JP7176723B2 - 耳抜き補助具及びセット - Google Patents

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Description

本発明は、飛行機への搭乗またはダイビングの際に、気圧の変化によって生じる鼓膜や耳の痛み(以下、これらを総称して「耳痛」とも称する)を解消するために行われる耳抜きを補助するための用具に関する。
飛行機に搭乗した際、離陸時または着陸時の大気圧の変化によって、鼓膜や耳が痛くなる現象が生じる。また同様の現象は、ダイビングなど海中等に潜水する場合にも生じる。こうした現象は、大気圧と耳の鼓膜の内側にある鼓室(中耳の空洞)内の空気圧との間に差が生じることによって生じる。
具体的には、例えば飛行機が離陸後上昇して大気圧が急激に低下すると、外耳道の方が鼓室よりも圧力が低くなるため(外耳道の圧力<鼓室の圧力)、鼓膜が外耳道側に押し出される形になり、これに対して耳小骨は鼓膜を引き戻そうと抵抗する。一方、飛行機が着陸に向けて下降する際、大気圧が急激に高くなると、今度は外耳道の方が鼓室よりも圧力が高くなるため(外耳道の圧力>鼓室の圧力)、鼓膜が鼓室側に押し込まれる形となり、これに対して耳小骨は鼓膜を押し返そうと抵抗する。このように、大気圧(外耳道内)と鼓室内の空気の圧力とが等しくないと、伝音がうまくいかず、聴力が低下して不快感を感じるが、その圧力差が大きくなると、耳痛が生じたり、さらには鼓膜が破損するなどの問題も生じる。
ところで、鼓室(中耳の空洞)は「耳管」と称される細い管で鼻腔と繋がっている。このため、耳管は鼻腔から鼓室内に空気を取り入れ、鼓室内の空気圧を今いる場所の大気圧と等しくする役割を担っている。従って、大気圧の変動が生じた場合でも、鼻から耳管を通じて鼓室内に空気を出し入れして大気圧と鼓室内の圧力との差を解消することで、不快感や耳痛を消失ないし軽減することができる。このように、鼻腔及び耳管を介した空気の出し入れにより大気圧と鼓室内の圧力差をなくし、不快感や耳痛をなくすことを「耳抜き」という。
かかる「耳抜き」を強制的に行う方法(耳抜き行為)として、従来より、鼻をつまんで息む「バルサルバ法」、口を閉じて舌の付け根を上げることで耳管に空気を送り込む「フレンツェル法」、つばを飲み込む「トインビー法」、あくびをする「ヨーイング法」の他、飴を舐めたり、ガムを噛んだりする方法等が知られている。しかし、大気圧と中耳内の圧力との差が大きくなって耳痛が強くなると、こうした耳抜き行為を行うこと自体が難しくなる。このため、痛みを感じたら、早めに耳抜き行為をする必要がある。また人によっては上手く耳抜き行為ができず、耳痛をおそれて、飛行機の搭乗やダイビングを断念する方もいる。
このような問題から、最近では、耳の痛みを軽減するための飛行機搭乗時専用の耳栓も売られている(例えばサイレンシア[登録商標]フライト、イヤープレーン等)。こうした耳栓型の耳抜き補助具は、本体の装着部がフランジ構造になっており、また耳栓内部に気圧変化を穏やかにする調整機能が付いていることで、気圧の変動によって生じる耳痛や耳の不快感を軽減することができるというものである(非特許文献1、特許文献1等参照)。
実登第3195550号公報
http://silencia.jp/products/ silencia-flight-air-s.html
本発明は、前述する耳栓型の耳抜き用具とは異なる原理で、耳抜きを補助することができる耳抜き補助具及び耳抜き補助具セットを提供することを課題とする。また本発明は、当該耳抜き補助具または耳抜き補助具セットを用いた耳抜き方法を提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねていたところ、耳孔の前付近に位置する下関(ゲカン)と称されるツボに第1の金属片(金属片1)を貼付し、また耳の後下部に位置する翳風(エイフウ)と称されるツボに上記第1の金属片よりもイオン化傾向の大きい第2の金属片(金属片2)を貼付し、その状態で前歯(小臼歯)上下を噛み締めることで、耳周囲の圧迫が解消して耳管が緩み(広がり)、耳管を通じて鼓室内に空気が通りやすくなること、つまり、大気圧の変動によっても鼓室内との圧力差が生じにくいこと、また、仮に圧力差が生じても容易に解消されること、換言すれば、耳抜きがしやすくなることを見出した。これは、電位差の異なる金属片を「下関」と「翳風」のそれぞれのツボに貼付することで耳周辺の筋肉及び靱帯を緩ませ、その緩んだ状態で前歯(小臼歯)上下を噛み締めることで、下顎をやや前方位に誘導して、顎の後ろへの落ち込みを解消することで、耳管を広げることができるという知見に基づく。
