JP7175493B2 - 流体吐出容器 - Google Patents

流体吐出容器 Download PDF

Info

Publication number
JP7175493B2
JP7175493B2 JP2018147013A JP2018147013A JP7175493B2 JP 7175493 B2 JP7175493 B2 JP 7175493B2 JP 2018147013 A JP2018147013 A JP 2018147013A JP 2018147013 A JP2018147013 A JP 2018147013A JP 7175493 B2 JP7175493 B2 JP 7175493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
upper container
inner lid
storage bag
lower container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018147013A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020019561A (ja
Inventor
晋矢 小路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PacPlus Co Ltd
Original Assignee
PacPlus Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PacPlus Co Ltd filed Critical PacPlus Co Ltd
Priority to JP2018147013A priority Critical patent/JP7175493B2/ja
Priority to CN201921234259.7U priority patent/CN210259479U/zh
Publication of JP2020019561A publication Critical patent/JP2020019561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7175493B2 publication Critical patent/JP7175493B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

本発明は、流体を収容する収容袋を格納し、該収容袋内の流体を外部に吐出するための流体吐出容器に関するものである。
従来より、パーマ液、シャンプー、リンス、ボディーソープ、消毒液、調味料等の種々の流体を容器内部に収容し、容器外部に流体を吐出する流体吐出容器が広く用いられている。一般に、この流体吐出容器は、流体を容器内部に直接収容し、容器上部に設けられた手押し式ポンプやトリガー式ポンプ等の吐出機構により容器の内部の流体を吸入して、容器外部に流体を吐出するものである。
このような流体吐出容器は、使用によって容器内部の流体がなくなると容器ごと廃棄されていたが、エコロジー(自然環境保護)の観点から、容器内部の流体がなくなった場合、つめかえ用の袋に収容された同じ流体を流体吐出容器の内部に移し替えることが行われている。ところが、このように流体を袋から容器に移し替えるものだと、流体が袋や容器の外部の空気に触れるため、流体の品質を劣化させる虞があった。
そこで、最近では、容器内部に流体を直接収容するのではなく、流体が収容された収容袋を容器内部に格納し、該収容袋内の流体を外部に吐出する流体吐出容器が注目されている。具体的に説明すると、この流体吐出容器は、貫通孔が設けられた雌部材を上部に有する収容袋と、収容袋が格納される下側容器と、収容袋の雌部材の貫通孔に挿入される雄部材を有する吐出機構が設けられた上側容器とを備える。これによれば、流体が収容された収容袋を下側容器の内部に格納して、吐出機構の雄部材を収容袋の雌部材の貫通孔に挿入しながら、上側容器と下側容器を結合する構造であるため、収容袋に収容された流体を外部の空気に触れることを防止することができる。
特開2014-65535号 再公表2017-061060号
