JP7175950B2 - クランプ装置及びクランプ装置を含むクランプ機 - Google Patents

クランプ装置及びクランプ装置を含むクランプ機 Download PDF

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Description

本発明は、クランプ装置を含むクランプ機に関し、特に、ワークを研削するためのクランプ機に関する。
研削盤はワークの外表面を加工するために用いられる。長尺のワーク(例えば、棒状又は管状のワーク)を回転加工する際には、通常、クランプ装置で長尺のワークの外表面を覆い、センタをワークの両端に押し付けてから、クランプ工具の回転に伴い長尺のワークを回転させることで研削加工を行う。例えば、特許文献1の図1のように、従来のクランプ装置は、支持リング、第1押しネジ、2つの第2押しネジ、キー及びロックナットを備える。支持リングは径方向に設置される3つのネジ孔を有しており、第1押しネジがネジ孔の1つに螺接されたあと、ロックナット及びキーに順に螺接される。ロックナットは、キーと第1押しネジの緩みを防止する。また、2つの第2押しネジはその他の2つのネジ孔に螺接される。使用時には、支持リングでワークを覆い、第1押しネジと2つの第2押しネジを回転させてクランプ直径の大きさを調節する。ワークのクランプが完了すると、キーがしっかりとワークのキー溝に係止されてトルクを伝達する。また、2つの第2押しネジがワークを押圧する。
しかし、従来のクランプ装置は手動でワークをセッティングせねばならず、ワークのクランプ又は解放時にも手動で第1押しネジ及び2つの第2押しネジを回転させねばならない。そのため、クランプ過程全般にわたり時間と労力を要する。労力を軽減すべく、クランプ装置にワークをセッティングしてクランプ装置でワークをクランプする過程を自動化したい場合には、ロボットアームを用いてワークをクランプ装置に挿入してから、第1押しネジ及び2つの第2押しネジを締め付けることでワークをクランプせねばならない。しかし、第1押しネジ及び2つの第2押しネジの締め付け度合が適切でなかった場合や、ワークの真円度が不足しているために第1押しネジ及び2つの第2押しネジによるワークの押圧度合が異なる場合には、ワークの位置がずれて加工に失敗したり、不良品が発生したりする恐れがあり、ひいてはクランプ装置やワークが破損してしまう。加えて、第1押しネジ及び2つの第2押しネジは支持リングの中心に向かって延伸していることから、ロボットアームがワークをクランプ装置に挿入する過程での位置合わせが難しい。そのため、ワークが第1押しネジ及び2つの第2押しネジに衝突することでワークのセッティングに失敗し、ひいてはクランプ装置やワークを破損させる恐れがある。
中国実用新案第206393454U号明細書
本発明の目的の一つは、クランプするワークについて高い互換性を有し、ワークの真円度が不足していたとしても正確且つ安定的にワークをクランプ可能なクランプ装置及びクランプ装置を含むクランプ機を提供することである。
本発明のその他の目的は、自動化によるワークのクランプ又は解放が可能な研削盤に適用し得るクランプ装置及びクランプ機を提供することである。
上記の目的又はその他の目的を達成するために、本発明はクランプ装置を提供する。当該クランプ装置は、第1覆接部材、第1覆接部材に対し回動可能な第2覆接部材及び複数の挟持ユニットを含む。各挟持ユニットは、挟持ブロック、押動部材及び弾性部材を有する。これらの挟持ブロックは、クランプ装置の軸心線方向に向かって共同でクランプ口を規定する。各挟持ブロックは、偏心回動可能に第2覆接部材に設置される。且つ、各挟持ブロックは、偏心回動する際に当該クランプ口を縮小又は拡大可能である。各挟持ブロックはスロットを有し、スロットは各当該挟持ブロックを貫通している。押動部材はスロットを貫通して第1覆接部材に設置される。且つ、押動部材はスロット内で変位して、挟持ブロックを偏心回動可能とする。弾性部材は挟持ブロックに設置される。弾性部材は弾性緩衝を付与可能なため、挟持ブロックが偏心回動してクランプ口を縮小する場合に、各挟持ブロックがクランプ口に向かってワークを押圧する際の度合が同等となる。