本発明はかかる知見に基づいて完成したものであり、下記に示す耳抜き補助具、並びに耳抜き補助具セットを提供するものである。
(I)耳抜き補助具
(I-1)粘着面と非粘着面を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に配置された第1及び第2の金属片を有する貼付剤からなる耳抜き補助具であって、
上記第1と第2の金属片は、互いにイオン化傾向が異なる金属片であり、上記シート基材の粘着面層側に少なくとも4cmの間隔をあけて配置されてなり、
上記貼付剤の金属片が配置された粘着面層側には、剥離シートが剥離可能な状態で積層されてなる、耳抜き補助具。
(I-2)1枚の剥離シートが1つの貼付剤の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなるか、または1枚の剥離シートが2以上の貼付剤の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなる、(I-1)に記載の耳抜き補助具。
(I-3)前記貼付剤は、第1の金属片(以下、「金属片1」とも称する)及び第2の金属片(以下、「金属片2」とも称する)がそれぞれ下関(ゲカン)及び翳風(エイフウ)に接するように耳周辺の皮膚に貼付して使用されるものであり、金属片2が金属片1よりもイオン化傾向が大きいことを特徴とする(I-1)または(I-2)に記載する耳抜き補助具。
(I-4)金属片1が金であり金属片2が銀またはチタンであるか、または金属片1が銀であり金属片2がチタンである、(I-1)~(I-3)のいずれかに記載の耳抜き補助具。
(I-5)粘着面と非粘着面を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に配置された第1の金属片(金属片1)とからなる第1の貼付剤(以下、「貼付剤1」とも称する)、及び
粘着面と非粘着面を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に貼着された第2の金属片(金属片2)とからなる第2の貼付剤(以下、「貼付剤2」とも称する)を有し、
上記第1の金属片(金属片1)と第2の金属片(金属片2)は、互いにイオン化傾向が異なる金属片であり、
上記第1の貼付剤(貼付剤1)及び第2の貼付剤(貼付剤2)には、それぞれ別個の剥離シートがシート基材の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなるか、または同じ剥離シートがシート基材の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなる、耳抜き補助具。
(I-6)各々1つの第1の貼付剤(貼付剤1)と第2の貼付剤(貼付剤2)の組み合わせを一組として、1枚の剥離シートが2組以上の貼付剤の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなる、(I-5)に記載の耳抜き補助具。
(I-7)前記貼付剤1及び貼付剤2はそれぞれ金属片1及び金属片2が下関(ゲカン)及び翳風(エイフウ)に接するように耳周辺の皮膚に貼付して使用されるものであり、金属片2が金属片1よりもイオン化傾向が大きいことを特徴とする(I-5)または(I-6)に記載する耳抜き補助具。
(I-8)金属片1が金であり金属片2が銀またはチタンであるか、または金属片1が銀であり金属片2がチタンである、(I-5)~(I-7)のいずれかに記載の耳抜き補助具。
(II)耳抜き補助具セット
(II-1)上記(I-1)~(I~8)のいずれかに記載する耳抜き補助具と、弾性部材からなる前歯噛み用具を含有する、耳抜き補助具セット。
(III)耳抜き補助具または耳抜き補助具セットの使用方法、及びその教示方法
(III-1)前記(I-1)~(I~4)のいずれかに記載する耳抜き補助具の使用方法またはその教示方法であって、当該使用方法が、剥離シートを剥がした貼付剤の粘着面層側を、左右の耳周辺の皮膚に、金属片1が下関(ゲカン)、金属片2が翳風(エイフウ)に接するように貼付し、必要に応じて、貼付した状態で、前記(II-1)に記載する耳抜き補助具セットに付属の前歯噛み用具または任意の弾性部材を前歯(小臼歯)で噛みしめる工程を有する方法である、前記方法。
