JP7173935B2 - 水分検知タグ及びこれが取り付けられた排泄ケア用具 - Google Patents

水分検知タグ及びこれが取り付けられた排泄ケア用具 Download PDF

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Description

本発明は、水分の発生を目視によらずに検知する技術に関する。
近年、医療用製品の多様化に伴い、おむつが乳児用のみならず、高齢者用に開発、販売されている。このようなおむつは、装着者が排泄した後、早めに取り替えることが好ましいため、排泄したことを知らせる仕組みが考えられている。その1つとして、装着者が排泄した場合に変色する仕組みが採用されている。しかしながら、変色によって排泄を知らせるおむつは、乳児の場合は変色を確認しやすいものの、変色を確認するには洋服を脱がせる等しておむつを表出させる必要があるため、高齢者用のおむつとしては採用が難しい。
ここで、上述したおむつにおいて、反身体側シートの外側に湿度センサーを取り付けることで、排泄の有無を検知する技術が考えられている。また、特許文献1には、2つの濡れ検知端子を有し、漏れによる水分によって濡れ検知端子間が短絡した場合に通信が不可能となるICタグをおむつ内に組み込み、漏れを検知する技術が開示されている。さらに、基板上に、水分を吸収することで膨張する膨張材を設けるとともに、この膨張材上を跨って配線を形成し、膨張材が水分を吸収して膨張することで配線を断線させ、この断線を検知することで、水分の発生を検知するICタグが、特許文献2に開示されている。
そこで、上記のようなセンサーやICタグをおむつに取り付けることで、おむつの装着者が排泄したことを目視によらずに把握することができるようになる。
特許第4765088号公報 特開2008-298694号公報
しかしながら、反身体側シートの外側に湿度センサーを取り付けることで排泄の有無を検知する技術においては、湿度センサーに感湿膜を設ける必要があることで、製造工程が煩雑となりコストが増大してしまうという問題点があり、また、電池が接続されていなければ動作することができない。
また、特許文献1に開示された技術においては、漏れによる水分によって濡れ検知端子間が短絡した場合に通信が不可能となることで排泄を検知するため、ICタグが故障したことで通信が不可能となった場合でも、排泄していないにも拘らず排泄したと判断されてしまうという問題点がある。特許文献1には、その対策として、波長の異なるICタグを別途設置する旨が記載されているが、運用が煩雑となりICタグのコストも増大してしまう。また、ICタグをおむつの内側もしくはおむつ内部に設置した場合、ICタグに過剰な水分が付着し、それにより、通信特性が変化してしまい、排泄の有無を正確に検知することができなくなってしまう虞がある。また、ICタグをおむつ内部に設置する場合はおむつの製造工程が煩雑になってしまうという問題点もある。
また、特許文献2に記載されたICタグにおいては、基材上に膨張材が設けられているため、その分のコストが必要となってしまうとともに、基板上に膨張材による凹凸が生じていることで、配線を形成することが困難になる等、製造工程が煩雑になってしまうという問題点がある。
上記のような問題点は、おむつに限らず、水分の発生を検知するための水分検知タグにおいても、製造工程が煩雑になったり、水分の発生を誤検知したりする等、同様に生じるものである。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で水分の発生を正確かつ容易に検知することができる水分検知タグ及びこれが取り付けられた排泄ケア用具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
被検知体に取り付けられて水分を検知する水分検知タグであって、
吸湿性を具備する基材と、
前記基材に形成された通信用アンテナと、
前記基材に形成され、一部に断線部を具備するループ状のセンサー配線と、
前記通信用アンテナ及び前記センサー配線に接続され、前記センサー配線の導通状態を検出し、その検出結果を前記通信用アンテナを介して非接触送信する検出手段と、
遮水性を具備し、前記基材の表裏を覆う一対の保護材とを有し、
