JP7176290B2 - 後処理装置および画像形成システム - Google Patents

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本発明は、後処理装置および画像形成システムに関するものである。
例えば、特許文献1には、用紙束を綴じる複数の綴じ手段を備え、複数の綴じ手段をそれぞれ移動させて用紙束の複数の箇所に綴じ処理を施すことができる用紙処理装置において、複数の綴じ手段の少なくともひとつを選択し、選択した綴じ手段を用紙束の複数の箇所に綴じ処理できるように移動させる移動手段を備えることが開示されている。
特開2015-16640号公報
ここで、一般的には、綴じ手段からの信号線等の線材を引き回すための空間を綴じ手段の移動する移動経路とは別に設けるが、移動経路外の障害物、例えば、経路の外側に設けられた他の部材や、行きたい方向の移動経路とは異なる経路の壁に引っかかることがある。
本発明の目的は、経路外で線材を移動させる場合に比べて、移動経路外の部材にひっかかることを抑制させることを可能にすることにある。
請求項1に記載の発明は、用紙を綴じる綴じ手段と、前記綴じ手段が用紙を綴じる位置を含み、当該綴じ手段が移動する溝状の経路と、前記綴じ手段に接続され当該綴じ手段の移動に伴い前記経路内を移動する線材と、前記線材を保持する保持手段と、を備える後処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記綴じ手段に設けられ、当該綴じ手段の位置を規制し、前記経路に沿って移動する移動手段をさらに備え、前記保持手段は、前記移動手段に連動して移動すことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記綴じ手段に設けられ、前記経路に沿って移動する移動手段と、前記線材を保持するとともに、前記経路において分岐する分岐路に前記綴じ手段が進入する場合に前記移動手段の後方に位置する保持手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の後処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記移動手段は複数あって、前記保持手段は、前記複数の移動手段の間に位置する、ことを特徴とする請求項3に記載の後処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記移動手段は複数あって、前記保持手段は、前記複数の移動手段のうち前記分岐路に進入する際に当該保持手段と隣り合う当該移動手段に取り付けられている、ことを特徴とする請求項3に記載の後処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記移動手段を挟んで前記綴じ手段の用紙を綴じる綴じ部とは反対側に配置され、当該綴じ手段を駆動する駆動部をさらに備え、前記線材は、前記駆動部と前記綴じ手段とを電気的に接続する、ことを特徴とする請求項に記載の後処理装置である。
請求項7に記載の発明は、用紙を綴じる綴じ手段と、前記綴じ手段が用紙を綴じる位置を含み、当該綴じ手段が移動する溝状の移動路と、前記移動路から分岐し前記綴じ手段が当該移動路から進入可能な溝状の分岐路と、前記綴じ手段に接続され当該綴じ手段の移動に伴い前記移動路および前記分岐路を移動する線材と、前記線材を保持する保持手段と、を備える後処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記綴じ手段に設けられ、当該綴じ手段の位置を規制し、前記移動路に沿って移動する移動手段をさらに備え、前記保持手段は、前記移動手段に連動して移動し、前記綴じ手段が前記移動路から前記分岐路に進入する場合に当該移動手段よりも後方に位置する、ことを特徴とする請求項7に記載の後処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記保持手段は、前記移動手段に取り付けられている、ことを特徴とする請求項2または8に記載の後処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記保持手段は、前記移動手段に対して移動可能である、ことを特徴とする請求項9に記載の後処理装置である。
請求項11に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成手段と、用紙を前記画像形成手段の前側から補充し、補充された用紙を給紙する給紙部と、前記画像形成手段により画像を形成した用紙を綴じる綴じ手段と、前記綴じ手段が用紙を綴じる位置を含み、当該綴じ手段が移動する溝状の経路と、前記綴じ手段に接続され当該綴じ手段の移動に伴い前記経路内を移動する線材と、前記線材を保持する保持手段と、を備える画像形成システムである。