しかしながら、この流体吐出容器は、通常、収容袋に収容された流体を空気に触れさせないようにするために、吐出機構の雄部材が収容袋の雌部材の貫通孔に密着状態に挿入されている。このため、容器に格納された収容袋を交換する際、吐出機構が設けられた上側容器を下側容器と分離すると、それに伴って収容袋が吐出機構の雄部材に挿入されたまま下側容器から取り出されることから、その後、吐出機構の雄部材を収容袋の雌部材から引き抜かなければならず、一般消費者にとって収容袋の交換作業が面倒であるという問題があった。
もとより、収容袋の雌部材を下側容器の開口部に設けられた固定部材に固定する流体吐出容器も知られているが(上記特許文献1、2参照)、一般消費者にとって収容袋の雌部材を下側容器の固定部材に固定することはわかりづらく、かえって収容袋の交換作業が煩雑になる場合もあった。また、収容袋の雌部材を下側容器の固定部材に固定する構造上、下側容器の側面に開口部を設けなければならず、容器のデザインの自由度が低下する場合もあった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、一般消費者が簡易な作業によって収容袋を確実に交換することができる流体吐出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、流体を収容する収容袋を格納し、該収容袋内の流体を外部に吐出するための流体吐出容器であって、貫通孔が設けられた雌部材を上部に有する収容袋と、開口部が形成され、該開口部から前記収容袋が格納される下側容器と、前記収容袋の前記貫通孔に挿入される雄部材を有する吐出機構が設けられ、前記下側容器に分離可能に設けられる上側容器と、前記下側容器の開口部に嵌合される中蓋とを備え、前記中蓋は、前記上側容器の内側空間において上下方向に移動可能な態様で前記上側容器に一体的に設けられ、前記上側容器と前記下側容器が分離される際、前記上側容器が前記下側容器から離間するのに伴って、前記上側容器の内側空間を相対的に下方に移動したあと、前記上側容器により上方に向けて係止される一方、前記上側容器と前記下側容器が結合される際、前記上側容器が前記下側容器に近接するのに伴って、前記上側容器の内側空間を相対的に上方に移動したあと、前記上側容器により下方に向けて係止されることを特徴とする。
これによれば、上側容器と下側容器が分離される際、前記上側容器が前記下側容器から離間するのに伴って、中蓋が上側容器の内側空間を相対的に下方に移動することによって、中蓋が下側容器の開口部に嵌合された状態を維持するため、中蓋により収容袋を押さえながら吐出機構の雄部材を収容袋の雌部材からスムーズに引き抜くことができる。また、その後、中蓋が上側容器により上方に向けて係止されるため、上側容器により中蓋を持ち上げながら下側容器の開口部から自動的に取り外すことができる。
また、上側容器と下側容器が結合される際、前記上側容器が前記下側容器に近接するのに伴って、中蓋が上側容器の内側空間を相対的に上方に移動することによって、吐出機構の雄部材を収容袋の雌部材にスムーズに差し込むことができる。また、その後、中蓋が上側容器により下方に向けて係止されるため、上側容器により中蓋を押さえながら下側容器の開口部に嵌合することができる。
前記下側容器または前記中蓋は、対向する前記中蓋または前記下側容器の方向に突出する嵌合用凸部が形成されてもよい。さらに、前記下側容器または前記中蓋は、対向する前記中蓋または前記下側容器の嵌合用凸部に係合する嵌合用凹部が形成されてもよい。これによれば、中蓋を下側容器に確実に嵌合することができる。
また、前記上側容器は、周壁の内周面に係止部が設けられ、前記中蓋は、該上側容器の前記係止部により上方に向けて係止されてもよい。また、前記上側容器は、天壁の上面に前記吐出機構の前記雄部材が挿通可能な上側筒状部が設けられるとともに、該上側筒状部の内周面に係止部が設けられ、前記中蓋は、該上側筒状部の前記係止部により上方に向けて係止されてもよい。また、前記上側容器は、天壁の下面に前記吐出機構の前記雄部材が挿通可能な下側筒状部が設けられるとともに、該下側筒状部の外周面に係止部が設けられ、前記中蓋は、該下側筒状部の前記係止部により上方に向けて係止されてもよい。これによれば、中蓋を上側容器に確実に係止させることができる。
また、本発明は、流体を収容する収容袋を格納し、該収容袋内の流体を外部に吐出するための流体吐出容器であって、開口部が形成され、該開口部から貫通孔が設けられた雌部材を上部に有する前記収容袋が格納される下側容器と、前記収容袋の前記貫通孔に挿入される雄部材を有する吐出機構が設けられ、前記下側容器に分離可能に設けられる上側容器と、前記下側容器の前記開口部に嵌合される中蓋とを備え、前記中蓋は、前記上側容器の内側空間において移動可能な態様で前記上側容器に一体的に設けられることを特徴とする。
