JP7176762B2 - シリンダ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、シリンダ装置に関し、特に、ピストンがリリース側の限界位置に移動されるときに、リリース室の圧力流体をリリース室外部に流出させる機構を備えるシリンダ装置に関する。
この種のシリンダ装置には、従来では、特許文献1(日本国・特開2013-007407号公報)に記載されたものがある。その従来技術は、次のように構成されている。
ハウジングのシリンダ孔にピストンが上下方向へ移動可能に挿入される。そのピストンの上側にロック室が形成され、そのピストンの下側にリリース室が形成される。ロック室とリリース室とを連通させる連通孔が、ピストンに上下方向へ形成される。その連通孔を開閉する弁部材が、当該連通孔内に上下方向へ移動可能に挿入され、その弁部材が閉弁バネによって上方のロック室内に向けて付勢される。
そして、上記シリンダ装置がロック状態からリリース状態にリリース駆動されると、ピストンが下限位置から上限位置に上方へ移動されていく。次いで、弁部材がハウジングの上端壁に受け止められるが、ピストンだけが上方へさらに移動される。これにより、弁部材がピストンに対して下方へ開弁移動される。その結果、リリース室に供給される圧油(圧力流体)が連通孔を通ってロック室へ流出される。
特開2013-007407号公報
上記の従来技術は次の問題がある。
上記の従来技術では、シリンダ装置のロック状態において、ロック室に供給される圧油の圧力によって弁部材が開弁されないようにするために、弁部材を強力に付勢する大きなバネをピストン内に設ける必要がある。このため、ピストンの厚み方向(上下方向)の寸法が大きくなると共に、上記のシリンダ装置の全体寸法が大きくなっていた。
本発明の目的は、リリース室の圧力流体をリリース室外部に流出させる機構を備えるシリンダ装置をコンパクトに造ることにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、例えば、図1Aから図3A,図3Bに示すように、シリンダ装置を次のように構成した。
ハウジング1に形成されるシリンダ孔2に、ピストン6が封止部材7を介して保密状で軸方向へ移動可能に挿入される。前記ピストン6の前記軸方向の一端側にロック室11が形成される。前記ピストン6の前記軸方向の他端側にリリース室12が形成される。ロック側給排路13によって圧力流体が前記ロック室11に供給および排出される。リリース側給排路14によって圧力流体が前記リリース室12に供給および排出される。前記シリンダ孔2の内周壁に連通路21が形成される。前記連通路21の開口面積S1が、前記ロック側給排路13の前記シリンダ孔2側の開口の開口面積S2よりも小さく設定される。前記ピストン6が他端側から一端側の限界位置へ移動されるときに、前記封止部材7が前記連通路21よりも他端側から当該連通路21を越えて一端側へ移動され、前記リリース側給排路14が前記リリース室12と前記連通路21とを介して前記ロック側給排路13に連通される。前記ピストン6が一端側の限界位置から他端側へ移動されるときに、前記封止部材7が前記連通路21よりも一端側から当該連通路21を越えて他端側へ移動され、前記リリース室12と前記連通路21とが非連通状態となる。
上記の本発明は次の作用効果を奏する。
本発明のシリンダ装置では、上記の従来のシリンダ装置とは異なり、ピストン内に弁部材および閉弁バネを設ける必要がないので、ピストンの軸方向(厚み方向)の寸法を小さくできる。従って、シリンダ装置を簡素な構成でコンパクトに造ることができる。
また、本発明のシリンダ装置では、リリース状態からロック状態へロック駆動を開始した直後において、ロック側給排路から圧力流体が連通路を通ってリリース室に流入されると共に、ロック側給排路から圧力流体がロック室へ流入される。しかしながら、連通路の開口面積よりもロック側給排路の開口面積が大きく設定されているので、ロック側給排路から連通路を通ってリリース室に流入される圧力流体の流量よりも、ロック側給排路からロック室へ流入される圧力流体の流量を多くすることができる。これにより、ロック室内の圧力流体の圧力がリリース室内の圧力流体の圧力よりも高くなり、ロック室の圧力とリリース室の圧力との差圧力がピストンを確実にロック駆動させる。その結果、ピストンがシリンダ孔内の途中位置で停止されるのを防止できる。
本発明は、下記の構成を加えることが好ましい。
