JP7174179B1 - 仕訳装置及び仕訳プログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 0007174179000001
【課題】複式簿記の知識が無い素人のユーザでも仕訳を完成させ、合計残高試算表を作成可能な仕訳装置及び仕訳プログラムを提供する。
【解決手段】仕訳装置は、複数の取引の種類に対応する勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れであるかを会社毎に格納した第1情報と、相手勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを取引先又は摘要に対応付けて格納した第2情報とを記憶する記憶部と、選択を受け付けた取引が借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れかを決定する勘定科目決定部と、借方勘定科目であった場合には、借方勘定科目表示欄に表示させ、貸方勘定科目であった場合には、貸方勘定科目表示欄に表示させる表示制御部と、入力部と、相手勘定科目を決定する相手勘定科目決定部と、を有する。表示制御部は、決定した相手勘定科目を、勘定科目を表示させた欄とは別の欄に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複式簿記の知識が無くとも仕訳を完成させることができる仕訳装置及び仕訳プログラムに関する。
従来、市販の会計ソフトでは、原則仕訳帳が利用され、利用者が、一取引を借方と貸方とに分けて直接仕訳帳に記入する手法が用いられている。仕訳帳では、原因と結果とに分けて考える複式簿記の手法が用いられる。仕訳帳方式を利用した会計ソフトでは、一般に、日付、借方勘定科目、貸方勘定科目、摘要、及び金額(但し、消費税は自動計算)の入力項目が存在する。日付には「いつ」を、摘要には「どこで・何を」を、金額には「いくらで」が記入される。なお、入力方式には、仕訳帳方式以外に、会計伝票方式、出納帳方式が存在する。
会計伝票方式とは、入金伝票・出金伝票・振替伝票の3種類の伝票が起票され、仕訳帳に記入されてまとめられる方式である。会計伝票方式を利用した会計ソフトでは、一般に、日付、借方勘定科目、貸方勘定科目、摘要、及び金額(但し、消費税は自動計算)の入力項目が存在する。会計伝票方式では、仕訳帳方式と同様に、伝票起票の手間はかかるが、記帳漏れが少ない。
出納帳方式とは、現金出納帳・銀行預金帳において直接仕訳が行われ、振替取引のみが仕訳帳に記入されてまとめられる方式である。出納帳方式を利用した会計ソフトにおいて、一般に、現金出納帳には、日付、相手勘定科目、摘要、及び金額(但し、消費税は自動計算)が記入される。また、銀行預金帳にも、日付、相手勘定科目、摘要、及び金額(但し、消費税は自動計算)が記入される。そして、仕訳帳には、日付、借方勘定科目、貸方勘定科目、摘要、及び金額(但し、消費税は自動計算)が記入される(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002-007948号公報 特開2002-203091号公報
複式簿記の手法を利用した会計ソフトが導入されると、財務状態を確実に把握することが可能でありユーザにとってメリットが大きい。
しかしながら、ユーザが複式簿記の手法を利用した会計ソフトを利用するためには、ユーザは、日々の多種多様な取引が、借方又は貸方の何れの勘定科目に属するものであるか等について、ユーザ本人が一つ一つ判断する必要があった。このため、複式簿記の知識が無いユーザは、会計ソフトを利用することが出来ず、会計ソフトを利用するためには、ユーザは、複式簿記の手法を理解するために、膨大な量の書籍や説明書を読む必要があった。
そこで、本件開示は、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも仕訳を完成させることが可能であり、そのような者でも合計残高試算表を手にすることが可能な仕訳装置及び仕訳プログラムを提供することを目的とする。
一態様によれば、仕訳装置は、複数の取引の種類について、対応する勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを会社毎にそれぞれ対応付けて格納した第1情報と、前記勘定科目の相手勘定科目と、取引先又は摘要とをそれぞれ対応付けて格納した第2情報とを記憶する記憶部と、前記複数の取引の種類の中から取引の選択を受け付ける取引選択部と、前記取引選択部が、前記取引の選択を受け付けたときに、前記第1情報を参照し、選択を受け付けた前記取引が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを決定する第1決定部と、前記第1決定部が決定した前記勘定科目が前記借方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を借方勘定科目表示欄に表示させ、前記第1決定部が決定した前記勘定科目が前記貸方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を貸方勘定科目表示欄に表示させる第1表示制御部と、前記取引における取引先の入力を受け付ける取引先入力部と、前記取引における摘要の入力を受け付ける摘要入力部と、前記取引先入力部が、前記取引先の入力を受け付けるか、又は、前記摘要入力部が、前記摘要の入力を受け付けたときに、前記第2情報を参照し、前記勘定科目の前記相手勘定科目を決定する第2決定部と、前記第2決定部が決定した前記相手勘定科目を、前記借方勘定科目表示欄又は前記貸方勘定科目表示欄のうち前記第1表示制御部が前記勘定科目を表示させた欄とは別の一方の欄に表示させる第2表示制御部と、を有する。
別の態様によれば、仕訳プログラムは、複数の取引の種類について、対応する勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを会社毎にそれぞれ対応付けて格納した第1情報と、前記勘定科目の相手勘定科目と、取引先又は摘要とをそれぞれ対応付けて格納した第2情報とを記憶する記憶ステップと、前記複数の取引の種類の中から取引の選択を受け付ける取引選択ステップと、前記取引の選択を受け付けたときに、前記第1情報を参照し、選択を受け付けた前記取引が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを決定する第1決定ステップと、前記第1決定ステップで決定した前記勘定科目が前記借方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を借方勘定科目表示欄に表示させ、前記第1決定ステップで決定した前記勘定科目が前記貸方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を貸方勘定科目表示欄に表示させる第1表示制御ステップと、前記取引における取引先の入力を受け付ける取引先入力ステップと、前記取引における摘要の入力を受け付ける摘要入力ステップと、前記取引先の入力を受け付けるか、又は、前記摘要の入力を受け付けたときに、前記第2情報を参照し、前記勘定科目の前記相手勘定科目を決定する第2決定ステップと、前記第2決定ステップで決定した前記相手勘定科目を、前記借方勘定科目表示欄又は前記貸方勘定科目表示欄のうち、前記勘定科目を表示させた欄とは別の一方の欄に表示させる第2表示制御ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本件開示の仕訳装置及び仕訳プログラムによれば、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも仕訳を完成させることが可能であり、そのような者でも合計残高試算表を手にすることが可能である。
一の実施形態に係る仕訳装置の構成の一例を示すブロック図である。 一の実施形態に係る仕訳装置の日常仕訳の動作の一例を示すフローチャートである。 メニュー画面の一例を示す図である。 会社選択画面の一例を示す図である。 自動仕訳画面の一例を示す図である。 ステップS4において、入金が選択された場合の画面表示の一例を示す図である。 ステップS4において、出金が選択された場合の画面表示の一例を示す図である。 ステップS4において、出金が選択された場合の画面表示の別の例を示す図である。 ステップS4において、未払いが選択された場合の画面表示の一例を示す図である。 ステップS9において、取引先の一部の文字がヒントとして入力された場合の画面表示の一例を示す図である。 本日の残高及び所定日の残高の画面表示の一例を示す図である。 図11に示す画面表示において、預貯金予定残高の日付を変更した場合の画面表示の一例を示す図である。 一の実施形態に係る仕訳装置の決算の動作の一例を示すフローチャートである。 科目振替と金額入力を行う科目の決算用画面の一例を示す図である。 金額入力のみを行う科目の決算用画面の一例を示す図である。 科目振替のみを行う科目について決算用勘定科目の選択を受け付けたときの決算用画面の一例を示す図である。 図16に示した画面において日付及び金額が入力されたときの決算用画面の一例を示す図である。 図16に示した画面において決算ボタンの押下げを受け付けたときの決算用画面の一例を示す図である。 仕訳登録処理及び決算処理を並行して行う場合の処理フローの一例を示す図である。
以下、本件開示の仕訳装置及び仕訳プログラムの一例として、仕訳装置1について、図面を用いて説明する。
<一の実施形態の構成>
