JP7171457B2 - 粉塵回収装置及びそれを備えた排ガス処理装置並びに粉塵回収方法 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明の一態様に係る粉塵回収装置は、ボイラからの排気ガスが流通して200℃以上400℃以下の雰囲気温度とされた煙道内に堆積した粉塵を回収する粉塵回収装置であって、前記雰囲気温度よりも低い温度の圧縮気体を用いて負圧を発生させるエジェクタ部によって前記粉塵を前記粉塵の周囲にある気体と共に吸引口から吸引する吸引部と、前記エジェクタ部から排出された気体を気体供給口から前記吸引口に向けて吹き出させて供給する気体供給部とを備えている。
エジェクタ部については、エジェクタ部から排出された気体には煙道内の雰囲気温度よりも低温の圧縮気体の一部が含まれているため、排出された気体も煙道内の雰囲気温度よりも低温の気体となっている。その気体を気体供給口から吸引口に向けて供給するため、気体供給口から吸引口付近は煙道内の雰囲気温度よりも低温雰囲気となる。これによって、排気ガスが流通する高温雰囲気下であっても、低温の圧縮気体をエジェクタ部に供給でき、かつ、エジェクタ部によって吸引口から吸引される気体も煙道内の雰囲気温度よりも低温の気体となる。これによれば、高温とされ密度が小さい気体がエジェクタ部に導かれる場合と比べて、煙道内(例えば、煙道内に設置されたメッシュ)に堆積した粉塵(例えば灰)を効率的に吸引できる。これについて、エジェクタ部は、ベンチュリ効果によって発生した負圧を利用して気体を吸引しているが、吸引された気体が高温(例えば、煙道内の雰囲気温度)とされた場合、気体の密度が小さいので吸引力が低下する可能性がある。これに対して、低温とされ密度が大きい気体がエジェクタ部に吸引されることで、吸引力の低下を抑制できる。
これによって、排気ガスが流通する煙道内のように高温雰囲気下であっても、吸引力の低下を抑制することでメッシュ上の粉塵を回収できるので、粉塵の堆積によるメッシュの閉塞を抑制できる。また、メッシュの閉塞による開口率低下に伴う排気ガスの圧力損失の増加を抑制できる。
また、気体供給口から吸引口側に向けて吹き出されるように供給された気体によってメッシュ上の粉塵を吸引口側に押し込むことで粉塵の吸引を促進できる。
なお、メッシュピッチよりも粒径が小さい前述の微小な粉塵は、メッシュの下流に設置された触媒層を通過するため粉塵回収装置によって回収する必要はなく、例えば、さらに下流側に設置された電気集塵装置によって回収される。
また、粉塵回収装置がメッシュ上を走行する場合であって気体供給ノズル部の先端が進行方向を向いている場合、気体供給ノズル部の先端を曲面形状とすることで、粉塵やメッシュの起伏への引っ掛かりを回避できる。
また、気体供給口から吸引口側に向けて吹き出されるように供給された気体によって、メッシュ上の粉塵を吸引口側に押し込むことで粉塵の吸引を促進できる。
なお、除去ブラシとしては、例えば気体供給口から供給された気体によって回転される回転ブラシが考えられる。回転ブラシは、モータなどの駆動部によって回転されてもよい。
また、粉塵回収装置の駆動は、圧縮空気の一部を用いたエアモータや内臓蓄電池を用いた電気モータなどを用いて車輪を回転させてもよく、また巻取り可能なワイヤ牽引によって移動させてもよい。
また、部分的なメッシュの閉塞によって引き起こされる排気ガスの局所的な流速増加を抑制することで、メッシュの下流に設置された触媒層の性能低下や寿命の短縮を抑制できる。
これによって、粉塵回収装置が煙道内の排気ガスの流れを阻害しないため、排気ガスの圧力損失を抑制できる。また、排気ガスの流通によって高温雰囲気下にある煙道から遮断された待機室にて、煙道内の雰囲気温度や排気ガスのガス成分による支障を受けることなく、作業員が安全に粉塵を回収ホッパから回収できる。
なお、回収ホッパからの粉塵の回収は、例えば作業員によって実施される。また、回収ホッパに貯留された粉塵を別設されたダストシュートへ自動排出するシステムを構成してもよい。
