JP2001167221A - 自動仕訳記帳システム - Google Patents

自動仕訳記帳システム

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JP2001167221A
JP2001167221A JP2000297079A JP2000297079A JP2001167221A JP 2001167221 A JP2001167221 A JP 2001167221A JP 2000297079 A JP2000297079 A JP 2000297079A JP 2000297079 A JP2000297079 A JP 2000297079A JP 2001167221 A JP2001167221 A JP 2001167221A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複式簿記を意識させずに通常の取引用語によ
るコンピュータ画面上の2段階選択により複式簿記方式
の自動仕訳記帳をさせる,コンピュータを用いた会計記
帳の自動仕訳記帳システムを提供する。 【解決手段】取引の仕訳をまず第1ステップにおいて,
発生するすべての取引を,その1面を表す取引名でもっ
て構成した全取引名を,コンピュータの画面上に表示で
きるようにし,記帳者が該当する取引名を選択すると,
第2ステップとして前記選択した取引の対照取引例が網
羅されてコンピュータの画面上に表示され,記帳者がこ
の中より該当する対照取引名を選択すると,予め前記し
た第1,第2ステップにおけるすべての取引に係る勘定
科目とその賃借記帳の関係が,複式簿記記帳方式にもと
づいて作成された複式簿記設定一覧表により,仕訳帳又
は特殊仕訳帳において自動仕訳記帳される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,パーソナルコンピ
ュータ等のコンピュータシステム上で動作する会計処理
システムに係り,事業活動における複式簿記による会計
記帳を,簿記の専門家を配置する余裕のない農家や商店
等の個人経営体を始め小規模の会社経営者向けのコンピ
ュータ会計簿記記帳の自動仕訳記帳システムである。
【0002】
【従来の技術】従来から,複式簿記の知識のない記帳者
に,事業活動の会計記帳を可能とするためのコンピュー
タ応用の自動仕訳記帳の装置・システムが種々提案され
てきた。
【0003】特開昭61−86869号公報では,複式
簿記記帳計算機として,操作パネル面に勘定科目入力キ
ーを主体とする80個以上の入力キーが設けられた計算
機が提案されている。この計算機においてはこの極めて
多数のキーの中より各取引毎に定められた操作手順にも
とづき,2個以上のキーを順次選定操作,入力すること
により内部コンピュータシステムが自動仕訳記帳をする
もので,この装置では専任の熟練した記帳者でないと使
用操作が極めて困難である。
【0004】また特開平7−85169号公報では,コ
ンピュータ会計簿記システムの1サブシステムとして,
頻繁に発生する1部の取引について日々の入力の省力化
を目的として仕訳の組合せを事前に自動仕訳設定表に登
録しておくことにより自動仕訳をさせる提案がある。本
例の自動仕訳システムは自動仕訳設定表により設定され
ている仕訳例を記帳者がコンピュータ画面上の摘要欄記
載内容で探し,該当する取引を選択する。したがって,
この自動仕訳システムは目的とする頻繁に発生するごく
小数(10〜20例程度)取引のみに限定されて用いら
れるもので,解決しようとする課題が企業会計における
自動仕訳記帳システムとは異なる。また、この特開平7
−85169号公報の提案として、記帳者による取引名
称一覧よりの該当取引名の選択と,その選択に基づく借
方勘定科目一覧よりの該当借方勘定科目の選択,更に貸
方勘定科目一覧よりの該当貸方勘定科目の選択により仕
訳がなされる会計簿記システムもあるが,このような (3) 勘定科目の選択をするシステムでは複式簿記の知識のな
い記帳者には容易に使用ができないものであり,自動仕
訳記帳処理させる,また可能とする提案は従来なされて
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の技術では
本発明の課題とする複式簿記の知識のない記帳者に勘定
科目,借方・貸方,仕訳,取引のバランスなど複式簿記
を意識せずに複式簿記方式の会計記帳をさせる自動仕訳
記帳システムは提供されてない。
【0006】それで本願は複式簿記の知識のない記帳者
に複式簿記を全く意識させることなく,通常の取引用語
による取引名により,コンピュータ画面上の2段階選択
をさせることにより複式簿記方式の会計記帳を,自動仕
訳記帳させる自動仕訳記帳システムを提供する。
【0007】また更に,本願は通常パソコンなどコンピ
ュータ操作・使用に不慣れな記帳者・使用者にも扱いや
すいようにマウス操作を主体とし,更にコンピュータ画
面上での読取・選択などが容易となるように一画面上で
の配列表示,読取・選択とするなどにより,記帳者が間
違いを起こさない使いやすい構成とする。
【0008】また、本願はパソコンなどコンピュータ操
作・使用に不慣れな記帳者・使用者による本自動仕訳記
帳システムの運用において、企業会計記帳処理システム
として更なる性能・能力アップのための情報入力の拡大
手段として、記帳時に望ましい摘要情報を容易に入力で
きる手段・また更に本自動仕訳記帳システムにおける選
択操作入力・仕訳金額・摘要ほかのすべての入力を音声
入力により可能とすることにより本自動仕訳記帳システ
ムの更なる能力・性能アップ並に使い易さを格段にアッ
プできる構成とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】企業の事業活動において
発生する取引には必ず2面性があり,この2面性をもつ
取引をそれぞれ対向する二つの面の要素取引に分解・記
録(=仕訳)し,所定の処理をするのが複式簿記会計方式
の特徴・基本である。本発明は,この取引を対向する二
つの面の要素取引に分解記録する取引の仕訳方法に着目
し,予め事業活動において発生するすべての取引を,取
引の一面を (4) 表す全取引の取引名を表示する第一選択画面と,第一選
択画面の各取引名に対面する対照取引を関連付けた取引
名/対照取引名設定一覧表を備え,記帳者により選択さ
れた第一選択画面の取引名に対応する対照取引名を取引
名設定一覧表に基づき表示する第2選択画面と,第2選
択画面の対照取引名一覧表に表示された表題取引名と各
対照取引名毎に,勘定科目と賃借の関係を複式簿記方式
に基づき定義した複式簿記設定一覧表を備え,記帳者に
