された前記興味事項に関する情報を所定の出力デバイスに出力する、
    情報提示方法。
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