図1は、一の実施形態に係る仕訳装置1の構成の一例を示すブロック図である。仕訳装置1は、入力部10と、制御部20と、記憶部30と、表示部40と、バス60とを有する。入力部10、制御部20、記憶部30、及び表示部40は、バス60を介して相互に接続されている。
入力部10は、例えば、不図示のキーボード、マウス、タッチパネル等の操作部材によるユーザからの入力を受け付ける。また、入力部10は、例えば、表示部40上に存在するGUI(Graphical User Interface)形式の入力欄へのユーザからの入力を受け付ける。入力部10は、取引の種類の選択や、取引先、摘要、金額、日付等の表示部40に表示された各項目欄の入力を受け付ける。なお、入力部10は、取引選択部、取引先入力部、及び摘要入力部としても機能する。取引選択部は、複数の取引の種類の中から取引の選択を受け付ける。取引先入力部は、取引における取引先の入力を受け付ける。摘要入力部は、取引における摘要の入力を受け付ける。なお、入力部10は、仕訳装置1の外部に設けられ、ネットワークを介して仕訳装置1と接続されていてもよい。
制御部20は、例えば、プログラムを実行することにより動作するCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)であり、所定のプログラムに従って仕訳装置1の動作の統括的な制御を行う。制御部20は、勘定科目決定部21、相手勘定科目決定部22、表示制御部23、残高算出部24、及び決算部25としても機能する。なお、制御部20は、仕訳装置1の外部に設けられ、ネットワークを介して仕訳装置1と接続されていてもよい。
勘定科目決定部21は、入力部10が取引の種類の選択を受け付けたと判定すると、記憶部30の借方貸方分類テーブル32を参照して、当該取引が借方勘定科目又は貸方勘定科目中のいずれの勘定科目であるかを決定する。そして、勘定科目決定部21は、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。なお、勘定科目決定部21は、第1決定部の一例である。
相手勘定科目決定部22は、入力部10が取引先の入力を受け付けたと判定すると、記憶部30の取引先テーブル33を参照して、当該取引先に紐付いた勘定科目が、当該取引の相手勘定科目中のいずれの勘定科目であるかを決定する。そして、相手勘定科目決定部22は、決定した相手勘定科目を表示制御部23に出力する。
また、相手勘定科目決定部22は、入力部10が摘要の入力を受け付けたと判定すると、記憶部30の摘要テーブル34を参照して、当該摘要に紐付いた勘定科目が、当該取引の相手勘定科目中のいずれの勘定科目であるかを決定する。そして、相手勘定科目決定部22は、決定した相手勘定科目を表示制御部23に出力する。なお、相手勘定科目決定部22は、第2決定部の一例である。
表示制御部23は、表示部40への表示内容を制御する。表示制御部23は、勘定科目決定部21によって決定された勘定科目が借方勘定科目中の勘定科目であると判定した場合、表示部40の借方勘定科目表示欄45に、決定された勘定科目を表示させる。一方、表示制御部23は、勘定科目決定部21によって決定された勘定科目が貸方勘定科目中の勘定科目であると判定した場合、表示部40の貸方勘定科目表示欄46に、決定された勘定科目を表示させる。
また、表示制御部23は、相手勘定科目決定部22によって決定された相手勘定科目が借方勘定科目中の勘定科目であると判定した場合、表示部40の借方勘定科目表示欄45に、決定された勘定科目を表示させる。一方、表示制御部23は、相手勘定科目決定部22によって決定された勘定科目が貸方勘定科目中の勘定科目であると判定した場合、表示部40の貸方勘定科目表示欄46に、決定された勘定科目を表示させる。すなわち、表示制御部23は、相手勘定科目決定部22が決定した相手勘定科目を、借方勘定科目表示欄45又は貸方勘定科目表示欄46のうち勘定科目決定部21が勘定科目を表示させた欄とは別の一方の欄に表示させる。なお、表示制御部23は、第1表示制御部及び第2表示制御部の一例である。
記憶部30は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)等の揮発性又は不揮発性の記憶媒体である。記憶部30は、制御部20が実行するプログラムを記憶するとともに、制御部20により、取引に関するデータや金額等の書き込みや読み出しが行われる。また、記憶部30は、制御部20の動作に必要な情報や制御部20が参照する各種のテーブル等の情報を記憶する。記憶部30に記憶された情報は、ユーザにより、追加・削除・変更等の更新が可能である。なお、記憶部30は、仕訳装置1の外部に設けられ、ネットワークを介して仕訳装置1と接続されていてもよい。なお、記憶部30の各種のテーブルの情報は、第1情報、第2情報、及び第3情報の一例である。
例えば、記憶部30は、会社テーブル31と、借方貸方分類テーブル32と、取引先テーブル33と、摘要テーブル34と、会計帳簿データテーブル35と、決算用勘定科目テーブル36とを記憶する。会社テーブル31は、制御部20が対象の会社の仕訳帳を表示する際に制御部20によって参照される。借方貸方分類テーブル32は、勘定科目決定部21が取引の勘定科目を決定する際に勘定科目決定部21によって参照される。なお、借方貸方分類テーブル32には、複数の取引の種類について、対応する勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかが会社毎にそれぞれ対応付けて格納されている。
取引先テーブル33は、相手勘定科目決定部22が取引先に紐付いた相手勘定科目を決定する際に相手勘定科目決定部22によって参照される。なお、取引先テーブル33には、取引の勘定科目の相手勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかが取引先に対応付けて格納されている。摘要テーブル34は、相手勘定科目決定部22が摘要に紐付いた相手勘定科目を決定する際に相手勘定科目決定部22によって参照される。なお、摘要テーブル34には、取引の勘定科目の相手勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかが摘要に対応付けて格納されている。なお、取引先テーブル33又は摘要テーブル34には、取引の勘定科目の相手勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを取引先及び摘要の両方に対応付けて格納されていてもよい。また、取引先テーブル33又は摘要テーブル34には、取引の勘定科目の相手勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを会社テーブル31に記憶された会社毎にそれぞれ対応付けて格納されていてもよい。
会計帳簿データテーブル35は、会社テーブル31に記憶された会社毎に対応付けられて各会社の会計帳簿や財務諸表が記憶されている。決算用勘定科目テーブル36は、会社テーブル31に記憶された会社毎に対応付けられて各会社の決算用勘定科目が記憶されている。なお、上記の各種のテーブルに記憶されている情報は、仕訳装置1の動作に応じて更新される。
表示部40は、例えば、モニタであり、例えば、ユーザからの入力を受け付けるためのGUI形式の入力欄が表示される。また、表示部40は、表示制御部23の制御に従って各種の項目が表示される表示欄が表示される。表示部40に表示される表示欄には、例えば、分類選択欄41、発生日入力欄42、取引先入力欄43、摘要入力欄44、借方勘定科目表示欄45、貸方勘定科目表示欄46、金額入力欄47、消費税選択欄48、及び入金・支払予定日入力欄49が含まれる。また、表示部40に表示される表示欄には、例えば、直近仕訳表示欄51、本日残高表示欄52、所定日残高表示欄53が含まれる。また、表示部40には、決算時には、決算で使用される各勘定科目の決算仕訳が表示される。なお、表示部40は、仕訳装置1の外部に設けられ、ネットワークを介して仕訳装置1と接続されていてもよい。
<一の実施形態における日常仕訳の動作>
次に、本件開示に係る仕訳装置及び仕訳プログラムの一例として、仕訳装置1における日常仕訳の動作について、図面を用いて説明する。
図2は、一の実施形態に係る仕訳装置1の日常仕訳の動作の一例を示すフローチャートである。また、図3は、メニュー画面の一例を示す図である。メニュー画面に表示された各項目は、ユーザによって選択できるようになっている。図2のフローチャートは、図3に示す、本実施形態に係る仕訳装置1の表示部40に表示されたメニュー画面において、ユーザにより「自動仕訳」の項目が選択されたと制御部20が判定すると実行される。
ステップS1において、制御部20は、表示部40に表示された会社選択画面に対象の会社一覧を表示させる。制御部20は、メニュー画面において、ユーザにより「自動仕訳」の項目が選択されたと判定すると、記憶部30の会社テーブル31に記憶されている会社一覧を表示部40に表示させる。
図4は、会社選択画面の一例を示す図である。図4には、会社0001~会社0010が一覧で表示されている。なお、対象の会社の表示は、一覧形式での表示でもよく、プルダウンリスト形式での表示でも良い。また、会社一覧は、ユーザにより、追加・削除・変更等の更新が可能である。
図2に戻り、ステップS2において、制御部20は、対象の会社の選択を受け付けたか否かを判定する。制御部20は、対象の会社の選択を受け付けたと判定した場合、ステップS3に処理を移行させる。一方、制御部20は、対象の会社の選択を受け付けてないと判定した場合、対象の会社の選択を受け付けるまでステップS2の処理を繰り返す。