より選択された一対の取引名及び対照取引名に応じて,
複式簿記設定一覧表に基づき,勘定科目を所定の貸方及
び借方に表示した仕訳帳,または相手方勘定科目を表示
した特殊仕訳帳を表示する入力画面とを備え,記帳者が
順次第一選択画面取引名と第2選択画面対照取引名とを
選択し,生成された仕訳帳または特殊仕訳帳からなる入
力画面に,取引金額等の必要事項を入力することによ
り,複式簿記を生成することを特徴とする。
【0010】また,第一選択画面の取引名の少なくとも
一部が,複数取引名のグループ統合または一取引名のグ
ループ分割からなり,統合と分割の任意な選択で第一選
択画面並に第2選択画面をスクロールや頁くりを要しな
い一画面で構成することを特徴とする。
【0011】また,仕訳帳及び特殊仕訳帳並に補助簿の
記帳入力において、掛売先,掛買先ほかの摘要内容情報
を先頭漢字/仮名入力して,仮名または漢字仮名混じり
情報に変換する辞書を備え,これら辞書の内容を記帳者
側で任意に構築または変更できる手段を備えたことを特
徴とする。
【0012】また音声認識ソフトによる各々一単語に限
定した音声認識手段と、単語音声の入力に対するそれぞ
れの操作・記帳要素駆動手段を具備し、操作者の単語音
声により選択操作並に記帳入力させることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】最良と考えられる実施の形態を,
図面に基づいてその作用効果を示して説明する。
【0014】中小企業の事業活動において,日々発生す
る取引のすべてを,発生する取引の一面を表す取引名又
は取引グループ名をもって構成した全取引名を,コンピ
ュータの画面上に第一選択画面として表示できるように
し,記帳者が該当する取引名又は取引グループ名を選択
すると,第2ステップとして前記選択した (5) 取引の対照取引例が網羅されてコンピュータの画面上に
第2選択画面として表示され,記帳者がこの中より該当
する対照取引名を選択すると,予め前記した第1,第2
ステップにおけるすべての取引に係る勘定科目とその賃
借記帳の関係が,複式簿記記帳方式にもとづいて作成さ
れた複式簿記設定一覧表からなるコンピュータシステム
のデータベースにより,第1ステップで選択した取引名
又は第2ステップで更に詳細選択した取引名に係る勘定
科目と,第2ステップで選択した相手方取引名に係る対
照勘定科目をそれぞれ所定の借方又は貸方に仕訳記帳し
た仕訳帳,又は相手方勘定科目を所定の借方又は貸方に
仕訳記帳した総勘定元帳の補助元帳である特殊仕訳帳が
コンピュータ画面上に表示され,必須入力項目である取
引金額を入力すると該取引の自動仕訳記帳処理を完了で
きるように構成している。
【0015】なお本発明は,適用する企業体の規模・業
態により取引の種類・回数が大きく異なるため第1ステ
ップにおいて,発生する取引の一面を表す取引名又はグ
ループ名をもって構成した全取引名からなる第一選択画
面は,現金主義により取引をされる商店などごくごく小
規模企業において,その取引の種類・回数が極めて小さ
い場合には,発生する取引の一面を表す取引名または取
引グループ名を,取引名のみで全取引名からなる第一選
択画面を構成でき,またコンピュータの画面操作による
取引名の読取検索が容易な記帳者用の場合においても取
引名のみで構成できる特徴がある。
【0016】また,商品販売・製造業ほかの小規模事業
において,複式簿記についての知識のない記帳者が,仕
訳判断をしなくて記帳の作業が迅速に出来る会計自動記
帳システムとして構成した本願実施例において,発生す
る取引の一面を表す取引名又は取引グループ名をもって
構成した全取引名第一選択画面における取引グループ名
は,実施例図1の例で示すと現金支払取引はNo.2現金支
払(仕入・購入代金)取引グループ,No.3現金支払(経費)
取引グループ,No.4現金支払(給与仮払い他)取引グルー
プに3分割した取引グループで,またグループ統合例と
してNo.8受取手形に係る取引は受取手形の受領取引と取
立・譲渡取引のグループ統合による取引グループ名で構
成されるように,取引名の一部が複数取引名のグループ
統合または一取引名のグループ分割からなり,このよう
に統合と分割の任意な選択で第一選択画面における取引
グループ名を構成することにより,全取引名から (6) なる第一選択画面並に対照取引名からなる第2選択画面
をスクロールや頁くりを要しない一画面で構成する。
【0017】更にまた,一画面上で表示される全取引名
からなる第一選択画面,並に各対照取引名からなる第2
選択画面を記帳者が見やすく,また対象とする取引名を
探しやすくするため,実施例図1.10並に図2,4,
6,8,11に示すように,一画面上に表示される取引
名を性格・内容別など2〜4列に分類し見出し名をつけ
て配列表示するように構成するので,前記した第一・第
二選択画面をスクロールや頁くりを要しない構成とあわ
せ複式簿記並にコンピュータ操作に不慣れな記帳者にと
っても極めて容易に選択記帳ができる大きな作用効果を
有する。
【0018】したがって,複式簿記についての知識がな
く会計簿記記帳処理の経験のない人,例えば小企業にお
ける取引担当者はいうまでもなく関係者には,取引用語
により取引は何にと,それに対する何が取引されたかを
十分認識されておるので,本発明によれば,取引担当者
が直接でも,また取引担当者が作成した取引証票類を見
ることにより,誰でも容易にコンピュータ画面のガイド
にしたがって第1ステップ・第2ステップにおいて該当
の取引をマウス操作により選択すると,仕訳帳又は特殊
仕訳帳に自動仕訳がなされてコンピュータ画面上に表示
されるので,コンピュータ画面上に表示されているマウ
スカーソルを,マウスを使って操作し,同画面上に表示
されている0〜9の数字を選択し,取引金額を入力すれ
ば,事業活動としての必要最低限の自動仕訳記帳が完了
する。なお,この取引金額の入力についてマウス操作だ
けでなく,キーボード,一単語の音声入力処理も当然使
用出来る構成としてある。また,この構成は本願コンピ
ュータのすべての入力処理について同様である。
【0019】なお,本発明においては中企業はもちろん
小企業においても取引範囲が極度に幅広く,取引が複雑
多岐にわたり取引種別が異常に大きい時などにおいては
記帳者はコンピュータ画面操作による読取検索にある程
度対応できるものと考えられますので,前記の全取引名
からなる第一選択画面並に対照取引名からなる第2選択
画面の一画面構成に限定することなく適用範囲を拡大し
て実施できる効果がある。 (7)
【0020】また本発明は実施の形態として,仕訳帳に
補助元帳である現金出納帳,預金帳,売掛金帳,買掛金