本発明によれば、上側容器と下側容器が分離されると、前記上側容器が前記下側容器から離間するのに伴って、中蓋が上側容器の内側空間を相対的に下方に移動することによって、中蓋が下側容器の開口部に嵌合された状態を維持するため、中蓋により収容袋を押さえながら吐出機構の雄部材を収容袋の雌部材からスムーズに引き抜くことができる。また、その後、中蓋が上側容器により上方に向けて係止されるため、上側容器により中蓋を持ち上げながら下側容器の開口部から取り外すことができる。
また、上側容器と下側容器が結合されると、前記上側容器が前記下側容器に近接するのに伴って、中蓋が上側容器の内側空間を相対的に上方に移動することによって、吐出機構の雄部材を収容袋の雌部材にスムーズに差し込むことができる。また、その後、中蓋が上側容器により下方に向けて係止されるため、上側容器により中蓋を押さえながら下側容器の開口部に嵌合することができる。
而して、一般消費者は、容器に格納された収容袋を交換する際、上側容器と下側容器を分離して、下側容器から空の収容袋を取り出した後、下側容器に新たな収容袋を格納して、上側容器と下側容器を結合するという簡易な作業によって、容器における収容袋を確実に交換することが可能となる。
しかも、下側容器の側面に収容袋を収容するための開口部を必ずしも設ける必要がないため、容器のデザインの自由度を向上させることが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る流体吐出容器の斜視図である。 図1の流体吐出容器の分解斜視図である。 図1の流体吐出容器の要部を拡大した断面図である。 図1の流体吐出容器の上側容器と下側容器を分離する過程を示す図である。 図1の流体吐出容器の上側容器と下側容器を結合する過程を示す図である。 第2の実施形態に係る流体吐出容器の断面図である。 第3の実施形態に係る流体吐出容器の断面図である。
<第1の実施形態>
次に、本発明に係る流体吐出容器(以下、本容器1という)の第1の実施形態について図1~図4を参照しつつ説明する。
本容器1は、図1および図2に示すように、シャンプーやリンス、化粧液等の流体を収容する収容袋2と、収容袋2が格納される下側容器3と、下側容器3に分離可能に設けられる上側容器4と、上側容器4に設けられた吐出機構5と、下側容器3に嵌合される中蓋6とを備える。
前記収容袋2は、一般にパウチと呼ばれる合成樹脂素材からなる可撓性の袋体である。この収容袋2は、上端部に剛性の樹脂等により形成された雌部材21を有し、該雌部材21に上下方向に延びる貫通孔22が形成されている。この雌部材21の貫通孔22に後述の吐出機構5の雄部材51が密着状態に挿入されることにより、収容袋2に収容された流体が外部の空気に触れることなく、収容袋2と吐出機構5を接続することができる。
前記下側容器3は、収容袋2の側面を被覆する円筒状の周壁31と、収容袋2の底面を支承する円板状の底壁32とを有し、上部に開口部33が形成され、該開口部33から収容袋2が差し入れられることにより下側容器3に収容袋2が格納される。
また、前記下側容器3は、周壁31の外周面31aの上部に雄螺子部34が形成されている。この結合用雄螺子部34は、後述する上側容器4の雌螺子部43と螺合する。
また、前記下側容器3は、周壁31の内周面31bの上端部に嵌合用凹部35が形成されている。この嵌合用凹部35は、中蓋6が下側容器3の開口部33に完全に嵌合したときに、後述する中蓋6の嵌合用凸部63に係合するものであり、下側容器3の周方向に沿って延びる態様に形成されている。
前記上側容器4は、収容袋2の側面上部を被覆する円筒状の周壁41と、収容袋2の上面を被覆する円板状の天壁42と有し、周壁41と天壁42とにより下方に開放された内側空間Sが形成されている。
また、前記上側容器4は、周壁41の内周面41aの下部に雌螺子部43が形成されており、上側容器4の雌螺子部43と下側容器3の雄螺子部34が螺合することにより、上側容器4と下側容器3が結合される。