例えば、図1Aから図3A,図3Bに示すように、前記シリンダ孔2が、前記ハウジング1に形成される小径孔3と、その小径孔3の一端側に形成される大径孔4に装着される環状スリーブ5の内周孔5aとによって構成される。前記連通路21が、前記小径孔3と前記大径孔4との間に形成される段部20と、前記環状スリーブ5の他端側の端面5bとの間に周方向へ延在するように形成される。
この場合、連通路が周方向へ延在するように形成されるので、連通路の開口部を通過する封止部材が損傷しにくくなる。このため、その封止部材の寿命を長くすることができる。
本発明は、下記の構成を加えることが好ましい。
例えば、図1Aから図3A,図3Bに示すように、前記環状スリーブ5に、前記ロック側給排路13の一部を構成する貫通孔17が設けられており、前記貫通孔17の開口が、前記ロック側給排路13の前記開口である。
この場合、ロック側給排路のシリンダ孔側の開口面積の調整が容易である。
図1Aは、本発明のシリンダ装置の一実施形態を示し、そのシリンダ装置のロック状態の立面視の部分断面図である。 図1Bは、上記のシリンダ装置のリリース状態を示す立面視の部分断面図であり、図1Aに類似する図である。 図2Aは、図1A中の2A部分を示す部分拡大図である。 図2Bは、上記シリンダ装置の作動説明図であり、図2Aに類似する図である。 図2Cは、図1B中の2C部分を示す部分拡大図であり、図2Aに類似する図である。 図3Aは、図2A中の3A-3A線の矢視図に相当する図である。 図3Bは、上記の実施形態の変形例を示し、図3Aに類似する図である。
以下、本発明の一実施形態を図1Aから図3A,図3Bによって説明する。
固定台としてのテーブルTにはシリンダ装置のハウジング1が複数のボルト(図示せず)によって固定される。そのハウジング1は、下側(一端側)から順に形成される下壁1aと胴部1bと上壁1cとを有する。そのハウジング1内にシリンダ孔2が形成される。そのシリンダ孔2は、ハウジング1内に形成される小径孔3と、その小径孔3の下側に形成される大径孔4に装着される環状スリーブ5の内周孔5aとよって構成される。その小径孔3と環状スリーブ5の内周孔5aとがほぼ同径に形成されている。また、シリンダ孔2内にピストン6が封止部材7を介して保密状で上下方向(軸方向)へ移動可能に挿入される。その封止部材7は、ゴム等の内封止具7aと合成樹脂等の外封止具7bとによって構成されている。そのピストン6から出力ロッド10が上方へ突設され、その出力ロッド10がハウジング1の上壁1cに保密状で上下方向へ移動可能に挿入される。
上記ピストン6と下壁1aとの間にロック室11が設けられると共に、ピストン6と上壁1cとの間にリリース室12が設けられる。そのロック室11にはロック側給排路13を介して圧油(圧力流体)が供給および排出され、リリース室12にはリリース側給排路14を介して圧油(圧力流体)が供給および排出される。
図2A(図2Bおよび図2C)に示すように、環状スリーブ5の外周面と大径孔4との間に環状空間16が形成され、環状空間16が環状スリーブ5の下部に設けた貫通孔17を介してロック室11の下部へ連通される。
なお、本実施形態において、貫通孔17は、周方向へ所定の間隔をあけて複数配置されている。また、環状空間16および貫通孔17がロック側給排路13の一部を構成している。
図2Aから図3Aに示すように、前記ハウジング1の下壁1aの一部を構成する蓋部材18がハウジングの胴部1bにボルト(図示せず)によって固定される。その蓋部材18が環状スリーブ5を上方へ押し、その環状スリーブ5の上端面5bが、小径孔3と大径孔4との間に形成される段部20に押圧されている。
図2Aから図3Aに示すように、環状スリーブ5の上端部に連通路21が形成される。このため、前記の封止部材7が連通路21を通過することにより、リリース室12の下部領域が連通路21を通ってロック側給排路13に連通される状態(図2C)と、リリース室12と連通路21との間が封止部材7により遮断される状態(非連通状態 図2A)とに切り換え可能となっている。
なお、本実施形態において、環状スリーブ5の上端部に浅い溝22が周方向へ所定の間隔あけて半径方向へ3つ形成され、その溝22によって連通路21が構成される。図3Aに示すように、シリンダ孔2の直径が約40mmの場合では、例えば3つの溝22が設けられ、その溝深さHを0.05mm~0.2mm程度に設定すると共に、その溝幅Wを7.5mm~15mm程度に設定している。このため、連通路21の溝幅Wに対して溝深さHを大幅に小さく設定している。また、封止部材7の上下方向の寸法が2.00mm~4.00mm程度に設定されている。その封止部材7の上下方向への寸法は、連通路21の溝深さHに対して十分に大きく設定されている。このため、そのピストン6の封止部材7が連通路21を通過したときに、封止部材7がシリンダ孔2の内周壁と環状スリーブ5の内周壁との境界部分で損傷するのを防止できる。しかも、上記の浅い溝状の連通路21は、機械加工に手間がかからず、容易に形成できる。