これにより、本発明で提供するクランプ装置は、第1覆接部材と第2覆接部材を回動させることで挟持ブロックを動作させ、挟持ブロックを偏心回動させてワークをクランプ又は解放するため、自動化装置の操作及び使用が容易となる。且つ、ワークをクランプする際に弾性部材の緩衝作用を利用することで、各挟持ブロックでワークをクランプする。これにより、ワークに真円度が低いとの状況が発生した場合でも、挟持ブロックは効果的にワークをクランプすることができる。よって、装置の自動化度合が向上するとともに、適用ワークの許容公差を広げることが可能なため、極めて実用価値を有する。
図1は、本発明の第1実施例の斜視図である。 図2は、本発明の第1実施例の分解斜視図である。 図3は、本発明の第1実施例における挟持ブロック及び弾性部材の拡大図である。 図4は、本発明の第1実施例におけるクランプ装置の断面図である。 図5は、本発明の第1実施例におけるクランプ過程を示す図(1)である。 図6は、本発明の第1実施例におけるクランプ過程を示す図(2)である。 図7は、本発明の第2実施例の分解斜視図である。 図8は、本発明の第2実施例におけるクランプ過程を示す図(1)である。 図9は、本発明の第2実施例におけるクランプ過程を示す図(2)である。 図10は、本発明の第3実施例の分解斜視図である。 図11は、本発明の第3実施例におけるクランプ過程を示す図(1)である。 図12は、本発明の第3実施例におけるクランプ過程を示す図(2)である。
本発明は、クランプ装置及びクランプ装置を含むクランプ機を提供する。クランプ装置はワークをクランプするために用いられ、クランプ機は当該ワークを自動的にクランプ又は解放可能である。本発明の第1実施例は、クランプ装置を含むクランプ機に関する。図1~図4を参照して、本実施例は、クランプ装置10、ハウジング20、回動部材30、検出器40,40’、軸受50、押圧ユニット及び駆動ユニット(図示しない)を含む。
図2~図4を参照して、クランプ装置10は、第1覆接部材11、第2覆接部材12、3つの挟持ユニット、駆動部材13、センタ14を含む。第1覆接部材11は、第1軸孔111、第1端面112、第2端面113及び貫通孔114を有する。第1軸孔111は軸方向に第1覆接部材11を貫通している。また、貫通孔114は第1覆接部材11の外径面に位置し、研削過程でクランプ装置に残留した切削液を貫通孔114から流出可能としている。駆動部材13は、複数のネジにより第1覆接部材11の第2端面113に組み付け及び固定される。駆動部材13はリング状をなしている。駆動部材13は、駆動部131、駆動孔132及び平衡部133を有する。駆動部131と平衡部133の位置は対向しており、且つ、駆動部131と平衡部133はいずれもクランプ装置10の軸心線から離間するよう径方向に延伸している。駆動部131の径方向の長さは平衡部133の径方向の長さよりも大きい。駆動孔132は、軸方向において当該駆動部131を貫通している。駆動孔132はU型のスロットであり、駆動孔132のU型の開口は径方向において外側を向いている。第2覆接部材12はセンタ14を覆っている。第2覆接部材12は、固定リング121、支持リング122、ロックリング123、緊締部材124及びパッド125を含む。支持リング122は固定リング121とロックリング123の間に位置する。また、パッド125は中空の円柱状をなしている。緊締部材124は固定リング121を貫通したあとパッド125を貫通し、支持リング122に螺接される。図4に示すように、パッド125は固定リング121と支持リング122の間に介在する。第2覆接部材12の支持リング122は覆接部1221と当止部1222を有し、3つの第1当止面1223が間隔を隔てて当止部1222の外径面に分布している。第1覆接部材11の第1軸孔111の直径は固定リング121の外径及び支持リング122の覆接部1221の外径よりも大きい。よって、第1覆接部材11は、第1軸孔111によって固定リング121及び支持リング122の覆接部1221を覆うことが可能である。ロックリング123は取り外し可能に支持リング122にネジ接続される。また、3つの第2当止面1231が間隔を隔ててロックリング123の外径面に分布している。