JP6670528B2 - 破損検出機能付き位置決め装置 - Google Patents
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Description
ワークパレットの孔に挿入可能な環状の心柱が、ハウジングから上方へ突設される。ハウジングにピストンが上下移動可能に挿入される。そのピストンから上方に突設された出力ロッドが、心柱の内周孔に上下方向へ移動可能に挿入される。心柱の外周に環状の押圧部材が配置され、その押圧部材が出力ロッドの上部に連結される。その押圧部材の周壁に形成される検出孔に異常検出用の加圧エアが流路を通して供給される。上記ピストン及び出力ロッドによって押圧部材が下方へロック駆動されて当該押圧部材の外周面が上記の孔の内周面に密着したときには、上記検出孔が閉鎖されるので前記流路内の圧力が上昇する。その結果、ハウジングに対してワークパレットが所定位置に位置決めされた正常状態であることが検出される。
ところで、位置決め装置をロック駆動したときに押圧部材の外周面と上記の孔の内周面との間に切り屑等の異物が挟み込まれて隙間が生じた場合には、異常検出用の流路に供給された加圧エアが上記の隙間から漏れる。その流路の圧力が上昇しないことを圧力センサなどで検出することにより、上記の位置決め装置の異常状態が検出される。
ところで、本来は、位置決め装置をロック駆動させる前のリリース状態において、上記の異常状態(破損状態)を検出することが好ましい。しかしながら、上記の位置決め装置がリリース状態であるときには、検出孔が上記の孔の内周面によって閉鎖されないので、検出孔が外部に開放されている。このため、押圧部材が破損されていない正常状態と押圧部材が破損された異常状態との両方の状態で流路の圧力が上昇されない。これにより、その異常状態と正常状態との区別をつけることができない。
このため、従来の位置決め装置は、リリース状態の位置決め装置の破損状態を検出できるようにする点で改善の余地が残されていた。
本発明の目的は、リリース状態の位置決め装置の破損状態を検出することにある。
可動部材5に設けられた孔6に挿入可能な環状の心柱7が、基準部材4から先端方向へ突出される。前記基準部材4にピストン11が軸方向へ移動可能で保密状に挿入される。前記ピストン11に連結された出力ロッド19が、前記心柱7の内周孔18に挿入される。前記心柱7の外周に外傾斜面28が先端側に向かって軸心に近づくように設けられる。前記外傾斜面28に押圧部材29が先端側から楔係合し、その押圧部材29が半径方向へ拡大及び縮小可能とされる。その押圧部材29が出力ロッド19の先端部に連結される。破損検出用の流路58が、前記孔6の内周面に密着可能となるように前記押圧部材29の外周面に開口される検出孔57を有し、破損検出用の流路58が検出孔57に圧力流体を供給可能とする。
そして、前記ピストン11が前記出力ロッド19を介して前記押圧部材29を先端側へリリース駆動させたときに、前記押圧部材29の内周面によって前記流路58が閉鎖されることにより前記検出孔57に圧力流体が供給されることが停止される。前記ピストン11が前記出力ロッド19を介して前記押圧部材29を基端側へロック駆動させたときに、前記流路58の前記閉鎖状態が解除されることにより前記検出孔57に圧力流体が供給される。
上記の位置決め装置をリリース駆動させたときに、破損検出用の流路が押圧部材の内周面によって閉鎖されることにより、前記検出孔に圧力流体が供給されることが停止される。このため、流路の圧力が上昇し、その上昇圧力を検出することにより押圧部材が破損していない正常状態であることが検出される。これに対して、リリース状態の位置決め装置が何らかの異常状態、例えば、押圧部材が破損された異常状態では、その破損部分から流路の圧力流体が漏れだし、その流路の圧力が上昇しない。その結果、押圧部材が破損された状態等の異常状態であることが検出される。
(1)前記押圧部材29は、前記心柱7の外周に軸方向に移動可能に設けられた中間部材62を介して当該心柱7に先端側から楔係合する。