帳,未払金帳,受取手形帳などを特殊仕訳帳として用い
ることにより,最低限必要な取引金額の入力だけでも,
その取引発生状況,また現在残高などをコンピュータに
より計算メモリーし,現在残高管理用ほか月末支払用に
必要な時いつでも呼出し利用できるように,極めて簡単
な小量データ入力の最小システム構成においても大きな
効果がある。
【0021】また,本発明は実施の形態として,最低限
の取引金額のみの入力情報に加えて仕訳入力時に仕訳帳
並に特殊仕訳帳である現金出納帳,預金帳,売掛金帳,
買掛金帳,未払金帳,受取手形帳などにそれぞれ摘要コ
ードとして得意先名・仕入購入先名など取引先名,手形
支払銀行名(支払期日は前記した金額入力と同様入力),
商品名などを記帳者段階で番号コード化設定をして,前
記金額入力の時と同様にマウスを用いて追加入力をすれ
ば,それぞれ得意先・仕入購入先など取引先名毎また受
取手形管理,商品管理の更に詳細な情報データが容易に
得られるようになる大きな効果もある。
【0022】また,前記の得意先・仕入購入先名など取
引先名・手形支払銀行名ほか,商品・製品・材料名又は
費用名・製造仕込名などの情報入力を,公知技術により
先頭漢字/仮名入力して,仮名または漢字仮名混じり情
報に変換する辞書を備え,該辞書の内容を記帳者で任意
に構築または変更できる手段を備えることにより,本願
として容易に企業会計情報を飛躍的に拡大し,原価計算
管理ほか広く企業管理運営にも利用できる極めて大きな
効果がある。
【0023】また更に本願においては,前記の得意先・
仕入購入先名・手形支払銀行名ほか,商品・製品・材料
名または費用名・製造仕込名などの情報入力を,公知技
術により先頭漢字/仮名入力する際に,また第一・第二
選択画面のそれぞれの取引名選択操作入力などに際し
て,公知の音声認識ソフト・技術,例えば富士通(株)
音声認識開発環境V1.1音声認識ランタイムを主体と
した,それぞれ一単語に限定・登録した音声認識手段
と,単語音声各入力に対するそれぞれの操作・記帳駆動
手段を具備し,操作者の単語音声により選択操作並に記
帳入力をさせるように構成した,ワイヤレス音声入力に
よる操作・記帳手段を有することにより,コンピュータ
等機器の操作に不慣れな操作・記帳者にとっても使いや
す (8) い装置システムである。
【0024】また,本発明は,仕訳帳又は特殊仕訳帳の
記帳においては,コンピュータ操作により自動的に取引
日付を入力時の暦日日付,また取引Noを年初より一連
番号で付番してコンピュータ画面上に表示し,取引日付
については記帳者が変更の必要がある場合は,前記しま
した取引金額入力のときと同様の手段でマウスを操作し
容易に変更入力が出来るように,また取引一連Noは,
該取引の証票類にもナンバリングし取引関係書類の整理
・保管・検索に有効利用できるように,また更に買掛金
・未払金・貸付金・預り金・受取手形ほか再取引が発生
するものについて一連Noによるコンピュータ管理が出
来るような構成がされ会計管理システムとして非常に有
効な手段となっている。
【0025】
【実施例】本発明を小規模の商品販売・製造業ほかの事
業において,複式簿記についての知識のない記帳者で
も,また積極的に記帳者の仕訳判断をなくして精神的に
記帳の作業進行を楽にする会計記帳システムとして用い
ることが出来るように,設定構成された実施例である図
1第一選択画面となる第1ステップ全取引名一覧選択設
定表,図2・図4・図6・図8の第2選択画面となる第
2ステップ対照取引名一覧選択設定表を用い,ごく小規
模個人経営による特殊商品販売業における下記取引例4
例の,仕訳を実施するときの態様を図を用いて説明す
る。
【0026】 取引例 1 7月31日商品仕入先○○商店より7月分請求書を受
領。請求内容間違いなし。約定により買掛処理,翌月末
現金支払。 < 7/31 7月分○○商店商品買掛仕入記帳をする。金額
350,000円> (1)実施例,会計記帳の自動仕訳記帳システムの本体
装置となるパーソナルコンピュータの電源をON。 (2)図1がコンピュータ画面上に表示される。 図1.画面は下記のように構成されてそれぞれの設定・
選択・表示機能を持つ。
【0027】 図1 上段左側部 図1上段左側部は年毎の設定部で会計年度の初めに設定
するもので,設定が終 (9) 了すると設定された項目が表示される。 ・ 会計年度設定入力 ・ 決算期設定入力 ・ 消費税に関する設定入力 実施例 平成11年設定 1月〜12月設定 外税処理
【0028】 図1 上段右側部 図1上段右側部は月次締切,並に期末決算に関する必要
な処理操作を表示させるための部分である。 ・期末処理 :期末になると期末処理欄がフリッカし,
選択すると期末決算のために必要な処理事項一覧表が表
示され,処理項目ごとに実施入力表が表示されて期末処
理が容易に進められる。 ・決 算 :期末処理終了後選択入力すると,損益計
算書・賃借対応表が作成表示される。 ・月次締切 :特殊仕訳帳の月次締切,総勘定元帳への
転記記入を確実に実施するための設定表示入力部で設定
表示を付加しミスを出さないようにする。
【0029】 図1 下段部 図1下段部は本発明一実施例の自動仕訳システムとし
て,発生するすべての取引を,その一面を表す取引名又
は取引グループ名でもって構成した全取引名を,コンピ
ュータの一画面上に配列表示した第1ステップ全取引名
一覧選択設定表(第一選択画面)である。
【0030】(3)本実施例第1ステップ全取引名一覧
選択設定操作 第1ステップ全取引名選択設定表(第一選択画面)
の上欄にガイドされております。「何の取引であるかを
下記の取引中よりコード番号の若い順に1取引を選んで
下さい。」によると 「No.10 商品売買に係る取引」が該当取引であるこ
とが判明しますので 画面上のマウスカーソルを,マウスを操作し「No.1
0」に移動させ マウスカーソルの「No.10」選択を確認し,マウス
のクリック操作をする
【0031】(4)本実施例第2ステップ対照取引名一
覧選択設定操作 (10) 前記,第1ステップにおいて,マウスのクリック操作に
より取引が選択されると,コンピュータ画面上より図1
は消去され,代りに図2がコンピュータ画面の上部に表
示される。図2は第2ステップのために選択された「N
o.10 商品売買に係る取引」の対照取引例が網羅されて
コンピュータの1画面上に配列表示された第2ステップ
対照取引名一覧選択設定表である。 (A) 図2第2ステップ対照取引名一覧選択設定表の上欄
ガイドにしたがい図2より該当取引を選択する。 (B) 取引名・配列枠より左側配列枠の「No.2 商品買掛
仕入取引」であることが明確に判定できる (C) 画面上のマウスカーソルを,マウスを操作し「NO.