請求項12に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成手段と、用紙を前記画像形成手段の前側から補充し、補充された用紙を給紙する給紙部と、前記画像形成手段により画像を形成した用紙を綴じる綴じ手段と、前記綴じ手段が用紙を綴じる位置を含み、当該綴じ手段が移動する溝状の移動路と、前記移動路から分岐し前記綴じ手段が当該移動路から進入可能な溝状の分岐路と、前記綴じ手段に接続され当該綴じ手段の移動に伴い前記移動路および前記分岐路を移動する線材と、前記線材を保持する保持手段と、を備える画像形成システムである。
請求項1によれば、経路外で線材を移動させる場合に比べて、他の部材にひっかかることを抑制させることが可能になる。
請求項2によれば、移動手段に連動しない場合に比べて、保持手段の移動軌跡を規制し易くなる。
請求項3によれば、分岐路に進入する場合に移動手段の前方に保持手段を備えた場合に比べて、保持手段の移動軌跡を規制し易くなる。
請求項4によれば、保持手段が複数の移動手段の間に位置しない場合に比べて、分岐路から出る時の壁との接触を防止することが可能になる。
請求項5によれば、分岐路に進入する際に保持手段の前側で隣り合う移動手段に保持手段が取り付けられていない場合に比べて、簡易な構成にすることが可能になる。
請求項6によれば、外部から駆動力が供給される場合に比べ、駆動力供給系を簡易に構成することが可能になる。
請求項7によれば、経路外で線材を移動させる場合に比べて、他の部材にひっかかることを抑制させることが可能になる。
請求項8によれば、綴じ手段が移動路から分岐路に進入する場合に保持手段が移動手段よりも後方に位置しない場合に比べて、分岐路への進入時の壁との接触を防止することが可能になる。
請求項9によれば、保持手段が移動手段に取り付けられていない場合に比べて、簡易な構成にすることが可能になる。
請求項10によれば、保持手段が移動手段に対して移動可能でない場合に比べて、移動に伴う線材への入力を軽減することが可能になる。
請求項11によれば、経路外で線材を移動させる場合に比べて、他の部材にひっかかることを抑制させることが可能になる。
請求項12によれば、経路外で線材を移動させる場合に比べて、他の部材にひっかかることを抑制させることが可能になる。
本実施の形態が適用される画像形成システムの構成を示した図である。 図1における矢印IIからみた綴じ処理装置の図である。 綴じ案内部を説明するための図である。 綴じ部を説明するための図である。 綴じ部の斜視図である。 綴じ部が綴じ処理溝の前側湾曲部に位置する場合を示す斜視図である。 綴じ部が綴じ処理溝から退避側分岐溝に移動する際のハーネスガイドの動きを説明する図であり、(a)および(b)は順に時系列で示す。 綴じ部が退避側分岐溝から綴じ処理溝に移動する際のハーネスガイドの動きを説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像形成システム100>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム100の構成を示した図である。画像形成システム100は、用紙Pなどの記録媒体(シート)に対して電子写真方式等を用いて画像を形成する画像形成装置1と、画像形成装置1により画像が形成された複数枚の用紙Pに対して後処理を行う後処理装置2とを備える。本実施の形態に係る画像形成システム100は画像形成システムの一例であり、後処理装置2は装置の一例である。
なお、以下の説明においては、図1における上下方向(鉛直方向)を単に「上下方向」ということがある。また、図1における上下方向における上側を単に「上側」、上下方向における下側を単に「下側」ということがある。また、図1に示す画像形成システム100における紙面の奥行方向を、単に「幅方向」ということがある。また、図1における紙面手前側を単に「前側」、紙面奥側を単に「後側」ということがある。
<画像形成装置1>
画像形成装置1は、用紙Pを収容する用紙収容部11、12と、用紙Pに画像を形成する画像形成部13と、画像が形成された用紙Pを排出する排出ロール15と、画像形成装置1の動作を制御する本体制御部16とを備える。画像形成部13は画像形成手段の一例であり、用紙収容部11、12は給紙部の一例である。
用紙収容部11、12は、各々サイズや種類の異なる用紙Pを収容する。図示の例においては、用紙収容部11、12は各々紙面手前側、すなわち幅方向前側に引き出し可能である。そして、用紙収容部11、12を引き出した状態で、ユーザなどによる用紙Pの補充作業がなされる。
画像形成部13は、用紙収容部11、12から搬送されてくる用紙Pに画像を形成する。図示の例における画像形成部13は、感光体に付着させたトナーを用紙Pに転写して像を形成する電子写真方式により用紙Pに画像を形成するが、インクを用紙P上に吐出して像を形成するインクジェット方式により画像を形成してもよい。
