JP7170207B1 - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示の遊技機の実施形態にかかるスロットマシン1について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、スロットマシン1は筐体10を有する。筐体10の正面には、前面扉100が設けられている。
遊技者は、必要に応じて、演出ボタン46を押下してスピーカ102から出力される音量調整、液晶画面3の光度調整を行う。
遊技中は、遊技区間および遊技状態の各種類が設定され、設定された遊技区間および遊技状態の各種類に基づいて内部抽せんが行われる。遊技状態には、図4および図5に示すように、第1遊技状態および第2遊技状態が含まれる。なお、第1遊技状態および第2遊技状態は、排他的に成立する遊技状態ではなく、説明の便宜上区別するために分類した状態にすぎない。
上述した遊技区間とは、アシスト機能に関する処理が行われるか否かを決定するための区間である。アシスト機能に関する処理には、アシスト機能を発揮する処理(即ち、押し順をアシストする処理)の他、ATの実施可否を高確率で決定するCZのように、アシスト機能を発揮させるか否かを決定する処理、が含まれる。図6に示すように、遊技区間は、通常区間と有利区間とを有する。通常区間と有利区間とは排他的な関係にあり、遊技区間は、通常区間または有利区間のいずれかを採り得る。
図2に示すように、制御部6は、主に、メイン制御部61およびサブ制御部63を有する。メイン制御部61は、内部抽せんや回転リール20の制御など、遊技を進行させるための制御を行う。サブ制御部63は、メイン制御部61から送信された信号や演出ボタン46が押下されたことに基づいて、演出に関する制御を行う。
内部抽せん部610は、レバー43の操作に基づいて内部抽せんを行い、複数の役のフラグのうち1つのフラグを当せんフラグとして当せんさせる。具体的に、内部抽せん部610は、レバー43が操作された時の第1遊技状態に基づいて、内部抽せんテーブル(図示せず)およびレバー43が操作された時に取得される乱数に従って内部抽せんを行う。内部抽せん部610は、後述する様々な抽せんを同時に行う。様々な抽せんには、例えば、AT状態に移行するかを決定する抽せん、AT状態を継続するかを決定する抽せん、アシスト機能を発揮させるか否かを決定する抽せんなどが挙げられる。内部抽せん部610は、内部抽せんの結果に基づいて、内部抽せん結果信号を生成する。内部抽せん結果信号は、内部抽せん部610から回転リール制御部611および遊技進行制御部614などに送信される。
回転リール制御部611は、レバー43または各ストップスイッチ40の操作に基づいて、ステッピングモータ21の駆動を制御し、各回転リール20の回転を開始させる回転開始制御または回転を停止させる回転停止制御を行う。
遊技結果判定部612は、内部抽せんおよび回転リール20の回転停止制御の各結果に基づいて遊技結果を判定する。遊技結果とは、有効ラインL上に揃った図柄に基づいて、当せんした役が入賞したか否かが判定された結果を意味する。具体的には、有効ラインL上に停止した図柄の組み合わせと、予め定められている所定の図柄の組み合わせとが一致した場合に、遊技結果判定部612は、当せん役が入賞したと判定する。
媒体管理部613は、クレジット数の増減制御、およびホッパーユニット50によるメダルの払い出し動作の制御を行う。
遊技進行制御部614は、遊技者の操作に基づいて遊技進行を制御する。その際、遊技進行制御部614は、店舗スタッフにより設定された設定値に基づいて、当該遊技者による遊技進行を制御する。
区間制御部615は、遊技者による遊技の際、複数の遊技区間(通常区間および有利区間)のうちいずれかを設定する。
遊技状態制御部616は、第1遊技状態および第2遊技状態それぞれの設定を行う。