(III-2)前記(I-5)~(I~8)のいずれかに記載する耳抜き補助具の使用方法またはその教示方法であって、当該使用方法が、剥離シートを剥がした貼付剤1の粘着面層側を、金属片1が下関(ゲカン)に接するように左及び/又は右の耳周辺の皮膚に貼付し、また剥離シートを剥がした貼付剤2の粘着面層側を、金属片2が翳風(エイフウ)に接するように、前記貼付剤1と同じ左及び/又は右の耳周辺の皮膚に貼付し、必要に応じて、貼付した状態で、前記(II-1)に記載する耳抜き補助具セットに付属の前歯噛み用具または任意の弾性部材を前歯(小臼歯)で噛みしめる工程を有する方法である、前記方法。
本発明の耳抜き補助具または耳抜き補助具セットは、耳孔の前付近に位置する下関と称されるツボに金属片1を貼付し、また耳の後下部に位置する翳風と称されるツボに上記金属片1よりもイオン化傾向の大きい金属片2を貼付し、その状態で前歯(小臼歯)上下を噛み締めることで、耳周囲の圧迫が解消して耳管が緩み(広がり)、耳管を通じて鼓室内に空気が通りやすくなる。つまり、本発明の耳抜き補助具または耳抜き補助具セットによれば、大気圧の変動によっても鼓室内との圧力差が生じにくかったり、仮に圧力差が生じても容易に解消され、耳抜きがしやすくなる。このように、本発明によれば、耳抜きを補助することで、飛行機の搭乗やダイビングに伴って生じる不快感や耳痛を防止ないし簡単に解消することができ、当該不快感や耳痛を理由に飛行機の搭乗やダイビングを敬遠していた方も飛行機に搭乗して海外旅行やダイビングが可能になり、活動範囲が広がり、生活をよりエンジョイすることができる。
なお、上記本発明の効果は、耳周囲のツボ(下関と翳風)にイオン化傾向に差がある異なる金属片を押し当てることで、微弱電子の流れ(電子はイオン化傾向の大きい金属から小さい金属の方向に移動する)とツボ圧刺激効果により、顎関節周囲の靱帯及び筋肉の緊張が緩まることに加え、同時に小臼歯で噛み締めることで、浅側頭筋肉が刺激され、下顎を前方に導く作用と顎関節部位が大きく動かされる作用とが相俟って、顎関節の詰まり(顎関節症状態)が改善されることに基づいているものと理解される。
本発明の実施形態1にかかる耳抜き補助具1を示す斜視図である。 本発明の実施形態1にかかる耳抜き補助具1を示す正面図である。 本発明の耳抜き補助具で使用する金属片の形状の一態様を示すための図である。(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は(b)に示すC-Cの断面図、(d)は金属片を皮膚に押し当てて使用している状態を示す参考図である。 本発明の実施形態1にかかる耳抜き補助具1を示す図1の断面図を示す。(a)は、金属片1(11)及び金属片2(12)がそれぞれシート基材16の粘着面層14の上に配置されてなる態様を示す。(b)は、金属片11及び金属片12がそれぞれシート基材16の粘着面層14側に埋設された形で配置されてなる態様を示す。 (a)は本発明の実施形態1の変形例(実施形態1-2)である耳抜き補助具の正面図である。(b)はその断面図である。 本発明の実施形態1の変形例(実施形態1-3)である耳抜き補助具の斜視図である。 (a)及び(b)は、それぞれ本発明の実施形態1及び2にかかる耳抜き補助具の使用態様を示す。 本発明の実施形態2にかかる耳抜き補助具((a)実施形態2-1、(b)実施形態2-2)を示す斜視図である。 本発明の実施形態2にかかる耳抜き補助具の変形例(実施形態2-3)を示す斜視図である。
(I)耳抜き補助具
本発明の耳抜き補助具について図面を参照しながら、以下に詳細に説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1にかかる耳抜き補助具1を示す斜視図、図2は図1の耳抜き補助具1の正面図、図4(a)及び(b)は図1の耳抜き補助具1の断面図を、それぞれ示す。また図5は、当該実施形態1の変形例(実施形態1-2)である耳抜き補助具の正面図(a)、及びその断面図(b)である。さらに図6は、実施形態1の変形例(実施形態1-3)である耳抜き補助具の斜視図である。なお、これらの変形例は一例であり、本発明の実施形態1はこれらに限定されるものではない。また図7(a)は、本発明の実施形態1にかかる耳抜き補助具の使用態様を示す図である。