ステップS3において、制御部20は、ステップS2で選択された会社に応じた自動仕訳画面を表示させる。制御部20は、対象の会社の選択を受け付けたと判定すると、借方貸方分類テーブル32を参照して、選択された会社に応じた取引の分類データを取得する。そして、制御部20は、取得した取引の分類データを自動仕訳画面の分類選択欄41にプルダウンリスト形式で表示させる。
図5は、自動仕訳画面の一例を示す図である。図5の上部には、会社0007が選択されていることが示されている。図5の左下の分類選択欄41には、入金・出金・売掛金・買掛金・未払・手形受取・手形支払の各取引の項目が、プルダウンリストで示されている。プルダウンリストに示されたこれらの取引の各項目は、ユーザによって選択可能である。なお、分類選択欄41は、取引選択部の一例である。また、上記の取引の各項目は、一例であり、取引の項目は、上記以外であってもよい。
図2に戻り、ステップS4において、制御部20は、分類選択欄41に示された取引のうち何れかの項目の選択を受け付けたか否かを判定する。制御部20は、分類選択欄41に示された取引のうち何れかの項目の選択を受け付けたと判定した場合、ステップS5に処理を移行させる。一方、制御部20は、分類選択欄41に示された項目の何れの選択も受け付けていないと判定した場合、何れかの項目の選択を受け付けたと判定するまで、ステップS4の処理を繰り返す。
ステップS5において、勘定科目決定部21は、分類選択欄41で選択された取引の項目に対応する勘定科目を決定する。勘定科目決定部21は、ユーザにより、入金・出金・売掛金・買掛金・未払・手形受取・手形支払の各取引の何れかの選択を受け付ける。そして、勘定科目決定部21は、何れかの取引が選択されたと判定すると、記憶部30の借方貸方分類テーブル32を参照して、選択された会社において選択された取引が、借方勘定科目又は貸方勘定科目中のいずれの勘定科目であるかを決定する。なお、借方貸方分類テーブル32では、対象の会社毎に各取引の項目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目中のいずれの勘定科目であるかが記憶されている。勘定科目が決定された場合、勘定科目決定部21は、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。
なお、勘定科目決定部21が借方貸方分類テーブル32を参照した結果、選択された取引に対応する勘定科目が複数存在した場合、勘定科目決定部21は、複数の勘定科目の選択肢を表示制御部23に出力する。
次に、ステップS6において、表示制御部23は、勘定科目決定部21によって決定された勘定科目を表示部40に表示させる。表示制御部23は、勘定科目決定部21によって決定された勘定科目が借方勘定科目中の勘定科目である場合、表示部40の借方勘定科目表示欄45に、決定された勘定科目を表示させる。一方、表示制御部23は、勘定科目決定部21によって決定された勘定科目が貸方勘定科目中の勘定科目である場合、表示部40の貸方勘定科目表示欄46に、決定された勘定科目を表示させる。
なお、勘定科目決定部21によって出力された勘定科目が複数であった場合、表示制御部23は、当該複数の勘定科目の選択肢を表示部40の借方勘定科目表示欄45又は貸方勘定科目表示欄46にプルダウンリストで表示させる。この場合、勘定科目決定部21は、プルダウンリストに表示させた勘定科目の何れかについて、ユーザによる選択を受け付ける。ユーザによる選択を受け付けた場合、勘定科目決定部21は、選択を受け付けた勘定科目を今回の分類選択欄41に表示された取引に対応する勘定科目であると決定し、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。
図6は、ステップS4において、入金が選択された場合の画面表示の一例を示す図である。例えば、分類選択欄41において入金が選択されたと制御部20が判定した場合、勘定科目決定部21は、借方貸方分類テーブル32を参照する。そして、勘定科目決定部21は、例えば会社0007において入金に対応する勘定科目は、借方勘定科目の普通預金のみであった場合、入金に対応する勘定科目は、借方勘定科目の普通預金であると決定し、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。この場合、表示制御部23は、表示部40の借方勘定科目表示欄45に普通預金と表示させる。
なお、例えば、勘定科目決定部21は、借方貸方分類テーブル32を参照した結果、例えば会社0007において入金に対応する勘定科目は借方勘定科目ではあるが、普通預金を含めた複数の勘定科目が存在した場合、当該複数の勘定科目の選択肢を表示制御部23に出力する。表示制御部23は、普通預金を含めた複数の勘定科目を表示部40の借方勘定科目表示欄45に表示させる。そして、勘定科目決定部21は、プルダウンリストに表示させた勘定科目のいずれかについて、ユーザによる選択を受け付ける。ユーザにより普通預金の選択を受け付けた場合、勘定科目決定部21は、選択を受け付けた勘定科目を今回の分類選択欄41に表示された取引に対応する勘定科目であると決定し、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。そして、表示制御部23は、表示部40の借方勘定科目表示欄45に普通預金と表示させる。なお、表示制御部23は、第1表示制御部の一例である。
図2に戻り、ステップS7において、制御部20は、発生日入力欄42において、取引の発生日の日付の入力を受け付けたか否かを判定する。制御部20は、日付の入力を受け付けたと判定した場合、ステップS8に処理を移行させる。一方、制御部20は、日付の入力を受け付けていないと判定した場合、日付の入力を受け付けるまで、ステップS7の処理を繰り返す。
次に、ステップS8において、ユーザによる日付の入力を受け付けた場合、表示制御部23は、受け付けた日付の形式を統一させて表示部40の発生日入力欄42に表示させる。例えば、表示制御部23は、ユーザから受け付けた日付の形式を、yyyy/mm/dd形式に統一して表示部40の発生日入力欄42に表示させる。
次に、ステップS9において、制御部20は、取引先入力欄43において、ユーザによる取引先の入力を受け付けたか否かを判定する。制御部20は、取引先入力欄43において、取引先の入力を受け付けたと判定した場合、ステップS10に処理を移行させる。一方、制御部20は、取引先入力欄43において、取引先の入力を受け付けていないと判定した場合、ステップS11に処理を移行させる。なお、表示制御部23は、ユーザが取引先入力欄43に取引先の一部の文字をヒントとして入力した場合、当該一部の文字を有する取引先を一覧で表示させてもよい。この場合、表示された取引先一覧の中から適切な取引先がユーザにより選択されたときに、制御部20は、取引先の入力を受け付ける。
ステップS10において、制御部20が、取引先の入力を受け付けたと判定した場合、相手勘定科目決定部22は、記憶部30の取引先テーブル33を参照する。そして、相手勘定科目決定部22は、今回の取引に対して、入力を受け付けた取引先に紐付いている相手勘定科目を決定し、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。なお、取引先テーブル33には、取引先毎に、各取引における相手勘定科目が紐付いて記憶されている。相手勘定科目が決定された場合、相手勘定科目決定部22は、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。
なお、相手勘定科目決定部22が取引先テーブル33を参照した結果、今回の取引について、受け付けた取引先に紐付いている勘定科目が複数存在している場合、相手勘定科目決定部22は、複数の勘定科目の選択肢を表示制御部23に出力する。
次に、ステップS11において、制御部20は、摘要入力欄44において、ユーザによる摘要の入力を受け付けたか否かを判定する。制御部20は、摘要入力欄44において、摘要の入力を受け付けたと判定した場合、ステップS12に処理を移行させる。一方、制御部20は、摘要入力欄44において、摘要の入力を受け付けていないと判定した場合、ステップS9に処理を戻し、取引先又は摘要の何れか一方の入力を受け付けるまで、ステップS9及びステップS11の処理を繰り返す。なお、表示制御部23は、ユーザが摘要入力欄44に摘要の一部の文字をヒントとして入力した場合、当該一部の文字を有する摘要を一覧で表示させてもよい。この場合、表示された摘要一覧の中から適切な摘要がユーザにより選択されたときに、制御部20は、摘要の入力を受け付ける。
ステップS12において、制御部20が、摘要の入力を受け付けたと判定した場合、相手勘定科目決定部22は、記憶部30の摘要テーブル34を参照する。そして、相手勘定科目決定部22は、今回の取引に対して、入力を受け付けた摘要に紐付いている相手勘定科目を決定し、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。なお、摘要テーブル34には、各取引において、摘要毎に相手勘定科目が紐付いて記憶されている。相手勘定科目が決定された場合、相手勘定科目決定部22は、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。
なお、相手勘定科目決定部22が摘要テーブル34を参照した結果、今回の取引について、受け付けた摘要に紐付いている勘定科目が複数存在した場合、相手勘定科目決定部22は、複数の勘定科目の選択肢を表示制御部23に出力する。