また、前記上側容器4は、周壁41の内周面41aの結合用雌螺子部43の上側において、中蓋6を上方に向けて係止する係止部44が設けられている。具体的には、雌螺子部43が設けられた内周面41aがその上側の内周面41aよりも径方向内側に突出しており、係止部44は雌螺子部43が設けられた内周面41aとその上側の内周面41aの境界に形成された段部により構成される。
また、前記上側容器4は、天壁42の上面に円筒状の上側筒状部45が設けられている。この上側筒状部45は、吐出機構5に螺子等により接続されるとともに、吐出機構5の雄部材51が挿通されるようになっている。
前記吐出機構5は、いわゆるプッシュ式ポンプディスペンサが採用されており、下端部に吸入口51aを有する管状の雄部材51と、流体を吸引するためのポンプ部52と、流体を吐出する吐出口53とを備え、ポンプ部52を手で一回ないし複数回押し下げることにより、収容袋2に収容された流体を雄部材51を通じて吸入して、吐出口53から容器外部に吐出する。
前記中蓋6は、下側容器3の開口部33の内側縁部に嵌合されるものであって、収容袋2の上方を被覆する円形状の天板61と、天板61の周端部61aよりやや内側の位置から下方に立設された側板62とを備え、上側容器の内側空間Sにおいて上下方向に移動可能な態様で上側容器4に一体的に設けられている。
前記天板61は、中央に貫通孔61bが設けられ、該貫通孔61bに吐出機構5の雄部材51が挿入される。また、前記天板61は、周端部61aが上側容器4の内周面41aの上側に摺動可能な態様で内側空間Sに配置されている。このため、天板61は、水平状態を維持しながら内側空間Sを上下方向に移動することができ、上方に移動した場合には上面が上側容器4の天壁42の下面に係止される一方、下方に移動した場合には下面が上側容器4の係止部44に係止される。
前記側板62は、中蓋6の径方向に対向する態様で2つに分割されており、下側容器3の内周面31bに沿う形状に形成されている。このため、中蓋6が下側容器3に完全に嵌合したとき、側板62の外周面62aが下側容器3の内周面31bに密着状態で当接する。
また、前記側板62は、天板61の周端部61aにおいてやや内側の位置に設けられている。このため、中蓋6が下側容器3に完全に嵌合したとき、天板61の周端部61aの下面が下側容器3の上端部に係止される。
また、前記側板62は、下端部の外側面62aにおいて、下側容器3の嵌合用凹部35と嵌合する嵌合用凸部63が周方向に沿って形成されている。このため、中蓋6が下側容器3に完全に嵌合したとき、この嵌合用凸部63が下側容器3の嵌合用凹部35に係合することにより、後述するように中蓋6が上側容器4により押し上げられるまで下側容器3の開口部33に嵌合した状態を維持する。
次に、本容器1における収容袋2の交換方法について、図4および図5を参照しつつ説明する。
図4は、本容器1から収容袋2を取り出すに際して、上側容器4と下側容器3を分離する過程を示す断面図である。
まず、図4(a)に示すように、上側容器4と下側容器3が完全に結合した状態において、上側容器4を下側容器3に対して平面視で反時計方向に回していくと、上側容器4が下側容器3から上方に離間していく。
このとき、図4(a)から図4(b)に示すように、上側容器4が下側容器3から離間するのに伴って、中蓋6の天板61が上側容器4の内側空間Sを相対的に下方に移動することによって、中蓋6が下側容器3の開口部33に嵌合された状態を維持するため、中蓋6の天板61により収容袋2を押さえながら、吐出機構5の雄部材51を収容袋2の雌部材21からスムーズに引き抜くことができる。
そして、図4(b)に示すように、中蓋6の天板61が上側容器4の係止部44により上方に向けて係止されるため、図4(b)から図4(c)に示すように、さらに上側容器4が下側容器3から離間するのに伴って、上側容器4により中蓋6を持ち上げながら下側容器3の開口部33から自動的に取り外すことができる。
図5は、本容器1に収容袋2を格納するに際して、上側容器4と下側容器3を結合する過程を示す断面図である。
まず、図5(a)に示すように、上側容器4と下側容器3が完全に離間した状態から、上側容器4の雌螺子部43と下側容器の雄螺子部34を接した状態として、上側容器4を下側容器3に対して平面視で時計方向に回していくと、上側容器4が下側容器3に近接していく。
このとき、図5(a)から図5(b)に示すように、上側容器4が下側容器3に近接するのに伴って、中蓋6の側板62の嵌合用凸部63が下側容器3の上端部に接触して上方に押し上げられることにより、中蓋6の天板61が上側容器4の内側空間Sを相対的に上方に移動するため、吐出機構5の雄部材51を収容袋2の雌部材21にスムーズに差し込むことができる。