図4(a)を参考にして説明すると、本発明の耳抜き補助具1は、シート基材16と、第1の金属片11及び第2の金属片12を有する貼付剤からなる。当該シート基材16は、少なくとも、一方の表面が粘着面層14、他方表面が非粘着面層15からなる積層構造を有するシート状の基材であり、当該シート基材16の粘着面層14側に、前記金属片11及び金属片12が、一定の間隔をあけて配置されている。また当該貼付剤には、剥離シート13が、上記シート基材16の粘着面層14側の表面に、金属片11及び12をあいだに挟んだ状態で、剥離可能な状態で積層されている。
金属片11と金属片12はお互いにイオン化傾向が異なる金属片であること、つまり、一方の金属片は他方の金属片と比べてイオン化傾向が高い(低い)ことを特徴とする。本発明では、説明の都合、第2の金属片12のほうが金属片11よりもイオン化傾向が高いものとして説明する。お互いにイオン化傾向が異なる限りにおいて、用いる金属に特に制限されないものの、皮膚に優しいものであること、特に皮膚に直に接していても、かぶれや発赤等といった皮膚への悪影響が生じないものであることが好ましい。具体的には、金属片1として使用する金属の種類としては、好ましくは金(Au)や白金(Pt)を挙げることができる。好ましくは金である。この場合の金属片2の金属の種類としては、金や白金よりもイオン化傾向が高いものであればよいが、皮膚への安全性を考慮して、銀(Ag)及びチタン(Ti)を挙げることができる。好ましくはチタン(Ti)である。また、金属片2としてチタン(Ti)を用いる場合、金属片1として金(Au)や白金(Pt)に代えて、銀(Ag)を用いてもよい。このように金属片1および金属片2に何の金属を用いるかは、金属片1に用いる金属のイオン化傾向によって定めることができる。なお、本発明において金属片は、本発明の目的及び効果に適うものであればよく、必ずしも金属塊からなるものである必要はない。例えば、金属メッキ加工など、任意の素材からなる基剤表面が該当する金属で被覆されてなるものであってもよい。
これらの金属片の形状は特に問わないが、皮膚に押し当てて使用するという点から、好ましくは平板状(円盤状を含む)、粒状、平板(円盤)の中央が盛り上がった形状(凸状)などを挙げることができる。より好ましくは、制限されないものの、加工面からは平板状(円盤状)または粒状であり、またツボを効果的に刺激できるという点では、図3(a)~(d)に例示するような凸状である。その大きさは特に制限されないものの、平板状(円盤状)または粒状の場合、直径2~7mm程度を、また円盤の中央が盛り上がった凸状物の場合、円盤の大きさとして直径4~6mm程度、凸部の厚み3~5mm程度を例示することができる。
金属片11及び12は、シート基材16の粘着面層14の上に配置されていればよく、その配置の態様は特に制限されない。例えば、図4(a)に示すようにシート基材16の粘着面層14の上にそのまま配置してもよいし、また図4(b)に示すようにシート基材16の粘着面層14側の金属片の配置部位に凹部が設けられ、当該凹部に金属片が収まる(配置ないし埋設)態様を有するものであってもよい。
本発明の耳抜き補助具は、剥離シート13を剥がした状態(貼付剤の状態)で、金属片11及び金属片12が直に皮膚に接触するように、シート基材16の粘着面層14側を内側にして、図7(a)に示すように、耳穴の前から後部にかけて、顔側面の耳下領域の皮膚に貼付して使用される。具体的には、金属片11が耳穴の前部分に位置するツボ(下関)を刺激し、また金属片12が耳の下後方に位置するツボ(翳風)を刺激するように、金属片11及び12が各々該当するツボ付近の皮膚表面に接触するように貼付して使用される(ツボ圧刺激)。このため、シート基材16の粘着面層14側に配置される金属片11と金属片12との間隔は、耳穴の前に位置するツボ(下関)と耳の下後方に位置するツボ(翳風)との距離に相当する長さであることが好ましい。制限されないものの、通常少なくとも4cmであり、好ましくは5~8cmの範囲から適宜選択することができる。なお、図7(a)には、説明の都合、本発明の耳抜き補助具(貼付剤)を顔の一方面に貼付して使用している状態を示しているが、本発明の耳抜き補助具は、通常2つの貼付剤を1セット(1組)として、左右両サイドの耳の下部領域に適用される。