まず、本発明の各実施形態に係る粉塵回収装置100(100A,100B,100C)が採用されて好適な排ガス処理装置(脱硝装置50)が設けられた石炭焚きボイラ10について説明する。
以降の説明において、「上」や「上方」とは鉛直方向における上側を示し、「下」や「下方」とは鉛直方向における下側を示すものである。
次に、本発明の第1実施形態に係る粉塵回収装置100Aについて説明する。
石炭焚きボイラ10の運転中においては、燃焼によって灰が発生する場合がある。灰には、例えば、ポップコーンアッシュと呼ばれる塊状灰や、フライアッシュと呼ばれる微小な石炭灰が含まれている。これらの灰のうち特にポップコーンアッシュを捕集するために、熱交換器47の下流側の煙道13には、ホッパ14やスクリーン(図示せず)などが設けられているものがある。
なお、ケーシング110の形状は直方体形状に限定されず、角部分が曲面状にされた蒲鉾体形状や、全体が曲面の半球状形状であってもよい。
このとき、圧縮空気供給管123と排気管124との軸線は略一致しているとともに、開口端同士が軸線方向に所定の間隔だけ離間している。
圧縮空気供給管123の開口端側は、軸線方向に沿って縮径した後に拡径していく先細末広ノズル形状とされている。また、排気管124の開口端側は、軸線方向に沿って縮径した後に段階的に拡径していくディフューザ形状とされている。
なお、吸引管125から吸引された気体は、圧縮空気供給管123から噴射された空気とともに排気管124に導かれる。
排気管124は、エジェクタ部121から上方に向かって延出した後、略直角に屈曲してサイクロン150に接続されている。
圧縮空気供給管123は、ケーシング110の外部からケーシング110の内部に貫通した後、エジェクタ部121に接続されている。このとき、圧縮空気供給管123はフレキシブルな配管とされてもよく、図2に示すように、メッシュ60上の任意の位置にある粉塵回収装置100Aに圧縮空気を供給できる構成とされる。
吸引ノズル部126は、粉塵回収装置100Aの進行方向(後述)に向かって形成された湾曲面を有する形状とされている。
吸引ノズル部126の先端には、メッシュ60の上面に沿った方向であって粉塵回収装置100Aの進行方向(後述)とは反対の方向に開口された吸引口127が形成されている。
吸引ノズル部126の基端は、メッシュ60の上方を向いており、吸引管125に対してエキスパンション160を介して接続される。
吸引ノズル部126は、エキスパンション160によって、メッシュ60の上下方向(面方向)に対して可動自在とされている。
吸引ノズル部126は、耐熱性のある素材(例えば金属やPEEKなどの高温用樹脂)によって作製される。
気体供給ノズル部142は、粉塵回収装置100Aの進行方向(後述)とは反対の方向に向かって形成された湾曲面を有する形状とされている。
気体供給ノズル部142の先端には、メッシュ60の上面に沿った方向、かつ、吸引ノズル部126に形成された吸引口127に対して対向するように気体供給口143が形成されている。このとき、気体供給口143は複数とされてもよいし、1つとされてもよい。
気体供給ノズル部142の先端は、滑らかな湾曲形状とされ、粉塵回収装置100Aの進行方向(後述)に向かって湾曲している。
気体供給ノズル部142の基端は、メッシュ60の上方を向いており、後述する気体供給管141に対してエキスパンション160を介して接続される。
気体供給ノズル部142は、エキスパンション160によって、メッシュ60の上下方向(面方向)に対して可動自在とされている。
気体供給ノズル部142は、耐熱性のある素材(例えば金属やPEEKなどの高温用樹脂)によって作製される。
粉塵回収装置100Aは、例えば、ケーシング110の内部に収容された図示しないモータの駆動力等によって走行可能とされる。
粉塵回収装置100Aは、例えば、圧縮空気供給管123から供給される圧縮空気の一部を用いたエアモータや内臓蓄電池を用いた電気モータなどを用いた車輪112の回転によって走行されてもよいし、巻取り可能なワイヤによって牽引移動されてもよい。