また、本実施形態においては、連通路21の開口面積S1(S1=W×H×N(Nは連通孔の個数))は、環状スリーブ5の貫通孔17の開口面積S2(本実施形態においては、貫通孔17の3つ分の開口面積である)よりも小さく設定されている。なお、前記のとおり貫通孔17はロック側給排路13の一部を構成するので、開口面積S2である貫通孔17の開口は、ロック側給排路13のシリンダ孔2側の開口である。
また、上記の実施形態のように、連通路21が環状スリーブ5の上端部に形成されることに代えて、図3Bに示すように、連通路21が段部20に形成されるようにしてもよい。
上記シリンダ装置は、図1Aおよび1B(および図2Aから図2C)に示すように、次のように作動する。
図1Aに示すロック状態では、前記リリース室12から圧油(圧力流体)がリリース側給排路14を通ってタンクに排出されると共に、タンクから圧油の供給源によって圧油がロック側給排路13を通ってロック室11に供給されている。このため、ロック室11の圧油がピストン6を上限位置へ移動させている。
上記シリンダ装置を図1Aのロック状態から図1Bのリリース状態へリリース駆動させるときには、ロック室11から圧油がロック側給排路13を通ってタンクに排出されると共に、タンクから圧油の供給源によって圧油がリリース側給排路14を通ってリリース室12に供給される。すると、図2Bに示すように、リリース室12の圧油がピストン6を下限位置に向けて下方へ移動させていく。すると、ピストン6の封止部材7が連通路21を通過していく。次いで、図2Cに示すように、前記封止部材7の外封止具7bの上端部が連通路21よりも下方へ移動される。このとき、リリース室12が連通路21を通ってロック側給排路13に連通される。すると、タンクから圧油の供給源(共に図示せず)によって圧油がリリース側給排路14とリリース室12へ供給され、リリース室12の圧油の一部が連通路21とロック側給排路13とを通ってタンクへ戻される。その後、ピストン6がハウジング1の下壁1aに下方から受け止められる。これにより、リリース室12内の圧油を入れ換えることができ、リリース室12内の圧油の温度を所定温度以下となるように保つ、または、冷却することができる。また、リリース室12内に混入した空気や異物がシリンダ装置外部へ排出され、リリース室12内を清浄に保つことができる。
上記シリンダ装置を図1Bのリリース状態から図1Aのロック状態へロック駆動させるときには、リリース室12の圧油がリリース側給排路14を通ってタンクに排出されると共に、タンクから圧油源によって圧油がロック側給排路13に供給される。すると、そのロック側給排路13の圧油は、連通路21を通ってリリース室12に流出されると共に、貫通孔17を通ってロック室11に流出される。ここで、環状スリーブ5の貫通孔17の開口面積S2は、連通路21の開口面積S1よりも大きいので、ロック室11に供給される圧油の流量は、リリース室12に供給される圧油の流量よりも多い。このため、上記リリース室12の圧力よりもロック室11の圧力の方が高くなる。従って、リリース室12の圧力とロック室11の圧力との差圧力がピストン6に上方へ作用して、そのピストン6が上方へ復帰移動される。次いで、図2Bおよび図2Aに示すように、前記封止部材7の外封止具7bの下端部が連通路21よりも上方へ移動される。このとき、リリース室12と連通路21との連通状態が解除される(リリース室12と連通路21とが非連通状態となる)。その後、ピストン6が上壁1cに受け止められる。
上記の実施形態は次の長所を奏する。
本実施形態のシリンダ装置では、上記の従来のシリンダ装置とは異なり、ピストン6内に弁部材および閉弁バネを設ける必要がないので、ピストン6の軸方向(厚み方向)の寸法を小さくできる。従って、シリンダ装置を簡素な構成でコンパクトに造ることができる。