本発明の耳抜き補助具は、それが貼付剤として使用されるまでシート基材16の粘着面層14側にはその表面を保護するために剥離シート13が積層されている。剥離シート13は、図4に示すように、金属片11及び12の表面を覆うようにしてシート基材16の粘着面層14側の全面に、剥離可能なように積層貼着されていてもよいし(図4(a)及び(b)参照)、また金属片11及び12の表面を覆うことなく、これらの金属片を除くシート基材16の粘着面層14側にのみ剥離可能なように積層貼着されていてもよい(実施形態1-2、図5参照)。また剥離シート13には、これをシート基材16の粘着面層14から剥がし易くするための切れ目(スリット)が設けられていてもよい。この場合、切れ目は、剥離シート13を少なくとも二分するように形成されていればよく、その形成部位や形成態様は特に制限されるものではない。例えば、切れ目の形成部位としては、図1及び2に示すように、剥離シート13の長手方向に垂直する方向で、その中央付近に設けることができる。かかる剥離シート13は、当該切れ目を有することで、金属片11の表面を覆う剥離シート片と金属片12の表面を覆う剥離シート片とに二分されており、切れ目を境として、一方の金属片の表面を覆う剥離シート片を剥がすことで、当該金属片の表面がシート基材16の粘着面とともに露出する。このとき、他方は剥離シート13片で覆われたままである。このため、剥離シート片で覆われたシート基材16を指で保持した状態で(例えば、指先で表面と裏面を挟んで)、剥離シート片を剥がしたほうの金属片がツボ領域の皮膚表面に接触するように(ツボを刺激するように)貼付する。次いで、その状態で他方の剥離シート片を剥がすことで粘着面とともに露出した他方の金属片を、もう一つのツボ領域の皮膚表面に接触するように(ツボを刺激するように)貼付する。こうすることで、粘着面に触れることなく、ツボ領域の皮膚表面に本発明の耳抜き補助具を貼付することができる。なお、剥離シート13の切れ目は、図1及び2に示す態様に限定されず、その他、図5(a)に示すように剥離シートの長手方向に平行して、金属片1及び2を跨いで中央部に設けてもよい。
剥離シート13の大きさとしては、前述するようにシート基材16の粘着面層14を保護するためにシート基材16の粘着面層14に積層されて使用されることから、シート基材16と略同一の大きさを挙げることができる(図1~2及び4~5参照)。また、左右両方の耳抜き補助具を構成する2つの貼付剤を1セットとして一つの剥離シート13上に積層させてもよく(図6)、この場合は、シート基材16の2倍以上の大きさを有することができる。
シート基材16の素材としては、当業界において従来より絆創膏フィルムとして使用されるものであれば、特に制限されず、例えばポリウレタン、綿-ポリウレタン混紡材、ポリ塩化ビニル、紙系不織布等を好適に例示することができる。好ましくは、顔筋肉の動きに応じて伸縮可能なように可撓性または弾性を有するフィルム素材を用いることができる。また、顔側面の耳穴の前から下後ろにかけて貼付されることから、目立たないように、肌色を有するか及び/または透明であることが好ましい。
シート基材16の大きさとしては、前述するように、金属片11及び12を、それらがそれぞれツボ(下関)及びツボ(翳風)付近の皮膚表面と接触するように、シート基材に配置できるような大きさであればよく、その限りにおいて特に制限されないものの、例えば長手方向の長さとして10~12cm、好ましくは8~10cmを、短手方向の長さ(幅)として1~2cm、好ましくは1.5~2cmを例示することができる。
シート基材16の一方の面には粘着剤が塗布されており、当該粘着剤の塗布によってシート基材16の一方面に粘着面層14が構成される。粘着剤は、貼付剤や絆創膏の分野で通常使用されている粘着剤であれば特に制限されないが、好ましくは長時間皮膚に接していても痒みや発赤などの皮膚への悪影響を惹起しないものであることが好ましい。また、耐水性を有するアクリル系粘着剤であってもよい。
[実施形態2]
図8(a)及び(b)、並びに図9は、本発明の実施形態2にかかる耳抜き補助具を示す斜視図である。当該耳抜き補助具は、詳細は後述するが、1つのシート基材16と1つの金属片とからなる1つの貼付剤がそれぞれ1枚の剥離シート13に積層されてなるか(図8(a))、または1つのシート基材16と1つの金属片とからなる貼付剤が2つ以上組み合わされた状態で、1枚の剥離シート13に積層されてなるものである(図8(b)、図9)。なお、これらの図で示す態様は一例であり、本発明の実施形態2はこれらに限定されるものではない。また図7(b)は、本発明の実施形態2にかかる耳抜き補助具の使用態様を示す図である。
