JP7172164B2 - 電極を備える装置 - Google Patents
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Description
[1]生体表面に接触する電極を備える装置であって、前記電極の生体表面へ接触面、前記電極の生体表面に接触する面とは反対側の面の、少なくとも一方に吸水性生地が配置されており、前記吸水性生地が、自重の2.0倍以上の純水吸水倍率と、自重の1.5倍以上の生理食塩水吸水倍率とを併せ持つことを特徴とする電極を備える装置。
[2]前記吸水性生地の面積が、前記電極の生体表面への投影面積の1.01倍以上10倍以下であることを特徴とする[1]に記載の電極を備える装置。
[3]前記吸水性生地は、内層がアクリル繊維で外層に高吸水性部を有する二重構造繊維を含むことを特徴とする[1]または[2]に記載の電極を備える装置。
[4]前記電極は、導電性ファブリックで構成されており、
該導電性ファブリックは、X方向またはY方向に14.7Nの荷重をかけたときに、少なくとも一方の伸長率が3%以上60%以下である[1]~[3]のいずれかに記載の電極を備える装置。
[5]前記電極は、導電フィラーおよびエラストマーを少なくとも含むものである[1]~[3]のいずれかに記載の電極を備える装置。
[6]前記装置が、人が着用する衣類形状を有し、ヒトの胸部、手部、腕部、脚部、足部、頸部、頭部、または顔部のいずれかを少なくとも覆うものであることを特徴とする[1]~[5]のいずれかに記載の電極を備える装置。
[7]前記装置が、ヒト用の肌着であることを特徴とする[1]~[6]のいずれかに記載の電極を備える装置。
[8]前記装置が、陸上歩行動物用のハーネス、又は、陸上歩行動物が着用する衣類であることを特徴とする[1]~[5]のいずれかに記載の電極を備える装置。
[9]前記装置が、複数の電極を用いて生体電位の計測を行う目的に用いられることを特徴とする[1]~[5]のいずれかに記載の電極を備える装置。
[10]前記吸水性生地が、親水基としてカルボキシル基および塩型カルボキシル基の少なくとも一方を有し、水分を吸着して発熱する吸湿発熱機能を有する繊維を含むことを特徴とする[1]~[9]のいずれかに記載の電極を備える装置。
[11]前記吸水性生地が電極の生体と接触する側の面に配置されていることを特徴とする[1]~[10]のいずれかに記載の電極を備える装置。
[12]前記吸水性生地が電極の生体と接触する側とは反対の面に配置されていることを特徴とする[1]~[10]のいずれかに記載の電極を備える装置。
さらに本発明の吸水性を併せ持つ生地は生理食塩水のようなイオン強度が高い水溶液についても吸水し、保湿することができるため、生体の発汗によって生じた水分を十分に吸収保持することができる。
また本発明の好ましい形態として、生地に吸湿発熱機能を付与することにより、生体の発汗を促し、発生した水分を吸収保持することにより、さらに電極と肌との間の低インピーダンス接触を維持することができる。
本発明では十分に高い吸湿性・吸水性と保湿性を両立することができるため、ヒト以外の陸上動物の生体情報計測に適用する事が可能となる。本発明により直射日光下のような乾燥条件下の野外環境であっても、体毛が多い動物、羽毛を有する動物、厚い皮膚を持つ動物において、安定した低インピーダンス接続状態を実現し維持することが可能となるため、ペット、家畜などの健康管理、野生生物の生態観察など幅広い分野に適用する事が可能となる。
本発明の衣類には、着用者の肌に接触する電極が設けられており、電極の電極面が、着用者の肌に直接接触することによって、身体からの電気信号を測定でき、生体情報を計測できる。生体情報としては、電極で取得した電気信号を電子ユニットで演算、処理することによって、例えば、心電、心拍数、脈拍数、呼吸数、血圧、体温、筋電、発汗などの身体の情報が得られる。
本発明では、電極の両面に吸水性生地を備えてもよい。また吸水性生地が電極の生体と接触する側の面にのみ配置されていてもよい。さらに吸水性生地が電極の生体と接触する側とは反対の面にのみ配置されていてもよい。
またポリアクリロニトリル系繊維の外層のみが加水分解され、カルボン酸基又はそのアルカリ金属塩基が導入されてなる繊維などを例示できる。
本発明では、これらの繊維状の吸水性ポリマーとして、内層がアクリル繊維で外層に高吸水性部を有する二重構造繊維を用いる事が好ましい。さらに本発明では高吸水性部が架橋構造を有する事が好ましく、ヒドラジン化合物またはその誘導体を用いた架橋構造を有する事がなお好ましい。