2」に移動させ (D) マウスカーソルの「No.2」選定を確認しマウスのク
リック操作をすると (E) 図2の下に,図3特殊仕訳帳となる買掛金帳が下記
のような内容表示で記帳されて表示される。 (イ)記帳欄の上段には,前回の買掛取引記帳の最終のも
のが,参考に表示される。 (ロ)取引例 1 の仕訳記帳例については,前回記帳の
すぐ下段に,コンピュータに与えてある情報・命令によ
り自動的に下記の記帳がなされて表示される。 ・買掛金発生欄:買掛金勘定 ・ 貸方記帳 ・取 引 月 日 :暦日で記帳される ・取 引 N o :年始より一連番号で附番記帳 ・摘 要:○○○商品買掛仕入,○○○空欄は仕
入先名コード入力用 ・相手勘定科目:商品仕入勘定 借方記帳 ・金 額:未記入 フラッシュして金額入力の必
要なことを表示(F) 記帳者は,取引日付・摘要欄取引が
間違いないか確認し (G) フラッシュしている取引金額を下1桁目より順次入
力。図3最下段に設けられている0〜9の入力用数字
を,マウスを操作しマウスカーソルで選択操作し,入力
する。 (11) (H) 取引月日を暦日でない月日により入力する必要があ
るとき,また摘要欄に仕入先Noを入力するときは,取
引月日または摘要の欄をマウスにより設定し,前期金額
入力と同様の方法により入力が出来ます。 (I) 前記の金額入力を終了すると,本発明の自動仕訳
記帳システムとして最低限必要な入力を終わったことに
なり取引記帳を終了できる。取引仕訳記帳終了はイ )引続き取引の仕訳入力があるとき 次入力ロ )取引仕訳がこれで終了のとき 終了ハ )補助簿入力をしたいとき 補助簿(取引例 1
の時商品台帳)をマウス操作により選定すると,前記仕
訳取引記帳を終了すると同時に選定された次段階に移
る。 (J) 仕訳帳よりの総勘定元帳への転記 本実施例においては,仕訳帳より総勘定元帳への転記
は,特殊仕訳帳により仕訳をする取引については,該仕
訳をする特殊仕訳帳の元帳となる総勘定元帳への転記
は,特殊仕訳帳において月次締切を行い,月間合計額を
総勘定元帳へ転記し,相手方勘定科目については該取引
仕訳記帳終了の信号が出たら直ちに転記をその都度実施
し終了とします。なお,仕訳帳による仕訳の結果も同様
毎取引終了直前に転記を実施します。
【0032】 取引例 2 8月10日現金で商品売上をすることができた。金額1
00,000円。 < 8/10 商品現金売上取引を記帳をする。金額100,
000円 > (1)例1と同じように会計記帳の自動仕訳記帳システ
ムの本体装置となるパーソナルコンピュータの電源をO
Nすると,図1がコンピュータ画面上に表示される。例
1で説明した図1の上段左側部並に上段右側部は,新た
な設定並に操作が必要ないので,右側部のフラッシュな
しを確認すればよい。 (2)本実施例第1ステップ全取引名一覧選択設定表
(第1選択画面)操作 図1の下段部にある第1ステップ全取引名一覧選択設定
表によって第1ステップの自動仕訳システムの選択設定
作業に入ります。 (12) 例1で説明したように,画面上のガイド「何の取引
であるかを下記の取引中よりコード番号の若い順に1つ
だけ選んで下さい」によりますと 「No.1 現金受入に係るすべての取引」が該当取引
であることが判明しますので 例1と同一操作でマウスカーソルを「No.1」に移動
させ マウスカーソルの「No.1」を確認し,マウスのクリ
ック操作をする (3)本実施例第2ステップ対照取引名一覧選択設定表
(第2選択画面)操作 コンピュータ画面上より図1は消去され,代りに図4が
コンピュータ画面の上部に表示されます。図4は取引例
2の第2ステップのために選択された「No.1 現金受入
に係るすべての取引」の対照取引例が網羅されてコンピ
ュータの一 画面上に配列表示された,第2ステップ対
照取引名一覧選択設定表である。 図4 第2ステップ対照取引名一覧選択設定表の上
欄ガイドにしたがい図4より該当取引を選択します。 取引名・配列枠より左側配列枠の「No.1 商品現金
売上取引」であることが明確に判定できます 画面上のマウスカーソルを,マウスを操作し「NO.