また、粉塵回収装置100Aは、図示しない制御部によって制御されることで、例えば図7に示すように、メッシュ60の上面の任意の位置に移動可能とされている。
また、煙道13と待機室170との間には、煙道13内と待機室170内とを遮断可能な扉171が設けられている。なお、扉171は二重以上であってもよい。また、扉171の付近にシール空気を導入して待機室170内へ排気ガスが混入しないようにしてもよい。
灰を回収しないとき、粉塵回収装置100Aは、扉171によって煙道13内と遮断された待機室170内に収納されている。これによって、粉塵回収装置100Aが煙道13内の排気ガスの流れを阻害せず、排気ガスの圧力損失を抑制できる。また、待機中の粉塵回収装置100Aが煙道13内の雰囲気温度によって熱せられることを抑制できる。
一方、灰を回収するときは、粉塵回収装置100Aが待機室170内から煙道13内へ移動し、メッシュ60上を自走しながら灰を回収する。
なお、粉塵回収装置100Aの自走ルートは、予め既定の走行ルートをプログラム化されていてもよいし、回収ホッパ152へのポップコーンアッシュを回収状況を感知して自ら走行ルートを決定してもよい。
このとき、気体供給管141に導かれた空気は、吸引口127から吸引された空気と40℃以上70℃以下の圧縮空気との混合気体とされている。吸引された空気は圧縮空気によって冷却されるので、結果として、気体供給管141に導かれた空気も、煙道13内の雰囲気温度よりも大幅に低い温度となる。
なお、気体供給口143から噴射された空気にはフライアッシュが含まれているが、粉塵回収装置100Aの外部に排出された後、煙道13内の排気ガスによってメッシュ60より排気ガス流れの下流側に搬送される。排気ガス流れの下流側に搬送されたフライアッシュは、煤塵処理装置51(例えば電気集塵機等)で回収される(図1参照)。
図2に示すように、メッシュ60に堆積した灰の回収が完了したら、粉塵回収装置100Aは待機室170に帰還する。
このとき、煙道13内と待機室170内とは遮断されているので、煙道内の雰囲気温度や排気ガスのガス成分による支障を受けることなく、作業員は待機室170にて安全に灰を回収できる。
なお、回収ホッパ152に貯留された灰を別設されたダストシュート(図示せず)へ自動排出するシステムを構成してもよい。
なお、灰を回収する頻度は、これに限定されるものではなく、メッシュ60上面へのポップコーンアッシュの年間堆積量や回収ホッパ152の容量などをもとに計画することができる。
負圧を発生させるエジェクタ部121には、煙道13内の雰囲気温度(例えば200℃以上400℃以下)よりも温度が低く気体密度の高い圧縮空気(例えば40℃以上70℃以下程度)が用いられ、また、エジェクタ部121から排出された空気は、排気管124とサイクロン150、気体供給管141、気体供給ノズル142を介して、気体供給口143から吸引口127に向けて吹き出させて供給される。このとき、エジェクタ部121から排出された空気には煙道13内の雰囲気温度よりも低温の圧縮空気が含まれているため、排出された空気も煙道13内の雰囲気温度よりも低温の気体となっている。その空気を気体供給口143から吸引口127に向けて吹き出させて供給するため、排気ガスが流通する高温の雰囲気温度下であっても、吸引口127から吸引されてエジェクタ部121に導かれる空気が煙道13内の雰囲気温度よりも低温の空気となる。
次に、本発明の第2実施形態に係る粉塵回収装置100Bについて説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して、吸引部及び気体供給部に係る形態が異なり、その他の点については同様である。したがって、第1実施形態と異なる点についてのみ説明し、その他は同一の符号を用いてその説明を省略する。
回転ブラシ161は、回転軸161Aを含む上部がケーシング110の内部に収容されている。一方、回転ブラシ161の下部は、ケーシング110の下面から露出しており、下端近傍がメッシュ60の上面に接触している。