すなわち、吸湿発熱繊維と吸水性生地が電極の近くに配置されていると、着用直後に体からの不感蒸汗を吸着し、吸湿発熱効果により、電極部の温度も上昇する。その結果、冬の乾燥状態の肌においても肌との密着性が向上し、肌表面とのインピーダンスが下がるため、生体情報を計測しやすくなる。また、体からの湿気を吸湿することにより、蒸れによる不快感が抑えられ、発汗し難くなると同時に、発汗時でも肌面の水分を吸収するため、運動直後の汗による冷えを抑える効果もあり、着用快適性に優れる。さらにこれらの効果は乾燥環境下においても維持される。
なお、本発明における手部とは肘から指先までの部分を云う。また、腕部とは肩から手首までの部分を云う。さらに脚部は大腿部から足首までの部分を云う、足部は踝から足指先までの部分を云う。
導電層は、導通を確保するために必要である。前記導電層は、導電性フィラーと柔軟性を有する樹脂を含むことが好ましく、各成分を有機溶剤に溶解または分散させた組成物(以下、導電性ペーストということがある)を用いて形成できる。
前記金属粉としては、例えば、銀粉、金粉、白金粉、パラジウム粉等の貴金属粉;銅粉、ニッケル粉、アルミニウム粉、真鍮粉等の卑金属粉;卑金属やシリカ等の無機物からなる異種粒子を銀等の貴金属でめっきしためっき粉;卑金属と銀等の貴金属で合金化した合金化卑金属粉等が挙げられる。これらの中でも、銀粉および/または銅粉が好ましく、低コストで、高い導電性を発現させることができる。
前記金属粉としては、フレーク状粉または不定形凝集粉を主体に(例えば、50質量%以上)用いることが好ましい。フレーク状粉および不定形凝集粉は、球状粉などよりも比表面積が大きいため、低充填量でも導電性ネートワークを形成できるので好ましい。
前記不定形凝集粉とは、球状もしくは不定形状の1次粒子が3次元的に凝集したものである。前記不定形凝集粉は単分散の形態ではないので、粒子同士が物理的に接触していることから導電性ネートワークを形成しやすいので、さらに好ましい。
前記不定形凝集粉としては、例えば、不定形凝集銀粉を用いることが好ましい。
前記導電性フィラーに占める金属ナノ粒子の割合は、20体積%以下が好ましく、より好ましくは15体積%以下、更に好ましくは10体積%以下である。金属ナノ粒子の含有割合が多すぎると、樹脂中に均一に分散させ難くなることがあり、また一般に上述のような金属ナノ粒子は高価であることからも、前記範囲に使用量を抑えることが望ましい。
前記導電層に占める前記導電性フィラー(換言すれば、導電層形成用の導電性ペーストの全固形分に占める導電性フィラー)は、15~45体積%が好ましく、より好ましくは20~40体積%である。導電性フィラーが少なすぎると、導電性が不充分になる虞がある。一方、導電性フィラーが多すぎると、導電層の伸縮性が低下する傾向があるため、電極および配線を伸長したときにクラック等が発生し、良好な導電性を保持できない虞がある。
前記非導電性粒子としては、例えば、金属酸化物の粒子を用いることができ、具体的には、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウム、酸化鉄、硫酸バリウム粒子などの金属の硫酸塩、金属の炭酸塩、金属のチタン酸塩等を用いることができる。これらの中でも、硫酸バリウム粒子を用いることが好ましい。
前記柔軟性を有する樹脂の弾性率は、より好ましくは3~600MPa、更に好ましく10~500MPa、特に好ましくは30~300MPaである。
前記第一絶縁層は、絶縁層として作用する他、電極および配線の導電層を生地に形成するための接着層として作用すると共に、着用時に第一絶縁層が積層された生地の反対側(即ち、衣類の外側)からの水分が導電層に達することを防ぐ止水層としても作用する。また、導電層の衣類側に第一絶縁層を設けることによって、第一絶縁層が、生地の伸びを抑制し、導電層が過度に伸長されるのを防ぐことができる。その結果、第一絶縁層にクラックが発生することを防止できる。これに対し、上述したように、前記導電層は、良好な伸長性を有するものであるが、生地が導電層の伸長性を超えた伸び性に富む素材の場合、生地表面に導電層を直接形成すると、生地の伸びに追随して導電層が伸ばされ過ぎ、その結果、導電層にクラックが発生すると考えられる。
前記樹脂としては、例えば、ポリウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステルエラストマー等を好ましく用いることができる。これらの中でも、ポリウレタン系樹脂がより好ましく、導電層との接着性が一層良好となる。