1」に移動させ マウスカーソルの「No.1」選定を確認しマウスのク
リック操作をすると 図4の下に,図5特殊仕訳帳となる現金出納帳が下
記のような内容表示で記帳されて表示される。 (イ) 記帳欄の上段には,前回の現金出納帳の最終のもの
が,参考に表示されます。 (ロ) 取引例 2 の仕訳記帳例については,前回記帳の
すぐ下段に,コンピュータに与えてある情報・命令によ
り自動的に下記の記帳がなされて表示される。 ・取 引 月 日 :暦日で記帳される ・取 引 N o :年始より一連番号で附番記帳 ・摘 要:○○商品現金売上 ○○空欄は得意先
コード他入力用商品現金売上分の消費税(外税設定によ
る預り分仕訳) ・相手勘定科目:商品売上 貸方記帳 (13) 同上消費税預かり 貸方記帳 ・金 額:受取金額未記入 フラッシュして金額入力の必要なこ 消費税預り分 売上金額入力で自動記入 とを表示 記帳者は,取引日付・摘要欄取引が間違いないか確
認し フラッシュしている売上金額を下1桁目より順次入
力。図5最下段に設けられている0〜9の入力用数字
を,マウスを操作しマウスカーソルで選択操作し,入力
する。 取引月日を暦日でない月日により入力する必要があ
るとき,摘要欄に客先Noほかを入力するときは,例1
と同じ操作 前記の金額入力を終了すると,本発明の自動仕訳
記帳システムとして最低限必要な入力を終わったことに
なり取引記帳を終了できる。 なお,取引仕訳記帳終了についての操作必要事項は例1
と全く同じである。
【0033】 取引例 3 8月25日現金で通信費支払いをした。金額2,000
円。 < 8/25 一般経費通信費現金支払を記帳をする。金額
2,000円 > (1)例1と同じように会計記帳の自動仕訳記帳システ
ムの本体装置となるパーソナルコンピュータの電源をO
Nすると,図1がコンピュータ画面上に表示される。例
1で説明した図1の上段左側部並に上段右側部は,新た
な設定並に操作が必要ないので,右側部のフラッシュな
しを確認すればよい。 (2)本実施例第1ステップ全取引名一覧選択設定操作 図1の下段部にある第1ステップ全取引名一覧選択設定
表によって第1ステップの自動仕訳システムの選択設定
作業に入ります。 例1で説明したように,画面上のガイド「何の取引
であるかを下記の取引中よりコード番号の若い順に1つ
だけ選んで下さい」によりますと 「No.2 現金支払
(経費)取引」が該当取引であることが判明する。 例1と同一操作でマウスカーソルを「No.2」に移動
させ マウスカーソルの「No.2」を確認し,マウスのクリ
ック操作をする (3)本実施例第2ステップ対照取引名一覧選択設定操
作 (14) コンピュータ画面上より図1は消去され,代りに図6が
コンピュータ画面の上部に表示されます。図6は取引例
3の第2ステップのために選択された「No.2 現金支払
(経費)取引」の対照取引例が網羅されてコンピュータの
一画面上に 配列表示された,第2ステップ対照取引名
一覧選択設定表である。 図6 第2ステップ対照取引名一覧選択設定表の上
欄ガイドにしたがい図6より該当取引を選択します。 取引名・配列枠より左側一般経費配列枠の「No.4
通信費」であることが 明確に判定できる 画面上のマウスカーソルを,マウスを操作し「NO.
4」に移動させ マウスカーソルの「No.4」選定を確認しマウスのク
リック操作をすると 図6の下に,図7特殊仕訳帳となる現金出納帳が下
記のような内容表示で記帳されて表示される。 (イ) 記帳欄の上段には,前回の現金出納帳の最終のもの
が,参考に表示される。 (ロ) 取引例 3 の仕訳記帳例については,前回記帳の
すぐ下段に,コンピュータに与えてある情報・命令によ
り自動的に下記の記帳がなされて表示される。 ・取 引 月 日 :暦日で記帳される ・取 引 N o :年始より一連番号で附番記帳 ・摘 要:○○経費現金支払 ○○空欄は支払先
費目コード入力用 ・相手勘定科目:一般通信費 貸方記帳 ・金 額:未記入 フラッシュして金額入力の必
要なことを表示 記帳者は,取引日付・摘要欄取引が間違いないか確
認し フラッシュしている売上金額を下1桁目より順次入
力。図7最下段に設けられている0〜9の入力用数字
を,マウスを操作しマウスカーソルで選択操作し,入力
する。 取引月日を暦日でない月日により入力する必要があ
るとき,摘要欄に支払先費目コードNoほかを入力する
ときは,例1と同じ操作 前記の金額入力を終了すると,本発明の自動仕訳
記帳システムとして (15) 最低限必要な入力を終わったことになり取引記帳を終了
できる。 なお,取引仕訳記帳終了についての操作必要事項は例1
と全く同じである。
【0034】 取引例 4 8月31日○○商店に預金で買掛金の支払いをした。金
額350,000円。 < 8/31 預金で買掛金の支払記帳をする。金額350,
000円 > (1)例1と同じように会計記帳の自動仕訳記帳システ
ムの本体装置となるパーソナルコンピュータの電源をO
Nすると,図1がコンピュータ画面上に表示される。例
1で説明した図1の上段左側部並に上段右側部は,新た
な設定並に操作が必要ないので,右側部のフラッシュな
しを確認すればよい。 (2)本実施例第1ステップ全取引名一覧選択設定操作 図1の下段部にある第1ステップ全取引名一覧選択設定
表によって第1ステップの自動仕訳システムの選択設定
作業に入る。 例1で説明したように,画面上のガイド「何の取引
であるかを下記の取引中よりコード番号の若い順に1つ
だけ選んで下さい」によると 「No.7 預金引出支払(買掛・未払金ほか)取引」が該
当取引であることが判明。 例1と同一操作でマウスカーソルを「No.7」に移動
させ マウスカーソルの「No.7」を確認し,マウスのクリ
ック操作をする (3)本実施例第2ステップ対照取引名一覧選択設定操
作 コンピュータ画面上より図1は消去され,代りに図8が
コンピュータ画面の上部に表示されます。図8は取引例
4の第2ステップのために選択された「No.7 預金引出
支払(買掛・未払金ほか)取引」の対照取引例が網羅され
てコンピュータの一画面上に配列表示された,第2ステ
ップ対照取引名一覧選択設定表である。 図8 第2ステップ対照取引名一覧選択設定表の上
欄ガイドにしたがい図8より該当取引を選択する。 取引名・配列枠より左側配列枠の「No.1 預金より
買掛金支払」であることが明確に判定できる (16) 画面上のマウスカーソルを,マウスを操作し「NO.