特別遊技状態には、特別遊技状態に関する性能として、互いに種類が異なる第1種性能および第2種性能が設定されている。特別遊技状態に関する性能は、特別遊技状態の性質(遊技性能)を表し、例えば、遊技者の有利度に関する性能(遊技進行に伴う遊技価値の変化に関する性能)ともいえる。特別遊技状態に関する性能は、例えば、第1種性能および第2種性能に分類できる。もちろん、これ以外の分類も可能である。第1種性能は、特別遊技状態における単位期間あたりの払出数に関する性能(いわゆる出玉性能)である。第1種性能は、例えば、1ゲームあたりの純増枚数(払出枚数から投入枚数を減算した値の期待値)、払出を伴う役のアシスト機能を実行する確率などが挙げられる。払い出しを伴う役のアシスト機能を実行する確率とは、押し順役の当せん特に、その役の正解押し順を報知する機能が発揮されることがある確率(即ちナビ報知がされる確率)を言う。第2種性能は、特別遊技状態の期間に関する性能である。本実施形態では、第1種性能は、1ゲームあたりの純増枚数の期待値としている。第2種性能は、例えば、特別遊技状態の延長確率(例えばATの継続率)、特別遊技状態を延長すると決定された際に付与される特別遊技状態の期間の長さ(例えばATの上乗せゲーム数)などが挙げられる。付与される特別遊技状態の期間の長さは、付与するゲーム数、付与される差枚数、付与するセット数、付与するナビ回数、が挙げられる。ナビ回数とは、押し順役の当せん時に、その役の正解押し順を報知する機能が発揮される遊技数の回数である。本実施形態では、第2種性能は、特別遊技状態の延長確率である場合を例示する。また、本実施形態では、50ゲームを1セットとして、セット単位で付与される。これらの性能値は期待値である。
遊技状態制御部616は、特別遊技状態を、複数の特別遊技モードのいずれかで遊技進行可能に構成されている。複数の特別遊技モードには、第1特別遊技モードおよび第2特別遊技モードが含まれる。図9に示すように、本実施形態では、第1特別遊技モードでは、キャラクタAの演出が報知される。第2特別遊技モードでは、キャラクタBの演出が報知される。第1特別遊技モードおよび第2特別遊技モードを含む複数の特別遊技モードのいずれかで遊技進行がなされているときには、遊技進行中の特別遊技モードに対応するキャラクタが主人公として活躍する演出がなされる。遊技者は、複数のストップスイッチ40に対する操作によって、第1特別遊技モードと第2特別遊技モードのいずれかを選択可能である。具体的には、内部抽せんによって特定役(例えばリプレイ)が当せんした状態における複数のストップスイッチ40の押し順に応じて第1特別遊技モードと第2特別遊技モードのいずれかを選択可能である。例えば、順押しであればキャラクタAによる第1特別遊技モードが選択され、キャラクタBによる第2特別遊技モードが選択される。
すなわち、第2特別遊技モードの第1種性能(純増0.5枚/1ゲーム)は、第1特別遊技モードの第1種性能(純増5枚/1ゲーム)よりも低く、第2特別遊技モードの第2種性能(延長確率:高)は、第1特別遊技モードの第2種性能(延長確率:低)よりも高い。つまり、第1特別遊技モードから第2特別遊技モードに変更すると、演出上のキャラクタがキャラクタAからキャラクタBに切替わることに加え、第1種性能が低くなり、その代わりに第2種性能が高くなる。逆に第2特別遊技モードから第1特別遊技モードに変更すると、演出上のキャラクタがキャラクタBからキャラクタAに切替わることに加え、第1種性能が高くなり、その代わりに第2種性能が低くなる。第1種性能と第2種性能は取り合いの関係(負の相関関係)に設定されている。
具体的には、図10に示すように、第3特別遊技モードの第1種性能は(純増5枚/1ゲーム)であり、第2種性能は(延長高確率)である。すなわち、第3特別遊技モードの第1種性能(純増5枚/1ゲーム)は、第1特別遊技モード及び第2特別遊技モードのうち高い方の第1種性能と同一である。第3特別遊技モードの第2種性能(延長高確率)は、第1特別遊技モード及び第2特別遊技モードのうち高い方の第2種性能と同一である。
すなわち、演出制御部630は、キャラクタを表示する演出を実行可能であり、複数の特別遊技モードそれぞれにキャラクタが関連付けており、遊技者が受付部(ストップスイッチ40)を介してキャラクタを選択することで、特別遊技モードを選択可能に構成されている、としてもよい。
本実施形態の第3特別遊技モードへの移行条件の一つは、有利区間の残りゲーム数が所定数以下になったことが挙げられる。例えば、有利区間の上限ゲーム数(規定ゲーム数)が1500ゲームと仮定した場合、残り300ゲーム以下になることなどが挙げられる。また、移行条件の一つは、有利区間での獲得枚数が所定数以上になったことが挙げられる。例えば、有利区間の上限獲得枚数(所定枚数)が2400枚と仮定した場合、これまでの獲得枚数が例えば1800枚以上になったことが挙げられる。これらの数値は理解を容易にするための例示である。