ステップS13において、表示制御部23は、相手勘定科目決定部22によって決定された勘定科目を表示部40に表示させる。表示制御部23は、ステップS6で表示された勘定科目が借方勘定科目であった場合、ステップS10又はステップS12で決定された勘定科目を当該借方勘定科目の相手勘定科目である貸方勘定科目表示欄46に表示させる。一方、表示制御部23は、ステップS6で表示された取引の勘定科目が貸方勘定科目であった場合、ステップS10又はステップS12で決定された勘定科目を当該貸方勘定科目の相手勘定科目である借方勘定科目表示欄45に表示させる。
なお、相手勘定科目決定部22によって出力された勘定科目が複数であった場合、表示制御部23は、当該複数の勘定科目の選択肢を表示部40にプルダウンリストで表示させる。この場合、相手勘定科目決定部22は、プルダウンリストに表示させた勘定科目のいずれかについて、ユーザによる選択を受け付ける。ユーザによる選択を受け付けた場合、相手勘定科目決定部22は、選択を受け付けた勘定科目を今回の取引の勘定科目の相手勘定科目であると決定し、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。
例えば、図6において、ステップS6で表示された勘定科目は、借方勘定科目の普通預金である。この場合、相手勘定科目決定部22は、ステップS9で取引先入力欄43に東京商事との入力を受け付けると、借方勘定科目の普通預金の相手勘定科目は、貸方勘定科目の売掛金であると決定し、決定した勘定科目を、表示制御部23に出力する。そして、表示制御部23は、表示部40の貸方勘定科目表示欄46に売掛金と表示させる。
図7は、ステップS4において、出金が選択された場合の画面表示の一例を示す図である。図7において、ステップS6で表示された勘定科目は、貸方勘定科目の普通預金である。この場合、相手勘定科目決定部22は、ステップS9において、取引先入力欄43に大阪商店との入力を受け付けると、ステップS10において、取引先テーブル33を参照し、貸方勘定科目の普通預金の相手勘定科目は、借方勘定科目の買掛金であると決定する。そして、相手勘定科目決定部22は、決定した勘定科目を、表示制御部23に出力する。その後、ステップS13において、表示制御部23は、表示部40の借方勘定科目表示欄45に買掛金と表示させる。
なお、例えば、ステップS10において、相手勘定科目決定部22は、取引先テーブル33を参照した結果、貸方勘定科目の当該普通預金の相手勘定科目が複数存在していた場合、当該複数の勘定科目の選択肢を表示制御部23に出力する。この場合、表示制御部23は、当該複数の勘定科目を例えばプルダウンリスト形式で表示部40の借方勘定科目表示欄45に表示させる。そして、相手勘定科目決定部22は、プルダウンリストに表示させた勘定科目のいずれかについて、ユーザによる選択を受け付ける。ユーザにより買掛金の選択を受け付けた場合、相手勘定科目決定部22は、貸方勘定科目の普通預金の相手勘定科目は買掛金であると決定し、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。その後、ステップS13において、表示制御部23は、表示部40の借方勘定科目表示欄45に買掛金と表示させる。
図8は、ステップS4において、出金が選択された場合の画面表示の別の例を示す図である。図8において、ステップS6で表示された勘定科目は、貸方勘定科目の現金である。この場合、相手勘定科目決定部22は、ステップS11において、摘要入力欄44にタクシーとの入力を受け付けると、ステップS12において、摘要テーブル34を参照し、貸方勘定科目の現金の相手勘定科目は、借方勘定科目の交通費であると決定する。そして、相手勘定科目決定部22は、決定した勘定科目を、表示制御部23に出力する。その後、ステップS13において、表示制御部23は、表示部40の借方勘定科目表示欄45に交通費と表示させる。
なお、例えば、ステップS12において、相手勘定科目決定部22は、摘要テーブル34を参照した結果、貸方勘定科目の当該現金の相手勘定科目が複数存在していた場合、当該複数の勘定科目の選択肢を表示制御部23に出力する。この場合、表示制御部23は、当該複数の勘定科目を例えばプルダウンリスト形式で表示部40の借方勘定科目表示欄45に表示させる。そして、相手勘定科目決定部22は、プルダウンリストに表示させた勘定科目のいずれかについて、ユーザによる選択を受け付ける。ユーザにより交通費の選択を受け付けた場合、相手勘定科目決定部22は、貸方勘定科目の現金の相手勘定科目は交通費であると決定し、決定した勘定科目を表示制御部23に出力する。その後、ステップS13において、表示制御部23は、表示部40の借方勘定科目表示欄45に交通費と表示させる。
なお、図7の例では、相手勘定科目決定部22は、ステップS9において、取引先入力欄43に大阪商店との入力を受け付けると、ステップS10において、取引先テーブル33を参照する。そして、相手勘定科目決定部22は、貸方勘定科目の普通預金の相手勘定科目は、借方勘定科目の買掛金であると決定した。また、図8の例では、相手勘定科目決定部22は、ステップS11において、摘要入力欄44にタクシーとの入力を受け付けると、ステップS12において、摘要テーブル34を参照する。そして、相手勘定科目決定部22は、貸方勘定科目の現金の相手勘定科目は、借方勘定科目の交通費であると決定した。しかし、相手勘定科目決定部22の動作は、これには限られない。相手勘定科目決定部22は、取引先入力欄43の入力を受け付け、かつ、摘要入力欄44の入力を受け付けたときに、記憶部30の取引先テーブル33及び摘要テーブル34を両方参照して相手勘定科目を決定してもよい。相手勘定科目決定部22は、取引先入力欄43の入力を受け付け、かつ、摘要入力欄44の入力を受け付けたときに、摘要入力欄44の入力内容を優先して相手勘定科目を決定してもよい。なお、記憶部30の取引先テーブル33及び摘要テーブル34は、相手勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを取引先及び摘要の両方に対応付けた情報を格納した1つのテーブルであってもよい。
図9は、ステップS4において、未払いが選択された場合の画面表示の一例を示す図である。図9において、ステップS6で表示された勘定科目は、貸方勘定科目の未払金である。この場合、相手勘定科目決定部22は、取引先入力欄43に鈴木商店との入力を受け付け、かつ、摘要入力欄44に文房具との入力を受け付けたときに、取引先テーブル33及び摘要テーブル34を参照する。そして、相手勘定科目決定部22は、貸方勘定科目の未払金の相手勘定科目は、借方勘定科目の事務用品費であると決定してもよい。そして、相手勘定科目決定部22は、決定した勘定科目を、表示制御部23に出力し、表示制御部23は、表示部40の借方勘定科目表示欄45に事務用品費と表示させる。なお、相手勘定科目決定部22は、取引先入力欄43に鈴木商店との入力を受け付け、かつ、摘要入力欄44に文房具との入力を受け付けたときに、摘要入力欄44の入力内容である文房具との入力内容を優先して相手勘定科目を決定してもよい。
図10は、ステップS9において、取引先の一部の文字がヒントとして入力された場合の画面表示の一例を示す図である。図10(a)に示すように、ステップS9において、取引先入力欄43に取引先の一部がヒントとして入力された場合、図10(b)に示すように、当該一部の文字を有する取引先が一覧で表示される。そして、図10(c)に示すように、表示された取引先一覧の中から適切な取引先がユーザにより選択されると、ステップS10において、相手勘定科目決定部22は、入力を受け付けた取引先に紐付いている相手勘定科目を決定する。そして、図10(c)に示すように、ステップS13において、表示制御部23は、決定された相手勘定科目を表示部40に表示させる。なお、ステップS11において、摘要の一部の文字がヒントとして入力された場合も図10に示した動作と同様の動作が行われる。
図2に戻り、ステップS14において、制御部20は、金額入力欄47において、金額の入力を受け付けたか否かを判定する。制御部20が金額の入力を受け付けたと判定した場合、表示制御部23は、表示部40の金額入力欄47に当該金額を表示させ、制御部20は、ステップS15に処理を移行させる。一方、制御部20は、金額の入力を受け付けていないと判定した場合、金額の入力を受け付けるまで、ステップS14の処理を繰り返す。
次に、ステップS15において、制御部20は、消費税を計算する。消費税の税率は、例えば、プルダウンリスト形式で表示部40の消費税選択欄48に表示され、ユーザによって、例えば、8%消費税・10%消費税・非課税のうちの何れかを選択することができるようなっている。なお、消費税の税率は、初期値として10%消費税が選択されており、表示部40には、初期値として10%消費税が表示されている。税率に変更が無い取引の場合、ユーザは、ステップS15において、特に何もする必要がない。この場合、制御部20は、選択された10%の税率によって消費税を計算する。一方、例えば、非課税の取引であった場合、ユーザによって、消費税の税率として、非課税が選択される。この場合、表示制御部23は、表示部40の消費税選択欄48の表示を非課税に変更させる。この場合、制御部20は、選択された非課税の税率によって消費税を計算する。
次に、ステップS16において、制御部20は、入金・支払予定日入力欄49において、入金・支払予定日の入力を受け付けたか否かを判定する。制御部20は、入金・支払予定日の入力を受け付けたと判定した場合、ステップS17に処理を移行させる。一方、制御部20は、入金・支払予定日の入力を受け付けていないと判定した場合、入力を受け付けるまで、ステップS16の処理を繰り返す。