各第1当止面1223の位置は各第2当止面1231にそれぞれ隣接しており、各第1当止面1223の各々と各第2当止面1231とが同一平面上に位置している。即ち、3つの第1当止面1223及び3つの第2当止面1231が3つの組み合わせを形成している。各組み合わせは、それぞれ位置が隣接し且つ同一平面上に位置する1つの第1当止面1223と1つの第2当止面1231を有している。このほか、支持リング122の内環面1224は、径方向にクランプ装置10の軸心線に向かって突出する第1凸環部1225を更に有している。また、ロックリング123は、軸方向に支持リング122に向かって突出する第2凸環部1232を更に有している。第2凸環部1232の外径は、支持リング122の内環面1224の直径よりも小さい。よって、ロックリング123を支持リング122に組み付け及び固定する際に、第2凸環部1232は支持リング122に挿設され、且つ、第1凸環部1225の方向へ軸受50を押圧することが可能である。これにより、軸受50は第2覆接部材12とセンタ14の間に位置決めされて、第2覆接部材12をセンタ14に対し回動可能とする。図2及び図5を参照して、各挟持ユニットは、挟持ブロック15、押動部材16、位置決め部材17及び弾性部材18を含む。3つの挟持ブロック15が、クランプ装置10の軸心線方向に向かって共同でクランプ口151を規定する。クランプ口151は、軸心線から3つの挟持ブロック15の間にワークをクランプ可能とする空間である。位置決め部材17は、挟持ブロック15を貫通して第2覆接部材12の固定リング121に螺接される。これにより、挟持ブロック15は、位置決め部材17を支点として固定リング121に対し偏心回動可能となる。特に説明すべき点として、挟持ブロック15はクランプ口側を向く表面に各々の幾何中心を有している。また、位置決め部材17が挟持ブロック15を貫通する位置は、挟持ブロックにおけるクランプ口側を向く表面の幾何中心から離間している。よって、挟持ブロック15が位置決め部材17周りに回動する際には、挟持ブロックにおけるクランプ口側を向く表面が偏心回動する。且つ、偏心回動する際に、クランプ口151を縮小又は拡大させることで、クランプ口151がワークをクランプ又は解放可能となる。挟持ブロック15はスロット152を有している。スロット152は軸方向に挟持ブロック15を貫通しており、押動部材16がスロット152を貫通して第1覆接部材11に螺接される。図3及び図5を参照して、弾性部材18はプレート状の弾性片である。弾性部材18は挟持ブロック15のスロット152に位置する。スロット152の孔壁には2つの凹溝1521が備わっており、弾性部材18の両端が凹溝1521に挿設される。弾性部材18は、位置が対向する天井面181と底面を有し、天井面181が押動部材16を付勢可能である。また、弾性部材18の底面とスロット152の孔壁との間には、弾性部材18を弾性変形させるための空間が備わっている。よって、押動部材16が弾性部材18の天井面181を押圧すると、弾性部材18は弾性変形して底面とスロット152の孔壁との間の空間にわずかに押し込まれる。
図1~図5を参照して、ハウジング20は回転盤21を有している。ハウジング20内には回転盤21を駆動可能な駆動ユニット(図示しない)が備わっており、回転盤21をハウジング20に対し回転駆動させる。回動部材30は回転盤21に挿設されている。回動部材30はロッド部301を有し、ロッド部301は軸方向に駆動部材13の駆動孔132に挿設される。また、検出器40,40’は間隔を隔ててハウジング20に設置されている。検出器40,40’は駆動部材13の外径面に面しており、駆動部材13の駆動部131を検出する。押圧ユニットは動力部材60と押動ロッド61を有し、押動ロッド61の端面が第2覆接部材12の外径面に面している。且つ、動力部材60は、押動ロッド61を伸長させて支持リング122の第1当止面1223とロックリング123の第2当止面1231を押圧可能とする。