排出ロール15は、画像形成部13によって画像が形成された用紙Pを排出する。図示の例における排出ロール15は、ロール対からなり、このロール対が各々回転することにともない、用紙Pが画像形成装置1から排出される。
本体制御部16は、画像形成装置1に設けられる各構成部材の動作を制御する。また、図示の例における本体制御部16は、後処理装置2に対して用紙Pの処理を実行する旨の指示信号を出力する。
ここで、画像形成装置1の動作について説明をする。まず、本体制御部16から指示信号が出力されることにともない、用紙収容部11、12から用紙Pが1枚ずつ送り出される。そして、画像形成部13によって用紙Pに画像が形成された後、画像が形成された用紙Pが排出ロール15から排出される。
<後処理装置2>
後処理装置2は、画像形成装置1に接続されたトランスポートユニット21と、トランスポートユニット21により搬送されてきた用紙Pに対して予め定められた処理を施すフィニッシャユニット22とを備える。
トランスポートユニット21は、画像形成装置1にて画像形成された用紙Pをフィニッシャユニット22に向けて搬送する複数の搬送ロール24と、用紙Pに対して2穴や4穴等の穴あけ(パンチ)を施すパンチ機能部25とを備える。
フィニッシャユニット22には、用紙束Bに対する綴じ処理を行う綴じ処理装置30と、綴じ処理装置30に向けて用紙Pを搬送する搬送ロール31と、綴じ処理装置30によって綴じ処理が施された用紙束Bを排出する排出ロール35と、排出された用紙束Bを積載する積載部36と、後処理装置2に設けられる各構成部材の動作を制御する用紙処理制御部37とを備える。
ここで、後処理装置2の動作について説明をする。まず、本体制御部16から用紙処理制御部37に対し、用紙Pに対する処理を実行する旨の指示信号が出力されることを契機として、用紙処理制御部37が後処理装置2の各構成部材に対して用紙Pの処理を実行する指示信号を出力する。
そして、後処理装置2のトランスポートユニット21に対し、画像形成装置1により画像形成が行われた用紙Pが供給される。トランスポートユニット21では、パンチ機能部25による穴あけが行われた後、搬送ロール24により搬送される用紙Pがフィニッシャユニット22に供給される。
そして、フィニッシャユニット22に供給された用紙Pは、搬送ロール31によって搬送され、綴じ処理装置30によって綴じ処理が施される。そして、綴じ処理装置30によって綴じ処理が施された用紙束Bは、排出ロール35によって積載部36へと排出される。
<綴じ処理装置30>
図2は、図1における矢印IIからみた綴じ処理装置30の図である。
次に、図1および図2を参照しながら、綴じ処理装置30について説明をする。図示の綴じ処理装置30は、用紙Pを集積して用紙束Bを形成する用紙集積部40と、用紙束Bに対する綴じ処理を実行する綴じ部90と、綴じ部90を案内する綴じ案内部50とを備える。
図示の例における綴じ処理装置30は、印刷ジョブによって、ステープル(針)を用いて用紙束Bに対する綴じ処理を行う。さらに綴じ処理が施される用紙束Bの位置を選択可能である。綴じ処理を施す位置については後述する。
なお、本実施の形態では、綴じ部90はステープルを用いて用紙束Bに対して綴じ処理を行う針有り綴じ処理を実行するが、針有り綴じ処理の代わりに、ステープル(針)を用いずに用紙束Bに対して綴じ処理を行う針無し綴じ処理を実行するものであっても良い。また、綴じ処理装置30は、2つの綴じ部90を備え、その一方が針有り綴じ処理を実行する綴じ部で、他方が針無し綴じ処理を実行する綴じ部であり、針有り綴じ処理と針無し綴じ処理とを選択できるように構成しても良い。
<用紙集積部40>
次に、図1および図2を参照しながら、綴じ処理装置30の用紙集積部40について説明をする。
用紙集積部40は、用紙Pを上下方向下側から支持するとともに用紙Pを必要枚数だけ集積させて用紙束Bを生成する集積板41と、集積板41に進入する用紙Pの先端が突き当たる突き当て部45と、用紙Pを突き当て部45に向けて搬送する搬送パドル46と、集積板41に集積される用紙Pの幅方向の位置を揃える幅方向揃え部47とを有する。
ここで、図1に示すように、集積板41は水平方向に対して傾斜して設けられる。図示の例においては、用紙Pを集積する面が、水平方向に対して30度傾けて設けられる。このように集積板41が傾けて設けられることにより、用紙Pが自重で集積板41に沿って落下する。そして、用紙Pの先端が突き当て部45に突き当たり、用紙Pの先端が揃えられる。なお、集積板41で集積され綴じ処理が施された用紙束Bは、排出ロール35によって、突き当て部45から離間する向き(集積板41に沿って上昇する向き)に排出される。