この場合、位置決め装置をロック駆動すると、ピストンが出力ロッドと中間部材とを介して押圧部材の外周面を可動部材の孔の内周面に強力に押圧させる。
この場合、可動部材の孔の軸心が心柱の軸心に対して心ずれした状態でその孔が心柱に外嵌めされることにより、複数の検出孔のうちの一部の検出孔だけが孔の内周面によって閉鎖され、他の検出孔が閉鎖されない場合がある。この場合には、流路に供給された圧力流体が他の検出孔から漏れるので、流路の圧力が所定の設定値を下回ることが検出される。その結果、位置決め装置が異常状態であることが適切に検出される。
この場合、出力ロッドが先端側限界位置または基端側限界位置に移動されたことを前記検出手段としての弁機構によって確実に検出できる。
図1から図3は、本発明の第1実施形態を示している。まず、リリース状態を示す図1に基づいて上記位置決め装置の構造を説明する。
上記の心柱7の内周孔18は、下側から順に形成された大径孔41と小径孔42とを有する。また、出力ロッド19の下半部分20が、下側から順に形成された大径部43と小径部44とを有する。その大径孔41と大径部43との間に第1封止部材45が装着され、小径孔42と小径部44との間に第2封止部材46が装着される。大径孔41と大径部43との間に第1環状空間47が区画形成され、小径孔42と小径部44との間に第2環状空間48が区画形成される。その第1環状空間47に加圧エアの供給路49が連通され、第2環状空間48に排出路50が連通される。また、上記の大径孔41の上端面に環状の弁座51が形成される。その大径部43の上端部に形成された環状の弁面52が、上記の弁座51に当接可能に所定の間隔をあけて対面される。本実施形態において、供給路49と第1環状空間47と第2環状空間48と排出路50とによって位置検出用の流路39が構成される。
図1のリリース状態では、ロック室13の圧油が排出されると共に、リリース室12に圧油が供給される。これにより、ピストン11と出力ロッド19とが上昇位置に移動される。このとき、上記押圧部材29が、当該押圧部材29の弾性力によって縮径状態に切り換えられている。
また、このとき、出力ロッド19の弁面52が心柱7の内周孔18の弁座51に当接され、弁機構40が閉弁されている。この状態で加圧エア(圧力流体)が供給路49を通って第1環状空間47に供給されると、その第1環状空間47の圧力が上昇する。その結果、出力ロッド19が上限位置に移動したこと(リリース状態であること)が検出される。
また、このとき、心柱7の中継孔55が押圧部材29の内周面によって閉鎖されている。この状態で加圧エアが中継孔55に供給されると、その中継孔55の圧力が上昇する。これにより、押圧部材29の周壁の薄肉部分が破損されていない正常な状態であることが検出される。
また、このとき、中継孔55が検出孔57に連通される共に、検出孔57が上記孔6の内周面によって閉鎖される。この状態で、中継孔55に加圧エアが供給されると、中継孔55の圧力が上昇する。その結果、押圧部材29の密着面32が上記の孔6の内周面に密着されたことが検出される。
上記の異常状態の位置決め装置をロック駆動させると、図3に示すように、ロック室13の油圧力がピストン11と出力ロッド19とを介して押圧部材29を下降させると共に、心柱の外傾斜面28に沿って半径方向の外方へ移動させる。次いで、その押圧部材29の密着面32がワークパレット5の孔6の内周面に受け止められないので、過度に拡径する。引き続いて、出力ロッド19及びピストン11は下限位置まで下降されると、上記出力ロッド19のフランジ部32の下面が心柱7の上端面に受けとめられる。
このとき、ピストン11が下降位置に移動されたことにより、弁機構40の弁面52が弁座51から下方へ離間される。このため、弁機構40は、開弁される。これにより、出力ロッド19が下降位置に移動したことが検出される。