図4~図6を参照して、本発明の第1実施例におけるクランプ機のクランプ過程では、まず、ロボットアーム(図示しない)を用いてワーク90をクランプ装置10のクランプ口151にセッティングし、センタ14に当接させる。図4に示すように、第2覆接部材12の固定リング121の内径はワーク90の直径よりも大きいため、ワーク90をセッティングする際に固定リング121と衝突することがない。図5に示すように、このとき3つの挟持ブロック15は解放状態となっている。且つ、クランプ口151の口径は第2覆接部材12の固定リング121の内径とほぼ同等のため、ワーク90をセッティングする際の位置合わせが容易であり、挟持ブロック15と衝突することがない。続いて、駆動ユニット(図示しない)が回転盤21を駆動させることで、回転盤21がハウジング20に対し第2の方向(例えば時計回り方向)へ回動する。このとき、ハウジング20に装設されているセンタ14は回動しないまま保持される。回転盤21は、回動部材30を回転盤21の回転軸を中心として第2の方向へ円周運動させる。回動部材30は駆動部131の駆動孔132に挿設されているため、回動部材30が円周運動する際に駆動部材13を第2の方向へ回動させることができる。また、対向位置の駆動部131と平衡部133によって、駆動部材13の重心全体をクランプ装置の軸心線に近接させるか、軸心線にちょうど位置させることが可能である。よって、回動時に平衡を維持することができ、慣性に起因する震動が回避される。且つ、駆動部材13は第1覆接部材11にネジ接続されているため、駆動部材13によって第1覆接部材11が第2の方向へ回動する。また、第1覆接部材11は、挟持ブロック15を介して第2覆接部材12を更に第2の方向へ回動させるよう牽引する。図5に示すように、検出器40が駆動部131を検出すると、回転盤21は回転を停止して、回動部材30及びクランプ装置10の回動を停止させる。このとき、支持リング122の第1当止面1223及びロックリング123の第2当止面1231が押動ロッド61に面し、押圧ユニットの動力部材60が押動ロッド61を伸長させて第1当止面1223及び第2当止面1231を押圧する。続いて、駆動ユニットが回転盤21を第1の方向(例えば反時計回り方向)へ回転駆動させることで、回動部材30が駆動部材13及び第1覆接部材11を第1の方向へ回動させる。しかし、第1当止面1223及び第2当止面1231は押動ロッド61により押圧されているため回動不可能であり、第2覆接部材12は回動し得ない。これにより、第1覆接部材11が第2覆接部材12に対し第1の方向へ回動する際に、第1覆接部材11は押動部材16をスロット152内で第1の方向へ変位させる。押動部材16の変位に伴い、更に3つの挟持ブロック15各々が位置決め部材17を支点に反時計回りである第1の方向へ偏心回動する。そして、3つの挟持ブロック15の偏心回動によってクランプ口151が縮小され、ワーク90をクランプ可能となる。図6に示すように、検出器40’が駆動部131を検出すると、クランプ装置10はワークのクランプフローを終了する。回転盤21は回転を停止して、回動部材30とクランプ装置10の回動を停止させる。これにより、3つの挟持ブロック15は偏心回動を停止して、ワーク90を押圧及びクランプしたクランプ状態を維持する。次に、押圧ユニットの動力部材60が押動ロッド61を収縮させて第1当止面1223及び第2当止面1231から離間させる。そして、駆動ユニットが回転盤21を引き続き第1の方向へ回転駆動させることで、回動部材30がクランプ装置10を第1の方向へ回動させる。これにより、クランプ装置10は、後続の研削作業を行うべくワーク90を回動させる。
注目すべき点として、製造過程では、ワークの真円度の不足が問題になることがある。即ち、ワークの半径の大きさが一様でないとの問題が存在する場合がある。これに対し、本発明におけるクランプ装置10の弾性部材18は、3つの挟持ブロック15がクランプ口151に向かってワーク90を押圧する際の度合を同等とすることができる。即ち、3つの挟持ブロック15がクランプ口151に向かってワーク90を押圧する際の力を近接させることで、真円度の不足に起因して1つ又は複数の挟持ブロックがワークに接触しなかったり、わずかしかワークに接触しなかったりとの事態を生じさせない。更に、弾性部材18は、挟持ブロック15によるクランプ完了後に、表面の高さの差に起因してワークを過度に圧迫するとの事態も防止可能である。