次に、ステップS17において、ユーザによる入金・支払予定日の入力を受け付けた場合、表示制御部23は、受け付けた日付の形式を統一させて表示部40の入金・支払予定日入力欄49に表示させる。例えば、表示制御部23は、ユーザから受け付けた入金・支払予定日の形式を、yyyy/mm/dd形式に統一して表示部40の入金・支払予定日入力欄49に表示させる。
次に、ステップS18において、表示制御部23が、入金・支払予定日を入金・支払予定日入力欄49に表示させると、制御部20は、仕訳が完成したと判定し、完成した仕訳を記憶部30の会計帳簿データテーブル35に記憶させる。そして、表示制御部23は、自動仕訳画面中段の直近仕訳表示欄51に完成した仕訳を表示させる。なお、直近仕訳表示欄51は、例えば、直近の仕訳を10行分表示させることが可能であり、仕訳が完成する度に表示が更新される。すなわち、直近仕訳表示欄51は、古い仕訳から順に表示から削除され、直近の仕訳が表示に追加される。
次に、ステップS19において、残高算出部24は、本日の残高及び将来の所定の日の残高を算出する。そして、残高算出部24は、算出した本日の残高及び所定の日の残高を表示制御部23に出力する。なお、消費税は、ステップS15において、制御部20によって計算されている。
次に、ステップS20において、表示制御部23は、本日の残高及び所定日の残高を表示部40の本日残高表示欄52及び所定日残高表示欄53に表示させる。所定日の初期値は、例えば、直近の25日である。
図11は、本日の残高及び所定日の残高の画面表示の一例を示す図である。図11において、本日残高表示欄52には、リアル残高として、本日残高210,000円、預貯金11,000円、買掛金-220,000円、及び未払消費税21,000円が示されており、その他の項目は、0円が示されている。上記の金額には、図11の中段の直近仕訳表示欄51に記載されている、2020年7月1日の仕訳の入金・支払予定日が2020年7月1日であること、及び、2020年7月2日の仕訳の入金・支払予定日が2020年8月20日であることが反映されている。また、図11において、預貯金予定残高の欄には、2020年8月25日の預貯金予定残高である231,000円が表示されている。
図12は、図11に示す画面表示において、預貯金予定残高の日付を変更した場合の画面表示の一例を示す図である。図11では、2020年8月25日における預貯金予定残高が示されていたが、図12では、2020年8月1日における預貯金予定残高11,000円が示されている。図11及び図12の例に示すように、残高算出部24は、各仕訳における入金・支払予定日を反映して、将来の所定日における預貯金予定残高を算出し、表示制御部23は、算出された金額を表示部40に表示させる。
図2に戻り、ステップS21において、制御部20は、例えば、所定時間以内に、ユーザによって分類選択欄41が再度選択されたか否かを判定する。制御部20は、所定時間以内に、ユーザによって分類選択欄41が、マウスオーバーやクリック等により再度選択されたと判定した場合、ステップS3と同様に、自動仕訳画面の分類選択欄41に各取引の項目をプルダウンリスト形式で表示させる。そして、制御部20は、ステップS4に処理を移行させ、ステップS4以降の処理を繰り返す。一方、制御部20は、所定時間が経過しても、ユーザによって分類選択欄41が再度選択されなかったと判定した場合、図2のフローチャートの処理結果を記憶部30に記憶させ、処理を終了させる。なお、制御部20は、例えば、ユーザによる不図示の終了ボタンの入力を受け付けたと判定した場合に、図2のフローチャートの処理結果を記憶部30に記憶させ、処理を終了させてもよい。
<一の実施形態における決算仕訳の動作>
次に、本件開示に係る仕訳装置及び仕訳プログラムの一例として、仕訳装置1における決算仕訳の動作について、図面を用いて説明する。
図13は、一の実施形態に係る仕訳装置1の決算の動作の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートは、本件開示に係る仕訳装置1の表示部40に表示されたメニュー画面において、ユーザにより「総勘定元帳」の項目が選択され、対象の会社が選択されたと制御部20が判定すると実行される。メニュー画面の一例は、図3に示したとおりである。本実施形態において、決算仕訳は、ユーザによって総勘定元帳に入力されるだけで、入力内容が決算仕訳にも反映され、決算データが登録されるものである。
ステップS31において、制御部20は、記憶部30の決算用勘定科目テーブル36を参照し、表示部40に取引が存在する決算用の勘定科目選択画面を表示させる。決算用勘定科目選択画面の表示は、一覧形式での表示でもよく、プルダウンリスト形式での表示でも良い。なお、決算用勘定科目は、資産・負債・資本の勘定科目ではなく、費用・収益の勘定科目が選択できるようにすることが好ましい。なぜなら、資産・負債・資本の勘定科目が選択されると、相手勘定科目が多岐にわたるため決算が複雑になる一方、費用・収益の勘定科目が選択されると、相手勘定科目が少ないため、決算を単純にすることが出来るためである。なお、本実施形態では、決算用勘定科目には、総勘定元帳が用いられる。
ステップS32において、制御部20は、何れかの決算用勘定科目の選択を受け付けたか否かを判定する。制御部20は、何れかの決算用勘定科目の選択を受け付けたと判定した場合、ステップS33に処理を移行させる。一方、制御部20は、決算用勘定科目の何れの選択も受け付けてないと判定した場合、決算用勘定科目の選択を受け付けるまでステップS32の処理を繰り返す。
ステップS33において、制御部20は、ステップS32で選択された決算用勘定科目に応じた決算用画面を画面に表示させる。なお、メニュー画面において「総勘定元帳」の項目が選択され、対象の会社が選択されたときに、ステップS31~ステップS33の処理の代わりに、取引が存在する全ての勘定科目の決算用画面が画面に表示されるようにしても良い。なお、記憶部30の会計帳簿データテーブル35には、会社毎に当期データと翌期データとが記憶されており、これらのデータの更新と連動する会計帳簿や財務諸表も記憶されている。そして、会計帳簿データテーブル35に記憶されているこれらのデータは、図2又は図13のフローチャートに基づく処理が行われる度に、制御部20によって参照及び更新される。
ステップS34において、制御部20は、選択された決算用勘定科目の決算用画面について、所定の決算日の日付を表示させる。なお、例えば、図3に示すメニュー画面において「総勘定元帳」の項目が選択され、対象の会社が選択されると、制御部20は、選択されたその日の日付を決算日として表示させてもよい。なお、制御部20は、ユーザによって決算用勘定科目が選択され、不図示の登録ボタンが押下げされたと判定したときに、選択された決算用勘定科目の決算用画面を表示させ、所定の決算日の日付を表示させてもよい。
ステップS35において、制御部20は、記憶部30の決算用勘定科目テーブル36を参照し、選択された決算用勘定科目が、科目振替と金額入力を行う科目であるか否かを判定する。制御部20は、選択された決算用勘定科目が、科目振替と金額入力を行う科目であると判定した場合、ステップS36に処理を移行させる。一方、制御部20は、選択された決算用勘定科目が、科目振替と金額入力を行う科目ではないと判定した場合、ステップS37に処理を移行させる。なお、記憶部30の決算用勘定科目テーブル36には、各決算用勘定科目が、科目振替と金額入力を行う科目であるか、金額入力のみを行う科目であるか、あるいは科目振替のみを行う科目であるかが記憶されている。
ステップS36において、決算部25は、選択された勘定科目の科目振替を行うとともに、金額の入力を受け付け、残高をゼロにさせる。なお、その際、決算部25は、記憶部30の会計帳簿データテーブル35に記憶されている各帳簿を参照して残高を確認する。
図14は、科目振替と金額入力を行う科目の決算用画面の一例を示す図である。図14は、制御部20が、ユーザによる期首商品棚卸高の決算用勘定科目の選択を受け付けると表示される。日付欄には、年度決算の項目が選択された日が入力されている。このとき、決算部25は、選択された勘定科目である期首商品棚卸高の科目振替を行い、相手勘定科目欄に商品と表示させる。そして、決算部25は、表示された商品の勘定科目に対して、図中a=bとして、残高がゼロになるように、ユーザによる金額の入力を受け付ける。なお、金額は、図中a=bとして残高がゼロになるように決算部25が算出するとともに算出した金額を表示させてもよい。
図13に戻り、ステップS37において、制御部20は、記憶部30の決算用勘定科目テーブル36を参照し、選択された決算用勘定科目が、金額入力のみを行う科目であるか否かを判定する。制御部20は、選択された決算用勘定科目が、金額入力のみを行う科目であると判定した場合、ステップS38に処理を移行させる。一方、制御部20は、選択された決算用勘定科目が、金額入力のみを行う科目ではないと判定した場合、ステップS39に処理を移行させる。
ステップS38において、決算部25は、選択された勘定科目の金額の入力を受け付ける。なお、その際、決算部25は、記憶部30の会計帳簿データテーブル35に記憶されている各帳簿を参照して残高を確認する。
図15は、金額入力のみを行う科目の決算用画面の一例を示す図である。図15は、制御部20が、ユーザによる固定資産の減価償却費の決算用勘定科目の選択を受け付けると表示される。日付欄には、年度決算の項目が選択された日が入力されている。このとき、決算部25は、選択された勘定科目である固定資産の減価償却費の相手勘定科目を全て表示させる。図15の例では、建物、構築物、機械装置等が表示されている。そして、決算部25は、表示された相手勘定科目の全てについて、ユーザによる金額の入力を受け付ける。決算部25は、金額の入力を受け付けると、残高を算出し、表示させる。なお、ユーザによる相手勘定科目及び日付の選択や金額の入力は、不図示のポップアップ画面から行われてもよい。決算部25が金額の入力を受け付けると、図15の上部に示された8つの相手勘定科目にも金額が反映される。一例として、図15の下部の例では、固定資産の減価償却費の相手勘定科目である建物の決算用勘定科目について、金額100円が反映されている。