前記センサー配線は、前記断線部に隣接する領域と前記断線部とからなる検知領域が、前記基材及び前記保護材の端辺に沿う領域に形成されている。
上記のように構成された本発明においては、水分検知タグが取り付けられた被検知体に水分が発生していない状態では、水分検知タグのセンサー配線が断線部によって非導通状態となっており、その旨が検出手段にて検出されて通信用アンテナを介して非接触送信される。その後、被検知体に水分が発生すると、水分検知タグの表裏が、遮水性を具備する一対の保護材で覆われているものの、被検知体に発生した水分は基材及び保護材の端辺に付着し、基材が吸湿性を具備することで、付着した水分が端辺から基材に吸収されることになる。その際、基材及び保護材の端辺に沿う領域には、センサー配線の断線部に隣接する領域と断線部とからなる検知領域が形成されているので、基材に吸収された水分によって断線部が短絡してセンサー配線が導通状態となり、その旨が検出手段にて検出されて通信用アンテナを介して非接触送信される。そして、水分検知タグのセンサー配線が非導通状態である場合は、被検知体に水分が発生していないと判断され、センサー配線が導通状態である場合は、被検知体に水分が発生していると判断されることになる。
また、センサー配線の断線部や検知領域が、水分検知タグの端面にて表出していれば、被検知体に水分が生じた場合に、その水分が水分検知タグの端面に付着するだけで断線部が短絡してセンサー配線が導通状態となり、水分の発生を短時間で検知することができる。
また、そのような構成において、センサー配線の断線部に隣接する領域の線幅が、センサー配線の他の領域の線幅よりも広くなっていれば、製造時に基材の端面を表出させるために基材及び保護材を断裁する際、センサー配線の断線部に隣接する領域を基材及び保護材の端辺上に存在させやすくなる。
また、基材として、厚さ方向に押圧されて構成された押圧紙を用いれば、センサー配線を形成しやすくなる。
また、センサー配線が基材に埋設されていれば、センサー配線が基材から突出していないことで、製造時において、作業者の手や製造装置等の物体がセンサー配線に引っ掛かることがなくなり、製造時にセンサー配線が断線してしまうことが回避される。
また、一対の保護材のうちの少なくとも一方が粘着剤から構成されていれば、その保護材を用いて水分検知タグを被検知体に貼着することができる。
また、おむつ本体と、おむつ本体を覆って装着されるおむつカバーとを有する排泄ケア用具に上述した水分検知タグを取り付ける場合、おむつカバーのおむつ本体に対向する面に水分検知タグを取り付ければ、排泄ケア用具の利用者が排泄した後は、おむつ本体のみを取り換えればよいため、水分検知タグを再利用することができる。
本発明においては、水分検知タグのセンサー配線が非導通状態である場合は、被検知体に水分が発生していないと判断され、センサー配線が導通状態である場合は、被検知体に水分が発生していると判断される構成において、センサー配線の断線部に隣接する領域と断線部とからなる検知領域が、基材及び保護材の端辺に沿う領域に形成されていることにより、水分検知タグが取り付けられた被検知体に発生した水分が基材及び保護材の端辺に付着して基材に吸収されることで断線部が短絡してセンサー配線が導通状態となるので、湿度センサーや複数のICチップを設けたり、基材上に膨張剤を設けたりすることなく、簡易な構成で水分の発生を正確かつ容易に検知することができる。
また、センサー配線の断線部や検知領域が、水分検知タグの端面にて表出しているものにおいては、被検知体に水分が生じた場合に、その水分が水分検知タグの端面に付着するだけで断線部が短絡してセンサー配線が導通状態となり、水分の発生を短時間で検知することができる。
また、そのような構成において、センサー配線の断線部に隣接する領域の線幅が、センサー配線の他の領域の線幅よりも広くなっているものにおいては、製造時に基材の端面を表出させるために基材及び保護材を断裁する際、センサー配線の断線部に隣接する領域を基材及び保護材の端辺上に存在させやすくなる。
また、基材として、厚さ方向に押圧されて構成された押圧紙を用いたものにおいては、センサー配線を形成しやすくなる。
また、センサー配線が基材に埋設されているものにおいては、センサー配線が基材から突出していないことで、製造時において、作業者の手や製造装置等の物体がセンサー配線に引っ掛かることがなくなり、製造時にセンサー配線が断線してしまうことを回避できる。