なお、第3特別遊技モードへの移行条件は、有利区間で遊技されてきたこれまでのゲーム数が所定数以上となったこと(例えば1000ゲーム以上となったこと)、現在の有利区間にて獲得可能な残り枚数が所定数以下となったこと(例えばあと500枚獲得が許容されること)、であってもよい。
第1特別遊技モードにおいて、押し順ベル1~6のアシスト確率は100%に設定されている。内部当せんで押し順ベル1~6が当せんすると、必ず押し順を報知するアシスト機能が実施される。そうすると、遊技者が押し順に従えば必ず入賞するので、8枚の払い出しを受け、ベットした3枚を差し引くと、1ゲーム当たりの純増枚数5枚を得ることが確定する。よって、1ゲームあたりの純増枚数の期待値は5.0枚となる。
第2特別遊技モードにおいて、押し順ベル1~6のアシスト確率は、35.7%に設定されている。35.7%の確率でアシストされれば、5枚得られる確率が35.7%になる。アシストされない確率が64.3%であり、アシストがなければ押し順を当てることができず押し順不正解となる可能性が高く、一枚払い出しで1ゲームあたりの純増枚数が-2枚となる。よって、1ゲームあたりの純増枚数の期待値は0.5枚となる。
第3特別遊技モードにおいて、押し順ベル1~6のアシスト確率は100%に設定されている。よって、第1種性能は、第1特別遊技モードと同じである。
演出制御部630は、遊技進行に基づいて、複数種類の演出映像の中から選択された演出映像を液晶画面3に表示させるとともに、その演出映像に応じた効果音やBGMなどをスピーカ102から出力させる。例えば、演出制御部630は、ATやボーナスが当せんした場合、その旨を液晶画面3に表示させるための演出パターンを選択し、当該演出パターンに従って液晶画面3の表示制御およびスピーカ102の音声出力制御を行う。
また、遊技中に、設定値を示唆する演出(以下、設定示唆演出ともいう)の報知条件が満たされた場合、演出制御部630は、当該演出の報知を、液晶画面3およびスピーカ102の少なくとも1つに行わせる。この演出を、遊技者は、現在遊技中のスロットマシン1がどのような設定値なのかを、把握する材料の1つとすることができる。報知条件としては、通常区間か有利区間かを問わず一般遊技状態や特別遊技状態でのレア役当せん時、ボーナスゲームの終了時、AT終了時、所定遊技区間(例えばセット)等の区間の開始時などが挙げられる。例えば、セットの開始のたびに設定示唆演出が表示されれば、セットの継続がうれしいものになる。その場合、例えば、設定示唆確率というパラメータがあり、そのパラメータ(設定示唆確率)をセット開始から次のセット開始の間に溜める(変化させる)。パラメータの蓄積値が多くなるほど、遊技者にとって設定値を判別し易い(いわゆる示唆度合いの強い)設定示唆演出が出る可能性(報知確率)が高まる。パラメータを、選択可能な場面がきた時に選択すれば、選択したパラメータに従って設定示唆の報知抽選が行われる。報知抽選の結果に基づく設定示唆演出が、次のセットが開始される時に表示される。選択されたパラメータはリセットされ(デフォルト値の0になり)、再度溜め直しが可能となる。このようにパラメータを選択するように構成すれば、パラメータを溜めるという要素が加わるので、遊技者に新たな価値を提供可能となる。
図11を用いて、本実施形態にかかるスロットマシン1の動作処理の流れを説明する。図11は、本実施形態における特別遊技状態の処理の一部を示すフローチャートである。図11のルーチンは、1遊技が開始される度に実行される。ここでは、特別遊技状態がAT状態であるとして説明する。
本実施形態の特別遊技状態(AT状態)は、単位期間(1セット、50ゲーム)を周期的に繰り返し実行するタイプであり、次の周期に差し掛かる直前の所定ゲーム数の間がモード選択可能期間としている。具体的には、1セットが50ゲームであり、50ゲームのうち30ゲームが消化されて残りゲーム数が20ゲーム以下となっている間が、モード選択可能期間に設定されている。1セット開始から30ゲームの間はモード選択可能期間ではないので、モード選択ができない。