図8(a)を参考にして具体的に説明すると、当該態様の本発明の耳抜き補助具2は、粘着面層14と非粘着面層15を表裏に有するシート基材16と、当該シート基材16の粘着面層14側に配置された第1の金属片11とからなる第1の貼付剤(貼付剤1)と、同様に粘着面層14と非粘着面層15を表裏に有するシート基材16と、当該シート基材16の粘着面層14側に配置された第2の金属片12とからなる第2の貼付剤(貼付剤2)との組み合わせ物であり、それぞれの貼付剤には、それぞれ別個の剥離シート13がシート基材16の粘着面層14側の表面に、各金属片をあいだに挟んだ状態で、剥離可能な状態で積層されている。なお、剥離シートの積層態様は、これに限らない。例えば、実施形態1-2のように、剥離シートは、金属片11及び12の表面を覆うことなく、これらの金属片を除くシート基材16の粘着面層14側にのみ剥離可能なように積層貼着されていてもよい(図5参照)。また剥離シート13には、これをシート基材16の粘着面層14から剥がし易くするための切れ目(スリット)が設けられていてもよい。貼付剤1と2は、顔の左右いずれか一方サイドの皮膚表面に同時に貼付して使用されることから、図8(b)に示すように、両者がセット(一組)となるように1枚の剥離シート13の上に積層されていてもよい。また通常は顔の両サイドの皮膚表面に同時に貼付して使用されることから、図9に示すように、貼付剤1と2との組み合わせを一組として、1枚の剥離シート13上に二組以上の貼付剤が、各金属片をあいだに挟んだ状態で、剥離可能な状態で積層されていてもよい。
なお、この場合も、前述するように金属片11及び12は、互いにイオン化傾向が異なる金属片である。金属片に用いられる金属の種類、組み合わせ態様、形状、大きさ、並びにシート基材16への配置態様等は、いずれも、実施形態1で説明したものを挙げることができ、当該記載はここに援用することができる。金属片は各シート基材の中央付近に配置することが好ましい。
また実施形態2にかかる本発明の耳抜き補助具を構成するシート基材16の素材やそれに塗布される粘着剤、並びに剥離シート13も実施形態1で説明したものを挙げることができ、当該記載はここに援用することができる。
シート基材16の大きさとしては、1つの金属片が配置できる大きさであればよく、その限りにおいて特に制限されない。また形状も、特に制限されず、図8及び9に示す円形の他、四角形、三角形、菱形、星形、ハート型など任意の形状に調製することができる。
本発明の耳抜き補助具2は、貼付剤1及び2の両方とも剥離シート13を剥がした状態(貼付剤の状態)で、それぞれの金属片(金属片11及び12)が直に皮膚に接触するように、シート基材16の粘着面層14側を内側にして、図7(b)に示すように、耳穴の前から後部にかけて、顔側面の耳下領域の皮膚に貼付して使用される。具体的には、第1の金属片11が耳穴の前部分に位置するツボ(下関)を刺激し、また第2の金属片12が耳の下後方に位置するツボ(翳風)を刺激するように、金属片11を有する貼付剤1を下関付近の皮膚表面に接触するように貼付し、また金属片12を有する貼付剤2を翳風付近の皮膚表面に接触するように貼付して使用される。なお、図7(b)には、説明の都合、本発明の耳抜き補助具(貼付剤1及び2)を顔の一方面に貼付して使用している状態を示しているが、本発明の耳抜き補助具は、貼付剤1及び2からなる耳抜き補助具を1セット(一組)として、通常は2セット(二組)を左右両サイドの耳の下部領域に適用して使用される。
以上説明した本発明の耳抜き補助具(実施形態1及び2)は、前述するように左右両サイドの耳の下部領域に貼付して使用される。その状態で、同時に上下の前歯(小臼歯)に弾性物を挟み、これを噛み締めることで、耳周囲の圧迫が解消して耳管が緩み(広がり)、耳管を通じて鼓室内に空気が通りやすくなる。ここで上下の前歯(小臼歯)で噛み締める弾性物は、弾力性のあるものであればよく、その限りにおいて特に制限されない。例えば、ガム、グミキャンディー、ビーフジャーキー、ソフトスルメなどの弾性を有する食品であってもよく、また後述するエラストマーであってもよい。
(II)耳抜き補助具セット
本発明の耳抜き補助具セットは、前述する耳抜き補助具と、弾性部材からなる前歯噛み用具を含有することを特徴とする。
前歯噛み用具は、本発明の耳抜き補助具を左右両サイドの耳の下部領域に貼付して使用する際に、上下の前歯(小臼歯)に挟み込み、これを噛み締めて使用されるものであり、弾性を有する部材であって、安全面及び衛生面から口腔内で使用することができるものであればよい。