1」に移動させ マウスカーソルの「No.1」選定を確認しマウスのク
リック操作をすると 図8の下に,図9特殊仕訳帳と
なる預金帳が下記のような内容表示で記帳されて表示さ
れる。 (イ) 記帳欄の上段には,前回の預金帳の最終のものが,
参考に表示される。 (ロ) 取引例 4 の仕訳記帳例については,前回記帳の
すぐ下段に,コンピュータに与えてある情報・命令によ
り自動的に下記の記帳がされて表示される。 ・取 引 月 日 :暦日で記帳される ・取 引 N o :年始より一連番号で附番記帳 ・摘 要:〇〇買掛金支払 支払買掛金の買掛記帳時のコード番号の入力 ・相手勘定科目:買掛金 借方記帳 ・金 額:未記入 フラッシュして金額入力の必
要なことを表示 記帳者は,取引日付・摘要欄取引が間違いないか確
認し フラッシュしている売上金額を下1桁目より順次入
力。図9最下段に設けられている0〜9の入力用数字
を,マウスを操作しマウスカーソルで選択操作し,入力
する。 取引月日を暦日でない月日により入力する必要があ
るとき,摘要欄に仕入先名Noを入力するときは,例1
と同じ操作 前記の金額入力を終了すると,本発明の自動仕訳
記帳システムとして最低限必要な入力を終わったことに
なり取引記帳を終了できます。なお,取引仕訳記帳終了
についての操作必要事項は例1と全く同じであります。
なお,この取引は特殊仕訳帳である預金帳で仕訳されて
おりますが,相手方勘定科目が買掛金であり本実施例の
場合,買掛金は買掛発生時に特殊仕訳帳として仕訳をさ
せ,あと買掛金補助簿として会計管理用に用いるように
していますので,本取引例では買掛金元帳への転記と同
時に,特殊仕訳帳である買掛金帳の支払欄にも同時に転
記し,残高管理などに問題ない (17) ように構成してあります。
【実施例2】
【0035】また,本願は前記した実施例の発明に更な
る改善・改良を加えることにより,消費税課税業者にと
って期末の消費税申告の基礎データが本システムより得
られるように,また会計記帳システムとして広範囲の用
途特に強力な会計システムを望まれる企業において十分
対応できる会計記帳システムとして構成された。この会
計記帳システムの実施例を図10,11,12,13に
より説明する。
【0036】第10図は,第1図に対応するもので,本
会計記帳システムとしての年初設定部,月次・期末処理
設定部を上段左側部に備える。第1図との違いは消費税
に関する設定が第1図システムにおいては,消費税適用
外か消費税を外税か内税かの設定に対し,第10図シス
テムは免税事業者と課税事業者との選択設定となってお
り,課税事業者の選択をすると第2ステップにおける選
択後の仕訳帳または特殊仕訳帳において摘要課税欄が設
けられて仕訳入力時に選択入力する。なお,この摘要課
税欄による取引毎の消費税課税記録入力については,事
業活動のすべての取引について,消費税の課税・非課税
・免税の別を入力することにより,本システムが期末に
このデータを各勘定別に計算自動集計し消費税申告時の
基礎資料,課税取引金額計算表として利用できる大きな
利点・特徴がある。なお,本会計自動仕訳記帳システム
では,消費税の会計処理を税込経理方式に特定している
が,税抜経理方式に変更構成することも出来る。
【0037】また,本実施例は第2ステップにおける選
択後の仕訳帳または特殊仕訳帳入力において,コード・
摘要欄・課税入力など必要な情報入力が多くなっても間
違いなく容易に入力できるように,コンピュータ画面上
に入力ガイドを設けた。
【0038】 取 引 例 8月7日商品仕入先大和商店より7月分請求書受領。請
求内容間違いなし。約定により買掛処理。 < 8/7 7月分大和商店よりの商品買掛仕入記帳金額8
40,000円消費税 (18) 込 > (1)会計記帳の自動仕訳記帳システムの本体装置とな
るパーソナルコンピュータの電源をON (2)図10がコンピュータ画面に表示される。
【0039】図10上段左側部 図10上段左側部は年度毎の設定部で会計年度の始めに
設定するもので,設定が終ると設定された項目が表示さ
れる。 会計年度設定入力 決算期設定入力 消費税に関する設定入力 実施例設定 平成12年度 1月〜12月設定 課税事業者
【0040】図10上段右側部 図10上段右側部は月次締切,並に期末決算に関する必
要な処理操作を表示させるための部分で,この部分の機
能は図1と変更なし。これにコンピュータメモリ内の各
種帳簿類に累積記帳されたデータの内容を随時閲覧でき
る閲覧入力設定を設けてある。
【0041】図10下段部第一選択画面 図10下段部は本発明一実施例の自動仕訳システムとし
て,本システム適用事業において発生する取引の一面を
表す全取引の取引名を表示する第一選択画面(第1ステ
ップ全取引名一覧選択設定表)である。なお,この第一
選択画面の取引名の一部は複数取引名のグループ統合ま
たは一取引名のグループ分割からなり,統合と分割の任
意の選択で第一選択画面及び第二選択画面をスクロール
や頁くりを要しない一画面で構成できるようにしてあ
る。
【0042】第一選択画面(第1ステップ全取引名一覧
選択設定表)設定操作 (1)第一選択画面の上欄にガイドされております「何
の取引であるかを下記の取引中よりコード番号の若い順
に1取引を選んで下さい。」によりますと (2)「No10商品売上に係る取引」が該当取引であ
ることが判明しますので (3)一単語に限定した音声認識装置方法を利用した入
力手段として,記帳者が入力装置に対して音声で「1
0」という命令をする。 (4)カソールが「10」の位置にきたか確認して,確
認ができたら同じように音声で「10」を再度入力し取
引「10」を選択設定する。 (19)
【0043】第二選択画面(第2ステップ対照取引一覧
選択設定表)操作 前記,第一選択画面において,取引No.10が選択設
定されますと,コンピュータ画面上より図10は消去さ