また、一対の保護材のうちの少なくとも一方が粘着剤から構成されているものにおいては、その保護材を用いて水分検知タグを被検知体に貼着することができる。
また、おむつ本体と、おむつ本体を覆って装着されるおむつカバーとを有する排泄ケア用具に上述した水分検知タグを取り付ける場合、おむつカバーのおむつ本体に対向する面に水分検知タグを取り付ければ、排泄ケア用具の利用者が排泄した後は、おむつ本体のみを取り換えればよいため、水分検知タグを再利用することができる。
本発明の水分検知タグの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図、(c)はベース基材の表面の構成を示す図である。 図1に示した排泄検知タグのセンサー配線及びアンテナの形成工程を説明するための図である。 図1に示した排泄検知タグにおいてセンサー配線の検知領域がベース基材及び保護基材の端辺上に存在する構成とするための製造工程を説明するための図である。 図1に示した排泄検知タグの使用形態を示す図であり、(a)は外観図、(b)は(a)に示したA-A’断面図である。 図1に示した排泄検知タグの作用を模式的に説明するための図である。 図1に示した排泄検知タグにおけるベース基材の他の実施の形態を説明するための図である。 本発明の水分検知タグの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図、(c)はベース基材の表面の構成を示す図である。 本発明の水分検知タグの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図、(c)はベース基材の表面の構成を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の水分検知タグの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図、(c)はベース基材10の表面の構成を示す図である。
本形態は図1に示すように、長方形の通信部1aと、通信部1aの短辺から突出した長方形の検知部1bとからなり、ベース基材10の表裏に一対の保護基材20a,20bが積層されて構成されている。
ベース基材10は、繊維素材や不織布等のように吸湿性を具備する基材の表面に、水分が透過可能な樹脂等の保護塗膜が塗布されて構成された、例えばコート紙等が厚さ方向に押圧されて構成された押圧紙から構成されている。ベース基材10の一方の面には、センサー配線13及び非接触通信用のアンテナ12が形成されているとともに、これらセンサー配線13及びアンテナ12に接続されたICチップ11が搭載されている。なお、ベース基材10として、繊維素材や不織布等のように吸湿性を具備する基材そのものを用いてもよい。
センサー配線13及びアンテナ12は、後述する製造工程によってベース基材10の一方の面に埋設されて形成されている。センサー配線13は、通信部1aにおいて両端がICチップ11に接続され、そこから検知部1bまで延びたループ状となっているが、検知部1bにおいて一部に断線部13aを有している。アンテナ12は、通信部1aに設けられ、ICチップ11に接続された給電点が空隙を介して互いに対向した2つの導電領域から構成されている。そして、検知部1bにおいて、センサー配線13のうち、断線部13aによって断線した端部を含んだ断線部13aに隣接する領域と、断線部13aとから検知領域13bが構成されており、センサー配線13は、検知領域13bがベース基材10の端辺上に存在する構成となっている。
ICチップ11は、本願発明における検出手段となるものであって、通信部1aに設けられている。ICチップ11は、センサー配線13の断線部13aが短絡することで導通した場合にその旨を検出するとともに、アンテナ12を介して外部装置と通信可能に構成され、検出結果をアンテナ12を介して非接触送信する。センサー配線13の断線部13aの短絡は、例えば、アンテナ12を介して取得した起電力によってセンサー配線13に電流を流すことで、センサー配線13の抵抗値を検知することによって検出することが考えられる。ICチップ11としては、例えば、NXP semiconductors社製のUCODE G2iM+やUCODE G2iL+等が考えられる。