また、このとき、検出孔57が中継孔55にほぼ対面する位置に下降されるので、中継孔55に供給された異常検出用の加圧エアが検出孔57を通って外部へ排出される。このため、中継孔55の圧力が所定の設定値を下回り、その圧力低下を圧力スイッチ等で検出することにより、位置決め装置が上記の異常状態であることを検出できる。
上記の位置決め装置をリリース駆動させたときに、破損検出用の流路58が押圧部材29の内周面によって閉鎖されることにより、前記検出孔57に圧力流体が供給されることが停止される。このため、流路58の圧力が上昇し、その上昇圧力を検出することにより押圧部材29が破損していない正常状態であることが検出される。これに対して、リリース状態の位置決め装置が何らかの異常状態、例えば、押圧部材29が破損された異常状態では、その破損部分29aから流路58の圧力流体が漏れだし、その流路58の圧力が上昇しない。その結果、押圧部材29が破損された状態等の異常状態であることが検出される。
また、上記の位置決め装置をロック駆動させたときに、破損検出用の流路58の検出孔57がワークパレット5の孔6の内周面によって閉鎖されることにより、前記検出孔57から外部に圧力流体が排出されることが停止される。このため、流路58の圧力が上昇し、その上昇圧力を検出することによりハウジング2に対してワークパレット5が所定位置に位置決めされた正常状態であることが検出される。これに対して、ロック状態の位置決め装置が何らかの異常状態、例えば、押圧部材29が破損された異常状態では、その破損部分29aから流路58の圧力流体が漏れだし、その流路58の圧力が上昇しない。その結果、押圧部材29が破損された状態等の異常状態であることが検出される。
以上のことから、上記の位置決め装置がロック状態およびリリース状態のいずれの状態のときでも、流路58の圧力が所定の設定値を上回れば位置決め装置が正常状態であることが検出され、流路58の圧力が所定の設定値を下回れば位置決め装置が上記のいずれかの異常状態であることが検出される。
上記の心柱7の外周に溝60が周方向に形成され、その溝60の底面に中継孔55が開口される。また、押圧部材29の周壁に検出孔57が周方向に所定の間隔をあけて3つ設けられる。その検出孔57が上記の溝60を介して中継孔55に連通可能となっている。
従って、押圧部材29の外周面とワークパレット5の孔6の内周面との間に切粉などの異物が挟まって隙間が生じたときでも、複数の検出孔57のうちの一方が上記の孔6の内周面によって閉鎖されるが、中継孔55の加圧エアが複数の検出孔57のうちの他方の検出孔57から上記の隙間を通って外部に漏れ出る。これにより、押圧部材29と上記の孔6との間に上記の異物が挟まった状態などの異常状態であることを適切に検出できる。
上記の心柱7の外周にストレート面61が形成される。そのストレート面61に、周方向に環状に配置された中間部材62が上下方向に移動可能に装着される。その中間部材62の下部とハウジング2との間に皿バネ63とバネ受け64とが上方に順に装着され、ハウジング2に対して中間部材62が上方へ付勢される。本実施形態では、付勢手段65が皿バネ63とバネ受け64とによって構成される。図5Bに示すように、その中間部材62の周壁にスリット65が設けられることにより、その中間部材62が半径方向に弾性変形可能に構成される。また、その中間部材62の外周面に外傾斜面28が上方へ向かうにつれて軸心に近づくように形成される。その外傾斜面28に周方向に環状に配置される押圧部材29が、上下方向に移動可能に装着される。その押圧部材29の外周に密着面32が形成され、その密着面32がワークパレット5の孔6の内周面に密着可能に構成される。また、上記の心柱7のストレート面61に第1中継孔68が開口される。その第1中継孔68に連通するように第2中継孔69が中間部材62の周壁に貫通される。その第2中継孔69に連通可能に検出孔57が押圧部材29の周壁に貫通される。本実施形態では、第1中継孔68と第2中継孔69と供給路56と検出孔57とによって破損検出用の流路58が構成される。