図13に戻り、ステップS39において、制御部20は、選択された決算用勘定科目は、科目振替のみを行う科目であると判定する。そして、決算部25は、選択された勘定科目の科目振替を行い、残高をゼロにさせる。なお、その際、決算部25は、記憶部30の会計帳簿データテーブル35に記憶されている各帳簿を参照して残高を確認する。
図16は、科目振替のみを行う科目について決算用勘定科目の選択を受け付けたときの決算用画面の一例を示す図である。図16は、制御部20が、ユーザによる消費税の決算用勘定科目の選択を受け付けると表示される。
図16上段の仮受消費税の勘定科目において、日付欄には、年度決算の項目が選択された日が入力されている。そして、相手勘定科目の欄には未払消費税が表示され、残高がゼロになるように借方に金額が入力されている。図16中段の仮払消費税の勘定科目において、日付欄には、年度決算の項目が選択された日が入力されている。そして、相手勘定科目の欄には未払消費税が表示され、残高がゼロになるように貸方に金額が入力されている。図16下段の未払消費税の勘定科目において、上2行の日付欄には、年度決算の項目が選択された日が入力されている。そして、相手勘定科目の欄には、上から仮受消費税、仮払消費税と表示されている。そして、仮受消費税の貸方の金額欄には1,000円、残高にも1,000円と表示され、仮払消費税の借方の金額欄には800円と表示され、残高には200円と表示されている。下2行の相手勘定科目の欄には、何れも雑収入と表示され、日付及び金額が入力できるようになっている。なお、ユーザによる相手勘定科目及び日付の選択や金額の入力は、不図示のポップアップ画面から行われてもよい。
図17は、図16に示した画面において日付及び金額が入力されたときの決算用画面の一例を示す図である。図17において、上段と中段の仮受消費税及び仮払消費税の勘定科目は、図16の表示と同一である。下段の未払消費税において、上2行の勘定科目の表示は、図16の表示と同一である。下2行の雑収入の勘定科目において、決算部25は、ユーザによる日付の入力と金額の入力とを受け付けている。決算部25は、日付の入力と金額の入力とを受け付けると、次期繰越の残高がゼロになるように、残高を算出し、残高を更新して表示させる。なお、ユーザによる相手勘定科目及び日付の選択や金額の入力は、不図示のポップアップ画面から行われてもよい。
図13に戻り、ステップS40において、制御部20は、ユーザによる決算ボタンの押下げを受け付けたか否かを判定する。制御部20は、決算ボタンの押下げを受け付けたと判定した場合、ステップS41に処理を移行させる。一方、制御部20は、決算ボタンの押下げを受け付けていないと判定した場合、決算ボタンの押下げを受け付けるまで、ステップS40の処理を繰り返す。なお、科目振替のみを行う勘定科目については、制御部20は、決算ボタンの押下げを受け付けなくとも、ステップS41に処理を移行させてもよい。なお、決算ボタンは一例であり、登録ボタン等であってもよい。
ステップS41において、決算部25は、選択された決算用勘定科目について決算を確定させる。決算部25は、確定させた結果を記憶部30の会計帳簿データテーブル35に記憶し、ステップS42へ処理を移行させる。
図18は、図16に示した画面において決算ボタンの押下げを受け付けたときの決算用画面の一例を示す図である。図18において、上段と中段の仮受消費税及び仮払消費税の勘定科目は、上述した図16、17の表示と同一である。下2行の雑収入の勘定科目において、決算部25は、ユーザによる決算ボタンの押下げを受け付けると、決算を確定し、これ以上の日付及び金額の入力が出来ないようにさせる。そして、決算部25は、確定させた結果を記憶部30の会計帳簿データテーブル35に記憶する。
図13に戻り、ステップS42において、制御部20は、所定時間内に、別の勘定科目が選択されたか否かを判定する。制御部20は、別の勘定科目が選択されたと判定した場合、ステップS33に処理を移行させ、ステップS33以降の処理を繰り返す。一方、制御部20は、所定時間内に別の勘定科目が選択されなかったと判定した場合、図13のフローチャートの処理結果を記憶部30に記憶させ、処理を終了させる。
<一の実施形態の作用効果>
以上、一の実施形態によれば、制御部20がユーザから取引の分類の選択を受け付けると(S4)、勘定科目決定部21は、勘定科目を決定し(S5)、表示制御部23は、決定された勘定科目を表示欄に表示させる(S6)。これにより、複式簿記の知識が無いユーザでも、取引の分類を選択するだけで、選択した取引を借方又は貸方の何れか一方の勘定科目として表示させることが可能である。その結果、本実施形態に係る仕訳装置1では、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも、取引の分類を選択するだけで、当該取引に関する仕訳をすることが出来る。
また、一の実施形態によれば、制御部20がユーザから取引先の入力を受け付けると(S9)、相手勘定科目決定部22は、相手勘定科目を決定し(S10)、表示制御部23は、決定された相手勘定科目を表示欄に表示させる(S13)。これにより、複式簿記の知識が無いユーザでも、取引先を入力するだけで、取引の分類の選択で表示させた勘定科目の相手勘定科目を表示させることが可能である。その結果、本実施形態に係る仕訳装置1では、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも、取引の分類の選択及び取引先の入力をするだけで、当該取引に関する仕訳を完成させることが出来る。
また、一の実施形態によれば、制御部20がユーザから摘要の入力を受け付けると(S11)、相手勘定科目決定部22は、相手勘定科目を決定し(S12)、表示制御部23は、決定された相手勘定科目を表示欄に表示させる(S13)。これにより、複式簿記の知識が無いユーザでも、摘要を入力するだけで、取引の分類の選択で表示させた勘定科目の相手勘定科目を表示させることが可能である。その結果、本実施形態に係る仕訳装置1では、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも、取引の分類の選択及び摘要の入力をするだけで、当該取引に関する仕訳を完成させることが出来る。
また、一の実施形態によれば、制御部20がユーザから金額の入力を受け付けるとともに(S14)、消費税の税率を受け付けると、制御部20は、選択された税率によって、消費税を計算する(S15)。これにより、複式簿記や消費税の知識が無い素人のユーザでも、消費税の税率を選択するだけで、消費税の計算結果を得ることが出来る。また、消費税の知識を有するユーザでも、計算ミスや計算し忘れを防ぐことが出来る。
また、一の実施形態によれば、制御部20が入金・支払い予定日の入力を受け付けると(S17)、残高算出部24は、本日の残高及び将来の所定日の残高を算出する(S19)。これにより、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも、仕訳を完成させた後、入金・支払い予定日を入力するだけで、本日の残高及び選択した将来の所定日の残高を知ることができる。すなわち、本実施形態によれば、ユーザは、仕訳を完成させた後、入金・支払い予定日を入力するだけで、明日以降の将来の見込み残高や資金繰りを知ることができる。このため、本実施形態によれば、ユーザは、本日の取引を入力すれば、会計帳簿データが更新されるため、残高試算表を手に入れることができる。
また、一の実施形態によれば、制御部20は、決算用勘定科目の選択を受け付けると(S32)、決算の日付を表示させ(S34)、勘定科目によっては、決算部25が科目振替を行い(S34、39)、決算を確定させる(S40、41)。これにより、ユーザは、勘定科目によっては、決算用勘定科目の選択をするだけで、決算を完成させることができる。なお、決算用勘定科目は、総勘定元帳が用いられる。その結果、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも、決算のときに決算仕訳を行わずに決算書類を手に入れることが出来る。
また、一の実施形態によれば、制御部20は、決算用勘定科目の選択を受け付けると(S32)、決算の日付を表示させ(S34)、勘定科目によっては、決算部25が科目振替を行う(S35)。そして、制御部20は、勘定科目によっては、決算部25は、金額の入力を受け付けると(S36、38)、決算を確定させる(S40、41)。これにより、ユーザは、勘定科目によっては、決算用勘定科目の選択し、金額を入力するだけで、決算を完成させることができる。なお、決算用勘定科目は、総勘定元帳が用いられる。その結果、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも、決算のときに決算仕訳を行わずに決算書類を手に入れることが出来る。
なお、一の実施形態によれば、図2又は図13に示すフローチャートの処理が行われる度に、制御部20は、会計帳簿データテーブル35に記憶されている会計帳簿や財務諸表の内容を更新して記憶する(S18、41)。これにより、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも、図2又は図13に示すフローチャートに示した処理を行うだけで、本日現在の最新の会計帳簿や財務諸表を手に入れることができる。