モード選択不可な状態は、例えば、前回のモード選択した時点から所定遊技期間(所定ゲーム数)経過しておらず、且つ、選択の上限値(例えば10ゲーム内での選択は上限1回までなど)に到達していない状態である。
動作の一例を説明する。メイン制御部61は、上記第1または第2特別遊技モードを選択可能な条件に基づいて、モード選択不可能な状態からモード選択可能な状態へと変化したを判定する。サブ制御部63は、上記判定結果を、遊技者が認識できるように、判定結果にあわせて演出上のステージなどの遊技状態を変化させる。これにより、モード変更が多発しないようにすることが可能となる。
本実施形態によれば、遊技者が、特別遊技状態に関する性能が変更されるための変更操作をストップスイッチ40(受付部)に対して行えば、第1種性能が高くなり、その代わりに、第2種性能が低くなる。よって、遊技者が自らの意思によって、特別遊技状態を好みに近い性能に変更可能となり、新たな遊技機を提供可能となる。
また、第2特別遊技モード(キャラクタB)でATを消化している際に、残りの特別遊技の期間が十分に溜まったと判断した遊技者は、例えば残りゲーム数100×5枚を獲得するために、第1特別遊技モード(キャラクタA)に変更するという戦略が可能となる。一方、更に特別遊技状態の延長を図りたい遊技者は、そのまま第2特別遊技モード(キャラクタB)を選択する、という新たな遊技が可能となる。
なお、第1特別遊技モードは、純増枚数(第1種性能)が高いがAT継続率(第2種性能)が低いため、第1特別遊技モードのみを遊技していると、結果的に第2特別遊技モードよりも実際の出玉率が下がる可能性がある。
これによれば、払出数に関する性能が高く且つ期間に関する性能が低い特別遊技状態(第1特別遊技モード)から、払い出し数に関する性能が低く且つ期間に関する性能が高い特別遊技状態(第2特別遊技モード)へ、遊技者の好みに応じて変更可能となる。
第1特別遊技モードおよび第2特別遊技モードそれぞれには、第1種性能及び第2種性能が設定されており、ストップスイッチ40(受付部)は、第1特別遊技モードと第2特別遊技モードのいずれかを選択する遊技者による操作を、変更操作として受け付け可能であり、第2特別遊技モードの第1種性能(純増0.5枚/1ゲーム)は、第1特別遊技モードの第1種性能(純増5枚/1ゲーム)よりも低く、
第2特別遊技モードの第2種性能(延長確率:高)は、第1特別遊技モードの第2種性能(延長確率:低)よりも高い、としてもよい。
この構成によれば、第1特別遊技モードと第2特別遊技モードとを遊技者がストップスイッチ40(受付部)に対する操作で選択可能である。よって、遊技者が自らの意思に基づきモードを選択することで、特別遊技を好みに近い性能に変更可能となる。
この構成によれば、第3特別遊技モードの第1種性能(純増5枚/1ゲーム)および第2種性能(延長確率:高)は、第1特別遊技モードと第2特別遊技モードの高い方の性能と同等以上であり、第1特別遊技モードと第2特別遊技モードの両方のモードから高い性能が引き継がれた新たな遊技を提供可能となる。例えば、第2特別遊技モードの第2種性能のように比較的長い時間、しかも第1特別遊技モードの第1種性能のように高い純増枚数にてAT状態(特別遊技状態)を継続できるので、遊技者は、多くの出玉(遊技価値)の獲得を期待することができる。
この構成によれば、受付部としての複数のストップスイッチ40の操作態様で選択可能であるので、遊技進行に必須の操作と、モード選択操作とをストップスイッチ40で共用可能となり、遊技者の利便性を向上可能となる。レバー43の操作により内部抽せん処理で内部当せん役が抽せんされ且つリール20が回転開始し、ストップスイッチ40でリール20を止めるという遊技の基本動作と、特別遊技モードを選択する操作とが一連一体に結びついている。よって、遊技をこなす(消化)といった自然な遊技の流れの中で、特別遊技モードも選択でき、遊技の流れに水を差さずにテンポ良く遊技を進めることが可能となる。
ここで、操作態様は、目押しで停止させた図柄、ストップスイッチの押し順、払い出し枚数の異なる役が重複当せんした場合に遊技者が入賞させた役としてもよい。