れ,代りに図11の第二選択画面がコンピュータ画面の
上部に表示されます。図11は図10第一選択画面にお
いて選択された「No10商品売上に係る取引」の対照
取引例が網羅されてコンピュータの1画面上に配置表示
された第2ステップ対照取引一覧選択設定表である。 (1)図11第二選択画面の上欄ガイドにしたがい図1
1より該当取引を選択します。 (2)取引名・配列枠より左側配列枠の「No2商品買
掛仕入取引」であることが明確に判定できますので (3)一単語に限定した音声認識装置方法を利用した入
力手段として,記帳者が入力装置に対して音声で「2」
という命令をする。 (4)カソールが「2」の位置にきたか確認して,確認
ができたら同じように音声で「2」を再度入力し取引
「2」を選択設定する。
【0044】特殊仕訳帳記帳入力 図11の下に図12特殊仕訳帳となる買掛金帳が下記の
ような内容表示で記帳されて表示される。 (1)今回記帳欄の上段には,前回の買掛取引記帳の最
後のものが表示されます。 (2)本取引例の仕訳記帳については,前回記帳のすぐ
下の段に,コンピュータに与えてある情報,図13の第
1選択取引名/第2選択対照取引名並に複式簿記設定一
覧表及び操作命令により自動的に下記の記帳がなされて
表示される。 ・買掛金 :買掛金勘定・貸方記帳 ・取引月日 :暦日で記帳される ・取引No :年初より一連番号で付番記帳 ・摘要コード :商品買掛仕入,空欄は仕入先名又はコ
ードの入力スペース ・課税 :消費税の課税・非課税・免税の別を別
途定められた消費税課 税取引判定表にもとづき初期設定される。 ・相手勘定科目:商品仕入勘定 ・借方記帳 (20) ・金額 :未記入 (3)記帳者は,前記図12の記帳表示並に追記帳入力
を,図12買掛金帳の下に表示される下記ガイドにした
がって順次確認並に記帳入力をする。 表示されている"取引月日は変更する必要があります
か ==>" ・なしだったら一単語に限定した音声認識装置方法を利
用した入力手段として,記帳者が入力装置に対して音声
で「OK」という命令をする。カソールが「OK」の位
置にきたか確認して,確認ができたら同じように音声で
「OK」を再度入力し「OK」を選択設定する。 ・ありだったら音声認識ソフトによる各々一単語に限定
した音声認識手段で下の1桁から順次音声で数字を入れ
ていくとガイド欄のすぐ下の入力値欄に表示される。入
力が終わったらこの入力値の表示を確認してよければO
K欄を前記の方法で選択設定すると変更された月日に変
更される。 ・入力ミスをした場合は取消と消去を利用する 取消:直前の1入力の取消 消去:全入力値のクリア 表示されている"取引Noは変更する必要がありますか
==>" ・なしだったら前記の入力方法で「OK」を選択設定す
る。 ・ありだったらと同じ操作をする。 "摘要コード欄に入力をしますか ===>" ・入れない場合は前記の入力方法で「OK」を選択設定
する。 ・入れる場合はと同じ操作をする。 表示されている"消費税の課税選択はよいですか =
==>" ・よければ前記の入力方法で「OK」を選択設定する。 ・取引の内容によって変更する必要がある場合は初期設
定値がフラッシュされているので,この場合は課税の条
件について再調査し変更の必要がなければそのまま前記
の入力方法で「OK」を選択設定する。変更する必要が
ある場合は,OK欄の右側にある変更欄を同様な方法で
変更設定して正しい選択が出たらOKを同様な方法で選
択設定する。 "金額を入力して下さい =======>" (21) ・金額を入力する。入力方法はと同じ。 また,金額入力を終了すると本発明の自動仕訳記帳シス
テムとして最低限必要な入力を終わったことになり取引
記帳を終了できる、なお,この記帳終了については前記
取引例1と同様である。前記からのOK入力操作に
ついては,他の設定入力と同じように当然一単語に限定
した音声認識手段によるもので,まず最初のOKの入力
をコンピュータが受付るとOK欄にカソールを移動さ
せ。さらに,2回目の音声認識手段によるOKの入力を
受け付けるとOK欄がフラッシュし所定の場所にデータ
が入力がされる。なお記帳者によっては,音声認識の確
率に問題がある場合もあるので入力単語を明瞭にゆっく
り命令を出すような習熟が必要になることもある。ま
た,仕訳帳及び特殊仕訳帳並に補助簿の記帳入力におい
て、掛売先,掛買先ほかの摘要・内容情報を,先頭漢字
/仮名入力して,仮名または漢字仮名混じり情報に変換
する辞書を備え,これら辞書の内容を記帳者側で任意に
構築または変更できる手段を備えることが有用な方法で
ある。前記第1選択画面,第2選択画面並に前記特殊仕
訳帳である買掛金帳の入力設定方法について一単語音声
認識による入力方法を用いているが,記帳システムの規
模大小などによりマウス,キーボードなどによる入力方
法が有利な場合もある。
【0045】以上,本発明の一実施例を取引例4例並に
1例により説明したが,本発明は第一選択画面となる図
1・図10の第1ステップ全取引名一覧選択設定表,並
に第二選択画面となる図2,4,6,8,11の第2ス
テップ対照取引名一覧選択設定表に限定されるものでな
く,事業の形態・規模などにより,その取引名・取引グ
ループ名等の変更・追加は本自動仕訳記帳システムとし
て当然あり得ることで,また必要なことである。
【0046】例えば,以上述べました一実施例の事業に
おいては銀行口座として1口座の普通総合口座しか利用
してなかったが,小切手支払・約束手形振出支払などの
ある事業においては,第1ステップ全取引名一覧選択設
定表に「当座預金に係る取引」又は「当座預金入金に係
る取引」「当座預金支出・支払に係る取引」を追加構成
し,第2ステップの対照取引名一覧選択設定表もそれぞ
れ相当する対照取引例をもって構成することになる。こ
のように本発明の第1選択画面, (22) 第2選択画面の各取引名は本実施例に限定されるもので