前記第一絶縁層を構成する樹脂は、1種のみでもよいし、2種以上でもよい。
前記第一絶縁層の平均膜厚は10~200μmが好ましい。前記第一絶縁層が薄すぎると、絶縁効果および伸び止め効果が不充分になることがある。従って前記第一絶縁層の平均膜厚は10μm以上が好ましく、より好ましくは30μm以上、更に好ましくは40μm以上である。しかし、前記第一絶縁層が厚すぎると、電極および配線の伸縮性が阻害されることがある。また、電極および配線が分厚くなりすぎ、着心地が悪くなるおそれがある。従って前記第一絶縁層の平均膜厚は200μm以下が好ましく、より好ましくは180μm以下、更に好ましくは150μm以下である。
前記配線は、前記導電層の上に、第二絶縁層が形成されていることが好ましい。第二絶縁層を設けることによって、例えば、雨、雪、汗などの水分が導電層に接触することを防止できる。
前記第二絶縁層を構成する樹脂としては、上述した第一絶縁層を構成する樹脂と同様のものが挙げられ、好ましく用いられる樹脂も同じである。
前記第二絶縁層を構成する樹脂も、1種のみでもよいし、2種以上でもよい。前記第二絶縁層を構成する樹脂は、前記第一絶縁層を構成する樹脂と、同じであってもよいし、異なっていてもよいが、同じであることが好ましい。同じ樹脂を用いることによって、導電層の被覆性および配線の伸縮時における応力の偏りによる導電層の損傷を低減できる。 前記第二絶縁層は、前記第一絶縁層と同じ形成方法で形成できる。また、市販されている樹脂シートまたは樹脂フィルムを用いることもできる。
また、特に衣服形状、ハーネス形状を持つことは必須ではなく、個々の電極を単独ないし複数組み合わせて生体の任意の位置に配置して生体情報を計測する目的に用いてもよい。
2.9dtex×38mmの吸水性繊維( 東洋紡社製:製品名ランシールF)を70 重量部、1.7dtex×51mmのポリオレフィン系熱溶融接着性繊維(チッソ株式会社製、製品名ESCスフ)30重量部を混綿、カーデングし、20g/m2 のウエブシートを形成し、150℃に加熱されたステンレス製フラットローラー2 本の間を線圧5 0 kg/2.5で通して、不織布シートAを得た。
不織布シートAの性能の純水吸水倍率は45倍、生理食塩水吸水倍率は12倍であった。なお、ここに吸水倍率は以下の方法で測定した
吸水量倍率の測定
概ね1.0gの不織布(質量をMiとする)を300mlの純水(蒸留水)に浸漬し、時々撹拌しながら30分間放置し、その後32メッシュの金属ふるいの上に注ぎ10分間水切りを行い、メッシュ上に残った純水を吸収した不織布の質量(Mt)を測定し、以下の式にて吸水倍率を求めた。
吸水倍率=(Mt)/(Mi)
なお生理食塩水吸収倍率は、前記純水を生理食塩水に代えて同様に測定した値である。
(製造例2)
1.7dtex×51mmのポリオレフィン系熱溶融接着性繊維( チッソ株式会社製、製品名ESCスフ)100 重量部をカーデングし、20g/ m2 のウエブシートを形成し、150℃に加熱されたステンレス製フラットローラー2本の間を線圧50kg/2.5mで通して、不織布シートBを得た。
不織布シートAの性能の純水吸水倍率は1.6倍、生理食塩水吸水倍率は1.4倍であった。
(製造例3)
2.9dtex×38mmの吸水性繊維( 東洋紡社製:製品名ランシールF) を100 重量部、1 .7dtex×51mmのポリオレフィン系熱溶融接着性繊維(チッソ株式会社製、製品名ESCスフ)90重量部を混綿、カーデングし、20g/m2のウエブシートを形成し、150℃に加熱されたステンレス製フラットローラー2 本の間を線圧50kg/2.5mで通して、不織布シートCを得た。
不織布シートCの性能の純水吸水倍率は3.8倍、生理食塩水吸水倍率は1.7倍であった。
ニトリルゴム(日本ゼオン社製のNipol DN003)20部を、イソホロン80部に溶解し、NBR溶解液を作製した。得られたNBR溶液100部に、銀粒子(DOWAエレクトロニクス製の「凝集銀粉G-35」、平均粒子径5.9μm)110部を配合し、3本ロールミルにて混練して導電ペーストを得た。
前記導電性ペーストを離型シートの上に塗布し、120℃の熱風乾燥オーブンで30分以上乾燥することによって、離型シート付きシート状導電層を作製した。
次に、小型犬用衣類の内側、即ち、被検動物の肌に電極面が接触する側の所定位置に、前記の伸縮性電極および配線パーツを2枚、左右対称になる形で貼り付けて図4に示す、小型犬用衣服型の電極を備える装置を作製した。生地に設けた電極の数は2個とし、電極2個の電極面の合計面積は12cm2、電極の平均厚さは90μmであった。