そして、図5(b)に示すように、中蓋6の天板61が上側容器4の天壁42の下面により下方に向けて係止されるため、図5(b)から図5(c)に示すように、さらに上側容器4が下側容器3に近接するのに伴って、上側容器4により中蓋6を押さえながら下側容器3の開口部33に自動的に嵌合することができる。
而して、一般消費者は、本容器1に格納された収容袋2を交換する際、上側容器4と下側容器3を分離して、下側容器3から空の収容袋2を取り出した後、下側容器3に新たな収容袋2を格納して、上側容器4と下側容器3を結合するという簡易な作業によって、本容器1における収容袋2を確実に交換することが可能となる。
しかも、下側容器3の側面に収容袋を収容するための開口部を必ずしも設ける必要がないため、本容器1のデザインの自由度を向上させることが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る第2の実施形態について図6を参照しつつ説明する。なお、以下では上記の実施形態と異なる構成についてのみ説明することとし、同一の構成については説明を省略して同一の符号を付すこととする。
本実施形態では、中蓋6は、上側容器4の筒状部45の内周面の下端部に形成された係止部44により上方に向けて係止されるものとなされている。
具体的には、この中蓋6は、天壁61の上面中央部において中蓋用上側筒状部64が形成されている。そして、中蓋用上側筒状部64は、上側筒状部45の内部に上下方向に移動可能な態様で挿通し、上端部が上側筒状部45の係止部44により上方に向けて係止される。
これにより、中蓋6は、上側容器4の内側空間Sを相対的に上下方向に移動し得るとともに、上側容器4により上方に向けて係止され得る。
<第3の実施形態>
次に、本発明に係る第3の実施形態について図7を参照しつつ説明する。
本実施形態では、中蓋6は、上側容器4の下側筒状部46の外周面の下端部に形成された係止部44により上方に向けて係止されるものとなされている。
具体的には、下側筒状部46は、上側容器4の天壁42の下面中央部において吐出機構5の雄部材51が挿通可能な態様で設けられている。そして、中蓋6の天板61は、下側筒状部46に上下方向に移動可能な態様で挿通されるとともに、貫通孔61bの周縁部が下側筒状部46の係止部44に上方に向けて係止される。
これにより、中蓋6は、上側容器4の内側空間Sを相対的に上下方向に移動し得るとともに、上側容器4により上方に向けて係止され得る。
なお、上記実施形態において、前記下側容器3は、周壁31の外周面31aに雄螺子部34が形成されるものとしたが、周壁31の内周面31bに雌螺子部が形成されていてもよい。また、前記上側容器4は、周壁41の内周面41aに雌螺子部43が形成されているものとしたが、周壁41の外周面41bに雄螺子部が形成されていてもよい。
また、前記中蓋6は、中蓋6の側板62の外側面62aと下側容器3の内周面31bが当接する態様で下側容器3の開口部33に嵌合するものとしたが、中蓋6の側板62の内側面62bと下側容器3の外周面31aが当接する態様で下側容器3の開口部33に嵌合してもよい。
また、前記中蓋6に嵌合用凸部63を形成し、かつ前記下側容器3に嵌合用凹部35を形成したが、中蓋6に嵌合用凹部を形成し、かつ下側容器3に嵌合用凸部を形成して、それらが係合するものとしてもよい。また、下側容器3または中蓋6のいずれかに嵌合用凸部のみを形成して、該嵌合用凸部を対向する中蓋6または下側容器3に対して当接させてもよい。また、下側容器3および中蓋6のいずれにも嵌合用凸部を形成して、両嵌合用凸部を互いに係合させてもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1…流体吐出容器
2…収容袋
21…雌部材
22…貫通孔
3…下側容器
31…周壁
31a…外周面
31b…内周面
32…底壁
33…開口部
34…雄螺子部
35…嵌合用凹部
4…上側容器
41…周壁
41a…内周面
41b…外周面
42…天壁
43…雌螺子部
44…係止部
45…上側筒状部
5…吐出機構
51…雄部材
51a…吸入口
52…ポンプ部
53…吐出口
6…中蓋
61…天板
61a…周端部
61b…貫通孔
62…側板
62a…外側面
62b…内側面
63…嵌合用凸部
S…内側空間