<実施形態の補足事項>
なお、一の実施形態によれば、ユーザは、メニュー画面で選択することで、何度でも図2に示すフローチャートの処理と図13に示すフローチャートを行うことが出来る。このため、ユーザは、図2に示す当期の仕訳登録処理、図13に示す決算処理、及び図2に示す翌期の仕訳処理を同時並行で行うことができる。その結果、ユーザは、翌期繰越処理を何度も行うことが可能であるため、前期の決算処理が完了していない場合でも、当期の仕訳データを登録することが可能である。
図19は、仕訳登録処理及び決算処理を並行して行う場合の処理フローの一例を示す図である。ステップS51において、制御部20は、当期データの入力を受け付けると、記憶部30の当期データのデータベースに仕訳データを登録する。ステップS52において、制御部20は、当期決算中には、記憶部30の当期データのデータベースに繰越データを登録する。ステップS53において、制御部20は、一部勘定科目先行繰越の入力を受け付けると、記憶部30の翌期データのデータベースに繰越データを登録する。ステップS54において、制御部20は、翌期データの入力を受け付けると、記憶部30の翌期データのデータベースに仕訳データを登録する。ステップS55において、制御部20は、当期決算が完了すると、記憶部30の翌期データのデータベースの繰越データを更新する。ステップS56において、制御部20は、翌期データの継続入力を受け付けると、記憶部30の翌期データのデータベースに仕訳データを登録する。図19に示すとおり、ユーザは、翌期繰越処理を何度も行うことが可能であるため、前期の決算処理が完了していない場合でも、当期の仕訳データを登録することが可能である。
なお、従来の決算の手法では、取引が行われると、借方・貸方及び金額が仕訳帳に記入され、仕訳帳に記入されると、総勘定元帳に転記される。一方、一の実施形態によれば、決算の手法は、取引が行われると、総勘定元帳に記入され、総勘定元帳に記入されると、相手勘定科目の総勘定元帳にも記入され、さらに仕訳帳にも転記される。例えば、制御部20は、総勘定元帳の預り金の勘定科目への記入を受け付けると、総勘定元帳の相手勘定科目の給料にも記入内容を反映させる。反対に、制御部20は、総勘定元帳の給料の勘定科目への記入を受け付けると、総勘定元帳の相手勘定科目の預り金にも記入内容を反映させる。そして、制御部20は、総勘定元帳の内容を仕訳帳に転記する。その結果、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも、決算のときに決算仕訳を行わずに決算書類を手に入れることが出来る。しかし、一の実施形態の手法は、決算だけではなく、日常の取引の業務に取り入れられてもよい。これにより、複式簿記の知識が無い素人のユーザでも、総勘定元帳への入力をするだけで、当該取引に関する仕訳を完成させることが出来る。
また、一の実施形態によれば、本件開示の一態様として、仕訳装置1を例に説明したがこれには限られない。仕訳装置1と、ユーザにより操作される操作端末と、仕訳装置1から出力される情報を表示する表示端末とを備え、それらの機器が有線又は無線で接続され、あるいはネットワークを介して有線又は無線で接続される仕訳システムであってもよい。なお、操作端末及び表示端末は、携帯端末やタブレット端末であって、当該機器が、仕訳装置1とネットワークを介して有線又は無線で接続される仕訳システムであってもよい。また、仕訳装置1の内部の一部構成、例えば記憶部30が、記憶装置として、仕訳装置1の外部に配置されて有線又は無線で接続され、あるいはネットワークを介して有線又は無線で仕訳装置1と接続される仕訳システムであってもよい。このような仕訳システムであっても、一の実施形態に係る仕訳装置1と同様の効果を奏することができる。
また、本件開示は、一の実施形態に係る仕訳装置1における各部の処理のステップをコンピュータに実行させる仕訳プログラムとしても実現可能である。また、本件開示は、当該仕訳プログラムを記憶させた非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体としても実現可能である。すなわち、仕訳プログラムは、例えば、CD(Compact Disc)あるいはDVD(Digital Versatile Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等のリムーバブルディスクに記録して頒布することができる。なお、仕訳プログラムは、仕訳装置1に含まれるネットワークインタフェースを介してネットワークからダウンロードされ、記憶部30に格納されてもよい。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずである。したがって、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
<付記1>
複数の取引の種類について、対応する勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを会社毎にそれぞれ対応付けて格納した第1情報と、前記勘定科目の相手勘定科目が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを取引先又は摘要に対応付けて格納した第2情報とを記憶する記憶部と、
前記複数の取引の種類の中から取引の選択を受け付ける取引選択部と、
前記取引選択部が、前記取引の選択を受け付けたときに、前記第1情報を参照し、選択を受け付けた前記取引が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを決定する第1決定部と、
前記第1決定部が決定した前記勘定科目が前記借方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を借方勘定科目表示欄に表示させ、前記第1決定部が決定した前記勘定科目が前記貸方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を貸方勘定科目表示欄に表示させる第1表示制御部と、
前記取引における取引先の入力を受け付ける取引先入力部と、
前記取引における摘要の入力を受け付ける摘要入力部と、
前記取引先入力部が、前記取引先の入力を受け付けるか、又は、前記摘要入力部が、前記摘要の入力を受け付けたときに、前記第2情報を参照し、前記勘定科目の前記相手勘定科目を決定する第2決定部と、
前記第2決定部が決定した前記相手勘定科目を、前記借方勘定科目表示欄又は前記貸方勘定科目表示欄のうち前記第1表示制御部が前記勘定科目を表示させた欄とは別の一方の欄に表示させる第2表示制御部と、
を備えることを特徴とする仕訳装置。
<付記2>
付記1に記載の仕訳装置において、
前記記憶部は、前記勘定科目の前記相手勘定科目が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを前記取引先及び前記摘要の両方に対応付けて格納した第3情報を記憶し、
前記第2決定部は、前記取引先入力部が前記取引先の入力を受け付け、かつ、前記摘要入力部が前記摘要の入力を受け付けたときに、前記第3情報を参照し、前記勘定科目の前記相手勘定科目を決定する
ことを特徴とする仕訳装置。
<付記3>
付記1又は付記2に記載の仕訳装置において、
前記勘定科目と前記相手勘定科目とが決定されて表示されたときに、前記取引の金額及び前記取引の入金・支払い予定日の入力を受け付けると、本日の残高及び所定日の残高を算出する残高算出部と、
をさらに備えることを特徴とする仕訳装置。
<付記4>
付記1から付記3の何れか1項に記載の仕訳装置において、
決算用画面が表示されたときに、決算用勘定科目の選択を受け付けると、前記決算用勘定科目の科目振替を行うとともに決算用勘定科目の残高がゼロになるように金額を算出して決算を完了させる決算部と、
をさらに備えることを特徴とする仕訳装置。
<付記5>
付記1から付記3の何れか1項に記載の仕訳装置において、
決算用画面が表示されたときに、決算用勘定科目の選択を受け付けると、前記決算用勘定科目の相手勘定科目を決定し、決定した前記決算用勘定科目の相手勘定科目について金額の入力を受け付けると、残高を算出して決算を完了させる決算部と、
をさらに備えることを特徴とする仕訳装置。
<付記6>
付記4又は付記5に記載の仕訳装置において、
前記決算用画面は、総勘定元帳の画面であり、
前記決算用勘定科目は、前記総勘定元帳の勘定科目である
ことを特徴とする仕訳装置。
<付記7>
ユーザによる操作を受け付ける操作端末と、
前記操作端末を用いて操作される仕訳装置と、
前記仕訳装置から出力される情報を表示する表示端末と、を備え、
前記仕訳装置は、
複数の取引の種類について、対応する勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを会社毎にそれぞれ対応付けて格納した第1情報と、前記勘定科目の相手勘定科目が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを取引先又は摘要に対応付けて格納した第2情報とを記憶する記憶部と、
前記複数の取引の種類の中から取引の選択を受け付ける取引選択部と、
前記取引選択部が、前記取引の選択を受け付けたときに、前記第1情報を参照し、選択を受け付けた前記取引が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを決定する第1決定部と、