この構成によれば、特別遊技の進行中に第1種性能と第2種性能の変更がなされるので、特別遊技の性能が変化したことを、遊技者にとってわかりやすく(実感しやすく)することが可能となる。特に第1種性能の純増枚数が少ない状態から相対的に多い状態に変化すれば、メダルの増加スピードが一挙に増大するので、遊技者が大変認識しやすい。また、特別遊技状態の継続率(第2種性能)に応じて演出ステージが異なるのように、継続率(第2種性能)が演出で認識可能に構成してあれば、継続率(第2種性能)が高いことを示唆するステージに移行すれば、見た目などの演出結果で継続率(第2種性能)が上昇したことを認識可能となる。継続率(第2種性能)が高いことを示唆するステージに移行し且つ継続率(第2種性能)が低いことを示唆するステージに移行しなければ、継続率(第2種性能)が上昇したことの認識が非常に容易となる。
この構成によれば、第1特別遊技モードと第2特別遊技モードの選択をいつでも自由にできないので、遊技者にメリハリができ、変更後の遊技に集中してもらいやすくなる。
この構成によれば、性能切り替えに上限回数が設けられていることで、遊技者は、むやみに性能を切り替える操作を行うのではなく、変更するタイミングを考えながら遊技するようになる。変更するタイミングを考えるということは、遊技の進行を予測してどのタイミングで性能を切り替えるかの戦略を立てることに繋がるため、遊技の進行について駆け引きを行いながら遊技を楽しむことができ、結果として興趣性の向上につながる。
この構成によれば、新たな操作デバイスを設けなくてもパラメータが選択可能となるので、コストダウンが図れ、また、遊技者にとって馴染みのある操作で選択可能となる。また、出玉機能を格納したメインロムの機能のみでパラメータが選択可能であり、演出などを管理するサムロムに出玉的な要素を入れなくてもよい。また、出玉と結びつくので遊技者によってわかりやすくなる。
前記実施形態において説明した各種制御手段および処理手順は一例であって、本発明、その適用物、またはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。各種制御手段および処理手順は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜設計変更が可能である。
また、遊技者に生じた不利な状況に応じて、第3特別遊技モードへの移行が決定されてもよい。不利な状況とは、例えば、レア役が所定遊技期間内で1度も内部当せんしなかった場合(例えば、20ゲーム間、非当せんであった)、押し順役に内部当せんしたものの押し順を正解できなかった場合、第1または第2特別遊技モードにおける差枚数が所定枚数(例えば50枚)未満であった場合、などが挙げられる。
また、複数の不利な状況のうち、不利度合いに応じて第3特別遊技モードへの移行抽せんを実行するようにしてもよい。不利度合いが大きいほど、第3特別遊技モードへの移行が当せんする確率が高くなるとしてもよい。不利な状況の度合いの一例としては、例えば、前記差枚数が所定数未満であることが一番大きく、次いでレア役の非当せんであり、次いで押し順に不正解という順序にすることも一例として挙げられる。
また、遊技者に生じた不利な状況に応じて、ポイント等のパラメータが付与され、付与されたパラメータの累積値が所定値に到達したら、第3特別遊技モードへの移行するようにしてもよい。例えば、レア役に非当せんとなった場合や、押し順役に不正解となった場合などにパラメータが付与される、としてもよい。
また、特別遊技中のいずれのタイミングでも性能(モード)を変更可能にしてもよいし、前記実施形態のように特別遊技における所定期間のみ性能(モード)を変更可能にしてもよい。例えば、特別遊技が上位遊技と下位遊技とを含み、上位遊技の特別遊技の継続率が下位遊技の継続率よりも高く、上位遊技において性能が変更可能であるが、下位遊技において性能が変更できないとしてもよい。
また、例えば、特別遊技が2つ以上のパートで構成される場合に、そのうち1つのパートで性能が変更可能であるが、他のパートでは変更できない、としてもよい。
また、例えば、AT準備中やATのゲーム数が実際に消化される前の段階であれば性能が変更可能であり、それ以外では性能が変更できないとしてもよい。
例えば、押し順が正解すれば性能(モード)を変更し、押し順に不正解であれば性能(モード)を変更せずに維持するようにしてもよい。また、押し順が正解すれば性能(モード)を変更せずに維持し、押し順に不正解であれば性能(モード)を変更するようにしてもよい。