これによって、回転ブラシ161が回転することで、メッシュ60に堆積した灰(ポップコーンアッシュとフライアッシュ)を吸引口127に向けて掻き上げることができる。
エジェクタ部121によって形成される吸引口127から気体供給口143までの空気の流れは第1実施形態と同様である。また、ポップコーンアッシュが回収ホッパ152に貯留されるまでの過程も第1実施形態と同様である。
負圧を発生させるエジェクタ部121には、煙道13内の雰囲気温度(例えば200℃以上400℃以下)よりも温度が低く気体密度の高い圧縮空気(例えば40℃以上70℃以下程度)が用いられ、また、エジェクタ部121から排出された空気は、排気管124とサイクロン150、気体供給管141、気体供給ノズル142を介して、気体供給口143から吸引口127に向けて供給される。このとき、エジェクタ部121から排出された空気には煙道13内の雰囲気温度よりも低温の圧縮空気が含まれているため、排出された空気も煙道13内の雰囲気温度よりも低温の気体となっている。その空気を気体供給口143から吸引口127に向けて吹き出して供給するため、排気ガスが流通する高温の雰囲気温度下であっても、吸引口127から吸引されてエジェクタ部121に導かれる空気が煙道13内の雰囲気温度よりも低温の空気となる。
次に、本発明の第3実施形態に係る粉塵回収装置100Cについて説明する。本実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態に対して、吸引部及び気体供給部に係る形態が異なり、その他の点については同様である。したがって、第1実施形態及び第2実施形態と異なる点についてのみ説明し、その他は同一の符号を用いてその説明を省略する。
なお、前述した第1実施形態と同様に、吸引管125と吸引口127との間にエキスパンションを設けてもよい。
なお、前述した第1実施形態と同様に、気体供給管141と気体供給口143との間にエキスパンションを設けてもよい。
気体供給管141は、圧縮空気供給管123のように、フレキシブルな配管とされることが好ましい。
なお、第1実施形態及び第2実施形態のように、圧縮空気供給管123から供給される圧縮空気の一部を用いたエアモータや内臓蓄電池を用いた電気モータなどを用いて車輪112を回転させる走行方式が採用されてもよい。
エジェクタ部121によって形成される吸引口127からサイクロン150までの空気の流れは第1実施形態と同様である。また、ポップコーンアッシュが回収ホッパ152に貯留されるまでの過程も第1実施形態と同様である。
負圧を発生させるエジェクタ部121には、煙道13内の雰囲気温度(例えば200℃以上400℃以下)よりも温度が低く気体密度の高い圧縮空気(例えば40℃以上70℃以下程度)が用いられ、また、煙道13内の雰囲気温度(例えば200℃以上400℃以下)よりも低い温度の圧縮空気(例えば40℃以上70℃以下程度)が気体供給口143から吸引口127に向けて供給される。このため、排気ガスが流通する高温の雰囲気温度下であっても、吸引口127から吸引されてエジェクタ部121に導かれる空気が煙道13内の雰囲気温度よりも低温の空気となる。
11 火炉
12 燃焼装置
13 煙道
21,22,23,24,25 燃焼バーナ
41,42,43 過熱器(熱交換器)
44 第2再熱器(熱交換器)
45 第1再熱器(熱交換器)
46 第2節炭器(熱交換器)
47 第1節炭器(熱交換器)
48 ガスダクト
50 脱硝装置
50A 脱硝触媒
60 メッシュ
100(100A,100B,100C) 粉塵回収装置
110 ケーシング
110A 上部ケーシング
110B 下部ケーシング
112 車輪
121 エジェクタ部
122 負圧室
123 圧縮空気供給管
124 排気管
125 吸引管
126 吸引ノズル部
127 吸引口
128 排気口
141 気体供給管
142 気体供給ノズル部
143 気体供給口
150 サイクロン(分級器)
152 回収ホッパ
160 エキスパンション