次に、前記製造例1にて得られた不織布シートAを前記電極部より1割大きいサイズ(面積6.6cm2)にカットし、電極部からはみ出した端部を両面テープ(ニトムズ製、製品名一般用両面テープS)で配線部の第二絶縁層上に貼り付けることにより、前記電極表面に位置するように固定した。さらに心電位測定用の電圧測定機能、および計測結果のメモリー機能を有する電子ユニットを、スナップホックをコネクタとして用いて取り付けて小型犬用衣服型の電極を備える装置を得た。
被験動物として、シーズーと呼ばれる比較的体毛が豊かな品種の小型犬(3歳メス)を用い、まず、電極を備える装置の電極部に固定された不織布シートAにスポイトを用いて水10gを滴下して吸収させた後に被験動物に電極を備える装置を図5のように着用させ、心拍数の時間経過を測定した。結果を図6に示す。長時間にわたり連続して心拍計測が行えていることがわかる。なお図中のHRは心拍数を意味する。また横軸は時刻である。図では3時間経過までを図示しているが、実験は5時間に渡って行い、その間良好な心拍数計測を維持していた。
不織布シートBを用いた以外は実施例1と同様に実験を行い、被検動物の心拍数の時間経過を測定した。結果を図7に示す。測定開始後30分間程度は連続的に心拍計測が行えているが実施例に比較すると、心拍数の数値が小さい側にばらついており、心拍の計数欠損があることが示唆される。また30分以後はさらにデータが離散的になっており、正常にデータ取得が行えていないことが解る。これは電極表面の不織布が水分を維持できずに乾燥してしまったためであると考えられる。
不織布シートCを用いた以外は実施例1と同様に実験を行い、被検動物の心拍数の時間経過を測定した。結果、約3時間の間、良好に心拍計測を行う事ができた。3時間経過後は徐々にデータ欠損が多くなったが、実用上十分な結果を得られたと云える。
不織布シートを用いず、当然ながら不織布シートを水で湿潤させる操作も行わなかった以外は実施例1と同様に実験を行った。被験動物の心拍測定を行う事はできなかった。
2:電極
3:吸水性生地
4:吸水性生地
201:電極部
202:配線部
500:スナップホック
700:面ファスナー
800:小型動物用の衣類
900:電子ユニット
Claims (8)
- 生体表面に電気的に接触する電極を備える装置であって、
前記電極の生体表面側の面、前記電極の生体表面側の面とは反対側の面の、少なくとも一方に吸水性生地が配置されており、
前記吸水性生地が、自重の2.0倍以上の純水吸水倍率と、自重の1.5倍以上の生理食塩水吸水倍率とを併せ持ち、
前記吸水性生地は、内層がアクリル繊維で外層に高吸水性部を有する二重構造繊維を含む
ことを特徴とする電極を備える装置。 - 前記吸水性生地の面積が、前記電極の生体表面への投影面積の1.01倍以上10倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の電極を備える装置。
- 前記電極は、導電性ファブリックで構成されており、
該導電性ファブリックは、X方向またはY方向に14.7Nの荷重をかけたときに、少なくとも一方の伸長率が3%以上60%以下である請求項1または2に記載の電極を備える装置。 - 前記電極は、導電フィラーおよびエラストマーを少なくとも含むものである請求項1または2に記載の電極を備える装置。
- 前記装置が、人が着用する衣類形状を有し、ヒトの胸部、手部、腕部、脚部、足部、頸部、頭部、または顔部のいずれかを少なくとも覆うものであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の電極を備える装置。
- 前記装置が、ヒト用の肌着であることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の電極を備える装置。
- 前記装置が、陸上歩行動物用のハーネス、又は、陸上歩行動物が着用する衣類であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の電極を備える装置。
- 前記装置が、複数の電極を用いて生体電位の計測を行う目的に用いられることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の電極を備える装置。
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