JP7176723B2 - 耳抜き補助具及びセット - Google Patents
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Description
(I-1)粘着面と非粘着面を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に配置された第1及び第2の金属片を有する貼付剤からなる耳抜き補助具であって、
上記第1と第2の金属片は、互いにイオン化傾向が異なる金属片であり、上記シート基材の粘着面層側に少なくとも4cmの間隔をあけて配置されてなり、
上記貼付剤の金属片が配置された粘着面層側には、剥離シートが剥離可能な状態で積層されてなる、耳抜き補助具。
(I-2)1枚の剥離シートが1つの貼付剤の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなるか、または1枚の剥離シートが2以上の貼付剤の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなる、(I-1)に記載の耳抜き補助具。
(I-3)前記貼付剤は、第1の金属片(以下、「金属片1」とも称する)及び第2の金属片(以下、「金属片2」とも称する)がそれぞれ下関(ゲカン)及び翳風(エイフウ)に接するように耳周辺の皮膚に貼付して使用されるものであり、金属片2が金属片1よりもイオン化傾向が大きいことを特徴とする(I-1)または(I-2)に記載する耳抜き補助具。
(I-4)金属片1が金であり金属片2が銀またはチタンであるか、または金属片1が銀であり金属片2がチタンである、(I-1)~(I-3)のいずれかに記載の耳抜き補助具。
(I-5)粘着面と非粘着面を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に配置された第1の金属片(金属片1)とからなる第1の貼付剤(以下、「貼付剤1」とも称する)、及び
粘着面と非粘着面を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に貼着された第2の金属片(金属片2)とからなる第2の貼付剤(以下、「貼付剤2」とも称する)を有し、
上記第1の金属片(金属片1)と第2の金属片(金属片2)は、互いにイオン化傾向が異なる金属片であり、
上記第1の貼付剤(貼付剤1)及び第2の貼付剤(貼付剤2)には、それぞれ別個の剥離シートがシート基材の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなるか、または同じ剥離シートがシート基材の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなる、耳抜き補助具。
(I-6)各々1つの第1の貼付剤(貼付剤1)と第2の貼付剤(貼付剤2)の組み合わせを一組として、1枚の剥離シートが2組以上の貼付剤の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなる、(I-5)に記載の耳抜き補助具。
(I-7)前記貼付剤1及び貼付剤2はそれぞれ金属片1及び金属片2が下関(ゲカン)及び翳風(エイフウ)に接するように耳周辺の皮膚に貼付して使用されるものであり、金属片2が金属片1よりもイオン化傾向が大きいことを特徴とする(I-5)または(I-6)に記載する耳抜き補助具。
(I-8)金属片1が金であり金属片2が銀またはチタンであるか、または金属片1が銀であり金属片2がチタンである、(I-5)~(I-7)のいずれかに記載の耳抜き補助具。
(II-1)上記(I-1)~(I~8)のいずれかに記載する耳抜き補助具と、弾性部材からなる前歯噛み用具を含有する、耳抜き補助具セット。
(III-1)前記(I-1)~(I~4)のいずれかに記載する耳抜き補助具の使用方法またはその教示方法であって、当該使用方法が、剥離シートを剥がした貼付剤の粘着面層側を、左右の耳周辺の皮膚に、金属片1が下関(ゲカン)、金属片2が翳風(エイフウ)に接するように貼付し、必要に応じて、貼付した状態で、前記(II-1)に記載する耳抜き補助具セットに付属の前歯噛み用具または任意の弾性部材を前歯(小臼歯)で噛みしめる工程を有する方法である、前記方法。
(III-2)前記(I-5)~(I~8)のいずれかに記載する耳抜き補助具の使用方法またはその教示方法であって、当該使用方法が、剥離シートを剥がした貼付剤1の粘着面層側を、金属片1が下関(ゲカン)に接するように左及び/又は右の耳周辺の皮膚に貼付し、また剥離シートを剥がした貼付剤2の粘着面層側を、金属片2が翳風(エイフウ)に接するように、前記貼付剤1と同じ左及び/又は右の耳周辺の皮膚に貼付し、必要に応じて、貼付した状態で、前記(II-1)に記載する耳抜き補助具セットに付属の前歯噛み用具または任意の弾性部材を前歯(小臼歯)で噛みしめる工程を有する方法である、前記方法。
本発明の耳抜き補助具について図面を参照しながら、以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態1にかかる耳抜き補助具1を示す斜視図、図2は図1の耳抜き補助具1の正面図、図4(a)及び(b)は図1の耳抜き補助具1の断面図を、それぞれ示す。また図5は、当該実施形態1の変形例(実施形態1-2)である耳抜き補助具の正面図(a)、及びその断面図(b)である。さらに図6は、実施形態1の変形例(実施形態1-3)である耳抜き補助具の斜視図である。なお、これらの変形例は一例であり、本発明の実施形態1はこれらに限定されるものではない。また図7(a)は、本発明の実施形態1にかかる耳抜き補助具の使用態様を示す図である。