161 回転ブラシ(除去ブラシ)
162 止め板
163 支点
164 ワイヤ
165 巻取装置
170 待機室
171 扉
Claims (12)
- ボイラからの排気ガスが流通して200℃以上400℃以下の雰囲気温度とされた煙道内に堆積した粉塵を回収する粉塵回収装置であって、
前記雰囲気温度よりも低い温度の圧縮気体を用いて負圧を発生させるエジェクタ部によって前記粉塵を前記粉塵の周囲にある気体と共に吸引口から吸引する吸引部と、
前記雰囲気温度よりも低い温度の気体を気体供給口から前記吸引口に向けて吹き出させて供給する気体供給部と、
を備えている粉塵回収装置。 - 前記吸引部によって吸引された前記粉塵を分級する分級器と、
前記分級器によって分級された所定粒径以上の前記粉塵を貯留する回収ホッパと、
を備えている請求項1に記載の粉塵回収装置。 - 前記エジェクタ部、前記分級器、及び前記回収ホッパを収容するケーシングと、
前記エジェクタ部から排出された気体の少なくとも一部を前記ケーシングの内部に導く排気供給部と、
を備えている請求項2に記載の粉塵回収装置。 - 前記気体供給口から前記吸引口に向けて供給される前記雰囲気温度よりも低い温度の気体は、前記エジェクタ部から排出された気体とされている請求項1から3のいずれかに記載の粉塵回収装置。
- 前記吸引部は、前記吸引口が先端に形成された吸引ノズル部を有し、
前記気体供給部は、前記吸引口に対向して前記気体供給口が形成された気体供給ノズル部を有し、
前記吸引ノズル部及び前記気体供給ノズル部は、鉛直上下方向に可動自在とされ、
前記気体供給ノズル部の先端は曲面形状とされている請求項1から4のいずれかに記載の粉塵回収装置。 - 前記吸引口と前記気体供給口との間には、前記粉塵を前記吸引口に向けて掻き上げる除去ブラシが設けられている請求項1から4のいずれかに記載の粉塵回収装置。
- 前記煙道は、内部にメッシュが設置され、
前記メッシュの鉛直方向における上面に堆積した前記粉塵を回収する請求項1から6のいずれかに記載の粉塵回収装置。 - 前記吸引口は、前記メッシュの鉛直方向上側から前記メッシュの鉛直方向上面に向かって開口され、
前記気体供給口は、前記メッシュの鉛直方向下側から前記メッシュの鉛直方向下面に向かって、かつ、前記吸引口に対向するように開口されている請求項7に記載の粉塵回収装置。 - 前記メッシュに沿って走行可能とされている請求項7又は8に記載の粉塵回収装置。
- ボイラからの排気ガスが流通する煙道と、
前記煙道内に設置され、前記排気ガスを処理する触媒層と、
前記排気ガスの流れ方向において前記触媒層の上流側の前記煙道内に設置されるメッシュと、
請求項1から8のいずれかに記載の粉塵回収装置と、
を備えている排ガス処理装置。 - 前記煙道内と連通するとともに前記煙道の側壁外側に設けられ、前記粉塵回収装置が収納される待機室と、
前記煙道内と前記待機室内とを遮断可能な扉と、
を備えている請求項10に記載の排ガス処理装置。 - ボイラからの排気ガスが流通して200℃以上400℃以下の雰囲気温度とされた煙道内に堆積した粉塵を、前記雰囲気温度よりも低い温度の圧縮気体を用いて負圧を発生させるエジェクタ部によって前記粉塵の周囲にある気体と共に吸引口から吸引する吸引部と、
前記雰囲気温度よりも低い温度の気体を気体供給口から前記吸引口に向けて吹き出させて供給する気体供給部と、
前記吸引部から吸引された前記粉塵を貯留する回収ホッパと、
を備えている粉塵回収装置から前記粉塵を回収する方法であって、
前記煙道の側壁外側には、前記粉塵回収装置が収納される待機室が設けられ、
前記煙道と前記待機室との間には、前記煙道内と前記待機室内とを遮断可能な扉が設けられ、
前記粉塵回収装置が前記待機室に収納され、かつ、前記扉によって前記煙道内と前記待機室内とが遮断された状態で、前記粉塵回収装置が備える前記回収ホッパに貯留された前記粉塵を回収する回収工程を含む粉塵回収方法。
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