リリース状態では、ロック室13の圧油が排出されると共に、リリース室12に圧油が供給される。これにより、ピストン11と出力ロッド19とが上昇位置に移動される。このとき、上記押圧部材29が、当該押圧部材29の弾性力によって縮径状態に切り換えられている。
また、このとき、上記の圧力センサによってリリース室12の上昇圧力を検出するにより、位置決め装置がリリース状態であることが検出される。
また、第2中継孔69が押圧部材29の内周面によって閉鎖されている。この状態で第2中継孔69に加圧エアを供給すると、第2中継孔69の圧力が上昇する。その結果、押圧部材29が破損されていない正常状態であることが検出される。
このとき、検出孔57がワークパレット5の孔6の内周面によって閉鎖される。この状態で第2中継孔69に加圧エアを供給すると、第2中継孔69の圧力が上昇する。その結果、押圧部材29の密着面32が上記の孔6の内周面に密着されていることが検出される。
また、このとき、ロック室13の圧力が所定の設定値を上回ることを上記の圧力センサによって検出されることにより、位置決め装置がロック状態であることが検出される。
上記の位置決め装置をリリース駆動させたときに、破損検出用の流路58が押圧部材29の内周面によって閉鎖されることにより、前記検出孔57に圧力流体が供給されることが停止される。このため、流路58の圧力が上昇し、その上昇圧力を検出することにより押圧部材29が破損していない正常状態であることが検出される。これに対して、リリース状態の位置決め装置が何らかの異常状態、例えば、押圧部材29が破損された異常状態では、その破損部分29aから流路58の圧力流体が漏れだし、その流路58の圧力が上昇しない。その結果、押圧部材29が破損された状態等の異常状態であることが検出される。
また、上記の位置決め装置をロック駆動させたときに、破損検出用の流路58の検出孔57がワークパレット5の孔6の内周面によって閉鎖されることにより、前記検出孔57から外部に圧力流体が排出されることが停止される。このため、流路58の圧力が上昇し、その上昇圧力を検出することによりハウジング2に対してワークパレット5が所定位置に位置決めされた正常状態であることが検出される。これに対して、ロック状態の位置決め装置が何らかの異常状態、例えば、押圧部材29が破損された状態などの異常状態では、その破損部分29aから流路58の圧力流体が漏れだし、その流路58の圧力が上昇しない。その結果、押圧部材29が破損された状態等の異常状態であることが検出される。
以上のことから、上記の位置決め装置がロック状態およびリリース状態のいずれの状態のときでも、流路58の圧力が所定の設定値を上回れば位置決め装置が正常状態であることが検出され、流路58の圧力が所定の設定値を下回れば位置決め装置が上記のいずれかの異常状態であることが検出される。
上記の基準部材4は、例示したように、工作機械のテーブルに固定されたベースプレート1に限られず、その他の固定台であってもよい。
上記の可動部材は、例示したワークパレット5に限られず、ワークや金型などであってもよい。
上記の駆動手段は、複動式の油圧シリンダDに代えて単動式の油圧シリンダであってもよい。また、駆動手段は、例示の油圧シリンダに代えて、空圧シリンダや電動アクチュエータであってもよい。
上記中継孔に供給される異常状態検出用の圧力流体は、例示した加圧エアに代えて、他の気体または圧油や水等の液体であってもよい。
上記の外傾斜面28は、心柱7の外周面の全体にテーパー状に形成されるのに代えて、心柱の外周面の一部分に平面状に形成されてもよい。
上記の押圧部材29は、前記外傾斜面28に周方向へ環状に配置されるのに代えて、複数の押圧部材が外傾斜面に周方向へ所定の間隔をあけて配置されてもよい。
上記の溝60は、心柱7の外周壁に形成されるのに代えて、押圧部材29の内周面に形成されてもよい。
上記の付勢手段65は、例示した皿バネ63に代えて、圧力流体によって上方へ付勢する流体圧シリンダなどであってもよい。
その他に、当業者が想定できる範囲で種々の変更を行えることは勿論である。