保護基材20a,20bは、本願発明における保護材となるものであって、通信部1aにおいては、ベース基材10よりも一回り大きな形状となってベース基材10を表裏から覆うとともにベース基材10の端辺も覆い、検知部1bにおいては、ベース基材10と同じ形状となってベース基材10を表裏から覆っており、ベース基材10の端辺が保護基材20a,20bによって覆われずに表出している。そのため、センサー配線13は、検知領域13bが、ベース基材10のみならず保護基材20a,20bの端辺上に存在する構成となり、それにより、排泄検知タグ1の端面にて表出している。保護基材20a,20bのうち、ベース基材10のアンテナ12及びセンサー配線13が形成された面に積層された保護基材20aは、ユポタック紙(ユポ・コーポレーション製)等の、遮水性を具備するものからなり、ベース基材10のアンテナ12及びセンサー配線13が形成された面に積層された状態で粘着剤(不図示)によってベース基材10に貼着されている。保護基材20a,20bのうち、ベース基材10のアンテナ12及びセンサー配線13が形成されていない面に積層された保護基材20bは、遮水性を具備する粘着剤から構成され、ベース基材10のアンテナ12及びセンサー配線13が形成されていない面の全面を覆って積層されている。
以下に、上記のように構成された排泄検知タグ1の製造方法について説明する。
図1に示した排泄検知タグ1を製造する場合は、まず、ベース基材10の一方の面にセンサー配線13及びアンテナ12を形成する。
図2は、図1に示した排泄検知タグ1のセンサー配線13及びアンテナ12の形成工程を説明するための図であり、センサー配線13近傍の断面図を示す。
図1に示した排泄検知タグ1のセンサー配線13及びアンテナ12を形成する場合は、まず、印刷工程として、図2(a)に示すように、銅等からなる導電性粒子31が、樹脂と溶剤とからなるバインダー32に含有されてなる導電性インク30を、スクリーン印刷によってセンサー配線13及びアンテナ12の形状にベース基材10上に塗布する。この際、ベース基材10が、保護塗膜が塗布されて構成されたコート紙等からなり、また、厚さ方向に押圧されて構成されたものであることで、導電性インク30がベース基材10に浸透しにくくなり、センサー配線13及びアンテナ12が形成しやすくなる。
次に、乾燥工程として、導電性インク30による塗膜を乾燥させる。この乾燥工程を行うことで、ベース基材10とセンサー配線13及びアンテナ12との密着性がより良好なものとなる。なお、乾燥工程は、10min以下の時間で行うことが好ましい。
次に、プレス工程として、図2(b)に示すように、例えば、ベース基材10を2つのロールの間に挟んで線加圧することで、ベース基材10を表裏から加圧する。なお、ベース基材10の加圧方法は、2つのロールを用いたものに限らず、ベース基材10を平板で挟んで面加圧することによってもよい。プレス工程によってベース基材10が表裏から加圧されると、導電性インク30による塗膜の内部に存在する導電性粒子31が密化され、それにより、例えば10μΩ・cm以下の導電性が良好となったセンサー配線13及びアンテナ12を得ることができる。
また、ベース基材10を表裏から加圧すると、ベース基材10がコート紙等といった柔らかい材料からなるものであることで、図2(c)に示すように、センサー配線13及びアンテナ12がベース基材10に埋設されていき、それにより、センサー配線13及びアンテナ12がその表面のみが表出した状態でベース基材10に埋設されたものとなる。
次に、センサー配線13及びアンテナ12に接続されるようにベース基材10上にICチップ11を搭載し、その後、ベース基材10の表裏にそれぞれ保護基材20a,20bを積層する。
この際、センサー配線13及びアンテナ12がベース基材10に埋設されたものとなっているため、センサー配線13及びアンテナ12がベース基材10から突出しておらず、それにより、ベース基材10上にICチップ11を搭載したり、保護基材20a,20bを積層したりする工程や、その後の排泄検知タグ1の加工工程において、作業者の手や製造装置等の物体がセンサー配線13やアンテナ12に引っ掛かることがなくなり、製造時にセンサー配線13やアンテナ12が断線してしまうことを回避できる。