弾性部材としては、制限されないものの、ゴム弾性的な特性を有し、加圧することで縮み、加圧を取り除くことでほぼもとの形状に戻る特性を有する重合体であるエラストマーを挙げることができる。エラストマーとして、制限されないものの、ラテックス(特に天然ゴムラテックス)、天然ゴムまたは合成ゴムをベースとした固体ゴム混合物、シリコンエラストマー、熱可塑性エラストマー(TPE)またはこれらの混合物からなる材料の中から、安全面及び衛生面から口腔内で使用することができるものが選択される。
ここで「ラテックス」とは一般的に、天然または合成起源の水性媒体内でのポリマーのコロイドである。なかでも天然ゴムラテックスは植物性製品、すなわち種々の植物、特にゴムノキの白い乳液での総称である。制限されないものの、一例を挙げると1,4-シス-ポ
リイソプレン-天然ゴムラテックスを例示することができる。
また「固体ゴム混合物」とは、加工の際、架橋(加硫)される固体のゴムをベースとした物質である。天然ゴムも合成ゴムあるいはこれらに由来する物質のいずれもが含まれる。「天然ゴム」は天然ゴムラテックス(上記参照)から凝固によって得られ、かつほぼ1,4-シス-ポリイソプレンまたは1,4-トランス-ポリイソプレン(および場合によっては他のラテックス成分の残り)を有する固体物質である。「合成ゴム」はイソプレン(2-メチルブタ-1,3-ジエン)の人工的に作られた重合体(それによってこの重合体は天然ゴムと同じ構造を有する)と、他の1,3-ジエンの重合体である。当該重合体には、例えば(2,3-ジメチル-1,3-ブタジエンからなる)メチルゴム、(1,3-ブタジエンからなる)ポリブタジエンおよび2つまたは3つの異なるモノマーの共重合または三元共重合によって生じる重合体が含まれる。
「熱可塑性エラストマー」(TPE)はエラストマーの使用特性と熱可塑性樹脂の加工特性の組み合わせを有する。制限されないが、当該熱可塑性エラストマーには、例えばオレフィンをベースとした熱可塑性エラストマー(TPO);熱可塑性天然ゴム(TP-NR、軟質セグメント=架橋された天然ゴム/硬質セグメントはポリプロピレン);熱可塑性シリコンゴム(TP-Q);スチロール-トリブロック-共重合体、例えばSBS(ブタジエン/スチロール)、SIS(イソピレン/スチロール)およびSEBS(エチレンブチレン/スチロール);熱可塑性ポリウレタン(TPU,エステルグリコールまたはエーテルグリコール/イソシアネート)、共重合ポリエーテルエステル(CPE,CPA);(ポリエーテルブロックアミド(PEBA、エーテルジオール/アミド)が含まれる。
「シリコン」は、基本構造が酸素原子を介して鎖状または網状に結合されたシリコン原子である合成高分子である。残りのシリコン原子価は残留炭化水素(ほとんどがメチル基)を介して飽和させられる。好ましくは、シリコンゴムの架橋(加硫)によって得られる“シリコンエラストマー”(シリコンゴム)である。
こうした弾性部材からなる前歯噛み用具は、その形状及び大きさは、その使用態様(上下の前歯(小臼歯)に挟み込み、噛み締める)を適えるものであれば特に制限されない。例えば、長手方向5~7cm、短手方向(幅)0.8~1cm、及び厚み3~6mmの大
きさを有する立方体形状を有するものであってもよいし、またマウスピース形状を有するものであってもよい。
(III)耳抜き補助具または耳抜き補助具セットの使用方法
前述する耳抜き補助具または耳抜き補助具セットを用いることで、耳抜きを容易に実施することができる。その方法として、耳抜き補助具として実施形態1(実施形態1-2及び1-3を含む)を使用する場合、具体的には、剥離シート13を剥がした貼付剤の粘着面層14側を、左右の耳周辺の皮膚に、第1の金属片11が下関(ゲカン)、第2の金属片12が翳風(エイフウ)に接するように貼付し(図7(a)参照)、その状態で弾性物を上下の前歯(小臼歯)に挟み、噛みしめる方法を挙げることができる。耳抜き補助具として実施形態2(実施形態2-1~2-3を含む)を使用する場合は、剥離シート13を剥がした貼付剤1の粘着面層側を、第1の金属片11が下関(ゲカン)に接するように左右耳周辺の皮膚に貼付し、また剥離シート13を剥がした貼付剤2の粘着面層14側を、第2の金属片12が翳風(エイフウ)に接するように、左右耳周辺の皮膚に貼付し、その状態で弾性物を上下の前歯(小臼歯)に挟み、噛みしめる方法を挙げることができる。