以下の説明においては、集積板41に沿って落下あるいは上昇しながら用紙Pが搬送される方向を単に「搬送方向」ということがある。また、搬送方向における下側に向かう向き、すなわち突き当て部45に向けて用紙Pが進入する向きを「進入側」ということがある。また、搬送方向における上側に向かう向き、すなわち突き当て部45から退避する(離間する)向きに用紙P(用紙束B)が排出される向きを「退避側」ということがある。
突き当て部45は、集積板41に対する搬送方向進入側において、用紙Pの先端が突き当たる位置に設けられる。また、この突き当て部45に突き当たる用紙Pの先端は、幅方向に沿って揃えられる。
搬送パドル46は、集積板41の上下方向上側に設けられる。この搬送パドル46は、不図示の駆動源からの駆動を受けて回転することで、用紙Pを突き当て部45側(搬送方向進入側)に搬送する。
幅方向揃え部47は、集積板41を挟んで幅方向両側に設けられる。この幅方向揃え部47は、不図示の駆動源からの駆動を受けて幅方向に移動することで、用紙Pの幅方向の位置を揃える。
<綴じ案内部50>
次に、図1乃至図3を参照しながら、綴じ案内部50について説明をする。
図3は、綴じ案内部50を説明するための図である。
同図に示す綴じ案内部50は、綴じ部90を支持する支持板51と、綴じ部90を予め定めた方向に案内するレールとして機能する案内溝52と、分岐点523を通る綴じ部90の姿勢を規正する後側案内体55および退避側案内体57と、を備える。
支持板51は、板状部材であり、上下方向上側を向く上面511と、上面511とは反対側にある支持板51の面で上下方向下側を向く下面513とを有する。支持板51は、集積板41に対する搬送方向進入側に位置し、集積板41に沿って設けられる。すなわち、支持板51は、集積板41と同様に、水平方向に対して傾斜して設けられる。図示の例においては、支持板51の上面511が、水平方向に対して30度傾いて設けられる。また、支持板51が傾斜して設けられていることにともない、支持板51が支持する綴じ部90も傾斜している。すなわち、綴じ部90は、集積板41(支持板51)にあわせて傾斜している。なお、図示の支持板51は、正面視略長方形状であり、板面(上面511、下面513)の長手方向が幅方向に沿うように配置されている。
図2に示すように、案内溝52は、支持板51に設けられた長孔(凹部)である。図示の例の案内溝52は、支持板51の厚さ方向に貫通した貫通孔として形成される。案内溝52は、綴じ部90の上側ユニット901および下側ユニット903(いずれも図4参照)が移動する溝である。
この案内溝52は、幅方向に延びる綴じ処理溝521と、綴じ処理溝521の幅方向後側に位置する分岐点523と、分岐点523を介して綴じ処理溝521と連続する後側分岐溝525および退避側分岐溝527とを有する。なお、綴じ処理溝521、後側分岐溝525、および退避側分岐溝527は共通する溝幅W1(図3参照)で形成されている。綴じ処理溝521から後側分岐溝525に移動する場合、綴じ部90が上述の後側案内体55に案内される。綴じ処理溝521から退避側分岐溝527に移動する場合、綴じ部90は上述の退避側分岐溝527に案内される。
綴じ処理溝521ないし案内溝52は、溝状の経路の一例であり、溝状の移動路の一例である。また、後側分岐溝525および退避側分岐溝527は、溝状の分岐路の一例である。
綴じ処理溝521は、上記のように幅方向に延びるとともに、幅方向前側が搬送方向退避側に向けて湾曲する。さらに説明をすると、綴じ処理溝521は、幅方向に沿って設けられる幅方向直線部521Aと、幅方向直線部521Aの幅方向前側から搬送方向退避側に延びる前側湾曲部521Bとを有する。
後側分岐溝525は、幅方向に沿って略直線状に延びる。さらに説明をすると、後側分岐溝525は、分岐点523を介して綴じ処理溝521の幅方向直線部521Aと連続するとともに、綴じ処理溝521の幅方向直線部521Aと一致する方向(幅方向)に設けられる。
退避側分岐溝527は、分岐点523を介して綴じ処理溝521と連続するとともに、分岐点523から湾曲し搬送方向退避側に延びる。さらに説明をすると、退避側分岐溝527は、綴じ処理溝521における幅方向直線部521Aの幅方向後側から搬送方向退避側に延びる後側湾曲部527Aと、後側湾曲部527Aから搬送方向に沿って延びる搬送方向直線部527Bとを有する。付言すると、搬送方向直線部527Bは、分岐点523からみて上下方向上側に向けて延びる部分である。また、退避側分岐溝527の後側湾曲部527Aは、綴じ処理溝521の前側湾曲部521Bよりも曲率が大きい(曲率半径が小さい)。