図8(a)及び(b)、並びに図9は、本発明の実施形態2にかかる耳抜き補助具を示す斜視図である。当該耳抜き補助具は、詳細は後述するが、1つのシート基材16と1つの金属片とからなる1つの貼付剤がそれぞれ1枚の剥離シート13に積層されてなるか(図8(a))、または1つのシート基材16と1つの金属片とからなる貼付剤が2つ以上組み合わされた状態で、1枚の剥離シート13に積層されてなるものである(図8(b)、図9)。なお、これらの図で示す態様は一例であり、本発明の実施形態2はこれらに限定されるものではない。また図7(b)は、本発明の実施形態2にかかる耳抜き補助具の使用態様を示す図である。
本発明の耳抜き補助具セットは、前述する耳抜き補助具と、弾性部材からなる前歯噛み用具を含有することを特徴とする。
リイソプレン-天然ゴムラテックスを例示することができる。
きさを有する立方体形状を有するものであってもよいし、またマウスピース形状を有するものであってもよい。
前述する耳抜き補助具または耳抜き補助具セットを用いることで、耳抜きを容易に実施することができる。その方法として、耳抜き補助具として実施形態1(実施形態1-2及び1-3を含む)を使用する場合、具体的には、剥離シート13を剥がした貼付剤の粘着面層14側を、左右の耳周辺の皮膚に、第1の金属片11が下関(ゲカン)、第2の金属片12が翳風(エイフウ)に接するように貼付し(図7(a)参照)、その状態で弾性物を上下の前歯(小臼歯)に挟み、噛みしめる方法を挙げることができる。耳抜き補助具として実施形態2(実施形態2-1~2-3を含む)を使用する場合は、剥離シート13を剥がした貼付剤1の粘着面層側を、第1の金属片11が下関(ゲカン)に接するように左右耳周辺の皮膚に貼付し、また剥離シート13を剥がした貼付剤2の粘着面層14側を、第2の金属片12が翳風(エイフウ)に接するように、左右耳周辺の皮膚に貼付し、その状態で弾性物を上下の前歯(小臼歯)に挟み、噛みしめる方法を挙げることができる。
11 第1の金属片(金属片1)
12 第2の金属片(金属片2)
13 剥離シート
14 シート基材の接着面層
15 シート基材の非接着面層
16 シート基材
Claims (5)
- 粘着面と非粘着面を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に配置された第1の金属片とからなる第1の貼付剤、及び
粘着面と非粘着面を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に貼着された第2の金属片とからなる第2の貼付剤を有し、
上記第1の金属片と第2の金属片は、互いにイオン化傾向が異なる金属片であり、
上記第1の貼付剤及び第2の貼付剤には、それぞれ別個の剥離シートがシート基材の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなるか、または同じ剥離シートがシート基材の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなる、耳抜き補助具;並びに
弾性部材からなる前歯噛み用具を含有する、
耳抜き補助具セット。 - 前記耳抜き補助具が、各々1つの第1の貼付剤と第2の貼付剤の組み合わせを一組として、1枚の剥離シートが2組以上の貼付剤の粘着面層側に剥離可能な状態で積層されてなるものである、
請求項1に記載の耳抜き補助具セット。 - 前記第1及び第2の貼付剤はそれぞれ第1及び第2の金属片が下関(ゲカン)及び翳風(エイフウ)に接するように耳周辺の皮膚に貼付して使用されるものであり、第2の金属片が第1の金属片よりもイオン化傾向が大きいことを特徴とする、請求項1または2に記載する耳抜き補助具セット。
- 粘着面層及び非粘着面層を表裏に有するシート基材と、当該シート基材の粘着面層側に配置された第1及び第2の金属片を有する貼付剤からなる耳抜き補助具であって、
上記第1と第2の金属片は、互いにイオン化傾向が異なる金属片であり、上記シート基材の粘着面層側に少なくとも4cmの間隔をあけて配置されており、
上記貼付剤の金属片が配置された粘着面層側には、剥離シートが剥離可能な状態で積層されてなる、耳抜き補助具;並びに
弾性部材からなる前歯噛み用具を含有する、
耳抜き補助具セット。 - 前記耳抜き補助具が、
第1の金属片が金、第2の金属片が銀またはチタンであるか、または
第1の金属片が銀、第2の金属片がチタンである、
請求項1~4のいずれかに記載する耳抜き補助具セット。
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2018
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Non-Patent Citations (1)
Title |
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歯科医学大辞典,歯科医学大事典 縮刷版 ,第1版,藤田 勝治 医歯薬出版株式会社,第200ページ,中央欄第4-17行 |
Also Published As
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JP2019034122A (ja) | 2019-03-07 |
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