JP7169553B2 - 樹脂製品の製造方法、樹脂製品製造システムおよび搬送装置 - Google Patents
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Description
以下、図面を参照して本開示の第1の実施の形態について説明する。図1乃至図6は第1の実施の形態を示す図である。以下に示す各図は、模式的に示したものである。そのため、各部の大きさ、形状は理解を容易にするために、適宜誇張している。また、技術思想を逸脱しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。なお、以下に示す各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。また、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値および材料名は、実施の形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用することができる。本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば平行や直交、垂直等の用語については、厳密に意味するところに加え、実質的に同じ状態も含むものとする。
次に、図2および図3により、第1の実施の形態による樹脂製品製造システムについて説明する。本実施の形態による樹脂製品製造システム1は、樹脂フレークFから樹脂製品を製造するためのものである。
次に、図4乃至図6により、このような構成からなる本実施の形態の作用、すなわち樹脂製品の製造方法について説明する。
次に、図7および図8を参照して第2の実施の形態について説明する。図7および図8に示す第2の実施の形態は、主として、樹脂製品製造システムが、固相重合された樹脂ペレットを貯留する貯留装置を備えている点が第1の実施の形態と異なるものである。図7および図8において、第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、図7により、第2の実施の形態による樹脂製品製造システムについて説明する。図7に示すように、樹脂製品製造システム1Aは、樹脂フレークFを供給する供給装置2と、供給装置2から供給された樹脂フレークFを加熱することにより除染された溶融樹脂R1を作製する除染装置3と、除染装置3によって除染された溶融樹脂R1から樹脂ペレットPを作製するペレット作製装置10と、樹脂ペレットPを結晶化する結晶化装置15と、結晶化された樹脂ペレットPを固相重合する固相重合装置20と、固相重合された樹脂ペレットPを用いて樹脂製品を成形する射出成形装置(成形装置)30と、固相重合された樹脂ペレットPを貯留する貯留装置120と、成形装置30と貯留装置120との間で樹脂ペレットPの搬送方向を切り替える切換部130とを備えている。また、樹脂製品製造システム1Aは、第1の実施の形態と同様に、搬送装置25、攪拌装置M(図3参照)、型締装置(金型保持装置)44を更に備えている。
次に、図8により、このような構成からなる本実施の形態の作用、すなわち樹脂製品の製造方法について説明する。
1A 樹脂製品製造システム
2 供給装置
3 除染装置
10 ペレット作製装置
15 結晶化装置
20 固相重合装置
25 搬送装置
30 射出成形装置
40 金型
41 キャビティ
44 型締装置
120 貯留装置
122 冷却部
130 切換部
F 樹脂フレーク
M 攪拌装置
P 樹脂ペレット
R1 溶融樹脂
R2 樹脂
Claims (14)
- 樹脂フレークから樹脂製品を製造するための樹脂製品の製造方法において、
樹脂フレークを除染装置に供給する工程と、
前記除染装置に供給された前記樹脂フレークを加熱することにより除染された溶融樹脂を作製する工程と、
前記溶融樹脂から樹脂ペレットを作製する工程と、
前記樹脂ペレットを結晶化する工程と、
結晶化された前記樹脂ペレットを180℃以上220℃以下の温度に加熱しながら固相重合する工程と、
固相重合された直後の前記樹脂ペレットを140℃以上220℃以下の温度に維持した状態で成形装置に搬送する工程と、
前記成形装置に搬送された前記樹脂ペレットを用いて樹脂製品を成形する工程とを備え、
前記成形装置に搬送する工程において、前記樹脂ペレットは、搬送装置の搬送部内を通過し、
前記搬送部内の表面に、前記樹脂ペレットとの摩擦を低減させるための凹凸が形成されている、樹脂製品の製造方法。 - 前記成形装置に搬送する工程において、固相重合された直後の前記樹脂ペレットを、140℃未満に冷却することなく、140℃以上220℃以下の温度に維持した状態で成形装置に搬送する、請求項1に記載の樹脂製品の製造方法。
- 固相重合された前記樹脂ペレットを貯留装置に搬送する工程を更に備え、
固相重合された前記樹脂ペレットは、切換部によって前記成形装置と前記貯留装置との間で搬送方向を切り替えて搬送される、請求項1または2に記載の樹脂製品の製造方法。 - 前記固相重合された前記樹脂ペレットを貯留装置に搬送する工程において、前記樹脂ペレットは、40℃以上120℃以下の温度に冷却される、請求項3に記載の樹脂製品の製造方法。
- 前記貯留装置に搬送された前記樹脂ペレットを用いて樹脂製品を成形する工程を更に備える、請求項3又は4に記載の樹脂製品の製造方法。
- 前記成形装置に搬送する工程において、攪拌装置によって前記樹脂ペレットを攪拌する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の樹脂製品の製造方法。
- 樹脂フレークから樹脂製品を製造するための樹脂製品製造システムにおいて、
前記樹脂フレークを供給する供給装置と、
前記供給装置から供給された前記樹脂フレークを加熱することにより除染された溶融樹脂を作製する除染装置と、
前記除染装置によって除染された前記溶融樹脂から樹脂ペレットを作製するペレット作製装置と、
前記樹脂ペレットを結晶化する結晶化装置と、
結晶化された前記樹脂ペレットを180℃以上220℃以下の温度に加熱しながら固相重合する固相重合装置と、
固相重合された直後の前記樹脂ペレットを140℃以上220℃以下の温度に維持した状態で搬送する搬送装置と、
前記搬送装置によって搬送された前記樹脂ペレットを用いて樹脂製品を成形する成形装置とを備え、
前記搬送装置は、前記樹脂ペレットが通過する搬送部を少なくとも有し、
前記搬送部内の表面に、前記樹脂ペレットとの摩擦を低減させるための凹凸が形成されている、樹脂製品製造システム。 - 前記搬送装置は、固相重合された直後の前記樹脂ペレットを、140℃未満に冷却することなく、140℃以上220℃以下の温度に維持した状態で前記成形装置に搬送する、請求項7に記載の樹脂製品製造システム。
- 固相重合された前記樹脂ペレットを貯留する貯留装置と、
前記成形装置と前記貯留装置との間で前記樹脂ペレットの搬送方向を切り替える切換部とを更に備える、請求項7または8に記載の樹脂製品製造システム。 - 前記貯留装置は、前記樹脂ペレットを冷却する冷却部を有している、請求項9に記載の樹脂製品製造システム。
- 前記冷却部は、前記樹脂ペレットを40℃以上120℃以下の温度に冷却する、請求項10に記載の樹脂製品製造システム。
- 前記成形装置の上流側に設けられ、前記搬送装置によって搬送される前記樹脂ペレットを攪拌する攪拌装置を更に備える、請求項7乃至11のいずれか一項に記載の樹脂製品製造システム。
- 前記成形装置は、前記樹脂ペレットを用いて射出成形する射出成形装置であり、前記樹脂製品製造システムは、前記射出成形装置から射出された樹脂が充填されるキャビティが形成された金型を保持する金型保持装置を更に備える、請求項7乃至12のいずれか一項に記載の樹脂製品製造システム。
- 請求項7乃至13のいずれか一項に記載の樹脂製品製造システムに用いられる搬送装置であって、
固相重合された前記樹脂ペレットを140℃以上220℃以下の温度に維持した状態で搬送する、搬送装置。
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