当該本発明の方法によれば、2種類の金属片の電位差により微弱電子が第2の金属片12を押し当てた翳風から第1の金属片11を押し当てた下関の方向に流れることで、耳周囲の筋肉若しくは靱帯が緩み、またこの状態で弾性物を上下の前歯(小臼歯)に挟んで噛みしめることで、咬筋の浅部を使って下顎をやや前方向に誘導し、顎の後方への落ち込みが解消される。こうすることで、耳周囲の圧迫が解消して耳管が広がり、耳管を通じて鼓室内に空気が通りやすくなる。つまり、本発明の耳抜き補助具または耳抜き補助具セットを用いた耳抜き方法によれば、容易に耳抜きをすることができ、大気圧の変動によっても鼓室内との圧力差が生じにくかったり、仮に圧力差が生じても容易に解消することが可能である。
こうした耳抜き補助具または耳抜き補助具セットの使用方法は、耳抜き補助具または耳抜き補助具セットを収容する容器や包装紙または別途添付の説明書に、それらの使い方として記載することで教示することができる。本発明の方法には、これら耳抜き補助具または耳抜き補助具セットの使用方法およびその教示方法も含まれる。
本発明によれば、耳抜きを補助することで、飛行機の搭乗やダイビングに伴って生じる不快感や耳痛を防止ないし簡単に解消することができ、当該不快感や耳痛を理由に飛行機の搭乗やダイビングを敬遠していた方も飛行機に搭乗して海外旅行やダイビングが可能になり、活動範囲が広がり、生活をよりエンジョイすることができる。
1 耳抜き補助具
11 第1の金属片(金属片1)
12 第2の金属片(金属片2)
13 剥離シート
14 シート基材の接着面層
15 シート基材の非接着面層
16 シート基材

Claims (5)

  1. 粘着面と非粘着面を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に配置された第1の金属片とからなる第1の貼付剤、及び
    粘着面と非粘着面を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に貼着された第2の金属片とからなる第2の貼付剤を有し、
    上記第1の金属片と第2の金属片は、互いにイオン化傾向が異なる金属片であり、
    上記第1の貼付剤及び第2の貼付剤には、それぞれ別個の剥離シートがシート基材の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなるか、または同じ剥離シートがシート基材の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなる、耳抜き補助具;並びに
    弾性部材からなる前歯噛み用具を含有する、
    耳抜き補助具セット
  2. 前記耳抜き補助具が、各々1つの第1の貼付剤と第2の貼付剤の組み合わせを一組として、1枚の剥離シートが2組以上の貼付剤の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなるものである
    請求項1に記載の耳抜き補助具セット
  3. 前記第1及び第2の貼付剤はそれぞれ第1及び第2の金属片が下関(ゲカン)及び翳風(エイフウ)に接するように耳周辺の皮膚に貼付して使用されるものであり、第2の金属片が第1の金属片よりもイオン化傾向が大きいことを特徴とする、請求項1または2に記載する耳抜き補助具セット
  4. 粘着面層及び非粘着面層を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に配置された第1及び第2の金属片を有する貼付剤からなる耳抜き補助具であって、
    上記第1と第2の金属片は、互いにイオン化傾向が異なる金属片であり、上記シート基材の粘着面層側に少なくとも4cmの間隔をあけて配置されており、
    上記貼付剤の金属片が配置された粘着面層側には、剥離シートが剥離可能な状態で積層されてなる、耳抜き補助具;並びに
    弾性部材からなる前歯噛み用具を含有する、
    耳抜き補助具セット
  5. 前記耳抜き補助具が、
    第1の金属片が金、第2の金属片が銀またはチタンであるか、または
    第1の金属片が銀、第2の金属片がチタンである、
    請求項1~4のいずれかに記載する耳抜き補助具セット
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