なお、図示の例においては、後側分岐溝525は幅方向に沿って設けられるため、後側分岐溝525に沿って移動すると、搬送方向における位置、言い替えると上下方向における変位量が相対的に小さい。一方で、退避側分岐溝527は搬送方向に沿って延びる部分を有するため、退避側分岐溝527に沿って移動すると、搬送方向における変位量、言い替えると、上下方向における変位量が相対的に大きい。そして、上下方向における変位量が大きいほど、より大きな駆動力を必要とする。
ここで、綴じ処理溝521は、支持板51における幅方向前側まで延びる。このことにより、綴じ処理溝521に沿って移動する綴じ部90は、画像形成装置1(図1)の前側に位置するユーザに接近することが可能である。言い替えると、針有り綴じ処理を実行する綴じ部90に対して、画像形成装置1(図1)の前側からユーザが作業を行う(アクセスする)ことができる。したがって、例えばステープル針の補充など、綴じ部90に対するユーザの作業が容易となる。なお、綴じ部90が針無し綴じ処理を実行する場合、綴じ部90の保守点検など綴じ部90に対するユーザの作業も容易となる。
次に、本実施の形態における綴じ位置について説明する。
本実施の形態では、綴じ部90が用紙Pの2箇所を綴じる場合と1箇所だけを綴じる場合とがある。すなわち、綴じ位置として、2箇所綴じ位置と1箇所綴じ位置とが綴じ処理溝521に設定されている。具体的には、図3に示すように、2箇所綴じ位置としては、幅方向における2箇所綴じ前側位置61Aおよび2箇所綴じ後側位置61Bに設けられている。1箇所綴じ位置としては、幅方向前側の1箇所コーナー綴じ位置62Aと、幅方向後側の1箇所綴じ位置62Bおよび1箇所コーナー綴じ位置62Cに設けられる。なお、幅方向前側の1箇所コーナー綴じ位置62Aは、綴じ処理溝521の前側湾曲部521Bを利用したものであり、幅方向後側の1箇所コーナー綴じ位置62Cは、退避側分岐溝527の後側湾曲部527Aを利用したものである。
このように、案内溝52は、複数の綴じ位置を含む。
綴じ案内部50は、綴じ部90の綴じ位置に対応する支持板51の位置に、検知片521Cが5箇所に配置されている。検知片521Cは、1箇所コーナー綴じ位置62Aの位置、2箇所綴じ前側位置61Aおよび2箇所綴じ後側位置61Bの各位置に設けられ、さらに、2箇所綴じ前側位置61Aおよび2箇所綴じ後側位置61Bの間と、1箇所綴じ位置62Bの幅方向後側にも設けられている。
<綴じ部90>
次に、図3および図4を参照しながら、綴じ部90の概略構成について説明をする。
図4は、綴じ部90を説明するための図である。
同図に示すように、綴じ部90は、用紙P(図1参照)にステープル(針)を貫通させる綴じ片91と、案内溝52内部に移動可能に設けられる移動ローラ93,94(図3参照)と、駆動源であるモータ95と、モータ95からの駆動を受けて回転するタイミングベルト96と、タイミングベルト96を介してモータ95からの駆動を受けて回転するピニオンギア97と、支持板51の上面(面)511を回転しながら移動する四隅配置のホイール99とを有する。タイミングベルト96およびモータ95は、支持板51の下面513側に位置する。なお、綴じ部90は、上記のようにモータ95を有することから、綴じ部90が走査するための駆動源と一体化されている構成として捉えることができる。
さらに説明すると、綴じ部90は、支持板51の上面511に位置する上側ユニット901と、支持板51の下面513に位置する下側ユニット903とを有する。図示の例における上側ユニット901は、綴じ片91とホイール99とを有する。また、図示の例における下側ユニット903は、モータ95、タイミングベルト96およびピニオンギア97を有する。そして、支持板51(案内溝52)を貫通して設けられる移動ローラ93,94が、上側ユニット901および下側ユニット903を連結する。
ここで、下側ユニット903のモータ95は、支持板51に対して上側ユニット901を移動する駆動源であるとともに上側ユニット901による綴じ処理を実行する駆動源である。下側ユニット903のモータ95は、支持板51の下面513側に位置する。言い替えると、モータ95は、案内溝52を挟んで上側ユニット901とは反対側に配置されている。綴じ片91を有する上側ユニット901は、用紙を綴じる綴じ手段の一例であり、下側ユニット903のモータ95は、駆動部の一例である。
綴じ部90は、後側案内体55および退避側案内体57(図3参照)に案内される不図示の案内ピンを有する。この案内ピンは、搬送方向に移動可能であり、進入側に移動することで後側案内体55に案内され、退避側に移動することで退避側案内体57に案内される。これにより、綴じ処理溝521の綴じ部90が後側案内体55と係合することで後側分岐溝525に進入することができ、また、退避側案内体57と係合することで退避側分岐溝527に進入することができる。綴じ部90と後側案内体55または退避側案内体57との係合が選択的に行われ、これにより、綴じ部90が後側分岐溝525または退避側分岐溝527に進入する。