ここで、図1に示した排泄検知タグ1においては、センサー配線13の検知領域13bが、ベース基材10及び保護基材20a,20bの端辺上に存在する構成となっていることで排泄検知タグ1の端面にて表出している。そこで、本形態においては、上記のようにベース基材10にアンテナ12及びセンサー配線13が形成されるとともにICチップ11が搭載され、保護基材20a,20bによってベース基材10が表裏から覆われた後に、検知部1bにおいてベース基材10及び保護基材20a,20bを断裁することで、センサー配線13の検知領域13bが、ベース基材10及び保護基材20a,20bの端辺上に存在する構成としている。
図3は、図1に示した排泄検知タグ1においてセンサー配線13の検知領域13bがベース基材10及び保護基材20a,20bの端辺上に存在する構成とするための製造工程を説明するための図である。
本形態の排泄検知タグ1は図1に示したように、長方形の通信部1aと、通信部1aの短辺から突出した長方形の検知部1bとから構成されているが、センサー配線13の検知領域13bがベース基材10及び保護基材20a,20bの端辺上に存在する構成とするために、まず、図3(a)に示すように、通信部1aと検知部1bとを併せて1つの長方形の形状のベース基材10に、上述したようにしてアンテナ12及びセンサー配線13を形成するとともにICチップ11を搭載し、ベース基材10の長方形よりも一回り大きな保護基材20a,20bによってベース基材10を表裏から覆う。
その後、検知部1bにおいて、センサー配線13の検知領域13bが、ベース基材10及び保護基材20a,20bの端辺上に存在するようにベース基材10及び保護基材20a,20bを破断することで除去部14を除去する。
これにより、図3(b)に示すように、ベース基材10は検知部1bにおいてはその端辺が保護基材20a,20bで覆われずに表出した状態となるとともに、センサー配線13の検知領域13bが、ベース基材10及び保護基材20a,20bの端辺上に存在する構成となる。
以下に、上述した排泄検知タグ1の作用について説明する。
まず、図1に示した排泄検知タグ1の使用形態について説明する。
図4は、図1に示した排泄検知タグ1の使用形態を示す図であり、(a)は外観図、(b)は(a)に示したA-A’断面図である。
図1に示した排泄検知タグ1は、図4に示すように、被検知体となるおむつ本体40とおむつカバー50との間に取り付けられ、排泄ケア用具となるおむつ2として使用される。
おむつ本体40は、水分透過性を具備する第1の身体側シート41と、遮水性及び透湿性を具備する第1の反身体側シート42との間に、吸水体43が挟み込まれて構成されており、おむつカバー50は、水分透過性を具備する第2の身体側シート51と、遮水性及び透湿性を具備する第2の反身体側シート52との間に、吸水体53が挟み込まれて構成されている。反身体側シート42,52は、ムレを防止する目的で、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートで構成され、遮水性を損なわずに透湿性を備えることができる。
排泄検知タグ1は、おむつ本体40とおむつカバー50との間において、保護基材20b側がおむつカバー50に向くようにして保護基材20bの粘着力によっておむつカバー50の身体側シート51に貼着、固定されている。これにより、排泄検知タグ1は、おむつカバー50の身体側シート51のおむつ本体40に対向する面に取り付けられていることになる。
このようにして排泄検知タグ1がおむつ本体40とおむつカバー50との間に取り付けられたおむつ2を利用者が装着することになる。それにより、身体側シート51に排泄検知タグ1が貼着、固定されたおむつカバー50は、おむつ本体40を覆って装着されることになる。
次に、図1に示した排泄検知タグ1が図4に示したようにおむつ本体40とおむつカバー50との間に取り付けられた場合の作用について説明する。
図5は、図1に示した排泄検知タグ1の作用を模式的に説明するための図である。
図1に示した排泄検知タグ1は上述したようにセンサー配線13に断線部13aが設けられているため、図4に示したように排泄検知タグ1がおむつ本体40とおむつカバー50との間に取り付けられたおむつ2を利用者が装着した状態において、おむつ2の利用者が排泄していない場合は、図5(a)に示すようにセンサー配線13が非導通状態となっている。