これにより、ワーク90をクランプする際に、3つの挟持ブロック15による押圧度合が異なるためにずれが生じ、ひいてはクランプ装置10又はワーク90が破損するとの事態が回避される。詳細に説明すると、クランプ過程では、第1覆接部材11が押動部材16をスロット152内で変位させ、押動部材16の変位に伴って挟持ブロック15が偏心回動可能となる。また、押動部材16は、スロット152内で変位しながら弾性部材18の天井面181を押圧する。挟持ブロック15が徐々に回動してワーク90を押圧するのに伴い、押動部材16が挟持ブロック15を回動させる際に受ける抗力も徐々に増大することから、押動部材16が変位する際に弾性部材18を押圧する力も徐々に増大していく。弾性部材18の底面とスロット152の孔壁との間には弾性部材18を弾性変形させるための空間が備わっているため、押動部材16による弾性部材18を押圧する力が弾性部材18の変形を招来するのに十分な力となったとき、押動部材16の変位に伴って、弾性部材18は底面方向へ湾曲変形し得る。これにより、押動部材16の変位に伴う押動力が緩衝されるため、押動部材16が挟持ブロック15を押動し続けることで挟持ブロック15が過度にワーク90を圧迫し、クランプ装置又はワークが破損するとの事態が回避される。3つの挟持ブロック15のいずれかがワークにおける比較的半径の大きな表面部分を押圧したとしても、弾性部材18の弾性変形によって押動部材16の変位に伴う押動力を緩衝可能なため、この挟持ブロック15が回動を続けて過度にワーク90を圧迫するとの事態が回避される。一方で、残り2つの挟持ブロック15はそのまま押動部材16の変位に伴って押動され、回動を続けながらワーク90を押圧することが可能である。よって、ワークのクランプフローが完了したとき、3つの挟持ブロック15はいずれも効果的にクランプ口151に向かってワーク90を挟持及び押圧可能である。即ち、3つの挟持ブロック15がクランプ口151に向かってワーク90を押圧する際の度合が同等となるため、ワーク90をクランプする際に、3つの挟持ブロック15の押圧度合が異なることでずれが生じ、ひいてはクランプ装置10又はワーク90が破損するとの事態が回避される。
研削作業が完了したあと、検出器40’が駆動部131を検出すると、回転盤21は回転を停止して、回動部材30及びクランプ装置10の回動を停止させる。このとき、支持リング122の第1当止面1223及びロックリング123の第2当止面1231が押動ロッド61に面し、押圧ユニットの動力部材60が押動ロッド61を伸長させて第1当止面1223及び第2当止面1231を押圧する。続いて、駆動ユニットが回転盤21を第2の方向(例えば時計回り方向)へ回転駆動させることで、回動部材30が駆動部材13及び第1覆接部材11を第2の方向へ回動させる。しかし、第1当止面1223及び第2当止面1231は押動ロッド61により押圧されているため回動不可能であり、第2覆接部材12は回動し得ない。これにより、第1覆接部材11が第2覆接部材12に対し第2の方向へ回動する際に、第1覆接部材11は押動部材16をスロット152内で第2の方向へ変位させる。押動部材16の変位に伴い、更に3つの挟持ブロック15各々が位置決め部材17を支点に第2の方向へ偏心回動する。そして、3つの挟持ブロック15の偏心回動によってクランプ口151が拡大され、ワーク90を解放可能となる。検出器40が駆動部131を検出すると、クランプ装置10はワークの解放フローを終了する。回転盤21は回転を停止して、回動部材30、駆動部材13及び第1覆接部材11の回動を停止させる。これにより、3つの挟持ブロック15は偏心回動を停止して解放状態を維持する。
本発明の第1実施例におけるクランプ機のクランプ装置10は、加工ニーズに基づいて軸方向の長さの異なるパッド125に変更することで、クランプ装置10の軸方向の長さを変更することが可能である。図2及び図4を参照して、支持リング122に螺接されている緊締部材124を緩めるだけで、使用者は第1覆接部材11の貫通孔114からパッド125を交換することができる。そして、緊締部材124を締めて支持リング122に螺接すれば交換が完了するため、クランプ装置10全体を解体する必要がない。本発明のその他の実施例において、本発明のクランプ機はサイズの異なる各種クランプ群を有する場合がある。各クランプ群は、駆動部材、第1覆接部材、挟持ユニット及び固定リングをそれぞれ有している。クランプ群を交換したい場合には、支持リングに螺接されている緊締部材を取り外すだけで、緊締部材、パッド、固定リング、第1覆接部材、駆動部材及び挟持ユニットを一括して取り外すことができるため、異なるサイズのクランプ群への交換が容易である。