Claims (4)
- 可動部材(5)に設けられた孔(6)に挿入可能となるように基準部材(4)から先端方向へ突出された環状の心柱(7)と、
前記基準部材(4)に軸方向へ移動可能で保密状に挿入されたピストン(11)と、
前記ピストン(11)に連結されると共に、前記心柱(7)の内周孔(18)に挿入される出力ロッド(19)と、
前記心柱(7)の外周に先端側に向かうにつれて軸心に近づくように設けられた外傾斜面(28)と、
前記外傾斜面(28)に先端側から楔係合すると共に、半径方向へ拡大及び縮小可能とされる押圧部材(29)であって、前記出力ロッド(19)の先端部に連結される押圧部材(29)と、
前記孔(6)の内周壁に密着可能となるように前記押圧部材(29)の外周壁に開口される検出孔(57)を有する破損検出用の流路(58)であって、その検出孔(57)に圧力流体を供給可能とされる破損検出用の流路(58)と、を備え、
前記ピストン(11)が前記出力ロッド(19)を介して前記押圧部材(29)を先端側へリリース駆動させたときに、前記押圧部材(29)の内周面によって前記流路(58)が閉鎖されることにより前記検出孔(57)に圧力流体が供給されることが停止され、
前記ピストン(11)が前記出力ロッド(19)を介して前記押圧部材(29)を基端側へロック駆動させたときに、前記流路(58)の前記閉鎖状態が解除されることにより前記検出孔(57)に圧力流体が供給される、
ことを特徴とする位置決め装置。 - 可動部材(5)に設けられた孔(6)に挿入可能となるように基準部材(4)から先端方向へ突出された環状の心柱(7)と、
前記基準部材(4)に軸方向へ移動可能で保密状に挿入されたピストン(11)と、
前記ピストン(11)に連結されると共に、前記心柱(7)の内周孔(18)に挿入される出力ロッド(19)と、
前記心柱(7)の外周に形成されるストレート面(61)と、
前記ストレート面(61)に周方向に環状に配置されると共に、前記心柱(7)の外周に前記軸方向に移動可能に設けられた中間部材(62)と、
前記中間部材(62)の外周に先端側に向かうにつれて軸心に近づくように設けられた外傾斜面(28)と、
前記外傾斜面(28)に先端側から楔係合すると共に、半径方向へ拡大及び縮小可能とされる押圧部材(29)であって、前記出力ロッド(19)の先端部に連結される押圧部材(29)と、
前記孔(6)の内周壁に密着可能となるように前記押圧部材(29)の外周壁に開口される検出孔(57)を有する破損検出用の流路(58)であって、その検出孔(57)に圧力流体を供給可能とされる破損検出用の流路(58)と、を備え、
前記ピストン(11)が前記出力ロッド(19)を介して前記押圧部材(29)を先端側へリリース駆動させたときに、前記押圧部材(29)の内周面によって前記流路(58)が閉鎖されることにより前記検出孔(57)に圧力流体が供給されることが停止され、
前記ピストン(11)が前記出力ロッド(19)を介して前記押圧部材(29)を基端側へロック駆動させたときに、前記流路(58)の前記閉鎖状態が解除されることにより前記検出孔(57)に圧力流体が供給される、
ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項1の位置決め装置において、
前記検出孔(57)は、前記押圧部材(29)に周方向に所定の間隔をあけて複数設けられる、
ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項1の位置決め装置において、
前記心柱(7)の内周孔(18)に設けられた弁座(51)と前記出力ロッド(19)に設けられた弁面(52)とを有し、前記出力ロッド(19)が所定の先端位置または所定の基端位置に移動されたときに前記基準部材(4)に形成された位置検出用の流路(39)を開弁または閉弁する、
ことを特徴とする位置決め装置。
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