そのため、利用者が寝ているベッドに取り付けられた外部装置や、スマートフォン等の外部装置から排泄検知タグ1に非接触状態で電力が供給された場合でも、センサー配線13には電流が流れず、それにより、ICチップ11においては、センサー配線13の抵抗値が所定値よりも大きなもの(ほぼ無限大)として検知されることになる。
その場合、ICチップ11において、例えばフラグ情報として“0”が設定され、このフラグ情報がセンサー配線13の導通状態の検出結果として外部装置にアンテナ12を介して非接触送信される。
そして、外部装置において、受信したフラグ情報が“0”である場合は、おむつ2の利用者が排泄していないと判断される。
一方、図4に示したおむつ2の利用者が排泄した場合は、おむつ本体40の身体側シート41が水分透過性を具備するものであることで、尿が身体側シート41を透過して吸水体43に吸水される。また、反身体側シート42が、遮水性を具備しながらも透湿性を具備するものであることから、吸水体43に吸水された尿による湿気が反身体側シート42を透過し、反身体側シート42の外側に貼着された排泄検知タグ1に付着することになる。
排泄検知タグ1においては、ベース基材10が、遮水性を具備する保護基材20a,20bによって表裏から覆われて構成されているものの、検知部1bにおいてはその端面が保護基材20a,20bで覆われずに表出した状態となっているため、検知部1bにおいては、ベース基材10の端面に水分が付着することになる。そして、ベース基材10が繊維素材や不織布等のように吸湿性を具備する基材の表面に、水分が透過可能な樹脂等の保護塗膜が塗布されて構成されたものであることから、付着した水分がその端面から吸収されていくことになる。
すると、センサー配線13の検知領域13bが、排泄検知タグ1の端面にて表出しているため、図5(b)に示すように、ベース基材10に吸収された水分13cによってセンサー配線13の検知領域13bにおいて断線部13aに短絡13dが生じ、センサー配線13が導通状態となる。この際、センサー配線13が、上述したようにベース基材10に埋設されたものとなっていることで、ベース基材10に水分13cが吸収された場合にその水分13cによって断線部13aに短絡13dが生じやすくなる。また、断線部13aの長さは、例えば、1mmから50mmの範囲が考えられるが、その長さを変えることで、断線部13aに短絡13dが生じる湿度を調整することができる。
この状態で、利用者が寝ているベッドに取り付けられた外部装置や、スマートフォン等の外部装置から排泄検知タグ1に非接触状態で電力が供給された場合、センサー配線13に電流が流れ、それにより、ICチップ11においては、センサー配線13の抵抗値が所定値よりも小さなもの(ほぼセンサー配線13に設定された抵抗値)として検知されることになる。そして、ICチップ11において、例えばフラグ情報として“1”が設定され、このフラグ情報がセンサー配線13の導通状態の検出結果として外部装置にアンテナ12を介して非接触送信される。
外部装置においては、受信したフラグ情報が“1”である場合は、おむつ2の利用者が排泄したと判断される。
その際、ベース基材10が、保護基材20a,20bによって検知部1bの端面のみが表出していることで、検知部1bの端面からのみ水分が吸収されることとなり、それにより、おむつ2の利用者が排泄した場合に、ベース基材10に過剰な水分が付着してしまうことがなくなり、アンテナ12を介した非接触通信における通信特性がばらついて変化してしまうことがなく、安定した検知が可能となる。さらに、ベース基材10に過剰な水分が付着してしまうことがなくなることで、速乾性を有し、使用後は断線部13aが短時間で断線状態に戻るため、排泄検知タグ1を再利用した場合でも、排泄の有無を確実に検知することができる。