本実施の形態では、ピニオンギア97と噛み合うラック(不図示)が綴じ部90の移動経路に沿って設けられる駆動伝達系を採用しているが、この代わりに、ベルトを用いても良い。
図3に示すように、移動ローラ93,94は、案内溝52の移動方向に沿って間隔をあけて綴じ部90に配設されている。移動ローラ93,94は、支持板51に対して綴じ部90の位置を規制し、案内溝52(綴じ処理溝521、後側分岐溝525、退避側分岐溝527)に沿って移動する。移動ローラ93,94は移動手段の一例である。
移動ローラ93は、綴じ処理溝521から退避側分岐溝527に移動する際に前側に位置し、移動ローラ94は後側に位置する。
<ハーネス63およびハーネスガイド80>
次に、図3乃至図6を参照しながら、綴じ部90が有するハーネス63およびハーネスガイド80について説明をする。
図5は、綴じ部90の斜視図であり、図6は、綴じ部90が綴じ処理溝521の前側湾曲部521Bに位置する場合を示す斜視図である。
図4に示すように、綴じ部90は、配線材を束ねたハーネス63を有する。このハーネス63は、支持板51の案内溝52を介して上下方向に延びるように配線されている。ハーネス63は、上側ユニット901の移動に伴い、案内溝52内を移動する。ハーネス63は線材の一例である。
本実施の形態では、ハーネス63は、綴じ部90が移動する案内溝52を移動するように構成されており、案内溝52とは別にハーネス63専用の移動溝を設けるものではない。本実施の形態では、ハーネス63専用の移動溝を設ける場合に比べて、支持板51の剛性低下を抑制できる。また、本実施の形態のように、案内溝52が分岐点523を有する場合にも、ハーネス63の引き回し空間を確保できる。
図5に示すように、ハーネス63の下端にコネクタ63A,63Bが設けられ、上端にコネクタ63C,63D,63Eが設けられている。そして、ハーネス63のコネクタ63A,63Bは、モータ95側に位置する基板95aのコネクタ65A,65Bに接続されている。コネクタ63C,63Dは、綴じ部90の本体側に接続され、コネクタ63Eは、綴じ部90が備えるセンサ(不図示)に接続されている。なお、このセンサは、支持板51の検知片521C(図3参照)を検知するためのものである。
ハーネス63は、下側ユニット903のモータ95と上側ユニット901とを電気的に接続する。また、ハーネス63は、上側ユニット901に接続され、上側ユニット901の移動に伴い、案内溝52を移動する。
ハーネス63は、ハーネスガイド80により保持される。このハーネスガイド80は、案内溝52の中をハーネス63が通るように、綴じ部90のホイール99の間に設けられている(図4参照)。ハーネスガイド80は、綴じ部90に取り付けられる取付部81と、ハーネス63を保持する筒状の保持部82と、保持部82を取付部81に繋ぐ繋ぎ部83と、を有する。
取付部81は、移動ローラ93,94のうち綴じ処理溝521から退避側分岐溝527に移動する際に前側に位置する移動ローラ93(例えば図2参照)に軸回りに回転可能に取り付けられている。
保持部82は、繋ぎ部83および取付部81を介して移動ローラ93に回転可能に取り付けられている。移動ローラ93は、保持部82の回転中心であると言える。
保持部82は、移動ローラ93に連動して移動する。また、保持部82は、移動ローラ93に対して移動可能である。ハーネスガイド80の保持部82は、保持手段の一例である。
より詳細には、ハーネスガイド80の保持部82は移動ローラ93と移動ローラ94との間に位置する。また、保持部82は、綴じ部90が綴じ処理溝521から退避側分岐溝527に進入する場合に移動ローラ93の後方に位置する。また、保持部82は、移動ローラ93,94のうち退避側分岐溝527に進入する際に保持部82の前側で隣り合う移動ローラ93に取り付けられている。
図5または図6に示すように、取付部81と保持部82は、上下方向における長さが互いに異なり、保持部82の方が取付部81よりも長い。より詳細には、上下方向において、取付部81と保持部82の各一端部は同じような位置であるが、保持部82の他端部は取付部81の他端部よりも下側である。このため、保持部82の他端部は、支持板51よりも下側であるが(図4参照)、取付部81の他端部は支持板51よりも上側である。より詳細には、図6に示すように、ハーネスガイド80の取付部81は、案内溝52すなわち綴じ処理溝521よりも上側に位置し、保持部82の下側部分は、綴じ処理溝521内に位置する。
繋ぎ部83は、取付部81と保持部82との間の相対的な位置関係を規定している。取付部81、保持部82および繋ぎ部83は一体に形成されている。