Claims (7)

  1. 流体を収容する収容袋を格納し、該収容袋内の流体を外部に吐出するための流体吐出容器であって、
    貫通孔が設けられた雌部材を上部に有する収容袋と、
    開口部が形成され、該開口部から前記収容袋が格納される下側容器と、
    前記収容袋の前記貫通孔に挿入される雄部材を有する吐出機構が設けられ、前記下側容器に分離可能に設けられる上側容器と、
    前記下側容器の開口部に嵌合される中蓋とを備え、
    前記中蓋は、前記上側容器の内側空間において上下方向に移動可能な態様で前記上側容器に一体的に設けられ、
    前記上側容器と前記下側容器が分離される際、前記上側容器が前記下側容器から離間するのに伴って、前記上側容器の内側空間を相対的に下方に移動することによって、前記下側容器の開口部に嵌合された状態を維持したあと、前記上側容器により上方に向けて係止される一方、
    前記上側容器と前記下側容器が結合される際、前記上側容器が前記下側容器に近接するのに伴って、前記上側容器の内側空間を相対的に上方に移動したあと、前記上側容器により下方に向けて係止されることを特徴とする流体吐出容器。
  2. 前記下側容器および/または前記中蓋は、対向する前記中蓋または前記下側容器の方向に突出する嵌合用凸部が形成されている請求項1に記載の流体吐出容器。
  3. 前記下側容器および/または前記中蓋は、対向する前記中蓋および/または前記下側容器の嵌合用凸部に係合する嵌合用凹部が形成されている請求項2に記載の流体吐出容器。
  4. 前記上側容器は、周壁の内周面に係止部が設けられ、
    前記中蓋は、該上側容器の前記係止部により上方に向けて係止される請求項1から請求項3のいずれかに記載の流体吐出容器。
  5. 前記上側容器は、天壁の上面に前記吐出機構の前記雄部材が挿通可能な上側筒状部が設けられるとともに、該上側筒状部の内周面に係止部が設けられ、
    前記中蓋は、該上側筒状部の前記係止部により上方に向けて係止される請求項1から請求項3のいずれかに記載の流体吐出容器。
  6. 前記上側容器は、天壁の下面に前記吐出機構の前記雄部材が挿通可能な下側筒状部が設けられるとともに、該下側筒状部の外周面に係止部が設けられ、
    前記中蓋は、該下側筒状部の前記係止部により上方に向けて係止される請求項1から請求項3のいずれかに記載の流体吐出容器。
  7. 流体を収容する収容袋を格納し、該収容袋内の流体を外部に吐出するための流体吐出容器であって、
    開口部が形成され、該開口部から貫通孔が設けられた雌部材を上部に有する前記収容袋が格納される下側容器と、
    前記収容袋の前記貫通孔に挿入される雄部材を有する吐出機構が設けられ、前記下側容器に分離可能に設けられる上側容器と、
    前記下側容器の前記開口部に嵌合される中蓋とを備え、
    前記中蓋は、前記上側容器の内側空間において移動可能な態様で前記上側容器に一体的に設けられ、
    前記上側容器と前記下側容器が分離される際、前記上側容器が前記下側容器から離間するのに伴って、前記上側容器の内側空間を相対的に下方に移動することによって、前記下側容器の開口部に嵌合された状態を維持したあと、前記上側容器により上方に向けて係止される一方、
    前記上側容器と前記下側容器が結合される際、前記上側容器が前記下側容器に近接するのに伴って、前記上側容器の内側空間を相対的に上方に移動したあと、前記上側容器により下方に向けて係止されることを特徴とする流体吐出容器。
JP2018147013A 2018-08-03 2018-08-03 流体吐出容器 Active JP7175493B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018147013A JP7175493B2 (ja) 2018-08-03 2018-08-03 流体吐出容器
CN201921234259.7U CN210259479U (zh) 2018-08-03 2019-08-01 流体吐出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018147013A JP7175493B2 (ja) 2018-08-03 2018-08-03 流体吐出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020019561A JP2020019561A (ja) 2020-02-06
JP7175493B2 true JP7175493B2 (ja) 2022-11-21