はない。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述したように構成し作動させ
るので,複式簿記の知識のない記帳者に,複式簿記を全
く意識させることなく自動的に会計仕訳記帳をさせるこ
とが出来,また積極的に記帳者の仕訳判断をなくし,会
計仕訳記帳の作業を単純・定形化した会計自動仕訳記帳
システムとして用いることが出来る従来ない極めて大き
な人的・経済的な実用効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で,会計年度・期・消費税・
決算に係る選択設定部並に第1ステップ全取引名一覧選
択設定表(第一選択画面)である。
【図2】本発明の一実施例に係る,図1の「No.10 商品
売買に係る取引」の第2ステップ対照取引名一覧選択設
定表(第二選択画面)である。
【図3】本発明の一実施例に係る,図2の「No.2 商品
買掛仕入取引」を特殊仕訳帳である買掛金帳に仕訳記帳
中の例である。
【図4】本発明の一実施例に係る,図1の「No.1 現金
受入に係るすべての取引」の第2ステップ対照取引名一
覧選択設定表(第2選択画面)である。
【図5】本発明の一実施例に係る,図4の「No.1 商品
現金売上取引」を特殊仕訳帳である現金出納帳に仕訳記
帳中の例である。
【図6】本発明の一実施例に係る,図1の「No.2 現金
支払(経費)取引」の第2ステップ対照取引名一覧選択設
定表(第2選択画面)である。
【図7】本発明の一実施例に係る,図6の「No.4 一般
経費通信費」を特殊仕訳帳である現金出納帳に仕訳記帳
中の例である。
【図8】本発明の一実施例に係る,図1の「No.7 預金
引出支払(買掛・未払金ほか)取引」の第2ステップ対照
取引名一覧選択設定表(第2選択画面)である。
【図9】本発明の一実施例に係る,図8の「No.1 預金
より買掛金支払」を特殊仕訳帳である預金帳に仕訳記帳
中の例である。
【図10】本発明の追加一実施例で,会計年度・期・消
費税・決算に係る選択設定部並に第1ステップ全取引名
一覧選択設定表(第1選択画面)である。
【図11】本発明の追加一実施例に係る,図10の「No
10商品売買に係る取引」 (23) の第2ステップ対照取引名一覧選択設定表(第2選択画
面)である。
【図12】本発明の追加一実施例に係る,図11の「No
2商品買掛仕入取引」を特殊仕訳帳である,買掛金帳に
記帳中の例である。
【図13】本発明の追加一実施例に係る,第1選択取引
名(10 商品売買に係る取引名)/第2選択対照取引名
並に複式簿記設定一覧表である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕訳作業を必要としない自動仕訳記帳シ
    ステムであって,取引の一面を表す全取引の取引名を表
    示する第一選択画面と,第一選択画面の各取引名に対面
    する対照取引を関連付けた取引名/対照取引名設定一覧
    表を備え,記帳者により選択された第一選択画面の取引
    名に対応する対照取引名を取引名設定一覧表に基づき表
    示する第2選択画面と,第2選択画面の対照取引名一覧
    表に表示された表題取引名と各対照取引名毎に,勘定科
    目と賃借の関係を複式簿記方式に基づき定義した複式簿
    記設定一覧表を備え,記帳者により選択された一対の取
    引名及び対照取引名に応じて,複式簿記設定一覧表に基
    づき,勘定科目を所定の貸方及び借方に表示した仕訳
    帳,または相手方勘定科目を表示した特殊仕訳帳を表示
    する入力画面とを備え,記帳者が順次第一選択画面取引
    名と第2選択画面対照取引名とを選択し,生成された仕
    訳帳または特殊仕訳帳からなる入力画面に,取引金額等
    の必要事項を入力することにより,複式簿記を生成する
    ことを特徴とする自動仕訳記帳システム。
  2. 【請求項2】 第一選択画面の取引名の少なくとも一部
    が,複数取引名のグループ統合または一取引名のグルー
    プ分割からなり,統合と分割の任意な選択で第一選択画
    面並に第2選択画面をスクロールや頁くりを要しない一
    画面で構成することを特徴とする請求項1記載の自動仕
    訳記帳システム。
  3. 【請求項3】 仕訳帳及び特殊仕訳帳並に補助簿の記帳
    入力において、掛売先,掛買先ほかの摘要・内容情報を
    先頭漢字/仮名入力して,仮名または漢字仮名混じり情
    報に変換する辞書を備え,これら辞書の内容を記帳者側
    で任意に構築または変更できる手段を備えたことを特徴
    とする請求項1または2記載の自動仕訳記帳システム。
  4. 【請求項4】 音声認識ソフトによる各々一単語に限定
    した音声認識手段と、単語音声の各入力に対するそれぞ
    れの操作・記帳要素駆動手段を具備し、操作者の単語音
    声により選択操作・並に記帳入力をさせることを特徴と
    する請求項1または2または3記載の自動仕訳記帳シス
    テム。 (2)
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7131579B2 (en) 2002-06-19 2006-11-07 Goodmansoft Co., Ltd. Automatic journalizing method and system
KR100643536B1 (ko) 2006-04-05 2006-11-13 아토정보기술 주식회사 자동분개 시스템
KR100803942B1 (ko) * 2006-06-09 2008-02-15 (주)더존디지털웨어 회계처리 시스템 및 방법

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