さらに説明すると、保持部82には、一端から他端まで全長にわたって切欠かれた切欠き部82aが形成されている。この切欠き部82aは、保持部82内にハーネス63を入れるためのものである。また、切欠き部82aは、長さ方向に直線状に形成されておらず、周方向に曲がって形成されている。これにより、保持部82に保持されているハーネス63が保持部82内で移動したとしても切欠き部82aから脱落することを防止している。
<ハーネスガイド80の動き方>
次に、図7乃至図8を参照しながら、綴じ部90が分岐点523付近の案内溝52を通る際のハーネスガイド80の動きについて説明する。
図7は、綴じ部90が綴じ処理溝521から退避側分岐溝527に移動する際のハーネスガイド80の動きを説明する図であり、図7(a)および(b)は順に時系列で示す平面図である。
綴じ部90が綴じ処理溝521から退避側分岐溝527に移動する場合、図7に示すように、複数の移動ローラ93,94のうち、移動ローラ93が進行方向前側(搬送方向退避側)に位置し、移動ローラ94は進行方向後側(搬送方向進入側)に位置する。
このため、図7(a)に示すように、まず移動ローラ93が退避側分岐溝527に進入し、次に、同図(b)に示すように、ハーネスガイド80が移動ローラ93に連動して退避側分岐溝527に進入する。
ハーネスガイド80は、一端部である取付部81で移動ローラ93に取り付けられている。取付部81は、移動ローラ93に対して回転するものの移動ローラ93に対して自由に変位するものではない。その一方で、ハーネスガイド80の他端部である保持部82は、取り付けられておらず、自由に変位可能で自由端である。
このため、図7(a)に示すように、ハーネスガイド80は、取付部81が先に退避側分岐溝527に進入し、移動ローラ93,94の間に位置する保持部82がこれに追従する。これにより、同図(b)に示すように、保持部82が退避側分岐溝527に円滑に進入していくことが可能である。
仮に、ハーネスガイド80を移動ローラ93ではなく移動ローラ94に取り付ける場合には、自由端の保持部82が取付部81よりも先に退避側分岐溝527に進入することになる。このため、保持部82が分岐点523に当たってしまい退避側分岐溝527への円滑な進入が妨げられるおそれがある。しかしながら、本実施の形態のように、ハーネスガイド80を移動ローラ93に取り付ける場合には、そのような懸念がなく、退避側分岐溝527への円滑な進入を実現できる。
付言すると、上述したように、支持板51および綴じ部90は、水平方向に対して傾斜して設けられている。搬送方向における退避側が進入側よりも高い位置になる。このため、ハーネスガイド80が綴じ処理溝521から退避側分岐溝527に移動する場合には、登って行くことになり、ハーネスガイド80の自重により分岐点523に当たり易くなる傾向になるが、本実施の形態のように、ハーネスガイド80の取付部81が退避側分岐溝527に進入した後に保持部82が追随することから、分岐点523への当たりを防止し、退避側分岐溝527への円滑な進入を実現できる。
図8は、綴じ部90が退避側分岐溝527から綴じ処理溝521に移動する際のハーネスガイド80の動きを説明する図である。図8は、図7の場合と逆方向に移動する場合を示す。
図8に示すように、綴じ部90が退避側分岐溝527から綴じ処理溝521に移動する場合、移動方向前側が自由端の保持部82になるが、保持部82の外形に比べてレール溝の空間に余裕があるため、保持部82から綴じ処理溝521に突入しても保持部82が引っかかることはない。
以上説明したように、本実施の形態では、綴じ部90の上側ユニット901と下側ユニット903とを互いに電気的に接続するハーネス63を案内溝52に通し、綴じ部90が案内溝52に沿って移動するのに伴いハーネス63が案内溝52を移動するように構成するので、ハーネス63を引き回しても、案内溝52を分岐させることが可能になる。
そして、綴じ部90は、上述したように、自身が案内溝52に沿って移動するための駆動源であるモータ95を下側ユニット903に備えている。このため、綴じ部90は、外部から駆動力の供給がなくても移動することが可能になる。なお、モータ95または他の駆動源による駆動力により、綴じ部90による綴じ処理を行う。
本実施の形態では、ハーネス63をハーネスガイド80で保持しているが、ハーネスガイド80に関して種々の変形例が考えられる。
上述したように、本実施の形態では、2つの移動ローラ93,94のうち移動ローラ93にハーネスガイド80の取付部81を取付け、保持部82が移動ローラ93,94の間に位置する構成を採用するが、これに限られない。例えば、綴じ部90の位置を他の部材でも規制する構成を採用する場合に移動ローラ94を省略し、移動ローラ93だけとする例である。かかる例の場合、ハーネスガイド80の取付部81を移動ローラ93に取り付ける態様のほか、取付部81を移動ローラ93以外の部材に取り付ける態様が考えられる。