Family

ID=69589475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018147013A Active JP7175493B2 (ja) 2018-08-03 2018-08-03 流体吐出容器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7175493B2 (ja)
CN (1) CN210259479U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019008557B4 (de) * 2019-12-10 2022-12-08 Seven Days Cosmetic Gmbh Behältersystem für flüssige Verbrauchsmaterialien mit auswechselbaren Ersatzbehältern
JP2022138219A (ja) * 2021-03-10 2022-09-26 株式会社パックプラス 流体吐出容器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007160A (ja) 2006-06-29 2008-01-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 二重容器
JP2009166862A (ja) 2008-01-15 2009-07-30 Showa Marutsutsu Co Ltd 容器
JP2009542531A (ja) 2006-06-30 2009-12-03 ジャ バック,ヨン 1つの単位としてまとめて扱える内キャップと外キャップとを含む容器閉鎖アセンブリ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT221910Y1 (it) * 1991-06-24 1994-12-06 Mas Spa Microdispensatori Macc Distributore di qualita' prestabile di sostanza fluida in sacchetto a fisarmonica

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007160A (ja) 2006-06-29 2008-01-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 二重容器
JP2009542531A (ja) 2006-06-30 2009-12-03 ジャ バック,ヨン 1つの単位としてまとめて扱える内キャップと外キャップとを含む容器閉鎖アセンブリ
JP2009166862A (ja) 2008-01-15 2009-07-30 Showa Marutsutsu Co Ltd 容器

Also Published As

Publication number Publication date
CN210259479U (zh) 2020-04-07
JP2020019561A (ja) 2020-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101687325B1 (ko) 60리터 내측 리저버 복합 용기 및 약액 배출 튜브
US11440714B2 (en) Lockable and moisture-proof pill box
CN111712329B (zh) 双重容器
JP7175493B2 (ja) 流体吐出容器
JP6164937B2 (ja) エアレス容器
TW200803782A (en) Portable liquid dispenser
CN109803900B (zh) 换装容器
KR101611211B1 (ko) 전량 사용 가능한 구조를 갖는 용기
JP5014629B2 (ja) 注出キャップ
US10492586B2 (en) Material dispenser/applicator
JP7158883B2 (ja) パウチパック用ホルダ及びパウチパック
WO2018212036A1 (ja) 流体吐出容器
JP2013233954A (ja) 袋収容容器
WO2023116386A1 (en) Pouch and container assembly for storing a fluid product and device for storing and dispensing the fluid product
KR101949516B1 (ko) 반찬국물의 유입을 방지하도록 구획판이 구비되는 스테인레스 도시락 용기
US20220212842A1 (en) Contents container
KR20210000108U (ko) 유체 토출 용기
WO2022190691A1 (ja) 流体吐出容器
JP2016106062A (ja) 注出ポンプ及びそれを備えたポンプ付き容器
KR20170127210A (ko) 조립 용기, 리필팩 및 펌프를 포함하는 용기 세트 및 이에 사용되는 스파우트
KR101213047B1 (ko) 에어 캡 및 이를 구비하는 용기
JP4171822B2 (ja) 液体を収容した軟質容器に被着する外容器
KR20160048635A (ko) 밀폐 용기
JP7425594B2 (ja) 注出部材接続構造及び包装容器
KR20210142343A (ko) 진공보관함

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7175493

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150