前記第1決定部が決定した前記勘定科目が前記借方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を借方勘定科目表示欄に表示させ、前記第1決定部が決定した前記勘定科目が前記貸方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を貸方勘定科目表示欄に表示させる第1表示制御部と、
前記取引における取引先の入力を受け付ける取引先入力部と、
前記取引における摘要の入力を受け付ける摘要入力部と、
前記取引先入力部が、前記取引先の入力を受け付けるか、又は、前記摘要入力部が、前記摘要の入力を受け付けたときに、前記第2情報を参照し、前記勘定科目の前記相手勘定科目を決定する第2決定部と、
前記第2決定部が決定した前記相手勘定科目を、前記借方勘定科目表示欄又は前記貸方勘定科目表示欄のうち前記第1表示制御部が前記勘定科目を表示させた欄とは別の一方の欄に表示させる第2表示制御部と、
を備えることを特徴とする仕訳システム。
<付記8>
複数の取引の種類について、対応する勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを会社毎にそれぞれ対応付けて格納した第1情報と、前記勘定科目の相手勘定科目が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを取引先又は摘要に対応付けて格納した第2情報とを記憶する記憶ステップと、
前記複数の取引の種類の中から取引の選択を受け付ける取引選択ステップと、
前記取引の選択を受け付けたときに、前記第1情報を参照し、選択を受け付けた前記取引が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを決定する第1決定ステップと、
前記第1決定ステップで決定した前記勘定科目が前記借方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を借方勘定科目表示欄に表示させ、前記第1決定ステップで決定した前記勘定科目が前記貸方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を貸方勘定科目表示欄に表示させる第1表示制御ステップと、
前記取引における取引先の入力を受け付ける取引先入力ステップと、
前記取引における摘要の入力を受け付ける摘要入力ステップと、
前記取引先の入力を受け付けるか、又は、前記摘要の入力を受け付けたときに、前記第2情報を参照し、前記勘定科目の前記相手勘定科目を決定する第2決定ステップと、
前記第2決定ステップで決定した前記相手勘定科目を、前記借方勘定科目表示欄又は前記貸方勘定科目表示欄のうち、前記勘定科目を表示させた欄とは別の一方の欄に表示させる第2表示制御ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする仕訳プログラム。
<付記9>
付記8に記載の仕訳プログラムを格納した
ことを特徴とする非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
1…仕訳装置;10…入力部;20…制御部;21…勘定科目決定部;22…相手勘定科目決定部;23…表示制御部;24…残高算出部;25…決算部;30…記憶部;31…会社テーブル;32…借方貸方分類テーブル;33…取引先テーブル;34…摘要テーブル;35…会計帳簿データテーブル;36…決算用勘定科目テーブル;40…表示部;41…分類選択欄;42…発生日入力欄;43…取引先入力欄;44…摘要入力欄;45…借方勘定科目表示欄;46…貸方勘定科目表示欄;47…金額入力欄;48…消費税選択欄;49…入金・支払予定日入力欄;51…直近仕訳表示欄;52…本日残高表示欄;53…所定日残高表示欄

Claims (7)

  1. 複数の取引の種類について、対応する勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを会社毎にそれぞれ対応付けて格納した第1情報と、前記勘定科目の相手勘定科目と、取引先又は摘要とをそれぞれ対応付けて格納した第2情報とを記憶する記憶部と、
    前記複数の取引の種類の中から取引の選択を受け付ける取引選択部と、
    前記取引選択部が、前記取引の選択を受け付けたときに、前記第1情報を参照し、選択を受け付けた前記取引が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを決定する第1決定部と、
    前記第1決定部が決定した前記勘定科目が前記借方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を借方勘定科目表示欄に表示させ、前記第1決定部が決定した前記勘定科目が前記貸方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を貸方勘定科目表示欄に表示させる第1表示制御部と、
    前記取引における取引先の入力を受け付ける取引先入力部と、
    前記取引における摘要の入力を受け付ける摘要入力部と、
    前記取引先入力部が、前記取引先の入力を受け付けるか、又は、前記摘要入力部が、前記摘要の入力を受け付けたときに、前記第2情報を参照し、前記勘定科目の前記相手勘定科目を決定する第2決定部と、
    前記第2決定部が決定した前記相手勘定科目を、前記借方勘定科目表示欄又は前記貸方勘定科目表示欄のうち前記第1表示制御部が前記勘定科目を表示させた欄とは別の一方の欄に表示させる第2表示制御部と、
    を備えることを特徴とする仕訳装置。
  2. 請求項1に記載の仕訳装置において、
    前記記憶部は、前記勘定科目の前記相手勘定科目と、前記取引先及び前記摘要の両方とをそれぞれ対応付けて格納した第3情報を記憶し、
    前記第2決定部は、前記取引先入力部が前記取引先の入力を受け付け、かつ、前記摘要入力部が前記摘要の入力を受け付けたときに、前記第3情報を参照し、前記勘定科目の前記相手勘定科目を決定する
    ことを特徴とする仕訳装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の仕訳装置において、
    前記勘定科目と前記相手勘定科目とが決定されて表示されたときに、前記取引の金額及び前記取引の入金・支払い予定日の入力を受け付けると、本日の残高及び所定日の残高を算出する残高算出部と、
    をさらに備えることを特徴とする仕訳装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の仕訳装置において、
    決算用画面が表示されたときに、決算用勘定科目の選択を受け付けると、前記決算用勘定科目の科目振替を行うとともに前記決算用勘定科目の残高がゼロになるように前記決算用勘定科目の相手勘定科目の金額を算出して決算を完了させる決算部と、
    をさらに備えることを特徴とする仕訳装置。
  5. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の仕訳装置において、
    決算用画面が表示されたときに、決算用勘定科目の選択を受け付けると、前記決算用勘定科目の相手勘定科目を決定し、決定した前記決算用勘定科目の相手勘定科目について金額の入力を受け付けると、残高を算出して決算を完了させる決算部と、
    をさらに備えることを特徴とする仕訳装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の仕訳装置において、
    前記決算用画面は、総勘定元帳の画面であり、
    前記決算用勘定科目は、前記総勘定元帳の勘定科目である
    ことを特徴とする仕訳装置。
  7. 複数の取引の種類について、対応する勘定科目が、借方勘定科目又は貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを会社毎にそれぞれ対応付けて格納した第1情報と、前記勘定科目の相手勘定科目と、取引先又は摘要とをそれぞれ対応付けて格納した第2情報とを記憶する記憶ステップと、
    前記複数の取引の種類の中から取引の選択を受け付ける取引選択ステップと、
    前記取引の選択を受け付けたときに、前記第1情報を参照し、選択を受け付けた前記取引が、前記借方勘定科目又は前記貸方勘定科目のうちの何れの勘定科目であるかを決定する第1決定ステップと、
    前記第1決定ステップで決定した前記勘定科目が前記借方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を借方勘定科目表示欄に表示させ、前記第1決定ステップで決定した前記勘定科目が前記貸方勘定科目であった場合には、前記勘定科目を貸方勘定科目表示欄に表示させる第1表示制御ステップと、
    前記取引における取引先の入力を受け付ける取引先入力ステップと、
    前記取引における摘要の入力を受け付ける摘要入力ステップと、
    前記取引先の入力を受け付けるか、又は、前記摘要の入力を受け付けたときに、前記第2情報を参照し、前記勘定科目の前記相手勘定科目を決定する第2決定ステップと、
    前記第2決定ステップで決定した前記相手勘定科目を、前記借方勘定科目表示欄又は前記貸方勘定科目表示欄のうち、前記勘定科目を表示させた欄とは別の一方の欄に表示させる第2表示制御ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする仕訳プログラム。
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