また、ベース基材10のうちICチップ11及びアンテナ12が設けられた領域が、遮水性を具備する保護基材20a,20bによってその表裏から覆われていることにより、ベース基材10のICチップ11及びアンテナ12が設けられた領域は、排泄検知タグ1に水分が付着した場合に水分が透過しにくく、ICチップ11及びアンテナ12が破壊されてしまうことを回避できる。さらに、アンテナ12とセンサー配線13とが短絡しにくくなり、ICチップ11にて検出されるセンサー配線13の抵抗値が不用意に変化してしまうことが回避される。なお、本形態のように、ICチップ11及びアンテナ12が設けられた通信部1aを、ベース基材10の端辺においても保護基材20a,20bによって覆うことで、上記効果を顕著なものとすることができる。
上述したように、本形態においては、おむつ2を構成するおむつ本体40の反身体側シート42の外側に設けられた排泄検知タグ1において、排泄による湿気によってセンサー配線13の導通状態が変化し、その導通状態の検出結果がアンテナ12を介して非接触送信される構成としたため、基材上に感湿膜を別途設けたりすることなく簡易な構成で、かつ、おむつ2の利用者に違和感を感じさせずに排泄を確実に検知することができる。また、排泄検知タグ1の故障と混同してしまうこともなくなる。さらに、検知部1bにおいてベース基材10の端面が保護基材20a,20bによって覆われておらず、ベース基材10の端面から水分が侵入してくる構成とすることで、水分が侵入してくる孔部を保護基材20a,20bに設ける等の加工を施す必要がない。
上記のようにして利用されたおむつ2は、利用者が排泄後、おむつ本体40のみが廃棄されることになるが、排泄検知タグ1においては、おむつ本体40とおむつカバー50との間において、保護基材20b側がおむつカバー50に向くようにして保護基材20bの粘着力によっておむつカバー50の身体側シート51に貼着、固定されているため、おむつ2の利用者が排泄後においても、おむつカバー50とともに再利用することができる。
なお、本形態においては、保護基材20bが粘着剤から構成されているものを例に挙げて説明したが、保護基材20aも粘着剤から構成されていてもよく、さらには、保護基材20bが、保護基材20aと同様に、ユポタック紙(ユポ・コーポレーション製)等の、遮水性を具備するものからなり、粘着剤(不図示)によってベース基材10に貼着されていてもよい。保護基材20bが粘着剤から構成されていない場合は、粘着テープ等によって排泄検知タグ1をおむつカバー50の身体側シート51に固定されることになる。
以下に、図1に示した排泄検知タグ1におけるベース基材10の他の実施の形態について説明する。
図6は、図1に示した排泄検知タグ1におけるベース基材10の他の実施の形態を説明するための図である。
図1に示した排泄検知タグ1におけるベース基材10としては、図6(a)に示すように、断線部13aに隣接する領域のみが幅広となったセンサー配線113や、図6(b)に示すように、断線部13aとともにベース基材10の端辺に重なる領域が幅広となったセンサー配線213を有するものが考えられる。
このようなセンサー配線113,213を有するものにおいては、上述したように保護基材20a,20bを積層した後に、検知部1bとなる領域を破断することで除去部14を除去する際、センサー配線113,213の断線部13aに隣接する領域がベース基材10の端辺上に存在する構成としやすくなる。なお、センサー配線全体の線幅を広くした場合は、アンテナ12を介した通信距離が短くなってしまうため、センサー配線の断線部13aに隣接する領域をベース基材10の端辺上に存在する構成としやすくするためには、図6(a),(b)に示したように、断線部13aに隣接する領域のみや、断線部13aとともにベース基材10の端辺に重なる領域を幅広としたセンサー配線とすることが好ましい。
(他の実施の形態)
図7は、本発明の水分検知タグの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図、(c)はベース基材10の表面の構成を示す図である。
図1に示したものにおいては、センサー配線13が、検知領域13bがベース基材10の端辺上に存在することで排泄検知タグ1の端面にて表出しているが、図7に示す排泄検知タグ301のように、検知領域13bがベース基材10の端辺に沿う領域に設けられていれば、上記同様の効果を得ることができる。ただし、検知領域13bが排泄検知タグの端面にて表出していれば、排泄により発生した水分がベース基材10の端面に付着するだけで断線部13aが短絡してセンサー配線13が導通状態となり、排泄を短時間で検知することができる。