また、例えば、2つの移動ローラ93,94を備える構成において、ハーネスガイド80の保持部82が、移動ローラ93,94の間ではなく、退避側分岐溝527に進入する場合に移動ローラ94のさらに後方に位置する例も考えられる。かかる例の場合、ハーネスガイド80の取付部81を移動ローラ93に取り付ける態様のほか、取付部81を移動ローラ94に取り付ける態様が考えられる。言い替えると、移動ローラ93,94のうち退避側分岐溝527に進入する場合に直前に位置する方に取付部81を取り付ける態様が含まれる。
2…後処理装置、11、12…用紙収容部、13…画像形成部、52…案内溝、63…ハーネス、82…保持部、93,94…移動ローラ、95…モータ、100…画像形成システム、521…綴じ処理溝、525…後側分岐溝、527…退避側分岐溝、901…上側ユニット

Claims (12)

  1. 用紙を綴じる綴じ手段と、
    前記綴じ手段が用紙を綴じる位置を含み、当該綴じ手段が移動する溝状の経路と、
    前記綴じ手段に接続され当該綴じ手段の移動に伴い前記経路内を移動する線材と、
    前記線材を保持する保持手段と、
    を備える後処理装置。
  2. 前記綴じ手段に設けられ、当該綴じ手段の位置を規制し、前記経路に沿って移動する移動手段をさらに備え
    前記保持手段は、前記移動手段に連動して移動すことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記綴じ手段に設けられ、前記経路に沿って移動する移動手段と、
    前記線材を保持するとともに、前記経路において分岐する分岐路に前記綴じ手段が進入する場合に前記移動手段の後方に位置する保持手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  4. 前記移動手段は複数あって、
    前記保持手段は、前記複数の移動手段の間に位置する、ことを特徴とする請求項3に記載の後処理装置。
  5. 前記移動手段は複数あって、
    前記保持手段は、前記複数の移動手段のうち前記分岐路に進入する際に当該保持手段と隣り合う当該移動手段に取り付けられている、ことを特徴とする請求項3に記載の後処理装置。
  6. 前記移動手段を挟んで前記綴じ手段の用紙を綴じる綴じ部とは反対側に配置され、当該綴じ手段を駆動する駆動部をさらに備え、
    前記線材は、前記駆動部と前記綴じ手段とを電気的に接続する、ことを特徴とする請求項に記載の後処理装置。
  7. 用紙を綴じる綴じ手段と、
    前記綴じ手段が用紙を綴じる位置を含み、当該綴じ手段が移動する溝状の移動路と、
    前記移動路から分岐し前記綴じ手段が当該移動路から進入可能な溝状の分岐路と、
    前記綴じ手段に接続され当該綴じ手段の移動に伴い前記移動路および前記分岐路を移動する線材と、
    前記線材を保持する保持手段と、
    を備える後処理装置。
  8. 前記綴じ手段に設けられ、当該綴じ手段の位置を規制し、前記移動路に沿って移動する移動手段をさらに備え
    前記保持手段は、前記移動手段に連動して移動し、前記綴じ手段が前記移動路から前記分岐路に進入する場合に当該移動手段よりも後方に位置する、ことを特徴とする請求項7に記載の後処理装置。
  9. 前記保持手段は、前記移動手段に取り付けられている、ことを特徴とする請求項2または8に記載の後処理装置。
  10. 前記保持手段は、前記移動手段に対して移動可能である、ことを特徴とする請求項9に記載の後処理装置。
  11. 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    用紙を前記画像形成手段の前側から補充し、補充された用紙を給紙する給紙部と、
    前記画像形成手段により画像を形成した用紙を綴じる綴じ手段と、
    前記綴じ手段が用紙を綴じる位置を含み、当該綴じ手段が移動する溝状の経路と、
    前記綴じ手段に接続され当該綴じ手段の移動に伴い前記経路内を移動する線材と、
    前記線材を保持する保持手段と、
    を備える画像形成システム。
  12. 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    用紙を前記画像形成手段の前側から補充し、補充された用紙を給紙する給紙部と、
    前記画像形成手段により画像を形成した用紙を綴じる綴じ手段と、
    前記綴じ手段が用紙を綴じる位置を含み、当該綴じ手段が移動する溝状の移動路と、
    前記移動路から分岐し前記綴じ手段が当該移動路から進入可能な溝状の分岐路と、
    前記綴じ手段に接続され当該綴じ手段の移動に伴い前記移動路および前記分岐路を移動する線材と、
    前記線材を保持する保持手段と、
    を備える画像形成システム。
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