また、上記のシリンダ装置のリリース状態では、タンクから圧油の供給源によって圧油がリリース側給排路14を通ってリリース室12に供給され、リリース室12の圧油が連通路21とロック側給排路13とを通ってタンクに排出されることにより、リリース室12の圧油が入れ換えられる。これにより、周辺機器や雰囲気の温度が高く保たれている場合であっても、前記の入れ換えによってシリンダ装置の温度が前記の周辺機器等の温度よりも低く抑えられるので、シリンダ装置を構成する封止部材7等の部材が熱によって破損や変形、劣化されるのを防止できる。また、前記の入れ換えによってリリース室12内の圧力流体に混ざり込んだ空気などの気体や異物が連通路21を通して外部へ排出される。このため、シリンダ装置を安定して作動させることができる。
さらに、連通路21の開口面積S1よりも貫通路17の開口面積を大きく設定することにより、シリンダ装置をリリース状態からロック状態へロック駆動を開始するときにおいて、ロック側給排路13から連通路21を通ってリリース室12に流入される圧力流体の流量よりもロック側給排路13からロック室11へ流入される圧力流体の流量を多くすることができる。このため、ロック室11の圧力とリリース室12との圧力との差圧力がピストン6を上方へ確実にロック駆動させる。
上記の実施形態は次のように変更可能である。
上記の圧力流体は、例示した圧油に代えて、他の液体であってもよい。
上記の連通路21は、図3Aに示すように、前記環状スリーブ5の上端部に形成されることに代えて、又はそれに加えて、図3Bに示すように、前記段部20の下部に形成されるようにしてもよい。また、上記の連通路21は、例示した浅い溝に代えて、小径の孔であってもよい。
上記のロック室12がピストン6の上側に設けられると共にリリース室11がピストン6の下側に設けられることに代えて、ロック室12がピストン6の下側に設けられると共にリリース室11がピストン6の上側に設けられてもよい。
上記の連通路21および貫通孔17は、環状スリーブ5という部品を用いることなく、ハウジング1に直接形成されてもよい。
その他に、当業者が想定できる範囲で種々の変更を行えることは勿論である。
1:ハウジング,2:シリンダ孔,3:小径孔,4:大径孔,5:環状スリーブ,5a:内周孔,5b:上端面(他端側の端面),6:ピストン,7:封止部材,11:ロック室,12:リリース室,13:ロック側給排路,14:リリース側給排路,17:貫通孔,20:段部,21:連通路.

Claims (3)

  1. (削除)
  2. ハウジング(1)に形成されるシリンダ孔(2)に封止部材(7)を介して保密状で軸方向へ移動可能に挿入されるピストン(6)と、
    前記ピストン(6)の前記軸方向の一端側に形成されるロック室(11)と、
    前記ピストン(6)の前記軸方向の他端側に形成されるリリース室(12)と、
    前記ロック室(11)に圧力流体を供給および排出するロック側給排路(13)と、
    前記リリース室(12)に圧力流体を供給および排出するリリース側給排路(14)と、
    前記シリンダ孔(2)の内周壁に形成される連通路(21)と、
    を備え、
    前記シリンダ孔(2)が、前記ハウジング(1)に形成される小径孔(3)と、その小径孔(3)の一端側に形成される大径孔(4)に装着される環状スリーブ(5)の内周孔(5a)とによって構成され、
    前記連通路(21)が、前記小径孔(3)と前記大径孔(4)との間に形成される段部(20)と、前記環状スリーブ(5)の他端側の端面(5b)との間に周方向へ延在するように形成され、
    前記連通路(21)の開口面積(S)が、前記ロック側給排路(13)の前記シリンダ孔(2)側の開口の開口面積(S)よりも小さく設定され、
    前記ピストン(6)が他端側から一端側の限界位置へ移動されるときに、前記封止部材(7)が前記連通路(21)よりも他端側から当該連通路(21)を越えて一端側へ移動され、前記リリース側給排路(14)が前記リリース室(12)と前記連通路(21)とを介して前記ロック側給排路(13)に連通され、
    前記ピストン(6)が一端側の限界位置から他端側へ移動されるときに、前記封止部材(7)が前記連通路(21)よりも一端側から当該連通路(21)を越えて他端側へ移動され、前記リリース室(12)と前記連通路(21)とが非連通状態となる、
    ことを特徴とするシリンダ装置。
  3. 請求項2のシリンダ装置において、
    前記環状スリーブ(5)に、前記ロック側給排路(13)の一部を構成する貫通孔(17)が設けられており、
    前記貫通孔(17)の開口が、前記ロック側給排路(13)の前記開口である、
    ことを特徴とするシリンダ装置。
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