本実施例において、押動ロッド61は伸長して支持リング122の第1当止面1223とロックリング123の第2当止面1231を押圧することが可能である。本発明のその他の可能な実施例において、押動ロッド61は、第1当止面1223及び第2当止面1231付近まで延伸し、これらを直接押圧しない場合がある。回動部材30が駆動部材13及び第1覆接部材11を回動させる際には、伸長した押動ロッド61が支持リング122及びロックリング123の回動を妨げられさえすれば第2覆接部材12の回動を不可能とできるため、この場合にも本発明の第1実施例と類似の効果を有する。また、押動ロッド61は、第1当止面1223又は第2当止面1231のいずれかのみを押圧するように延伸する場合がある。この場合にも、押動ロッド61は第2覆接部材12の回動を妨げる効果を有し得る。
本実施例では、駆動部材の駆動孔がU型の孔であり、駆動孔のU型の開口が径方向において外側を向いている。よって、部品を交換したい場合に、駆動部材を回動部材から容易に取り外すことができる。また、本発明のその他の可能な実施例では、駆動孔がO型の孔の場合がある。駆動孔は駆動部材を回動部材から取り外しやすければよく、本発明はこれに限定されない。このほか、本発明のその他の可能な実施例では、駆動部材が駆動部及び平衡部を備えない場合がある。駆動部材は回動部材を挿設するための駆動孔を有してさえいれば、回動部材によって駆動部材を回動させることが可能となり、上記実施例と類似の使用効果を有する。
本実施例において、回動部材は回転盤に挿設されている。回動部材はロッド部を有し、ロッド部が軸方向において駆動部材の駆動孔に挿設される。本発明のその他の可能な実施例では、回動部材が駆動部材に固設される一方、駆動孔が回転盤に設置され、回動部材のロッド部が回転盤の駆動孔に挿設可能とされる場合がある。この場合にも、回転盤が回転する際に、回転盤によって回動部材を回動させられるため、上記実施例と類似の使用効果を有する。
本実施例において、挟持ユニットの数は3つとしたが、本発明のその他の可能な実施例では、挟持ユニットをその他の数量とする場合がある。挟持ユニットは、ワークをクランプ可能であり、且つワークのクランプ過程でずれが発生しなければよく、本発明はこれに限らない。
図7~図9を参照して、本発明の第2実施例におけるクランプ機は、図1~図6に示した第1実施例とほぼ同様である。よって、本発明の第2実施例では、本発明の第1実施例における部材の符号をほぼそのまま使用する。ただし、弾性部材18aについては、プレート状の弾性片を引張バネに置き換えている。且つ、弾性部材18aの弾性力は挟持ブロック15を偏心回動させてワーク90を押圧するのに十分である。弾性部材18aの一端は、第2覆接部材12の固定リング121の端面1211に設置される。また、弾性部材18aの他端は、挟持ブロック15の外側面153に設置される。本発明の第2実施例において、押動部材16はスロット152内で変位することで、弾性部材18aが挟持ブロック15を引っ張り可能となる位置まで挟持ブロック15を偏心回動させる。そして、弾性部材18aの引張力によって、挟持ブロック15は更に第1の方向に偏心回動し、ワーク90を押圧する。これにより、ワーク90をクランプして更なる加工を行うことが可能となる。よって、本発明の第2実施例における押動部材16は、クランプ過程全体を通じ、弾性部材18aの引張力を利用して挟持ブロック15によりワーク90を押圧する。これにより、一部の挟持ブロック15がワーク90に接触しなかったり、わずかしか接触しなかったりすることでワーク90にかかる力にムラができ、ずれが生じる結果、クランプ装置又はワークが破損するとの事態を回避可能となる。従って、ワークのクランプフローが完了したときに、3つの挟持ブロック15がクランプ口151に向かってワーク90を押圧する際の度合が同等となるため、ワーク90をクランプする際に、3つの挟持ブロック15の押圧度合が異なることでずれが生じ、ひいてはクランプ装置10又はワーク90が破損するとの事態が回避される。