また、内部当せん役の図柄とストップスイッチ40の押すタイミングのズレのコマ数に応じて上記パターン1~3を切り替えるようにしてもよい。
また、性能(モード)の変更回数の上限値は固定値としてもよいし、可変値としてもよい。例えば、性能(モード)の変更回数の上限値は、高い設定値ほど大きい値に設定されるとしてもよい。また、奇数設定値では、偶数設定値よりも性能(モード)の変更回数の上限値が高く設定されている、としてもよい。
また、性能(モード)の変更回数の上限値を示唆する演出を実行可能に構成してもよい。性能(モード)の変更回数の上限値が設定値に応じて定められている場合には、性能(モード)の変更回数の上限値を示唆する演出が、間接的に設定示唆演出の役割を担うことができる。
また、性能(モード)を変更させた回数に応じて、設定示唆演出が発生するようにしてもよい。例えば、性能(モード)を3回変更した場合に設定示唆演出が発生するとしてもよい。
ホールコンピュータやデータカウンタ―、遊技履歴を表示可能な装置は、実際にどのように出玉が推移したかが表示可能にしてもよい。本開示の性能の変更は、出玉の推移に影響するので(例えば、AT中の出玉グラフの傾きが、性能変更前後で変わるなど)、出玉性能の変更がされたかどうかを表すデータの表示があると、その表示を見れば、「出玉グラフの角度がここで変わっているので、おそらくこのタイミングで出玉性能の変更をしたな」などというように特別遊技状態に関する性能の変更タイミングを推測可能となる。
40…ストップスイッチ(受付部)
Claims (4)
- 一般遊技状態と、前記一般遊技状態よりも遊技者によって有利な遊技状態である特別遊技状態とを含む遊技状態のうちのいずれかの遊技状態で遊技進行を実行する遊技状態制御部と、
遊技者の操作を受け付け可能な受付部と、を備え、
前記特別遊技状態には、特別遊技状態に関する性能として、互いに種類が異なる第1種性能および第2種性能が設定されており、
前記受付部は、前記特別遊技状態に関する性能が変更されるための変更操作を受け付け可能であり、
前記遊技状態制御部は、前記受付部が前記変更操作を受け付けたことを契機として、前記第1種性能を前記変更操作の受け付け前よりも低くし、且つ、前記第2種性能を前記変更操作の受け付け前よりも高くするように、前記特別遊技状態に関する性能を変更可能に構成されており、
前記遊技状態制御部は、前記特別遊技状態を第1特別遊技モードと第2特別遊技モードを含む複数の特別遊技モードのいずれかで遊技進行可能であり、
前記第1特別遊技モードおよび第2特別遊技モードそれぞれには、前記第1種性能及び前記第2種性能が設定されており、
前記受付部は、前記第1特別遊技モードと第2特別遊技モードのいずれかを選択する前記遊技者による操作を、前記変更操作として受け付け可能であり、
前記第2特別遊技モードの前記第1種性能は、前記第1特別遊技モードの前記第1種性能よりも低く、
前記第2特別遊技モードの前記第2種性能は、前記第1特別遊技モードの前記第2種性能よりも高く、
前記遊技状態制御部は、第3特別遊技モードで遊技進行可能に構成されており、
前記第3特別遊技モードの前記第1種性能は、前記第1特別遊技モード及び前記第2特別遊技モードのうち高い方の前記第1種性能と同等以上であり、
前記第3特別遊技モードの前記第2種性能は、前記第1特別遊技モード及び前記第2特別遊技モードのうち高い方の前記第2種性能と同等以上である、遊技機。 - 複数の図柄が各々表示された複数の回転リールと、
前記複数の回転リールの各々に対応して設けられるとともに、遊技者の操作に基づいて回転中の前記回転リールを停止させる複数のストップスイッチと、
内部抽せんを行って、複数の役のフラグのうちから1つの役のフラグを当せん役のフラグとして成立させる内部抽せん部と、
一般遊技状態と、前記一般遊技状態よりも遊技者によって有利な遊技状態である特別遊技状態とを含む遊技状態のうちのいずれかの遊技状態で遊技進行を実行する遊技状態制御部と、
遊技者の操作を受け付け可能な受付部と、を備え、
前記特別遊技状態には、特別遊技状態に関する性能として、互いに種類が異なる第1種性能および第2種性能が設定されており、
前記受付部は、前記特別遊技状態に関する性能が変更されるための変更操作を受け付け可能であり、