図8は、本発明の水分検知タグの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図、(c)はベース基材10の表面の構成を示す図である。
図1に示したものにおいては、センサー配線13が、検知領域13bがベース基材10の端辺上に存在することで排泄検知タグ1の端面にて表出しているが、図8に示す排泄検知タグ401のように、検知領域13bのうち少なくとも断線部13aが排泄検知タグ1の端面にて表出していれば、上記同様の効果を得ることができる。特に、センサー配線13を排泄検知タグ401の端面に表出させることが好ましくない場合に有効なものとなる。
なお、上述した排泄検知タグ1,301,401は、上述したようにおむつ2に限らず、建築部材のジョイント部分等における漏水等を検知する水分検知タグとして利用することもできる。
1,301,401 排泄検知タグ
1a 通信部
1b 検知部
2 おむつ
10 ベース基材
11 ICチップ
12 アンテナ
13,113,213 センサー配線
13a 断線部
13b 検知領域
13c 水分
13d 短絡
14 除去部
20a,20b 保護基材
30 導電性インク
31 導電性粒子
32 バインダー
40 おむつ本体
41,51 身体側シート
42,52 反身体側シート
43,53 吸水体
50 おむつカバー

Claims (8)

  1. 被検知体に取り付けられて水分を検知する水分検知タグであって、
    吸湿性を具備する基材と、
    前記基材に形成された通信用アンテナと、
    前記基材に形成され、一部に断線部を具備するループ状のセンサー配線と、
    前記通信用アンテナ及び前記センサー配線に接続され、前記センサー配線の導通状態を検出し、その検出結果を前記通信用アンテナを介して非接触送信する検出手段と、
    遮水性を具備し、前記基材の表裏を覆う一対の保護材とを有し、
    前記センサー配線は、前記断線部に隣接する領域と前記断線部とからなる検知領域が、前記基材及び前記保護材の端辺に沿う領域に形成されている、水分検知タグ。
  2. 請求項1に記載の水分検知タグにおいて、
    前記センサー配線は、前記断線部が、前記水分検知タグの端面にて表出している、水分検知タグ。
  3. 請求項2に記載の水分検知タグにおいて、
    前記センサー配線は、前記検知領域が、前記水分検知タグの端面にて表出している、水分検知タグ。
  4. 請求項3に記載の水分検知タグにおいて、
    前記センサー配線は、前記断線部に隣接する領域の線幅が、当該センサー配線の他の領域の線幅よりも広くなっている、水分検知タグ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の水分検知タグにおいて、
    前記基材は、厚さ方向に押圧されて構成された押圧紙である、水分検知タグ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の水分検知タグにおいて、
    前記センサー配線は、前記基材に埋設されている、水分検知タグ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の水分検知タグにおいて、
    前記一対の保護材のうちの少なくとも一方は、粘着剤から構成されている、水分検知タグ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の水分検知タグが取り付けられた排泄ケア用具であって、
    水分透過性を具備する第1の身体側シートと、遮水性及び透湿性を具備する第1の反身体側シートと、前記第1の身体側シートと前記第1の反身体側シートとの間に挟み込まれた吸水体とからなるおむつ本体と、
    水分透過性を具備する第2の身体側シートと、遮水性及び透湿性を具備する第2の反身体側シートと、前記第2の身体側シートと前記第2の反身体側シートとの間に挟み込まれた吸水体とからなり、おむつ本体を覆って装着されるおむつカバーとを有し、
    前記水分検知タグが、前記第2の身体側シートの前記おむつ本体に対向する面に取り付けられている、排泄ケア用具。
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