本実施例において、弾性部材18aの一端は、第2覆接部材12の固定リング121の端面1211に設置され、弾性部材18aの他端は、挟持ブロック15の外側面153に設置されるが、本発明のその他の可能な実施例では、弾性部材18aの他端が挟持ブロック15の外径面に設置されることがある。弾性部材18aは挟持ブロック15を偏心回動させてクランプ口151を縮小できればよく、本発明はこれに限らない。
図10及び図12を参照して、本発明の第3実施例におけるクランプ機は、図7~図8に示した第2実施例とほぼ同様である。ただし、弾性部材18bについては引張バネをねじりバネに置き換え、挟持ブロック15を偏心回動させてワーク90を押圧するようにしている。弾性部材18bの一端は、第2覆接部材12の固定リング121の端面1211に設置され、弾性部材18bの他端は、挟持ブロック15の外側面153に設置される。また、弾性部材18bの螺旋コイルは位置決め部材17に位置決めされる。本発明の第3実施例と第2実施例の作用及び原理は類似している。相違点は、第2実施例では引張バネで挟持ブロック15を引き動かして偏心回動させ、クランプ口を縮小していたのに対し、第3実施例では、ねじりバネで挟持ブロック15を偏心回動させてクランプ口を縮小することのみである。よって、作用及び原理については本発明の第2実施例を参照するものとし、ここでは改めて詳述しない。
以上述べたように、本発明は、クランプ装置及びクランプ装置を含むクランプ機を提供する。クランプ装置の3つの挟持ブロックは、偏心回動することでワークを押圧及びクランプすることが可能である。また、クランプ装置の弾性部材は、各挟持ブロックがワークをクランプする際の力をほぼ同等とすることができるため、挟持ブロックがワークを過度に圧迫することでクランプ装置又はワークが破損するとの事態が回避される。仮にワークの真円度が不足していたとしても、クランプ装置の弾性部材はワークにかかる押圧度合を同等とすることができる。よって、クランプ過程でワークの位置がずれて加工に失敗したり、不良品が発生したりし、ひいてはクランプ装置又はワークが破損するとの事態が回避される。このほか、3つの挟持ブロックが解放状態の場合には、3つの挟持ブロックにより規定されるクランプ口の口径がワークの直径よりも大きくなるとともに、第2覆接部材の固定リングの内径とほぼ等しくなる。そのため、ワークをセッティングする際の位置合わせが容易となり、挟持ブロックに衝突することがない。よって、ワークのセッティングに失敗し、ひいてはクランプ装置又はワークが破損するとの事態を回避可能となる。更に、加工ニーズの違いに応じて、クランプ装置は容易に第1覆接部材の貫通孔を通じて異なる長さやサイズのパッドに交換したり、緊締部材を取り外して異なるサイズのクランプ群に手軽に交換したりすることが可能である。交換過程が簡単且つ便利であり、クランプ装置全体を解体する必要がないため、交換過程で要する労力及び時間を節約できる。以上より、本発明のクランプ機によれば、ワークのクランプ及び解放過程を自動化することができ、労力及び時間が大幅に節約されるため、作業効率を向上させるという実用的効果が達せられる。
10 クランプ装置
11 第1覆接部材
111 第1軸孔
112 第1端面
113 第2端面
114 貫通孔
12 第2覆接部材
121 固定リング
1211 端面
122 支持リング
1221 覆接部
1222 当止部
1223 第1当止面
1224 内環面
1225 第1凸環部
123 ロックリング
1231 第2当止面
1232 第2凸環部
124 緊締部材
125 パッド
13 駆動部材
131 駆動部
132 駆動孔
133 平衡部
14 センタ
15 挟持ブロック
151 クランプ口
152 スロット
153 外側面
1521 凹溝
16 押動部材
17 位置決め部材
18 弾性部材
18a 弾性部材
18b 弾性部材
181 天井面
20 ハウジング
21 回転盤
30 回動部材