前記遊技状態制御部は、前記受付部が前記変更操作を受け付けたことを契機として、前記第1種性能を前記変更操作の受け付け前よりも低くし、且つ、前記第2種性能を前記変更操作の受け付け前よりも高くするように、前記特別遊技状態に関する性能を変更可能に構成されており、
前記遊技状態制御部は、前記特別遊技状態を第1特別遊技モードと第2特別遊技モードを含む複数の特別遊技モードのいずれかで遊技進行可能であり、
前記第1特別遊技モードおよび第2特別遊技モードそれぞれには、前記第1種性能及び前記第2種性能が設定されており、
前記受付部は、前記第1特別遊技モードと第2特別遊技モードのいずれかを選択する前記遊技者による操作を、前記変更操作として受け付け可能であり、
前記第2特別遊技モードの前記第1種性能は、前記第1特別遊技モードの前記第1種性能よりも低く、
前記第2特別遊技モードの前記第2種性能は、前記第1特別遊技モードの前記第2種性能よりも高く、
前記内部抽せんによって特定役が当せんした状態における前記複数のストップスイッチの操作態様に応じて、前記第1特別遊技モードと前記第2特別遊技モードとを選択可能に構成されている、遊技機。 - 一般遊技状態と、前記一般遊技状態よりも遊技者によって有利な遊技状態である特別遊技状態とを含む遊技状態のうちのいずれかの遊技状態で遊技進行を実行する遊技状態制御部と、
遊技者の操作を受け付け可能な受付部と、を備え、
前記特別遊技状態には、特別遊技状態に関する性能として、互いに種類が異なる第1種性能および第2種性能が設定されており、
前記受付部は、前記特別遊技状態に関する性能が変更されるための変更操作を受け付け可能であり、
前記遊技状態制御部は、前記受付部が前記変更操作を受け付けたことを契機として、前記第1種性能を前記変更操作の受け付け前よりも低くし、且つ、前記第2種性能を前記変更操作の受け付け前よりも高くするように、前記特別遊技状態に関する性能を変更可能に構成されており、
前記遊技状態制御部は、前記特別遊技状態を第1特別遊技モードと第2特別遊技モードを含む複数の特別遊技モードのいずれかで遊技進行可能であり、
前記第1特別遊技モードおよび第2特別遊技モードそれぞれには、前記第1種性能及び前記第2種性能が設定されており、
前記受付部は、前記第1特別遊技モードと第2特別遊技モードのいずれかを選択する前記遊技者による操作を、前記変更操作として受け付け可能であり、
前記第2特別遊技モードの前記第1種性能は、前記第1特別遊技モードの前記第1種性能よりも低く、
前記第2特別遊技モードの前記第2種性能は、前記第1特別遊技モードの前記第2種性能よりも高く、
前記第1特別遊技モードと第2特別遊技モードの選択は、前記特別遊技状態での遊技進行中に許容される、遊技機。 - 一般遊技状態と、前記一般遊技状態よりも遊技者によって有利な遊技状態である特別遊技状態とを含む遊技状態のうちのいずれかの遊技状態で遊技進行を実行する遊技状態制御部と、
遊技者の操作を受け付け可能な受付部と、を備え、
前記特別遊技状態には、特別遊技状態に関する性能として、互いに種類が異なる第1種性能および第2種性能が設定されており、
前記受付部は、前記特別遊技状態に関する性能が変更されるための変更操作を受け付け可能であり、
前記遊技状態制御部は、前記受付部が前記変更操作を受け付けたことを契機として、前記第1種性能を前記変更操作の受け付け前よりも低くし、且つ、前記第2種性能を前記変更操作の受け付け前よりも高くするように、前記特別遊技状態に関する性能を変更可能に構成されており、
前記遊技状態制御部は、前記特別遊技状態を第1特別遊技モードと第2特別遊技モードを含む複数の特別遊技モードのいずれかで遊技進行可能であり、
前記第1特別遊技モードおよび第2特別遊技モードそれぞれには、前記第1種性能及び前記第2種性能が設定されており、
前記受付部は、前記第1特別遊技モードと第2特別遊技モードのいずれかを選択する前記遊技者による操作を、前記変更操作として受け付け可能であり、
前記第2特別遊技モードの前記第1種性能は、前記第1特別遊技モードの前記第1種性能よりも低く、
前記第2特別遊技モードの前記第2種性能は、前記第1特別遊技モードの前記第2種性能よりも高く、
前記第1特別遊技モードと第2特別遊技モードの選択可能回数は、所定期間あたりに定められた上限回数まで許容される、遊技機。
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