301 ロッド部
40,40’ 検出器
50 軸受
60 動力部材
61 押動ロッド
90 ワーク

Claims (9)

  1. ワークをクランプするためのクランプ装置であって、
    第1覆接部材と、
    第2覆接部材であって、前記第1覆接部材が前記第2覆接部材に対し回動可能な第2覆接部材と、
    挟持ブロック、押動部材及び弾性部材を有する複数の挟持ユニット、を含み、
    これらの前記挟持ブロックは前記クランプ装置の軸心線方向に向かって共同でクランプ口を規定し、各前記挟持ブロックは偏心回動可能に前記第2覆接部材に設置され、且つ、各前記挟持ブロックは偏心回動する際に前記クランプ口を縮小又は拡大可能であり、各前記挟持ブロックはスロットを有し、前記スロットは前記挟持ブロックを貫通しており、前記押動部材は前記スロットを貫通して前記第1覆接部材に設置され、前記押動部材は前記スロット内で変位して前記挟持ブロックを偏心回動可能とし、前記弾性部材は前記挟持ブロックに設置され、各前記挟持ブロックが偏心回動して前記クランプ口を縮小させる際に、各前記弾性部材は、各前記挟持ブロックが前記クランプ口に向かって前記ワークを押圧する際の度合を同等とし、
    前記弾性部材はプレート状の弾性片であり、前記プレート状の弾性片は前記挟持ブロックの前記スロットに設置され、前記押動部材は前記プレート状の弾性片を押圧可能であり、前記押動部材が前記スロット内で変位する際に、前記プレート状の弾性片は前記押動部材による前記挟持ブロックに対する押動力を緩衝可能である、クランプ装置。
  2. 前記弾性部材は引張バネ又はねじりバネであり、前記弾性部材の一端は前記第2覆接部材に設置され、前記弾性部材の他端は前記挟持ブロックに設置される、請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 前記第2覆接部材は、固定リング、支持リング及びパッドを含み、前記固定リングは取り外し可能に前記支持リングに設置され、前記パッドは取り外し可能に前記固定リングと前記支持リングの間に介在し、これらの前記挟持ブロックは偏心回動可能に前記固定リングに設置される、請求項1に記載のクランプ装置。
  4. 前記クランプ装置は更にセンタを有し、前記第2覆接部材は前記センタを覆っている、請求項1に記載のクランプ装置。
  5. 前記第2覆接部材の外径面は更に少なくとも1つの当止面を有し、前記当止面は前記第2覆接部材の外径面に分布している、請求項1に記載のクランプ装置。
  6. 前記クランプ装置は更に駆動部材を有し、前記駆動部材は前記第1覆接部材に固定され、前記駆動部材が回動することで前記第1覆接部材が共に回動する、請求項1~のいずれか1項に記載のクランプ装置。
  7. 前記駆動部材は径方向において外側へ延伸して駆動部を形成し、前記駆動部は駆動孔を有する、請求項6に記載のクランプ装置。
  8. 自動的にワークをクランプ又は解放可能なクランプ機であって、請求項1~のいずれか1項に記載のクランプ装置を含み、更に、
    回転盤を有するハウジングであって、前記回転盤が前記ハウジングに対し回転可能なハウジングと、
    前記回転盤に挿設され、ロッド部を有する回動部材と、
    前記回転盤を前記ハウジングに対し回転駆動させる駆動ユニット、を含み、
    前記クランプ装置の前記第1覆接部材に駆動部材が固定されており、前記回動部材の前記ロッド部が前記駆動部材の駆動孔に挿設されており、
    前記回動部材は、前記回転盤が回転すると、前記回転盤の回転軸を中心として円周運動し、且つ、円周運動する際に前記駆動部材を回動させ、前記駆動部材によって前記第1覆接部材は前記回転盤の前記回転軸を中心として回動する、クランプ機。
  9. 更に、少なくとも2つの検出器と押圧ユニットを含み、少なくとも2つの前記検出器は間隔を隔てて前記ハウジングに設置され、各前記検出器は前記クランプ装置に面して設置され、前記押圧ユニットは動力部材と押動ロッドを有し、前記動力部材は前記押動ロッドを前記第2覆接部材に押圧可能とする、請求項に記載のクランプ機。
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